はてなキーワード: あのころとは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 99 | 14694 | 148.4 | 34 |
01 | 80 | 10097 | 126.2 | 47 |
02 | 66 | 8824 | 133.7 | 59 |
03 | 403 | 325905 | 808.7 | 870 |
04 | 16 | 1438 | 89.9 | 26.5 |
05 | 13 | 2928 | 225.2 | 56 |
06 | 18 | 4420 | 245.6 | 52.5 |
07 | 39 | 6708 | 172.0 | 42 |
08 | 78 | 7700 | 98.7 | 52.5 |
09 | 92 | 9675 | 105.2 | 37 |
10 | 108 | 8989 | 83.2 | 46 |
11 | 126 | 15314 | 121.5 | 36.5 |
12 | 162 | 10957 | 67.6 | 26 |
13 | 144 | 8257 | 57.3 | 30 |
14 | 157 | 15302 | 97.5 | 44 |
15 | 164 | 29298 | 178.6 | 44.5 |
16 | 135 | 11727 | 86.9 | 47 |
17 | 125 | 18995 | 152.0 | 53 |
18 | 161 | 13408 | 83.3 | 30 |
19 | 145 | 12178 | 84.0 | 36 |
20 | 131 | 19328 | 147.5 | 54 |
21 | 123 | 25655 | 208.6 | 34 |
22 | 140 | 13610 | 97.2 | 39.5 |
23 | 124 | 18475 | 149.0 | 55 |
1日 | 2849 | 613882 | 215.5 | 51 |
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文章の要旨は、「バストトップの痒みは皮膚科に行って問題なしと言われるが婦人科に行けば治してもらえる」だ。
だけどこれを「あのころの私へ」のタイトルで書いているのは一見わかりにくい。本当の目的は冒頭の「誰かの助けになればと思って書く」だ。タイトルで自分に向けているように書くのは… 不要な反発をあらかじめ避けるためのエクスキューズだと思う。性関連の話を匿名で書くと妙な連中を集めてしまいやすい。だからこその工夫なんだけど、これが理解できるようになるには、マイノリティの立場で親切のために文章を書き、反発を受ける経験が必要だ。シンプルに読解力があればわかる訳ではないと思う。
今、テレビを観てたら、
「ああ。」と思い出し、
誰かの助けになればと思って書く。
寝てる間に掻き毟ってしまい血が出たり。
怖くて病院に行くことにした。
しかし、
かかりつけの医者はないし、
恥ずかしいし、
性病なのかと悩んだし、
皮膚科に行った。
小さい皮膚科は、受付の時に症状を聞かれるので、
待合室の皆に聞こえてしまうのが更に恥ずかしくて、
「乳が膿むんです。」とボソボソ答えた。
若かったので、乳を出すのが恥ずかしかった。
「よくありますよ。」
「そうか。よくある事なのか。」と、貰った軟膏を塗って、
ガーゼを貼り、内服薬を飲んで、やり過ごした。
でも完治しないので、また、別の皮膚科に行った。
小さい皮膚科から、大きい病院の皮膚科までいくつの皮膚科に行っただろう。
そして、同じ事を言われる。
「よくありますよ。」
元々、肌が弱いので、「そんなもんか」と思い、
軟膏を塗ればかゆみはそこそこ治まって、
気付けば十数年軟膏と付き合った。
ある時、ひどい腹痛で内科に行き、
婦人科に行くよう言われて、
結局その腹痛はなんでもなくて、
気付くと、泣きながら話してた。「もう十数年続いてる」と。
「それはよくある事じゃないよ!」と言われ、
血液検査をしてくれて、
薬を処方してもらった。
その薬を数ヶ月飲んだら、
痒みが発生することはなくなった。
思い出してしまったので。
皮膚痒い=皮膚科って言う
いろいろ棒に振ったなぁーっと。
酔った勢いでフルチンになってボコられ大恥をかいた話を前に書いたけど、似たようなことを地元の祭りの日にもあった。間違いなく俺の人生の「痛い記憶ベスト5」には入るな。
たぶん二十歳になったばかりのころで、トイレでの集団いじめがきっかけで中退した二年後だから、ふつうに地元の工場で過酷な勤務を続けていたころだ。
ほとんど親しく話せる年配者や年少者がいないにもかかわらず、祭りだけは強制参加だった(そんな了解がむかしからあった)。
でも最後まで誰とも親しくせずにフンドシですごすのはさすがに酷なんだ。
なんというか虚しさが先行する。どこにいても居場所がない。居場所がないのは慣れてて、いつものことなんだけど。祭りはなにしろ長いから。
それに非力だから地味に重い神輿がきつい。肩もいかれる。ほかの兄弟は休日だからいいけど、俺にはよくじつ肉体労働があるんよ。睡眠不足にもなるし!きつい
孤独の時間をまぎらわすため、俺は二十歳になって覚えたばかりの酒ばかりをハイペースで飲んでいたな。
酔いが回るのが超絶早かったな。
俺は悪いところだけは親父と似ていて、飲んでいるうちに何もかもにムカついて喧嘩腰になるなんだな。喧嘩が弱いくせに喧嘩をふっかけ逆にボコられるケースはこれまでに何度もあった。
祭りの後半、十一時過ぎ、神輿をかつぐ連中もだらけてきたあたりの時間だったけど、当時19歳頃の弟や当時22歳頃の兄貴が女をつれてことあるごとにイチャイチャしていた。
俺はそのころようやく出会い系で知り合った女に金だけ絞られ罵られ捨てられたばかりだったんだよ。職場でもろくなことないし。
だからむしょうにムカムカしてきたのを覚えている。それに基本的に男ばかりの祭り空間に女がチャラチャラ入り込んでいることにも不満だった。あの和気藹々のムードをぶちこわしてやろうと思った。
(俺をゲジゲジのように毛嫌いする妹によれば)これぞ人間のクズ
(俺が話しかけても全て無視する弟によれば)キング・オブ・腐れチンポ
酔いの勢いも借りて、兄貴カップルと弟カップルが仲良くしている場に乱入し大声で怒鳴ってやった。この場をなんだと思ってるんだ、いますぐ女は帰れ、みたいなことを口汚く叫んだ気がする。
想像通り、すぐに返り討ちにあったんだな。ミゾオチに兄貴の一発をくらい死ぬほどの痛みにもがいたね。一瞬目の前が真っ暗になるあれ。
兄貴もかなり飲んでいたのでメチャクチャ手荒くて、腹蹴り股間蹴りを何回も何回も繰り返してきて、地面に倒れこんだよね。その時点でK・Oだった。K・Oしてる俺の足をつかんで兄貴はかなり派手に引きずりやがった(その地面がコンクリートだから背中が残酷なくらいに剥けて、その日のシャワーはもう地獄で悲鳴あげた)。
たしかその引きずられた直後のタイミングでめちゃくちゃ吐いたと思う。腹ボコボコにされてタマ蹴りもモロで食らってたから。それにやたら息苦しかった。
祭り自体がメチャクチャやかましいのでこういうリンチはたいして目立たなかった。だからだんだんエスカレートしたんだと思う。
それに俺が盛大にボコられるのを祭りの参加者は毎回見てる(一番無意味にボコってくるのは親父なんだけど)。
兄貴は一度怒ると誰にも止められないんだよ。特に俺への怒りはすさまじいものがあったな。
地面に崩れ落ちていた俺からフンドシを力ずくで外して、グロッキーになったフルチンの俺を羽交い絞めにして、弟やその不良系の同級生どもに「おいお前ら、やりたいだけやれ」とか面白そうに叫んで、俺はかなり長いあいだ弟達のサンドバッグ状態だった。
羽交い絞めのフルチン男を五、六人の男が交代で殴るなんてありか?
尋常ではない痛みと恥ずかしさのせいで意識も遠ざかっていたな。だから細かいことは覚えていないなー。
だって殴る奴ら全員本気だし普段からガチの格闘系の喧嘩やってる連中だったから。顔は腫れあがって怪物みたいにパンパン、腹もボコボコ、足の関節も集中して蹴られたのでおかしかくなった。野球の軟式ボールを本気で投げたのも当てられるし、弟の得意技タマ蹴りは見事に直撃して気絶しかけるし(だってフルチンですから)、石や空き缶の的にもなるし、ちん毛ファイヤーはされるし(軽い火傷もした)、プロレスの関節技の実験にもされるし、顔も踏みつけられまくるし、殺虫剤はかけられるし、唾や痰は吐かれるし、もう酔いに任せた集団リンチ。
ところで俺、そこまで悪いことした?←素朴
ただ、兄貴と弟の女なんかももかなり酒が入っているので、楽しそうにキャッキャッキャッキャッ騒いでいたのは記憶してる。何人かは携帯カメラとかも向けてたし。
もっとやれ、ぶちのめせ、キンタマ蹴り上げろ、その不潔な腐れチンポ攻撃しろ、キモイだけの嫉妬野郎は退治しろ、なんてことを女どももガキどもも叫んでいた。集団リンチは怖いことを知ったな。
しょうじき殴られてるのは俺じゃなかったら絶対に誰かが止めてるはずだけどね。やっぱりボコられるのは俺で決まりという空気。それを身に染みて感じた。ふだんから嫌われてて暗くて生意気で友達ナッシングだから。しかもとびきりの不細工。周囲の評判もめちゃくちゃ悪い。
そういや弟はボクシング大好き人間でいつもシャドーボクシングみたいなことやってたので、いつも兄弟喧嘩があるとこんな展開になってたな(兄弟喧嘩といってもけっきょく俺が一方的にボコられるだけだが)。
ボコボコにされて痛くて気持ち悪くて立ち上がれないでいた俺はさいごに飲みかけのビールを頭から盛大にかけられて、いつの間にか集まってきた人垣の帰れコール、笑われながらチンポをかくして着替え場所のある公民館に命からがら帰りましたとさ(というのもフンドシは捨てられて見当たらなかったから)。
その日は帰って若槻千夏ちゃんの写真集でマスかいて寝ようとしたが、腹部と背中の中央部が痛すぎて全然寝られなかった(調子にのったガキが軟式ボールをがちで当てやがったから。しかも皮がめくれてた)。というか腹を殴られ過ぎて気持ち悪く何度も吐き戻した。そもそも殺してやりたいくらい兄と弟にムカつていた。というかあの場にいた奴ら全員をめちゃくちゃ呪っていたね。その後数か月は歩くたびに足に膝に激痛を感じて仕事にも支障出たよ。医者にみてもらったのは当然だが。あのころのメンタルはがちでやばかった。
生まれてから身も心もいつも安定してボロボロだけど、その頃はいつも以上にボロボロだったな
翌朝親父がその件を聞いて、俺はまた猛烈なビンタと腹蹴り(これはたいていセットだった)を食らい、兄貴と弟に対して土下座させられる羽目になった(親父はとにかく謝罪感情を土下座で表現させたがった。ほとんど俺だけになんだけど。俺が土下座ナンパになんの抵抗もないのはその経験のおかげなのかな。ある意味親父のおかげなのか?)。
おしまい。なんのタメにもならないクズエピソード、読んでくれてくれてありがと。
俺みたいになるなよ、みんな。
周囲はワースブレイドみんなコンスタントに盛り上がってたけどな
ダンバイン前後は第一次アニメブームの頃で、その後はOVAに行っちゃうからOVAの諸々の話をしないのはおかしい
というかレイアースなんかOVAの伏線があったのをゲーム会社の金でTVアニメに引っ張ってきた例なのでOVAを無視してレイアースからとか言うな
んでレイアースワタルとかはゲームでファンタジー世界がある程度まで受け入れられた以降の世代じゃろ
それまではファンタジー世界を説明するまでが一苦労なのでそもそも「ファンタジー」が希少、
逆に言えばゲームのファンタジー以降は普通に何でもかんでもファンタジーだし、ロボットもヒットも不発も含めてけっこうある
あとロボアニメじゃないファンタジー設定にも、ロボっぽいゴーレムやロボっぽいドラゴンが普通にいるので、
ロボットアニメという設定にしなくてもロボ欲は充足されてたよね
ナイツマは「日本のロボットアニメが好きなやつが転生して日本のロボットアニメ的なメカを作る」話で
「あのころのロボットアニメを再現したいレトロ路線」をテーマで押し出してるだけで、
ナイツマみたいに大声で「これはファンタジー世界で日本ロボットアニメノスタルジーをやる話です!」と叫ぶようなのは過去にもないぞ
高校生の頃の話。私は自分の足が嫌いだった。25.5cm。可愛い靴なんて入りやしない。Lサイズは大体24.5まで、たまに25。
そんなあるとき、どうしてもかわいい靴が履きたくて、都心にある大きいサイズの店を探し出した。数日後、たまたま母と都心に出かけたとき、そのお店のことを思い出し、「ちょっと覗いてみたい」と頼んでいってみた。たどり着いたのは、一階も二階も両方靴屋さんになっているビル。一階は、いかにも高級店という感じのキラキラ空間。デパートなどでよくある、見本を一足ずつしか店頭に並べていないお店だ。綺麗に身なりを整えた、若い女性店員が一人。二階はというと、お目当ての大きいサイズ。一階とは打って変わって、飾り気のない蛍光灯、壁の棚にぎっしり詰められた靴たち。あれは並べるというより詰めていたという方が近い。なよなよした中年男性の店員さんが隅っこにぽつんといた。
たくさん靴は並んでいたけど、私の憧れていたような可愛い靴はなかった。雑然とした店内も相まって「足のデカい女は可愛い靴なんて無理なんだ」と落胆し、帰ろうとしたその時。
「よろしければ、足、測っていきませんか」
隅っこでコケが生えるんじゃないかというくらい静かにしていた店員さんが声をかけてきた。足がデカいという現実を数字で突き付けてこようという作戦か。断ろうとしたが、「無料ですので」という言葉に気をよくした母がすっかり乗り気になってしまい、私は足を測ることになった。そうして連れてこられたのは、一階のキラキラ空間。なんと、まさかの同じお店だったのだ。あれよあれよという間に、大きい体重計のようなものに載せられた。乗るだけで、足の大きさ、幅、重心など、ありとあらゆることが分かるらしい。すごいものがあるんだね、世の中には。
そうして告げられた私の足は、24.5cm。んん? 1cm足りなくね?
