京急の事故に関して、先頭車が電動車なのは安全対策だったとか言っているが、一つ気になることがある。それは運転室が狭いことだ。
比較としてJR東日本の運転室(E233系など)は前後方向にとても広く作られている。それはクラッシャブルゾーン、むたは衝突安全空間といって事故の際にその広く作られた空間が潰れることで衝撃を吸収し、また広い空間を確保することで運転士が潰されて死なないようにするためだ。
参考リンクに掲載されているが、このような設計が取られるようになったのは今回のと全く同じような事故で運転士が犠牲になったからである。
しかし今回の京急の運転室はそうはなっていない。脱線するかしないか、電車とトラックのどっちが勝つか負けるかという点では、先頭車を電動化して重たくするのは効果があるかも知れないけど、運転士の命を守れるかどうかという点での安全性は低い。
参考: