はてなキーワード: アカポスとは
学術受賞も箔つけるためみたいなものはあるけれど17人中15人って多すぎる。正直に公開してるからまだいいのか。
憶測だが、受賞できなかった2人は博論の中身が駄目だったからとかではなく民間企業に就職決めたからみたいな話がありそう。
文系で博士取るのが大変なのは事実だし、結局は視聴者側が、期待の若手研究者じゃなくて、大学に籍だけ置いてる博士号持ちの文筆家くらいの目線で見ればいいという話かもしれない。
とはいえこのご時世さっさとアカポスは空けて欲しいし、テレビにはもっと議論だけじゃなくて基本の考え方の解説をできる学者タイプの人を出して欲しい。忙しいから受けてくれないというのもありそうだけど。あとワイドショーじゃ意味ないか。
[追記2]
国内論文3つについてブコメで指摘があったので確認した。自分の研究発表メインの論文は1本もなくて全部レビューなのか?
著書「シビリアンの戦争」は博論を出版したものって理解でよいか。文系の博論は分厚くて書くのが大変とは聞く。でもグローバルな表題なのに世界では通用しない研究(少なくとも英語でないので読んでもらえない)って考えると悲しい。
そのブコメを書いた者です。
おっしゃるとおり、論文業績として挙げられている3点は全部レビューです。
著書は博論(https://ci.nii.ac.jp/naid/500000550395)です。
ちなみに指導教授の藤原帰一氏は、東大法学部で長年国際政治学を教えていた坂本義和氏の弟子ではありますが専攻は比較政治学で、国際政治の講座を継ぐことになった経緯は不明です。
国際政治の教科書や啓蒙書的な本は書いていますが、国際政治学の分野で世界で通用する研究はしていない筈です。
専門が違う人間が有力大学の講座を占めていることで、適切な研究指導がされないまま政治力でアカポスに送り込まれてしまったのが三浦氏であると言えなくもありません。
(マスコミや論壇で利用するために三浦氏がアカポスに就けるよう藤原氏にサジェスチョンした(藤原氏より上の立場の)誰かがいるのかどうかは不明です。)
我ながら、「何を聞きたいか」が明確になってなかったな。
でも、自分も何を聞きたいのかわからない。成功のための銀の弾丸があればほしいということ。
それは結局ボクが開発に必要なスキルを身につけて、金を集めて人をマネージメントすることができるようにするということだ。
思うものが確実に完成できれば成功はするだろう、大手企業にありったけのこと話したら反応は良い。
ただ、自分自身が能力不足だというのはわかる。自分一人で、商売じゃない大学の研究だけで続けられるのなら何とかなるかもしれない。
まあ、アカポスの競争率はべらぼうに高いし、そこの教授の好みでの研究になる。今の教授のもとで続けられればいいし、枠組みも考えている。あくまで可能性レベルだが、、、。
王道はやはり商売としてやること。自分の能力を高め、人の仕事の割り振りをきちんとやっていくしか無いという漠然な返答にしかならないのは自分でもわかるんだよね、、、。
都内私立に入学して「大学教授」と呼ばれる職業の人たちと出会い、憧れ、あんな風になりたいと思った。どうすれば大学教授になれるのかと思い、職業ガイドみたいな本を読んで、博士号を獲らないとなれないと書いてあった。姉に話すと猛反対され、就職することにした。猛勉強をして新聞記者になった。給料は良かったし、いわゆる「社会的地位」も高い。どこへ行っても「記者様」扱いをされる。でも、この仕事に興味は湧かなかった。新聞記者になればどんな有名人にも会える。総理大臣にも会える。権力が好きな人に新聞記者は向いている。自分はそういったことに興味はなかった。偉い人に会いたいとか、有名人に会いたいとかそういう欲求が少なかったから、新聞記者の仕事に夢を感じなかった。出世することにも関心はなかった。組織の中で上に行くことにどういう意味があるのか、それで心が満たされるのかと言えば、そんな風には思えない。多分、自分は変人の部類に入るのかも知れない。いわゆる「お勉強」が好きだったし、多分「お勉強」しか向いている分野がなかったから、社会人としてのスキルとかそういうのは身につかなかったし、身に着けたいとも思わなかった(社会人失格とか、社会不適合とか言われれば、受け入れる)。多分、大学の自由な雰囲気が好きで、そこに身を置きたいという欲求だけが続いたんだと思う。
30代になって会社を辞めて「お勉強」する目的で海外に留学した。最初は語学学校で、そのあと修士課程に入って、博士課程に入って気づくと40代になっていた。博士号はまだ獲ってないし、お勉強と研究は別物なので、実はあんまり研究には向いていないのかも知れないけれど、博士論文のテーマは一応決まったし、想像していなかったようなきっかけで研究予算をもらえたので、「研究しなければならない」という逼迫した立場になったけど、研究については今まで怠けていたとも言えるので、自分を訓練するいい機会になったと思って毎日資料を読んでる。
留学を始めたばかりのころは新聞社の給料が良かったから貯金がなかなかの金額になっていて、それで賄えた。修士課程、博士課程では返さなくていい奨学金がもらえた。運が良かったと思う。今は奨学金はなくなって、貯金も底をついたけど、大学で非常勤で何コマか担当させてもらえるようになって、大学生と同じか、それよりもうちょっといい生活ができる。40代の収入としては笑えるほど低くて、普通の人なら絶対にやらないと思う。大学で大学生相手に仕事をしていれば、自分の生活水準が低くても気にならないから自分は収入の低さはあまり気にならない。非常勤の講師でも初めて講義をさせてもらえた時は感動した。自分が大学生だった時に憧れた職業の最底辺の隅っこの下座も下座とはいえ、入り込めたと思うと泣けてきた。あと、口座に「給与」が払い込まれることにも泣けてはきた。「給与」を受け取るのは、新聞社を辞めて以来のことだった。最近、担当するコマ数が増えた。体力的にはそれだけ厳しくなるけど、生活費は楽になる。大学生と同じ生活をするのなら、少し貯金できるかもしれないくらいにはなった。後で聴いた話によると、少子化なので今後は新規の採用はしない。とのことで、それでも時々辞める人はいるから、結果として今すでに隅っこに入っている自分に担当が回って来たということらしかった。運が良かったと思う。もうちょっと遅く博士課程に入っていれば、非常勤の講師にすらなれなかった。非常勤の講師はアカポスとすらも言えないくらいの立場だけど、自分はそれになれたということにやはり今書いていていても感動してくる。
40代の大学の非常勤講師といえば悲惨な人生の典型例のように言われる。無駄に高学歴で、驚くほど年収は低く、いつ切られるか分からないからだ。そういうのが悲惨で耐えられないという人は、大学院には行かない方がいい。理系は企業に雇ってもらえるけれど、文系博士は大学の教師になる以外に道は残されていない。文系の博士には「著述」という道はあるけど、著述はけっこうしんどい上にあまり金にはならない。それでもいいやと思える人にしか勧められない生き方だけど、自分は大学という場の雰囲気に馴染みやすいと思うから、それでもいいやと思える。教授様になれるとは思っていない。老後のことも分からない。ある人は「詰んでいる」と言うかも知れない。でもやっぱり新聞社にいるより、今の方がいい。姉の反対がなければ人生の途中で新聞社に就職することはなかったと思うし、それがなければ学問の世界のキャリアをもっと積むことができて、もしかしたら教授様も狙えたのでは...と思うこともある。でも、会社を辞めて自分の願望を目指したのは次善の策だったと思う。あと、新聞社にいた時は贅沢な生活はできた。でも、今の生活の方が自分の好きな空間にいられる分、別の意味で贅沢できていると思うし、美味しいものを食べたり、高い服を買ったりするのは若いうちにさんざんやったので、今はあんまりそういうことにも興味はない。贅沢は若いうちにやっておいた方がいい。年を取ると無駄に目や舌が肥えて来るので、無駄な贅沢をしてしまうと思う。若いうちに贅沢しておけば、飽きが来るのでちょうどいい。
今後のことだけど、取り敢えず博士号は獲っておきたい。その後のことは分からない。いずれ帰国したいとも思う。帰国してアカポスに就けるほど甘くはないと思うから、生き延びるという点では今の大学にしがみつき続けるのがベストなのかも知れないけど、もし切られたら帰国するしかないなあとも思う。帰国したらどうしようか...ということは全く分からない。先が見えないという意味ではしんどい生き方かも知れない。でもやっぱり、牛のようなのろい歩みでここまでやれたことは正直に嬉しい。
金の有無で選んでるんじゃなくて、相性の問題じゃない?
