はてなキーワード: 滑舌とは
まず女性であること。男Vでも面白いと思う人は沢山いるが、なぜかしょっちゅう聞こうという気にはならない。(これは女性ファンを狙うなら逆になるだろう)
それと一定の声と滑舌のよさがあること。そこまで要求度は高くなく、著しく不快でなければいい、くらい。
その上で、重視していることとなれば、生放送でのアドリブ力や話のうまさになるかな……。俺はラジオみたいな感じでVを聞いてるから。
必ずしも生じゃなくてもいいんだけど、トーク主体となると生の方がなんか楽しめる。
この共感・納得というのがかなり難しくて、「多くの人が日々なんとなく感じてはいたけれど、自分で特に意識することも言語化することもなかったものにピントを当て、うまく言語化してくれる能力」が高い人が好き。
上手なエッセイストや、お笑いのあるあるネタ、作品レビューなんかと一緒で、言われてみればあるあるなんだけど自分でそこに注目することはできなかったものを強調された時に、人は「あるある!」「わかる!」となる。
自分で最初から言葉にできてることを言われても「陳腐」「退屈」となってしまう。
かといって「いやその考え方は納得できないぞ!」ともどかしくなることが多いと、ストレスで見なくなってしまう。
リスナーとかけ離れ過ぎないがちょっと新鮮な視点を持っていて、それをうまく言葉にする能力。
これは、日常トークや経験談はもちろん、趣味語りとか、ゲーム配信でのゲームに対するリアクションでも武器になる。
上で書いた通り、この楽しみ方はVじゃなくてラジオみたいなもんだし、ラジオだったらそれこそプロの芸人やタレントや声優が色々やってるわけだけど、彼らはトークスキルはあっても俺と興味の分野や価値観が凄く違うことが多くて、「納得できないなあ」と思うことが多い。
その上ラジオでは、配信者と違って自分でツッコミを入れることも、他のリスナーがツッコんでるのを見ることもできないからモヤモヤを抱えたままになる。
別に元から良い訳ではないんだけど、産休入って毎日乳児と旦那としか喋らない生活送ってたらなんだか呂律が回らなくなった気がする。旦那と会話しながらうわー私喋れてないって思った。生麦生米生卵。
仕事は接客だったから毎日強制的に人と喋ってたし、学生時代も何だかんだで毎日誰かと喋ってたから、こんなに会話しないのっていつぶりだろう。幼稚園入園前とか?東京特許許可局。
仕事以外で人と喋るの苦手だからママ友とかも作ってないから、ほんと家族と以外会話しなくたった。隣りの客はよく柿食う客だ。
呂律回らないでググったら脳梗塞の予兆?とか出てくるし。確かに最近よく物を落とすしさっきもお茶入ったカップ倒したわ。三車線。
ホッテントリで人気の「性行為を原則違法にする」件だけど、
仮に「性行為が原則違法」になって「不同意性交罪」が新設されたとして、以下のケースはどうなるんだろうというのが気になった。
事例1
AはBに恋愛感情を抱いており、ディナーに誘った。しかしBはAに対し友達以上の感情を持っていなかった。BはAがいるところで飲酒したことはなく、AはBの酒癖を知らなかった。Bは友達との食事の席だったので気持ちよく何杯ものワインを飲み、酔いなど感じさせない表情と滑舌を示してみせた。Aは性交に誘い、Bは応じた。ところがBは実は性交に応じた時点ではぐでんぐでんに酔っ払っており、そのときの記憶が飛んでいた。翌朝、BはAにあのとき自分は同意していなかったと主張した。
事例2
AはBと常日頃同意に基づく性交を行う仲である。Aは性的快楽を感じると「イヤ」と口にする癖があったが、そう口にしていたとしてもAは性交に同意しており、AとBのあいだで同意が問題になったことはなかった。ところがある日、Aは本当に嫌だったのだが語彙不足とかとっさに他の言い回しが出てこなかったとかの理由で「イヤ」としか言わなかった。そのためBはAが同意しているものと錯覚し、Aと性交した。
