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2024-02-12

アドブロックはてブブクマ数を消した

ゴミムシがどれだけ付いているか

表示されないだけでスッキリする

裁判の傍聴席から被告人罵声飛ばし経験のある人いる?

ストレス解消したくて、凶悪事件裁判の傍聴に行きたいんよ。

どう見ても有罪確定のゴミカス被告人安全場所から思い切り全てを否定する罵声を浴びせてスッキリしたい。

科料なんてハナクソみたいなもんでしょ? そんだけくれてやって思い切り高いところから正義の拳でぶん殴れるならいエンタメなんじゃないかなって思って。

気持ちいいよね? やった人いたら話聞かせて欲しい。

2024-02-11

ブラック企業版の必殺仕事人が見たい

パワハラうつ病自殺サビ残かに携わった上司経営者処刑していく感じで

そしたらスッキリするし労働者憎悪もっと発露していったほうが社会はよくなると思う

2024-02-10

伊東純也事件真相

現代ビジネス記事ガッツリかいてあるなあ。

芸能事務所社長証言メモ、X氏の肉声…伊東純也問題で新たに明らかとなった「事件の核心」(西脇 亨輔) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

https://gendai.media/articles/-/124001

「これはでっち上げです!」…伊東純也問題で注目のX氏がはじめて明かす「あの日の夜、起きていたこと」(西脇 亨輔) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

https://gendai.media/articles/-/124002

この2つの記事は相反することが書いてる体だが、共通する部分もある。

遠回しに書いてあるからわかりにくいが、要するに真相は以下。

Aは枕営業の司令を受けたと勘違いして、伊東純也にノコノコついていった。

このテの司令は曖昧表現でなされるのだろう、このような勘違いがあっても全然自然ではない。

事務所の重役等のおっさん相手なら気分が悪いが、プロサッカー選手ならおいしい話だと思ったのだろう。

実行できたのか拒否られたのか不明だが、Aはとにかくがんばった。

それなのに事務所からも、伊藤側のエージェントからも怒られた。

仕事の紹介も、テレビ番組スタッフとの面通しもしてもらえなかった。

それでキレて、「レイプされた」と仕返しのために嘘をついた。

その話が新潮に伝わって、大事になってしまった。

このセンが一番しっくり来るな。

この事件登場人物それぞれが奇妙な行動をとっているが、この「枕営業勘違い説」だと、すべてにスッキリ説明がつく。

だとすると、新潮社は寧ろ被害者だが、そうだとしても自業自得だな。

週刊新潮は、終わったな。

広告を出す企業無関係ライターにまで攻撃が届くだろうから、今後続けていくのは不可能だろう。

2024-02-09

男だけど「乱数の出目が悪いと対策不能で全滅する隠しボス」が嫌い

もうゲームじゃねえじゃん?

ただの運試しと何が違うん?

俺はさ、パチンコ艦これがやりたいんじゃないんだよ。

ちゃんとしたゲームがやりたいの。

演出を見てうわー綺麗だなーって出来ればいいって気持ちゼロじゃないけど、それにしたって戦闘が完全な運ゲーになる瞬間はあって欲しくないんだよ。

「食いしばりが発動しなかったら全滅」みたいなことをやってくるボスの何が面白い

まあRPGなんてD&Dの延長だから全ては賽の目ってのが正しいのかもね!

そうだね!

俺が間違ってた!

クソが!

二度とやらねーよクソジャンル

あと俺は女だけど「毎回完全ランダム抽選確率行動の中に絶対に反撃できない攻撃が含まれていて、運が悪いとそれを連打してくるキャラ」はもっと嫌い。

アクションゲームでやられるとマジでキレそうになる。

対話拒否かよオメー。

ずっと無敵でこっちは攻撃ないってそれはもうただのチーターだろ。

チーター相手がしたい奴なんていねーよ。

少なくとも無敵チート相手だけはしたくない。

なんで公式がそれをやってくるんだ?

アホかよ。

マジでスッキリしねえ。

ソバカの作ったカスゲーなんだなって絶望して、そのゲーム買ったり時間つかった自分を殺したくなってくる。

もちろんそんなキャラが一体いたらその時点でレビューは星1の0点だ。

だってもうゲームとして成立してねえもん。

客をバカにすんなよ。

てか現代日本において「巨乳」の価値ってひと昔前と比べて落ちてね?

