はてなキーワード: 119番とは
友人が自動車で住宅街の道路を上っている時、向こうからババアの自転車が猛スピードで下ってくるのが見えた。
出来るだけ左に寄ってしかも道幅が狭いので用心して完全停車状態で行き過ぎるのを待っていたそう。
ところがそのババアが友人の車に気がつくのが遅れたらしく、慌ててハンドルを切って
ギリギリ友人の車を避けた後そのまま反対側の側面壁に激突した。
ババアはひっくり返ったまま動けなくなり救助を求められ、友人がわざわざその場に留まって救護して119番通報した。
ババアが搬送された後も警察への事故状況の説明などで半日以上拘束され、その日の仕事を全てキャンセルする羽目になった。
幸い事故を目撃していた人もいて、友人がかなり手前で既に停車状態だった事やババアの自爆事故って事は分かって冤罪被害で逮捕される事は無く
事故の責任も問われる事は無かったものの、ババアは骨折が酷くて一生自力では動けない状態になった。
ババアの家族からは「お前のせいだ!」と粘着され嫌がらせ、職場にも押しかけられ友人は退職せざるをえなくなり
またある事ない事噂を立てられ住み慣れた土地も引っ越ししなくてはならなくなった。
引っ越すまでに彼の妻や子供も変な噂を立てられ虐められたらしく、友人のせいという事にされ離婚された。
元々真面目すぎる性格が災いして、自分を責める様になり、数年後に自殺した。
こんなことを言っては倫理に反するかも知れないけど、友人はババアなんて見捨てれば良かったんだよ。
友人では無く、俺の弟なんだけどな。
なんで俺の弟は孤独の中で死ななくちゃいけなかったんだよ。
誰か教えてくれよ。
マジレスすると、知識ないなら他にできる人を呼ぶことだ。周りに人がいないなら救急車や警察に直接言うのが正しい。
その場で救命処置をするよう言われてもできないと断っていい。できんもんは仕方ない。
女性に触れる事自体が犯罪だと認知してる社会的な立ち位置にいると自覚されている人々にもできる役割を考えてあげるべきなんじゃない?
別に社会はそういう人達がいても機能するのよう作られている。そういう変な人が直接手を下さなくとも人を呼ぶだけや安全を確保するだけでもいい。
君達がどう感じようと何をしようと何もしなかろうと、社会的にはどうでもいいんだよね。君達が人の命を救うなんてこと期待していないから
一度目は、大学の後輩でありおそらく大学生時期に一番仲良くしていた親友。僕は大学を出てからも大学の近辺に住んでいて、彼はそろそろ院卒の論文を提出する頃だった。
共通の友人と一緒に部屋に踏み込むと、自室の筋トレ器具を使って首を吊っていた。
そこから葬式が終わるまでの記憶はとても曖昧だ。110番と119番のどっちが救急車を呼べるのか分からなくなったこと、彼のケータイから両親の電話番号を調べて連絡するのに手こずったこと、警察官から何度も話を聞かれたこと、結婚が決まっていた彼の恋人が動転して僕を殴ったことなどを断片的に覚えている。ただ、時系列に並べようとすると分からないことが多い。それに、思い返すと今でも涙が出てくる。
どうやら彼は院論で行き詰まり、思い詰めてしまったらしかった。遺書などが残されていなかったので実際何が動機なのかは分からないが、状況からしてそうなのだろう。彼は就職も決まってたし、綺麗な恋人と婚約もしていた。彼の自殺から20年ほどが経過したが、今もまだ彼が元気で人懐っこい笑顔でメシをたかってきた頃のことを夢に見る。
二度目は、職場の同僚。職場では皆から毛嫌いされていた。僕も彼のことが嫌いだった。彼はよく嘘をつき、トラブルを起こしていた。業務連絡のためにメールアドレスを交換した相手に怪文書を送りつけて騒ぎになったことは一度や二度ではない。退勤時に家までつけられそうになったという女性もいた。彼は一度クビになりかけて、クビを回避する条件として「同僚のプライベートに関わる雑談を一切しない・退勤は他のスタッフと三十分時間を遅らせる・職場以外で同僚を見かけても後を追わない・同僚のプライベートに関するメモを破棄する」という誓約書を書かされていた。