事例3
AはBと常日頃同意に基づく性交を行う仲である。BはCという配偶者があるが、Cに隠してAと性交している。Aもそれが不倫であることを承知していたので、性交の日時や場所に関する打ち合わせのメールは性交後に消去するなどの対策を取ってきた。ある日、CはBがAと性交していることに気づき、Bを問い詰めた。BはCと別れたくなかったので、Aに無理やり性交されたのだと主張し、同意の存在を主張するAに対し自分は一度も同意などしていないと述べた。そして事実、Aは同意の証拠など持っていない。
事例4
AはBと常日頃同意に基づく性交を行う仲である。BはCという配偶者があるが、Cに隠してAと性交している。AはBに配偶者がいることを知らなかったが、Bに口頭で頼まれて性交の日時や場所に関する打ち合わせのメールは性交後に消去してきた。ある日、CはBがAと性交していることに気づき、Bを問い詰めた。BはCと別れたくなかったので、Aに無理やり性交されたのだと主張し、同意の存在を主張するAに対し自分は一度も同意などしていないと述べた。そして事実、Aは同意の証拠など持っていない。
事例5
AとBは夫婦であるが、最近はあまり性交をしていない。AはBにハグやキスをしたいのだが、性交まではしたくない。ところがBは性交する気がないならハグもキスもしないでくれと主張した。Aは性交をしたくはなかったが、ハグやキスはしたかったので、性交するからハグやキスはさせてくれと主張し、Bと性交した。しかし改めて考えてみるとハグやキスを人質に取られて性交させられたようで面白くないし、同意したとはいえないような気がしてきた。
「同意要件の新設」ってことは、「同意があればOK」ってことだけど、それは「デフォルトはNG」ってことじゃない?
運転免許はそうだよね。公道で自動車を運転することは違法です。ただし運転免許を持っていればその限りではない。「免許を持っていれば運転できる」=デフォルトは違法、免許が例外。
現状は「デフォルトが違法」なので、たとえば運転免許証を家に置き忘れたとかの場合は「運転免許を持っていると証明できないなら、免許不携帯で行政処分」ってことになる。なぜならデフォルトが違法だから、合法的な運転である証明は運転者がする必要がある。
性交について、現状は「デフォルトが合法」。だから脅迫とか暴行とかを使って、あるいは泥酔につけこんで性交に及んだということを検察官が立証した場合に限って「その性交は違法なので強制性交罪で有罪」ということになる。検察官が立証に失敗したら無罪放免。なぜならデフォルトが合法だから。
でも、「性交はデフォルトで違法」ということになったら、「その性交が合法だったこと」は性交した者が証明しなければならない。その証明に失敗したら違法だったと判定されることになる。
で、それは何を使って、どうやって証明するんですか? という話。
たとえば、合意のもとで性交したけど合意証明書を作り忘れました、という場合に、もしデフォルトが合法なら「脅迫も暴行も立証されてないので無罪」となるけど、デフォルトが違法なら「合法だったと証明できないので有罪」ということになるよね(「運転免許は持ってるけど免許証を家に忘れました」という場合、運転者は処分されるのと同じ。ところで性交の場合はお互いが「運転者」にあたるわけだけどそれはちゃんと共有されてるのかな? 男に「あのとき俺は同意してなかった」と言われて同意を立証できる女はいったいどれくらいいるんだろう)。
なお、デフォルトが合法のまま「合意のない状態で性交したら違法」という立法をするのはありだと思う。その場合「合意がなかった」ことは検察官が証明する必要があり、証明できなければ「デフォルトが合法」なので被告人は無罪放免。今よりずっと「不起訴」とか「無罪判決」が続くと思うけど、そこは物的証拠の残りにくい案件だから仕方ないと割り切ってほしい。
