はてなキーワード: マンチェスター・シティとは
まず一番大きいのは、言わずもがな海外でプレーする選手が増えたことだな。
昔と比べて、今の代表メンバーはみんな欧州のトップリーグで戦ってるから、技術や戦術理解が全然違うんだよ。
例えば、三笘薫。
彼はプレミアリーグのブライトンでガンガン活躍してるけど、特に2023年のリバプール戦でのプレーはすごかった。
ドリブルで強豪選手を抜き去ってゴールを決めるシーン、あれはまさに欧州のトップリーグで磨かれた技術そのものだった。
こういう選手が代表にいると、攻撃に幅が出るだけではなくチームの精神的支柱となり、それだけで相手にとってはかなり脅威になるわけ。
彼はアーセナルでプレーしてるけど、守備面での安定感がハンパない。
2023年のマンチェスター・シティ戦で、彼が相手の攻撃をしっかり抑えて、守備の要として活躍したのは印象に残ってる。
欧州の強豪相手に安定してプレーできる選手がいるって、やっぱり大きな強みだよ。
特に2022年のワールドカップでのスペイン戦とドイツ戦だな。
スペイン戦では、前半は完全に押されてたけど、後半に入ってカウンター攻撃で一気に逆転。
その戦術的な柔軟さと、素早いトランジションが見事にハマった。
浅野拓磨のゴールなんて、まさに日本代表の戦術がピタリとはまった瞬間だった。
特に田中碧や鎌田大地は、体格や強さが増して、守備も攻撃もより安定してきた。
田中碧が2023年のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で見せた守備の強さと、パスの精度の高さは、まさにフィジカル面での進化を象徴していた。
あのプレッシャーのかかる中で、南野拓実や堂安律が冷静にPKを決めたことは、選手たちの精神面がしっかりしてきた証拠だと思う。
結果は負けてしまったけど、昔と比べれば明らかに勝負所で冷静にプレーできる選手が増えて、チーム全体が強くなったと感じた瞬間だった。
要するに、海外リーグでプレーする選手が増えたことで技術も戦術も上がり、フィジカルが強化され、さらにメンタルも鍛えられた。
A1:レスターがプレミアリーグ優勝しました。UEFACL決勝はレアル対アトレティコのマドリッド・ダービーでした。
Q2:なんで2015-16なの?
A2:ぶっちゃけ、ゼニトがトップ20に入っていたからです(デロイトのランキングはトップ20しか具体的な内訳が載ってない)。
A3:正式名称はFCゼニト・サンクトペテルブルク。名前の通りサンクトペテルブルクを本拠とするロシアリーグのクラブです。ロシアの天然ガス会社ガスプロムがスポンサーをしており、ロシアリーグの割には経営に余裕があるクラブです。
Q4:それってフィナンシャル・フェアプレー(FFP)的にどうなの?
A4:スポンサー料、スタジアムのネーミングライツ料などは『親会社が不当に高値で買っている』と言いたくても『じゃあ正当な値段っていくらよ?』と言われると反論しづらい部分があり、そこが抜け道になっています。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンも似たような手法を使っています。
A5:ダゾーンと契約する前の年です。あと、ガンバ大阪は新スタジアムを使うようになった最初のシーズンです。
注意書きは前回(https://anond.hatelabo.jp/20190527234645)を参照してください。欧州は2015-16シーズン、Jリーグは2016年です。1ユーロ=120円で計算しています。
全体順位 | クラブ名 | 総収入 | 入場料 | 放映権 | 商業 | 平均観客 | 客単価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マンチェスターU | 689.0 | 137.5 | 187.7 | 363.8 | 75327 | 96.07 |
2 | バルセロナ | 620.2 | 121.4 | 202.7 | 296.1 | 79724 | 80.14 |
3 | Rマドリッド | 620.1 | 129.0 | 227.7 | 263.4 | 71280 | 95.25 |
4 | バイエルン | 592.0 | 101.8 | 147.6 | 342.6 | 75017 | 79.83 |
5 | マンチェスターC | 524.9 | 70.2 | 215.8 | 238.9 | 54017 | 68.40 |
