はてなキーワード: オムレツとは
あのさ、
プリンターによって紙を入れる方向、
縦横裏表ってあるじゃない。
それこんがらがっちゃって、
裏側に印刷しちゃったり、
縦向きに印刷しちゃったり、
順番が逆になっちゃったりと、
もう不慣れなことはするもんじゃないわねって
思えば遠くにきたもんだって思うわけなのよ。
失敗しても覚えて次同じ失敗をしなければいいだけじゃない。
そうやって歴史は繰り返されてきたわけだし、
ローマへの道も続くわけよ。
でもさ、
なんか歴史の話をいきなりし出す人って、
もうその話し聞いたわよ!って
そんでもって、あのローマのお風呂の映画の話もし出すわけじゃない。
ここまでがワンセット。
ローマ お風呂 映画 阿部寛で検索したら一発で出てくる検索結果よろしく、
道はローマへ通ずるってそんなマエストロなのかテルマエロマエなのか
どっちか分からなくなるのよね。
でもさ、
印刷プレビューで出てきた左側の文字が何故右側に印刷されるの?って言う
謎は一向に解けないまま、
私は次やるときにはもう覚えてるから失敗しないもん!って言っても
次やるときはすっかり忘れちゃってたりするので、
ああ歴史は結局は繰り返されないのねって
もう私の業務マニュアルに
その時は覚えてるから、
右だ左だって覚えてるけど、
やっぱり3日ぐらい経つとすっかり忘れてしまうわ。
まあ私の取り柄としては
寝たら忘れるってところかしらん?
ピンチはチャンスって言うけど、
私はピンチが来たら遂にやってました!って踊り出したいところよ。
まあとりあえず、
うふふ。
完全にオムレツとスクランブルエッグとは似て非なるものだと思うけど
なるほどー!
美味しいは美味しかったわ。
枇杷もさ出てきてるんだけど、
買ってまではねって感じよ。
逆にいつもの柑橘系のピンクグレープフルーツと実家からフレッシュミント摘まんで持ってきたやつ、
ピンクグレープフルーツミントウォーラーね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
今日はなんだか曇り模様というか、
天気のことを言っておけばなんとなく無難な感じもしないけど、
こうもまた午前中せかせかしていると
イライラしちゃいそうだけど、
もうそんなイライラはフライアウェーイってどっかに飛ばしたいところよ。
本来なら私はそれを固唾を呑んで見守っていなければならないこともないけど、
ほんとうに段取りが悪いと、
私がやった方が早い病ではないけど、
なかなか思った通りに通り抜けられないところもしかりだわ。
もうこうなったら、
早い目にランチに行って
おさめるモノをおさめたいところね
なんつってそんな余裕無いこの処理中の空き時間が一向に長いので
もうそろそろ何かが終わりそうな頃合いで、
呼ばれそうなので、
これぐらいにしたいところね。
まったく毎回毎回だわ。
毎日全く同じ事の繰り返しのような気がしないでもないけど、
まるでいつもなにかの前夜祭みたいな、
そんな状況でもあるし
ああランチ行くわね。
うふふ。
厚焼き玉子が美味しくて朝はご機嫌なのよ朝は。
湿気も酷いから髪もぼあぼあなのも気になるし、
あぼあぼでないところだけは救いよ。
ピンクグレープフルーツが1個48円って安くない?
ここぞとばかり2個かって1つ搾って
炭酸割りのピンクグレープフルーツウォーラーにしました。
正直果汁1個分だと、
う、うすいって感じだけど
このぐらいのがちょうどいいって訳でもあるのよね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
半年程度のスペイン(カスティーリャ・イ・レオン州)留学を振り返って
何をおいてもまずはパスタ スペイン人はパスタは軟弱とかいって嫌う傾向があるらしいけどそんなことは知らん 俺は日本人じゃあ
日本だと結構高めのフィットチーネというかリングイネというか、とにかく平麺が普通の価格なのが嬉しい 普通っていうか500g0.75ユーロとかで安すぎる
クリームチーズがビックリするほど安い(300gで1ユーロ台)ので、チーズを大量に使ったカルボナーラが簡単に作れる ベーコン、クリームチーズに牛乳(生クリームでもいい(これも安い))とコンソメみたいなもの(caldo)を加えて作る うまい!
100g0.5ユーロとかの安物のひき肉を買ってきて、みじん切りにした玉ねぎとパックで売ってるトマトペーストと炒めて食う 玉ねぎはなくてもOK これもうまい
パンが安い!
