はてなキーワード: 純愛とは
2週かけて傑作アニメを2本、ほぼ毎日各1話ずつ見るというのは、十分贅沢に含まれると思うのだがどうだろう。
なんでそんな事になったのかは今でもよくわからないが、とにかくゾンビランドサガとケムリクサを同時並行で見始め、昨日見終わった。
てか、リアルタイムで話題になる程度に人気だった両作を、1~2シーズン遅れで見ることになった理由の一端は、半年前にこれまたふと始めたアズールレーンに、通勤時間と家で起きている時間の多くを取られたことにあるのは間違いない。
現代人のオフタイムはアニメ・ゲームがごたまぜになって、ユーザ時間の取り合いでしのぎを削るという現実の証左かも知れない。
ちなみにアズレンもずいぶん遅れて始めたあたり、自分が筋金入りの流行遅れなのは確かである。
ともかく、熱心にやりこんでいて気がつけば寒さも緩み、お陰様でゲームも9章まで行って個人的に一段落したタイミングで、魔が差したかのように上述のアニメに見入った次第。
その感想を一言で言い表すなら、とにかくすげー疲れたに尽きる。
出遅れて見始めたアニメを一気見する人は多いと思うが、傑作の理由の1つである密度の濃い作品を、しかも全くジャンルが違う作品を2つ立て続けに見るのは、相当にエネルギーが要ることを思い知らされた。
もちろん、仕事の疲れや駄作につきあわされる徒労に比べたら、遥かに心地よい疲れだったが。
むしろめったに出来ない贅沢な経験という意味で、ここまで素晴らしく心地よい疲れを提供してくれてありがとうと言うべきかも。
なんでゾンビランドサガを見ることになったのかは、今以てよくわからない。
わからないが、当初は物凄い事故に遭ったかのような衝撃、いや笑撃だった。主人公もいきなり衝撃を受けて死んだわけだし。
マジで冒頭の軽トラ、あれ初見で笑わない人なんているのだろうか。
興味はあれど全く楽しむ気ゼロの状態で見て、それでも初っ端から声を上げて笑った作品なんて、もしかすると、ハルヒのみっくるんるん以来かも知れない。
ちなみに2周目もう1回あのシーンを見たら、今度はしっかり悲しかったので一安心である。本来人が死ぬのは悲しいことだし。
さすがは傑作。
ただし、じゃあ2018年のアニメとして、宇宙よりも遠い場所やゆるキャン△、はたらく細胞より凄いかといえば、そこは微妙。
気になったのはラスト3話。ラブライブ!第1期でやらかしたことまんまじゃねーか。
ラブライブ!でもラスト3話は当時から評価が微妙だったのに、また繰り返すってどういうこと?
問題は、あの話を描くことで主人公さくらのファンが増えるのか?という疑問。
この展開の先行者たるラブライブ!で主人公の高坂穂乃果は、件の展開が原因かはわからないが、特に女性ファンからの人気がワーストだったと聞く。
ゾンビランドサガの源さくらは、そこら辺どうなるんでしょうね?
でも、それ以外は本当に面白かった。
1話からどんどん盛り上がるその勢いは、間違いなく2018年アニメでは最高のアツさだったと思う。
そして一番の山場が中盤の6話7話。アイドル経験者の純子と愛、pixivでは純愛コンビと言われている2人のエピソード、まさかアイドルアニメで「尊い」気持ちにさせられるなんて思ってもみなかった。
特に純子の可憐なルックスにお淑やかな喋りと、低くパワフルな歌声のギャップにはやられた。
対する愛の、今となっては懐かしいゼロ年代JKなルックスとキャラに、種田梨沙氏のキャスティングは本当に見事。
無理矢理まとめるなら、これは正しくラブライブ!2.0になるかもと思った(サンシャイン何それ美味しいの?)。別にそれが一番言いたいことじゃないけど。
ともかく2期は見逃せない。今から楽しみにしておこう。
けもフレという「他人の褌」から決別し、ケムリクサを作ったたつき監督はまさしく天才現るという形容が相応しい。
たつき監督の作風の根幹は優しさであるとは各所で言われてきたが、その真骨頂は会話劇だろう。
