「転勤族」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 転勤族とは

2017-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20170301150554

妥当理由(出来婚とか、転勤族で専業でないと同居無理とか)がないのに

専業主婦を望む男は地雷率高いから気を付けろ

2017-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20170206170207

転勤族の妻が「子供産んでそこそこ働きながら主婦をしたい!」なんて無理に決まってんじゃん

子供産んだら預け先がない(保育園が空いてるような田舎なら職がない)から働けないのが普通

彼氏が相当高収入だってならいいけどそうでないのなら金もいから遊べないし

知らない土地で知り合いもろくにいない中で孤立育児確定だよ

ママ友作ったって転勤になればまた一からやり直しだし

それを覚悟でそれでもいいってならいいけど

のんびりパートしながら子供保育園入れて仕事がない時間ママ友ランチ♪なんて

考えてるんだとしたら甘すぎるよ

2017-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20170203153537

元々若い子なし専業って新たに友達作りにくいものだし

独身者には避けられ、子持ちとも話が合わず子供が手を離れたおばさま方とは年齢が合わない)

仕事がないのも単に子なし転勤族妻なんてすぐ妊娠するか転勤で辞めていくだろうと思われて敬遠されているだけでは

転勤族なめてた、地方なめてた

知り合いに毎度愚痴るのも申し訳ないので、ここで。

転勤に帯同、某地方都市に住まって5年程。

未だにこの土地に全く溶け込めない。

自分関東出身なのだが、仕事見つけてこっちで知り合い作ろうにも、

ここの人たちは都会アレルギーでもあるのかってぐらい壁作る。

(あと都会に対する勝手な劣等意識

勝手に敵視されるので、いちいち気分が悪い。

観光客の振りしてるほうがラクだと最近気づきました。

いわゆる妊活してるけど、子ども絶対この土地で育てたくない、とすら思ってしまう。

から全然からないのか。はは。

まり思わないようにしてるんだけど、年に2、3回

自分は何のために生きてるんだろう」とどうしても思ってしまう。

そして自分のことを「我慢が足りない」と責め立ててしまって、毎度つらい。

転勤族の妻やってて楽しそうにしてる人もいるらしいけど、

どうやって気持ち保ってるんだろうと心底不思議になる。

ここにいらっしゃる先輩方、ご教授願えませんでしょうか。。。

2017-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20170123170755

今まで人のフォローして来た見返りが欲しいなら辞めてはいけない

まり辞めなければならないような相手結婚してはいけない

同じ職場で働き続けるからこそ、自分妊娠しても今まで人のフォローをしてきたからという実績が認められるわけで

転職したらゼロからやり直し

転職してすぐ妊娠したらその職場では「ろくに働いてもいない癖に妊娠しやがった迷惑糞女」扱い

でも30過ぎて今更結婚延期とか妊娠延期もやりにくいよねえ

結婚相手遠距離だか転勤族だか知らないけど、そういう相手結婚する時点で

仕事を続けながら出産するのは一気に難易度高まる

それが嫌ならもっと若いうちからそういう恐れがない男を捕まえておくべきだった、って話になる

女の人生は一度ルートを誤ったらハードモードなんだよ

2016-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20161010203218

Amazon万歳はどうかと思うが、ほしいものが店に無い現象はどんどんひどくなっている。

私のような転勤族は、転勤先でとりあえず家をあてがわれ、平日は会社と家の往復をする毎日

それなりのスーパーモールはあるが、ほしいものがあるようで結局無い。

かといって探し回るような土地勘も無い。

  

ひどいのは、詰め替え用はあるのに元のボトルが無いとか。

元増田ピンポイント指名買いなら無くてもそんなものかなと思ってしまうが、

欠品じゃなく棚割自体が無い。

男性用のリンスインシャンプーは季節性ある?から秋以降は詰め替えのみということがあるかもしれない。

でもケース入りウェットティッシュのケースだぜ?そこまで季節性ないだろ?しかノンアルコール用の

ケースはたくさんあって、アルコールタイプが無いんだぜ?詰め替え用だけ買っていってもダメなやつ。

ノンアルコール用のケースに入れると揮発しちゃうやつ。

日用品で手に入らないなんてことがまさかあるとは……。

セブンプレミアムトップバリュの棚を確保するためとはいえ、そこを削るかねという品揃え。

  

安売りで衝動買いを促すのもいいけど、それがなければ意味が無いという商品を置かないのは

存在価値放棄しているようなものだ。

Amazonに儲けさせていていいのか?

2016-04-12

幸せだと胸張って言えるけど、自分人生を生きている気がしない。

これ感じるようになったのは結婚が機なのだろうか。

転勤族の妻は住む土地も選べない。

今は家で育児家事をしてるけど、仕事しようと思ったってほとんど選べないだろう。

子供の好きそうな場所しか出掛けられないから休日だって自分が楽しめる場所は選べない。

好きだったこと、興味があったこと、行ってみたかった場所、もう全部忘れてしまいそう。

みんなちゃんと自分人生生きてる?

2016-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20160404152411

社宅も別に純粋福祉としてやってたんじゃなくて

新卒で入った会社に定年まで社畜もとい企業戦士として絶対服従で仕える見返りだったわけで

いつ転職するか分からない時代にはそぐわないよねえ

今でも転勤族なら社宅用意される所も多いけど、それも会社命令で転勤させられる事への見返りなわけで

企業託児所を用意することの見返りが何かあるってならいいけど

精々「女性活躍している企業です」の看板が得られる、って程度じゃ理由として薄いわな

病院看護師のように女性ばかりかつ人手不足職種なら昔から人材確保する為に託児所あるけどね

2016-03-11

転勤族彼氏との結婚

転勤のある相手と付き合った自分が悪いんだけど。

いざ結婚が視界に入ってくると、

やっぱり自分仕事辞めるって話の流れになるわけで。

看護師とか手に職持ってればよかったんだけど。

今の仕事辞めたら同条件で再就職できる気がしないし、

しろ相手がまた転勤したらまた辞めなきゃいけないわけで。

自分収入はやっぱり欲しい。

稼ぎ=家庭内での発言権だと思う。

相手には「もっと信用してくれていいのに」と言われれるが、

結局お金稼いでる方が地位高いじゃん。

それに人生何があるかわからないじゃん。

病気になるかもしれないし、浮気されるかもしれないし。

相手のことは好きだけど、仕事辞めたくないし、

かといってここで別れたら他に結婚できる相手出会える気もしない

家族は持ちたいよやっぱり。

でも仕事も続けたいよ。

医療系に行くか、フリーランスで稼げる能力身に付けときゃよかった。

2016-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20160222174858

専業主婦にさせられる女側の立場は考えないのか

今後は転勤族ってのが農家長男並みの避けられる要素になっていくんだろうなあ

http://anond.hatelabo.jp/20160222172828

転勤族は金持ってるんだから専業主婦抱えてもよくね?俺の親もそうだった

http://anond.hatelabo.jp/20160222172828

そりゃ転勤族なら女は働けんだろ

正社員共働き障害旦那側の拘束」ってその通りだろ

企業側が既婚男を転勤させるのは、妻の仕事を辞めさせて専業主婦に追いやる戦略でもあるから

2015-12-03

http://mephistopheles.hatenablog.com/entry/2015/12/02/000000

5.言わずもがなだけど,女性が働くことを当たり前と考えているかしかし,建前と本音が違うこともあるし,いきなりこの話題されても困るだろうからじわじわ探る)

を見てちょうどさっき見たまとめサイト記事を思い出した。

http://blog.livedoor.jp/kidandan/archives/47082091.html

嫁が「別居婚が嫌だ、将来が見えない、離婚してほしい」と言い出した

要約すると結婚してすぐ夫が転勤で別居婚、その後も転勤続きで同居出来ず今後同居出来る見込みもない、

奥さんは仕事辞めて転勤について行きたがっているが夫がそれを許さないと言ったら

奥さんが離婚したいと言い出した、って話。

女性が働くことを当たり前と考えている」男だと、最終的にこうなる事もあるわけで。

なんかそれぞれだよなと思った。

このまとめの夫は上のブログの人みたいな女と結婚すりゃ良かったんだろうな。

まあ上のブログの人からしたら転勤族なんて問題外、かもしれないけど。

2015-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20151005180500

ここさけとやらを全然知らないんだが

いわゆるリア充スポーツマン、根っからオタクなどその中でもカテゴリ存在していたものの、それぞれに学園ヒエラルキー適用されるのではなく、お互いに棲み分けを行うような形で折り合いをつける。結果、異分子的な存在に対しても特に働きかけることもない一方でいじめのような状況は発生しない(しなかったと思っていると付け加える)。

おそらく「ここさけ」の舞台学校も、近いような環境学力的にステロタイプに表すなら、偏差値が高いほうではある一方で、エリート校と言うほどではない奇跡的な案配といったところなのだろうと想像した。

いや、これごく普通高校風景じゃないの?

これが「奇跡的」なの?

車の音やインターホン他人や親の気配を感じてびくりと身構えるあの感じも、そのものを写し取ったかのような正確さだと思う。

片親の親、あるいは子。共働きの親なら胸が張り裂けるような描写であっただろう。

と言うから小学生くらいなのか?と思ったけど、調べたら高校生だよね?

高校生にもなりゃ共働きで当たり前じゃね?例え母親専業主婦だったとしても、子供を置いて出掛けたりする事もあるよね?

それでいちいち「びくりと身構える」とか「胸が張り裂ける」とか大げさすぎでは?

増田んちの母親はずーっと専業主婦で、高校生の子供を一人で留守番なんて絶対にさせないザマス!とかいう人だったの?そっちの方が異常では?つーかマザコン??

彼女の家はいわゆる分譲住宅だ。幼少期の描写ではぽつんと一軒成瀬の家だけが建っていたところから現在では周囲に家が立ち並んでいるところをみると、成瀬の父親は転勤族であり、新しくできた分譲住宅に飛びつくような形でやってきた新参者だったのだと想像できる。

転勤族子供幼いうちから一軒家なんて買うかよ。いつ転勤になる=引っ越すか分からんのに。

出身がどこかは知らんが、普通に定住者だろ。

新興住宅地に住む=転勤族新参者、という発想って事は、そうでなければ親の家に同居するはずとか思ってんの?どんだけ田舎

母親子供を養うために働きに出るしかなく、自動的にご近所づきあい破滅的に。地域性というバックボーンがない新参者のために、塞ぎがちになった成瀬に対しても「近所のガチンチョ」だとか、「面倒見の良いおばちゃん」のようなケア存在しなかった。

いやだから高校生にもなりゃ母親働いてて当然だっつーの。金持ちばかりの高級住宅地ってならともかく普通住宅地だろ?

そもそもそんな濃い近所づきあいなんてのも新興住宅地では存在しねえっつの。どんだけ田舎

本音を言わないエアー少年

まるで平凡で人畜無害子供のような説明になっているが

えっいかにも「心に一物抱えてる子供です」的説明に見えるけど?

そんな子供は中二入ってる思春期ならごくありがちだから何だかんだで平凡だ、ってなら分かるけど、そういう意味で平凡つってる訳じゃなさそうだし。

彼の影響下の元、彼と同じ家庭環境に育まれ、坂上は父親の人格をしっかりと継承しているのであるいくら自覚がなくても、子供は親の影響を受けて育ち、それらを継承してしまう。

父親の業からは逃れられない。これが一つ目の「ホラー」。

しろ(「父親」側である製作者&視聴者の「普段子供にあまり関われてないけど子供自分の影響受けていて欲しいなあ」と言うドリームを反映した、

家族モノとしてはごくごくありがちで手垢の付いた設定だと思うけど。

どこが「ホラー」なのか全く分からん

それは成瀬母親だ。彼女は頼れる両親がいなかったのかもしれないが、どちらにしろよそに頼ることなく、女手一つで子供を育てる選択をした。再婚もせず、もちろん育児放棄することもなかった。

彼女もまた、責任感が強く、背負い込み、気負いすぎる性質を持っているといえるだろう。

いやそれ、ごく普通の人でんがな

離婚した女は再婚して男に頼ったり育児放棄するのが当たり前でそうしないのが特別だと思ってるの?どんだけDQN

全体的に、ホラーでもないしありがちにしか見えないなあ、と思ったんだが

私はこの映画を、友人たちと連れだって見に行ったのだけれど、そのうちの一人の境遇がまさに、「片親という家庭環境で育ち」「現在父親」というものだった。

彼はその境遇故に、この映画行間に仕込まれ凶器すべての気配を感じ取り、とても傷ついていた。

感受性高い高校生とかならともかく、父親になるような年齢でその精神力って幼稚過ぎるんじゃない?

と思ったが父親なのに友人と連れだって映画行くって辺り、若くて父親の自覚なくて奥さんと子供放置独身時代と同じように友人と遊んでるみたいな父親か?

やっぱり、どんだけDQN

本当は恐い「ここさけ」 つづき

http://anond.hatelabo.jp/20151005175917

の続き

核家族ホラー」としての「ここさけ」

「心が叫びたがっているんだ」を語るにあたって、最も欠かせない部分。それは学園パートではなく、家庭でのシーンにあると思う。

意外に思ったはずだ。学級会議で突然歌い出した成瀬に対するクラスメイト人間的にまっとうすぎるリアクション。そしてそもそも成瀬のような生徒がいじめられていないクラスという環境最初の印象は「やさしい世界」そのものだった。

しかし一方で、私はこのクラス環境について、全くのファンタジーだとも思わない。私自身、近い環境経験したことがあるからだ。私は高専という5年間同じクラス学生生活をし、工業系ということでオタクばかりが集まった中で学生生活を送ったことがある。それがちょうどあのクラス環境に似ていた。いわゆるリア充スポーツマン、根っからオタクなどその中でもカテゴリ存在していたものの、それぞれに学園ヒエラルキー適用されるのではなく、お互いに棲み分けを行うような形で折り合いをつける。結果、異分子的な存在に対しても特に働きかけることもない一方でいじめのような状況は発生しない(しなかったと思っていると付け加える)。

おそらく「ここさけ」の舞台学校も、近いような環境学力的にステロタイプに表すなら、偏差値が高いほうではある一方で、エリート校と言うほどではない奇跡的な案配といったところなのだろうと想像した。

ともかく、「やさしい世界」的に描かれた学校のシーンは、とても淡泊なものとなった。これはいじめ描写を除外することでその他のドラマ描写を注ぐためだったのだろうと思う。(本当は少し違うと思うのだが、後述する)

そのドラマとは当然青春ラブストーリーもあるが、それよりも重要なのは家庭のシーンだったと考えている。

女の片親モデル成瀬

まずは描写も直接的でわかりやす成瀬の家庭について説明する。

彼女の家庭環境描写は直接的かつリアルだ。

まず、女手ひとつ子供を養うために母親が就いた仕事が「保険勧誘員」というところ。ある程度年齢がいった女性が中途で採用される職業で、比較的安定しており生活が成立する収入を得られるものとして、典型的ものだ。彼女らの仕事は半歩合制であることが多く、望む収入によって仕事の量が変わってくる。夫婦共働きなら昼間だけつとめれば良いが、一般的サラリーマン並みを一人で稼ぐとなると残業は当たり前で、劇中のように帰りが遅くなることが多いだろう。

そして、母が在宅していない時、成瀬一人で自宅にいるときの「明かり」の付け方。あれもものすごく写実的だ。リビングのうちシステムキッチンの明かりだけつけて最低限の明かりを確保するだけ。ひどくリアルだと感じた。これは単に成瀬の暗い性格を表す演出というだけではなく、親が出かけており子供一人で留守番をしている光景として、典型的ものだと思う。電気代を節約して家計に貢献だとか、そういうことでは恐らくない。単に子供一人にとって、一軒家が広すぎるからだ。どうしても明かりは最低限となり、家全体で見たとき、点々と明かりがぼんやりとついているような状態になるのだ。何も片親だった人だけでなく、夫婦共働きの子供だった人なら思い当たるところがあるだろう。

車の音やインターホン他人や親の気配を感じてびくりと身構えるあの感じも、そのものを写し取ったかのような正確さだと思う。

片親の親、あるいは子。共働きの親なら胸が張り裂けるような描写であっただろう。

登場人物のうち、自宅の描写があるのは成瀬と坂上だけだが、坂上が昔ながらの一軒家の形式に対して、成瀬の家が異なっていることはすぐ気づくところだと思う。

彼女の家はいわゆる分譲住宅だ。幼少期の描写ではぽつんと一軒成瀬の家だけが建っていたところから現在では周囲に家が立ち並んでいるところをみると、成瀬の父親は転勤族であり、新しくできた分譲住宅に飛びつくような形でやってきた新参者だったのだと想像できる。

そこでまもなく彼女意図しない密告により、両親の関係は決裂してしまうことになる。母親子供を養うために働きに出るしかなく、自動的にご近所づきあい破滅的に。地域性というバックボーンがない新参者のために、塞ぎがちになった成瀬に対しても「近所のガチンチョ」だとか、「面倒見の良いおばちゃん」のようなケア存在しなかった。

建物つの描写をとっても、このように彼女が今に至るまでで、そうなってしかるべきであったという状況が、写実的に示されているのだ。

この状況は、成瀬本人にとってはもちろん、母親にとっても過酷だ。母は成瀬に対して辛く当たるひどい親として描写されてはいたが、彼女立場に立ってみれば、同情を禁じえない境遇といえるだろう。

上家成瀬の母が「娘がおしゃべりで電話代がたいへん」なんて見栄を張っている描写もあったが、恐らく彼女仕事場でも同じ嘘をついている。

典型的母親のつく仕事である保険勧誘員」という職場において、子供話題というのは避けて通れないものだろうから

「心が叫びたがっているんだ」という映画。うわっつらはありきたりで平和青春ラブストーリーであるが、このように少し掘り下げるだけで緻密で残酷描写がちりばめられている。

しかしこれだけではない。行間に隠されてはいるが、物語の読解に重要なもう一方。勝るとも劣らない残酷描写がある。

それはもちろん坂上の家庭環境だ。

男の片親モデルの坂上

坂上は父方の祖父母の元で生活している。そこは父親の実家であり、本宅でもある。しかし父親は家には寄りつかず、事実上は別宅みたいな扱いになっている。坂上の両親も成瀬の家庭と同じく離婚しており、母親が居ない片親の環境子供の世話は父の両親、坂上からすれば祖父母に任せっきりだ。

以上が物語上で語られ、描写された内容ほぼすべて。祖父母が居ると言うことで、成瀬の家とは異なり暖かい明かりに包まれており、表面上とても平和描写されているし、事実平和なのだろうと思う。

しかしこれらの「行間」には、特に現役の父親にとって、致死量のカミソリが仕込まれているのだ。

それは、直接的には描写されない坂上の父親の影を追っていくことで明らかになっていく。

まず、成瀬が初めて坂上の家を訪れたとき通された父親の部屋。あれで一気に、坂上の父親の像がはっきりする。

普通の一軒家に見える家屋の二階に突如出現する、完全防音の音楽室。典型的趣味人の部屋だ。防音設備など普通サラリーマンでは考えられないような出費を伴うものだ。そもそもがあの家自体、広大な土地がある北海道において「坪庭」など、まさに道楽者そのものだと言える。※坪庭というのは家屋の中に四角く切り取った庭をこしらえたもの本来土地の限られた京都などのような所でふさわしいものだ。

そこから推測できる父親像はつまり、かなりの収入を得ている人物。さらに推し量ると恐らく音楽関係業界人。それも相当名の高い人物と考えられる。

坂上は幼少期いやいやピアノを習わされた。しかし次第に夢中になり、ピアノに専念したいから私立校に進学するのはいやだと母親の勧めを突っぱねることになる。彼を擁護する父親、反対する母親。それが坂上の両親の離婚の原因になったという。しか言葉の上では確かにそうかも知れないが、少なくとも現代日本において離婚はまだそこまで軽々しいことではない。子供の進路についてもめることはどこの家庭でもあることだし、私はそこまで致命的な問題ではないと思う。

恐らく坂上の母親は、その件がきっかけで堪忍袋の緒が切れたのだ。家庭を顧みず、父親ではなく趣味人としてしか生きない男に。

男の片親。子育てを彼の両親に一任して自分仕事に専念する。頼れる両親の健在な父親にとって、至極妥当な選択かつ、リアルものに感じる。恐らく音楽業界人ならば、仕事都心のことが多いだろうし、それは当然家庭にほとんど寄りつかなくなるだろう。それに、当人にしてみれば、苦言を言う妻という存在がなくなり、以前よりよりいっそう父親の任を感じることな趣味の延長のような仕事に没頭できるようになったのだ。坂上の祖父母はとても温厚だ。孫相手だというのもあるだろうが、坂上父のこれまで推察した人物像から考えれば、彼もまたこの二人に甘やかされて育ったのだろう。

今の彼は、もう一度独身貴族を楽しんでいるような感覚いるかも知れない。「お子さんいるんですかぁ?信じられなぁい」なんて言われたりして。

父親が習わせたピアノで、坂上は母親を失うことになった。少なくとも表面上の因果的には。

しかし恐らく、父はそれについて罪の意識は抱いていない。そもそも、ピアノを教えたことが正しかった、間違っていたの葛藤すら抱いていないと思う。

ピアノを習うことは彼にとって当然だからそうしただけのこと。彼は自分が息子に与えた影響というものを全く意識していないのだろう。そもそも、父親としての自覚希薄から

息子の坂上自身について考えてみよう。公式サイトにおいての彼のキャラクター紹介はこうだ

本音を言わないエアー少年

まるで平凡で人畜無害子供のような説明になっているが、本編を見れば明白なとおり、事実とは真逆だ。

まずクラスでの立ち位置。無口でエアー的に振る舞う様は説明の通りではあるが、実行委員選抜されたあと、坂上は学級会議の司会を堂々とつとめている。それを受けてのクラスメイトの態度、そして平時からDTM研での扱い。これはいわゆる「表立って目立つタイプではないが一目置かれてるタイプ」の生徒のそれだ。成瀬や仁藤を除いても、もう一人や二人くらい、彼を思っている女子がいてしかるべき立ち位置に彼は居る。これは上で説明した彼の家柄によるものと考えることもできるが、彼の振る舞いを観察すれば、なんとなく推測できるところがある。

まず、その人格常軌を逸している。言うなれば英雄的なところ。

完全に異常者である成瀬に対して、彼は最初から一切、一ミリも物怖じすることなく接した。普通にできることではない。彼の異常性というか、異端、あるいは抜きんでた人格を表していると思う。

「やさしい世界」のクラスメイト成瀬に対して差別的な態度はとっていなかったものの、進んで接触するようなことはそれまでしなかった。

そのハードルを素知らぬ顔で乗り越える。というより、彼自身の異常性のためその特別さに気づいていないだろうところ。彼が一般人とはかけ離れている描写だと思った。

そして音楽の才能。

彼は「作曲はできない」と謙遜してはいものの、ミュージカルの曲目において、それぞれのシーンを象徴する完璧と言える選曲を行った。そして即興クラシックマッシュアップさえしてみせたのである。それも、もう一つの結末の案を成瀬から聞いてたった数秒の逡巡の後にだ。才能があると言うほか無い。

まりそこに集約される。クラスから一目おかれ、常人離れした振る舞いをし、音楽の才能がある、彼はいわゆる「天才である

ここで先ほど挙げたシーンに立ち戻ることができる。

「あこがれのお城」での彼の涙の理由について。

彼はもちろん、彼が説明するとおりの理由で涙した。「坂上拓実」と連呼する彼女言葉に聞き入りながら。

奇しくもミュージカルの最終幕の歌詞をなぞらえるように、音の上では名前を呼んでいるだけのそれが、「愛しています」と聞こえてくるその芸術性に感じ入って涙したのだ。

言葉はその意味を越えて話し手気持ち投影するものなのだと。

あの切迫した状況においてである天才感受性と言うにふさわしい。

さて、彼の父親は誰だったか

音楽業界において有力な人物である。彼もまた、音楽天才と言えるのだろう。こんな自覚希薄な男でも、坂上にとって彼は間違いなく「父親」であった。

彼の影響下の元、彼と同じ家庭環境に育まれ、坂上は父親の人格をしっかりと継承しているのであるいくら自覚がなくても、子供は親の影響を受けて育ち、それらを継承してしまう。

父親の業からは逃れられない。これが一つ目の「ホラー」。

割れていてほしい最後の卵

ところで、ここまで一切触れることはなかったが、仁藤の人格についても考えよう。

チア部のリーダー責任感が強い。ラストミュージカルで急遽代役を務める事になったときの態度からも読み取れるように、背負い込み、気負いすぎる性質を持っている。

私には彼女がある人物に重なって見える。

それは成瀬母親だ。彼女は頼れる両親がいなかったのかもしれないが、どちらにしろよそに頼ることなく、女手一つで子供を育てる選択をした。再婚もせず、もちろん育児放棄することもなかった。

彼女もまた、責任感が強く、背負い込み、気負いすぎる性質を持っているといえるだろう。

一方坂上はといえば、父親としての役目を全うできない道楽者の生き写しである

ここまで考えると想像せずには居られなくなる。

彼らが結ばれ、子供をもうけるようなことになったとき、待ち受けている結末について。

これがもう一つのホラー

そうならないと信じたい。

交流会を通しての経験から何かを得、成瀬や田崎のように坂上もまたその業からぬけだすことができるのだと。

下衆の勘ぐり

以下は蛇足になる。

ここまで残酷で緻密な描写ができる監督脚本家というのは何者なのだろう?と考える。もしかしたら、彼、あるいは彼らもまた、過酷な家庭環境で育ったのではないだろうか。そうでもなければ、ここまで緻密な描写など不可能なのではと思えてならない。

そして劇中の「やさしい世界」としてのクラス部活でもクラスでも一目置かれる坂上の立場

彼は過酷な家庭環境もつ一方で、その救いを学校生活に見いだしていたのではないだろうか。

さらに推し量るなら、彼の担任教師高校教師しからぬ立ち振る舞い。そして文化祭の主役という立場を、スケープゴートとしてしか捉えない大人びた生徒達。彼の原体験は、大学生活にあったのではないか(あるいは高専?)と想像してしまった。

そして家庭シーンの原体験成瀬と坂上の家庭の合いの子。きっと彼は「坂上と仁藤」の間に生まれたのではないだろうか。

そして彼は「父」になることを恐れているのだ。

さいごに

ここまで書いたが、実は以上の内容、ほとんど筆者である私が気づいたことではない。

私はこの映画を、友人たちと連れだって見に行ったのだけれど、そのうちの一人の境遇がまさに、「片親という家庭環境で育ち」「現在父親」というものだった。

彼はその境遇故に、この映画行間に仕込まれ凶器すべての気配を感じ取り、とても傷ついていた。一方で私ともう一人の友人といえば青春ラブストーリーとしてみていたので平和ものだったが。

彼は「もう二度と見たくない」とは言っていたが、その理由を聞いていくうちに、「心が叫びたがっているんだ」という映画全体像を捉えることができた。私はこのことにとても感動したので、彼にぜひブログポストするように勧めたが、とてもできないということだったので、許可を得てこの文章を書いている。彼の現在の家庭は幸いにして、父親である彼と母親、両方かけることない家庭を築けている。(今のところ)

