はてなキーワード: ゾーンとは
京急の事故に関して、先頭車が電動車なのは安全対策だったとか言っているが、一つ気になることがある。それは運転室が狭いことだ。
比較としてJR東日本の運転室(E233系など)は前後方向にとても広く作られている。それはクラッシャブルゾーン、むたは衝突安全空間といって事故の際にその広く作られた空間が潰れることで衝撃を吸収し、また広い空間を確保することで運転士が潰されて死なないようにするためだ。
参考リンクに掲載されているが、このような設計が取られるようになったのは今回のと全く同じような事故で運転士が犠牲になったからである。
しかし今回の京急の運転室はそうはなっていない。脱線するかしないか、電車とトラックのどっちが勝つか負けるかという点では、先頭車を電動化して重たくするのは効果があるかも知れないけど、運転士の命を守れるかどうかという点での安全性は低い。
参考:
こないだ8ヶ月児を連れてディズニーシーに行った。親のエゴであるが、想像を超えて楽しかったので、知見を共有しておこうと思う。
まず何を楽しむかということだが、ディズニーシーはプチ世界旅行である。ディズニーランドはディズニーの世界を体現した世界だが、ディズニーシーは大半が現実の歴史上の地域をモデルにしている(NY、地中海、中央アメリカ、アラビア半島 etc.)。
そこに込められた尋常でないこだわり、隠れ設定、小道具などを楽しむことをおすすめしたい。脇道にそれることこそが、ディズニーシーを最大限に楽しむ最良の方法なのだ。
そして、ベビーカーを連れてテーマーパークを歩くと、否が応でも脇道にそれ、歩みは遅くなる。道端に何気なく置かれた木箱、人気の少ない路地裏に貼られた広告、あるいは岩肌に流れるパホイホイ溶岩。
それらはベビーカーを押してゆっくり歩くからこそ目を向け、宝探しのように探し出すことができるのだ。
夫婦で計画を建てる段階で、最優先事項は「子どもが笑顔で終えること」と決めた。別に子どもファーストという話でもなく、子どもが体調崩したり、泣き叫ぶとしたら、親としてハッピーな気分でいられないからである。
そんなの当たり前だろと思われるかもしれないが、実際に行き始めると人間どうしても欲がでる。できたばっかりのアトラクションに乗りたい、あのお店で一服したい…
そんな欲望に駆られたときに、まずは一息ついて、最優先事項に影響が及ばないかを考える。何を諦めたとしても、最優先事項が達成できれば、そのお出かけは成功なのだ。
乳児連れで行く決めた場合に気になるのが、授乳室やバリアフリーについてだろう。ディズニーシーには授乳室が3つある。
http://www.tokyodisneyresort.jp/special/mamastyle/services.html
1のベビーセンターは広く、設備は非常に充実している。離乳食や粉ミルクも売っている。おむつ交換台室、授乳室、食事ルームに分かれており、特に食事ルームは広々としている。もちろん80℃のお湯、水道、電子レンジなどの基本セットに加えて、哺乳瓶洗い用洗剤とブラシ、冷やすための氷水、レンチン用のラップなど、欲しいと思うものはおおよそ全て揃っている。非常に快適である。幼児に離乳食を食べさせることももちろん可能だ。
2のマーメイドラグーン・ベビーケアルームには食事ルームはなく、授乳室とおむつ交換台だけである。2019年8月に新たに増築して作られたらしく、やや部屋は狭い。当然男性は授乳室には入れないため、父親その他男性が哺乳瓶でミルクをあげることができないのが残念な点だ。またマーメイドラグーンや近くのアラビアンコーストは子供向けのアトラクションも多いため、全体的にこのエリアは子連れが多い。そのためか、こないだ行ったときはかなり混み合っていた。時間や状況が許すのであれば、入り口脇のベビーセンターまで戻った方がいいと思われる。
3のタワーオブテラー授乳室、これは上記のHPには載ってない、と思われるかもしれない。これは女子トイレ内に個室授乳室が2つあるだけ、という作りなのだ。残念ながらこちらは行っていないので、どんな設備かは分からない。
まとめると、入り口脇のベビーセンター以外は今ひとつ、ということになる。かといってディズニーシーは中央に湖があり、かなり道も入り組んでいるため、奥まで入り込むと入り口まで戻るのはちょっと面倒である。授乳についてはある程度戦略的に動く方が、結果的にストレスは少ないかもしれない。時間に余裕があればスチーマーラインでのんびり揺られて移動するのもいいだろう。後述するが、スチーマーラインはベビーカーにとても優しい。
女子トイレには全てついているが、男子トイレにはついていないところがある。下のページに情報がある。
http://www.tokyodisneyresort.jp/special/mamastyle/room.html
なお、公式アプリではトイレの場所を地図上で検索することができるが、おむつ交換台の有無に関する情報はない。残念。