巨乳ブームってオッサンワイの体感的には80年代後半から起きて2010年代くらいまで盛り上がったり盛り下がったりしつつ続いたという感じなんだけどさ。

ぶっちゃけ巨乳価値って相対的に低下してね?

ここ数年で割と急速に「デカいから、だから何だよ」みたいなノリが、特に若者に広まってきたような気がする。

女子向け雑誌とかでも、一時期やっぱ巨乳は良いぞ的な風潮があったような気がするが、現実巨乳だと実生活だとむしろ不便なことが多いぞって事実が広まって、その価値が急速に下がった気がする。

今の女子向けってむしろ胸が小さく見えるブラとか流行ってるやん。その方がボディラインスッキリしてニットとか着やすいみたいな。

女子たち本人的にそういう事情もあるんだろうし、男目線でも実際、セックスする相手巨乳からって別に楽しいってわけじゃないしねー。

まあそれで金を取れるレベルの美巨乳であれば良いんだろうが、そんなんつまりプログラドルさんやし、一般人でそんなレベルの美巨乳過去二人しかお会いしたことがない。

なんてことを最近の定期さん(21歳大学生見た目ギャルDカップだが普通に性格が良く病んでもいないというパパ活女子界隈の激レア当たりキャラ)と昨日セックスしながら話していた。

もう10回くらい会ってるのでお互いのノリやセックス時の注意事項もだいたいわかっており、過去最高に楽しいセックスができ愚息も無事昇天いたしました。

相手からも「過去最高に気持ち良かった。めっちゃ声出ちゃった」との感想いただき、これにはおじさんも思わずニッコリ。

以上、ワイアラフォーソープ愛好マンでした。てかそういえば年明けてからソープ行ってないや。そろそろまた行きます

anond:20240208215941

2024-02-08

自分が写った写真を捨てるかどうか問題

非リア充自分でさえ捨てたくなる衝動に駆られるなら

生きれば生きるほど写真が溜まっていくリア充は捨てたい衝動かられないのだろうか

なぜ捨てたい?   Aスッキリしたいから、しがらみになってるんじゃないかって思うから

じゃあなぜ捨てない? A今はスッキリするかもしれないが後で後悔するかもしれないか

2024-02-07

にけつッ最新回の「棺桶甲殻類入れる話」が凄かった

ほんと、どういう神経してるんだろうな

あいう輩は「こいつ嫌いだからコロしちゃお」みたいなことするんだろうなあ

「一線超えられる奴等」って感じ

自分がすることにせよ他人がすることにせよ「超えちゃいけないライン」とか「忌避感」ってあるじゃん

それが存在しないタイプの輩

サイコパスとかとは違う

でも

たとえばその甲殻類アレルギーの故人が「人類史上稀に見る悪人」とかならまあ…「棺桶甲殻類入れられる」くらいのリベンジを受けても致し方ないだろうけど

(寧ろそれで被害者の溜飲が下がるなら可愛いものだけれども)

なんかこの話でエビカニ棺桶に入れた奴等は「被害者」って感じしないよな

もし故人に多大な迷惑をかけられたなら、もっとヒッソリと陰惨な雰囲気で復習するだろう

というか普通感覚で言うと「死んでくれた」と思ってスッキリして、葬式にすら行かないだろうよ

(スッキリするか…も微妙なところだね。それこそ「生きてるうちに復習したかった」とか「死に逃げしやがって」みたいな感情もあるかもしれない)

自分ならそうだね

2024-02-05

anond:20240205014337

鼻粘膜をいじるよりまず舌の位置矯正したほうがいい

侵襲性ないし顔立ちスッキリするからアホ面も治るよ

2024-02-04

世帯年収1200万とかでマウント取るより個人年収1500万でマウント取って欲しい

どうせマウント取るなら自分ふんどし勝負してくれる方がスッキリする

2024-02-03

チアプなどでドタキャンする側の人間なのだ

自分はたまにドタキャンをする。よく巷では「ドタキャンされた!」ということだけ言われているのでドタキャンする側の方の理由も開示したいと思う。ちなみに自分は男。

優先度がかなり低い

基本的ドタキャンをする場合、会う相手の優先度がかなり低い。

とくに相手から約束をとりつけられたようなときで、こちらはそんなに会う気がなく、ヤリモクでも面倒だなと思う相手とのデートのようなときドタキャン選択肢が浮かぶ

前日や当日になって「やっぱりめんどくさいな」とか「起きるのだるいな」とか「眠いんだよな」とか「冷静に考えたらこ女性とこの店行くの高くね?」とか「やっぱゲームしたいし」とか「マンガ読も」とか、そういう理由ドタキャンすることがある。

眠いから今日デート行かない」などと断るのはあまりにも酷いのでブロックするとか音信不通選択肢を使う。

嘘をつくのも心理的コストがかかるので、「この人に嘘をつくぐらいなら適当ブロックしとくか」と考えているかも。ブロックの方が1秒で済むので。

他の優先度が高い予定が入った

いくらチアプでの予定の方が先に入っていたとしても、優先度が高い予定が入ってきたらそのマチアプの予定に上書きする。

多くはデートだが、友人と遊ぶなども含まれるし、デート以外でも「気になっている人とゲームする」とか「気になっている人と通話する」とか。

デート中はあまり他の女性と連絡することができないため、この人とデートするぐらいなら行かない方がいいなと判定することがある。

デートは割り勘でも嫌なことがあり、「この顔面でこの店で割り勘か……ちょっとコスパ悪いな……」みたいな感覚がある。

優先度が高い予定が当日まで調整困難なことがあり、マチアプのデートの方はずっとキープになっていることがある。当日になりやっぱ優先度が高い予定いけるみたいになった場合ドタキャンになる。

基本的には気まぐれ。「気が向いたら〜」と言っているのに相手が強く希望すると「まあそんなに言うなら」と予定が作られたりして、そういうデート予定だとわりとドタキャンチャンス高め。

待ち合わせ場所で見たら顔が可愛くなかった

顔が残念な感じだと一気にテンションがガタ落ちになる。自分はけっこうブサイクな女の人とヤるのは嫌なタイプなので、そのまま帰りたい気持ちというか、損させられたという気持ちになる。

交通費時間返せ。ひどすぎる」ぐらいに思っているので、会わずに即ブロックしてあとは自分の予定を作る。急遽「暇になった」とか「誰か遊べる人!」などのように誘う。ただし1人で出かけることが多い。

デート直前に送ってくる内容が彼女ぶっていて気持ち悪い

デート直前にもはや彼女のような振る舞いをしてくる女性がいるが、こういうことをされるとかなり萎える。

表面的には仲良く振る舞おうとするのだが、それを見てますますつけあがられると気持ち悪いなとなってキャンセルしたくなる。

だんだん連絡の頻度を落として自然消滅させようと思うのだが、全然そういうメッセージに気付かずデートのグレードダウンなどの相手から提案をされない場合は「コスパ悪いな」となってドタキャンになる。

彼女や別の良い女性にバレそうになった(またはバレた)

これも優先度の問題だが、別の女性の優先度をしっかり決めている場合、マチアプで出会う人はあくま人生におけるオプションなので、いつでもどこでも都合が悪ければ即切るものだと考えている。

まりリアル」ではないと考えていて、自分の内側ではなく外の世界の住人であり、相手が死のうがどうしようが究極的にはどうでもいいという感覚だ。

自分場合「バレそうかもしれない」というタイミングですべての連絡手段遮断する。つまりチアプの人がどうこうなるというのはハナから頭になく、自分人生のみを考えている。

仕返しとしてのドタキャン

やりとりの中だったり、以前のデートで嫌な思いをした場合、その復讐としてあえて行きもしないデート約束をとりつけてドタキャンを選ぶことがある。

ドタキャンは「お前には価値なし」という意味がこめられているため、何か相手自分のことをナメてきていたり不愉快言動をとってきたときに「お前には価値なし」とラベルを貼ることで、スッキリしたいとか相場をわからせたいというのがある。

こちらはどこにでもいるワンナイトちゃんや貢ぎちゃんや家政婦機能つきセフレちゃん候補としてUber Eatsのように考えているのに、相手彼氏候補とか結婚相手候補とかほぼ彼氏みたいなもののように考えている場合相手言動不快になることが多い。

たとえばセフレ候補を落とすために21時から通話しようと約束していたのに、21時5分に謝罪もなく通話しはじめて、しかもなぜか「自分と付き合いたいんだよね?笑」みたいな言動をされると、「俺はこのレベルの女にこんな扱いをされなければいけないのか…?」のようになって怒りがわきはじめる。

そういうときに、彼氏のように下から甘々な対応をして「キモww」と仲間に紹介して爆笑し、最後デートドタキャンをするというふうにストレスを発散する。

これは多くの場合自分モテ度合いの確認も兼ねていると思う。本命相手にされてないとか、仕事などでストレスをかかえているとか、寝不足で体がだるすぎるとか、そういうストレスドタキャンで発散している。

同じドタキャンでも「本当にごめん。実はうんたらでどうたら」となるべく無理になったタイミングで誠実にドタキャンしたくなる相手もいれば、「こいつは死刑でいいだろ」と非誠実にドタキャンしたくなる相手もいる。このへんはいろいろありそう。

おわりに

自分ドタキャンは良くないと思う。なるべく気をつけます。

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

2024-02-02

anond:20240202191933

アシタカも許嫁置いてサンと一発狼ごっこ出来たかスッキリして山と里で別れてたまに会ったらイチャイチャしようね!って言って終われたんだよ。

アイツ自身重篤なタタリガミだったってわけ

anond:20240202145037

パイパンの方がいい

俺もバリカンで刈ってるが永久脱毛も考えてる

女ウケも良いってかフックになる

毛、邪魔だよ

毛がないほうがヌメる感が高いし見た目もスッキリする

anond:20240202123451

そうじゃなくてさ、そういう人間じゃなくても安楽死させても別に良いじゃん?生きてて良いのはイケメンだけ、一重瞼は全員安楽死とかの方がスッキリするじゃんって話。

増田スターを作るべき

増田って真っ当だったり優しかったり有益だったりするレスに対して評価するシステムがないか

結局手間と報酬バランスを考えると雑に煽り散らしてスッキリするような人間ばかり残ってしま

匿名匿名のままでいいかスターとバッド評価はできるようにした方が健全場所になっていく気がする

2024-02-01

anond:20240201192141

でも関係ないのにずっと逆張り主張してますよね?そりゃ気になるよ

 

もうひとつ増田は『法律解説ごっこ(anond:20240201182631)』と、『原作者は神ではないがやりたい二次創作フォロワー(anond:20240201181732)』ってのは

わかったのでこっちはスッキリはした

anond:20240201182409

お気持ちじゃなくて残っている文章ベースで話したら?

 

「枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい。

私が描いた「セクシー田中さん」という作品個性を消されてしまうなら、

私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」と、何度も訴え、

どうして変更していただきたくないのかということも丁寧にご説明し、

粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1〜7話の脚本

完成にこぎつけましたが…。

 

(中略・気になるなら魚拓見て)

 

そして、私があらすじ、セリフを準備する終盤のドラマオリジナル展開は

8話〜10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、

私が準備したものを大幅に改変した脚本が8話〜10話まとめて提出されました。

特に9話、10話の改変された脚本ベリーダンス表現も間違いが多く、

ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりましたので、

「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフ

そのまま脚本に落としていただきたい」

「足りない箇所、変更箇所、意見はもちろん伺うので、脚本として改変された形ではなく、

別途相談していただきたい」

といったことを、小学館から日本テレビさんへ申し入れをしていただきましたが、

その後も、大幅な改編がされたプロット脚本が提出され、

それを小学館サイドが「当初の約束通りに」と日本テレビさんにお戻しするという作業

数回繰り返されたと聞いています

最終的に、日本テレビチーフプロデューサーの方から「一度そのまま書くように」との

指示が出たとも伺っていましたが、状況は変わらぬまま約4週間が過ぎてしまいました。

 

ドラマ制作スケジュールリミットもどんどん迫っていましたので、

本当はドラマオリジナルとなる8話〜10話全ての脚本を拝見してオリジナル部分全体で、

加筆修正をさせていただきたかったのですが、8話だけ、

何とか改変前の内容に修正させて頂いて、日本テレビさんにお渡しすることになってしまいました。

9話、10話に関する小学館日本テレビさんのやりとりを伺い、

時間的にも限界を感じましたので、小学館を通じて9話、10話については、

当初の条件としてお伝えしていた通り、

原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」に交代していただきたいと、

正式小学館を通じてお願いしました。

 

 

でもまぁ、製作過程のあれこれ脚本ドラマの良し悪しは一概には言えないので、そこについては深く言及しないとしても、

(言及している人いるしね)

高橋しん+しんプレ@shinpre

不幸なのは

作品が変えられることではなく

作品が失敗することではなく

作品

作家の痛みを自分たちの痛みとして感じられない人に委ねられる

そう感じさせてしまう事です。

https://x.com/sinpre/status/1752935130912706949

赤木アカ

漫画実写化は、漫画の連載を100年やっても読まないだろうなっていう遠い層に向けて「かぐや様」を届けてくれる漫画家としては滅茶苦茶有り難く、かゆい所に手が届く文化です

原作を好きで居てくださる方々には、かぐや様がより遠くの人へ届く様に、後押しする感じで応援して欲しいと願っております

https://x.com/akasaka_aka/status/1130672667147685888

 

 

誰がどう見てもアカンやろかつ事実確認出来るインスタでの奇行について言及ではなく、

詳細は確認できない書類周りにお気持ちベースでなんか言ってるのマジでなに目的なんだ?ってなる

 

とりあえずひとりは、『法律解説ごっこ(anond:20240201182631)』と、『原作者は神ではないがやりたい二次創作フォロワー(anond:20240201181732)』ってのは

わかったのでスッキリはした

2024-01-31

同性の元友人に告白されて人生崩壊した

そいつとは元々は数多くいる友だちグループの一人として付き合っていたんだけど

ある時「どうしても好きだという気持ちを抑えきれない、交際出来るとは思わないけど気持ちを打ち明けてスッキリしたい」と言われた。

で、告白されたんだけど、俺自身普通に同性愛者では無いので断った。

それから元友人に粘着される様になった。



当時交際していた彼女がいたんだけど、俺が浮気してるだのマザコンだの無い事無い事吹き込まれ喧嘩になり別れる羽目になった。

落ち込んでると元友人が寄ってきて寂しいなら一緒に飲もうぜ、みたいな事を言われた時はぞっとした。

いきなり冤罪をかけられて誰が嘘吹き込んだんだって思っていたから、直感的にコイツ犯人だと思った。

あとで元彼女元彼女友人らから色々話を聞いて元友人が犯人だって分かったんだけど逆ギレされた。


そうなると良くも悪くも人が良い連中揃いだったから、元友人を理解してあげなよとか、仲良くしてあげなよとか余計なお節介

いや変な嘘ついて貶めた時点で普通の友人としても付き合い無理だろって思ってたから断ったら俺がハブされる様に。

結局それで当時のバイトサークルゼミも居心地が悪くなり一気にボッチ化。それで精神病んで大学を退学する羽目になった。

頑張って努力して合格した大学だったから非常に辛かった。


それで終わればおかしな奴に粘着されて散々な目にあった、で済んだけど、それだけでは済まなかった。

数年後、治療を重ねて何とかマシになって退学してから一年後ぐらいにリハビリ兼ねて務め始めたバイト先の正社員登用試験を受けて合格

人より遅れたし学歴も失ったけどけど何とか正社員に戻って働き始めた矢先に、元友人が俺の眼の前に現れた。


久々に仲が良かった筈の大学時代の友人に誘われていったら、何故かその友人らと元友人がいるんだよね。

元友人がいるなら行かないと思ってたから散々確認はしたんだけど。

その場で断って帰ろうとしたけど空気壊すなって言われて強引に飲み屋に。何故か元友人と隣同士。

元友人と友人らの話によれば、どうしても俺を諦めきれないということで場をセッテイングしたらしい。

「あれから時間も経ったし、お前も就職して落ち着いただろ?付き合えとは言わないけど、いい加減仲直りしてやれよ」

って言われて、激怒してその場は帰った。大学時代の友人含めて全員着拒した。


それから程なくして会社に謎のクレームが入る様になった。やれ俺の接客が最悪とか、詐欺紛いの営業されたとか。

弁解はしたけど、実際にクレームは凄く入る様になって、庇った上司の顔も潰してしまい、俺は会社での立場を無くし退職する羽目になった。

落ち込んでいると、またも元友人からSNSを通じて連絡がきた。

度会わない?あの時は自分が悪かった、直接謝りたい。せめて一人の友人として向き合って欲しいと。


証拠は無いけど、絶対コイツがやったと思った。

というか誰にもSNSアカウントなんて教えてないのに、どうやって特定たかも謎だった。

