「物質」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 物質とは

2021-08-25

感覚を刺激したいよね。結局は。

毎日が充実してるって、五感を適度に刺激できるかどうかじゃん。結局は。

はてブとかのテキストによる刺激って、脳内物質への働きかけにはなるけど、五感の刺激としとは低いよね。

適度に新しい五感の刺激、これね。

ユークリッドからガウスの手前くらいまでの数学は、我々の感覚から自然に延長された世界の把握の仕方である

一方、19世紀初頭、リーマンガロアあたりから登場した現代数学の基底となったアイディアは、一見、実世界では観察されえないものの、人間もつアプリオリ思考からは確実に真相を表していると考えられる世界宇宙のとらえ方である。前者は「悟性」、後者は「理性」に相当するのではないか、と解釈しながら読んだ。

「AはBである」という命題には「分析命題」と「総合命題」の2種類あることが示されている。

分析命題」は、言い換えのようなもので、Aをよく吟味すれば、Bであることがわかる。「総合命題」は、「理性」を必要とし、思考の飛躍が必要である。つまりAをいくら眺めたところで、Bはなかなか出てこない。BはAの世界の外にある。

昔、大学初年のころ「数学は単なる式変形や定義トートロジー(言い換え)であるからまらない」と言っていた友人がいた。彼はその後数学から哲学科に転向した。

中学生のころ、速く動くと時間が遅れるとか、空間が曲がっているとか、そういう相対性理論の話を聞きかじったときに、なぜそういうことが人間にわかったのか不思議に思った。

悟性」の単なる延長上で、数学を進めていっても、数学トートロジーであったならば、現代物理でわかっている宇宙素粒子構造理解できなかったに違いない。つまり現代数学理論物理は「分析命題」によるのではなく、「総合命題」の積み重ねによっている。

この本は、なぜ、このような理解可能であるか、を説明しようとしている本なのではないか。本書のすごいところは、現代数学現代物理学が誕生する以前に書かれたにもかかわらず、現代数学の諸概念を考えるきっかけを作ったのではないかと思えるところだ。実際、リーマンガロアが出現した時代は、この本が出た直ぐ後であり、本書が、まるでその後の現代数学誕生を予見していたかのように見える。さらに、現実宇宙がまさに、それらの現代数学によってしか記述てきないものであることを発見したアインシュタインや、物質状態に不確定性を見たハイゼンベルクなどドイツ系理論物理学者は、若い頃にカントを読んでいた節がある。

現在では、宇宙が量子場の曲がった多次元空間であり、群の対称性から素粒子とはまさにその多次元空間の変換の規約表現のものであることが発見され、物質質量後天的に獲得されたものであることがわかり、人間思考実験によって、「理性」による「総合命題」が積み重なり、驚くべき宇宙理解が進んできている。

この現代数学物理学の飛躍的発展に、本書が間接的に果たした役割は、かなり大きいのではないか人類の残した書物金字塔の一つであろう。

2021-08-24

PCRにまつわるエトセトラ

Twitterではここ一、二年なんたら研究室教授だの、PhDだのがクソ偉そうに医療関係者糾弾する様をよく見かける。

よくもまあ専門外の分野から、その道のプロ説教できるものだ。

詳しいことは書くつもりがないが、私は臨床検査に関することを仕事にしている。

一応プロとして、今日コロナウイルス検査をかなり間近で見てきているし、学術経験をしている。

からこそ匿名性のあるこの場を借り、Twitterで紛糾している話題の一つであるPCRと抗原検査について雑記する。

例え1人でも、賢い人の考える材料になれば幸いである。

まず、PCR検査世界的に非常に信頼されている検査方法であり、感度も原理上は極めて優れている代物であることは明記しておく。

私は決して、PCRもつパワーを低く見積もっている訳ではない。

ただ、PCRが必ずしも完璧方法でない事をここで少しだけ説明する。

これを読んで、日夜臨床の現場で身を粉にする医療従事者を糾弾する人間が1人でも少なくなる事を祈っている。

PCRコストがかかり、また処理に時間が長く必要になる」ということはテレビニュースでも知っている人は多いだろう。

これは間違いなく真実だ。

だが、こういった事実に対しても、懐疑的コメントをする者が後をたたない。

PCRは本当は安価にできる”

PCRは一時間あたり100件以上のサンプルを処理できる”

PCRの感度は100%で、偽陰性が出ない”

などなど…挙げ出せばキリがない。

この場ではこれらの、およそ現実をよく理解していないコメント対する一つの回答を記載する。

ただし、あくまで1人の医療関係者意見であることには留意されたし。

PCR検査は本当は安価実施できる。原価はxxx円だから〜”

まず、原価で語ることがもはやおかしいのだが、そこは目を瞑り、臨床検査としてのPCR安価実施できない一つの理由を述べる。

端的に言って仕舞えば、この理由は「精度管理コストがかかるからなのだ

まずメーカー販売する臨床検査用のPCR試薬はすべて、対外診断用医薬品として認可を受けたもののみが診断に使われている。これはさまざまな環境や、さまざまな人から採られたサンプルが、正確に診断用の高い正確性が要求される。

実際の病院検査施設で使われる際に、手間がかからず、それでいて迅速に正確な結果を出しやすいように商品として設計されているものを、さらに厳重な審査を行ってから販売するのだ。メーカー販売価格を上げるに決まっているのである。単なる実験試薬とは訳が違う。

さらに、実際にこのような試薬を使って検査を行うときにも、精度管理の壁がある。

コンタミネーションを防止するためのキャビネット動線の確保された検査室、正確かつ迅速に連鎖反応を行える検出器、十分に訓練された臨床検査技師…これらが全て揃ってはじめて「信頼できるデータ」が得られるのだ。

学生適当やらせて、失敗したらやり直せばいいなんて代物では断じてない。そのため、大学院生研究でやるようなレベルPCR臨床検査は別物になるということは、ここまで書けばある程度イメージできるのではないかと思う。

安価PCR実施しにくいのはこのためである

PCRは一時間あたり100件以上のサンプルを処理できる”

