はてなキーワード: 自己愛性人格障害とは
新卒で入った中堅メーカーは、ルート営業で仕事の難易度も高くなく、もちろん給料も安く、暇だった。15時を過ぎるとマネージャーたちはパチ屋に行き、19時位に会社に帰ってきている若手と飲みに行くか麻雀をはじめるみたいな、はちゃめちゃな会社だった。
暇な会社は暇であるが故、他人の事を気にする余裕が出来る。もっと言ってしまうと、それ程くらいしか仕事の楽しみがないのだ。
もちろん俺のモチベーションも低かったし、仕事も出来なかった。ただし必要以上に色んなことを言われた。全ては過去だ。今更詳細に思い出す必要もない。強いて言うなら最後に殴るまでも行かなくても、生卵をそいつに投げつけて辞めてもよかったかなと思うくらいだ。
今でこそ昔話だけど、当時の俺は当然苦しい。苦しいなんてもんじゃない、死にたかった。メンタルクリニックに行って効いてるのかよく分からない薬を飲んだり、(今になって思えば、あれは鬱ではなく適応障害なので処方された薬を飲んでも意味がなかった。憶測になるけど)、朝出勤する時にホームを見ながら「このまま飛び込めば、出勤しなくていいんじゃね?」と思ったりもした。
ルックスが良く、人当たりも良い。仕事上の能力もある。しかし常に誰か1人をターゲットにしてそのターゲットを追い込むのだ。この手の人間は往々にして人の弱点を掴むのが上手く、そこを徹底的に突く。人を貶めることでしか、自分の自尊心を守れないのだ。また仕事の上の成果も出している為、周りからは「あの人はあいつにああしているけど、まぁしょうがないよね」みたいな見られ方で終わってしまう。園子温監督に『愛なき森で叫べ』という作品がある。この映画はある事件に着想を得ているんだが、主人公がこの上司にそっくりなんだよ。
その上司は大学卒ではなかったのだが、「本来なら俺は××大学に行くはずだった、お前の大学よりよっぽどレベルの高いな」みたいな話を平気でする。いい歳したおっさんがそんな事を言うのかとびっくりしたものだ。そこから俺が如何に無能かを大声で俺を机の横に立たせて始めるんだ。たまったもんじゃないだろう?
その会社では3年働いて、転職した。メンタルが3年持ったのは、仕事が楽でかつ家族や友だち、当時の恋人の存在が大きい。本当に恵まれていた。
常時転職活動をしている感じだったが、転職する際に基準にしたのはガバナンスがしっかりしている会社だ。それを満たし自分がやりたい仕事が出来そうな会社が見つかり、入社した。幸いにして前の上司ような人も15時からパチ屋に行く人もいない。順風満帆とまではいかないが、社内でも実力を認められてそれなりのポジションで仕事をしている。
オチとかもないし、何か教訓になる話でもない。それでも一つ言えるのが「逃げないといけない相手に会ったら、全力で逃げろ」だ。俺はたまたま生き残ったが、もう少し居たら完全にメンタルをやっていた。キャリアも大事だがメンタルはそれ以上に大事だ。
現在辛い思いをして働いている人がこれを読んで、少しでも楽になればと思って書いた。さぁがんばろう、なんて言えない。とにかく、逃げてくれ。
先週のことだ。
知り合ったのは3年ほど前。
趣味で通っていたライブハウスでわたしたちは出会い、半年ほどの彼からの猛烈なアプローチにわたしが半ば折れるような形で交際を始めた。
現在もう20代も半ばのわたし自身が中学生の頃に不登校を経験してからずっと心療内科にかかっていることもあって、人を信じるということに対するハードルが上がっていた。そして自分に恋愛なんて向いていないと思っていて今まで避けてきていたし、ましてや趣味で知り合った人を異性として見るなんて以ての外だと思っていた。
それでも半年もわたしがまともに相手をしなかったのに熱心にアプローチを続けてきたこと、忙しいはずなのに時間や労力を割いてでもわたしのような存在に費やしてくれたことを考えたら、この人のことは信じたいと思うようになった。
気がついたら2日に1回は会うようになっていたし、結婚を前提に同棲をしたいと頻繁に迫られるようになった。育った環境から結婚というものにあまりいいイメージがないだけに、「それは将来的に実現させられるといいね」と流していたけれど。
