はてなキーワード: 貧乏ゆすりとは
店に入ると、マスターが迎えてくれる。
「お、マスダくん。いらっしゃい」
マスターは口ひげを蓄えた壮年の男性で、いつも白いワイシャツに黒いベストを着こなしている。
どちらかというとバーテンダーの方が似合いそうだ、と店に来るたび思う。
「ホットの水出しで」
意味もなく気取ってはみたが、実のところ俺はコーヒーが好きじゃない。
いや、厳密には好きでも嫌いでもないというべきか。
コーヒーは美味いだとか不味いだとかいう次元で語る飲み物ではないからだ。
香りがどうだとか、苦いだとか酸っぱいだとか、厳密な評価基準なんて知ったこっちゃない。
コーヒーはコーヒーでしかなく、後は砂糖が入っているかミルクが入っているかの違いだ。
そんなものをなぜ飲みたがるのかと聞かれても、「コーヒーってそういうもんだろう」としか言いようがない。
「作り置きがないから抽出中だよ。うちの店で水出し頼む客なんていないからね。しかもホットだから尚さら時間がかかる」
言葉の響きだけで選んでしまったが、どうやら「水出し」は時間がかかるものらしい。
深く考えずに注文した俺の責任とはいえ、焦がれてない黒水のために何十分も待たされるのは予想外だった。
しかし「せっかちな人間にコーヒーは飲めない」と言ってしまった手前、今さら注文を取り消すなんてできない。
「暇なら本でも読むといい」
そういえば、ここはブックカフェでもあったんだ。
店内の半分以上が本棚で埋め尽くされているのに、マスターに言われるまで全く気づかなかった。
たぶん読書に関心がなさすぎるせいで、認識の範囲外だったのだろう。
「そうさなあ……」
学校の課題以外で本なんて読みたくなかったが、それでも何もしないよりはマシだ。
俺は重い腰をあげると、恐る恐る本棚の群生に近づいた。
そしてタイトルを読むこともなく、手ごろな厚みという理由で一冊の本を引きずり出した。
「……ん?」
その瞬間、本から細長い紙切れが滑り落ちた。
どうやら栞のようだ。
後任が入った。
辞めるといって約1か月半後。
私も上司に「退職日はこの日にします」と何度か言っていたんだけど、
「まあまあ」「そこは話し合って」「後任の子と決めて」
何を話し合うのか。後任の子にはすでに伝えている。
不安そうではあるがそこまで面倒見切れない。
減らせそうな業務は減らしたし、上司の対応が不安そうなので社長にも伝えておいた。
ただここにきて社長からやたら敏感な頭おかしい人間扱いを受けているので、
もう疲れた。最低限やった。もういい。
「そういわれても困る。部署でなんとかして」
「こっちに振られても困るから」
お前の管理が悪いからあんな管理職が爆誕してるんじゃないの?と喉元まで出かけた。
「僕はあの人の独り言も貧乏ゆすりもなんにも気にならないんだけど」と。
後任の子は入って2日目に上司の独り言がないと静かだと気付いたし、
もう時間を取るなんてせず、デスクまで行ってこの日が最終出勤日ですと。
「まあそう言うなら仕方ないけど」
仕方ないけど!?え!!!!?????仕方ないけど!!!!????
退職願を提出した。
(なんで先に出さなかったかというと、前例として以前退職した人が1か月退職時期をのばされたついでに退職願も書き直させられたのを知っているから
二度手間にしたくなかった。正直後悔してる)
「君ほんとに今週でやめるの?後任の子とメールしてるけど実務不安だって言ってるよ。
ウケる。そりゃ不安でしょうね。だって実務経験ないんだもん。でもその人を入れたのはあんたたちだ。
私が後任の子を推したのは、すぐここをやめても困窮しない背景があったからだよ。
メールしてるのも知ってる。引継ぎの途中で見えたし。
退職日、どうしたらいいか相談してお前らでやれと突き放したのは社長。
どうせやめるやつのフォローしてもしゃーないもんね。わかるわかる。
最低限引継ぎしてるだけいいんじゃないかなあ。と思ってる。
後任の子は、態度は悪くないけど分からないことがあるとフリーズしてしまうっぽい。
それをごまかしごまかし、できてるできてるとひたすら言ってきた。
そんな失敗私もやりましたよ、周りに聞いたら大丈夫です、と。
このご時世、県をまたいで通勤するのも怖い。
ボーナスまで居たらよかったなと思ってたけど、こうなってしまうと英断だったなと。
次の仕事もとりあえずだけど決まった。
こんな時期だし送別会もない(正直ありがたい)、
送別会の代わりにちょっと豪華なものを用意してもらっているみたいで、
夫も在宅に切り替わってるし、
しばらく夫のコーヒーとかお昼でも作ってどうぶつの森にひきこもります。
今回のことは本当に夫さまさまで、急に退職すると言った私にまったく責める言葉もなく
仕事探そうとしたらしばらくゆっくりしたらとさえ言ってくれた。
部屋が散らかっているor机が散らかっているが、モノの置き方に規則性があり
ある一つの置き方に対して平行・直角が多い人(モノが極端に少ない人も含む)
こういう人は
・根はまじめで責任感が強く、一部分に対して強いこだわりを持つ。頑固。それ以外の事に関しては興味が無いので、↑のようになる。
・コミュニケーションは一応できるが、どこかズレている。異性のパートナーを作るのが苦手。結果的に孤独を好む。
・職人気質で、研究者などに適正が見られる。大体の事は平均か平均以下だが、一つだけ飛びぬけて上手いものがあったりする。
もっと言うと
・強迫性障害の気質があり、強いストレスにさらされると鬱状態、若しくは強迫性障害が発症する
・多動性の集中力不足に該当する場合が多い。多動自体は見られないが、せっかちで貧乏ゆすりや咳をしがち
「モノが沢山あるが綺麗に整頓されていて、かつ物の置き方が平行・直角、若しくは規則性がある」人は一番ヤバイ(鬱や強迫性障害のリスクが高く、堕ちた時の落差が激しい)
ので、一番気を付けるべき。
元増田です。
この枝の議論は自分にとってとても大切な観点が書かれていたのでここメインで書き込みます。
横増田の方はかなり私の考え方に寄り添って書いていただきました。
またその方とやりとりしている方も「ファスナーは常に閉めるべき状態なのだ」と考えるあり方を提示されており、私のこだわりに添いつつ新しい考え方をもたらしてくれました。
この枝のさらに枝の増田さんが書いている、何か事態が起こった場合に反省して切り替えていくという姿勢は私のような人間には極めて重要です。
人の意見を素直に受け止めないと苦手なものは一生そのままになってしまう。何が苦手かはおそらく元の文章読んだ方ならなんとなくわかるかと思います。
私は例えば人より0.7倍スキル習得速度、物事への認知速度が遅いとしても、その分できないかもしれないけど頑張って、人より劣るけれどもスキルに経験値入れ続けることは大切だと思っています。自分のやってることに半分自信があり半分は全くないので、冗談ぽく周囲に話して、それでちょっとずつ直したり考え直したりしてます。
元の増田もそんな気持ちで議論になりそうなこだわりをヤバそうなものから共感を得られそうなものまでグラデーションでピックアップして書きました。
ということで、お皿はもう少しちゃんとやってみようと思います。
もう少し、と書いたのはいきなり完璧にやろうとすると失敗するからです。
これについてはhttps://anond.hatelabo.jp/20200116111422の指摘があたります。
これは完全に私の書き方が不十分で申し訳なかったのですが、元増田で「必要以上に」と書いてある通り除雪はします。私はかなりちゃんとやる方で、ネットの積雪予報と自分の睡眠時間を考えて、時間を定めて適切な範囲で除雪します。融雪の時期は当然朝晩の融解と氷結を見越して除雪しています。変なタイミングでちょこちょこ除雪したり、大した積雪でないのに除雪機出したり、そういうのはよくないと思うのです。田舎だとマンションの管理会社が建設業で、ユンボで除雪してもらえるのですが、その時に自家用車が駐車場にあると除雪に支障をきたすので、来そうな場合は出かける用事を作ります。一軒家の場合はお隣の除雪ペースを心に留めて動きます。
あれこれ理由をつけているだけで、自分のだらしなさを正当化しているという指摘が結構ありました。
その通りです。ただそれはいけないことなのでしょうか? ちょっと言葉は強いですがhttps://anond.hatelabo.jp/20200116133818の意見に近いです。
で、日常のいろいろなことに過度に囚われず、思考したり実践したり、あるいはだらだら休み増田も書く。動静どっちもやる。
ただし、人の意見をしっかりきいてこだわりを相対化するのは大切。
こんな人間なのでお察しかもですが小学校から中学校の時代はかなりいじめというか孤立しましたが、中学2年生の時以来つるんでくれるメンバーがいて、とっても、助かりました。そのメンバー達のおかげでこだわりの相対化へのこだわりが始まりました。
消しゴムを拾わないのは、その時間は書いたり黒板見たり集中して物事を覚える時間だからです。
物を覚えているのに消しゴムを拾うと物を覚えられない。テストで点数取れません。
誤字をすると、物を覚えるのは一時中断します。そして消しゴムの出番です。
席変えの際に周囲に説明して、俺のは拾わなくていいということを伝えるようにしてました。
なお私は上半身を前後させながら授業を聞くと覚えが体感1.8倍くらい(2倍行かないくらい)よくなります。
ただこれをあまりにひどくしすぎると周りの人に迷惑なので、その感覚をより小さな動作で得られるように中学生くらいからしています。
ちょっとだけ貧乏ゆすりする、あるいはつま先をゆっくりトントンする、左手を鼻筋に当てる、ペン回しをする(はじめ右手でやっていたのですが右手でやるとノートに差し障りが出るので、左手でペン回しすることにしています)などです。
自分でもこれヤバイと思うのですが、良い成績取るためには仕方がない。あるいは学会発表とかで論旨を掴むためには仕方がない。消しゴムもこれとおんなじです。
枝増田にあった指摘で、傘もささなそうというものがありました。
ご指摘の通りで、過度の雨(濡れすぎて外出先や職場に迷惑になる時)以外は差しません。お分かりかと思うのですが、傘は雨が止むと差さなくなるからです。
小雨の時はもちろんささないのですが、常に傘は持っています。なぜなら本降りになるかもしれないからです。
雨降ってるのに傘ささないで持って移動していることが多いです。
かなりそう思います。恋人の家でご飯作るときとかは実践の場で、自分のおかしなところを修正していく良い機会だと思いながら、ちょっとずつ自分の変なところを説明したり出したり、そして直したりしながら、かつ楽しくデートするようにしています。
ブコメありました。とってもかっこよく言うとそうだと思います。自分の性分は、性分ゆえに理由なくそうであると自信がある一方で、子供の頃から否定され続けてきたので全く自信がない。ただ修正しながらやってきて自分の性分を生かせる仕事しているだけ。アンビバレントに割り切っています。
俺はおっさんだが、キモいおっさんではない。紳士的だと女の子たちが言う。まあまあモテる。
キモいおっさんを脱出したいおっさんのために、俺のHackを共有する。人の振り見て我が振り直せで集めたHackが多いよ。
母「短気で、すぐ舌打ちしたり、運転が荒かったり、貧乏ゆすりするひと、お前って呼ぶ人とは結婚しちゃダメよ」
伯母「喧嘩したらあなたを追っかけて謝りにくるような男じゃなきゃダメ。あなたを女王さまのように扱ってくれる人じゃないと子育てが辛いわよ。」
先人の知恵ェーっ— Hayley🐅 (@tokiohayley) December 28, 2019