これも実際の臨床検査からしたら間違いであると言える。

ただ、ものすごく時間あたりのサンプル処理数が大きいPCR機というのは存在しているのは事実だ。

某有名製薬メーカー販売する、自動化機器は非常に優れた処理スピードを持ち、大量の検査可能だろう。

しかし、だ。この機器は恐ろしい価格をしている。気になる方はしらべてみるといいが、おいそれと買えるような額では断じてない。前述した精度管理可能検査から用意するとなると下手したら数億かかる。

こんな機器置かないから小型機でやるとなれば、それは処理スピードがガクンと落ちる。

プレートに試薬を撒き、間違わないようにサンプルを添加し、増幅し、検出する一連の流れを本当に理解しているなら、PCRにかかる時間の長さも理解できるだろう。

PCRの感度は100%で、偽陰性が出ない。また偽陽性も出ない。”

これは大きな誤りである

検体の採取成功確率は決して100%ではないし、どうしてもコンタミネーションは低確率とはいえ発生するのだから

また、検体の保存液中でRNAが分解されるスピード無視して良いのか?

使用する試薬によっては、反応阻害を起こすような物質が混入するケースがあるが、これは無視するのか?

これらの要因を鑑みると、実質的な感度と特異度はどうなってしまうのか?

などなど、考え出せばキリはない。

さまざまな要因がPCR検査現実の精度を阻害する可能性が残されてしまい、それを100%除外するのは不可能に近いのである

原理だけでは現実は語れないのだ。

現実では理論ではなく、製品運用が全てなのだ

現場医師検査技師をはじめとした医療従事者が、不当な批判を受けずにすむように祈る。

2021-08-19

うま味調味料美味すぎ問題

ご飯にうま味調味料

味の素なんて洒落もんじゃなくて、業務スーパーで1kg400円くらいで売ってたやつ)

と塩をかけて食べたらめっちゃ美味かった

騙されたと思って試してみて

他にも何にでもかけると美味しくなるから料理革命と言っていいレベルねこれは

1kgあれば一人暮らしだと1年は保つからコスパもかなりいい

流石に甘いお菓子なんかには使わないけど、

野菜炒め煮物チャーハンパスタ漬物etc料理になら何にでも合う

しかも塩や砂糖なんかと違って味を感じる飽和料が決まっているから入れすぎて味が濃くなりすぎるなんて心配もない

もはや敗北を知りたいと思うくらいの万能選手だよこれは

過去にはうま味調味料化学物質から作られていたと噂される怪しげな情報も流布されいたけど

現代ではサトウキビやなんかの天然由来の成分から作られているか安心安全

ここまでくればもうお分かりだろうけど、うま味調味料を使わない使わない理由はないんだよね

ということでlet's buy nowうま味調味料

2021-08-16

anond:20210815175455

でもな、そういう王道を行かない創薬ってがある。

例えば、生薬とかな。

「昔から効くって言われている、じゃあ効くに違いない!効果実証してやろう!」

ってな。

漢方だと急に規制緩くなるよな。

薬になる物質を産生する植物を作るところから始めてハーブということにして売ってしまえないものか……。

2021-08-15

ベルクチンについて書く

私は医者でも、イベルクチン研究者でもない。

キトーに思ったことを殴り書きするだけなので、真に受けないように。

ベルクチン奇跡の薬

駆虫薬なんだけど、控えめに言っても奇跡の薬。

ちょっと抗生物質の話をする。抗生物質というのはさ、細菌バクテリア感染に対する薬でさ、細菌を殺すわけ。

細菌が死んでもヒトが死んだら元も子もないから、細菌には効くけれど、人間には効かない化学物質を探すわけ。

細菌もヒトも死ぬってのは、例えば消毒薬とかはそれに近いかな。細菌死ぬけどヒトの細胞にも大ダメージ

ヒトは皮膚が厚いし、その程度じゃ死なない、耐久性問題でヒトは平気っていうレベル

そんなんじゃまあ困るんで、抗生物質というのは、細菌酵素には作用するけど、人の酵素には作用しないって物質を探して、それを薬にしてるわけ。

そもそも細菌人間ってめっちゃ違う生き物だからさ、細菌のには作用するけど人間には作用しないっていう化学物質も探せば見つかるのさ。

そんなわけで駆虫薬の話に戻るけど、虫下しってのが難しいのは、虫ってかなり人に近いの。

真核生物ってだけで、かなりヒトに近いんで、水虫(真菌)の薬って飲みすぎると肝臓がやられたりするじゃん。

虫ともなるともっとヒトに近いんで、マラリアの薬なんてそうそう怖くて飲めない。

そこにきてイベルクチン、なんか知らんけど虫は下すのに、たいした副作用がない。

疥癬にまで効く。疥癬って、ダニからな。

抗生物質なんてワンシート飲んだってうそうなにも起きないけど、殺虫剤なんて飲んだら普通死ぬだろ?

なぜだかわからんけど、線虫っていうウネウネ系だけじゃなく、ダニにまで効くし、果てはガンやらウイルスにも、要するにヒトに害なすもの全般に効くらしいっていうデータがあったりなかったり。

奇跡の薬なんで、もう一つくらい奇跡を起こしてくれるんじゃないかって期待するのもわからんでもない。

ベルクチン関係者は「奇跡の薬イベルクチンなら、COVIDにだってしかしたら!」って思ってる(と思う)

ベルクチンの開発は王道ではない

今日日、普通創薬ってのはな、明確なターゲット分子があって、それにくっつく物質を探すわけ。

例えば、喘息の薬を作りたかったらだな、喘息の症状はこういう機序で起きる、じゃあその起点となるホニャララのレセプターにくっついて邪魔する分子を探せ、って号令がかかる。

レセプターの立体構造分析して、それにくっつく化合物を探してくるというやり方な。

数千、数万の物質を手あたり次第探してだな、試験管の中でちゃん目的場所にくっつくか調べていくわけ。

新薬開発の確率は3万分の1っていうのは、そういうこと。

でもな、そういう王道を行かない創薬ってがある。

例えば、生薬とかな。

「昔から効くって言われている、じゃあ効くに違いない!効果実証してやろう!」

ってな。

まあ、実際それから薬になったものもあるけどな、今じゃ流行んないよな。

せめてどうして効くのか実証してからじゃないと、ヒトで試験は出来んわな。

抗生物質発見もな、それに近いな。

どうして効くかなんてわかんないけど、青カビの周りに菌が生えないってことの発見からだろ?