別れの原因になったのは他でもないモラハラだった。
彼はわたしより4歳年上で、どこか自分に自信がない様子を醸す人だった。
そのため自分以外の人間を必要以上に見下し、必死に優位に立つことでプライドを保っていたのだと思う。そのため共通の知人のことはもちろん、自分の思い通りにならなかった際はわたしのことをも必要以上にこき下ろしてきた。わたしが軽度の自閉症スペクトラムであることを説明した際に「幸せにしたい」と言ったのなんて真っ赤な嘘だったんじゃないかと思うぐらい、障害者蔑視とみられる発言も多かった。
自分の思い通りにいかないようならすぐに日本語が通じない、理解能力がないと言われる。確かにわたしはIQに偏りがあるし定型発達の人たちと比較すると頭の回転が早くはないと思う。しかし自慢ではないが論理力だけは平均値を大幅に上回っているし、幼少期から友達が少なかったこともあって活字が友達だと言っても過言ではない。それでも、彼が書いた文章がどんなに読みにくくて分かりにくい表現をしていても思っていることが伝わらないのはわたしの理解能力がないだけだという見解をされる日々が続いていた。そんなこと人生で一度も言われたことのない言葉であっただけに、それをどんどん気にするようになった。
そして隙があれば重箱の隅をつつくような感じで粗捜しされ、自分が取った行動であろうがわたしを責める。直接話していても、LINEでも、乾いた笑いが何度出たことかわからない。彼は必死に自分を正当化し、わたしに責任転嫁をすることでしか自分自身を認められなかった人なのだろうとすら思うまでである。ちなみに、この逆の行動をわたしが取ると激怒するのは言うまでもない。
おかげでどこかへ行こうと言っても心の底から楽しめなくなったし、気がついたら彼と一緒にいる時に大量の蕁麻疹が出るようになっていた。
しかしながら二度としないと言った約束は何度も何度も同じ形で繰り返された。それもすべて、わたしが知ったら傷つくような形で。三度目の正直、仏の顔も三度まで、と伝えてももちろん4度目があった。何なら2度目以降は持病の喘息の発作を引き起こすようになっていた。
そこまで約束をするほどに嫌がっていたことは、わたしが知らないと思って複数の女の子(しかもそのうちひとりは共通の知人である)にSNSで口説くことだった。この人にとっての「好き」の気持ちは、こんなにも薄っぺらくて誰にでも言えるものなんだ。そう思うと嫉妬なんていう気持ちは一切なくて、気がついたらバカバカしくなったことも正直数え切れない。どんどん自分への自信を喪失していったし、自分が彼を満足させられるような相手ではないからだろうと完全な自己嫌悪に陥った。今になって改めて思えば、カサンドラ症候群の気があったようにも感じる。
口説かれていた相手の女の子(先述の共通の知り合い)が彼の言動を嫌がっていた様子を含め証拠のスクショをもらい、それを突きつけても言い訳しか返ってこない。そして挙句の果てには「お前の言い方が悪い」「日本語の理解能力がない」「お前が嫉妬してくれないから遊び半分でやった」と感情的に何度も繰り返される。それでも彼にとっては冷静さを保っているつもりだったようで「感情的になって声を荒らげられるのは苦手だ」と何度伝えても続いた。
思えば揉めごとが起きる度に気がついたらなぜかわたしが泣いていたし、気がついたらなぜか彼に諭されていた。冷静に考えるとわけがわからない。時に彼の言葉はナイフのようで、身体的な危害を加えられないDVか何かのようだと感じた。
最終的にわたしが別れを告げた先週までは、前回揉めたことが共通の知り合いへの浮気だったというのもありまさに関係を修復している段階であった。
さすがに100%、とは言い切れなかったが、少しずつでも着実に前に進めていると思っていた。でもそう思っていたのは自分だけで、彼に一方的に期待をしていただけだったことに気がついた。
自分自身が心療内科に通っていることもあり精神疾患について勉強する機会も多々あったために彼はきっと自己愛性人格障害なのだから仕方ないと妥協していたが、それでも我慢の限界は来ていた。