マクドナルドのパテみたいなのとバンズがスーパーで売ってるので買い、レタスとともに挟んで食う 結構本格的な感じになってうまいが、パテからは謎の味がする
8枚で1.25ユーロみたいな安さのトルティーヤを買い、適当に炒めた肉、野菜ミックスを巻いて市販のケバブソース(ヨーグルト系?)をかけて食う 工程が肉を炒める部分だけなので非常に簡単なうえソースがうまいので結構うまい
腹にたまらねえ!
クソ立派なでかいサラミが安くで売っているので買い、シナシナのキャベツ(マジで全部シナシナ)と炒めて水を加えスープにする コンソメみたいなもの(caldo)で味を整え完成 サラミがうまいんで必然的にうまい
デカイ半生のサラミみたいなものは日本で買うとクソ高いので、これが一番スペイン感ある料理だったかもしれない
高いけどうまい
立派なローストチキンをなぜか毎日売っていて、これがまた柔らかくてうまい ハーブの効いた謎ソースもよく合う パンに挟んで食うと最高
medio pollo(鶏半匹分)の単位でよく買ってた
トマトソースがかかったミートボール 5個で3ユーロとかするのでまあ高いが、妙にうまい 酸味が強めなのが俺の味覚に合っていたのかも
スペイン風オムレツの方のトルティーヤ 結構うまいが卵とじゃがいも(と玉ねぎ)だけなので飽きが来るのが難点 ケチャップをかけることでうまさが増す
デカイクロワッサン4つで1.2〜1.5ユーロ サクサク感はゼロ バターが効いていて腹にたまる 日によって当たり外れが大きかったが、概してうまかった
巨大な源氏パイのような見た目の菓子パン パルミエというらしい 手のひら3枚分くらいの面積で1ユーロ前後なので価格破壊感がすごい チョコレートがかかっているバージョンのやつが味的にバランスがよく、朝食に適していた
フルーツが安い
ラ・フランスを下品にしたような感じの小粒な洋梨が量り売りされている 熟すのを待って食えばちゃんと洋梨の味がしてうまい のに安い 3つ買って1〜2ユーロとかだった記憶
南米とかでよく食われるらしい謎のフルーツ モヤっとボールみたいな見た目をしていて不気味で、食ってみるとアボカドのフルーツ版というかなんというか、謎の味(まずくはない)
種が多いのがネック
ビデオって言わないわよね。
結構あれ見始めちゃったら
次々とオススメされるのを見ていったら一生が終わりそうな気がして、
あれさー
さすがにそれはダメなんだけど、
意外と湯船に浸かったら頭回らないので、
見てみても見てないのかも知れないわね。
やっぱり集中する要素も必要だわ。
そんでさ、
いつも心に銭湯をって
いつも心にワンカップ王関をみたいな似たようなこと言っちゃうんだけど、
最近はいつでも隙あらば銭湯に行けるように銭湯セットを戦闘配置に付けるよういつでも銭湯態勢よ!と言わんばかりに
LとRの発音の一番良い教材は何だと思う?でお馴染みの
携帯用のCWニコルさんが焚き火の前で直で飲みそうなステンレスに入ったウイスキー入れってあるじゃない、
手頃な小さい小瓶といってもガラスじゃない十代のプラスチック製でいいの、
その都度その都度シャンプーを継ぎ足していくような感じで。
おう!どうした!どうした?
伝説のタレの壺を割ったみたいなような深刻な顔をしやがって!
って鰻屋さんの伝統のタレの壺は火事でも持って逃げるって言うじゃない、
ちょっとボトルじゃなくて小さな瓶のシャンプー入れが欲しいわね。
とりあえず、
パンツ持って行くのを忘れてパンツを二度ばきする自分のミスとは言えあの屈辱的な感じを味わうのは二度ともう嫌だわ。
二度ばきだけに!って
だいたい
いつも慌ててダッシュで飛び出ていこう!ってするから忘れ物しちゃうのよね!
以前なんか寸前まで行ってタオル忘れてるのに気付いて、
そういう時に限って
もうタオルも買えない万事休す率100%の引き返して戻ったら銭湯閉まっちゃうので違うところに変更したりと、
慌てるのが一番だめね!
お冠の騒ぎでは済まなさそうだけど、
そんなことより、
外晴れないかなー。
お出かけもお買いものも行けないじゃない。
うふふ。
オムレツサンドよ厚焼き玉子的なものが挟まったサンドイッチよ。
美味しい鉄板焼き屋さんを紹介してもらって、
話しがややこしいわ!