そしてアトラクションについて。
風景を楽しむ、と序盤で書いたが、もちろんアトラクションを無理に我慢する必要はない。
最近スマホアプリでファストパスが取れるようになって更に利便性が向上した。便利快適なことこの上ないが、人の多いところでは通信速度がかなり悪い。
ディズニーのアトラクションには、赤ちゃん連れでも乗れるもの(ゴンドラなど)と、乗れないもの(トイストーリーなど)がある。
http://www.tokyodisneyresort.jp/special/mamastyle/attraction2.html#park=2&tags=
上記ページではアトラクションについて、「赤ちゃんといっしょ」などでフィルタをかけることができる。
意外と赤ちゃん連れでも楽しめるアトラクションが多いことが分かるだろう。
もちろん、せっかく行くからにはセンターオブジアースやタワーオブテラーなど激しいものにも乗りたい人も多いだろう。
そういった人気のアトラクションはファストパスを取得し、キャストに「交代で乗りたい」と言えば、アトラクション出口のところで特別に待たせてくれる。長時間の待ち時間はリスクが高いので、人気のアトラクションはファストパスが取れたもののみにした方が精神的にも楽。
しかし、赤ちゃん連れで行くのであれば、むしろ普段はあまり行かないようなゆったりしたアトラクションを楽しんで欲しい。
今回家族全員で乗ったのは「ゴンドラ」「シンドバッド」「スチーマーライン」である。
この中で一番難易度が低いのは「スチーマーライン」だろう。ディズニーシー内の広大な水路を運行している定期船である。ベビーカーごと乗ることができて、ベビーカー専用ゾーンに案内されるし、屋外なので多少泣いたりぐずっても気になることは少ない。
「ゴンドラ」は他のお客さんのすぐとなりに座るので、隣の人の帽子に手を伸ばしたり、途中からぐずったりと意外と落ち着けなかった。
「シンドバッド」は個人的に一番お気に入りのアトラクションである。ほどよいアナログ感、最小限の動作でいきいきと動き出す人形、素晴らしい音楽と、見どころは尽きない。暗いので子どもが泣き出さないか心配だったが、意外に落ち着いていた。できた当初と演出が変わっており、行ったあとで昔の動画をみると二重に楽しめる。
またポイントとして、これらの穏やかなアクションは、行列が長くないorすぐに乗れることにある。子どもに授乳して、ほどよく落ち着いて笑顔の時を狙って乗り込めば、途中で子どもが泣き叫ぶリスクを最小限に抑えられるだろう。
今回これを書こうと思ったのは、「赤ちゃん連れで行くことで、新たに見えてくる景色があって楽しかった」という経験をしたからである。
どうしても赤ちゃん連れで出かけることに二の足を踏む人も少なくないだろうし、赤ちゃんにとって別に近所の公園とディズニーの違いなんて分からないだろう。
だから完全に親にとっての自己満足なのだが、赤ちゃんに辛い思いをさせないのであれば、自己満足上等でどんどん出かけてみて欲しいと思う。
親が笑顔でいることが子どもにとって一番大事なことなのだから。
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まずは保冷剤パックを抱っこ紐およびベビーカーに設置。また交換用の保冷剤パックも3,4個持っていった。
そしてうちわと日傘を持参。周囲に人がいないときは日傘をさした。
実家を売って、今は分譲マンションの一室で暮らしている。ローンは親の年金と私の給料で支払い
ただ、生活費は貯蓄を切り崩し、もう数百万の定期以外はお金が無い状況。そこに父親の病気で医療費増
転職を考えたけど給与UPも望めない。出会いも無いし、この物件を選ぶ変態はそれはそれで怖い
20~30代は趣味に仕事に恋に満足していた。それなりの給与と蓄えがあり、実家に1銭も入れてなかった
でも恋人とは結婚には至らず、金遣いは変わらず、親の引退とともに実家は急速に衰退。色々金使ったら一気にヤバイゾーンに
そして気づけば40代。自分の身体もガタは来ているし、親もヤバイ。金もない。男もいない。人生に絶望しか無い
今更だが、俯瞰して見てもらえる男が家庭に加わっていればこうはならなかったと思う。実家は地元じゃそこそこ裕福な方だったので一家全員危機感ゼロだったし、そのおかげで地元に知り合い等もゼロ
タイムスリップしたい。やり直したい。もちろん無理。理想は父親が死んで母親と二人で立て直す流れだが、その母親が倒れたらガチで詰む。在宅のホワイトで月40万欲しい
それ以上に、父親の介護で母親もダウンしたらマッハで詰む。たぶんこっちの方が確率高い。ほんと怖い。寝れないしストレスで身体はボロボロ
ファイナンシャルプランナーとかに相談もしたが、紙に書かれた項目にド正論と理想論を言うだけで役に立たなかったし、それを実行する体力も無い。あの人達の食費と光熱費は減らしやすいって思考は異常
売れ残りの40代女とかどうしているの?自分以外はみんな役職者でキラキラな人生でも送っているの?