とにかく、普通は、「こういう化合物を探せ!」から始まるところ、イベルクチンみたいに微生物由来の化合物から創薬するときは、とにかく面白いたことない化合物をたくさん探すところから始まってる。

「これはなんかの薬になるはずだ!なんの薬になるかは知らんけど」www

ってところから開発なんか出来るかよ!って思うけど、事実小説より奇なりで、そういう薬も時々ある。

で、イベルクチンは人体薬ではなく動物薬として開発された。

で、こともあろうに駆虫薬。まあ、それも戦略だろう。

これがさ、抗生物質だったら、イベルクチン抽出して培地に混ぜると細菌が生えないっていうデータでもとりゃ、なにやら薬効がありそうだなっていう雰囲気はつかめるけど、駆虫薬ってどうしろと。

寄生虫ってさ、名前のとおり寄生しないと生きられないヤツがほとんどだからさ、シャーレとかで実験が超難しいわけ。

ベルクチンって形からすると、抗生物質に似てるからさ、抗生物質として開発されるならわかるけど、なんで駆虫薬ウケる

しかし、結果は大当たり。

虫という虫を下し、そんで動物ケロリとしてる。

そんなこんな、作用機序もなんとなくしかわからんまま、動物薬で不動の地位

ベルクチンは人体薬の世界では長らく不遇

動物薬で不動の地位だったイベルクチンだけど、長らくヒトに適用されなかった。

王道いかない開発をするとさ、なかなかお上が認めてはくれないのな。

ここだけの話、世の中には王道いかなかった薬ってのはたくさんあるんだ。

〇山ワクチン承認されないのにPやKが承認されてるのはオカシイって昔騒いだけど、〇山ワクチン含め三つともおかしな薬だったよ。

効くに違いないが最初にあって、ヒトに投与しちゃうんだもん。しか微妙な臨床成績で。

ハンセン病患者にガンが少ないから、ハンセン病病原菌の親戚の結核菌がガンに効くはずって、なんか似てない?今のイベルクチンとかBCGの騒ぎと。

ベルクチン使用されてる国ではCOVIDが少ない、BCGを接種してる国では、以下略

それはさておき、王道いかない開発でも承認された例というのは政治活動でうまく立ち回ったわけだけど、イベルクチンは元が動物薬だからね。

作法にのっとった動物試験の結果はないけど、家畜での実績は抜群です、ヒトでの試験もお作法には乗っ取ってないけど以下略

とにかくも、ヒトでの臨床試験の成績もそろって、動物薬としての発売から20年くらい遅れてようやく人体薬が日本でも承認

ベルクチン関係者は怒ってると思うよ。

効くのはわかってるのに承認してくれなかったと。お上の言い分としちゃ、お作法には乗っ取ってくれってことだろうけど。

そんなこんな、実はイベルクチンはかなり広範な虫に効くんだが、日本適応症として承認されたのは少ない。

あの寄生虫症もあの寄生虫症も全部イベルクチンで一発だと思うが、ほとんどの寄生虫症で第一選択薬はイベルクチンではない。

ヒトでちゃんとした臨床試験データがあるのが違う寄生虫症に対する効果だけだからなんだけども。

アフリカ無償で配ってるのが現状で、片方で無償で配ってるのに、こっちじゃちゃん利益を出すってのもやりにくいしね。

いろんな政治的な思惑があって、イベルクチン日本じゃ不遇。

ま、日本寄生虫病が多くないってのはあるんだけども。

そんなわけで、繰り返しになるけど、イベルクチン関係者

「抜群の効果があるのに、イベルクチンは不当に冷遇されてる!」って思ってる(と思う)

ベルクチン疥癬への適用拡大はなし崩し

実は、疥癬への適用拡大は王道臨床試験をしてない。

海外での実績やら学術論文が多いからということで免除された。

21世紀にもなってそういう裏口入学経験してる。

このへんが調子づかせた遠因でもあるように思う。

終わりに

「効く物質を探す」んじゃなく、「この物質はきっと効くはず!」で開発をするっていうのは、なかなかリスキー

海藻食って毛が生えるっていうのと変わらん。

そりゃテメーの思い込みだろってものが9割。いや、ほぼ全部。

でも、そういう薬って意外と多い。

ワクチンなんかまさにそれだ。

天然痘と牛痘は似てるからって発想はホメオパシーと変わらん。

ただ、もう21世紀ともなると、ちゃん作法にのっとってくれないとお上が認めるのは難しいよ。

偉い医者先生が効くとどんだけ言ったって、裏口入学は無理だよ。

日本患者数が少ない病気だったらまだしもだな、国民病になりつつある疾病に適当承認は無理。

mRNAワクチンだって審査報告書読むとかなり無理を通してるから、諸外国で抜群な成績でも出せばあるいはだけど、だからその成績持って来いよって話。

たいした副作用もないんだし、ダメもとでもって気持ちわからんでもないけどな。

追記

ベルクチンって、犬飼ってるやつなら知ってる毎月飲んでるアレだ。

この記事からも、動物関係者の人体薬に対するコンプレックスみたいなの感じるだろ?

ほんと、控えめに言っても奇跡の薬だがな、そうそデータもなしに簡単にヒトに使うわけにゃいかんのだよ。

https://cvdd.rakuno.ac.jp/archives/3630.html

2021-08-14

5億円貰えるが時速6キロ小人が追いかけてくるボタン

タッチされた場合は苦しみ抜いて死んでしまものとする

対象者の半径5キロメートル以内からスタートするものとする

こびとに一切の物理攻撃は効かないものとする

こびとは障害物を透過して通過するものとする

追記

ただの2ちゃんコピペなんねんけんど、

こんな盛り上がるなら障害物の透過のとこを設定かえるべきやったなー。

こびとは物理障害を乗り越えられないが、袋小路になったと判断するとその障害物と同化し一体化する。

一体化するとその硬度分子密度と同等以上のものは透過できるようになる。

もし石壁でこびとを塞いだら、しばらくは大丈夫だが、じわじわスライムのように石に一体化し、

石の硬度を「学習」してしまう。さらに足止めするためにはもっと硬度のある物質妨害しないといけない。

硬度のある物質であればあるほど、こびとの同化には時間がかかる。

みたいな。最後人類は最強硬度の鉱物をもとめてペテルギウス星に行く、みたいな。

2021-08-12

anond:20210812141607

俺たちに優しくしてくれるのは化学物質だけだよ

カフェインニコチンアルコ―ル

ああ大麻合法にならないか

anond:20210812001054

うまく説明といわれましても。発火点ってそれ純粋物質での比較の話だからさ。

ナチスがやったアレは人間とか石炭という火元があるからね。

ろうそく考えてね。芯がないと点火できないでしょ? 

旅館鍋料理固形燃料も燃料よりさら燃えやすい着火フィルムにつつまれてるでしょ?

生肉ってもともと燃えいか石炭灯油かけて着火剤にする。

火葬場ってのも結構燃料つかってるよね。二次大戦末期では燃料を航空用に供出していて火葬場が渋滞してたって話もあるね。

からナチスだろうが着火剤はつかう。

人をもやすと炭になって「ろうそくの芯」になる。あるいは髪の毛や着衣のままだともっと簡単だね。油をしみこませたら着火剤になる。

燃え始めればはしから炭が生成するんだからどんどん燃え進むだろうね。焼き肉やでは端っこに火がついた肉はあわてて消すけどけさなかったら消し炭だってつくれるし。

その炭ももっと早く燃やし尽くしたいので水分の多い内臓とかで火が弱まったらそこに廃脂肪(食ったり石けんとかくさくてできないし)を再利用する。おわり。

話はかわるけど「184度で発火する」ってマジ?ww

そんなこといってたら天ぷら屋さん全員命がけじゃんwっw

エビは190度、野菜は170度だぞwっっwhttps://cookpad.com/cooking_basics/8058

男ってほんとバカだなー

生活してないで机上の空論戦争ごっこ大好きw

親にキャンプにつれていかれないと料理もしないのか

anond:20210811090042

「紙は燃えるけどプラスチックとか金属とかは溶ける」←細かくして空気送り込めば燃える

プラスチック砂糖は紙と同じ有機物だけど火がつくイメージがない」←紙のほうが細かくなってて空気酸素との混合が進んでいるからね。紙の原料の材木はそれほど燃えやすくない。

「加熱して溶けるもの燃えるものの違いをグーグル先生に訊いても発火点が云々と言うだけ」たいてい溶けたあと蒸発して空気とよく混ざることで燃えるようになる。形をこまかくして空気とよくまぜれば粉砂糖でもろうそくの芯にしみこんだパラフィン(天然プラスチックのようなもの)でもすぐ燃える

「なので、結晶構造とか酸化反応とかが関係ないのであれば」なくはない。酸化反応は燃焼そのものだな。

「鉄もどろどろに溶けてもなお加熱し続ければ火がつくのだろうか?」それだけではだめで酸素を大量におくりこまないといけない。表面だけ燃えたのが「錆」だ。溶鉱炉では酸素を送り込むが、先にコークス石炭)と酸素が反応して消費されるので、もし溶鉱炉の中の空気人間が(冷まして)すっても酸素がなくなっているので窒息する。

「炎は光エネルギーであって物質でないということは最近やっと頷けるようになった」そりゃよかった

ざっくりだぞ、ざっくり温度説明する

100度 水が沸騰

180度 天ぷらが揚がる、プラスチックが種類によっては溶ける

300度 細かくしたサラダ油砂糖燃え出す、たいていのプラスチックが溶けて空気送り込めば燃える、たいていの金属は平気

1000度 金属溶ける、細かくした金属酸化=燃焼が始まる

 

ガソリンは零下でも空気すこし送り込んでプラグで火をつければ爆発的に燃える。なので南極でも自動車が走れるので燃料に使われる。

逆にそれほど燃えやすものこそが燃料である

「とにかくPCR検査!」に反対する理由

 スタンスとしてはマススクリーニングとして公費PCR検査隔離は反対。診断治療入国時の検査能力拡大は賛成。

  

検査及び診断方法

 新型コロナ検査・診断方法は主にこの3つが挙げられる。

  1. 遺伝子検査PCR検査・・・精度は高いが専用の設備必要であり、自前の設備がないと結果が出るまで時間がかかる。PCRとは違うがLAMP法というのもある。
  2. 抗原検査・・・精度はPCR劣るが、設備不要検査開始から結果が出るまで30分程度と早い。やり方を覚えれば自宅でできる。
  3. 医師の臨床診断・・・数回の検査で陰性であったが感染の疑いが強い場合や抗原検査の結果すら待てない場合に「感染疑い」として感染者と同じ対応をするために使われる。

 抗体検査CTによる画像診断は言及しない。現状PCR遺伝子検査のほうが有用でありこの検査ができない時に仕方なく臨床診断の補助として用いるものだと考えるからである

  

標準予防策と経路別感染対策

 標準予防策とは、未知の病原体潜伏期間考慮して「すべての患者の汗を除く湿性生体物質(体液、血液排泄物、その他分泌物など)、粘膜、傷のある皮膚」を感染性のあるものとして感染対策を行うことである。例えば手洗いやマスクなどは唾液などの付着や飛散を考慮して行われる標準予防策である

 無限リソースで「俺もお前もウィルス持ち」とやれば検査不要である。が、無限リソースもなければ厳格な適用生活に支障をきたすので無理がある。

私の感覚では感染対策の基本といえばこちらの方なので、検査隔離感染対策の基本と言われても違和感がある。

  

 経路別感染対策とは感染力が強いなどの理由で標準予防策では不足な疾患別に行う対策であるこちらには検査などで疾患を特定することが望ましい。

経路は3つあるが正直この3分類では説明しきれないところがあるので、定義よりざっくりこういうものだと言う話をする

  1. 接触感染・・・病原性物質がついた物などに直接皮膚や粘膜が触れることによって起こる感染
  2. 飛沫感染・・・患者の口や鼻から唾液や鼻水を直接吸い込むことで起きる感染
  3. 空気感染(飛沫核感染・・・空気中に浮かんでいるウィルス細菌を吸い込んで起きる感染