ある日僕が夜勤に出ると、彼と一緒に日勤で出ていた女性の同僚から「彼がトイレに行くと言って離席したきり一時間くらい戻って来ない」と言われ、職場を探すとロッカールームでクビを吊っていた。僕は「うわ、コイツやりやがった」と思い、上長に連絡を入れ、警察を呼んだり救急車の手配をした。ずっと「キモいな」「迷惑だな」「なんでクビにしなかったんだ」みたいなことを考えていた。
彼が職場で首を吊ったという話は、当然ながら同僚のほぼ全員が数日内に知ることになった。誰も悲しんでいなかった。事態にショックを受けて辞めてしまうという人が何人か出て、その後半年間くらい色々大変だった。
人の死には関わりたくない。
ここ一週間の当店、私のシフトの日に限ってトラブル続き。前々回は派遣バイトの人が糞客とバチバチに口論をしてセキュリティを呼ぶことになった。前回は、常連のおじいさんなお客様の車が何故か無人なのに動き出し、車道へ走り出て向かいの会社の敷地に突入という物損事故があり、人身事故と勘違いした私が110番して警察を呼んだ。そして今回は初めて派遣されて来たバイトが勤務中に突然倒れたので119番で救急車を呼んだ。しかも倒れた派遣バイトの人はオーナーがいうにはだいぶ怪しい人だという。私は呪われているのだろうか。
出勤したらシフトリーダーがキレキレにキレていた。というのも、怪しい派遣バイトの人があまりにもシフトリーダーの指示を無視してトンチキなことをやってばかりいたので、夕方四時の納品を品出しが捗らず、私の出勤する直前にやっと終わったところだという。
怪しい派遣バイトの人は「動いていないと落ち着かないんです」と言って別に今やる必要のない雑用をしにレジを離れて行ってしまい、お客様が会計のために並んでいても無視して自分のやりたいどうでもいい雑用をし続けたので、シフトリーダーは品出しにレジ接客にとてんてこ舞いだったそう。
かなり腹を立てていたシフトリーダーは怪しい派遣バイト人の声がデカい事にすらイライラし、そしてシフトリーダー自身もかなり声がデカいことが自分で気になってしまったらしくて更にイライラを募らせていた。
不毛感パネェと思いながら交代。カフェマシンの掃除をしたかったが、シフトリーダーの「アイツと組んでるとやらなきゃいけないことが何も出来ないよ!」という忠告に従い、諦めてレジに専念しつつ、暇が出来たらフライヤーの籠を食洗機にかけるくらいはやろうと考えた。
怪しい派遣バイトの人の行動をそれとなく見てみたところ、私がただレジ接客に集中している間には特に変な事はしないのだが、ちょっと暇が出来て私がタバコの補充みたいなレジ周りの軽い作業をやりだすと、本当にあれやこれややりだすのだ。単にじっとしていられない性格というよりは、人が働いていると自分はそれ以上に働かなくてはならないという強迫観念に突き動かされていそうな感じだ。そして、やることなすこと、けっこう無駄で邪魔。たとえば、自分のレジを放棄して私のレジの目の前にやって来てお客様を押し退けながらすぐ側のホットドリンクの棚を引いたり戻したりするが別に補充をするわけではない、などをやっていた。
だいぶ要領が悪い人っぽいが、私がレジで微動だにせずにいれば同調したかのように同じく自分のレジの所でじっとしているので平和。
お客様的には、久しぶりに夕勤の時間帯に私以外の女がいて、しかも怪しい派遣の人がハキハキと挨拶が出来るものだから、むしろ嬉しいくらいだったみたいで、怪しい派遣バイトの人が「ありがとうございました」といえば「はいありがと」と朗らかに返すお客様も何人もいた。
とまあ、シフトリーダーが言うほどには私と組んでいる間は怪しい派遣の人は問題を起こさなかったのだが、オーナーが出勤してからが大変だった。
実は怪しい派遣の人は住所等の個人情報を詐称してエントリーしてきた悪質派遣バイトだったのだ。怪しい派遣の人は以前にも当店のシフトにエントリーしてきたのだが、他店で何度もシフトのバックレをしており、当店でも一度ドタキャンをしたことがあるので、オーナーは断ったのだそうだ。
今回、怪しい派遣の人は個人情報を偽ることでなんと来週の当店の全ての枠にエントリーしていた。そのせいで、同じ派遣会社の派遣バイトのなかでもかなり仕事が出来てしかも当店を気に入ってよくシフトに入ってくれていた人達が誰も来週のシフトにエントリー出来ないという事態になっていた。