6 | パリSG | 520.9 | 92.5 | 123.1 | 305.3 | 46160 | 105.47 |
11 | ユヴェントス | 347.1 | 43.7 | 195.7 | 107.7 | 39106 | 58.81 |
12 | ドルトムント | 283.9 | 61.1 | 82.6 | 140.2 | 80760 | 44.50 |
14 | Aマドリッド | 228.6 | 36.0 | 139.4 | 53.2 | 43087 | 43.97 |
17 | ゼニト | 198.5 | 10.3 | 42.4 | 145.8 | 16813 | 40.84 |
18 | ウエストハム | 192.3 | 36.0 | 115.9 | 40.4 | 34873 | 54.33 |
19 | インテル | 179.2 | 25.7 | 98.6 | 54.9 | 45538 | 29.70 |
20 | レスター | 172.1 | 15.4 | 126.6 | 30.1 | 32024 | 25.31 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
- | 浦和レッズ | 55.1 | 19.8 | 2.7 | 32.6 | 38208 | 28.08 |
- | ガンバ大阪 | 42.9 | 11.6 | 2.4 | 28.9 | 25342 | 26.23 |
もうこの頃にはプレミアリーグは放映権料バブルだったわけですが、レスター(優勝)とウエストハム(リーグ7位)を比較すると『プレミアリーグ自体』の放映権料は比較的平等に分配されていることが分かります。(上位勢のプラスアルファはチャンピオンズリーグ分)
(ちなみにこの年のウエストハムは前年のフェアプレー枠でUEFAヨーロッパリーグ予備予選1回戦から出場し、予備予選3回戦で敗退しているが、その分の放映権料は大したことは無いと思われる)
対照的なのがマドリッドの2チームで、Rマドリー(CL優勝、リーガ2位)とAマドリー(CL準優勝、リーガ3位)は放映権料に大差がつけられています。
どうもリーガ・エスパニョーラは放映権料が均等配分ではなくレアル・マドリーとバルセロナの2強に多くそれ以外に少ない配分になっているそうです。
本題に入ると、全体17位のゼニトは商業収入(親会社からのスポンサー料)が収入の多くを占めています。放映権料はそこそこ多いですがこれもチャンピオンズリーグ(ゼニトはベスト16敗退)分を考えると、ロシア・プレミアリーグの放映権料は多くは無さそうです。
この辺が、欧州中堅リーグ所属クラブのリアルな入場料&放映権料かと思います。
表には書きませんが、ゼニトよりさらに前だと2013-14の経営ランキングトップ20にトルコリーグのガラタサライがランクインしていて、入場料と放映権料が5000万ユーロ弱、商業収入が7000万ユーロ弱でした。
そう考えると、Jリーグの位置づけも見えてきます。放映権料以外は、J1の上位クラブが欧州中堅リーグの上位クラブやプレミアリーグの下位クラブ程度に相当すると考えられます。
この年に関して言うなら、客単価も含めた集客力だけ見るなら、レスターとインテルと浦和レッズが同程度という数字が出ています。
2015-16シーズンにレスターは優勝し、当然ながら翌シーズンにチャンピオンズリーグに出場しました。その2016-17シーズンの収入比較が以下になります。
全体順位 | クラブ名 | 総収入 | 入場料 | 放映権 | 商業 | 平均観客 | 客単価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マンチェスターU | 676.3 | 125.2 | 225.9 | 325.2 | 75305 | 87.5 |
2 | Rマドリッド | 674.6 | 136.4 | 236.8 | 301.4 | 69426 | 103.4 |
3 | バルセロナ | 648.3 | 137.2 | 214.9 | 296.2 | 78678 | 91.8 |
4 | バイエルン | 587.8 | 97.7 | 146.7 | 343.4 | 75024 | 76.6 |
14 | レスター | 271.1 | 19.2 | 222.0 | 29.9 | 31920 | 31.7 |
バイエルン・ミュンヘンを軽く凌駕し、FCバルセロナすら僅差で越える放映権料がレスターに入ったことになります。結果、レスターの収入は82%が放映権料という結果になりました。