 エアロゾル感染なんて無いと言っても、空気中に浮かんだ水分を吸い込んで起こる感染は分類されていないのでそういう言い方にならざるを得ない。

飛沫でも飛沫核でも無ければ何というのかという問題である

 新型コロナでは接触感染対策隔離など)・飛沫感染対策ソーシャルディスタンスなど)が取られているが、一部空気感染対策(陰圧室管理など)が取られている。

  

検査目的有用だと思われる検査方法

有症状の診断と治療、経過観察=PCR検査必須と言っても良い。

疾患の原因を追求し治療方針を立てるためには精度の高い検査有用である

重点的にリソースを回し、検査能力を確保・拡充するべき。

  

病院等の施設における有症状者の隔離=自前の設備がなければ抗原検査有用

自前で1時間以内にPCRLAMPができなければ、迅速に陽性者を振り分けられる抗原検査の方が有用

抗原検査の精度が低いという話をするなら診断結果が出るまで個室隔離である。もちろんそれだけの個室があればという話にもなる。

  

日々の健康管理としての検査=抗原検査有用

精度よりも自分リアルタイム検査ができるという方が有用である

検査キットに補助金を出して購入しやすくする程度までならやるべきだと思う。

  

濃厚接触者の陰性確認PCR有効

無症状のうちから感染性があることを考えると濃厚接触者は無症状でも感染の疑いがあるものとして扱ったほうが良い。

この場合、迅速な治療必要としていないので、時間はかかっても精度が高い方が有効と考える。

  

感染様式モニタリング調査PCR有効

精度が高い検査を用いる必要がある。ただし、検査より感染を起きる状況を聞き取り分析する人間の方の方が圧倒的に不足していると思う。

  

出国での水際対策PCR検査有効

現場での委託含む)自前の検査設備を持て。

  

コンサートなど短期間の催事=どちらかといえば抗原検査有用

すり替えが困難でリアルタイムな結果がわかる現場での抗原検査のほうが良い。

1万人規模とか規模が大きくなると現場での検査は困難になるので事前PCR検査になるのしょうがない。

  

ドラマ撮影スポーツなど感染対策が困難になる職業PCR検査有効

現場から確実に陽性者を弾くべし。

マスコミだと派遣ADとかお上に逆らうことこそ我が人生みたいなやつから感染しそうだけど。

  

無症状者から感染者を掘り起こして隔離=支持しない

民間が自前で行うなら健康管理とみなして抗原検査をすすめる。

だが、公的検査隔離を行うのは反対。隔離して感染対策する人間をどっから調達するのかの考えたら、その人達ワクチン接種に振り分けたほうがいいと思う。

  

結論

PCR検査有用な場面が多く検査能力を拡充すべきだが、抗原検査有用な場面もあり戦略目的によって使い分けるべきである

また、検査というもの感染しているか否かを振り分ける手段であり、議論されるべきは戦略目的の方である

よって戦略目的が語られない、あるいは「感染者を見つけて隔離すべき」から感染実態調査しないと対策ができない」というように目的がブレるような、「とにかくPCR検査を増やせ!」という検査件数しか見ていないような話には反対である

戦略目的が変われば検査後に必要リソースが変わるからである

  

追記

これをかくのに今月参考にしたリンクコピペすんなと言われても同じ考えの人がいるのはしょうがないし、別に目新しいことを書いたつもりもない。

スタンダードリコーション https://www.inazawa-hospital.jp/media/standard.pdf

新型コロナウイルス感染症に対する検査の考え方  http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_kensaguide0526_2.pdf

2021-08-11

そもそも人間の幸不幸なんて脳に化学物質入れるだけで生成できるから

燃えるとは、燃焼とは。

酸素がないと、燃えない。

酸素が行き渡るようにすると、燃えやすい。

酸素物質の速やかな結合!酸化スピードが速いもののこと。

熱力学、分かるともっと色々と考察できるんだろうなぁ。

anond:20210811110404

生卵白身(卵白)食わんほうが良いぞ

即時型食物アレルギーにおいては、鶏卵は最も頻度の高い原因食品です。

ちなみに、鶏卵卵白と卵黄から構成されますが、即時型鶏卵アレルギーの原因になるのは主に卵白です。

卵白の半分を占めるオボアルブミン

卵白の1割を占めるオボムコイド

代表的でオボアルブミンは加熱すると抗原性が低下(症状が出にくくなる)します。

 

オボムコイドは加熱しても残るため、加熱したものを食べても症状が出ます

生卵白身には「アビジン」という物質が含まれていて、このアビジンが、卵黄や豆類などに含まれる体に必要栄養素「ビオチン」と結合してしまうのです。

 

アビシン(卵白)とビオチン(卵黄)をかき混ぜると、両者はすぐに結合し、熱や酸に強い水に解けない物質に変わるそうです。

 

そしてこの物質は胃や腸では吸収されず、せっかくビオチン摂取しても、体内で吸収されずに体外に排出してしまうらしいのです!

 

このようにしてビオチンが欠乏し、免疫力を低下させてしまうのです。そして免疫力が低下することで病気引き起こししまうことになるようです。

 

ビオチンは、ビタミン一種ビタミンHとも呼ばれています。体に必要重要栄養素で、細胞の働きを助ける他、炭水化物脂肪タンパク質の正常な代謝必要栄養分となっています

 

生の卵を白身と黄身を一緒に食べるとビオチン排出されてしまうのですから、何のために食べたのか全く意味がありません。

 

ビオチンが不足すると・・・

 

・顔や体の湿疹はじめとする皮膚のトラブル

疲労の激化

脂肪代謝障害

抜け毛

不眠症

筋肉の痙攣

血糖値の上昇

 

などを引き起こすこととなってしまうようです。

 

たまに生卵卵かけご飯を食べる程度なら深刻な問題にはならないようですが、毎日常食しているレベルだと、ビオチン摂取不足を引き起こしかねません。

 

私の場合、あの時は昼と夜と続けて納豆キムチ野菜卵白のナマを混ぜて食べたうえ

夜に多くの牡蠣の入った雑炊を食べた直後の腹痛でした。

 

多分卵白のアビジン納豆他のビオチンが結合して、これが水に溶けないので腸で急激な消化不良を起こしたもの推定しております

 

ビオチンは卵黄をはじめ、牛乳や牛のレバー大豆ビール酵母などに含まれており、腸内細菌ビオチンを作っていますが、これら腸内にあるビオチンは、根こそぎアビジンにつかまって、排泄されてしまうようです。

https://smcb.jp/diaries/6897226

鉄もめっちゃ頑張れば燃えるのか?