「わからない事があったら俺に聞いてって言ったよね?」
「自分一人で出来ると思ってるのかな?」
「何度も何度も言ったよね?」
「何回も同じこと言わすなよ」
「メモ取らないってことはお前わかってるんだろうな?」
「もういい」
「俺がやるから他の事してろ」
「教わった通りにやった?」
「言い訳すんな」
「いつになったら要領よく仕事ができるんだ?」
「頭使えよ」
「その自信なさげな喋り方なに?」
「言いたいことが解らない」
「仕事してるフリしてるよね?」
「演技はしないでいいよ」
「きついフリはしなくていいから」
「どうして早く出勤できないの?」
「出てくるのに時間がかかるならもっと早く起きればいいでしょう」
「何でも他人のせいにするな」
「俺達をなめてるだろ」
「君よりストレスを抱えてる人はたくさんいるのにね」
「さっさと辞めて他の仕事探したら?」
同じ役者が出ててもマイクありの新感線では滑舌が問題にならなくて
2.5では聞き取れなかったというなら
役者にマイクなしで聞かせる技術がないか音響の腕が悪いかどっちかでは
髑髏城の月は見てないので(ゲキシネなら見ようかなとは思ってる)
単に長台詞をがなりたてるだけの役者と破綻した演出と馴れ合いの面白くもない日替わりタイム()に何度もがっかりした
それでも2.5好きの人たちは「推しを支えなきゃ!」とかいってつまらない舞台のチケットを何枚も買い
そうして「これで稼げるんだ」と成功体験を与えていくんだからもう始末におえない
きっとやってる人たちは若手役者の登竜門として必死にやってるんだと思うよ
そしてそれを許容してるファン層にもいい印象は持てない
2歳年上の兄と折り合いが悪い
というのも、昔は明確に「暴力」という形で兄の絶対的支配の下に入っていたけど、もう20歳も超えてそんなこともなくなって、むしろそのころから兄の人生と私の人生の社会的な評価のされ方が変わってしまって今となってはただの折り合いが悪い兄妹になってしまった。
いや思えば昔から兄は口下手で滑舌が悪く、口達者でよく舌のまわる妹(私)に口喧嘩では勝てず、暴力で支配していたのだ。
それこそ骨折するとか縫うみたいなケガをしたことはない。それは兄が優しかったとかじゃなくて、今ならわかるわ、大きいケガさせてもっと強大な権力であるところの父に叱られたくなかったんだろうな。
小中学生くらいの私はまぁまぁ勉強ができて、学級委員とかをやりたがるタイプで、図書委員長とかもやってて、運動は全くできず、50m走したら10.2秒かかって先生に「まじめに走りなさい」って怒られてた。マジ全力で走ってたんだけど
友達はいた気がするけど、私が人間として生まれたのは18くらいの時なので記憶はないです。
対して兄はサッカー少年で、成績がどうだったかは覚えてないし学校でどうだったかとかは覚えてないけど、同じ中学校に通ってた時、吹奏楽部の子がみんな「あんたが○○っていうの?兄ちゃんいるでしょ」って言ってくるからどうしたことかと思ったら兄は同級生の吹奏楽部のサックス吹きの、私からしたら先輩と付き合ってたんだそうだ
いや知らんけど
まぁいろいろあって、高校生の時に兄はどっかから金を工面してきて某英語圏に行った。7年くらい?8年だったかな?金の仕組みがよくわかってないけど、両親は兄が金をかけずにうまくやったことを喜んでた。
うちはハイパー貧乏だったけど子供が5人もいて、生活が本当に苦しかったのだ。ちなみに兄と私は長男長女。マジこれ最悪なんだわ。
そこからまたいろいろあって、私は現役で某地方国立大学に進学した。奨学金は2つ借りて、当時は神の子だったし家がハイパー貧乏だし当時小学生の弟とかもいて余裕で無利子だった。20年間返済するぜ
ここから一人暮らしがスタートして、私の物心がつき始める。これが…自我…!って感動した。18歳の目覚め
ちなみに父実家がクソ男尊女卑思考だから兄は海外で羽伸ばしてんのに私は「うちの女の子がそんな遠くで一人暮らしなんて認めません」みたいな態度だった。ゴミ思考。一応有名大学だったので蹴っ飛ばした。両親は応援してくれてたのが幸い、最高両親ありがとう
私が大学3年のとき、兄が日本に帰ってくることになった。向こうで通ってた大学を留年して、除籍になったっぽかった。
兄は「日本で教員になりたい」と言って、大学に3年次編入することになった。
23歳大学浪人生の兄に奨学金を貸してくれるまともなところなんてないから、両親がお金を工面した。ここでももっといろいろクズ伝説はあるけど、今は関係ないからまあいいや
問題は浪人生時代、インターンで実家に帰っていた私にとって兄がとんでもないモンスターモラハラ兄に変化していたこと
兄が3年次編入を狙える大学は私が通っていた大学よりランクとしてはずっと下で、サッカー少年ですらっとしていた兄は目測20キロは増えて帰国しており、暴力による支配もできなくなった兄は私を以下項目において貶めることでしか力関係を築けなかったんだろうね、かわいそうなひと
そもそも大人のきょうだいに力関係って必要?その辺も考えが貧しいというか子供のまんまなんだろうな、かわいそうなひと
まずは容姿
確かに美人じゃないけど、どんな話してても最終的には「お前はブス」「お前の顔だとほかの人間に許されることも許されない」みたいな小学生みたいなことを言う
次に恋愛
当時彼氏はいたが、実家ではそんな話もしなかったしいないと思われてたほうが都合がよくてわざわざいるとか言わなかった。そしたら兄はさっきとの合わせ技で「お前みたいなブスは結婚とか恋愛とかあきらめたほうがいい」「お前はブスなうえにオタクだからモテない」「ブスは一人で生きるしかないんだから」とかまぁ本当にいろいろ言われた。
毎日深夜のマックでその元カレに泣きながら電話してた。早く大学に戻りたくて仕方なかった。
実は、モラハラが始まるまでは私は兄のことが本当に好きだった。
よくわからないけど遠い国で頑張ってるし、どっかからお金も見つけてきてすごいなって純粋に尊敬していた。本当に本当に、嘘かと思われるけど、兄の美しい面しか記憶になくて、兄みたいに頑張ろうって思ってた。
でもこんなことになっちゃって、大学生になった兄はさらにゴミみたいな人間になっていくし、教員免許取るのもやめて大学の意味感じられなくなるし、大好きなおばあちゃんのお葬式で私に「ブス」って言いすぎて叔母たちに超説教されたりしてもやめないし、どんどんコンプレックス拗らせてった。哀れだよね人間って
コンプレックスを持たれている人間、私もそんな兄の攻撃に耐え兼ねてできるだけ兄とは会わないように生活してきたし、今後もしていく予定
いやごめんどんどん長くなるけど、これから自分がいかに立派な人間かを語っていくわ。わたし立派な人間だから。
私は大学をストレートに卒業して趣味のもの作ってるメーカーに営業職で就職も決めて、おばあちゃんのお葬式のときは大学3週間休んだけどなんとか卒論も完成させて一緒に卒業旅行行ったり遊んだりする友達もいて、マジ平凡の中の最高ランクの人間なんですけど、一度もモラハラ兄に「いやブスでも大学4年で卒業するし」とか「結婚できなくても安定した職はあるし」とか「てめぇがブスって言ってる顔でも学歴社会じゃ関係ねえし」「てめぇとは語彙と愛嬌で差がありすぎて話にならん」とか、反撃したことないですからね。
私は大学入ってから仕送りもしてもらってない実家の両親に誕生日も父の日も母の日もプレゼント買ってるけどお前は?
自動車学校に通うからってバイトしてたお金、全部使い切って結局家に一円も入れずに親に金出させて通った自動車学校、楽しかったか?
お前がストレス発散のために怒鳴り散らしてた受験生の妹を慰めて勉強見てやって国立大学に入学したときにお祝いあげたの誰か知ってるか?
お前は学生の妹から金借りてたけどその妹に仕送りしてんの誰か知ってるか?
