はてなキーワード: 通勤とは
痴漢被害に遭ったことのあるひと、遭うことを恐れるひとなら男女問わず乗れる、というのなら理解する。結果として乗り込むひとの大半が女性になったとしても、それは差別ではないと思う。
ちょっと前まで貧困者だったひとでも、安定して高収入を得られるようになったら貧困層専用住宅の入居資格を失う。逆にちょっと前まで裕福な暮らしをしていたひとも、文無しになったら入居権を得る。だからそれは差別ではない。
「○○病に罹患した患者」を相手にして特別な措置を執ることは、その特別な措置が「○○病」の治療にとって必要なことだと証明されており、その措置が○○病の患者のみに対して行われるなら、差別ではない。
でも、「女性専用車両」は違う。男性でも痴漢の被害に遭うひとは(女性と比べて圧倒的少数であるにせよ)存在し、ごくごく稀ではあるが女性の性犯罪者も存在する以上、「女性のみに対してアクセスの許可を与える車両」は、それらと同列に扱うことは難しいと思う。
現状、都市部で電車通勤・通学をする女性のかなりの割合が被害に遭っていて、その加害者がかなり高い確率で男性なのは事実だけど、それは「男性を排除する」正当な理由たりえるか? というと違うような。
それが差別化差別じゃないかは難しいから分からないけど、そういう風に考えたら男性側からしても不快感がやや減るってことは無い?
私は不快だから女性専用車両に反対してるわけじゃない。個人的には、あれだけ痴漢が多発していたら女性専用車両みたいなのは必要だよな、そこが唯一のシェルターっていうひともいるんだろうな、気の毒だな、って思う。怖がる女性はどんどん乗ればいいとも感じる。女性専用車両に不快感は特に感じない。私はあまり端っこの車両使わないというのもあるし。
「差別だけど今はこれしかやり方がないんです」って言われたら納得する。でも「差別じゃない」は納得できない。
だってこれが差別じゃないってことになったら、「○○人は犯罪率が高いからうちの近所に引っ越してこないでほしい」が通ってしまう。「ゲイは部屋を汚すことが多いから男性2人でのラブホテルご利用はお断り」も通ってしまう。「女性は結婚や出産を機に退社する可能性があるので幹部候補にはしません」という理屈に正当性があることになってしまう。
もちろん、それらの例と違って、ここで排除されている男性は女性より社会的権力を持っている。だから一緒にはできない、というのはその通りかもしれない。でも、形式としてはおんなじだ。生得的な条件によって定義されるある集団に好ましくない者がいるから、その集団の成員をまとめて排除してよい、という理屈はおなじだ。それは差別的発想だ。それに基づいて公共の空間への出入りを制限しようとするのは差別だ。
繰り返すけど、だから女性専用車両なんて廃止しろ、とは微塵も思ってない。これは差別だよね、と言ってるだけ。でもこの程度のことに差別じゃないって猛反発が飛んでくるのは本当に不可解。
そこを共有できないなら、これは差別です、という原理原則論を繰り返すしかなくなるし、これを差別だと周知しようという団体が出てくることも当然だと思う(当然、啓蒙も目的のひとつである以上、利用者に向けて示威行動をすることも正当な抗議行動の範疇ということになる。ストで電車が止まって利用者に迷惑かけるのと同じ)。
譲り合い思いやりをもって満員電車に乗り込むのは不可能だと考えているので、とっとと全車両に防犯カメラを設置すればいいと思ってる。
私は女性なのだが、時差通勤可能な職場でかつ通勤電車に乗る時間は合計6分の職住近接なので、実は女性専用車両にはめったに乗らない。
仕事先の都合などで、たまに通勤時間中の女性専用車両に乗るはめになると、むしろ女だけの空間の非寛容さというか譲り合い精神のなさにびっくりする
混んでいるので仕方がないのだろうが、あと1歩ずつ詰めるくらいできるだろうに…という状況であっても、詰めてももらえないことが多い。
なので、女こえーなって思うし、女性専用じゃない車両の人たちの寛容さ(というか痴漢冤罪への恐怖?)を思ったりもする。
防犯カメラを全社搭載してくれる&時差通勤がもっと広まれば、女性専用車両は発展的解消して全然かまわないし、上記のエピソードもあるしで、
とはいえ痴漢が怖い人にとってはありがたいものだというのも、過去頻繁に痴漢被害に合ってきた身としてはよく分かるのでこの辺は大変むずかしい。
行き過ぎたアファーマティブアクション
これは難しいところで、例えば管理者比率などの上澄み層だけ、とか、そういう一部だけを切り取ると、