前回喧嘩をした時に関係を戻したい、どうしても他の相手ではだめだと言って許しを乞うた人が関係を修復している真っ最中に同じことを繰り返せるのか、どんな理由があっても行動として出ている以上は簡単に欲に負けてしまえる程度の約束と相手だったということが示されたようなものである。幸せにしたい、大切にするという言葉は何だったのだろうか。
それでいて感情的に逆上される。喘息の発作が出るほどのトラウマがあってもう会いたくないとまで言っても、なぜかわたしの意見はわがままとして捉えられ1日でも早く話がしたいと執拗に責められる。挙句の果てには過去の自分の行動を恩を着せるかのように言われた。取った行動が約束を守っていない以上どこにも説得力なんてないし、何ならすべてが思い出話でしかないというのに。
そしてわたしは、別れを切り出した。
もう会いたいと思えない旨とさようならを告げ、LINEもTwitterもブロックした。
趣味がきっかけで知り合ったこともあり、共通の知人が多かったために特に親しい人たちやわたしたちの関係を知っている人たちにはすべて事情を説明し、わたしについて何か聞かれても何も答えないようにしてほしいと連絡して回った。
それでも彼はTwitterで捨て垢を作って執拗に連絡を続けてきた。それも何度も。
中にはリベンジポルノを仄めかすような脅しの文章もあった。晒されても困るような写真は幸い撮っていないが、プライバシーの侵害や脅迫という概念が抜け落ちている人なんだなと思った。まあそうでもなければモラハラなんて日常的に起こらないわけだが。
あまりにも何度も何度もブロックしても連絡が来るため、「何度も二度と会いたくないと伝えているし、これ以上関わるなら然るべき措置を取ります」と返した。ここで一段落ついた。
と思ったのが、間違いだった。
唯一フレンドになっていたソシャゲの公開チャットに、その返信が送られてきていた。頭が真っ白になった。時間を置くとは言っていてもこの期に及んでまだ執拗に会って話がしたいという文章にも、ソシャゲの公開チャットなんて不特定多数が閲覧できるのにそんなことが書かれていたことにも、理解にしばらくの時間を費やしたことは言うまでもない。
その後、案の定共通の知人のもとには彼がわたしについて聞く内容の連絡が次々と来ていた。事情は知っているからもう諦めるべきだとアドバイスする人、返信を送らない人。ありがたいことに、わたしはその人たちに守られた。
そのうちのひとりが事情を知らない前提で話を聞き出したところ、「どうしても会って話をして、何とかして説得したい。それで直接話をしても駄目なら諦める」と返信が来たそうだ。何度ももう会いたくないと伝えているはずなのに。
理解能力がない、日本語が通じないなどと散々罵っていた相手であるわたしの書いた文章を理解できていないのは他でもない彼だった。わたしは自分が書いた文章がアラビア語やタイ語などの専門的な知識がないと読めない言語や何かだったのか確認したが、デフォルトの日本語を使っていた。
彼と会わなくなって1週間。
日々の悩みだった蕁麻疹が出なくなった。
そして、自分自身が無意識に心身をすり減らしながらも生きることを自分なりに、必死に頑張っていたと気がついた。
彼はというと共通の知人いわくSNSで失恋ソングの歌詞や病んでいることを匂わせる投稿を連日しているようだが、わたしの知ったこっちゃない。
別れても寂しくない恋が存在するんだと思った。
既に前を向けている。
そして、少しでもわたしと同じ境遇に立っている人が、少しでもいなくなってほしいという気持ちがいちばんに強くなった。
きっと、モラハラを受けていた時よりもちょっとだけ強くなれたんだと思う。
この件で連日眠れない夜を過ごしたり、物理的な胸の痛みを感じたり、拒食気味になってきたりもしているので、そろそろ警察へ相談に行くか悩んでいる。しかし幸いにもこちらの住所(実家暮らしで友達を容易に呼べる環境ではないことにこれほど安堵したことはない)や自宅の電話番号、仕事先といったものは知られていないために、警察へ相談するのも次に何かしらのアクションが起きてからでないとさすがに彼の今後の人生に影響が出てしまうのではないかと思う。さすがにわたしのせいで彼の将来が暗いものとなっても、わたしには責任が取れるものではない。それに何より、別に人生をめちゃくちゃにしてやろうとは思わない。気力がもうない。
それほどまでに、もう関わりたくないのだ。
「人間」として理解しようとしたことを後悔しているし、相手に申し訳ない事をしたとちょっと思っている。
自分には相手の気持ちを考えず論理的整合性も無視し明らかに嘘やレッテル貼りとわかるような罵倒をし続けるような思考が理解できなかったから、
あくまで意識的に共感性をオフにして凶暴な人格を演じているのだと思ったんだけど、普通に共感性がなくて素で凶暴だったらしい。
その荒らしは「俺は相手の気持ちが分かるからお前らの心に刺さる罵倒ができるし、お前らと違って女にもモテる」とさんざん言っていたのだけど、これは己に共感能力がないという事の切実な表現だったのかもしれない。
自己愛性人格障害ってそんなもんですよ
ミサンドリストでホモフォビアでミソジニストで女性の権利についてネットで語りたい既婚腐女子と婚活腐女子
・・・みたいな矛盾の塊に向けた救済創作なんでむしろメンヘラじゃない方が少ない
同じ指摘をしている人はネットにそれなりにいてblogもあるよ
あるblogでは腐女子は自己愛性人格障害って切り口でやっていて自己愛云々は一概には言えんのでは?と思いつつ
『ポルノ依存症』『自己投影のセクシャルドリーム』はみんな思うことなんだなって思った
けどまぁ可哀想な人を揶揄するのは可哀想だし訴えられたら嫌なのでリンクではなくワードだけに留めておくが
BL依存症で悩んでるらしい人とそれに対するアドバイス・共感のスレッドがあったりする
そこにあるコメントは見ているとかなり居た堪れない気持ちになる
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 107 | 16282 | 152.2 | 64 |
01 | 60 | 10391 | 173.2 | 58.5 |
02 | 48 | 9162 | 190.9 | 64.5 |
03 | 63 | 7622 | 121.0 | 40 |
04 | 66 | 7877 | 119.3 | 66 |
05 | 69 | 10033 | 145.4 | 47 |
06 | 80 | 9284 | 116.1 | 46.5 |
07 | 71 | 6076 | 85.6 | 42 |
08 | 55 | 6418 | 116.7 | 50 |
09 | 54 | 5755 | 106.6 | 80.5 |
10 | 125 | 12347 | 98.8 | 40 |
11 | 113 | 12789 | 113.2 | 48 |
12 | 196 | 18803 | 95.9 | 42 |
13 | 184 | 21192 | 115.2 | 48.5 |
14 | 190 | 17287 | 91.0 | 42.5 |
15 | 260 | 24961 | 96.0 | 31.5 |
16 | 190 | 16898 | 88.9 | 41 |
17 | 187 | 23178 | 123.9 | 37 |
18 | 122 | 8769 | 71.9 | 34.5 |
19 | 127 | 13820 | 108.8 | 40 |
20 | 152 | 25895 | 170.4 | 38.5 |
21 | 170 | 16052 | 94.4 | 41.5 |
22 | 233 | 13365 | 57.4 | 30 |
23 | 215 | 17055 | 79.3 | 44 |
1日 | 3137 | 331311 | 105.6 | 41 |
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私は才能にも恵まれたこともあり、幼少期から俺TUEEEEEな人生を送ってきた。
勉強、運動、音楽など、適当にやれば平均以上なので持て囃される。親からも。
それが当たり前だった私は、自分にしか興味がなく、全ての人間は私を讃えるために存在すると思っていた。
正直、才能のない人たちを見下していた。
しかし、私の能力がイマイチ評価されない分野があった。ネット上の2次創作だ。
私は美術の成績は良かったけれどそれは写実的な絵画の話であり、マンガ的表現や、いわゆる絵心は皆無だった。
小説も嫌いで一切読んでこなかったので、文章力も皆無だ。センター試験の国語は小説セクションだけ点数が低かった。
オタクのことはキモいと思っていたし、アニメにも興味なかったが、昔からゲームはやっていたのでその2次創作をネットでちらほらと見ることはあった。
そこから興味が湧き、この私の才能なら創作界隈でも無双できるのでは?と思い、長文SSを掲示板へ投稿した。
「こんなに否定されたのは初めてだ。顔が見えないとこうも攻撃的なことを言えるのか。批判した奴らの顔を見てみたい。どうせ、会った瞬間にあっ察しとなるような、キモい見た目と態度なんだろうなあ。
総合的に見ればこの私の方が能力的にも社会的地位でも上なのだ。底辺のくせに何様だ。この私を上から目線で批判する資格があるのか?」
ツイッターでの活動も始めた。界隈の書き手をフォローし、持ち前の人当たりの良さ(初対面だけ)で友好関係を広げていった。
全ては私の作品を称賛させるためであり、相手の作品に全く興味はない。だが、さすがにしばらくは人付き合いで他人の作品を読み感想を送り、馴れ合いを続けた。
しかしながら、それは長く続かなかった。自作が掲示板でこき下ろされるたび、私はツイッターで荒れた。その批判は正当か?とか、批判した奴出てこい直接話せ、とか。
そうでなくても元々私は隙あらば自分語りするタイプだし、他人との交流を楽しむという発想がない。それに加えて暴言やネガティブツイートばかり。当然、周囲は離れていった。
いや、離れる前にこちらから勝手に憎悪を膨らませ、ブロックした方が多かったか。
なぜお前はあの作品を賞賛する?あの作品より私の方が優れているのに。
なぜ界隈であの作品が話題になっている?私の作品の方が先にそのテーマに言及し、クオリティも高いのに。私の作品が当然先に評価されるべきだろう。おい、リツイートしたそこのお前も同罪だ。」
などなど。上記のことは直接発言こそしていないが、匂わせることは言った上で、ブロック。
そうこうしてるうちに、相互フォローは一桁になった。
だが、数年も経てばそんな感情も忘れ、承認欲求が高まってくるものだ。
今度は小説だけでなく、絵も始めた。絵心がなく正直ヘタクソだが、小説に比べると圧倒的に反応がいい。リアルタイムでいいね数が増えていく快感は私を満足させた。
前回の過ちを繰り返さないよう、私はツイッターではいい子ちゃんぶっていた。そのほうがいいね数を稼げるから。
また、作品の内容も界隈に媚を売るようになった。トレンドを盛り込んだり、わかりやすい百合要素を入れたり。そのほうがいいね数を稼げるから。
元々、人の輪に溶け込むのが苦手な私は、孤高のご意見版みたいなポジションを目指した。実際、「頭良さそうな人」みたいなイメージは持たれていたと思うがしかし、界隈の有力者とは仲良くなれずにイマイチ地位を確立できない。
実力で叩き伏せるほどの画力はないし、小説はそもそもあまり読まれない。
次第にいいね数に限界が生じてきた。ヒット作を生み出すも、それが当然のラインとなり以降の自分を苦しめる。
血迷った私は色々なものに手を出した。クソコラも作ったし、楽器も演奏したし、音ゲーのプレイ動画も作った。だがどれも反応はイマイチ。
次に私は、そのゲーム(アイドルもの)のリアルイベントに行くことにした。
アイドルのライブにこの私が行くだと?キモいと見下していたが、まあいい。住む世界の違いを見せつけてやろう。オタク達から見れば、何か育ちの良さそうなキレイめな奴が来た、いけ好かねえ。と思われるはずだ。それで私の承認欲求は満たされる。
臭い。なんだこの人たち。これは誇張ではなく本当に臭かった。
運動部の男子更衣室のむさ苦しさとは少し違う。オタク特有の臭さだ。ネット上で言われてるようにホントに風呂入ってないの?
まあ私とて、夏場の寝起きはこんな感じで脂ギッシュで汚いのだが、そのまま家を出てきたのかこの人たちは?
ライブ自体はまあ楽しかったが、周囲が気になって集中できなかった。
その後も何度か行ったが、やはり周りが不愉快でしんどかった。臭いだけじゃない。行動も発言内容も気持ち悪いし、たむろして迷惑かけたり、なんていうか、幼い。
自分も大概なのだが、自分の黒歴史を見ている気分になってしまった。
この中にいると、私もキモく見えてくる。
ライブ終了後の全体写真には絶対写りたくなかったし、握手会も一度も行かなかった。自分で自分がキモく思えてしまうのが嫌だから。アイドル自体に罪はないし、パフォーマンスそのものは良かったけど。
かつて私に批判コメントを送っていた連中の顔は、おおよそこんな感じなんだろうなあ。
奴らを見下すことで、承認欲求を満たすつもりだったが、なんか微妙な気分になってしまった。
そして、これまでの自分の行いを振り返り、自分が嫌になった。結局私は特別な存在でもない。みんなと同じく、普通のキモい人間だ。
これまで俺TUEEEEしてイキってきたつもりだったが、周りからはあっ察し状態だったんだろうなあ。
そう考えると途端に恥ずかしくなってきた。
というか、このプロセスすら、大なり小なり誰しもが経験し大人になっていく過程なのではないか?
それが遅すぎたのだ、私は。もう、30歳を超えているというのに。
私は2度目の垢消しをして、引退した。
その数年後、結局別の界隈で再開したけど。
今は壁打ち垢のみで、誰とも関わらずに気が向いたときだけ投稿している。
いいね数は一桁。
結局断ち切れていない。でも、こうやって少しずつ大人になっていくんだろうと思うことにする。
・顔は平均以上。若い頃はモテたが、しかし中身が幼いので、大人になってからはパッとしない印象。さらに薄毛も始まり、現在は美形とは言えない。
こう列挙すると嘘くさいが、本当です。
・写実的なのが得意とは言っても、そこまでレベル高いわけではない。模写が得意なだけで、2次創作には向かない。背景とか武器ばかりやたらリアルになってしまいキャラがお粗末。
こうやって増田に投稿することも承認欲求を満たすため。何も本質的に変わってはいない。
拡散されて特定されることを恐れつつも期待している自分がいる。キモいな。
久しぶりだこの高揚感。初めてSS投稿したときのことを思い出した。
自己愛野郎は、賞賛だろうが批判だろうがとにかく構ってもらうことが重要。というかそれしかコミュニケーションの手段がない。
掲示板の荒らしに構ってはいけないとよく言うけけどその通り。無視が一番効く。
ということで、いい気分転換になった。
ちなみに書いてあることは本当。
↓こっちの記事も私が書いたんだが、少し誇張している。実際は会社では苦戦している。努力を知らないので、大学院を出ておきながら何の知識も積み上げていない。社会性がないので人脈を築けないし、成長も遅い。でも年功序列と人手不足に助けられ、ヒィヒィ言いながらも管理職としてなんとかやっていけている。
https://anond.hatelabo.jp/20210710112952
私の両親も似たようなタイプで、顔と才能で一切挫折せずに生きてきたようだ。私が子供の頃は私と一緒になってよその子を見下していた。私が就職決まったことを告げると、即、私の目の前でその企業の就職偏差値を検索し、上位であることを確認し満足していた。
いわゆる毒親なのかな?と思いつつも、別にそうは思わない。別に嫌な思いはしてないし、仲もいい。私がこの先も勝ち続ければいいだけの話だ。
しかし、私自身は子供を作る予定はない。人格面を育てられる自信はないし、才能だけで無双できる時代でもなさそうだし。不幸にしてしまいそうで、怖い。
『メンヘラが創作してるだけ』で創作してるからメンヘラになるんじゃないぞ。
横
何か作っていて尊敬のまなざしで見られながら上から友達作るのか
横並びで自分の良い所をアピールできず苦しみながら友達を作るのか
その違いよ 友達出来ない人って、大抵こう。
2021-03-04
■ anond:20210304120157
自己愛性人格障害過敏型乙
(Narcissistic personality disorder ; NPD hypervigilant type)Kernberg (1970,1975)の示すNPDの特徴
- 自己概念が非常に肥大しているが,他者から愛され賞賛されたいという欲求も過剰である。劣等感を示す者においても、時々自己が偉大・全能であるという感情や空想が現れる。
- 情緒が分化しておらず,喪失した対象への思慕と悲しみの感情が欠けている。他者に捨てられると落ち込むが、深く聞いていくと,怒りと憎しみが復讐願望を持って現れる。
- 他者から賞賛と承認を得たがるのに、他者への興味と共感が乏しい。情緒的深みに欠け、他者の複雑な感情を理解できない。
- 他者からの賞賛や誇大的空想以外には生活に楽しみを感じることが少ない。
- 自己尊重をもたらすものが少なくなると,落ち着かなくなり、退屈してしまう。
- 自己愛的供給が期待できる人は理想化し、何も期待できない人は評価を下げ、侮蔑的に取り扱う。他者が自分にないものを持っていたり、人生を楽しんでいたりするだけで、非常に強い羨望を抱く。
- 他者から賞賛を求めるので他者に依存していると思われがちだが,他者への深い不信と軽蔑のために本当には誰にも依存できない。
- 非常に原始的で脅威に満ちた対象関係が内在化されている。内在化された良い対象を支えにすることができない。
- 分裂,否認,投影同一化,全能感,原始的理想化と言った,原始的防衛機能を示す。そのような点では BPD と同じだが,社会的機能や衝動統制が良好で,擬似的消化能力,すなわちある領域で能動的に,一貫した仕事を行う能力がある。但し,その仕事は深みに欠けている。
- 不安な状況で自己統制ができるが,それは自己愛的空想の増大や「孤高 (splendid isolation)」への逃避によって獲得される不安耐性である。
(https://expydoc.com/doc/7462739/無関心型および過敏型自己愛傾向と攻撃性との関連--外向・内向攻撃性 10ページ目より)
ちな自己愛は人格障害の中でも治療は難しいと言われてて併発の鬱を薬で緩和するくらいしかないから諦めて共存法を探れ
気が引けるかも知れないし、お友達が上から出来るかもしれないってやつ
年がら年中、反応ガーってやってる、お病気
自己概念が非常に肥大しているが,他者から愛され賞賛されたいという欲求も過剰である。劣等感を示す者においても、時々自己が偉大・全能であるという感情や空想が現れる。
こういうのは自己愛性人格障害の解説でよく見るけど、典型的な症状を見ても当てはまらないと思うし自分としては賞賛や承認は求めてないと思ってはいるね。
でもこういう言い方をする人達が「他社からの賞賛や承認を得たがる」という言葉で表現しようとしている状態と、俺がその言葉からイメージする状態とが一致している自信はあまりない。
だから実際には「他社からの賞賛や承認を得たがる」状態なのかもしれないとは思う。精神科に行っても(人格障害の話をしたわけではないけど)医師と言葉の定義が噛み合わなくて困ったことはあったし…。
ある人はそこそこ有名なビルメンテナンス会社で契約社員として清掃員をやってるとする
増田的にはどうしてそこで働いてると思う?
それは人それぞれ色んな理由があるんじゃないか?それしか仕事が無かった人もいれば、好きでやってる人もいるだろうし、生活やその他の活動と仕事のバランスでそれを選んだ人もいるだろうし、何らか理由があってその仕事を経由してる人もいるだろうと思う。