それでオーナーは出勤するなり怪しい派遣バイトの人を事務所に呼び出してこれは一体どういうつもりなのか、サボってばかりの癖にこんなにシフトを詰め込んで本当にやる気あんのかと(一応丁寧な言葉で)詰め詰めしたのだけど、怪しい派遣バイトの人は、
と言い切った。
そして、レジに戻って間もなく昏倒した。
怪しい派遣バイトの人が倒れる直前、私は怪しい派遣バイトの人の背後を「通りまーす」と声をかけて通行する途中だった。別に特別狭い所を無理やり抜けようとしていた訳でなく、単に怪しい派遣バイトの人が私の存在に気づかず後ろに下がったりなどして衝突しないよう声をかけただけだ。怪しい派遣バイトの人は私を避けようと一歩前に出たのだが、すぐ何故か私の方へお尻をつき出してきて、それから数歩私の方へと下がってきた。私は怪しい派遣バイトの人と電子レンジの間に挟まれたのだが、私が急に声をかけたから怪しい派遣の人が驚いて前に避けるつもりが逆に後ろに下がっちゃったのかな? と呑気に思ったのだが、すぐに怪しい派遣バイトの人が体重を乗せてこっちに寄りかかってきたので、
と呻いたのだが、そしたら急に怪しい派遣バイトの人の身体がぐらぐらしてきた。やばい、こっちに倒れかかってくる! と気づいた瞬間に、昔ニュースかなんかで、倒れた人を抱き止めようとして巻き込まれ、自分が腰を骨折して下半身付随になってしまった女性のことを見たなと思いだし、これはまき込まれて大怪我するパターンだと観念した。
ところが怪しい派遣バイトの人は私を避けるようにして左方向へ倒れた。ド派手な倒れっぷりだったが、頭を打つ「ゴッ!」という音は聴こえなかった。それより肉が床にあたるべちん! という音がして、怪しい派遣バイトの人は横になった胎児のポーズで倒れたのだ。一瞬違和感を覚えたが、人が目の前で倒れたので私もオーナーも驚き、二人で手分けして救急車を呼び怪しい派遣バイトの人を介抱した。
私は半ばパニックのまま救急に電話したり、駆けつけた救急車の誘導をしたりしたが、オーナーは驚きはしても店内で人が急に倒れる事には慣れているので、きびきびと私に指示を出しつつ、毛布を持ってきたりお客様のレジ対応をしたりしていた。
倒れた怪しい派遣バイトの人は、私が呼び掛けたら白目を剥いていたがすぐに意識を取り戻した。救急車を読んだことを伝え、どこか痛かったり目が回ったり吐き気などがしたりしないかと聞いたところ、ただ気持ち悪いだけだが吐くほどじゃないという。職場で倒れたことを伝えるべき家族や同居人の連絡先は? と聞いたら、首をブンブン振って連絡はしないでくれという。なんか訳ありの予感。
救急車が来て怪しい派遣バイトの人がストレッチャーに乗せられて行ったあと、オーナーが事務所から怪しい派遣バイトの人の契約書類を持ってきたのだが、そこに記入されていることからは家族の連絡先どころか家族の有無すらわからないのだそうで、当店からはなすすべがない。
救急車は二十分を過ぎても発車しなかった。オーナーが、そういう事はよくあることで、このご時世なので受け入れ先が見つかるまで何件もの病院に連絡をしているのだろうといった。
しかし、救急車到着後から30分くらい経ってから、救急隊の人が店に戻って来て、「本人が大丈夫だというので帰しました」とオーナーに言った。怪しい派遣バイトの人は救急隊とオーナーが見守るなか、自力で車を運転して帰って行った。
訳がわからないが、そういう場合でも救急隊は本人の意思を尊重するものだとオーナーは言った。
まあ、そんなことがあって、怪しい派遣バイトの人の当店へのエントリーは全部拒否されることになり、派遣会社にもちゃんとクレームを入れることになったそうなので、怪しい派遣バイトの人が当店に働きにくることはもうない……はず。
「茶髪の青年たちが歩道橋の天井によじ登って騒ぎ不安を煽り立てた」
と証言して責任逃れを図ろうとし、マスメディアの報道ではこの証言を元とした評論も見受けられた。
ところが後日の調査によれば、実際はその茶髪の青年たちは歩道橋中央での惨事を通報するため、
歩道橋のプラスチック壁を破壊して屋根に登り、歩道橋への群衆流入を阻止しようと惨事を皆に伝え、119番で救急車を要請していたことが判明した。
茶髪の青年が歩道橋のプラスチック壁を破壊して屋根に登り騒いだせいで、死者がでた
⇒被害を減らすために頑張っていた
火災現場にいくと、いつも赤い車が居る。あの赤い車が放火しているに違いない!