そう言えばライムなんて使ったこと無かったけどあれってママレモンなイメージじゃない、
あとキューカンバーて言うとシャレオツ度増し増しになるけどキュウリよ、
見た目でピーラーでスライスしても良いし、輪切りにしても良いし
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
どの決済方法がメジャーなのかしら?って戸惑うことがある海外送金なんだけど、
とりあえず楽チンそうななんとかペイ真っ盛りな昨今PayPalで良いじゃん?って思うけど、
為替差損などなんか変換するときに損が無いような送金方法もあるみたいで、
私もよく分からないんだけど。
あーこれ知ったかぶりのゴルゴ31読み縦の人が陥りやすい言いたい今年の言葉ナンバーワン!
よく分からないけど、
要はそう言うことよね
スイス信用金庫とスイス中央信用金庫との違いが全く分からないような感じになっちゃうし、
そのぐらい海外送金ってややこしいのよね。
こないだ私うっかりして無くしたと思い、
即止める電話をしてその電話を切った直後にそのICカードが見つかった件なんだけど、
新しいカードがやっと届いて、
これでお出かけできるわ!って意気込んで電車に乗ったんだけどチャージされてなくって、
そういえば以前チャージしてた残金ってどうなってんだっぺい?って
今さら田舎っぺ大将でも言いそうにないダジャレを喰らいそうなほど気になる残金は
通帳を見たら振り込まれてあって戻ってきてたその銀行は実はスイス銀行なのよね!
ウソだけど。
とりあえず安心したわ。
もうこんなうっかりさんは特にこの年末年始には避けたいものだし、
帰ってきたお金で
冬こたつミカンでもまたケース買いしようかしらって思ってるの。
ミカンって実家に沸いて出てきて冬には無限にあるものだと思ったけど、
だからこの時期のガス・電気代と相まって月のミカン代もかさばるから
ガス会社が電気始めました!って勢いでミカン始めました!ってなったら私そこのガス会社に乗り換えるわって正にガスだねって
田村正和も言いそうにないまたダジャレを喰らいそうになりながら、
私は思いミカンの一袋を持ち帰りながらそう思ったのよ。
話変わるけど、
文房具屋さんのボールペン売り場の棚で試し書きコーナーあるじゃない、
あそこにもしかして「永」って書いてあったら、
まだ筆跡のインクが乾いてなかったら
その達人を探してみたらいいわ!
達人の持つあの技「永字八法」を披露すべく
その技の跡なのよね!
来る日も来る日も必死にボールペン売り場の棚の試し書きコーナーで研鑽というか修行を積んでいるんだけど、
なかなかあの全ての漢字の要素止め跳ね払いを周到した漢字の一つでも書き記したところで、
私の修行は終わるのかしらって思うの。
ああ「永字八法」!
そんなわけで、
ぜひボールペン売り場の棚の試し書きコーナーは、
ぐるぐる丸書いてるんじゃなくて、
本当に居るのかしらって思っちゃうぐらいよ。
私また思い出したんだけど、
要は今年はおうちでご飯炊いてなかった!って
まだ今年中なら間に合うので、
今は無い私の自慢のサンヨーのおどり炊き炊飯器が火を噴くときが来たわ!
きっと中に閉じ込められているおどり炊き職人が解放されてしまうけど、
なんか漫画で炊飯器に超強い敵を封じ込める技って無かったかしらっけ?
でも私は一番好きなシーンの
ピッコロさんが本気出すときの肩パット外してドサって落ちるときのシーン!
外したばっかりなのにまた付け直して、
今日はもうこれくらいにしといたるわ~って突如の関西弁の池乃めだかさんばりに敵を倒してほしいものね!
クイズ番組などのパネラーで出てもパーフェクトが狙えないのが、
作中一番の賢者でもあるのでここはすかさず最後までパネルを撮りきるところまでパネルクイズアタック25したい岸谷五朗さんじゃなかった谷原章介さんバージョンよね!
うっかり児玉清さんの出演されてた昼ドラ「ラストダンス」はもはや伝説級の昼ドラなので、
もしかしたら「永字八法」の達人は児玉清さんなのかも知れませんね!って
じゃ何故今見る「永」の字はどうして?って思うでしょ?
漢字だけに!って
うふふ。
ハムカツサンドとかハムカツ系を食べるときの総称としてハム活と称しても問題ないぐらいじゃないかしら?