「女の子に学はいらん」ってマジで身内に言われたことあるけどお前は?
金がないから就活できないとか言って父に金出させてたくせに香港旅行行ってたの誰だっけ?
就活できないとか言って留学先に残してきた彼女に会いに行ってたの誰だっけ?
お前が毎日夕ご飯食べさせてもらってたおばさんの家にお礼送ったの誰か知ってるか?
全部言ってない、飲み込んでる、偉すぎる
大学受験期、どうやったら一番金がかからないか考えて予備校にも通わずに現役合格した神の子の長女と両親に湯水のように金を使わせる長男、どっちが立派ですばらしい人間かわかりますね?
ここまで金にこだわる私がどんな貧乏暮らしをしていたかわかりますね????
学生の時も金がなくて超つらかったな~~早朝5時半とかからバイトしてた。
全部全部兄に頼まれてやったことじゃないけど、私は私が正しい大人としてやるべきと感じたことを兄がおろそかにしていることに関して補っているという認識。普通毎日夕ご飯食べさせてもらってたらお金払うとかお礼の品持っていくとかするでしょ。なんでお前にはそれができないの。
最後に時事ネタ入れるけど、上野千鶴子がどういう人間かとか著書にどう書いてたとかよく知らないけど、あの東大の祝辞はよかったと思う。
ただの地方国立大の私でさえ「そんな学つけても子供産んだら役に立たんぞ」とか言われるわけ。いやてめーらみてえな思考にならないだけ役に立ってるわ。
本当に性差別も感じる、一介の営業マンでさえ感じる、これはそのうち。
かつて兄が好きで、兄のことを心の底から尊敬していても、兄が拗らせたコンプレックスでぼろぼろに言われる、まだ兄を好きな私が心の片隅に生きていて毎日ブスって言われるたびに泣いている。せめて私は妹や弟をかわいがりたいと思う。心の底からかわいがって、彼らの翼が折れないように守りたいと思う。私がしたような苦労はしてほしくなくて一人暮らし学生の妹には仕送りをする、受験生の妹は親と相談させて予備校に通わせる、弟には部活で使う高い道具をじゃんじゃん買ってあげる。みんなかわいいよって言ってあげたい。私は誰かのかわいくて仕方がない妹にはなれない、一生なれないから、私は私のかわいくて仕方がない妹と弟がいらないコンプレックスを抱かないように尽力したい。
この話題について。
ネットに広まる「魔女っ子は放送禁止用語」説 調査して分かった「放送で扱いにくい理由」と「一般人が納得できない理由」 - ねとらぼ
先に結論から言えば「放送禁止用語」という言葉は放送局では使われていない。「使用を注意する言葉」というものがあるだけだ。言葉の言い換えかよ、というツッコミが入りそうだが、そういうことではないのだ。以下は、そのお話である。
まずはこれだ。最近はそれほどの差もなくなってきたが、それでもニュースでは絶対に使ってはいけない言葉、というのがある。例えばおおよその量を示す「約」。別に規制する理由もなく普通に使われている言葉だが、これを「やく」と読むニュースは稀だ。おおよその量を示す言葉のあとには必ず数字が来るが、どんなにいい滑舌でこれを読んでも「ひゃく」と聞き間違う人が出てくるから、必ず「およそ」と読むことになっているのだ。だから、訓練されたアナウンサーは完成された原稿でなく普通の文章を読むときもふりがななしで「約」が出てくると「およそ」と読んでしまう。ミステリーなんかの伏線に使えると思うので使いたい人は使って欲しい。
「ら抜き言葉」には気がついている人もいるかもしれない。別に放送禁止用語でもなんでもない言葉なので、街頭インタビューを受けた人でもそれを修正するよう言われた人はいないと思うが、文字起こしでは必ずら抜き言葉ではない表記に修正される。これはバラエティでもそう。お笑い芸人は言葉を使うプロではあるが言葉遣いのプロではないので、ら抜き言葉は時々登場するが、テロップ上では大体の場合ら抜き言葉ではない表記になっているはずだ。逆に訓練されたアナウンサーはら抜き言葉はまず使わない。
NHKが「テトラポッド」や「真っ赤なポルシェ」の出てくる歌詞を規制した、なんて話が過去に言われたことはあるし、NHKは商売抜きでの放送を強いられているのでそういうところに敏感だ、なんて話も聞くことがあるが、この辺実はNHKと民放で差が縮まっている部分ではある。民放は民放でスポンサー競合などを嫌うため、特定の商品紹介でない場面では番組内で商標を使うのを控える傾向にあるのだ。セロテープはそのいい例だろう。ちなみにガムテープも「粘着テープ」という言い換えがまま見られるが、実はその意味でのガムテープは今は商標登録されていない。明治がお菓子の名称として3年前に登録したきりなのだ。明治の「ガムテープ」ってお菓子を見たことはないがそういうアップデートが遅れているところはままあるものではある。余談ではあるが、最近テレビで「無化調」という言葉が特にラーメン紹介で使われているかは調べると面白いかもしれない。
マスコミ、特にテレビは少なくともニュースでは「東北本線」「国道4号線」とは言わない。「東北線」「国道4号」という。これは現場間の用語統一のために決められていることでまあ説得のために屁理屈は付いているのだが屁理屈以上のなにものでもないので記載は省略する。そもそも「東北本線」は他ならぬJRが使っている言葉なのだがマスコミはそれを何らかの事情で使わないことがある。またニュースではないが、商品紹介の際の形容詞まで決められていることもあったりするものもあり、例えばあるビールでは「すっきりしているのにうまみも十分」という表現しか出てこない((この表現で検索するとある1つのブランドしか出てこなくなる))。まあこの辺はまともな事情から大人の事情まで様々ありすぎて一言では言えない。近々近場では「岩手公園」が「盛岡城跡公園」に名称変更されたのだが、これがまた正式名称の変更ではなく愛称として別の名前をつける、という複雑な命名の仕方をされたためNHKと少なくとも地元民放1局は改名前のまま「岩手公園」として呼ぶという複雑なことになっている。ちなみに残念ながらかどうかはわからないが、本名能年玲奈さんはこの辺でも度々テレビに出ているのだが、その時は「のん」呼びされてはいる。仮に何かの犯罪で逮捕されたら「『のん』こと能年玲奈容疑者」呼びになるんだろうなと思うが未だ犯罪では逮捕されていないので蛇足でしかない。
ここまで挙げた例はおそらく一般の人が思い浮かべる「放送禁止用語」とは違っていると思う。だから「使用を注意する言葉」は「放送禁止用語」とは別物であると言ったのだが、「使用を注意する言葉」とみんなの思い浮かべる「放送禁止用語」が重なる部分は存在する。それが「蔑称」である。被差別階級や身体障害などに関わる話だけなら判断は簡単そうだが、何らかの職業の後に「屋」をつけて呼ぶような、後から蔑視の意味で使われるようになった言葉まで考えるとどこからどこまでが明らかな「放送禁止用語」かは言えず、だからこそ「放送禁止用語」ではなく「使用を注意する言葉」なのである、とも言える。
実際「魔女」が蔑称なのかと言われると確かにそういう場面もありそうだが日本ではまだそういう場面は少なそうでもあり、昨今は例えば百姓、みたいに自称の場合は問題ないんじゃないかとか、「めくら」みたいに過去許されても今許される表現ではないんじゃないかとか、有料視聴の場所なら但し書き付きでいけるんじゃないか、いや但し書きつけられるならどこでもいけるんじゃないかといろんな異説が生まれつつリアルタイムで揺れ動いている話題であり、個々の言葉ごとに注意度にもグラデーションがあり、少なくともこれらはなんの留保もない「禁止用語集」みたいなところでまとめられるものじゃない、ということは繰り返し言っておきたい。
治験の、それも希少疾患の薬剤のアレンジをしています。薬が世に出るまでには、10年15年といった長い年月と、信じられないくらいの巨額の投機的投資、フェーズ1、2、3、4くらいの段階的試験と分析が必要です。私はその主にフェーズ3の、グローバル治験全般と物流をアレンジしています。今日は(次があるのかどうかわかりませんが)その「ラスト1マイル」の話。
ドイツ、スイス、アメリカ、イギリスなどの諸国の製薬会社から薬剤が成田に着きます。その薬剤はいったん専門業者の倉庫に収められ、盲検が施され、厳格な温度管理がなされて、病院と治験者が整った段階で、どんぴしゃりのタイミングで病院の薬剤部に運び込まれます。
温度逸脱が最大の敵のひとつで、もちろん専用の保冷箱に温度計が同梱されて運ばれるわけですが、薬は極力、物流倉庫で、あるいは薬剤部の倉庫で落ち着いて眠っている時間が長いほうがいい。したがって、物流/配送時間を最小化する課題が生まれてきます。たとえば、3月14日14:00さいたまの大学病院配送なら、都内の倉庫から逆算して、12:30ぎりぎりまで薬を取り出さず、保冷箱に移し替えるまでの間、外気にふれる時間を極力短くして、デジタル温度計を起動し、あらかじめ用意した書類を同梱、封緘して、その時間に来るように手配したドライバーに保冷箱を手渡し、ドライバーは13:45に病院の業者用ヤードに駐車、13:50に薬剤部の担当の方に電話をかけ、携帯の電源を切り、13:55に薬剤部のゲート前に到着し、13:58に窓口を軽くノックする。13:59に担当の方が現れ、後述の合言葉を唱え、14:00に「開封させていただきます」の声とともにカッターナイフを取り出し、テープを切り、箱を開け、書類と薬剤を手交。署名を得たら「ありがとうございます」回れ右して退出。
この間、ドライバー(イコール配送担当者)は、黒子に徹しなくてはならない。無駄な発声は一切禁止。どの製薬会社の何の疾患のどの薬剤でということも原則、口にしてはならない。盲検性に触れるおそれが必ずしもゼロではないからです。前に「○○(物流会社名)の△△です。XXさん(製薬会社)のPP(疾患名)のMM(薬剤名)、あ、今回はプラセボ(偽薬)ですね。お届けにまいりました」と滑舌よくいい放って数百万円の損害を出して即日クビになった伝説の猛者がいました。
「14:00の○○(手交管理番号)の件です」「はい。どうぞお入り下さい」。あるべき情報交換は、本来これだけ。服装も、リクルートスーツは基本中の基本、声の抑揚は「お通夜の司会のつもりで」なんてことを教育される世界であります。
今回、同行させていただいたドライバーさんとは、13:45に業者用ヤードで待ち合わせをしました。13:35に僕が先に着いた。まだだれもいない。13:40にもいない。13:41、スマホを取り出して(ついうっかり)「黄金頭 サクラ」で検索する。師匠たしかサクラ絡みで何か面白いことをつぶやいていたはずだ。黄金頭さんの中毒性のある筆致にすこしネットに夢中になる。13:45イタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! どこから姿を現したのかわからない。左側、3歩ほど離れたところに、薬剤を両手で抱え、植田まさしのかりあげクンを地味にしたような30代半ばと思われる地味なメガネ氏、中肉中背のリクルートスーツが場に溶け込んでいる。僕のほうを見ない。顎を引き、猫背気味、心もち遠くを見るようにして、肩の力が抜けている。「(只者ではない…)」歩を寄せ、「13:45お約束の…」「はい。では、行きましょうか。その前に電話を入れます」。(僕だという確認もしない。わかるのだろう。)