⇒赤い車は消火のために集まっていた
小学校で児童が顔面を骨折する大けが 学校は救急車を呼ばず 駆け付けた母親が119番通報 名古屋
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b51f640a3301ea0537205c00c7f3cd1909a1a6f
これもう起こるべくして起こった事件かなと思って。
児童に何かあったら担任か校長か教頭かいたら専科教員が対応することになるんだが
みたいな感じ。
昨今のコロナ対応とか熱中症対策とか設備のトラブルとか児童のトラブルとか研修とか視察とか地元のコミュニティスクールの方とかとの打ち合わせがあって常にマルチタスクで動いてる中、さらに学校には絶え間なく来客や電話やなにかしらが来る。
児童が700人いたらそれだけで手一杯なのにコロナと暑すぎる夏とプールやらなんやらで夏は特に忙しい。
児童もみんながみんないい子たちではない。クラスに2割ぐらいは落ち着かない児童がいて、中には外に逃亡する児童もいる。登校してるはずなのに来てない児童もいる。児童の安全が第一なのでそういう子がいるとそちらを真っ先に対応しなきゃいけない。
暑すぎるせいで具合が悪くなる子も多い。最近だと吐いたっていうケースが1日に5人ぐらいある。吐いたら消毒もしなきゃいけないし隔離もしなきゃいけないし、そんな状況で転んだっていう児童が職員室に来た時に、養護教員が休みだともうちゃんと対応できないんだよ。
人手が足りない。圧倒的に足りない。
https://anond.hatelabo.jp/20211031210646
明らかに様子がおかしければ躊躇せず119番してOKです。迷ったら、手遅れになる前に119番を!本当に救急車を呼んではいけない人というのは、「風邪をひいたかもしれない」「ひざをすりむいた」「健康診断に行くから送ってほしい」といったレベルの人です。
・♯7119 ※自治体によっては実施していなかったり、番号が異なったりするので注意!
→電話をすると、医師・看護師・相談員などに救急車を呼ぶべきか相談できる
→休日・夜間に、子供の症状の対処や医療機関受診について、医師や看護師などに相談できる
→症状を選んでいくと、緊急性の目安を判定してくれる
などの利用を検討してみてください。
ついったーはAEDでまだもめてんのか。すげーバカみたいだな。
尋常じゃない感じで女がぶったおれた。AEDはある。自分はキモいおっさん。と考えてくれ。
もしいるなら、自分は119番通報とか施設の管理者(駅員とか)を呼びに行く役割をしよう。女に触らなくて済むし、何もしてないと責められることもない。ノーリスク。
それが終わって誰もまだ救護していない場合、もし女がいるならAEDをそいつに押し付けて使ってもらう。ノーリスク。使い方を読み上げるとかその手のお手伝いはよい。頼んだ女の手際が悪くてぶっ倒れてた女が死んだ?いや頑張ったけどダメだったね運命だったんじゃない?ノーリスク。
もしその女がAED使用したがらなくても、服を脱がすところは女にやってもらう。もしくは女の監視と指示のもとに行う。そいつが訴訟になってから裏切る可能性があるがローリスク。
さて、自分以外の人がいるが、全員男だったらどうしよう。
意識が完全にないならともかく、微妙にあったりするとぶっ倒れている女がせん妄でわけわからん訴訟を起こしてくるリスクがある。まあまあのリスク。でも見捨てて立ち去るとそれもまあまあリスク。救護しなかった男ということになる。
前述の通報等行動はとれるが、立ち去れなくなるのでノーリスクではなくなる。AEDを実際に使用しようとするなら周りの男と読みあいになる。救護活動はずるずると遅れ、女は微妙な救護を受けて死ぬかもしれない。ここでAEDを使える奴は猛烈に勇気ある。
ローリスクな行動としては「自分より近くに他の男がいたから助けると思った」で誰の印象にも残らないうちに立ち去るのがたぶんかなりよい。
さて、自分以外の人が本当に誰もいなかったら?