どうやったらこんなに、不快なキツさのない会話が展開できるんだ?と思わずにいられない。もはや異能という他ない。
赤い木の発端も、その根っこには真剣な想いが流れていることを、誰の言動にも怒りを感じることなく見進められたのは、今振り返るととんでもない完成度と言わざるを得ない。
てか、個人的にはこういう展開を途中で白けず、逆にかなり真剣に見入ってしまったのは、実は色々アニメを見てきて初めてかも知れない。ちゃんと作られてれば面白いんだね。
もちろん、絵も素晴らしい。
物凄いディストピア感溢れる世界なのに、不思議と見ていて退屈だったり辛かったりというのがない。
これまた逆に「ここって、元々こういう場所かな?」と思いを巡らせたのだが、これも個人的には滅多にないことである。
そこに来てラストのあの光景、まさに「驚きの白さ」であり、絵だけで喜びと安らぎが余すことなく表現されていたと思う。
ちなみに最終回といえば最後の歌、エモかった。あんなに歌が神々しく聞こえちゃっていいの?みたいな。
というわけで、たつき監督が未来の宮崎富野押井レベルに到達するまで、頑張って生きてみようと決意した次第。
宮野真守氏・野島健児氏ともに、あんなに難しい人物を完璧に演じていた。
どちらも一歩間違えれば、かなりサムい、イタいキャラになりかねないし、そうなったら作品としておしまいと言っていいくらい、物語上重要なポジションである。
風立ちぬ見たんだけど、いや何回見ても宮崎駿が描く純愛ってキモい。
よくもまあこんな中学生みたいな頭の中身で大人になったもんだ。
男は仕事!妻が死にそうでも仕事は休みません!みたいなセリフ、21世紀によく出せるよなw
今時は喫煙シーンカットなのに、煙草モクモクのシーンばかりだしw
世間と迎合する気どころか、他人のことなんかまったく考えてないだろ。
うつ病の人を主役の声に抜擢するとか、本人にとっても周りにとっても迷惑でしかないだろ。
断言するけど、さかなクンより振り切れてる。
さかなクンは他人にも明るく朗らかで優しいけど、宮崎駿はまったく思慮がなさそう。
庵野が下手くそと罵倒されながら何度も何度も録りなおしさせられてるのが目に浮かぶけど、そんなの最初から予想出来るけど、まったく思慮してない。
鬱なんか気合が足りないだけ、くらいに思ってる。
真面目な性格で、歳上の人からは男女関わらずかわいがられることも多い。息子や弟を見ているような気持ちなのだと思う。
その一方でエロいことが好き。アニメやゲームが好き。女の子が大好き。こういった面は基本的に表に出さずに生活している。
相手の女の子とは街コンで知り合った。歳は近く、僕のほうが少し上。
街コンのあとに相手から連絡を貰った。僕も相手のことが気になっていたので会う約束を取りつけた。
2度会った。2回とも夜に飲み会をした。気が合い、人見知りな僕にしては話も盛り上がったほうだと思う。
でも、エロい話やオタク趣味の話はしないままだった。切り出し方もわからないし、引かれるのが怖かった。
飲んで食べてと楽しみつつも、僕の頭の中はエロい妄想が広がっていた。
そして3度目、昼間におでかけをしたいね、と話していたが、また飲み会の約束になった。
この時、僕はある覚悟をしていた。「今回こそセックスしたい。ホテルに誘おう」と。
1度目も2度目も漠然と抱いていたスケベ心だが、3度目では明確な野望になった。ホテルの場所も調べた。
というのも、お互いの仕事の都合で距離が離れ、今ほど気軽に会えなくなるため、ただの飲み友達からステップアップしたかった。
手をつなぐ、でも、付き合う・キスする、でもなく、セックスを目標に置いたのは、チンコに脳みそを支配されていたから、とでも思うしかない。
3度目の飲み会もつつがなく進行した。前回前々回と同様に話も盛り上がった。「気が合うよね」なんて話もした。エロの話はしなかった。
そして店を出たあと、僕はおもむろにホテルがある方向へ歩き出した。相手は訝しがって僕に尋ねた。
どのように答えたか正確には覚えてないが、「2人になりたい」「"そういうこと"をしたい」などと言ったと思う。今思えばとても気持ち悪い顔をしていただろう。
彼女は拒否した。拒絶した。「怖い」と言った。強制するつもりなんて全くなかったし、すぐに引き返した。
彼女は「そういうのは飲み以外でなにかしてからがよかった」と言った。僕もそのほうがいいかもしれないと思った。
僕はとにかく謝った。情けない言い訳をした。よく覚えていないけれど。
後日、改めてLINEで謝罪した。そして「もしよければまた会って欲しい」と言った。
彼女は「気にしないで」と言いつつも今後についてはNOを示した。当然だと思った。
正直なところ、僕が相手のことをどれくらい好きだったかはわからない。でも、普通にかわいい人だったし、気も合った。何より、僕に興味を持って接してくれていたと思う。
生まれてから今まで20年余り、異性からの好意を実感したことのない僕は完全に舞い上がっていた。
もし彼女が僕に好意を抱いているのならそれに応えたい、好意を確かめ合いたいと思った。
しかし、抱いている好意の性質は男女で、というより僕と彼女とで大きく違っていたらしい。
ここまで読んでわかってもらえる気はしないが、決して体目当てだったつもりはない。
エロは大好きだけど1番好きなジャンルは「カップル」とか「純愛」とかそういったものだ。これを読んでくれている人も、そして彼女もそんなこと知ったことではないというのはわかる。
冷静になったいま思い返すと、あそこまで思考がエロに支配されていた自分とその言動が本当にこわい。
今まで誰とも付き合ったことがないこと、離れ離れになることで焦る気持ちもわかるけれど、ここまで急くことはなかったと今なら思える。
ああしておけばよかった、こうすべきだった、と毎日後悔し続けている。
しっかり反省し、次に女の子と仲良くする時はもっとうまくやろう、と思いつつ、彼女の気持ちをグチャグチャに踏みにじり、踏み台にしているようで、そんな自分の思考をとても醜くおぞましいものに思う。
言ってしまえば自己啓発本なんだけど、迷ったときは困難なほうを選ぶなど強烈な生き方を掲示されていて読みながらドキドキして心拍数の上がる本。ただ僕は岡本太郎のようには生きられなかった。
木村政彦、力道山だけでなく柔道を中心とした近代格闘技史がよくまとめられていて、そのへんに興味があるならうってつけ。なぜブラジルで寝技中心の柔道が残ったのかとか。連載時から読んでいて、外伝も買ったが、連載時にのっていた弱った動物園の象を治療のために大学に連れてきて、結果治療が失敗しましたので埋葬しときました、と言って食べちゃった話は酷すぎたのかさすがに削除されていた。
高野氏はアヘン栽培を調査しようと現地の村に1年滞在して、自分もアヘン中毒になっちゃうとか、かなりおかしな作家なんだけど、東京に住む外国人の交流という氏の中でもっとも普通のテーマで書いたこの本をベストにあげたい。異国で暮らす外国人の視点に考えさせられたり、素直に感動させられたりする。移民や外国人実習生などの問題もあるなか広く読まれてほしい。
賛否両論あるが、普通の人がドラマの純愛みたいな恋愛を真似するとキモいってことをわからせてくれる本。恋愛において後悔先に立たずなので早く読んどいたほうが良い、と大学生の自分に言いたい。
食文化史というのに興味があって何冊か読んでいるが、その中でも名著。食文化の地域差は結局気候によるのだが、そのへんが極めて論理的に説明されている。他にも「人とミルクの一万年」なんかも面白かった。
一体なんの作品ってゾンビランドサガの話なんですが、まずはライブお疲れ様でした。
いろいろ二次創作界隈の扱いをみて嫌いでは無いけど、純粋に見られなくなったお話を愚痴として書こうと思いますが、紺野純子×水野愛のコンビがお好きな方で、二次創作のように二人がイチャイチャする関係性を好む方はブラウザバックを強くお勧めします。
さて、大丈夫でしょうか?
ゾンサガの二次創作のうち全体の6~7割方が純愛コンビ物で、二人が恋人のようにイチャイチャしてるのはまだ良いのですし、純子の身体が他人のパーツを合成してできたみたいな話もまだ許せるのですが許せないのが、かなりの割合で愛の頭の花飾りがポップコーンのように炸裂しながら「純子かわいい」みたいな純子age要員に使われるオチが非常に多いんです。
もちろん逆も有るのですけど、一般的に愛から純子に対しては、ポップコーン炸裂させながら余裕が無い感じで「かわいい」と言うのに、純子→愛は余裕綽々で「かわいい」という感じでヘタレキャラ扱いされているのです。
さらには純子絡まなくても焼肉好きを弄られたり二次創作愛は全体的に弄られキャラ扱いされてるのですけど、そのうち「水野愛は無能なコメディリリーフ」みたいな認識が一般化して公式に逆輸入されるんじゃないかと不安に思います。
本来、フランシュシュって「時代も性別も世代も超えて」伝説を築き上げたもの立ちが集まってお互いに助け合うって話なんだから7人に序列は無いはずなのですけど、暗に純子>愛みたいな序列づけがされてるようで気に入りません。
これは公式への愚痴にもなるのですが、純子は河瀬茉希さんの歌唱力という説得力に裏付けされたけど、愛は特にダンスが自信ありというのに、コーチ役としての役割以外にダンスが凄いって描写が無かったり、「死んだから伝説になれた」と言わんばかりの劇中の追悼サイトもあったり、純子はほぼ独白頼みで想像に任せきりで生前の活動実績は愛と比べて想像の余地も現時点では大きくて、微妙に公式からも愛sageみたいなものがあるような気がするのですが邪推しすぎなのかな?
そもそも、純子の生前の芸能界の立ち位置って視聴者のうちの少なからぬ人がまだ権威のあった時代のレコード大賞をもう取ってて松田聖子と中森明菜と山口百恵を足して三で割らない凄い人みたいなイメージをされてて、愛が前田敦子(インタビューでもモデルと公言された)って感じで、松田聖子+中森明菜+山口百恵とマエアツならどっちが芸能人としての格が上かと聞かれたらそりゃ殆どの人が前者と答えるよねって感じで、対等感が無い感じがするんです。
初の九州ツアーに行く途中に夭折したんのだから、公式の想定した立ち位置ってもしかして本当に火を付けただけで、(昭和)アイドル好きからは神格化されたけど一般的な知名度があまりない知る人ぞ知るみたいな立ち位置なのかもしれないけど、そのあたりの描写が無かったんですよね。 まあ、多分知名度は全局ゴールデン制覇をして、東日本大震災の年にそのまま死んでさほど時間も経ってないリリィが一番上だと思うのですけど。
どうも、二人はライバルなのかな?とも思ったのですが、よくよく考えたら6話の喧嘩を除けば、意地の張り合いもする事もお互いに競い合う訳でも無い。巽から「お前は昭和のアイドルのままでいい」(要約)と言われた時点で、同じ目標を共有することはあれど、「競う」関係ではなくなったと個人的には思います。
そもそもステージ以外で絡んだのって10話でイノシシ捕らえたときにハイタッチした程度で、7話以後純子が愛をどう会話しているのかまだ解ってないくらい会話してないですよね。
最初の頃は同じ芸能界のアイドル同士って事で一緒に抜け出そうとしたり、ゲリラライブには参加しなかったりしてましたけど、純子はさくら、愛はサキの方が気が合う感じがするんですよ。現代の風俗を愛に聞くってそれこそ二次創作でよく見るシチュエーションですけど、実際には芸能界の事を除けばむしろ最終回後ならさくらに話しかけるんじゃないかなと思うのです。
ライバルじゃ無く以心伝心で伝え合える戦友だから良いと言われるかも知れませんが、それだったら7人全員がそう有るべきでしょう。
結局、純愛ばかり二次創作書かれるのってさくらやサキが方言キャラで、リリィが男の上にロリキャラだからてっとり早く描けるキャラなんでしょう。でも、それってキャラのガワだけはりつけたハリボテですよ。
ちゃんと見てたらそこまでイチャイチャするような関係じゃないと思うのですが、まあ、どっかのガルパンのケイダジとかまほチョビとかのように劇中一度でも会話も交わしたかも怪しいカップリングがあるくらいですから、それに比べたら遙かに接点はあるでしょうが、イナゴのどこか二次創作なんですか(純子風)
どこぞのけものなフレンズのように裏事情ヲチや推測の方が面白いコンテンツに成り下がったってなら幾らでも他界もしますが、最初は燃料不足と最終回ロスでむさぼるように二次創作を読んでたのですが次第に、描き手は違えとやってることが殆ど同じチュチュイチャイチャばかりなのに違和感を覚えて、今では不満のほぼ8割は二次創作の風潮が嫌いなだけなので嫌いになれない苦しみこれが一番辛いです。
今日セフレとちゃんと切れてきました〜やった〜これで真人間に一歩近づけた気がする嬉ぴぴ〜セフレ何人もいる人でもめっちゃ真人間いるけどね あれなんでだろ 切り替え上手だよね めっちゃすげ
https://anond.hatelabo.jp/20161117004338
私この人です
厳密に言えば私のことを友達に書いてもらっただけだけど
あれ投稿してもらって、若干バズったっぽくなったときに話に出てくる若手俳優とのんでたからなんか罪悪感すごかった 純愛片思いみたいな感じでぼやっとしとくべきだったな〜って
結局連絡しちゃってーの また舞台見に行きだしーの パトロンになりーの セフレになりーの でした!簡潔にまとめると!
実際連絡したときはマネージャーさんとかが出るんだろうな 変な人出て話のネタにでもなったらウケるって思ってたけど、本人出たときは個人情報ってお金で買えるんだなって思って事務所疑った
まあそのまま繋がっちゃったのは私の理性の無さと推しの顔の良さが罪だ〜いや、私のせい10割だなあ
その後一応対価をお支払いしたつもりだけど、好きな顔見ながら飲むお酒は美味しかったし好きな顔見ながら買い物するの、ほんっとうに楽しかったです、ありがとう!
題名の通り
僕は男
百合っていいな
どんな作家さんいるんだろう
それで思ったんだけどこれあれだな
男向けじゃないな
で、昨年離婚した。
結婚生活が長すぎて好きな人との出会い方も他の女性との接し方も忘れた。
娘とも今後、手をつないで一緒に美術館に行くようなこともない。
嫁とはとっくに別居していたから、
もう随分、手を繋いで一緒に歩くようなことはしていないと気がついた。
ただ、手をつないで一緒に歩いたり、同じものを見て感想とか言いたい。
そんな他愛もない時間を共有できる人は今後、現れるのだろうか?
性欲とかより、そんな異性に対して中学生みたいなことになってる。
我ながら情けない。
・憑依もの(女性に精神だけ乗り移る。入れ替わりもの等も含む)
・先天性性転換もの(主に女性向け二次創作に存在。男性キャラを女体化するが、当該物語世界では最初から女性であるという設定にする)
後天性性転換ものも細かく分けていけばいくつものジャンルがあるけど、「自己肯定感が低い人」が特にハマるのは恐らく精神的にも女性化していくもの、特にその過程がしっかりと書かれているものだと思う。
最初からヤる気満々の女体化だとか何の葛藤もなく女性になる作品はどうでもよくて、きっかけが純愛だろうがレイプだろうが葛藤を経て徐々に精神が女性化していくもの、つまり当初保っていた男性性を塗りつぶして女性性に入れ替わっていく過程こそが後天性性転換ものの醍醐味。
インド映画ってバーフバリに代表されるようなダンス&アクション&(キスシーンも許されない宗教性による)純愛っていうイメージだった
バジュランギおじさんなんていうオモシロ邦題からそういうハジけ方を期待して観に行ったんだけど全然内容違ったよね
結論から言ってこの作品は取り敢えず見ろ、溢れ出る感情をそのまま曝け出してこいって感じ
ご都合主義ではない現実的なストーリーテーリングが最後のほんのちょっとの奇跡を許してくれるそんなストーリーだった
大まかに言って
1.主人公パワンの人となり
2.チャーンドの加入による変化
3.迷子を送り届けたその後
1.主人公パワンの人となり
主人公のバジュランギおじさんことパワンは、日本人的感覚(無宗教もしくは八百万の神が暮らす神霊信仰)としてはあまりにも愚直なおっさんである
まるで子供のように正しい事を正しい事として、ハヌマーンへの誓いである「嘘をつかず正々堂々」を貫こうとする
子供に好かれる姿や婚約者(とヒンドゥー的に言っていいのかわからないが)ラスィカーとの信頼関係など人との関係から彼がいかに"イイ奴"なのかがはっきりと描写されていく
そんなおっさんが密入国という手段でもって少女を家まで送り届けようとするわけだが初っ端から「嘘をつかず正々堂々と密入国」というオメェ何言ってんだ?という展開から始まるのだ
もうその時点で視聴側は「あ、絶対この人色んな所で損するやつだ」と今後の展開を察しちゃう
期待を裏切らず"正しい事を正しい事として"(法律上の)罪を敢行する姿はまさに愚直と言っていい
少なくとも嘘も方便であるとか思いやりの嘘だとかそんな当たり前の事すら出来ず、なんやかんやで勾留される姿は愚かで真っ直ぐとしか表現できない
愛すべき、失ってほしくない、周囲が守ってやりたい、そんな愚かで真っ直ぐな姿がそこにある
2.チャーンドの加入による変化
そんな姿を見てもう一人のおじさんであるチャーンドが加入し、以降は彼が嘘を担当していく
その嘘によってハプニングが起きるのもパワンの"正しい事を正しい事として"のスタイルを肯定する要素として効いている
中盤に「ついに嘘をついたな」とチャーンドが茶化すシーンも序盤の流れをうまく利用してパワンの正しさと変化・成長を示唆している
とはいえ正しいだけでは実際何も解決せず、同情し手を貸してくれる人々の手助けも虚しく迷子の家は見つからない
そんな当たり前で現実的な流れの中で神頼み的な展開になるのだが、元からおじさんは「ハヌマーンが導いてくれる」という姿勢なので唐突性も「都合のいい時だけ神神言いやがって」感もないのだ
そしてハヌマーンか、はたまたアッラーかの導きにより家が見つかる細い糸のような手掛かりにたどり着くわけだが、コメディ以外でのご都合主義な展開はここが作中唯一の部分である
唯一であるが故に、おじさんが信心深く正しかったが故に、このご都合主義が正しく"導かれた"ように映るのが本当にシナリオの計算高さを感じるのだ
更に言うならこの導きは細い糸のような手掛かりであり、その手掛かりをモノにしたのはあくまでおじさん達の行動によるものなのだ
決して奇跡が起きたわけではなく人事を尽くして天命を掴み取った結果をご都合主義とは呼ぶまいという事である
3.迷子を送り届けたその後
中盤でパワンは「自首してテレビに映ることで迷子を見つけよう」とさらっと言い出すのだが、そもそも密入国だったわけで迷子は送り届けられるが無事逮捕と相成る
大事になった手前、収まりがつかないからか彼をスパイということにしたい軍?警察?上層部だが、チャーンドの「そら当然そうするわな」という当たり前の行いにより民衆の声が動き出す
この民衆の声は本作を観ている視聴者の声をそのままに代弁してくれる舞台装置であり、その後の展開を作り出す「そらそうなるわな」という舞台装置でもある
正に最後まで"正しい事を正しい事として"貫いた結果を描ききった傑作である
現実において正しい事をした奴が必ず報われるなんてことはない
"正しい事を正しい事として"貫いた結果、損をしただけなんてこともザラだろう
だからこそ数多の主人公たちのようにおじさんたちの姿が輝いたのだが、本作の素晴らしい所は一貫して自然であったことだろう
眼の前に困っている人が居れば手を差し伸べようとする
現実は出来すぎた偶然なんか起きない
そんな当たり前の事が当たり前のままに進み、そして"導き"によって得た機会を掴み取るという自然な展開こそが本作の素晴らしさだ
パワンという非現実的な愛と誠実さに溢れたおじさんが居なければ起き得なかった旅
チャーンドが共感し行った「自分の立場ならそうする」という当たり前の行動なしには起き得なかった結末
当たり前の行動によって心動かされた民衆の現実的な愛によって起き得た無理を通す力
ご都合主義や奇跡に頼らず人が人として愛をもって行動した結果の物語、是非ともご覧頂きたいものである(上映時間159分だそうです。長ェ)
性欲が弱い女性はわりといて、もとから弱い人もいれば抑圧、疲労の場合もある。「面倒くさいからしたくない」の理由を女性たちにインタビューしてみたい / 妻が夫との行為を拒む理由|渡辺ペコ「1122」 https://t.co/jRFD3trP5o— ぱぷりこ:漫画『妖怪男ウォッチ』発売中 (@papupapuriko) 2017年6月12日
純愛?偏愛? はみだし者たちの任侠エンタメ『来世は他人がいい』 | FRIDAYデジタル https://t.co/BybGQ1lcDp— FRIDAYデジタル (@FridayDigi) 2018年12月13日
【コミック】
ついに2019年版『このBLがやばい!』でました!
一位は『ラムスプリンガの情景』
おめでとうございます🎉😃
二位の10ダンスもいまの期間は28-1BL棚前にて展開しております⭐ pic.twitter.com/Z6Ichc9HhF— 有隣堂ミウィ橋本店 (@yurindo_hashimo) 2018年12月12日