※追記
生活を見直すと言っても、自分はともかく両親含めて一致団結というのは無理かな。やっぱ親世代は現状を認識できてない
それに月数万節約して年に数十万貯めて、それが10数年続いてもやっと見直しの頭金になるくらいじゃないかな。浮いたお金で投資といきたいけど、余剰資金では決して無いから難しいし
確かに遅いのは分かっている。元カレとダラダラ交際して婚期逃したのも自分のせい。もう母方の田舎に引っ込んで老いて死ぬのが一番なのかも
一応同年代より外見は良い自信はあるけど、それもお金使ってなので、節約で切らしたらその強みも無くなって、豊満ボディのババアに成り果てそう
・元々の予定
ゆりかもめで豊洲から現地へ向かうも車内から見た列が相当でしばらく列が解消しないだろうと判断。
先に青海の方へ行くことに。
・10時40分頃
公式によると10時15分には入場規制が解除されていたとのこと。
https://twitter.com/comiketofficial/status/1160358961423368192
さくっと購入を済ませあちこち見て回る。
一部企業はまだ列があったが、空調も効いていて快適に過ごせた。
・11時頃
そろそろ列も落ち着いているだろう、と移動を決める。
東京ビッグサイト駅に着だが列がまだやばいと判断し、カフェで時間を潰すことに。
・12時頃
これ以上待ってもな、と決心し列へ並びに行く。
しかし最後尾がCOCOSの前あたりだったのですっかり東駐車場の列は解消したものと思う。
1日目に西のスロープで地獄を見たので、階段ルートの西3、4へ先に行くことに。
ただ時折日陰ゾーンがあるので、1日目の待機列よりは大分まし。
・12時40分頃
上での買い物が終わったので、下へ降りることに。
しかし案の定エスカレーターがボトルネックとなりなかなか降りられず。
エントランス(出入口とATMの階)へ行くのはまだ大丈夫だったが、アトリウム(西1、2の階)へ行くエスカレーターが酷かった。
自分のように上から降りてくる人と外から入ってくる人が合流するのでえらい人の数。
それが細いエスカレーターに向かっているのだから混雑もするし、なかなか進まない。
ようやく降りられたものの、やはりアトリウムも混雑。ホール内もそこそこ混雑。でも歩ける。
途中気になったサークルでも購入しつつほぼチェックしたところは回れたが、1サークルだけスペース主不在で閉めている。
仕方なしにふらふらと歩いてあちこちのサークルを見ながら待ち、購入。
・13時30分頃
西2ホールのシャッターからトラックヤードを歩き、一旦外に出て車寄せ? のところをぐるっと回って水上バス乗り場の方まで流された。
東駐車場待機列の人を抜かして入場したことを知ったのはこの辺り。
恐らくだけど例年は東西それぞれが混む/混まないのバランスが取れて何とかなっていたのだと思う。
しかし今回は西・南と青海とで分断されたが為に一気に負とが集中して会場やスタッフのキャパシティを越えてしまったのだろう。
そしてこの厳しい暑さである。とにかく日差しがやばい。日陰のない東駐車場なら油断してれば一気にやられる。
くれぐれも4日目に参加される方は「いのちだいじに」を最優先として、少しでもまずいと思ったら退く勇気を持って下さい。
参加する場合の装備は厳重に! 自分はスポーツドリンクを今日だけで2Lは飲んだはず。
日傘は密集してると使えないので、つばの広い帽子かタオルを被って日差しを遮るようにしてください。直射日光が一番まずい。
あとはよく寝てしっかり朝ごはんを食べて備えてください。
メイプルストーリー2をやったんだけど、今のネトゲって
「ここいけ」「これやれ」「よくやった経験値と装備やるわ」
って感じなのな。
メイプルストーリー1はやったこと無いんだけど、あまりにも狩りをさせる気がなくてやめちゃった。
正直、ひたすらに狩りをして、レベル上げつつレアドロップ狙って、たまーに手に入る高額品を売るために露天放置とかして、
交渉メッセージきてないかをワクワクドキドキしながら帰宅する。
それでギルドチャットに「売れねぇ!」「それもう型落ちなんで売れないっすよ」みたいなやり取りして、ゲーム画面前で酒飲んでふて寝したい。
そういうのをやりたい。
消耗品で1mぐらいするドロップを狙って複数キャラを複数のボスポップゾーンに配置して、それを眺めながらYoutubeみていたい。
露天で経済回したい。
おそらく表現規制の最前線にいる人しか分かってないと思うので&早稲田大学エロ漫画研究会の記事がバズっているので再掲。
自主規制団体が必要とされる理由は大きく分けて3つ存在する。1つには、販売店を安心させるため。2つ目は、条例上あった方が有利だから。3つ目は、世論との妥協のためだ。
(太字強調は筆者による)
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。
電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
[児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 第7条第6項]
児童ポルノを不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
電気通信回線を通じて第二条第三項各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写した情報を記録した電磁的記録その他の記録を不特定又は多数の者に提供した者も、同様とする。
つまり、わいせつな文書・図画や、児童ポルノに関する罪を問われるのは製造者や所持者だけではない。法律上は、販売した者も罪に問われる場合がある。
が、店員にとってみたら『わいせつっぽい物を販売したらある日突然逮捕されるかもしれない』は恐怖である。
そのような販売店の恐怖が『それっぽいものは全部売らない』になるのは商業的にも文化的にもマイナスなので、
ビデオ・映像関係の年齢表示や、成年向けコミックのマークはそのような販売店の声に対し、『自主規制団体が、刑法および児童ポルノ法に違反していないことを確認したと責任を負います』という意味がある。
だからこそ、数年に1度程度の割合で『AV女優が実は18歳未満だった』という事件があるが、そのAVを置いていたツタヤの店員が全て逮捕されるわけではないし、
以前薄消しが流行ってビデ倫の関係者が逮捕されたことがあるが、問題になったビデ倫の作品を扱っていた販売店の関係者は逮捕されていない。
逆に言うと、そういう団体を通していない、いわゆる裏ビデオを分かっていて売ったら店員が逮捕される可能性もあるはずだ。
上で書いたような『わいせつな文書・図画』や『児童ポルノ』は世間で広義で用いられるような意味ではなく、たとえ18歳以上にしか売っていないとしても、売った人は逮捕されるような物の話である。
では、一般的に「18歳未満には販売できません」で書店やアマゾンで売っている商品はどのような法的根拠で売っているか。それが条例上の理由だ。
第九条の二 図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが、次の各号に掲げる基準に照らし、それぞれ当該各号に定める内容に該当すると認める図書類に、青少年が閲覧し、又は観覧することが適当でない旨の表示をするように努めなければならない。
まどろっこしいが、要は『一定の倫理基準に該当する物は、青少年に閲覧・販売できないように努力せねばならない。(そして、成人に販売する分には問題ない)』ということである。
"18禁"などに関する(映像作品やゲームではR-15も一応は存在する)法令上のもっとも重要な(もしかしたら唯一の)根拠はこの前後の条文だ。