ぶっ倒れた女に気づかれていなかったら倒れた女に気づかなかった風で立ち去るのがローリスク。いやあ、酔っ払いが寝てると思ったんですよね。
気づかれてたらハイリスクハイリターン行動AEDをするしかないかもしれない。せめて119に電話かけながら指導受けながらにしたいものだ。
コンビニバイト五年目に突入したが、バイト始めたてと今とで、自分の中で一番変わったなということは、結局のところこの店はオーナーの持ち物であるのだから、オーナーの意向が一番大事なのだ……場合によっては正義より倫理よりもオーナーが優先だ……と考えるようになったということだと思う。昔はもっと、世間一般の正しさとかコンビニバイトなりの職業倫理とか、効率のよい働き方とかに拘っていたのだが、今やすっかりオーナーのポチみたいな有様である。まあ、オーナーが面倒臭い性格ではありつつも基本的に小市民というか人畜無害というかそんな感じの人なので、こっちは安心して犬になっていられるのだと思う。金払いもまともだし。オーナーの言う通りに仕事をすると物凄く効率は悪いものの、それで誰かが怪我や病気をしたり死んだりするわけではない。
だが、昼勤のパートさん達は、オーナー命令に納得が行かない時はバチバチにオーナーと闘うらしいし、自分さえ良ければそれでいいなんて考え方はしないし、少しでも売上に貢献しようという気持ちを持っている。そういう人達が支えている店で、私ども夕勤・夜勤のメンバー(オーナーと一対一で働く機会が多い)がオーナーのポチをやってるのは、昼勤の人達のやる気にフリーライドしているだけなのでは? という気もするが。
昨日はAさんが休みのはずが21時出勤に変更されていたので、Aさんが来るまではオーナーとのシフトだった。いつも通り、オーナーは「レジ以外何もしなくていいです」と言って事務所に引っ込んでしまったので、私は手持ちぶさたでレジについていた。
可愛い幼児と可愛い赤ちゃんが何人か親に連れられて来店。夕方にコンビニに来る子供達のほとんどは凄まじく愛想がないのだが、今日来た幼児と赤ちゃん達は「ばいばーい」なんて手を振ってくれて、とても可愛かった。もちろん私も手を振り返した。とある赤ちゃんの場合、その子を抱っこした親の方も愛想のいい人で、「ほら、店員さんに手を振って~」と赤ちゃんに語りかけるので、私がミッ○ーマウスになった気分で手を振ってやったら、赤ちゃんも笑顔で手を振ってくれた。心が千々に乱れるほど可愛い。
19時55分になると、オーナーがもう帰りたいと言い出した。
というので、
「まあでも今日はもう来ないでしょ」
「今日はA君は21時に来るって言ってたから、きっと早くには来てくれなくてギリギリに来ると思うから、本当に1時間一人きりになっちゃう訳だよなー」
なんて珍しい事を言い出した! いつものパターンだとこういうときは「A君は21時に来るって言ってたけど、きっとA君のことだから20時半にはきてくれるよ」と言ってそそくさと帰ってしまうのである。
「トイレ掃除、今やっちゃえば後で世話ないよな。今ならお客さん少ないし、やっていいですよ」
なんつって、トイレ掃除をする時間を作ってくれまでした。一体どういう風の吹きまわしなのかと、ちょっと怖くなりつつ、おとなしくオーナー命令に従い、トイレ掃除をした。オーナーは私がレジに戻ったのと入れ替りに帰って行った。
Aさんは基本的に21時に入るといったら本当に21時になる寸前に出勤してきて始業1分前にタイムカードを押す。ところが今日は10分も前に出勤してきて、オーナーがもう帰ったと知るやすぐに制服に着替えてフロアに出てきた。オーナーがいつも勝手に「A君だからきっと早めに来てくれると思う!」と私などに期待を持たせておいて、自分はとっとと帰るという事を私がAさんに何度か話したら、Aさんは自主的に早めに出勤するようになったのかもしれない。
「今日は珍しい事に、オーナーはいつもの『A君なら30分早く来てくれると思うから』を言わなかったんですよ。『きっとA君はギリギリになって来ると思う』と言ってましたよ」
と私が言うと、Aさんは驚いていた。一体、何がオーナーを変えたのだろうか? 私の想像では、先日私が女子フリーターアルバイトさんに、オーナーが従業員にワンオペを頼む時に言うこと……「○○さんなら30分早く来てくれる」……を真に受けて他の従業員と喧嘩しないようにね、と言った事を女子フリーターアルバイトさんがそのままオーナーに言ったか、Dさんに愚痴ったらDさんがオーナーにそれを伝えたのではないだろうか?