しかし彼の反応を観察するに、とても子を持つ親に勧められる作品とは言いがたいのかも知れない。

下衆の勘ぐりが正しいとすれば、この作品はつまりサマーウォーズ対抗軸、家庭という環境、父、母という存在否定し、子供学校などの社会でその人間性を開花させていくものだと説いたものなのだから

事実子供である成瀬に対して救済はあったが、彼女の母にそれはなかった。ミュージカルのシーンは母への救済と取ることもできなくはないが、今の私には罪と向き合い自分の無力さに泣き崩れる母親に見える。

ともあれ、ここまで読み解いてみてつくづくこの映画凄さ、恐ろしさを感じる。

青春ラブストーリー」としても、「核家族ホラー」としても、核心の部分をすべて行間に潜め、合致する感性を持つ人、あるいは何度も繰り返し視聴した人が、ここまで深く読み解くことができる作りになっていることがだ。

「心が叫びたがっているんだ」は傑作というほかない。

西日本の人は環境破壊自覚がない

今は某地方に住んでいるんだが。

常識の壁を乗り越える事案が多数発生しているというか、壁などあったのか、なかったのか、すでに粉々である

 case1.夏に買ったカブトムシを野に放つ。

 case2.もらった植物の種を無断で近所の河原で育てる。

 case3.金魚すくい金魚病気になってかわいそうだから(?)と川に放つ。

 case4.プランターの土を公園に捨ててくる。

 case5.生肉を切ったまな板で千切りキャベツを切る。

 (放ったのはそれぞれ地域で自生していな種類)

外来種危険性とか。生肉危険性とか。

当たり前に身に着ける知識じゃないのか?

それぞれ全く悪びれておらず、注意することすら出来ませんでした。

西日本で区切ったら主語が大きいとは思うんだけど、東日本転勤族だった私の身の回りでは常識だったので。

都会育ちが田舎に住んだからなのかもしれない。主語は「田舎の人は」の方がよかったかな。

学歴問題なのか?

日本で新種の害虫病気西日本で頻繁に発見されるのは、港が多いから加えて気温が高いから、だと思っていたが、リテラシー問題も噛んでいると思いました。まる。

2015-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20150920181359

でも、同棲もしてないお互い実家住まいからの同居期間0日で単身赴任はどうかと思う。

でも、ついて行ったらついて行ったで子なし専業主婦なんて舐めてるって言うんでしょ?

地銀って事は転勤先も大体県内だろうし、って事は単身赴任でも週末に帰るのは容易だろうし、メガバンと違ってそう給料も高くないんだろうし、

実家近くに新居構えて共働き続けて遠距離転勤なら単身赴任ってのは賢い選択だと思うけどね。

専業主婦になってついて行って経済的に困窮しながら知り合い居ない土地孤独育児で苦労しても、結局子が大きくなったら単身赴任になるんだろうし。

男の方だって今時は相当の自信と覚悟収入がないと「仕事辞めて俺についてこい」なんて言えないだろうし

その自信や覚悟収入はないが転勤族だってなら単身赴任でも止む無しと思わないと結婚なんて出来ないんじゃないかなあ。

2015-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20150823061714

普通転勤族って同じく転勤族が集まるエリアに住むもんだろうし

大抵マンションなんかで近所付き合いなんてなさそうだし、職場の話では?

んで元増田レベル低い人が集まる職場に配属された、つまり左遷されただけなのでは……

2015-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20150820085328

別に地元企業勤務とかでもいいだろ。

地方と言っても大都市だったら零細しかないわけないし。

女にとって「実家傍」はとてつもなく大きなアドバンテージからなあ。

旦那収入が多少低かろうが、「実家傍にいられる」ってだけでQOL全然違う。

もっと地方大都市だともっと田舎から出て来た人ってのも多くて、そういう女だとどうせ実家傍に帰れる見込みなど無いから

転勤族男だろうとOK、今更日本全国どこに行こうが同じだ、と腹くくってるのもいるだろうけど。

実家が嫌で出て来たってのもいるだろうし。

http://anond.hatelabo.jp/20150820081540

それで転勤族妻として根なし草&孤立無援育児生活より

実家傍に住みながら地元公務員の男辺りと結婚して共働きの方がよっぽど余裕ある生活送れる気がするが

後者の方が世帯収入多くて親の助けも借りられるしさ

そもそも地方支店ったって大企業支店あるような所は大抵大都市から

「良くて駅弁大学出てしょぼい地元零細企業に勤めてるようなやつ」なわけないだろうに

逆にそんな男しかいない田舎に赴任するならそいつは大して将来性ないわけで

地方も女も両方馬鹿にしてるんだろうなあ

そりゃそういうの相手にしたら「捕まっちゃった」とか言うだろうね、自分が好きで結婚したなんて言ったら馬鹿にされるから

2015-06-15

15年前の元カノとご飯を食べることになった。

日曜の夜、元カノから電話が鳴った。

 

付き合いだしたのも別れたのも中学生の頃だった。

転勤族であった僕にとって彼女は最も古い友人であり、中学卒業して別々の高校に進んでからも数年に1度食事をしたりたまに電話をしたりの仲なので、電話がかかってくること自体は珍しいことではない。

しかし、その夜の彼女は様子がいつもと少し違った。

今までの電話でも彼女仕事多忙さを聞くことが多かったのだが、もうすぐ30歳を迎えてしまうという焦りが昨日ははっきりと感じられた。

 

(2年前までの記憶ではあるが)彼女はとても美人だ。

一時期は芸能事務所所属してテレビにも出演していた。

かと言って性格も悪くなく、少し愚痴っぽいことを除けば人間的にも魅力的だと思う。

ただ恋愛に関しては不器用で、数年前に5年間程度付き合った彼氏と別れてから恋愛ほとんどしていないらしい。

そして僕も現在彼女がいない。

僕も数年間付き合った彼女に振られた後、たいした恋愛ができていない。

 

おそらく「久しぶりに会おう」と約束した食事の場で、付き合うことを切り出せば僕達は付き合うのかもしれない。

僕にとっても、これはきっと喜ばしいことなんだと思う。

新しい恋愛億劫に感じてしまっている現状において突如現れたぼたもちだ。

初めて付き合った女性と長い時を超えて再度結ばれる、ってのもストーリーとしては出来過ぎなくらいだ。

 

しかしただなんとなく、彼女は僕を僕としてではなく「結婚できそうな人」として連絡してきたんじゃないか、言葉を選ばず言えば誰でも良かったんじゃないか、という思いが拭えなくてなんだか複雑だ。

今の彼女はとても疲れている。

からきっと”誰か”との家庭に希望見出しているんだろう。

"僕"とのではなく。

 

これを見てすごいタイミングだな、と思って書いてみた。

http://anond.hatelabo.jp/20150614100601

2015-05-29

光源氏もの漫画比較

タイトル源氏物語うさぎドロップこれは恋のはなし一緒に暮らすための約束をいくつか高杉さん家のおべんとう星川銀座四丁目
作者紫式部宇仁田ゆみチカ陸乃家鴨柳原望玄鉄絢
巻数54帖10112巻103巻
年上光源氏ダイキ内海真一藤木悟郎高杉温巳那珂川
年齢18歳30歳31歳35歳31歳25歳
職業源氏会社員小説家映像クリエーター大学助教教師
年下紫の上りん森本三浦沙那久留里松田乙女
年齢106歳1014歳1212
初期の関係血縁なし叔母((本当は血縁なし))近所の子親友の娘いとこ/未成年後見人生徒
同居/別居別居同居別居同居同居同居
最終的な位置正妻結婚/大学生結婚/専業主婦?助手?未定(連載中)養子/建築士
子供×××××
描写×××
テーマ?育児恋愛?地理学同性愛
年上側の特殊事情皇族-一家心中サバイバー転勤族--
年下側の特殊事情-死別ネグレクト死別死別ネグレクト

漫画を読んでいて、これは光源氏ものっぽいと思った漫画が溜まってきたので表にして比較してみた。漫画は5種類と源氏物語で合計6種類で比較

まず圧倒的に巻数が多いのは源氏物語まぁこれは時代形式も大きく異なるので比較するものではないけれど。漫画の中では10巻くらいなのが3種類と、2,3巻なのが2種類。比較的巻数の多い、うさぎドロップと高杉さん家のお弁当は、光源氏もの的な部分は結果的にそうなったというだけであって((高杉さんの方は連載中だからどうなるか分からんけど))、それぞれ漫画テーマ育児地理学からという気がする。そうすると、これは恋のはなしはそういう別のテーマみたいなのは無いけどちょっと長め。

物語が始まった時の、源氏の年齢。源氏は18歳くらい((諸説あるんでしょう))。これはこの中では最年少。星川銀座ちょっと若めだがこれは女性からでしょうかね。他はみんな30歳過ぎ。このへんは、年下側との年齢差でセンセーショナルな感じにしたいけど年上過ぎないくらいが30歳過ぎくらいなんでしょう。これは恋のはなしと一緒に…いくつかは帯に20歳差!とか強調してた気がする。

年下側の年齢は6歳から14歳。突出して若いうさぎドロップはやっぱり恋愛漫画というより育児漫画結果的結婚したという印象を受ける。6歳児に女性としての魅力を感じるのは漫画としてもアウトでしょう。でも10歳に魅力を感じるのは許容範囲に入ってくるらしい。それは、これは恋のはなしに顕著。最終巻で、結局出会った時のあの目に引き込まれて云々みたいな終わり方だったし。高杉さんも、最初出会った時からお人形さんみたい的な女の子としてカワ(・∀・)イイ!!みたいな感想描写があるし。ティーンに恋をするのは許容されるらしい。

職業源氏職業なのかわからないけど貴族とか皇族とかでしょう。さすがに、現代光源氏物をやるときでも、この設定をそのまま持ってくる人はいないらしい。富豪の息子とかグレード財団の息子とかにすればいいのにね。その職業に付いている人が少なそうな順に並べると、小説家大学助教映像クリエーター教師会社員、ですかね。うさぎドロップはかなり平凡。家も狭そうな平屋だし。教師系が2種類あるのはどういうことだろう。よく、光源氏ものを無垢な女の子自分好みに育てる話と言われるけれども、実はこの中で子供自分好みに育てる描写があるものは少ない。星川銀座教師からということもあってか勉強教えるし、針路についても結構誘導するようなところがある。高杉さんも針路についてはいろいろ教育していた。でも、その他についてはあまり自分好みに育てるようなことはしてない。一緒に…いくつかはむしろ恋愛感情がわかるように教育されるというような描写である始末。

血縁があるのは高杉さんくらいか。他は基本的他人。大幅に年下でかつ血縁とかだと物語の焦点がぼやけちゃうのでしょう。

同居/別居は同居が多いなぁ。これは恋のはなしは、別居と言っても通い妻状態だし、基本的に同居するね。これは、一緒に生活してる方が物語作りやすからだろうなぁ。もう現実には存在しないであろう、アパート同居もの漫画が未だに大量生産されるのはきっとそのせい。めぞん一刻時代ならともかく、僕らはみんな河合荘時代になってもまだ似たような舞台設定が多用される。

最終的に結婚して話が終わるのがほとんどだけど、子供ができるのは1つだけ。星川銀座しょうがないけどね。結婚しましたで終わるのは意外と言えば意外か。なんでだろうね。18歳になって結婚して子供作りましたじゃなんか生む機械みたいな感じがするからか。

年下側の針路について対照的なのは、これは恋のはなしと星川銀座四丁目対照的に見える。これは恋のはなしは、旦那売れっ子小説家とは言え、高校卒業結婚してすぐ子供出来て、こう遥側になにかやりたいことことなかったの?っていう気がして生身の人間というよりも舞台装置って感じがしなくもない。星川銀座四丁目最後建築士になって実務経験を経て独立しましたってところで終わるので、乙女側にむしろ主体性を感じる。というか、湊が家事手伝いして待ってる的な人だし単に入れ替わっているだけで一方が仕事する一方は主婦的な関係はどちらも同じかも。

描写があるのは、成人向け漫画も書いているお二人。やっぱり基本は描きづらいよねという気はする。

年上側には、特殊事情があったりなかったり。半々か。

逆に、年下側はほぼ親類と死別してるかネグレクトかどっちか。現代ではその状況じゃないと、他人と同居するという状況は不自然でしょうからね。源氏みたいに、気に入ったからとか絶対非難轟々になる。死別ネグレクト意外に自然他人可愛い女の子と同居できるシチュエーションが思いつけばそれはかなりエポックメーキング漫画になるということですな。えーと、地球隕石が落ちて自分10歳の幼女意外が死滅して…私に物語を作る能力は無いらしい…

紫の上地位を、正妻から正妻格に修正しました。

2015-05-22

所有物が増えるのが恐い

主婦になって、所有物が増えることが負担になった。

我が家転勤族で、結婚して1年半の間に3回引っ越した。

家の中には、大きな家具から引き出しの中の小さなクリップまで、いったい何点の物が存在しているのだろう。

引っ越しのたびにその物と向き合い、持っていくのか、捨てるのかの選択。

新居に着いたら、どこに置くのかを考える。

結婚する前は、コレクション好きで、物が増えていくことに喜びすら感じていた。

それもそのはず、実家暮らしだったこともあり、自分管理範囲は自室だけ。

引っ越しもないし、目が行き届く範囲だし、物が増えても痛くも痒くもない。

自分のもの自分管理してるだけなのだから

結婚して主婦になったら、管理範囲は家全体。

冷蔵庫の中から洗面台の下のハブラシ在庫まで、気を配らなければならない。

もし切らしてでもいたら、整理されていなかったら、無くしてしまっていたら、汚れていたら、

夫は別に文句は言わないけれど、なにより、主婦力の低い自分への罪悪感がハンパない

会社で総務の仕事をしたことがあったけど、自分には本当に向いていなかった。

はいずれ家を建てたいと言っている。

引っ越しはなくなるけど、夫のもの子供のものと、部屋数だけ管理範囲が広がることへのプレッシャーを感じる。

1LDKのアパートですら、私にはキャパオーバー

さすがに夫のもの生活必需品までは強制はできないから自分のもの限定だけど、物欲がなくなってしまった。

マンガ好きな私が、結婚してから一冊も買っていない。

今や単行本一冊すら所有したくない。

管理物がこれ以上増えるのが恐い。

2015-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20150329232027

んでそんな都合が良い人が大量の需要を賄えるくらいいるの?今時育休取る人って山ほどいるよね?

そもそもそういう既婚女性って「フルタイムで1年だけ」より「パートで無制限」を好む方が圧倒的に多いのでは?

1年やそこらで就活繰り返すのも大変だしね。

家事仕事の両立キツいってのも、無理して毎日フルタイムやって1年で首よりは週3回位のパートを長く続ける方がずっと楽だし収入も多いよね?

夫が転勤多くて何年か後にはまた転勤があることが見えてるけど働きたい

子供が幼くて転勤族だったら周囲に知人がいない=子供病気なんかで休みまくる事確実だし、

子供が大きくなってたら子供を転校させたくないからどこかに定住して夫は単身赴任という人が大多数だと思うけど。

結婚して退職したけど、子供を作る数年後まではしばらく働きたい、

今時結婚退職なんてレアでしょ。子供がいつ出来るかも分からないしね。

2014-12-24

素直に疑問

こんな事ほんと増田しか言えない。

同じマンソンにいる転勤族仲間の奥さん。

地元大好き過ぎで、子どもの長期休みが来るとたいてい2、3日フライングして帰っちゃう

自分地元帰ってる時、旦那さんは「1日あたり○○円」使える金額に制限があるらしい。

工場勤務系だから作業着とかの洗濯物があるんだけど、普段から旦那さんに自分洗濯させてるらしい。

夜遅く帰ってきた旦那さん、普段から自分の使った食器とか洗ってるらしい。

ちなみに飲み会は事前許可制

その許可もめったにおりないそうですが。

これでこの奥さん専業主婦

昼間は習い事しまくってて、しょっちゅうランチとか行ってる。

よその家庭なんで別にいいっちゃいいんだけど、こんななのに旦那さんの愚痴聞かされてもな。

共感出来んくて困る。

めったにご一緒せんのでいいけど。

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