この条文があるからリアルでもネットでも、18禁の作品を売る際には専用のゾーンを設けなければならない。その区分が雑だという話(特にネットにおいて)はノーコメント。
2で書いたように、自主規制団体または出版社が自ら成年マークをつけたものは『表示図書類』として扱われる。それとは別に、『指定図書類』というものが条例には存在する。
第八条 知事は、次に掲げるものを青少年の健全な育成を阻害するものとして指定することができる。(以下略)
第九条 図書類の販売又は貸付けを業とする者及びその代理人、使用人その他の従業者並びに営業に関して図書類を頒布する者及びその代理人、使用人その他の従業者(以下「図書類販売業者等」という。)は、前条第一項第一号又は第二号の規定により知事が指定した図書類(以下「指定図書類」という。)を青少年に販売し、頒布し、又は貸し付けてはならない。
いわゆる『有害指定』である。“成年マーク付きのものは有害指定されない”と明記されているわけではないが、条文上『表示図書類』と併記して扱われているので事実上棲み分けている。
そして、『有害指定』の対照となるのは、「成年マークをつけなくても大丈夫だろう」と自主規制団体や出版社が考えた本の中で、青少年健全育成会議で指定された本である。(ちなみにエロ以外でも、犯罪や自殺を推奨しているとして指定される場合はある)
さらに言うならば、『表示図書類』は書店やアマゾンでも売っている。だが、『指定図書類』は流通が扱わなくなるため、事実上販売できなくなる。公式サイトからの通販などは可能なのかもしれないが…。
そもそもこのような自主規制団体が生まれたのは1950~60年代に『低俗な本・雑誌が溢れた』ことに対する世論の批判とそれを受けての条例(2や3で書いたのは東京都の条例だが、同様の条例は全ての都道府県に存在する)制定の動きに対してであり、
ビデオやゲームが出た後も法規制の動き(もしくは実際の逮捕事件)を受けてから出版の団体を参考にして自主規制団体が生まれている。
もっとも、出版と映像では少なからず差がある。最大の違いは、出版は成年マークのついていない書籍については一切の表示がないのに対し映像やゲームでは(ほぼ)全ての作品について「審査の結果、年齢区分はこうなりました」という表示があるということだ。
世の中において『私の考えるこれこれの思想・道徳に反する本は全て排除せよ』という日本国憲法ガン無視の全体主義者は少数だが、
「たとえ低俗な出版物であっても、他者の権利を侵害していないならば全て認められるべきだ」というガチの一元的内在制約説原理主義者もまた少数であり、
「低俗な本に対する一定の倫理的歯止めをする制度は必要だよね」という中庸な人がおそらく最大多数だ。
(酒鬼薔薇の本など典型例だ。私の倫理観はあの本が出ることを嫌悪するが、あのような本の出版をどうやって規制するのか、というと非常に難しいよなと思う部分はある)
そういう人たちに対して「いや、一定の倫理的歯止めはかけていますよ」というアピールをして、ひいては条例・法律上の規制をするような世論に持っていかせないという存在としても自主規制団体は役立っており、
民主主義の世の中においてそのような団体の存在意義は一概に否定するものでもない。
A1:レスターがプレミアリーグ優勝しました。UEFACL決勝はレアル対アトレティコのマドリッド・ダービーでした。
Q2:なんで2015-16なの?
A2:ぶっちゃけ、ゼニトがトップ20に入っていたからです(デロイトのランキングはトップ20しか具体的な内訳が載ってない)。
A3:正式名称はFCゼニト・サンクトペテルブルク。名前の通りサンクトペテルブルクを本拠とするロシアリーグのクラブです。ロシアの天然ガス会社ガスプロムがスポンサーをしており、ロシアリーグの割には経営に余裕があるクラブです。
Q4:それってフィナンシャル・フェアプレー(FFP)的にどうなの?