トン活に告いでぜんぜん浸透してないけど。
ビタミンCが不足しがちな冬なので、
あのポッカレモンとかはビタミンC入ってるのかしら?とはつらつに思っちゃうから、
買ってきておいてあったレモンを生搾りしての一番搾りレモン汁ホッツウォーラーにしてみました。
苦味が出てくるから気を付けてね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
パピプペポってたまに言いたくなるときってない?
私お鍋に使う人参を買おうとしたんだけど、
なんかいいのがなくって、
でもなにかしらの緑黄色野菜は350グラムのうちに含めなくちゃってことで、
仕方なくカボチャを買ったのね。
で普通にカボチャの煮物を作るぐらいのカットでそのまま鍋の具材にして入れたら、
案外全うに美味しくて、
これはいいんじゃない?ってまたドハマりしそうよ。
さすがにぐつぐつ煮込み過ぎちゃうので煮崩れしてしまうのが難点だけど、
鶏との相性もニュー鶏の!って感じよ。
私は鶏の脂とも相性良いと思うわ。
色々な野菜も入れてみて試してみるのも案外いいわねって
そうなるとなんかもうジャガイモとかも投入して
そしたらなんか別の料理になるっぽい感じにもなるけど、
それはそれでまたとろけそうなジャガイモがたまらなく美味しい味を出すんじゃないかって目論んでるのよ。
しかもちょっと前にハマってたポタージュにしなくてもいいので、
手間も簡単だしおばあちゃんのボタージュ焼きのお煎餅ほどでは無いけど、
でも初っぱなの鍋の土台として味薄いのから始めると、
だんだん味濃くしていって鍋クラスチェンジ今日は石狩鍋風!っても出来ちゃうし、
マジ1週間で鍋満喫パーティピーポーを演じることが出来るのよ。
このパーリーピーポーにつけ込んで、
おうちでテキーラボールも作ろうと思ったけど、
冷凍庫じゃ凍らないのね、
ぜんぜんうまくできなくてパーリーどころではなくなっちゃった。
家でわざわざテキーラボール作ろうとしようとしてるところを評価して欲しいわ。
うふふ。
今日はヒーコー間違えてと言うか無意識で冷たいコールドを買っちゃってしまったけど。
対流している茶葉を見るのが本の朝のリラックスタイムゼーションよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
あのさ、
事務所と家の部屋も
もう隅から隅まで探しマクリマクリスティーばりに探したんだけど見つからなくって、
一応さ金券だし危ないかなと思って、
紛失処理をしたのね。
よかったとりあえずモヤモヤしたものを解決できたわと思いつつも、
いや絶対鞄の中とかに私の身近なところにあるはずなんだけどなぁと
もう細かいことは気にしないってことでクヨクヨしないでお洗濯始めましょう!って思った矢先中の矢先!
もう紛失の電話して切ったばっかりなのに、
一度止めたら見つかってももう使えませんからね!って釘を刺されたばっかりなのに、
そんでもって再発行の手続きも一緒にしてもらったばっかりなのに、
なのになのによ。
探し物をやめたとたんに見つかるマーフィーの法則の井上陽水さんだわ!しかも斉藤由貴さんバージョン!
本当に笑うと言うより、
と言うわけでむしゃくしゃしちゃったから思いっ切り野菜切って切って切りまくって、
そこは野菜切りマクリマクリスティーじゃないのかよ!ってツッコまれそうなんだけど
煮てさ焼いてさ食ってさ、
それを猟師さんが鉄砲で撃ったのを木の葉で隠したりなんかしてさ、
鶏のいい出汁も出てるので、
これもうちょっと煮て水分詰めてカレー粉入れてカレースープにジョブチェンジしてもいいかもしれないわね。
そんな沢村一樹さん違う違う一喜一憂して振り回されちゃいました。
うふふ。
いつものお気に入りのパン屋さんのハムサンドとウィンナーサンド。
ハムサンドは固定であと1種類を違うのに組み合わせて2つ買うのが楽しみだったりするわ。
このぐらいは迷っても良いわよね。
なんか本格的に寒くなって北っぽくない北の国から。
ホッツ麦茶もいいけど
なんか冬場はこれが多くなっちゃうわ。
でも本当に身体を温めるために
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
Day,3
3日目
まぜこぜの国
キングサイズの快適なベッドと一昨日からの寝不足のせいか、旅先には珍しくグッスリと眠ることができた。