気持ち悪くなってアカウントは削除したけど、どこから元友人がやってくるか分かったものでは無い。


LGBT法みたいなのが出来ると、こんなでも俺がLGBTのアイツを差別した極悪人犯罪者で、アイツは守られるべき存在なのだろう。

何故被害者の俺が悪人扱いされて苦しんで、加害者のアイツが大手を振って歩けるのか。

同性愛者だろうがストーカーストーカーだろ、何故同性愛というだけで一方的に正しくなってしまうのか、本当に理不尽だし理解出来ないし苦しい。

これがゲイ差別なら、俺は差別者でもいいからアイツと一生関わらない人生が送りたかった。

LGBTだと人一人をストーカーで追い込んでも許されるのかよ。

そんな権力者なら完全にマイノリティでも何でも無いじゃないか

オープンチャットの某チャットルーム管理人やってたのを、今日譲った

とあるゲームの集まり

自分が参加した時は3〜4人だった

ある時に管理人だった人が自分管理者を譲って、程なくチャットルームを抜けた

自分は愛こそあれど引退勢だったので、これと言って話題がなかった、誰かの発言の相槌オンリー

けど新しくできたオープンチャット管理運用という作業自体には多少の興味はあり

ルームの諸々の設定をしてみたり

あとは、広報活動的なこともちょっとしてみたりした

まあ宣伝ルームに貼り付けたのと、外部のサイトに載せたのと、まあそれくらい

そんな熱心にやってたわけでもなく、何度かやってそれで満足した

あとはチャットが賑わうよう、新規メンバーがいれば挨拶をして

自分同様に挨拶や声掛けに返事をするタイプの人は共同管理者に設定した

やったのはそれくらい

古いゲームでそんな荒れたりとかも無かった

ゲーム引退してもうログインしてないので、アクティブ勢の話題もついていけず流すばかりだった

当初4人だったルームは今80人を超えた

が、やっぱりゲームについて話したい話題自分にはなく

参加メンバー個体認識、誰がどんな人であるかもほとんどできていなかった まあチャットに参加もしてないしろくに読んでもいなかったから当然だ

それでも、管理人を譲るのは嫌だった

自分運用して少しずつ大きくしたという自負と愛着もあった まあ人数は自然増というか、サービス利用者数に応じて増えただけかもしれないが

そんなこんなで幽霊部員的な管理人をやってた

が、ここしばらくで何かこう、いろいろあり

手放した方がいいなと思うようになった

で、今日譲った

最初立候補形式、なりたい人を募ろうかなとも思ってたが

一番向いている、適任だと思われる面倒見の良い感じのメンバーに譲った

新規参加者には挨拶し、誰かの話題にもよくリアクションしており、

オフィシャル情報なんかも熱心に共有していた

言葉もしっかりしており、分別ある大人という感じで

今日譲った

ちょっと寂しいけどスッキリした

もうあとは任せてまったりROMで過ごそうと思う

千年女優感想

リバイバル上映で千年女優を鑑賞

素晴らしい映画だったのだが、帰宅してからwikipediaを覗いてみたら「最後千代子がとんでもないことを言い出して多くの観客を振り落とすことで有名」と書かれていたので驚愕した

個人的にはあの最後台詞をかなり好意的に捉えていたので

中千代子に「恋の呪い」をかける老婆が出てくるがその老婆も千代自身であることが示唆されている

まり千代子は人生最後自分自身が己にかけた呪いからようやく脱却できて前向きに旅立ったという救済の言葉ではないかと受け取ったのだが…

もう一つ、あのセリフで「振り落とされた」と感じた人は「純粋な愛の物語だと思ったのに結局は自己愛かよ」という意味合いで捉えたのかなと思うのだが、正直最初から鍵の君に対する千代子の執着は狂気じみていて共感できなかったので、むしろあの言葉スッキリしたというのもある

この映画は要するにずっと同じギャグ天丼し続けるコントみたいな構造をしてるので、最後千代子がオチをつけてくれたのが嬉しかったんだよね

オチでもあるし新しいフリでもあるんだよな

あの人を追いか女優として生きるモチベーション(鍵)を手放したために静かに余生を送ってきたが、長い時を経て鍵がこの手に戻ってきたので、私はこれからまた同じことを繰り返すしそれが幸せだという

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