A4:スポンサー料、スタジアムのネーミングライツ料などは『親会社が不当に高値で買っている』と言いたくても『じゃあ正当な値段っていくらよ?』と言われると反論しづらい部分があり、そこが抜け道になっています。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンも似たような手法を使っています。
A5:ダゾーンと契約する前の年です。あと、ガンバ大阪は新スタジアムを使うようになった最初のシーズンです。
注意書きは前回(https://anond.hatelabo.jp/20190527234645)を参照してください。欧州は2015-16シーズン、Jリーグは2016年です。1ユーロ=120円で計算しています。
全体順位 | クラブ名 | 総収入 | 入場料 | 放映権 | 商業 | 平均観客 | 客単価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マンチェスターU | 689.0 | 137.5 | 187.7 | 363.8 | 75327 | 96.07 |
2 | バルセロナ | 620.2 | 121.4 | 202.7 | 296.1 | 79724 | 80.14 |
3 | Rマドリッド | 620.1 | 129.0 | 227.7 | 263.4 | 71280 | 95.25 |
4 | バイエルン | 592.0 | 101.8 | 147.6 | 342.6 | 75017 | 79.83 |
5 | マンチェスターC | 524.9 | 70.2 | 215.8 | 238.9 | 54017 | 68.40 |
6 | パリSG | 520.9 | 92.5 | 123.1 | 305.3 | 46160 | 105.47 |
11 | ユヴェントス | 347.1 | 43.7 | 195.7 | 107.7 | 39106 | 58.81 |
12 | ドルトムント | 283.9 | 61.1 | 82.6 | 140.2 | 80760 | 44.50 |
14 | Aマドリッド | 228.6 | 36.0 | 139.4 | 53.2 | 43087 | 43.97 |
17 | ゼニト | 198.5 | 10.3 | 42.4 | 145.8 | 16813 | 40.84 |
18 | ウエストハム | 192.3 | 36.0 | 115.9 | 40.4 | 34873 | 54.33 |
19 | インテル | 179.2 | 25.7 | 98.6 | 54.9 | 45538 | 29.70 |
20 | レスター | 172.1 | 15.4 | 126.6 | 30.1 | 32024 | 25.31 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
- | 浦和レッズ | 55.1 | 19.8 | 2.7 | 32.6 | 38208 | 28.08 |
- | ガンバ大阪 | 42.9 | 11.6 | 2.4 | 28.9 | 25342 | 26.23 |
もうこの頃にはプレミアリーグは放映権料バブルだったわけですが、レスター(優勝)とウエストハム(リーグ7位)を比較すると『プレミアリーグ自体』の放映権料は比較的平等に分配されていることが分かります。(上位勢のプラスアルファはチャンピオンズリーグ分)
(ちなみにこの年のウエストハムは前年のフェアプレー枠でUEFAヨーロッパリーグ予備予選1回戦から出場し、予備予選3回戦で敗退しているが、その分の放映権料は大したことは無いと思われる)
対照的なのがマドリッドの2チームで、Rマドリー(CL優勝、リーガ2位)とAマドリー(CL準優勝、リーガ3位)は放映権料に大差がつけられています。
どうもリーガ・エスパニョーラは放映権料が均等配分ではなくレアル・マドリーとバルセロナの2強に多くそれ以外に少ない配分になっているそうです。
本題に入ると、全体17位のゼニトは商業収入(親会社からのスポンサー料)が収入の多くを占めています。放映権料はそこそこ多いですがこれもチャンピオンズリーグ(ゼニトはベスト16敗退)分を考えると、ロシア・プレミアリーグの放映権料は多くは無さそうです。
この辺が、欧州中堅リーグ所属クラブのリアルな入場料&放映権料かと思います。
表には書きませんが、ゼニトよりさらに前だと2013-14の経営ランキングトップ20にトルコリーグのガラタサライがランクインしていて、入場料と放映権料が5000万ユーロ弱、商業収入が7000万ユーロ弱でした。
そう考えると、Jリーグの位置づけも見えてきます。放映権料以外は、J1の上位クラブが欧州中堅リーグの上位クラブやプレミアリーグの下位クラブ程度に相当すると考えられます。
この年に関して言うなら、客単価も含めた集客力だけ見るなら、レスターとインテルと浦和レッズが同程度という数字が出ています。
2015-16シーズンにレスターは優勝し、当然ながら翌シーズンにチャンピオンズリーグに出場しました。その2016-17シーズンの収入比較が以下になります。
全体順位 | クラブ名 | 総収入 | 入場料 | 放映権 | 商業 | 平均観客 | 客単価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マンチェスターU | 676.3 | 125.2 | 225.9 | 325.2 | 75305 | 87.5 |
2 | Rマドリッド | 674.6 | 136.4 | 236.8 | 301.4 | 69426 | 103.4 |
3 | バルセロナ | 648.3 | 137.2 | 214.9 | 296.2 | 78678 | 91.8 |
4 | バイエルン | 587.8 | 97.7 | 146.7 | 343.4 | 75024 | 76.6 |
14 | レスター | 271.1 | 19.2 | 222.0 | 29.9 | 31920 | 31.7 |
バイエルン・ミュンヘンを軽く凌駕し、FCバルセロナすら僅差で越える放映権料がレスターに入ったことになります。結果、レスターの収入は82%が放映権料という結果になりました。