■ガバガバ企業から5000人以上の就活生の個人情報が漏れ続けている

3行で

• スタートアップ「株式会社TKF Project」のガバガバな管理により、支援サービスに登録した就活生5000人以上の機微な個人情報が誰でも見られる
• 情報化推進機構(IPA)などからの指摘により認識した後も、法に定められた本人告知義務を行なわず隠蔽
• 直す技術もないので、ダラダラと誰でも見られる状態が継続

株式会社TKF Projectとは何か

就職活動をする大学生を企業に斡旋することで、利益を得る、有料職業紹介事業者。

代表取締役は山下 健晴（創業者）で、出身の北海道大学から「北大発認定スタートアップ企業」として称号を受けている。

この件の何が問題か

• 適当に重大なWebサービス・スマホアプリ(どちらもノーコードサービスを不適切に使用)を作った
• 就活生の機微な個人情報、具体的には「氏名」「メールアドレス」「パスワード（暗号化なし）」「性別」「住所」「電話番号」「学生証画像」などをサービス開始時点から誰でも見られるAPIになっている
• 5000人規模の情報漏洩事故にも関わらず、認識してから個人情報保護委員会への通報（法令義務）をしなかった
• 漏洩された就活生本人への告知（法令義務）をせず、隠している
• 直そうともしないで年単位で放置している

この件から学べること

• ノーコードサービスでも、アホが作ると脆弱になる。
• ノーコード・ローコードサービスはアホでもそれっぽい動くのが作れるから余計まずい

Permalink | 記事への反応(1) | 13:06

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