ところが 、Aさんはきっとそれじゃないという。
「多分、バイトをワンオペさせるのはヤバいと思ったんですよ。最近、すき家でワンオペ中に死んだ人のことが話題になってるから」
だそう。なるほどー。けれども、あのオーナーが余所のフランチャイズの出来事を自分事のように考えて対策を練るだなんて、全くリアリティがないな……と一瞬思ったが、そういえば過去にオーナーの奥さんが仕事中に倒れて生死の境をさ迷ったことがあったのだった。その時は奥さんはワンオペではなかったからよかったものの、もし一人で店番をしていたら命がなかったかもしれない。
奥さんが倒れた後しばらくは、オーナーは従業員の健康も心配していたのだ。当店は若いアルバイト数人を除いたら皆アラフォー以上なので、いつ何があってもおかしくないから皆無理はしないように……とオーナーはその頃は言っていた。
という事があったので、オーナーもすき家のニュースに思うところがあったのではとAさんは言う。
「なるほど。確かに、夕方から入る私とBさんももう40代だし、勤務中に突然コロリと死ぬなんてこともあり得ますねー」
と私が言うと、Aさんは驚いていた。
「そんな! 40代っていってもアラフィフじゃなくてアラフォーでしょ!? そんな早いうちから死にそうになんかなるもんですか?」
「あーなるなる。だって私もう不整脈とお友達だもん。仕事から帰った後に夜更かししてゲームしまくってから寝て起きた朝とか、たまに、あれ? なんか胸の中が静かだぞ? って瞬間があって、119番するかどうか迷うもん」
救急に自分で電話して『お忙しいところすいません、今、私の心臓動いてないみたいなんで、ちょっと来てもらえますか?』って言ったら電話を受けた方は本気にしてくれるんだろうか? というのが目下のちょっとした悩みだよ。と言ったら、Aさんは、そういえば何年か前にレジ待ちをしていた30代くらいの女性客が急にしゃがみ込んでしまい、「今心臓がなんかばくばくしちゃって、動悸が止まらなくて……」といって暫くうずくまったままだったのが怖かったという。まあ30代半ばも過ぎれば、意外とそういう年代なのだ。
というか、Aさんだって昨日出勤して開口一番に「昨日、久しぶりに朝から晩までゲームしたらなんか疲れちゃって……」と言っていたじゃない。
ともあれ。おそらくすき家のニュースを受けて、コンビニでもシフトの見直しは当然求められると思われるので、本部から何かお達しがあるかもしれないし、なかったとしても当店では夜勤の人員を増やそうって話しになるかもしれない。
ワイくんは倒れてる人をいつもレスキューしてるぞ
110番しても住所氏名を伝えれば必ずしもその場に留まる必要がないので
道端で寝ている酔っ払いやなんで道端に倒れてるのか不明な人を発見した時は110番している
高齢者の段差での派手な転倒(出血あり)、自転車やバイクの派手な転倒(出血あり)、
ランニングしてたっぽい人が倒れて反応なし・呻いていて応答出来ずなのを発見した時は119番している
こちらも必ずしもその場に留まる必要はないっぽいが一応救急車が来るまでその場にいる
謎のじいちゃんばあちゃんが車道に出てたりする時は内側に戻してるよ
そんで交番に見回りの依頼の声掛けしてる
4.16の土曜日深夜、ちょっとしたハプニングに出くわし、警察の人にお世話になる事態に発展した。
が、その際の警察官の対応により「これからはなんでも警察の人に協力しまっす」的な気持ちになった。
ので、かなり長くなるが共有したい。
東京ドーム初のキンプリライブが行われていたその日、私と夫は友人らとともに後楽園60周年還暦祭を観戦。
帰りは行きつけの飲み屋で楽しく飲み倒し、夜23時頃解散となった。
コロナ禍以降閑散としていた水道橋は賑わいを取り戻し、友人のトークも冴え渡っており、非常に楽しい時間を満喫できた。
で、調子にのって夫と「水道橋から蔵前まで夜散歩しなから帰るかぁ」と水道橋を後にしたのが、事の始まりである。
その日は満月。どうやら一年に一度の恋の願いが叶う「ピンクムーン」だったらしい。後から知った。
燦然と輝く月明りで夜道は明るく、順調に湯島あたりまでやってきたところで、夫が「せっかくだから湯島天神にお参りして帰ろう」という。
で、湯島天神の正門から入り、つつがなくお参りした後、裏手に抜けて御徒町にショートカットできる「学問の道」へ行こうとした。
その学問の道の入り口、江戸時代からある急な石階段「男坂」の前で事件は起きた。
街頭もないない闇の中、人もそう来ないはずの裏階段の降り口に、うつ伏せで人が倒れているではないか…。