一階に降りてからやけに元気になった店員さんにそういわれて、私は何年も間違ったサイズの靴を履いていたことを知る。測ったら、次は靴選び。何がほしいか聞かれ、お店に行ったのが冬だったこともあり、私は「ショートブーツがほしい」と答えた。ややあってお店の奥から、女性店員さんが箱を持ってきてくれた。中に入っていたのは、足首のあたりにファーのついた、グレーのショートブーツ。
測定結果に基づいて選んでもらったので当然と言えば当然なのだが、驚くほどフィットした。ヒールだって3cmくらいのものがついているのに、その辺のスニーカーより歩きやすい。もちろんお買い上げ。14000円。高校生からすれば目の玉が飛び出るほど高額だったしそんな手持ちもなかったが、同行していた母に支払ってもらい事なきを得た。
あれから何年も経ち、奇跡のショートブートはついに合わなくなった。外反母趾にもなり、あのころとは足の形が全く変わってしまった。今は誰に履かれることもなく、靴箱で眠っている。緊急事態宣言が明けたら、またあのお店に行ってみよう。
パンプスが痛い、靴擦れするという方は、ぜひ一度足を測ってみて下さい。お値段は張るけど。
ひとりごと。ただ書き残したくて。
高校の国語の教師で、とても熱のこもった授業をしてくださる方がいた。
言ってしまえば、好き嫌いが分かれてしまうタイプの強烈な先生だった。
わたしは理系であったが和歌が好きだったので、彼がさらさらと話す古典のエピソードを聞き逃すまいと、一生懸命だった。大ベテランの彼についていけば国語は大丈夫、と太鼓判を押してくれる先生が周囲にたくさんいて、ノート片手に先生の元へといつも通っていた。
国立を受験して、結果待ちの間の卒業式で卒アルに先生にメッセージを書いてもらいに行った。そこに書いてもらった一言は以前先生がおっしゃっていた言葉でとても大きなインパクトがあるもので。「この一言で十分だろう?」と笑いながら。本当にそれで十分だった。彼らしかった。
3月末、晴れて桜が咲き、合格の報告をした。本当に喜んでくれた。
お昼ごはん食べに行こう、と誘われたものの、外せない用事があって固辞した。
「何かあげたいけど、何もないなあ…」と悩みながら渡してくれたのはなにかの会合でもらった記念品。ちょっといいボールペンだった。ちょっといいものだからすぐ使うのはもったいない、としまいこんだ。
次に行くときにはなにか古典の勉強や好んで読んでいた作家さんの話をしようと意気込んでいた。(実際に彼が好きだった筆者の本をたくさん読んで話すために蓄えていた)
しかし、これが最後だった。4ヶ月後、突然病気で亡くなった。まさか彼が突然亡くなってしまうとは思わなくて、なんとか予定を変更すれば行けた、彼とのご飯に行けなかったことを悔やんでいる。
もっと彼の頭の中を覗いてみたかったし、古典の生き字引のような存在の彼にもっとエピソードを聞きたかった。その気持ちが止まらなくて、もらったボールペンは眠ったままだった。永遠に開けられないかと思っていた。
しかし、個人的に気落ちする出来事があって気分を変えたくて、でも落ち着きをくれるものが良かったのでいただいたボールペンを使い始めた。
それは落ち着きのある書き心地と発色で。マーカーでなぞっても滲まなくて。
もともとこのペンの所有者だった、達筆で自分の信念を絶対に曲げない彼がちらついてしまって。思わず涙がとまらなくなってしまった。
先生、お元気ですか。そちらでも古典の授業をキレキレにされてますか、わたしはのんびり大学生をしています、あなたに古典のことで聞きたいことがたくさんあるのに高校に行っても会えないのが本当に苦しいです。寂しいです。わたしがいつかあなたの元に行くとき、沢山の古典の質問を抱えていくので待っていてくださいね、そのときにお答えしてくれるのを楽しみにしています。
もらったボールペンは替えのインクがちゃんとあるらしい、よかった。ずっと使える。わたしはこのペンを使うたび、彼のことを思い出すだろう、切なくなる時もあるかもしれないし、もっと頑張れるかもしれない。これからどう感じるようになるかはわからないけど、本当にこのペンの書き心地が良すぎて手放せないことは事実。
彼がくれたボールペンはあのころのがむしゃらに頑張るわたしとそれに付き合ってくれた優しい彼も思い出させてくれて、一生の宝物になる、そう確信した。
おしっこが
泡ぶくぶくで
僕怖い
30秒経って消えなきゃヤバいよという教えをどこかで聞いたので、待ってみました。
30秒待ってみても消えません。1分経っても泡が残っちゃってますわよ!!
洋式で溜まった水に向けてほれほれほれほれ~どうだどうだって発射しているから悪いのだろうか・・・
ああそういえば、男子トイレの小便用トイレにいつだか行った日のこと、
用を足した男の人が使っていたトイレが、とんでもなく泡ぶくだったなあ。あのころはすげえとしか思ってなかったけど。
まさか自分の身にも起きているかもだなんて。俺は洋式の便所だけど、小便用トイレだったらあそこまでなってしまうのだろうか。
人体って凄いけど、考えれば考えるほど怖いもんだよね。
あれは緊急事態宣言を機能させるための布石だったんだと思ってるけど...
マスコミだってアクリル板もなく、マスクもせず、みんな密集して報道するのが当たり前だった。
安倍総理の学級閉鎖策は権力乱用をいとわない首相によるひどい政策という扱いだっただろ?でも、欧米でも普通に実施してるよな。
このウィルスのやばさを理解し、外出を控えていたのは中国人との交流がある人たちだけだった。
志村さんという有名人の死はそれを自分たちの問題と認識させるものだったと思ってる。
あれを見て震え上がった同年代の高齢者はそれなりにいるんじゃないか?
まだまだ若いと思っていても、コロナにかかったら死ぬってみんな理解した。
その2週間後、緊急事態宣言が出されたとき、学級閉鎖したときのような批判が起きず、粛々と受け入れたのは志村さんの死があったからだと思う。
中学校で俺をクソみたいにいじめてたクズが格闘家になってた。で、コロナで生活が苦しくなったのかYoutube始めてた。コロナ禍でそのまま干上がれば面白かったのにな、残念だ。
しかもその界隈では結構有名な選手らしい。とはいえ、その界隈自体がどのくらい知名度があるのかわからないので、世間一般の知名度はどのくらいなのかわからないけど。
今社会の関心を集めているあのいじめ殺人事件は「これはトラウマ穿り返される奴だ」と思って詳細は見てないのだが、まさか目を逸らした先で最悪のものを目にするとは思わなかった。
動画、やたら楽しそうだったな。楽しそうでよろしゅうございますね。
どうやらコロナ禍で格闘技とかその辺の生活が苦しくなったみたいで、いろんな選手がやってるみたいだ。どの選手も内容がほとんど同じだが。コラボ、予想、ルーティン、トレーニング、コラボ、予想…顔が変わるだけでたいして変化がない。
まぁ、俺を恐喝すれば金を得られたあのころと違って本当に厳しいんでしょうね。金返せよ。
なんかファンからもらったプレゼントを自慢げに見せてましたね。俺の時計返せよ。
服にもこだわりがあるようで、なんか独自ブランド作ってましたね。俺の服あんなに破いたのにな。
再生数が欲しいなら「私の過去を告白します」みたいな動画作ればいいんじゃないでしょうか。
ちょうどいじめ殺人で世間が湧いている今、再生回数めちゃくちゃ延びると思うよ。協力してやるから取材しに来いよ。傷跡まだ消えてないからさぁ。
結構な再生回数献上してしまったけど、お前の人生も面白いな。俺の人生を崩壊させたお前が、なんか「苦しみを乗り越えてきた漢」みたいな扱いでリングやらケージに上がってんじゃん。
いい仲間に巡り合えてよかったですね。俺をいじめ殺す寸前まで言ったあのあと、いろいろな経験がお前を成長させてくれたんですね。クソすぎるだろうお前。過去の亡霊は常にお前を見ているぞ。
まぁしかし、結局のところ、いじめってのは対等な関係ではないのが問題だな。
あの格闘技のように、リングやケージで「対等に」「ルールを守って」「危険になったらちゃんとストップがかかる」「失神すれば許してもらえる」お優しくて甘い世界じゃないわけでさ。
俺は人を殴らない、お前は平気で殴れる。俺は社会のルールを守る、お前は守らない。失神しても水かけて起こして蹴り続ける、みたいな不平等な関係なのが問題なんだよな。
ウシジマとかいう漫画にあったあれだよ。「金属バットで人の頭をフルスイングで殴れる人間が強い」ってやつ。俺はそんなことしないので、それができるお前の方が強いわけだ。
ところでウシジマはもう読んでないけど、ちゃんとウシジマ死んだ?あんなクソを生かしたまま終わるってありえないけど、作者はどう畳んだんだろうな?それともまだ続いてるのか?まぁいいや。
いじめってのは、「一方的に他者を攻撃できる」状態なんだよ。いじめをやるクズはチート状態だし、いじめられる側は縛りプレイなわけだ。
縛りプレイ中のプレイヤーとチートプレイヤーが対戦してるのがいじめなんだよ。
でまぁ、残念ながらお前は俺の時と違って「対等に一対一でやり合えてレフェリーもいる優しい優しい優しい優しい優しい世界」でお給料もらってるんで、お前も負けるときがあるよな。仕方ない。お前チート使わしてもらえないもんな。メリケンサックとかグローブに仕込んでみるのはどうだ?俺に使ったやつ、まだもってないか?やれよ。勝ちたいならそのくらいやるよな?
つーか負けるにしても失神くらいしろよ。判定負けとか甘いこと許してんじゃねーよ。鼻が折れるまで、腕が折れるまで、金を失うまで、友人を失うまで、人間の尊厳を失うまで戦えよ。金玉のひとつくらい潰れても戦って見せろ。「一個くらいいいだろ」お前が言った言葉だぞ。実践しろ。格闘家なんだろ?戦いを生業にしてるんだろ?負けたらすべてを失え。無様な姿の撮影会開かせろよ。試合に負けて鼻が折れて泡吹いて下半身裸の状態で撮影会しろ。それがあるんならお前の試合見に行くわ。
しかしちゃんと体重も同じくらいの相手を選んでもらってなぁ。うらやましいなおい。優しい世界だなぁ。すぐ病院にもいけてなぁ。スポンサーまでついちゃうんだもんな。俺、お前に金とられてたから実質お前の最初のスポンサーってことになるな。俺のことも動画で宣伝してみてくれよ。あるいは、お前のパンツに印刷されてるスポンサー様全員今すぐ殴りに行ってこい。「金サンキュー」とヘラヘラ笑いながらスポンサー様に膝蹴りしろ。今すぐやれ。
それとお前もヘビー級と戦えよ。何が「階級が違うと全然違う」だクソ馬鹿が。今からヘビー級のチャンピオンに殴り殺されて来いよお前。お前の体重とヘビー級チャンピオンの体重差は、俺とお前の体重差とあんま変わらんだろ。今すぐ男を見せて来い。無様な姿を見せて撮影会しろ。
まぁ、判定負けとかクソ過ぎて嫌になるけど、お前の負け試合はほんの少し俺の心を救ってくれたわ。お前が負けた相手もYoutubeやってたんで一通り見たけど、お前結構酷い評価受けてて笑ってしまったわ。
とはいえ、お前が負けたあの選手も過去に何やってるか分かったもんじゃないしな。俺みたいな人間を生贄にのし上がったクズかもわからん。安易に持ち上げないことにしておく。
でもまぁ、爽快だわ。ありがとう某選手。できれば失神KOとか下半身裸一本泡吹き一本とかまでやってくれたらよかったけどな。
いじめってのは上で書いたようなチートプレイの快感に似た部分があるんで基本的になくならないし、「できるとわかったらデメリットがメリットを超えない限りやり続ける」のが人間なので、今までもこれからもいじめで亡くなる人は絶えないだろう。学校だけではなく、これは職場でも同じだ。
ただ解せないのは、ゲームや格闘技などの優しい世界ではチートプレイヤーがBANされるのに、リアルでは被害者がBANされるところだな。
いじめというのは「実に人間らしい病理」なわけで、本来はいじめクソ野郎のほうを隔離して治療しなければならないだろう。
問題が早期に発見され、クソ野郎が速やかに隔離治療される流れが確立されれば、被害者は「災難だったな」で終わる話だ。被害はちゃんとお金に換算して弁償してもらえば、ムカつくが人生が崩壊するような被害は負わない。
文春の記事は(辛くて)読めてないが、TLなどから漏れ聞こえる内容によれば、長期的な拷問を受け続けていたということだ。悼ましいことだ。
日本は入管で公務員が拷問行為を職務としてやっている恐ろしい国なので改善は期待できないが、それでも「拷問は絶対にこれを禁ずる」国であるのは間違いないだろう。
拷問というのは長期間にわたって身体を拘束され、苦痛を味わわせる行為のことだろう。
長期的に加害者から離れられず被害を受け続けるいじめというのは、単なる傷害罪を超えた拷問に近い性質があるではないか。
学校はいじめ対策をいろいろ考えるよりも、まず「被害者と加害者を即離す」ことを徹底してはどうだろうか。
「絶対に禁ずる」という強い文言で憲法に明記されている精神を示してほしい。
被害者に逃げ道を示してあげるのは優しさなんかじゃない。「お前はいじめられた」というスティグマを刻むだけだ。
そんなことよりも、すぐに、すぐに、すぐに、すぐに、加害者をつまみ出してくれ。
一発殴られたくらいなら、嫌な記憶として忘れることもできる。
だから、一発殴られたくらいの苦痛のうちに、加害者を、隔離してくれ。
頼む。
お前は負けろ。
今は正直、江戸時代とそう変わらないよねとは思ってる。
お世継ぎがいないとお家断絶になるなど制度上必要な人たちや裕福な人たちが妾などを囲っていたそんな時代。
今はそれなりの稼ぎがないと男は結婚できない...つまり、貧乏長屋に詰めている男たち状態。
そして、女は学費などのために春を売ったりパパ活をしたりする...これは緩い意味での遊郭なり妾なりだろうな。
あのころ、男はがむしゃらに働き、女は家を守るのが当たり前だった。
女が働きに出るのはよほど世帯収入に問題があるときだけだった。
リンクされていたトリレンマの記事を見る限り、そういうシステムになっていることで、全員結婚するという安定した時代が築けていた。
...女性の社会進出と声高に叫ばれる今、確かに女性は仕事を選べるようになった...いや、仕事をするのが当たり前になった。
ただ、多くは口に糊するために否応がなしに働かざるを得ない。
二、活版所
ジョバンニが学校の門を出るとき、同じ組の七八人は家へ帰らずカムパネルラをまん中にして校庭の隅すみの桜さくらの木のところに集まっていました。それはこんやの星祭に青いあかりをこしらえて川へ流す烏瓜からすうりを取りに行く相談らしかったのです。
けれどもジョバンニは手を大きく振ふってどしどし学校の門を出て来ました。すると町の家々ではこんやの銀河の祭りにいちいの葉の玉をつるしたりひのきの枝えだにあかりをつけたりいろいろ仕度したくをしているのでした。
家へは帰らずジョバンニが町を三つ曲ってある大きな活版処にはいってすぐ入口の計算台に居ただぶだぶの白いシャツを着た人におじぎをしてジョバンニは靴くつをぬいで上りますと、突つき当りの大きな扉とをあけました。中にはまだ昼なのに電燈がついてたくさんの輪転器がばたりばたりとまわり、きれで頭をしばったりラムプシェードをかけたりした人たちが、何か歌うように読んだり数えたりしながらたくさん働いて居おりました。
ジョバンニはすぐ入口から三番目の高い卓子テーブルに座すわった人の所へ行っておじぎをしました。その人はしばらく棚たなをさがしてから、
「これだけ拾って行けるかね。」と云いながら、一枚の紙切れを渡わたしました。ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函はこをとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁かべの隅の所へしゃがみ込こむと小さなピンセットでまるで粟粒あわつぶぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。青い胸あてをした人がジョバンニのうしろを通りながら、
「よう、虫めがね君、お早う。」と云いますと、近くの四五人の人たちが声もたてずこっちも向かずに冷くわらいました。
ジョバンニは何べんも眼を拭ぬぐいながら活字をだんだんひろいました。
六時がうってしばらくたったころ、ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱はこをもういちど手にもった紙きれと引き合せてから、さっきの卓子の人へ持って来ました。その人は黙だまってそれを受け取って微かすかにうなずきました。
ジョバンニはおじぎをすると扉をあけてさっきの計算台のところに来ました。するとさっきの白服を着た人がやっぱりだまって小さな銀貨を一つジョバンニに渡しました。ジョバンニは俄にわかに顔いろがよくなって威勢いせいよくおじぎをすると台の下に置いた鞄かばんをもっておもてへ飛びだしました。それから元気よく口笛くちぶえを吹ふきながらパン屋へ寄ってパンの塊かたまりを一つと角砂糖を一袋ふくろ買いますと一目散いちもくさんに走りだしました。
三、家
ジョバンニが勢いきおいよく帰って来たのは、ある裏町の小さな家でした。その三つならんだ入口の一番左側には空箱に紫むらさきいろのケールやアスパラガスが植えてあって小さな二つの窓には日覆ひおおいが下りたままになっていました。
「お母っかさん。いま帰ったよ。工合ぐあい悪くなかったの。」ジョバンニは靴をぬぎながら云いました。
「ああ、ジョバンニ、お仕事がひどかったろう。今日は涼すずしくてね。わたしはずうっと工合がいいよ。」
ジョバンニは玄関げんかんを上って行きますとジョバンニのお母さんがすぐ入口の室へやに白い巾きれを被かぶって寝やすんでいたのでした。ジョバンニは窓をあけました。
「お母さん。今日は角砂糖を買ってきたよ。牛乳に入れてあげようと思って。」
「ああ、お前さきにおあがり。あたしはまだほしくないんだから。」
「お母さん。姉さんはいつ帰ったの。」
「ああ三時ころ帰ったよ。みんなそこらをしてくれてね。」
「お母さんの牛乳は来ていないんだろうか。」
「来なかったろうかねえ。」
「ぼく行ってとって来よう。」
「あああたしはゆっくりでいいんだからお前さきにおあがり、姉さんがね、トマトで何かこしらえてそこへ置いて行ったよ。」
「ではぼくたべよう。」
ジョバンニは窓のところからトマトの皿さらをとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃたべました。
「ねえお母さん。ぼくお父さんはきっと間もなく帰ってくると思うよ。」
「あああたしもそう思う。けれどもおまえはどうしてそう思うの。」
「だって今朝の新聞に今年は北の方の漁は大へんよかったと書いてあったよ。」
「ああだけどねえ、お父さんは漁へ出ていないかもしれない。」
「きっと出ているよ。お父さんが監獄かんごくへ入るようなそんな悪いことをした筈はずがないんだ。この前お父さんが持ってきて学校へ寄贈きぞうした巨おおきな蟹かにの甲こうらだのとなかいの角だの今だってみんな標本室にあるんだ。六年生なんか授業のとき先生がかわるがわる教室へ持って行くよ。一昨年修学旅行で〔以下数文字分空白〕
「お父さんはこの次はおまえにラッコの上着をもってくるといったねえ。」
「みんながぼくにあうとそれを云うよ。ひやかすように云うんだ。」
「おまえに悪口を云うの。」
「うん、けれどもカムパネルラなんか決して云わない。カムパネルラはみんながそんなことを云うときは気の毒そうにしているよ。」
「あの人はうちのお父さんとはちょうどおまえたちのように小さいときからのお友達だったそうだよ。」
「ああだからお父さんはぼくをつれてカムパネルラのうちへもつれて行ったよ。あのころはよかったなあ。ぼくは学校から帰る途中とちゅうたびたびカムパネルラのうちに寄った。カムパネルラのうちにはアルコールラムプで走る汽車があったんだ。レールを七つ組み合せると円くなってそれに電柱や信号標もついていて信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ。いつかアルコールがなくなったとき石油をつかったら、罐かまがすっかり煤すすけたよ。」
「そうかねえ。」
「いまも毎朝新聞をまわしに行くよ。けれどもいつでも家中まだしぃんとしているからな。」
「早いからねえ。」
「ザウエルという犬がいるよ。しっぽがまるで箒ほうきのようだ。ぼくが行くと鼻を鳴らしてついてくるよ。ずうっと町の角までついてくる。もっとついてくることもあるよ。今夜はみんなで烏瓜からすうりのあかりを川へながしに行くんだって。きっと犬もついて行くよ。」
「そうだ。今晩は銀河のお祭だねえ。」
「ああ行っておいで。川へははいらないでね。」
「もっと遊んでおいで。カムパネルラさんと一緒いっしょなら心配はないから。」
「ああきっと一緒だよ。お母さん、窓をしめて置こうか。」
ジョバンニは立って窓をしめお皿やパンの袋を片附かたづけると勢よく靴をはいて
「では一時間半で帰ってくるよ。」と云いながら暗い戸口を出ました。