紙は燃えるけどプラスチックとか金属とかは溶ける

プラスチック砂糖は紙と同じ有機物だけど火がつくイメージがない

加熱して溶けるもの燃えるものの違いをグーグル先生に訊いても発火点が云々と言うだけなので、結晶構造とか酸化反応とかが関係ないのであれば、鉄もどろどろに溶けてもなお加熱し続ければ火がつくのだろうか?

炎は光エネルギーであって物質でないということは最近やっと頷けるようになった

「松葉茶が新型コロナウイルスに効く」というデマに含まれ連想

「松葉茶が新型コロナワクチンを解毒する」というデマがある。

USATODAYというアメリカ大衆紙ファクトチェックしてる。単に効くかどうかが気になる人は、こちらを見てみるとよい。

https://www.usatoday.com/story/news/factcheck/2021/06/15/fact-check-white-pine-tea-likely-not-helpful-against-covid-19/7651765002/

このデマ出所不明なのだが、人から人へと伝わるうちに様々な理由けがなされており、その中に含まれる「連想」が面白いので、少し調べてみた。

デマは、全てが突飛な間違いではなく、「一個一個は正しい情報だが、誤った繋がれ方をすることで、全体として間違いの情報」になっている。

そして、この「謝った繋がれ方」を補佐するのが、人間の持つ「連想なのだ

この記事では、このデマにどのような連想が含まれいるかを推察する。

1.松葉茶にはシキミ酸が含まれており、シキミ酸はタミフルの主成分の原料であるため、新型コロナウイルスに効く

松葉茶にシキミ酸が含まれている →正しい

そもそもシキミ酸は色んな植物に含まれているらしい。

松葉にシキミ酸が含まれているのは確からしいが、他の植物に比べて特別多く含有しているか、という正確な情報は見つけられなかった。

シキミ酸はタミフルの原料 →正しい

シキミ酸はタミフルの主成分オセルタミビルの原料である

ただ、あくまで原料であって、シキミから10回の化学反応を経てオセルタミビルが作られるため、シキミ酸とオセルタミビルは全く別の物質である

シキミ酸はタミフル同様インフルエンザに効く →間違い

上記の通り、シキミ酸とオセルタミビルは全く別の物質なので、インフルエンザには効かない。

タミフル新型コロナウイルスに効く →間違い

タミフル新型コロナウイルス有効だった、という研究や臨床結果は出てきていない。

ここでは、「抗ウイルスであるタミフルが、他の抗ウイルス薬(インベルクチンなど)と同様に新型コロナウイルスに効くのではないか?」という連想が含まれている。

ただ、タミフル起点で連想が始まったとすれば、むしろタミフルの原料の植物として有名な八角トウシキミ)に行きつきそうな気がする。

どちらかといえば、「松葉茶」を起点として連想が始まりタミフルこじつけた、と考えるべきか。

2.松葉茶にはスラミンが含まれており、スラミンが新型コロナワクチンに効く

スラミンが新型コロナウイルスに効く →半分正しい

培養細胞など、試験レベルではコロナウイルスの複製を抑制する効果があるとの研究はある。

ただ、臨床レベルでは、効果がなかったとする論文や、効果はあったが副作用がきつすぎて使用を中止した、という小規模な研究があるだけで、現状では何とも言えない。

松葉茶にスラミンが含まれている →間違い

松葉茶にスラミンが含まれているという情報は見つからなかった。

スラミンを経口摂取すると新型コロナウイルスに効く →間違い

スラミンの投与方法は点滴静脈注射。経口では効果がない。

なので、松葉茶にスラミンが含まれていても効果はないと思われる。

そもそも、スラミンは腎毒性があり副作用が強い。スラミンが作用していたとすれば、松葉茶を飲んだ人から健康被害が報告されるはずだ。

松葉茶は韓国中国北米などで昔からまれていたお茶で、健康被害もそれほど報告されていない。安心して飲んでいい。

こちらは、本来まれていないスラミンが松葉茶に含まれていることになる。

これも、先に「松葉茶が新型コロナウイルスに効く」というデマが起点となり、そこからスラミンにこじつけられた、と考えるべきか。

別で「スラミンが新型コロナウイルスに効く」というデマ存在しているようで、それと結びついたようだ。

3.松葉茶が新型コロナワクチン接種者から排出されるエクソソームを解毒する

新型コロナワクチン接種者からエクソソームが排出される →正しい

エクソソームとは、細胞間で免疫情報などを伝達する小胞のこと。

細胞ウイルス感染したり、がん細胞になったりすると、そのことを周りの細胞に伝えるために排出される、らしい。

エクソソームは、尿や涙などにも含まれており、これを使ってワクチン接種後の抗体がどの程度行われたかを測定する研究も行われている。

新型コロナワクチン接種者から排出したエクソソームを摂取すると、自身も同じ症状にかかる →間違い

そんな研究はない。

そもそも、エクソソームは上記の通りのもので、別に毒でもウイルスでもない。

松葉茶がエクソソームの排出抑制する →間違い

そんな研究はない。

これは特に根拠がない推論だが、おそらくアメリカ健康食品として知られていた松葉茶が、「健康にいい=新型コロナウイルスに効く」という連想がまずなされた。

次に、「新型コロナウイルスに効く」というイメージから、他の「新型コロナウイルスに効くもの」→スラミンやタミフルなどへ連想が行われ、それらが「新型コロナウイルスに効く理由」として紐づけられたのだと思う。

情報を精査する場合には、個別情報が正しいかだけでなく、それらが正しく繋がれているかにも着目する必要がある。

人間は「連想」を「繋がり」と勘違いやすい。デマを見ると、都市伝説のような連想によるつながりを観察できる。

なお、松葉茶は健康に悪いものではない。健康被害も報告されていないお茶なので、普通に飲む分には問題ない。

記事を読んで、松葉茶=インチキ健康に悪い、といった「誤った繋がり」を作らないようにご注意願いたい。

「松葉茶が新型コロナウイルスや新型コロナワクチンに効く」というデ

「松葉茶が新型コロナワクチンを解毒する」というデマがある。

USATODAYというアメリカ大衆紙ファクトチェックしてる。単に効くかどうかが気になる人は、こちらを見てみるとよい。

https://www.usatoday.com/story/news/factcheck/2021/06/15/fact-check-white-pine-tea-likely-not-helpful-against-covid-19/7651765002/

このデマ出所不明なのだが、人から人へと伝わるうちに様々な理由けがなされており、その中に含まれる「連想」が面白いので、少し調べてみた。

デマは、全てが突飛な間違いではなく、「一個一個は正しい情報だが、誤った繋がれ方をすることで、全体として間違いの情報」になっている。

そして、この「謝った繋がれ方」を補佐するのが、人間の持つ「連想なのだ

この記事では、このデマにどのような連想が含まれいるかを推察する。

1.松葉茶にはシキミ酸が含まれており、シキミ酸はタミフルの主成分の原料であるため、新型コロナウイルスに効く

松葉茶にシキミ酸が含まれている →正しい

そもそもシキミ酸は色んな植物に含まれているらしい。

松葉にシキミ酸が含まれているのは確からしいが、他の植物に比べて特別多く含有しているか、という正確な情報は見つけられなかった。

シキミ酸はタミフルの原料 →正しい

シキミ酸はタミフルの主成分オセルタミビルの原料である

ただ、あくまで原料であって、シキミから10回の化学反応を経てオセルタミビルが作られるため、シキミ酸とオセルタミビルは全く別の物質である

シキミ酸はタミフル同様インフルエンザに効く →間違い

上記の通り、シキミ酸とオセルタミビルは全く別の物質なので、インフルエンザには効かない。

タミフル新型コロナウイルスに効く →間違い

タミフル新型コロナウイルス有効だった、という研究や臨床結果は出てきていない。

ここでは、「抗ウイルスであるタミフルが、他の抗ウイルス薬(インベルクチンなど)と同様に新型コロナウイルスに効くのではないか?」という連想が含まれている。

ただ、タミフル起点で連想が始まったとすれば、むしろタミフルの原料の植物として有名な八角トウシキミ)に行きつきそうな気がする。

どちらかといえば、「松葉茶」を起点として連想が始まりタミフルこじつけた、と考えるべきか。

2.松葉茶にはスラミンが含まれており、スラミンが新型コロナワクチンに効く

スラミンが新型コロナウイルスに効く →半分正しい

培養細胞など、試験レベルではコロナウイルスの複製を抑制する効果があるとの研究はある。

ただ、臨床レベルでは、効果がなかったとする論文や、効果はあったが副作用がきつすぎて使用を中止した、という小規模な研究があるだけで、現状では何とも言えない。

松葉茶にスラミンが含まれている →間違い

松葉茶にスラミンが含まれているという情報は見つからなかった。

スラミンを経口摂取すると新型コロナウイルスに効く →間違い

スラミンの投与方法は点滴静脈注射。経口では効果がない。

なので、松葉茶にスラミンが含まれていても効果はないと思われる。

そもそも、スラミンは腎毒性があり副作用が強い。スラミンが作用していたとすれば、松葉茶を飲んだ人から健康被害が報告されるはずだ。

松葉茶は韓国中国北米などで昔からまれていたお茶で、健康被害もそれほど報告されていない。安心して飲んでいい。

こちらは、本来まれていないスラミンが松葉茶に含まれていることになる。

これも、先に「松葉茶が新型コロナウイルスに効く」というデマが起点となり、そこからスラミンにこじつけられた、と考えるべきか。

別で「スラミンが新型コロナウイルスに効く」というデマ存在しているようで、それと結びついたようだ。

3.松葉茶が新型コロナワクチン接種者から排出されるエクソソームを解毒する

新型コロナワクチン接種者からエクソソームが排出される →正しい

エクソソームとは、細胞間で免疫情報などを伝達する小胞のこと。

細胞ウイルス感染したり、がん細胞になったりすると、そのことを周りの細胞に伝えるために排出される、らしい。

エクソソームは、尿や涙などにも含まれており、これを使ってワクチン接種後の抗体がどの程度行われたかを測定する研究も行われている。

新型コロナワクチン接種者から排出したエクソソームを摂取すると、自身も同じ症状にかかる →間違い

そんな研究はない。

そもそも、エクソソームは上記の通りのもので、別に毒でもウイルスでもない。

松葉茶がエクソソームの排出抑制する →間違い

そんな研究はない。

これは特に根拠がない推論だが、おそらくアメリカ健康食品として知られていた松葉茶が、「健康にいい=新型コロナウイルスに効く」という連想がまずなされた。

次に、「新型コロナウイルスに効く」というイメージから、他の「新型コロナウイルスに効くもの」→スラミンやタミフルなどへ連想が行われ、それらが「新型コロナウイルスに効く理由」として紐づけられたのだと思う。

情報を精査する場合には、個別情報が正しいかだけでなく、それらが正しく繋がれているかにも着目する必要がある。

人間は「連想」を「繋がり」と勘違いやすい。デマを見ると、都市伝説のような連想によるつながりを観察できる。

なお、松葉茶は健康に悪いものではない。健康被害も報告されていないお茶なので、普通に飲む分には問題ない。

記事を読んで、松葉茶=インチキ健康に悪い、といった「誤った繋がり」を作らないようにご注意願いたい。

2021-08-10

anond:20210810082208

おもしろーい

逆に、「特殊引火物」と呼ばれるようなありえんくらい引火しやす物質指定数量が50Lだ。特殊引火物ってのは、発火点が100℃以下もしくは「引火点が−20℃以下かつ沸点が40℃以下」のものを指す。引火点が−20℃ってことは、冷凍庫の中ですら火気があれば引火するおそれがあるってこと。ヤバすぎるよな。だから50kgを超える量を取り扱うとき法規制を受けるわけ。