最初は「浮浪者が寝てるのか」と思ったが、近づいてみると、割と小綺麗でいいものを身に着けている男性だとわかる。
近くには彼のものと思しきレザーのメッセンジャーバッグが転がり、さらになぜかパンツ用の革のベルトも落ちていた。
夫が近づき、大きな声をかけて軽く揺さぶるがまったく反応がない。
「さ、殺人?ベルトを使った自殺未遂?し、死んでたらどうしよう~!?」
私はふたりを遠巻きに見ていたものの、足がすくんで一歩も動けない。
夫が何度か大きな声をかけるが、男は微動だにしない…。
さすがにこのままにしておくわけにいかない。
考える間もなく、咄嗟に110番を押してしまったが、ワンコールしたところで、突如男がかすかに呻いた。
慌てて電話を切る。すると、即折り返しで警察から電話がかかってきた。その間わずか1秒。
警察に事情を話したところ「こちらで救急車を手配する。近くの交番から警察官をすぐ行かせるので、そこにいてほしい」と言われるので、おとなしくふたりで警察官を待つことに。
その間約3~5分。
男は何度か呻いて、そのたびに夫が声をかけるが、返事もなく起き上がる気配はない。
万が一頭を打っているかもしれないので、簡単にこちらも動かせない。
急な階段の頂上、しかも今にもずり落ちそうな場所に倒れているので、少しでも寝返りを打てば落ちてしまいそうで、はらはらしながら警察を待った。
私が「警察を呼びました。もうすぐ来てくれますよ」と声がけしたら、突然男がむくっと起き上がる。
ぴくりともしなかった屍状態からの動きに、私も夫も驚いた。が、男は一言も発しないまま、再び倒れ込んだ。
この時点でようやく「単なる酔っ払いか…」と結論付け、安堵したが、様子がいろいろとおかしいので、やはり放っておけない。
急に暴れだしたりしたらどうしよう・・・と、正直生きた心地がしなかった。
わずかな時間で警察官が到着。交番からすごい勢いで走ってきてくれたのが、こちらは高台なので確認できた。
正直、全力で走ってくる姿がマジでヒーローに見え、「ここだよ~(半泣)」と負けじと全力で手を振ってしまった。
しかしふらふらでなので、階段から転げ落ちそうになるのを夫と警察官が抱きとめる。
「お名前は?ここがどこか分かりますか?どこで飲んでたんですか?」
と警察官が丁寧な口調で男に質問するが、頭が回っていないのか、個人情報をいいたくないのか
「誰だよお前は」「言いたくない」「わからない」「言いたくない」「仕事何してるかって?頑張ってますよ!」
そのうち救急車が階段下の大通りに到着するも「誰が呼んだんだ」「お前が呼んだのか」「絶対に乗らない」と次第に怒りがヒートアップ。
警察官に食ってかかって掴みかかり、いまにもケンカになりそうな勢いに。
警察の人が絡まれている!ヤバい!と変な正義感から、私が自分から「私が呼びました。すいません」と申し出ると、男は急におとなしくなった。
「女性にからんだらいけいない」と理性が働いたのか…思ったよりもいい人かもしれない。
「とりあえず救急車には乗らなくていいですから、救急隊に、もう大丈夫とご自身で説明をしてください」
と警察官に促され、男は「俺が呼んだんじゃねぇぞ」とブツブツうわごとのように呟きながら、救急車に向かっていった。
私たちは「そろそろもう帰っていいですかね…」と警察官に訴えると、簡単な事情聴取をしたいので、その場に残ってくださいと言われ、さらに待つこと5分。
で、遠目でふたりを見守っていたのだが、救急隊に事情説明して帰ってくる頃には、なぜか男が警察官に打ち解け心を開いて戻ってきたのには心底驚いた。
酔いが醒めて正気を取り戻してきたのか、男は「そんなに若いのに、どうして僕にこんなに優しくしてくれるの」と警察官に話しているのが聞こえる。
男の年齢は私たちと同い年か、少し上ぐらいか…さみしさから泥酔してしまったのだろうか。
いろいろとしんみりくる。
戻ってきた警察官に簡単な個人情報を聞かれたあと、警察官は男を途中まて送っていくとのことで、私たちはようやく解放された。その間約30分。
男から丁寧に「ありがとうございました」と言われ、私たちも「お気をつけて」と気遣い、最後には気持ちよく別れられた。
しかし、目覚めたばかりの時に「単なる酔っ払いじゃくなてヤク中では?」と思うぐらい恫喝的で完全にヤバい人だった男に対し、随時丁寧な口調で接し、あんなに荒れていた男の心をいつの間にか懐柔していた若い警察官には、本当に頭が下がる思いだ。
上野御徒町湯島の客層を考えれば、こんな通報は日常茶飯事なのだろう。
ちょっとぶつかっちゃった☆ってのはとりあえず除外。