まだまだ社会的にアファーマティブアクションが必要である、とも言えてしまう。個人的には、一部正しいがあまり適切ではないとも思ってはいるのだが。
ただ、社会構造を変化させるためには、管理者層の男女差比率がある程度是正されないと難しいから、必要悪として捉えている。
一方で、中間層以下については社会的な男女差はほぼ無くなっているから、アファーマティブアクションは逆に男性にとって逆差別的だと受け取られる局面が出てくる。
中間層以下のサラリーマンがすし詰めになった満員電車において、一部の男性が不満を訴えるのは、典型的な現象だと思う。
ただし、女性専用車両については、痴漢被害に対する一時的対処であって「働く女性へのアファーマティブアクション」なわけではないので、
これを男女平等論の文脈で読み解くのは、そもそもの筋が間違っているが。というか入口から間違っている。話をごちゃまぜにしてはいけないところだ。
更に言えば、すし詰めの満員電車を解消するための様々な方策、例えば時差通勤や自宅勤務といった「旧態な働き方ではない方法」が
なかなか許容されない状況の解決を考えてみると、管理者層の質の多様化(例えば子育てしながら働いてきた経験がある人(主に女性が多いはず)をもっと増やすなど)
が進めば解消されやすくなるとも考えられる。
私は男だけど、女性専用車両には賛成。
痴漢被害が酷いというのは聞いているし(リアル知人とはそういう話をしたことはないけど、ネット上で上げられる声を聞いてると酷いというのがわかる)、トラウマになって女性専用車両しか利用できない状況に追い込まれる人がいるのも知ってる。
女性専用車両には今後も(気づかずに、あるいは忘れてうっかり乗っちゃった、とかはあるかもしれないけど、少なくとも意図的には)乗るつもりはないし、わざわざ乗り込んで反対運動やってる連中は頭おかしいんじゃねーのと思う。周りを威圧するとか、クズすぎでしょ。
痴漢という犯罪がなかなか撲滅されない現在において、女性専用車両という解決には一定の合理性があり、それで救われる人が大勢いるのなら、私はそれに反対しない。敢えて乗車して、トラウマ抱えてる人を怯えさせようとも思わない。
犯罪者の多くがその属性を持っていることを理由に、ある生得的な属性を持っている人の多くを公共の領域から締め出す行為は、差別だよね?
差別だとみんなが合意してるなら何も言うことはない。現状、男性が社会的に権力を持っている以上、この程度の差別は甘受すべきだという理屈もわかる。別の差別を漸減するためにより小さな差別は容認されるべきという主張もわかる。上で書いたように、私にはその差別に反対するつもりは特にない。
でも、「差別じゃない!」という主張が執拗に繰り返されるのはまったく意味がわからない。なんでそこを否定しようとするのか。差別だが必要悪である、でいいじゃん。多くの人(私も含む)はそれで納得するよ。なんでそこにこだわるの。上の「ある生得的な属性」に別の属性を代入してごらんよ。大問題でしょうが。男性が社会的には強者であるからこの程度は仕方ない、ってだけで、本質的には差別でしかないでしょ。
「差別である」という前提を共有できないなら、それは差別であると主張し差別解消のために強硬手段を採る運動にも一定の正義はあると見做さざるを得ない。
murasakizaru 事故が頻発してる道路をやむなく私有地にはみ出して通る人に「不法侵入ではあるよね?私は刑法犯ですって認めろよ、言えよ犯罪者」と迫る意味は?意図は?痴漢の利益の為に惜しみ無く情熱を注ぐ連中。
そもそも住居侵入だと思ってない人が大勢いるみたいだから、それが形式上は住居侵入にあたるよね、という指摘は必要では。
underd 「間違いなくその属性自体に起因する問題があるケース」は差別って呼称が妥当なのか議論の余地があると思う。そしてその状況では強硬手段に正義ありと見做さざるを得ない、とは思わない
痴漢って男性という属性に起因する問題なのか。知らなかった。痴漢を排除することはまったく問題にしておらず、痴漢をしていない多くの男性を排除することを差別的な扱いだと主張しているんだけどな。そして、その差別を是認するとも書いているよね。この差別には正当な理由があるから是認する、と言っているのに、差別じゃない! と言われるのは本当に困惑する。そう言われたらこっちも「これは差別ですよね」と言い続けるほかないわな。
shima2tiger だから何?女たちは男性を差別した上で安全な場所を得ているんだから、申し訳ないと思えってこと?性犯罪から身を守るためにそこまで卑屈にならなきゃいけないの?
差別は絶対悪であり、その構造の受益者はすまなそうにしているべきだという前提に立つなら、申し訳ないと思うべきなのでは。差別は時に必要であり、その受益者も堂々としていて良い、と思うなら堂々としていればいいんじゃないの。私は差別だとは言ったけど申し訳なく思えなんて言ってないよ。
nennoyuraku “ある生得的な属性を持っている人の多くを公共の領域から締め出す←シェルターとして女性車両を用意することがこれだとは到底考えられない。事業者が妥当な目的のため女性向けとした場所は公共の領域じゃないでしょ
すごい! 公共交通機関がその一部を「○○限定」にすれば公共の領域じゃなくなるんだ! その調子で日本人専用車両とかも作っていこうな。
sand_land 専用車は優遇=男性差別って認識なら少しズレてる。専用車=空いてて快適とは限らん。性犯罪被害遭遇率が下がる以外はほぼ普通車両と同じ。更にその性犯罪は尻に触る程度じゃない。下着やそれ以上弄るとか普通よ。
私は「性別を根拠にして犯罪者と同じ性別に属することを根拠として公共の空間への立ち入りが制限されるのは差別である」と主張しているのであって、「女性専用車両は女性優遇のVIP車両! ずるいずるい!」なんて言ってないし、性犯罪の深刻さも否定してないよね? そういう主張をする反対派がいることは事実だけど、少なくとも私はそんな主張をしていない。
その時は「あらゆる差別は悪であり即時廃絶すべきだ」派と闘えばいいのでは。私はこういう事情があるならこの差別は現状しゃーないな、って思うけど、どんな理由があっても差別を許せないひとというのは一定数いるので、頑強な反対派ってのは出てくるかもしれない。でもそれを防ごうとして「これは差別じゃない」と主張するなら、こちらも「いやこれは差別ですよね」と言わざるを得ないわけで。
kutabirehateko 日本での性暴力発生率は通勤通学時の交通公共機関が群を抜いて多い。避難所を利用しなければ通学も通勤もできない女性のハンディを無視することこそ差別だ。
「性暴力からの避難車両」なら差別じゃないんじゃない? 男女を問わず、性暴力に遭うことを恐れるひとであれば誰でも乗れる。結果として乗客が女性だらけになったとしても、当然それは差別ではない。仮にこういう運用がなされるなら私は差別だとは主張しないよ。もちろんその場合、過去に痴漢された経験のある男性も乗れるわけだけど、これは制度の趣旨からいって当たり前だよね。
それじゃ嘘をついて乗ってくる男性がいるかもしれないという懸念もあるかもしれないけど、痴漢されやすい外見などというものはなく、性暴力被害者を服装や外見で見分けることはできないのだから、それは仕方ないんじゃないの。
shin2rou アファーマティブアクションは差別ではないでしょう。どうしてそこのこだわるのかマジ意味不明。
アファーマティヴ・アクションはマイノリティを大学入学や昇進などの審査において「優遇」するという施策なんで、女性専用車両はアファーマティヴ・アクションだから差別じゃないって言ってるひとたちは「女性専用車両は、女性を優遇する車両である」と主張しているってことになるけど、本当にそれでいいんですかね。
ところでもちろんアファーマティヴ・アクションもやりようによっては違法な差別になりえるわけだが。カリフォルニア大学評議会対バッキ事件(Regents of the University of California v. Bakke)では、アファーマティヴ・アクションのせいで入学できなかったと訴えた白人学生が勝訴して入学してる。アファーマティヴ・アクションだから差別ではない、って、お前アファーマティヴ・アクションって言いたいだけやろ。
mionosuke 「区別」じゃね? 性的な嫌がらせを行いうる人達という区別が、男性か女性かで分けられたのだから。「差別」だとすると、差別をされたという被害者意識が生じる。
被害経験の有無とか性犯罪歴の有無とかで区切るなら(人権問題ではあるかもしれないけど)差別じゃないけど、一律に性別で区切ったらそれは差別に決まってるじゃん……。確かにいちばん多いのは男性→女性への性犯罪で、最も対策にリソース割くべきなのはそれだけど、男性→男性,女性→男性,女性→女性の性犯罪だってあるわけで。
kincity 巷に溢れる女性差別に対しては「他人の人権が毀損されても興味ありません」が「自分が差別されるのは実害なくとも1ミリも許せません」という人権意識の人らとは差別の定義が違うのだろうで、そこ争って何になるの?
この増田では書いてないだけで、私は選択的夫婦別姓賛成、女性の再婚禁止期間反対、婚姻適齢の18歳への統一賛成、プロチョイス、性犯罪の厳罰化賛成派ですが何か。
zyzy その理屈だと「黒人が白人追い出して独立国家作ったアフリカの国々も差別」って話になる。これ書くと「くにはさべつとかいったきちがいがぁ」ってのが沸くけど、それなら女性専用車両を差別というのもきちがいなだけ
ジンバブエのムガベ大統領が白人農場主の土地を没収した時は非難轟々で経済制裁までされたじゃないですか! やだー!
というか真面目な話、独立する時に白人を追い出したアフリカの国ってどれぐらいあるの? 私はアフリカ史には詳しくないんで教えてほしい。確かボツワナのセレツェ・カーマは白人との共存政策掲げてたし、ローデシアがジンバブエに変わった時も白人は追い出されてないし、南アフリカでアパルトヘイトが終わった後も白人は追放されてないよな。
そもそも、ある民族の独立国家を作るに際して特定の民族集団を追い出す行為は「民族浄化(ethnic cleansing)」という人道に対する罪なんだが。旧支配者層だから追い出していいってどこの国際法に書いてあるんですかね。コソボ建国に際して旧支配者層であるセルビア人への迫害を行ったアルバニア人指揮官は普通に戦犯法廷に訴追されてるし、ツチ族が植民地時代は優遇されてたっていう理由はフツ族による迫害の免罪符にはならんよな。女性の権利を重視する人がまさか民族浄化を肯定するとは思わなかった……
totoronoki この問題ってどこに着地したくて声を上げてるのかわからない人ばかりなんだよな。相手の論理的矛盾を指摘するのが楽しいだけなの? 男性専用車両が設置されれば差別問題は解消するよね?
「差別であることを否定するな」っていう着地点、そんなにわかりにくい? 「差別だけど必要悪だよね」が多数意見ならいちいち「これは差別だ!」なんて言わないよ。「差別じゃない」って強弁するひとがいるから「差別です」って言ってるだけ。あと男性専用車両も差別だよ……
sdtrd 差別だから廃止しろって強硬な主張と行動を行ってる集団が実際にいる状況で差別だと認めろって言われてもな。認めたら廃止しろって迫るんだろって思う程度にはネット上の男を信用してない。
運動上の都合で差別か差別じゃないかが決まるんだ……(困惑)。運動の都合で差別の定義を変えていたら、お前らの主張する「差別」なんてどうせ都合のいい定義なんだろそんなん信用できるかって思われても仕方ないのでは。どういう連中がいようが差別は差別、そのうえで容認できる差別かそうでないかを論ずるべきでしょうに。
tikani_nemuru_M 増田も結論部で「不当な差別」と「許容せざるを得ない差別」を分けている。ならば、前者を「差別」後者を「差別ではない」と言ったほうがシンプルで、子供にも説明しやすいだろう。よって増田の主張は不適当。
でも、それだとその2つが連続的な、同質な行為だということが理解できなくならない? 私は、子供に「男性の痴漢が多いから男性の入れない女性専用車両がある。これは差別ではない」と、「○○人の犯罪者が多いからといって○○人を排斥しようとするのは、不当な差別だ」ってどう違うの? って聞かれたら答えに詰まると思う。だってどっちも、一握りの犯罪者をもとにある集団を推し量る、っていう同じ行為じゃない。だったら、どちらも差別と認めた上で、差別を漸減させていくために何が必要かって話にした方がいいんじゃないの?
それに、2つを別々の言葉で扱うことは、片方を「あって当然で、解消しなくていいものだ」と捉えることにもなる。そうじゃない。痴漢が撲滅され、女性が何の不安も感じずに電車に乗る日が来るなら、女性専用車両なんて必要ない。それはあくまで、日常的な性暴力の脅威に対抗するために、やむを得ず認められている差別にすぎないんだ。それは差別と認識されるべきだ。いつかその存在が正当化されなくなる日が、目標にされるべきだ。私はそう思う。
というか、「自衛隊は暴力装置」発言が炎上したときは、「自衛隊の振るう力とヤクザの振るう力に根源的な違いはなく、また暴力装置であると指摘することは自衛隊員での侮辱ではなく、暴力装置と認めた上でどう統制するかが重要」というのが良識派の意見ってことになってたよね……? その見解を支持するリベラル派としては、何で同じ理屈が認められないのか本当に理解に苦しむ。
hyoutenka20 女性専用車両まで「差別」という範囲を広げるなら、今後一貫してその主張を通してもらい、ネットにあふれる民族差別や女性差別的発言にも是非戦ってもらいたい その前提の上なら「差別」とする人の考え方は理解する
増田だからなんの証拠も出せないけど、戦ってきたよ。民族差別にも女性差別にもセクマイ差別にも(はてブやはてダで)NOと言ってきたよ。その上で言うよ。これは(罪が無いかあるいは軽いだけで)差別だって。
keytracker こんな相手を不快にさせる事してたら、さらに溝が深まるだけだろ。こんな屁理屈捏ねるなら法で縛るようになるだけ。差別だと思うなら、信用されるように行動すべきじゃないのか?日系人はそうやって信用勝ち取った
日系人がどれだけ怠惰で鼻持ちならない連中であったとしても日系人排斥や日系人強制収容や排日移民法は差別でしょ……まさか女性の権利を主張する人が差別される側に努力を求めることを肯定するとは思わなかった。
ueno_neco これまで「差別」という言葉は部落差別とか黒人差別のように使われてきたわけで、それらと並列の表現をするのに違和感あって当然でしょ…。女性専用車設置理由は痴漢であって、女性による男性差別じゃないでしょ…。
でもやってることは同じだよね、というのが指摘の趣旨だよ。「○○出身者は犯罪率も高くて危ないから○○出身者は(犯罪歴の有無にかかわらず)入社させないようにしよう」が差別なら、「痴漢の多くは男性なのだから男性を(痴漢だろうがそうでなかろうが)特定の車両に乗せないようにしよう」も差別でしょ。
もちろん、これは「○○出身者はなんか汚らわしいから嫌い」「○○人は劣った民族だから排斥すべき」とは違った行為だ。そういった偏見のみを「差別」と呼ぶのなら、確かに女性専用車両は差別ではない。ただしその場合、「女性は中途退社する割合が有意に男性よりも高いので、女性を管理職候補にはしません」も差別ではない、ということになってしまうが、本当にそれでいいのか。私はそれは不当な差別だと思うし、それを差別ではないとする主張は詭弁だと判断するが。
ところで、私は「女性による男性差別」とは一言も言ってないような。当然この場合、差別の主体は鉄道会社であって、女性客ではないよね。
痴漢被害に遭遇したことのない女性あるいは傍観者だった女性(あくまで仮定上の存在ね)が入れて、痴漢被害者の男性が入れないのは、被害への措置として不適当だよね。上で書いたけど、被害に遭った/遭うことを恐れるひとなら性別を問わず誰でも乗れる、そのかわり女性でもそんな恐怖を感じていなければ乗れない、なら差別と言うつもりはない。
あと、救済措置であることと差別であることは矛盾しないよね。救済という大義のための必要悪として差別を許容するという趣旨の文にそんなブクマされても……
「犯罪率が高い集団の成員をまとめて排除するのは差別じゃない」という論理は、たとえば歴史的に差別されてきた結果として犯罪に手を染めることが他の地域の人よりも多くなってしまった地域の人を差別することにつながる。「私企業なんだから別に勝手に『女性専用』を設定していいだろ」という理屈は、私企業が「日本人専用」や「○○人お断り」をすることを許容してしまう。「これは差別ではない、区別だ!」という言い方は、女性が不利益を受けたときに「でもこれは区別だから」で済ませる余地を与えてしまう。
(※地下猫さんの指摘を受けて訂正。この部分は、あくまで「犯罪者の多くがその属性を持っていることを理由に、ある生得的な属性を持っている人の多くを公共の領域から締め出す行為」であることを前提に、それは私企業の行為だからとか区別だとかいう反論が来ることを想定して、その理屈はだめでしょ、と言ったつもりだった。言葉足らずで申し訳ない。ここは誤解されてもやむなし)
それらは不当な差別だ。でも、不当な差別と現今の環境下では許容せざるを得ない差別は、外形上区別できない。だったら、変な理屈をこねて後者を「差別じゃない!」と言い繕うべきじゃない。それは前者をも免罪してしまう。
加えて、差別が差別であると認識されていない状況はそれ自体が不正義であるから、というのもある。「○○は単なる区別だから、差別じゃないよね~」という言辞に、どれだけの被差別者が苦しめられてきたか。そんな言い分を許さないことは、正義への一里塚だよ。
元増田です。
うちは夫婦揃って共働きでどちらかというと高給取りですので、出産にあたりかかる費用は痛くありません。
夫が居ない平日は病院行くにも毎回タクシー移動してますし、通勤電車は混むと辛いので自腹でグリーン車で通勤してます。
いろんな病院や出産にまつわるシステム、運用周り見てて、非常に無駄が多いことに気がついたからコメントしました。
大学無償化は後回しでいいかもと思ったのは、このままいけばうちは無償でなくても払えると思ったのもありますが、
例えば今年子供を産んだ夫婦は今のシステムのままで例えば1年後に次の子供を産もうと思うだろうか、という疑問に当たりました。色々面倒で時間コストも金銭コストもかかるから、1人目だけでいいや、と思いませんか。
また、乳児や、1、2歳の子を連れて3時間待ちの妊婦健診いけますか?
18年後の不安より、今の面倒ごとや不安を解決に導いて行くことが出生率を上げる早道だと思います。あと、大学を無償にする恩恵より多くの夫婦が利益が得られるのが、出産に関わる費用の無償化だと思います。国のコスト負担も低くて済むでしょうし。
今、妊婦さんで今から18年経ってから、2人目産める人は何人いるでしょうか?だから将来子供が行きたがるかわからない大学を無償にするよりは
>>それも考えたけど、さすがに30代半ばの大人の職場のことに無関係な旦那が口出すのはどうかと思うし、彼女の立場とか社会性とか考えたら俺が出ていくのは今じゃない気もしてる<<
いい大人なのに会社に風邪で休ませますって母親から連絡が来る、みたいな感じだと思ってるんだよね。
気持ちはわかる。
ケガで入院しました、とかなら同居家族から連絡来てもおかしくないよね?
■女性専用車嫌い
身長がほぼみんな同じだから髪の毛やコートのふわふわ顔に当たるし
女は女に優しくないので
男性には迷惑がられてるのかもしれないけど、朝も女性専用車乗らないな
同性ばっかの車両ってきつくない?
この人が主体的にしている行動は、女性専用車両に乗らないだけじゃない?それが気に入らないって全く意味がわからない。「全ての女性は女性専用者に乗らないようにしましょう」って呼びかけは無いでしょ?
身長がほぼみんな同じだから髪の毛やコートのふわふわ顔に当たるし
女は女に優しくないので
男性には迷惑がられてるのかもしれないけど、朝も女性専用車乗らないな
同性ばっかの車両ってきつくない?
https://www.change.org/p/女性専用車両を導入している鉄道会社-男性専用車両の導入を求めます
「
題名の通り、女性専用車両を導入している鉄道会社(公営含む)に対して、男性専用車両の導入を求めます。 痴漢被害を少しでも軽減しようと、ある種の避難所として女性専用車両を導入したはずです。それにより女性に被害から逃れる場所はあります。しかし、男性には逃れる場所はありません。普通に通勤しているだけで一生を棒に振るかもしれない。痴漢冤罪と言う恐怖から… 心の中でなんで男性専用車両はないだろうと、思っている男性の方も多いと思います。 女性の方も、本当の意味での男女平等を目指すつもりであれば、ぜひ賛同していただきたく思います。これまで女性専用車両の導入を進めてきた人権団体の方もこれに反対する理由はないはずです。 日本において、最近は女性差別をなくす為に行き過ぎてしまって、今度は男性差別になっているような気がします。真の平等を求める第一歩を築きましょう! 声なき男性の声も拾っていきましょう!
女性専用車両を導入している鉄道会社一覧:札幌市交通局、東日本旅客鉄道株式会社、京王電鉄株式会社、東京都交通局、東京地下鉄株式会社、東葉高速鉄道株式会社、東武鉄道株式会社、西武鉄道株式会社、京成電鉄株式会社、芝山鉄道株式会社、小田急電鉄株式会社、東京急行電鉄株式会社、横浜高速鉄道株式会社、首都圏新都市鉄道株式会社、東京臨海高速鉄道株式会社、相模鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社、横浜市交通局、名古屋市交通局、西日本旅客鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、京阪電気鉄道株式会社、阪神電気鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、南海電気鉄道株式会社、泉北高速鉄道株式会社、大阪市交通局、北大阪急行電鉄株式会社、神戸市交通局、北神急行電鉄株式会社、神戸電鉄株式会社、西日本鉄道株式会社
」
うつ病で2回目の休職をしております。1回目の時にまあ復職可となったときにも思ったんです。
例えば「ツレうつ」とか「うつぬけ」とかで鬱が治ると空が明るく見えたとか、周りの霧が晴れたって言うじゃないですか。私はなかったんですよ。そのまんま。で、突如黒いものが近くにある感じになって…て治ってない。
で、今2回目。年がたつと会社の方針が変わってきて、一回リワークへ行ってちゃんと戻れるようだったら診断書書いてもらって無給で通勤練習して、そいで復職…という流れになったので(知らんかったのよ)リワークに通っています。
リワークのスタッフさん(精神科認定看護師さんとか、臨床心理士さんとか、後何やってるか不明なお姉さん)が「○○さん。双極性障害Ⅱ型じゃない?」って言われたんですよ。
昨日、診察だったので、医師にその旨伝えたら「うーん、前の先生(1月に変わった。4月にまた変わる(T_T))は気分障害って診断してるね」
早く言え。ずいぶん前に前の先生にかかってたぞ。
これは中学くらいからだな。悪くすると小学生からだ。(振り返りなどをやらされるんですよ、リワーク)道理で、寛解しても空が明るい!!とかならないわけだ。
女性専用車両に男性数人が乗り込みトラブル。通勤ラッシュ時の千代田線が12分遅れる http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/15/woc-chiyoda_a_23363098/
女性専用車に男性3人居座り メトロ千代田線遅れる:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL2J64NML2JUTIL073.html
通勤ラッシュ時に東京メトロ千代田線で女性専用車反対派の男性らが女性専用車両に乗り込みトラブルになり遅延 - Togetter https://togetter.com/li/1200067
差別意識やらと話を大きくしている人が多いけど、そんなたいそうな話ではない。
・遅延は誰の責任か
遅延こそが場に居合わせた(だけでなく同路線を利用している多数の利用者)多数にとって重大事。
事業者自称のなんとか専用車に、なんとか以外の人が乗ろうが乗るまいが、遅延していなければ何も問題にはならない。(当然報道もされない)
→行っていない。ただし場に居合わせた大衆にとって迷惑なカンジの行為を行ったとは言える。これを空気が読めないと見るか、謂われのない同調圧力に抗したと見るかはまた別。違法行為も当然行っていない。
→行っていない。ただし一面で無知な通報行為ではある。なぜなら男性が乗っても違法行為でも迷惑行為でもない。(が、それを理解していないからこそ通報したのだろうと推測される)
一方でなんであろうと駅員に通報するのも迷惑行為ではない。ただししつこく駅員に男性の降車を要求していたならば女性が迷惑行為を行ったとも見なせる。
→表面的には適切、よくよく読めば不適切。駅員が降車をお願いするのは構わない。しかし男性が降車を拒否したらそれまで。駅員に男性を強制降車させる権限はない。15分も遅延させた責任は駅員及び鉄道事業者。
また、なんとか専用車とはどんな制約の元、どんな理由で、どうしてこのような手段で実施しているかの案内・啓蒙・告知がないという別問題もある。痴漢がある、男性加害者女性被害者が多い、鉄道事業者としての制約、コスト、乗り分け強制すれば差別、これらを丁寧に説明した上でお願いしていれば、一部に見られる反発も抑制できたのに有耶無耶にしてきた。(そもそも痴漢被害が女性専用車導入で減った客観的エビデンスもない)
とどのつまりこの事態を招いたのは過去の施策を含めた鉄道事業者の自業自得でもある。なお、報道するならばここが主眼にならなければ報道する意味がない。(そもそも今回案件はたかが15分遅延でそれそのものは報道価値がない)
・報道は適切か?
→不適切。これが今回の最大の問題点。たかが15分の遅延は報道に値しない。ましてや速報性も要求されない。それなのに敢えて報道している。報道するならばきちんと背景含めて報道しなければ断絶しか生まない。個人的にこの手の報道紛いを「見た目奇麗な炎上記事」としか感じない。
・ハフポ
メトロ大本営発表以上の内容がない。男性側、もしくは男性側と同じ立ち位置の側の意見がない。第三者(法曹、公共交通、差別など専門家)の意見もない。タイトルや本文含めて、男性側に非があるような印象にまみれている。男性側行為に違法性がないことの明記が評価できるが、これとてメトロの言。(渡辺一樹)
・朝日
居座る、という表現が端的。男性の行為が違法ではないことに触れてもいない点でハフポよりも酷い。これは報道ではない。朝日新聞社と千葉雄高のtweetでしかない。(千葉雄高)
報道がまず非難されるべき事柄を、話を大きくして主張し合う人が多い。
たかが15分遅延の報道に疑問を感じていない人が多数、また多くの追従者を得ているのがとても残念でまた驚く。
これを機になんとか専用車などに関心を持つのはとてもよいことだけど、このたかが15分の遅延を題として語るのは悪手。関心を持ったなら図書館か、報道で汚れる以前までの範囲で再検索して出直してもらいたい。
どうしても「痴漢は満員電車を解消しない鉄道会社のせい」ということにしたい人たちがはてなムラには溢れている。
ならば、乗車率を100%以下に低下させるために具体的にどうすればいいか考えてみよう。簡単だ。線路を増やすしかない。総武線が緩行線と快速線にわかれたように、とにかく線路を増やして線路容量を増加させ、列車の本数を多くする。痴漢は犯罪なので、これの対策であるから税金を注ぎ込んで土地を収容し、とにかく線路を増やす。
http://nyaaat.hatenablog.com/entry/2018/02/18
>>「落ち度」「不公平」というのは、叩く側がそう感じた、極めて主観的なものです。
不公平が主観とはどういうことか、最近考えていたことをつらつらと書く。
普通の成人男性が全く気を使わずに座ると必ず肩が触れ合い押し合うことになるサイズである。
私は体が小さく、だいたい少しだけスペースを奪われることになる。
そして私は毎回「平等とは何か」を考えることになる。
私にしてみてみれば、「一人に与えられたスペースで一人で収まるべき」である。
私の隣に座る体が大きい彼、彼女にしてみれば「同じ程度の窮屈さを感じるべき」である。
どちらが正しいのかは分からない。
私の定年までに答えが出る気はしないが悩み続けることもやめられないと思う。
平等とはなんだろうね。
そうなんですね。通勤ラッシュの時間帯に乗車することもよくあるのですか?
通勤時間帯の乗車は健康な人にとっても大変ストレスを感じる状況下だと思うのですが、
それはどうでしょうか。鉄道会社によるところもあると思います。
たとえば都営新宿線の女性専用車では「お身体の不自由な方とその介護者」とあるので精神障害者は想定していないと思います。https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/women.html
一方で、都営交通が配布しているヘルプマークは精神障害者の方も対象となっています(私は一度、都に直接問い合わせて確認したことがあるので確かです。正確にいうと、障害があってもなくても、手助けが必要な人は誰でもヘルプマークを利用できます)。
もっとも、ヘルプマークは外見からは分かりにくい障害を持つ方が優先席に座りやすいよう作られたものであり、痴漢対策として作られた女性専用車とは根本的に異なるものです。
それとこれは個人的に聞きたいのですが、外出時に常時介助の必要なレベルの精神障害者が、通勤ラッシュの時間帯に介助者同行で電車を利用するというのはどういうケースが考えられますか? 純粋に知りたいので教えてください。
ともあれ話をはじめに戻すと、精神障害者が女性専用車を利用可能かどうかは各鉄道会社に問い合わせて調べてみるのが確実だと思いますが、いかがでしょうか。