かりあげ氏、そこから先は前述の時刻進行通り。なのですが、特筆しようと思ったのは構内を歩く挙措の無駄のなさ。トラックヤードの上り框から、どの角をどこで曲がり、どこに目配せをすればいいか、足が覚えている感じ。とりわけ、通路の交差点手前では必ず気持ち歩速を緩め、ひと呼吸立ち止まり、左右確認をして会釈をしてから再び歩みを進める。「万一、薬剤を落としては元も子もありませんから」「会釈をして歩く業者を見て気分を損ねる先生や看護師の方はいないと思うんです」。5分前に薬剤部ゲート前に到着してからは直立不動(肩の力は抜けている)で、1分ごとに腕時計で時間を確かめる。
もちろん、何かしら、間違っていると思います。リクルートスーツとかね。そもそも、みんな忙しすぎる(´;ω;`) こんな配送日時指定、調整に血眼になるのは日本の治験だけだとよくグローバルの親分からは聞かされ、嘆かれる。批判も、しようと思えばできる。でも、しない。当面、しないことにした。代わりに、待遇を上げたい。物流のラスト1マイルはどうしても、C向けでもB向けでも、多層の中間搾取の残りの霞をかつかつで食べさせて、その割に重いプロトコル(お作法)を押し付ける傾向があります。特にB向けで専門性の高い、今回記したような薬剤配送の世界はその傾向が強いと感じます。
帰りに「ありがとうございます。お見事でした。どうしてこの業界/仕事に?」と尋ねたら「10年ほど前に弟が珍しい型の白血病にかかりまして。幸い治ったのですが…いえ、余計な話を。申し訳ありません」とかりあげ氏。「すごいプロがいる」と聞いて、今回、普段は管理側にいる私も、それだけではだめだ、現場をこの目で見ないことにはと思って、スケジュールをやりくりして同行させていただきました。さわやかな気分で病院を出、途中の川沿いの桜に、すべて実薬で治験の行われる日を願いつつ、帰途についた次第です。ありがとうございました。
僕は自分に自信がない。それはきっとみんなそんなもんだと思ってる。
自信がなさすぎて、人から見られてると「あれ、何かイケないことしたっけ?」って気分になって辛くなる。
懇親会とかで話しかけられない。周りの人は積極的に親睦を深め合ってるのに、自分は周りの人に本当に興味がない。自分から話しかけにいっても話すことがない。話しかけられた方から「うぜぇ」ってオーラを感じているからそれも辛い。それがだいたいの場合思い込みだと思ってもそれでも辛い。こうして人と親睦を深められないが、それもまた辛い。
僕は自分に自信がない。それは当然容姿に関してもそうだ。鏡を見るたび嫌になる。お風呂に入るたびに嫌になる。「嫌なら努力をしてかっこよくなればいい」と思っているはずだが努力できていない。それもまた嫌になる。
人前で話すると緊張する。それで滑舌が回らなくなる。それも辛い。
彼女と付き合うとどうしても信用できない部分がある。自分なんかをなんで好きでいてくれるのだろう?とか、なんであいつと仲良くするの?とか考えて生きている。自分だって別に他の女の子と話ししているはずだ。だから、ただの束縛でしかない。それは理解はできている。でも、辛いものは辛い。
辛いことを人に相談もできない。相手が迷惑だと感じると思っているから。だから自分の中で抑え込むしかない。病み垢を作ろうと思って作ってみても、大抵容姿に問題があるような人間じゃない。普通にそこそこかわいかったりかっこよかったりする。そいつらが「私メンヘラ。」と言いつつセックスしかしていないのを見ててそれまた辛くなる。
今書いたこと、全部世の中では「コミュ障」とか「メンヘラ」とか呼んでいる。蔑称なわけだ。だから直したいと考えている。だけど、なんで幸せに生きていくのに辛い思いをしていかなきゃならないんだろうって感じる。別に普通に幸せな人生を歩みたいだけなのに、なんでこんなに僕は苦しんでいるんだろう。
でも、普通に幸せな人生を歩むのに、一人だけそんな辛い人生になるということも考えにくい。なら、なぜ自分は苦しんでいるのだろうか?努力ができていないからじゃないだろうか?もっと努力して生きていかなきゃいけない。幸せに生きるにはそれしかないんだから。