ガシャンとぶつかって自転車に破損がある。
相手がこけた。
自分がこけた。
これくらいのときでもまずすべきこと。
0.冷静になれ。
事故ってのは急に起こる。
パニくるのはわかるが、何事も初動が肝心だ。
クールになれ。
とりあえずポリ呼んどけ。
事故ったら警察呼べって法律で決まってるし第三者を立てるの大事。
後々、傷害なり物損なりになったときに呼んでると呼んでないでは大違いだから。
2.119番
表面には出てなくても重めの怪我してたりすることもある。
その場で行っておかないと「事故とは関係ない怪我なんじゃないですか?」
みたいなややこしい話になることがある。
4.写真を撮る。
交通量が多いところだとまず片づけようと思うかもしれんけど、
ちゃんと写真は撮っとけ。位置関係と最低でも自車の状況はその場で保存。
警察が来たら後のことはだいたい説明してくれるからそれに従っとけばいいよ。
1.保険には入っとけ。
保険に入ってなかったら超絶泥沼になるか泣き寝入りになる可能性が高い。
俺の場合、対自転車で相手の骨が折れる+脳挫傷かなんかで400万って言われて泡吹くかと思ったけど
相手が右側通行+イヤホンシャカシャカで9:1の40万で済んだ。
1は「でもちゃんと見てたら避けられましたよね?」という謎の責任。しかも無保険だった。つらい。
昼過ぎ、2階の自室でボケッとネットサーフィン(死語)してたら、不意に車の急ブレーキの音と「ガシャン!」という音が。
窓の外を見ると俺の家の玄関前で軽自動車と自転車の接触事故が起こったようだった。中学生か高校生らしい二人組の男子生徒が脛を抱えて道路の真ん中にうずくまっている。
俺はすぐさま携帯電話で119番に通報。そして110番にも通報した。
家を出て様子を見に行くと、どうやら自転車は二人乗りだったらしい。中学生にしてはやたらと長い髪型からして、あまり真面目な生徒ではないようだ。
平日の昼間に住宅地の中を自転車で二人乗りしてる時点で普段の素行の程も知れる。
軽自動車に乗っていたのはごく普通のおばちゃんだった。しきりに悪ガキ二人を心配しているが、肝心の悪ガキ二人は「大丈夫だから」「もう痛くない」と繰り返してそそくさとその場から離れようとしていた。
冗談じゃない。
思わず俺は彼らに割って入り、悪ガキ二人に今すぐに救急車に乗って病院で検査を受け、保護者に連絡を取れと迫った。
二人はさんざん抵抗したが、渋々携帯電話を取りだしてそれぞれの母親に連絡を取り始めた。
救急車が到着した。
二人は乗車をかたくなに拒否したが、集まってきた近隣住民が口々に乗りなさいと言い始めたので悪態をつきながらも乗り込み、救急車はサイレンを数秒だけ鳴らして2kmほど離れた総合病院へと走り去っていった。
その後警官がバイクで現れ、軽自動車のおばちゃんへの聴取が終わった頃、悪ガキ二人のうちの一人の母親が現場に現れた。
息子はどこかと尋ねられ、病院名と大まかな場所を伝えると、母親は信じられない事を俺に言ってのけた。
「息子に余計な事をさせないでください!」
さすがにこれには俺のみならず、軽自動車のおばちゃんも近隣住民も驚いた。
母親曰く、悪ガキが電話した際、すぐに家に戻ってこいと厳命していたらしい。
「あなた、我が子が車にはねられたのに病院に行かせないつもりですか。」
「行かせないとは言ってないでしょ。行かせる必要もないのに無理矢理行かせた事に怒っているだけです。」
「必要がないとどうして分かるんです?」
「電話で本人がそう言っていました。」
「車とぶつかった際に頭を打っているみたいだし、骨も折れてはいなくともひびが入っている可能性もある。医者じゃなければ大丈夫かどうかは分からないでしょう?」
と、こんなやりとりを5分かそこら続けていたわけだが、次第にこっちも疲れてきたので、
「とにかく息子さんの所に行ってあげてください。」
と切り上げようとしたら、「私は息子に病院に行けと言った覚えはありません。だからあなたに迎えに行けと言われる義理はありません。息子は勝手に帰ってくるでしょう。」とまで言い出す始末。
もう何がなんだか…。
ここで俺なら「じゃあ勝手にしろ!後は知らん!」と吐き捨てて家に引っ込む所だが、近隣住民(のおばちゃん達)は違った。
母親を取り囲んでの大説教大会である。それは、加害者であるはずの軽自動車のおばちゃんがいたたまれなくなる程に苛烈なものだった。
もう出る幕じゃないと悟った俺はそそくさと自室に戻り、ヘッドホンを引き出しから引っ張り出して装着し、音量を最大近くまで引き上げてネトフリを観始めた。