研究職の人、仕事でお世話になることも少なくないし酒席をご一緒することもあるけど、
どこか浮世離れしてるというか、俗世で金稼いでる身としては、恐れ多いというか話がイマイチかみ合わなくてダメだw
研究職としての頭の良さは、私には不要なものなんだと思う。アカポスの女性なら、話が合う人もいるのではなかろうか。
上記の仕事で知り合ったアカポスさんは奥様が留学で別居家族中と聞いた。俗世から見ると割とぶっ飛んでるしすげーと思う、
けど私は俗世界の人間なのでパートナーとしては考えにくいんだよね。
「将来のアカポスを狙うわ!」という人は、そういう条件が選べる婚活をするか、そういう合コンに顔出すとかするんじゃなかろうかw
そもそも「婚活」というシチュエーション自体が、条件で照らし合わせる「仕組み」を選んでいるということなので、
婚活という手段を選ぶ人に、金銭面も含めた条件を優先的に選ぶ人が多くても全然おかしくないと思うんだけどね。
って設定なので、考えてみると33歳だ
ちょうど俺と同い年
初出が2008年ごろのようで、当時大学院生だった俺はあのコピペを見て、「お前」側、つまりフリーターのほうになってしまう未来を恐れていたっけ
そして、語り手側の、いかにも真っ当そうな社会人になれることを切に願ったっけ
そして今、こいつらと同い年になって、改めてコピペを読んでみて、わかったことがある
この語り手は、会社でうまくいってない
下手すると彼女もいない
7,8年前の何者でもなかった俺は、表面通りの理解をして、イタイ妄想を語る旧友がすごく格好悪くてダサいような気がしていた
でも、今は、久々に会う旧友と安い店で飲んで、現実逃避したような話の内容に優しい言葉ひとつかけてやれないこいつの余裕のなさが格好悪く見える
そりゃあ、心配して厳しい言葉かけてハッパかけてやる気持ちもわからんではない
でも、こいつの言ってるのはそれじゃないだろ?
それにこのフリーターは、アカポス版みたいな人を見下した夢物語語ってるんじゃなくて、「金余ってしょうがねーんだ」しか言ってない
もう10年、「金余ってしょうがねーんだ」みたいな強がりしか言ってなくて、大口叩いているわけじゃないんだ
「体壊したんだろ?もっと安心できる業態はないの?正社員にはなれないの?」
くらい、言ってやったことはあるんだろうか
高い店行こうぜが言えないくらいそいつの経済状態が心配なら、美味いもの手に入ったから俺の家来いよ、って振舞ってやればいいんじゃないのか?
そんな友人らしいこともせず、不快に不快で返すような余裕のなさはなんだ?
お前こそ、正社員で金は不安ないのかもしれないが、人生うまくいってないだろ
私はなんとか新卒で高専教員になれたので、ここに記録を残しておきます。これから後輩の役に立てば嬉しく思います。
指導教員のコネで仕事を紹介というのもこの業界にはあるらしいですが、不幸にして私は一切そのような機会に恵まれませんでした。ですから、全くのコネ無し公募(jrecin)のみの結果です。
いわゆる就活の機・電・情のくくりで言えば「電」。
就活を始めるまでは「ポスドク・任期付きドンと来いッ!」とか思っていました。しかし、いざ就職を初めて色々と自分の周りの環境を見ていたら任期付きポストで結論を先延ばしして競争に打ち勝っていくことは無理(自分の性格に合わない)と判断したので、任期なし(パーマネント)のポジションだけを狙うことにした。
博士の進路としては「アカポス(大学・短大・高専)、企業、国研、その他」に大別されると思います。私は企業でバリバリ稼ぎつつ管理職を目指すキャリアパスにも魅力を感じず、「三度のメシより研究がスキッ!」という熱血研究者でもなかったので、博士を活かすなら教員かなあと思ってデモシカ教員を目指しました。
ということで、狙いの分野は「アカポス」かつ「任期なし」一本で勝負しました。
学部卒の就活では集団面接に行くと「東大や京大が居て、自分の学歴が一番低い」と言われている程度のレベルの大学の新卒博士。高専卒ではない。
カネはあるが人材の質はピンキリといった感じでした。博士学生が滅多にいないので情報が手に入らないとうのが絶望的に不利な条件でした。結論としては研究向きの環境ではなかた。
プロシとフルペーパーではフルペーパーが圧倒的に重く評価される分野だったので、フルペーパーの数でいうと1本でした。レター等はなし。その他、国際会議と国内会議が数本。
なし。一切なし。
高専 A 推薦状有り 書類通過 面接落選 (面接官の数が3名で最少だった)