逆にこんなやべーもんでも50kgまで許可なしでいけるのがびっくり

anond:20210810142651

燃素材はそれ自体が高温でも可燃性ガスを出したりせず延焼しにくいもの

可燃性物質燃えること自体は防がないから油をかけたら油は燃えるかな

anond:20210810112817

水に溶けない。水に入れると輪っか出来たり、分離する。どれも水に溶けない物質で、それを油ないし脂と呼ぶよな。

例えば、ドレッシングには、水と脂とお酢が含まれている。ドレッシングを使うときは良く混ぜよう。

サラダ油脂肪ガソリン潤滑油も油

偶然か?とりあえずベットベトのギットギトの物質を油と呼んだのか?

anond:20210809214314

お前は危険物甲種名乗んな

山が当たって甲種取っただけのお前は知らんだろうが危険物には指定数量ってのがあるワケ。

たとえばガソリン指定数量が200リットル消防法で定められている。指定数量ってのが何なのかと言うと、この量を超える危険物を取り扱う際は法律規制を受けますよ、って量なんだわ。

で、ガソリン200Lで、灯油は1000Lなんだわ。灯油ガソリンより燃えにくいかガソリンよりたくさん取り扱っても法規制を受けにくいとされているわけだな。

逆に、「特殊引火物」と呼ばれるようなありえんくらい引火しやす物質指定数量が50Lだ。特殊引火物ってのは、発火点が100℃以下もしくは「引火点が−20℃以下かつ沸点が40℃以下」のものを指す。引火点が−20℃ってことは、冷凍庫の中ですら火気があれば引火するおそれがあるってこと。ヤバすぎるよな。だから50kgを超える量を取り扱うとき法規制を受けるわけ。

で、サラダ油指定数量がいくつなのかって言うと...1万リットルなんだわ。な。やべーだろ。ガソリン風呂釜1杯ちょいで法規制を受ける。灯油は5杯。でもサラダ油は50杯!全然したことない危険だってこと。単純計算ガソリンの50倍も危険性が低いってお墨付き消防庁から出てるわけ。

で、危険物勉強を真面目にしたことがあればわかるだろうけど、この指定数量は、主に消火の困難さと火の付きやすさで決まってる。サラダ油はクソ雑魚みたいに火が付きにくい上に、消火器などで比較簡単に消せるから消防庁メチャクチャなめられてんだわ。なにせサラダ油よりも指定数量の大きい危険物存在しない。全ての危険物で一番安全なのがサラダ油なわけ。

からお前みたいに山が当たっただけじゃなくて、ちゃん勉強して危険物資格を取った奴なら「サラダ油(動植物油)ってガチ危険性が低いんだな」「第4石油類よりナメられてるって相当だな」って思って、そのイメージ今日まで覚えてるわけ。50Lだの1万リットルだの細かい数字は忘れても、印象として残るんだわ。

お前はなんでそんなことも知らないんだ?いくら山が当たったとはいえ指定数量もわからないで甲種受かるのは無理だろ。本当に甲種なの?

それに化学博士なら、サラダ油分子量が大きくて蒸気圧が低いから引火しにくいこともなんとなくわかるだろ?わからないのか?今まで何を勉強してきたの?

なあ、一般人サラダ油に着火しにくいとこを知らないのは全然いいんだよ。それはしょうがないと思うし、俺だって専門のこと以外は何もわからいからさ。俺も普段から無知と恥を晒しながら生きてるよ。素人が専門外のことに詳しくないのは当然なんだわ。一般人バカにする気はマジで無い。

でもお前が知らないのは流石にまずいだろ?お前は危険物甲種持ちの博士号持ちの薬剤師持ちだろ?ちゃん勉強してくれよ。勉強してないくせに専門家ぶらないでくれ。

お前はアホなのにラッキーで甲種と博士号と薬剤師取れただけで、専門家でもなんでもないんだから、「専門家なんてアホばっかですよw」みたいなこと抜かさないでくれ。みんな真面目に勉強してんだよ。

てか「てか、蒸気に引火はせずとも油本体に火をつければ燃えるのでは?」って何?

ガチで言ってる?

液体の火災は、液体そのもの燃えてるのではなく、液体から出る蒸気が燃えてる...ってのは、それこそ化学やってたら常識だろ。危険物免許持ってるならなおさら知ってないといけない。

ガチなのか?

本気で言ってる?

どうやって博士号取ったの?

頼むから危険物免許返納してくれよ。怖すぎる。

2021-08-09

サラダ油は「絶対不燃物質」だぞ

絶対不燃物質でありながら、食っても大丈夫、むしろウマイくらいなので、料理に重宝されている

消火器から出るもの、粉末状だが、あれがなんの粉か知ってますか?

サラダ油です

サラダ油、消火剤にも使われるようなものなのに、放火に使うのは愚の骨頂だよね

水より悪いよ

サラダ油が"絶対燃えない"というのは、アカシックレコードにも書いてあるし、ナポレオン辞書にも書いてあるし、熱力学第0法則として密かに認知されているくらいの、「宇宙の真理」だ

俺の友達消防士は、毎日サラダ油を1リットル飲んでるので、身体が徐々に不燃物質に置き換わって、「不死身」の名を取るくらいになった

とにかく、サラダ油燃えないってことを知らないのは異常だ

反省しなさい

anond:20210809124255

化学系で必要とされるのは、どの物質がどんな反応をして目的物質を作ったりするか。

サラダ油みたいなのは実験に使わない。混合物も極まりないものから

サラダ油が具体的に実物質に照らし合わせて、その物質沸点はどうかなら話はわかる。サラダ油の成分を答えられるやつってどれぐらいいるの?

あと、申し訳ないけど好奇心云々なんて一歩間違えれば貧乏くじをどう引かせるかの餌に使われるとは感じてるよ。淡々ドライに金が稼げるのが理系から理系に進んでるのが大半だと思う。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん