はてなキーワード: ペーパーテストとは
勤務が途切れることは勿論だが、出産には母体の死亡リスクも常に付き纏う。
ペーパーテストの成績順に女性を雇用したり昇進させるのなら、企業はそのリスクを加味して雇用をしたいと思うだろう。
10人採用する予定で試験を行ったところ上位9名が女性だった場合、能力だけで判断すると男女比1:9とするだろうが、おそらく企業側は3:7ぐらいに調整するのではないだろか。
自分の話がズレている気もするが、言いたいことは「下駄は当事者にとってはたまったもんじゃないが、それ以外の人にとっては 喜ばしい結果になっているのではないか」ということだ。
男子学生と女子学生を、学生時代の学業や研究内容、ペーパーテスト、面接のうちの簡易的に単純に数値化できる評価項目だけで並べていくと、上位は女子学生ばかりになる。業界としては旧態依然の男ばかりの業界なので、実際にそんな極端な採用ができるわけではなくバランスが悪すぎるので、男子学生の数名に下駄をはかせることになる。
そういうアファーマティブ・アクション的な、社会の構造に阿る形でうっすら性差別をまとった配慮によって入社した男性社員が、優秀に育たないわけでもなく、それなりに使えるヤツになったり、あーあやっぱり駄目だなぁどうするべか、と色々な方向に変化していく。会社が用意している教育環境や配属が上手くいかなかったせいなどもあるわけで、社員自身だけの責任に帰するつもりはまったくなく、そして「できるヤツ」になったり「ダメなやつ」になったりする比率に、大きな性差は無いようにも思う。個人的な観察による観測範囲ではあるが、まぁ、せっかく実力ではない部分で嵩上げしたのだからもうちょっと、知識を得る努力でどうにかできる分ぐらいは、どうにかなってほしいよな、という気は正直しないでもない。
米国で用いられているアファーマティブアクションは、社会構造的に不利な条件にある人種や性別に関しての配慮ではあるが、本邦においては逆。
「子供には興味のあることをとことんやらせてあげましょう」みたいな物言いを最近よく見かけるようになったが、正直甘いなーとか無責任だなーとか思ってしまう
年頃のガキにそんなこと言ったら一日中スマホゲーで遊ぶだけだろ
しかも俺なんかガキの頃からゲームやってても、それがどのように動いているのかとかプログラミングとか、別に興味湧かなかったからな
ゲームはゲームだし動きゃいいんだよとしか思えなかったし、高難易度をクリアしたりやり込みに走ったりする根性もなかった
後にプログラミングがすげーできる人と知り合ったこともあり、「もうこういうのは数学とか向いてて頭いい人に任せよう」というしょうもない結論にしかならなかった
確かに何か凄いことをやっているのはわかるが、自分で手を出す気にはなかなかなれない
今で言うところのRTA動画なんかを見ている感覚に近いものがあった
要するに自分にはゲームに限らず、何かを極める才能も意欲も向上心もなかったのである
それらがある奴にはそういう育て方がいいんだろうし、実際そういう奴は適切な環境を与えられればどんどん知識や技術を身につけていくのだろう
というかそもそもそういう一握りの奴以外には言ってないんだろうというのももちろんわかる
だいたい親というのはどいつもこいつもうちの子だけは特別と思っている生き物なのである
父は発達障害でありながら、自覚なく、適切な訓練も受けずに生きてきたため、
人からバカにされ、疎まれ、罵倒されるだけの人生を過ごした影響で、人生と他人に決して解消されない強い恨みを抱いており、
反撃しないことが明らかな家族にだけ、酔った勢いで呪詛の言葉を投げ続ける人生を送った
ストレス解消は酔っ払うことと、家の中で暴言を吐きまくることで、
すべての忠告が自分への攻撃に聞こえているらしく、酒を控えろとか、趣味を見つけろとか、外のコミュニティで友達を作れとか、
建設的な生活改善のアドバイスにも、やらない言い訳と進言する家族への罵倒が返ってくる
家族ながら、もはやこのおっさんが救済不可能であることは確定的に明らか
ペーパーテストだけかろうじて平均レベルの知能があるため、本人は自覚していないが、
今はまだかろうじて日常生活を送れるだけの節度を保っているが、今後は加齢とアル中の進行により急速に生活が崩壊していくだろう
根本的な対応なんか取れないから、表面的な対応として「アファーマティブ・アクション」取ってるだけだろ。
政治なんて「平等っぽさ」や「正当っぽさ」を打ち出してるだけで、本気で「平等」なんか目指してるわけじゃないのは見てたら分かるじゃん。
それに、ハーバードから人種関係なく云々で起きた問題は、文化資本と社会関係資本による問題が大きいから、年収逆比例の加点なんか効果がない
あと蛇足だけど、点数の問題云々で言えば、今アメリカとかで問題になってるのは北東アジア系による高級ポストの占領、白人の優位性をペーパーテストによって正当化をしてた現状があるなか、北東アジア系によるペーパーテストでの好成績と進学先の占領が問題になってて、白人が優位になるルールをなんとか考えられないかアメリカ社会は四苦八苦してるところなんだよね。
結局は「白人優位」のためのシステムであって、「平等を謳ってる白人も本当の平等なんか目指してない」ってことは平等を本気で考えてる白人の活動家が散々指摘してる。
取材にいって記事を書くんだが、イベントが死んじゃったから仕事もない。
一人暮らしだが持ち家なので家賃はかからないが、質素に暮らしたところで水道光熱費食事奨学金の返済etcで月に10万は飛ぶ。
まあ働かなくとも向こう半年〜一年はなんとか生きていけるだろうが、ジリ貧は避けられない。
仕事はこの騒動が落ち着いたら少しは戻るとしても、先が見えないからとずっとゴロゴロしているわけにもいかない。とりあえずアルバイトに行こうかとも考えたが、今スーパーやコンビニで1から働き始めるのはリスクも高いしなあと足踏みしている。遺伝的な持病も怖いし。
となると自粛期間、何をしたらいいんだろう。資格を取るための勉強?学生時代、ペーパーテストだけはできたが、特に得意な分野はない。いっそ現役とは違う分野の通信大学にでも入り直して勉強するべきか?うーん。(金のかからない)趣味はないし、とにかく不安になるばかりで何か動きたいんだけどな。
取材にいって記事を書くんだが、イベントが死んじゃったから仕事もない。
一人暮らしだが持ち家なので家賃はかからないが、質素に暮らしたところで水道光熱費食事奨学金の返済etcで月に10万は飛ぶ。
まあ働かなくとも向こう半年〜一年はなんとか生きていけるだろうが、ジリ貧は避けられない。
仕事はこの騒動が落ち着いたら少しは戻るとしても、先が見えないからとずっとゴロゴロしているわけにもいかない。とりあえずアルバイトに行こうかとも考えたが、今スーパーやコンビニで1から働き始めるのはリスクも高いしなあと足踏みしている。遺伝的な持病も怖いし。
となると自粛期間、何をしたらいいんだろう。資格を取るための勉強?学生時代、ペーパーテストだけはできたが、特に得意な分野はない。いっそ現役とは違う分野の通信大学にでも入り直して勉強するべきか?うーん。(金のかからない)趣味はないし、とにかく不安になるばかりで何か動きたいんだけどな。
オタクとしてステレオタイプにイメージされやすいパソコンへメチャクチャ強く、漫画アニメゲームが大好きで、それがこうじて同人ゲームを作っちゃうような俺は日々充実したオタクライフを送っていた。
結婚なんて縁がないものと中学生の時点で既に気付いていたので、ドールを理想的な容姿にして愛でていた。ドールへ自分好みのミニスカ履かせようがホットパンツ履かせようが誰にも迷惑かけじゃん?
そんなある日、子供部屋おじさんだった俺は親から呼び出され突然2万5千円を請求された。
「毎月6万円収めてるのに金ないのか?香典がかさんだ?」
「いやいやいや待て待て待て。なにしてくれちゃってんの?どうして勝手にやって折半しようとしてんの?」
勝手に結婚相談所へ入会させた上に折半しようとする我が両親の頭がついにボケたかと悪態をつきたくなった。2万5千円あったらフルプライスのゲームを3本買えるんだぞ。積みゲー消化しきれてないけど。
「親父は知らんかもだけど世の中にはお金を払えばデートしてくれる女がいっぱい居るんだよ?たぶん1万円くらいで」
「そういうの利用したことは?」
「無いな。まず俺の中にそういう需要が無い。1万円払うならBlu-ray買う」
「そういうデート商売みたいなもんは男だけが金払うんだろ?結婚相談所は女性も払ってる。デートに本気だ」
「逆に嫌だよ。狩猟民族みたいな本気の女に俺は狩られて剥ぎ取られる側だよ」
「しかしもう入会したからな。先方の都合もあるし1度だけでも行って来い」
ここから何とか抵抗を試みたものの、気弱なオタクの俺へ世間に迷惑をかけるぞと暗に脅しを掛けてくるクソ親父の口の上手さに負けて結局は1度だけデートするまで結婚相談所を利用することになった。
信じられないかも知れないが、俺という存在は古生代から連綿と生命を現代まで繋ぎ続けてきた種族繁栄に関して環境最適化された遺伝的エリートなのだ。
環境最適化の多様性を確保するための突然変異個体という可能性も無くはないが、この遺伝子が積み重ねてきた実績はなかなかのものじゃないかと。
挑戦せずに諦めるのはアフリカ出身のミトコンドリア・イブおばあちゃんに申し訳ないんじゃないか。俺はおばあちゃん子だったし。
思い立ったが吉日、取り敢えず女にどうすると好印象、とまではいかないが悪くない印象を与えないようにしなくてはならない。少なくともお巡りさんと目があっただけで職質されないようにしよう。強気だったお巡りさんが鞄の中身を確認するとドール出てきて申し訳なさそうな顔するからね。
すかさずググった俺は「清潔感」という謎の判定基準を目の当たりにする。ちゃんと定数を設定しろ。
どうすると良いのか全く見当がつかなかったので、Google NewsのAPIを使ってキーワードでWebページを取捨選択、wgetでWebクローラーをぶん回し頻出単語の抽出を開始した。大勢意見が王道だろうという甘い考えだ。
その中で出てきたのはやはり「清潔感」が最も多く、「服」や「髪型」「匂い(臭い)」「ファッション」「容姿」「年収(収入)」などが目に付いた。
抽出されてくる単語の中で俺はついに自分を変えてくれるだろうというものを発見する。それは「美容院(美容師)」だ。そうプロ!プロに頼めば良いんじゃないかと!
美容院に行ったのは確か小学生のとき忙しかったのかお袋に連れられ髪を切りに1回だけ行ったのみ。普段は近所の床屋だったので美容院は物凄く化粧臭いイメージしかない。
しかし美容院をググったりして色々調べてみるものの一切判断基準が理解できず詰んだ。ていうか書いてある用語がカットとカラーリングしかわからん。なんちゃらマッサージとか皆やってんの?そしてなぜ長さで値段変わるのか。
というような話を晩飯時に両親としていたらお袋が「そこの美容院、息子さんが繁華街で美容院やってるよ。若い子に人気みたい。相談してみる?」と教えてくれた。流石は母ちゃんや!近所の話を普段はどうでも良いとか思っててゴメンな!
早速予約して貰って休日行ってみた。訪店すると事情を既に把握しており1から説明する必要が全く無かった。むしろ逆にお袋はどこまで話したのか不安になる勢いだ。ていうか今の美容院は化粧臭くないのな。
「婚活でそれなりに見られるようにしたいと」
「いやそれなりというか悪くは見られたくないっすね」
「婚活のお客さんたまに来るんですよ。そこでウチの店って実は服屋と提携してるんです」
「えっ服も選んでもらえるってこと?」
「そうです。まぁ服屋って言っても大手じゃないですし、ていうかその服屋はもともと僕の友達ですねw」
「あーなるほどw」
「身内贔屓かも知れませんがセンスは保証しますよ。悪いようにはしないと」
完全に全て言われるがまま何1つ文句を付けないで美容院と服屋に任せた。帽子を被るとどうしてもドン小西感が溢れ出てくるが多分これがオシャレというものなんだろう。
いやしかし流石は服屋もプロである。服屋で買ったは上着3枚、シャツ3枚、ズボン3枚、帽子2つ、靴3足だ。
「着回しを考えて、どの組み合わせでもそれなりに見えるよう考慮しました」
革命的だと思った。私服ファッションで最も苦労するところは組み合わせである。AとBは正しい組み合わせだがAとCは正しくないという点がファッションの怖いところである。しかし服屋は俺のそのセンスを察してどの組み合わせでもいけるようにしてくれたのである!
装備を整え、次は結婚相談所の面談。担当者は俺と同年代くらいの女性だった。
いきなり女性のお見合い写真的なものを見せられるのかと思っていたが、結婚相談所の制度やら規約、どのような相手を求めるのか、女性と付き合う上でのアドバイス的なものを話して頂き、ペーパーテストみたいなものもやった。そして「性的嗜好が女性なのか?」と聞いてくるのね。そりゃ確かに大事だ。
そしてここで両親に騙されていたことへ気付く。まだ入会完了してないやんけ!初回面談後に正式入会なの黙っていやがった!そりゃ話が一部噛み合わないわ!
まぁもう美容院や服屋に金かけちゃったので入会したけれども、俺の特性を上手く把握されていて無性に笑えてきた。
面談の結果によって色々ピックアップするようで数日おいた後に結婚相談所へ再び出向いた。
「相談者様とのマッチングの結果このような方々が候補に挙がっています」
いやはや選り取り見取り。えっ!?と思うような美人から、他人のことは言えないがデブが居たり、俺より年収が高い人、低い人、夫婦の財布は別々で管理したい人、中には初っ端から別居希望の人まで居た。
渡されたタブレットの画面をスッスッとスワイプして世界の広さを痛感していると目に止まった女性が居た。幸薄そうな女だ。ただどことなく初恋のあの子に似ていなくもない。詳細プロフィールを確認すると趣味が映画鑑賞と音楽鑑賞、読書だった。これは同族の匂いがする。
つまり映画鑑賞=アニメ、音楽鑑賞=アニメソングまたはアイドルソング、読書=マンガということだ。求める男性像が「趣味を共有できる方」というのも裏の意味があり「私の趣味を認めろ」という強いメッセージだ。
ちなみに俺は担当者に違う表現にしたほうが良いと助言は受けたものの堂々と漫画・アニメ・ゲームと書いてある。キモデブなオタクを禁忌する女はこっちから願い下げだ。こっちのほうがむしろ高精度のフィルタとして機能する。
「この方にお会いしたいのですが」
「はいでは受理いたしますね。ただ本当に会えるかどうかは相手様次第です。相手様が乗り気になるお誘いのメッセージを考えなくてはなりません」
「でしたらデートは池袋もしくは秋葉原はいかがでしょうか?とお送りください」
「女性目線で言えばデートスポットとしてはあまりオススメ出来かねますが・・・」
「良いのです。これで断られたらそれこそマッチングしていないのです」
俺は自分自身がキモデブなオタクと理解している。確かに髪型や服装は背伸びしたものの内心がそうそう変えられることはない。会社でもオタクとして知れ渡っているし女性従業員との話題も仕事以外ならば9割サブカルだ。俺はそれで良い。そもそも恋愛駆け引きなどできるわけがない。
そしてキモデブなオタクかつ気弱なので無理に背伸びして見ず知らずとはいえ女性から幻滅されると心が折れてしまうに決まっている!そういう自信だけは人一倍あるぞ!
そしてそれから2週間、なにも音沙汰なく、なんなら忘れかけていた所に結婚相談所の担当者から連絡が来た。
「えっ本当ですか?自分で言うのも難ですけど僕はハズレくじでしょ?」
「相手様は忙しかったらしく連絡が遅れて申し訳ないと仰っていました」
「そうかぁ・・・(いやキモデブかよ!って躊躇しただけでは?)」
「ではお日取りを調整いたしますのでご予定をお教えください」
「わかりました」
決まった瞬間はデート?デートねぇ・・・よくわからんなぁとモヤモヤしていたが、デート当日が近づいてくるごとに謎の危機感が増してきた。いやヤバイ・・・どうしよ・・・えっ何話したら良いの?デートって何するの?
そしてデート当日、池袋西口公園で待っているとタブレットで見たあの女性が来た!あああああ!もう頭の中はパニックである。思ったよりも細い!小さい!色白!ヤバイ!言葉が出ない!俺を見てる!俺の言葉を待ってる!
「あっどっっどうも増田です」
「あぁ良かった人違いなのかと」
俺!あっ挨拶できた!挨拶できたぞ!!!さぁどうする!?どうする!?えっ次どうすんの???はァァァァンンン!!!
パニックを起こしている自分を、もう一人の自分がパニックを起こしながら見ている謎の感覚に陥り、脳内会議は大混乱である。パニックしているヤツしか居ない。気合を入れて先ずは謝罪だ!
「すみません!僕は女性とデートしたことがないので至らないことがあると思いますがよろしくお願いします!」
「わっ私もしたことがないんです。いっ池袋を選んで頂いてくれたので私も安心しました。オタクさんなんですよね?」
「はい!そうです!良かった!もしかしたら!コッチ側の人なんじゃないかと!それで!お声をかけさせて頂いて!サブカルなら僕でも何とか!何とか案内できるだろうと!」
「わっ私もたぶんそっちのほうが楽ですので」
「でっではメイト行きましょう!メイト!正直何話していいのかわからないのでメイトに行きましょう!」
正直ここから何話したか全く覚えていない。メイトで見かけたコンテンツの話をしたような気がするけれども確かではない。本当にどうしようもなく情けなく常にパニック状態であったことは予想がつく。池袋のHUBで飯を食ったのは覚えているけれども、こちらでも何を話したのか覚えていない。
HUBで飯を終えたあとにちょっとブラブラし「それでは」と別れたのだが、なぜ帰る流れになったのかも覚えていない。デートの前は初回でも「そういうこと」がある期待感は多少あったが、デート本番ではそれどころじゃなかった。
自宅へ戻るとハッと我に返り、圧倒的な絶望感に陥った。もうこれ絶対にダメだろと。常にテンパっていて何話したか覚えてなくて、たぶん失礼な物言いとかしていて女から嫌われるキモデブオタクムーブを思いっきりやらかしていたとしか思えない。ダメだ!もう寝る!俺は寝る!と布団へ飛び込んだ。
次の日の朝、更に絶望する。そう言えば結婚相談所の担当者の話ではお礼のメッセージを送るのが普通だと言っていた。俺はそれを完全に忘れていたのだ。
もうすぐにメッセージ送らなければ!とスマホを手に取るとメッセージ通知がある・・・!!
グボォ!ゲッホ!ゲッホ!ヒィ!ハッ!ハッ!えええええ!?ゴッ!ブフゥ!はぁ!?マジ!!!!???えっなんでえええ!!!!!?????
もうね、これしか送れなかった。会社へ通勤し何度メッセージを確認しても「今後ともお付き合いお願いします。」としか書いておらず、俺は「こちらこそよろしくお願いします!」と返信している。
そうこうしていると結婚相談所の担当者から連絡があり「相手様が次回のお日取りを決めたいという申し出があった」と言うではないか。何がどうなっているんだ。
わけわからずコチラの予定を伝えるとトントン拍子で次回のデートが決まってしまった。これは童貞をこじらせた俺の夢なんじゃないか。
何なんだこの湧き出るやる気は。仕事が楽しい!全能感がすげえ!今ならどんな仕事も出来る気がするし、チームのミスだって些細だと笑って許せる!これが恋愛か!これが恋愛か!!!!!おいお前ら!(誰?)これが恋愛だぞ!!!!!!!
「前回、女の子のミニスカート姿が好きだって言ってたじゃないですか。頑張っちゃいました。ちょっと短すぎましたかね?」
前回の俺はなに言ってんだ馬鹿か、考えなしも程があるわ・・・下手するとセクハラだぞ死ねよ。ああああああ好き。大好きすぎて昇天するわ!!!!!
「俺!痩せます!」
「えっどうしたんです?」
「今まで自分のことキモデブとか自虐してたけどアナタが俺の好みに合わせてくれるなら俺は痩せてアナタの自慢の夫になりたい!だから痩せます!鍛えます!」
「そうですねぇ太り過ぎてると長生きしないって言いますしね。できればずっと一緒に居たいですし」
申し訳ないが実はこの辺りもあまり覚えていない。頭の中はどうなってるんだ!何が起きているんだ!俺は一体どうなるんだ!という意識ばかりで冷静な判断ができなくなっていた。別れ際、子供のように手をブンブン振ったのは覚えてる。
自宅へ戻ると今度は速攻でメッセージを送った。
「楽しすぎて僕にはアナタしか居ないと思っています!今度ともどうかよろしくお願いします!」
「夫になりたいと言ってもらえてすごく嬉しかったです。私も増田さんの妻になりたいです」
記憶を掘り返すと確かに言ってる!俺プロポーズしてる!!!勢いで言っちゃってるよ俺!!!もっと良い言葉あるだろ!!!!!あああああゴメンなさあああい!!!!!
そんなこんなで次の日、結婚相談所へその旨を伝えると成約に至った。
3回目のデート以降は頻繁に会うようになり、一緒にアニメ映画を観に行ったり、漫画の貸し借りしたり、彼女のパソコンを自作したり、彼女の同人誌のお手伝いしたり、両親へ紹介をしたりされたり、結婚式の日取りを決めたり、今振り返ると物凄く濃密だった。
ちなみに夜の方は2人とも初心者ということもあり、非常に緊張して彼女が拒否したり、コチラが立たなかったりしたので、一緒に風呂へ入るなどをして徐々に慣らすことにした。何だかんだで出会ってから半年以上掛かってしまった。2人ともオタクなので一線乗り越えると、まぁアレだね。今は子供が3人居ます。
夫婦生活は円満というか、俺が嫁さんを好きすぎるので子供と嫁さんを奪い合う日々を送っている。トレーニングは続けていて体重が120kgから今は70kgになった。幸せ痩せである。嫁さんは子供産んでからちょっと丸くなった。ガリガリだったのでちょうど良い。幸せ太りである。
名称は大学によりさまざまで、早稲田大学だと「文芸・ジャーナリズム論」、法政大学だと「日本文学科文芸コース」、東海大学は「文芸創作学科」などがあり、ここでは旧来の文学部での文学研究ではなく、小説などの実作について教授することになっている。
美大が画家やアーティスト、音大が演奏家・作曲家を養成する場所だとしたら、創作学科は作家・小説家を養成する場所だ。
しかし、今活躍している作家の経歴を見た時、創作学科出身の人がいないわけではないが、特に多いわけでもない。むしろ少数派だ。
美術館に展示される画家のほとんどが美大を出ており、クラシック演奏家のほとんどが音大を出ているのに比べたら、創作学科と作家の関係は、美大や音大とは異なると言えるだろう。
つまり、創作学科を卒業することと、作家になることの間には、あまり因果関係/相関関係がないように思われる。
その理由。
1.入試
美大の入試ではデッサンの実技試験があり、絵心ゼロの人は入学できない。入試に合格するには、美術予備校に通って技能を身に付ける必要がある。
音大に入るにも、プロの演奏家の個人レッスンを早いうちから受ける必要があり、技能や才能がないと音大には入れない。
しかし、創作学科の場合、入試において文芸創作の才能が問われることがない。
英国社の偏差値さえ高ければ、創作学科最高峰の早稲田にも入れてしまう。
小説を書く才能ゼロでも入学できて、卒業してしまうのが日本の大学の創作学科なのだ。
美大を出ている人は一般人よりも絵が上手いし、音大を出ている人なら演奏が出来る。しかし、創作学科出身というだけでは、何の才能も技能も保障しない。カクヨムやなろうの底辺ユーザーよりも才能がないのだって普通だ。
逆に、小説の才能がいくら高くても、ペーパーテストの勉強ができないと有名大学の創作学科には入れない。東京芸大の入試で学力がほとんど問われないのとは対照的だ。
創作学科に入る・入れないが、作家になる才能と全く関係ないのだ。
2.学歴
現代美術の世界では、美大を出ていることが作家や作品の正統性を保障する。一般人が見たら落書きのような絵に何億円もの値段が付くのも、その「落書き」が美術の文脈にありますよと美術界隈の人が思っているからであり、その文脈にあるかどうかを判断する際、美大を出ているかどうかは大きな問題になる。
音楽の場合も、クラシックの場合は、学歴は演奏家の正統性を保障する。ピアノ教師が有名な音大を出ているかどうかで、レッスン料は大きく変わってくる。
このように、美大や音大の学歴は、業界内において正統性を保障するラベルとして機能している。
しかし、創作学科を出ているからと言って、作家が芥川賞・直木賞を取りやすくなったりはしない。
新人賞でも特に有利にはならない。美大や音大のような学歴の効用が、創作学科には全くないのだ。
3.結論
創作学科は作家になりたい若者の気持ちを満足させるだけで、実際のところ大学側の客寄せ以外には役だっていないのではないか。
大学当局も、どこまで本気で作家を養成しようとしているかだいぶ疑問で、大学によっては創作学科でも普通の文学研究者が教えていたりする。
ベローチェで時間を潰していたら、近くの席にカップルが座っていた。
うらやましかった。
普段はなんとも思わないが、2回目会った子と別れた後だから、痛切に。
こっちが10年くらいかけてようやくスタートラインに上がれたものを、普通の生活の延長戦上で到達して遥か先を行っているという事実が堪えた。
生活のほぼすべてを懸けて、何も得られていない。
いろいろ試行錯誤した。この日記を始めてからジムに通って、最初は12kgのダンベルも厳しかったのが20kgを軽々とあげられるようになった。
美容院は平均で月1万かかってるし、眉毛サロンも毎月何千円かけて通った。
アプリは1つだけだが月6000円かかってる。
いいねを使い切ることを欠かさず、週一のペースで会った。
毎回反省もした。
しかし、結果は出ない。
どれだけ何をしようがうまくいかないものはうまくいかないというのは、現実世界では当たり前の話だと理解はしているが。