高専 C 推薦状なし 書類通過 面接落選 (専門外の担当授業のことに聞かれ、全然答えられなかった)
高専 D 推薦状なし 書類落選 (履歴書手書きが応募要項にあった)
大学 E 推薦状なし 書類通過 面接落選 (教員公募でも高専と大学では雰囲気がかなり違うことがわかった)
高専 F 推薦状なし 書類通過 面接落選 (年齢限定公募だったので結構期待した)
高専 G 推薦状なし 書類通過 面接落選 (推薦も紹介も必要ない珍しい形式の公募だった)
大学 H 推薦状なし 書類落選 (よく応募要項を見ると、分野が細かく指定してあった)
高専 I 推薦状有り 書類落選 (年齢限定公募で推薦状をつけていたので期待した)
高専 J 推薦状なし 書類落選 (専門分野のかなり近い教員がいたことを応募後に知った)
高専 K 推薦状なし 書類落選 (応募書類のテンプレが他の学校とかなり違った)
高専 L 推薦状有り 書類通過 面接辞退 (高専Oの内定を受けたので辞退した)
高専 O 推薦状なし 書類通過 面接通過 (内定をもらった)
周りに経験者が居ないと本当につらいです。しかたがないのでネット上の情報だけを頼りに書いてみて、アカポスとは関係ない友人に見てもらいました。面接にすら呼ばれず「負けが込んでくる」と自分の書類は全く見当はずれなのではないかという不安に襲われましたが、信じて応募を続けるとだんだん落選にも慣れてきます。
論文別刷りの他に論文概要を要求するところが結構あります。論文の内容を読むつもりはないということでしょうか。
他の就活体験記事ですと、指導教員の推薦状作成について触れられていないことが多いのですが、ここに一番苦労しました。基本的に推薦状の全文を私が作成して、指導教員の印鑑だけをもらうスタイルだったので、推薦状は「第三者視点で書く自己PR」と割りきりました。
公募締め切りから面接日時通知までは2週間というところが多い感じでした。面接に呼ばれる場合にはTELで来ます。落選の場合は郵便(書留、普通郵便)でした。内定の連絡は即日TELでありました。返信用封筒の封筒の宛名書きの「(氏 名) 行」を様に書き換えないものや、差出人の書いていない封筒で送付された不採用通知もありました。
高専は模擬授業+面接というパターンが多く、模擬授業はだいたい20分で教科書を指定してくることが多かった。学部の授業で習った以来の復習だったので、苦労した。やはり博士論文を作りながら準備をしていたので、準備不足となることが多かった。少なくとも1周間は練習を見て、模擬授業の模擬授業を3回程度やるとだいぶ慣れてきました。学校のレベルによって模擬授業用の教科書のレベルにかなり差が有ったので、これは今後授業をやる上でのいい経験になりました。
大学の面接は流石に今後の研究を中心に質問をされましたが、高専は教育(授業、担任、寮監、部活)の質問が大部分を占めた。
あとは想定問答を練習して、面接マナーを練習してという感じで独学でした。
高専のことを知っているかどうかを問われることが多かったので、高専出身者への聞き込みやネット上での情報収集を行いました。面接の後半では、「高専出身でないのに大変よく高専のことをご存知ですね」とまで言われるようになった。研究についても教育についても、新卒なので「ポテンシャルはあります!」という雰囲気の一点突破で想定問答を検討しました。
こんなかんじです。
なんで博士課程まで来ちゃったんだろうね? って何度も悩みました。これからは、なんで教員になっちゃったんだろうね? って悩むのかと思います。
ちなみに女性限定公募には応募できないほうの性別でした。就活中は追い詰められていたので何度も「この股間のイチモツさえなければ面接まで行けるのに...」とか悩んでいたのですが終わってみると何だったんだろって感じですね。あまり思いつめないことが大事です。
もう、二度と就活はやりたくない。
完璧な博士就活記録です。私より業績もビジョンも戦略もあるので、私の記事なんかより参考になります(きっと)。
新卒博士の話ではないですが、応募から面接の期間など公募プロセスの様子を参考にしました。
新卒で高専教員になれるんだという希望や、高専で働いて感じたことなどを参考にしました。
大学教員公募が主なスコープかと思いますが、過去ログなど見るとひと通りの疑問点に対する答えがありました。スレからたどり着く52連敗氏のページから元気ももらいました。言うまでもありませんが、情報は玉石混交なので直感的に取捨選択を行うことが必要かと思います。
ツイート主の赤城毅(大木毅)は1961年生まれで西洋史の院生時代が長く、その後どうやらアカポスに就けずにライターになったっぽい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%9F%8E%E6%AF%85
院生だったのは1990年代だから、西川正雄の晩年とも一致する。
院生時代に同じヨーロッパ現代史の分野で学会にいた「(アカポス就けなかった自分よりも)駄目な奴」の話を、ここぞとばかり吹聴したかったんだろう。
ツイートのメンション先の呉座勇一は1980年生まれだし専門も日本史なので、この話は赤城毅と共通話題というわけではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89%E5%BA%A7%E5%8B%87%E4%B8%80
赤城が言及してる院生とは誰なのか、西洋史学会の過去のプログラムから割り出せないかと思ったけど、2003年以降のものしか載っていなかったので無理かも。
http://www.seiyoushigakkai.org/
まぁ、言及相手が特定できようができまいが、hokusyuと赤城の同年輩辺りの元院生の両方の名誉を毀損している赤城が最悪なのは確定的。
渋谷区で生まれ、そのあたりに30年ほど住んでいる間に東京の学校を大学院まで出た。
数年前に京都でアカポスに就いてから家族で京都暮らし。アラフォー、女、既婚、子供(幼児)有り。
とは言っても、不満がないわけではないのです。
いま思いつくのはこれくらい。東京が刺激にあふれているのはその通りだけど、子供が小さいと夜はでかけられないし、仕事も忙しいし、京都のゆるさがちょうどいい。
・矢口蘭堂:早稲田大学政治経済学部政治学科卒業(現役)。在学中に一年間オックスフォード大学に交換留学。卒業後は発足したての国際協力銀行に入行。日本企業が関与する途上国のインフラ整備プロジェクト等に携わる。退職後政治家に。
・赤坂秀樹:父は財閥系商社マン。麻布中学校・高等学校卒業。東京大学法学部第3類(政治コース)卒業(一浪。現役時は慶大法に合格していた)。BCGに入社。在職中にノースウェスタン大学ケロッグスクールでMBAを取得。退職後政治家に。
・カヨコ・アン・パタースン:ハーバード大学を飛び級で卒業。専攻は比較政治学。
・志村祐介:実家は京都の旧家。洛南高校卒業。京都大学法学部卒業(現役)。
・花森麗子:上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。卒論のテーマはロシアの対日政策。卒業後、大手保守系新聞社に就職。女性としては異例の出世をする。在職中に執筆した国防論に関する本がスマッシュヒット。TV等にコメンテーターとして呼ばれる機会が多くなり、保守系の論客として名を上げる。保守第一党の誘いを受け、政治家に。
・尾頭ヒロミ:桜蔭中学校・高等学校卒業。京都大学大学院理学研究科修士課程修了(生物学専攻)。
・泉修一:早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。在学中には早稲田大学雄弁会の会長を務めた。卒業後丸紅に入社。めっちゃ稼ぐ。退職後政治家に。
・間邦夫:大阪大学理学部卒業(一浪)。アマースト大学卒業。チューリッヒ工科大学にて博士号取得(生物学)。博士課程在学中から欧州分子生物学研究所に研究員として勤め、博士取得後も継続するが、人間関係が原因で退職。日本に帰国するも、日本での人脈づくりを全くしてなかったプラス学説の異端っぷりでアカポスを得ることは出来ず。長い間ポスドクや非常勤講師として糊口を凌ぐ日々が続く。50前にしてようやく城北大学にポストを得るも、准教授より上には登れないでいる。
うちは実家にそれなりに余裕があったから、わざわざアルバイトしたり奨学金うけたりしなくても修士まで行けたの本当によかったなあ。しかも博士課程の学費は学振の給与で賄えるし。優秀な(こういう言い方もあまり好きではないけど)学生たちが金銭的な問題でどんどんD進を諦めてくれれば、国内の競争相手も減って個人的には好都合ですね。
そんなこと続けてると日本の学術どんどんズブズブになって近い将来(もう既に?w)間違いなく中国に質・量ともに太刀打ちできないくらい完敗するようになるだろうけど、お国の事情なんか知ったこっちゃないこっちは自分がアカポスにつけるかどうかが一番重要だもん~~
志望動機を他人に教えてもらわないとわかんないなら、そもそもなんで院試うけたの?
「自分は研究に向いているのかいないのか」よりもまず、「自分は研究がしたいのかしたくないのか」を問い直したほうがいいんじゃない?
最近はてブで「大学院に進学することの意義」みたいな記事に対するコメントをいくつか読んだのですが、すごくモヤモヤしてます。
最初に見たのはこれだけど
研究に向いてない学生には全力で就職活動をさせたほうがいいと思うよマジで
あとはそれに対する批判的な反応とか
研究者になれるかどうかは研究室選びにかかっている 〜学生のことを考えてくれる研究室選びのすすめ〜 - つなぽんのブログ
自分は研究者に向いていない? 〜研究者に必要な資質とは〜 - つなぽんのブログ
これに先立つ、主に修士向けの人に書かれたっぽいやつとか
理系大学院に進学するメリット・デメリットを実体験を振り返ってお伝えしたい - なぎぶろ
理系大学院に進学するメリット・デメリット記事へのコメント返しと情報の追記を試みる - なぎぶろ
「まだこの世界のだれも知らないことを、自分の手で明らかにしたい」
という欲求です。
というはそうだなーって思って、よくよくみたら最初のブログの人と割と近い認識っぽいのになーって思ったんだけど、それより2つ目のブログの人のいう「研究課題を心から「知りたい」「明らかにしたい」と思って言っていること(略)(私はこれは素質ではなく、指導によって伸びる部分だと思っている。)」とか3つ目のブログの人のいう「研究に対しての関心や探究心を出させるのは教授の仕事でもある」というのがどうにもわかんない。博士号とってアカポスいく人も修士でて就職する人もこういう核心っぽいところで同じような観点になるのは興味深いんだけど
tsunapon氏のほうは2つ目の記事での「研究者に必要だと考える素質は、まだ(略)を自分の手で明らかにしたい」っていうのも「研究課題を心から「知りたい」「明らかにしたい」と思うのも指導によって伸びる」というなら、じゃあ大学院に行くのは誰でもいいのか、あえてこの自分でなくてもいいんじゃない?なのになんで私こそが大学院行くの?ってとこがよくわかんないし、
nagitaka氏も最初の記事で「学部生の場合、(略)自分が研究に向いているか否かなんてわかるはずがない。」とか書いてるけど、2つ目の記事にあるように「研究に対しての関心や探究心を出させるのは教授の仕事でもある」みたいな丸投げ見ると、そもそもそれって研究への向き不向きを考える以前の問題じゃないの?って思ってしまう。
なんというか、最終的に自分の胸によく問いかけて決めるべき重要なところの判断を教授とかにすごく介入されてるっぽいんだけどそれでいいのか?(もちろんはじめから修士でて就職するつもりで入学するなら話はぜんぜん別だけど、だったら研究への向き不向きとか考えずに割り切って就職予備校としての利用に徹すればいいだけだし)
何なんだよ日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ。
どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。
研究して学位とって社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?
何がポスドク一万人計画だよクソ。
学位とったはいいけど希望通りにアカポスにつけるのほぼ無理だからwって言ってて博士進むやつなんかいねーよ。
不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいからポスト増やせよ。
どうすんだよ人生やめなくちゃならねーだろ。
ふざけんな日本。
ポストも増やせないし給料も数万円しか払えないけど研究なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。
国が予算組まないでどうすんだよ。
金があれば研究したいってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか大学院にかかる費用全てを無償にしろよ。