8時前に起き、準備を整える。
今日は本格的にマラッカの街を散策し、ニョニャクエとニョニャ料理が食べたい。
ホテルからタクシーでオランダ広場に向かうGRABは本当に便利だ。
隅々まで清潔とまでいえないマレーシアで、日本を遥かに超える利便性のあるアプリが普及しているのは、もう進歩の順序の常識が20世紀型と全然違ってしまっているのを感じる。
朝ご飯を食べようと思っていた目当の店が定休日だったので、たくさんの人が食事をしているカフェに入る。
壁にメニューがあるが、なんだかわからないので、いちいち調べながら注文する。
メニューに「ロジャック」という文字があり、これがちょっと安い。
なんだろうと思って調べると、定型のレシピというのがない料理で、あるものを色々混ぜこせにして、エビ味噌やタマリンドなどのソースをぶっかけるモノらしい。
家庭料理でよくある「名前のない炒め物」のようなものだろうか。
ナシゴレンとアイスコーヒーで腹ごしらえしたあと、オランダ広場の中心部に向かうと、帽子をかぶったマレー系の男性、傘をさしたチャイナドレスの女性、宝石のティアラをつけたタミル女性が観光客を歓迎する壁画があった。
観光ガイドなどでよく見かけるオレンジの教会を写真に収めたあと、歴史博物館を訪ねる。
中に入ると、イスラム、中華、インドそれぞれの人々を象った人形が並んでいる。
少し歩くと、日本兵の銅像とその背後にはためく日の丸が見えた。
マレーシアは、第二次世界大戦中、日本の支配も受けているのだ。
しかし、きっとマレーの人々は、その全てを「マレーシア」という袋の中に入れて混ぜこぜにてしまうのだ。
2階に上がると、マハティール首相と習近平書記長が握手をしているポスターが下がっている。
でもきっとそれも、ここにやって来た以上は、混ぜこせにされてしまうに違いない。
みると、キルラキルみたいなテイストの絵や、ちょっと前のやたら目が大きいアニメ少女みたいな絵が結構ある。
源流を辿れば日本初、ではあるんだろうが、アニメ・マンガ文化はもうアジアの中で消化されて、若者の身体の一部になっているようだった。
諦めと誇り
オランダ広場を離れ、ニョニャクエを買うことのできる店に向かう。
その場で飲食ができるカフェと、販売店舗があるらしく、カフェのほうに向かう。
その場で食べようと思ったが、異国なので同じ経営のものなのかイマイチ自信が持てなく、ニョニャクエ自体は販売店舗で買って、その場ではかき氷を食べることにした。
外が暑いのだ。
しばらく待って現れたそれは、上に鮮烈な緑のプルプルした虫状のゼリーが乗っておりなかなか日本で見ない見た目だ。
これは「チェンドル」というゼリーで、ベトナムのチェーにも入っていた。
材料は米粉で、鮮やかな緑はバンダンリーフという植物から採った天然色素だ。
すごい見た目に反して抑制の効いた味わいで、かき氷全体も優しい甘さだった。
ここで気づいたのだが、スマホ用に持って来たモバイルバッテリー、そっちはいいが、ケーブルを持って来ていない!スマホの電池が切れたらGRABでタクシーも呼べない。
まあいいか、これから販売店舗のほうに行ってニョニャクエを買うとして、あれは生菓子なので、冷蔵庫にでも入れないといけない。
店舗のほうに行くと、これが製作工場と棟続きで、でっかい台所に秋葉原のジャンクパーツ屋をくっつけた様な店内に、極彩色の色鮮やかなういろうを思わせるニョニャクエが並んでいる。
その一通りとチマキが詰め込まれれた「お得セット」的な詰め合わせと、緑の球体にココナツパウダーがたっぷり振りかけられた「オンデ・オンデ」、日持ちのしそうなパイナップルケーキ、それとこれはその場で食べるための餃子型の揚げパイを買い求めた。
約41リンギット。
1,100円といったところだ。
よし、ホテルに戻るぞ、パイを食べてみると、?、なんだろう中に入っている餡は。
わかった、カレー風味に味付けられたサツマイモのフィリングだ。
こういう発想はなかった。
GRABでタクシーを呼んでみたのだが、遠すぎてブッキングできない。
少し歩くしかない。
歩いていると、どうやら界隈は学生街らしく、ヒジャブを被って制服を着た7〜8歳くらいの子供をワンボックスがピックアップしていた。
さらに少し歩くと、もう少し上の年代の、これもヒジャブを被った少女たちの一段と出会う。
彼女らはマレー系なのだろうが、そこから2人歩き出した姉妹は痩身に浅黒い肌で、美しい黒髪を揺らしている。
きっとタミル系だ。
ヒジャブの一団から離れて歩くタミルの姉妹を見たり、空気として感じたものを考えると、マレーシア人にとって多民族が暮らしていることは「いちいち気にしていたら日常生活が成り立たない」もので、一種の諦めのような感情も想像できないではない。
でも、博物館で見た様な表現の世界では、それに目を背けず肯定的に描いたものが多く、「受け入れるしかない状況」と「それを自ら肯定的に捉え直す誇り」の間で揺れてるのかも知れないな、と思った。
ホテルに戻り、プールでサッパリした後、少し読書をして日本×スコットランド戦の海外ネットユーザーの反応を見る。
皆、感情を爆発させて、とりわけ日本のプレーの美しさに感嘆する声が多い。
レビューを書いているうちは試合状況を追いながら書いているので、淡々としがちだが、改めて見るとたしかに日本のトライは美しい。
感情を動かされるプレーについても、それに動かされた感情についても書いてもいいのかも知れないな。
タクシーをピックアップして、今日こそは、でニョニャ料理のレストランに向かう。
事前に調べたところによると、以前訪ねた日本人のお願いにより、お一人様向けのお任せメニューに対応してくれるらしい。
到着して、ママさんに「このサイトを見せて頼めば良い」とされるサイトを見せてお願いすると、料理の好みや内容に関する軽い質疑応答を経て、3皿とご飯が出てきた。
野菜が入った平たいオムレツ、レタスと思われる青菜炒め、豚肉とそら豆のちょっと辛い炒め物。
たっぷり出て来ると勝手に想像していたので、「意外と普通の量だな」と思ったものの、おひとりさまメニューとしては妥当な量だ。
味わいは中華といえば中華なんだが、豚肉とそら豆の炒め物のスパイシーで奥深い旨味のある味わいが、ナシゴレンの旨味を思い出させ、確かにこれは「中華風マレー料理」だ。
よくよく考えると、イスラム教国のマレーシアで豚肉の炒め物が出て来ると事自体が特殊な事だ。
だいたい830円くらい。
3皿と飲み物を頼んでこれなら安いだろう。
マレーシアの物価について大体見えてきたんだけど、ホテルとタクシーが異様に安いだけで、その他の物価は日本の5割〜6割いといったところだ。
ママさんにお礼を言って店を後にする。
生温い夜風に吹かれながら歩くと、賑やかな屋台市が見えてきた。
ちょっとのぞいて見ると、皆思い思いの料理を頼んで、夜空の下で食事を楽しんでいる。
まだもうちょっと入りそう。
と、みると「ROJAK」の文字が。
あの謎の混ぜこぜだ。
これは行くしかないと思って頼んで見る。
しばらくすると、茶色いソースがかかったなんだかわからないものが出てきた。
キュウリ、タロイモ、ニラ、揚げパンかな?口に運んでみると、ソースにちょっと独特のくさみがある。
肉類は一切入ってないのだが、この強い味付けで単体でも結構食べ応えがある。
においもすぐに気にならなくなった。
フードコートにうろつく野良犬の横で謎の混ぜこぜ野菜を食べていると「これが熱帯の夜か」という感じがした。
ホテルに戻ってサウナに入ったあと、冷蔵庫に入れておいたニョニャクエを食べてみる。
鮮やかな赤、青、緑のそれは、(色以外は)見た目の通り、ういろうを思わせる味で、さすが中華文化を受け継いでいるだけあって上品な甘みだった。
生菓子でお土産としては適さないので、もしマレーシアに来ることがあれば、ぜひ味わった方がいいと思う。
明日はこの極上のホテルをチェックアウトしてシンガポールに向かう旅程になっていたのだが、シンガポールではわずか1泊してまたマレーシアに戻る予定を組んでいたので、行きはともかく帰りの移動に焦りたくなく、先にバスを予約してしまうことにした。
慣れないバス予約サイトと格闘すること1時間半ほど、なんとかシンガポールからマレーシアのバスを予約できたのだが、ここで小さなトラブルが発生。
何度も予約の失敗を送り返していたため、成功した予約の詳細を確認していなく、ピックアップポイントも降車ポイントも当初の旅程とはやや離れた場所になってしまった。
一瞬焦ったが、シンガポールはショッピングモールの前だし、マレーシアは鉄道駅のすぐ近くだったので、これはシンガポールの物価も見られるし、マレーシアの鉄道にも乗れるし、いいかもしれない、と前向きに捉えることにした。
なんとかなるだろう。
なんとかなるのかな。