2015-06-15

15年前の元カノとご飯を食べることになった。

日曜の夜、元カノから電話が鳴った。

 

付き合いだしたのも別れたのも中学生の頃だった。

転勤族であった僕にとって彼女は最も古い友人であり、中学卒業して別々の高校に進んでからも数年に1度食事をしたりたまに電話をしたりの仲なので、電話がかかってくること自体は珍しいことではない。

しかし、その夜の彼女は様子がいつもと少し違った。

今までの電話でも彼女仕事多忙さを聞くことが多かったのだが、もうすぐ30歳を迎えてしまうという焦りが昨日ははっきりと感じられた。

 

(2年前までの記憶ではあるが)彼女はとても美人だ。

一時期は芸能事務所所属してテレビにも出演していた。

かと言って性格も悪くなく、少し愚痴っぽいことを除けば人間的にも魅力的だと思う。

ただ恋愛に関しては不器用で、数年前に5年間程度付き合った彼氏と別れてから恋愛ほとんどしていないらしい。

そして僕も現在彼女がいない。

僕も数年間付き合った彼女に振られた後、たいした恋愛ができていない。

 

おそらく「久しぶりに会おう」と約束した食事の場で、付き合うことを切り出せば僕達は付き合うのかもしれない。

僕にとっても、これはきっと喜ばしいことなんだと思う。

新しい恋愛億劫に感じてしまっている現状において突如現れたぼたもちだ。

初めて付き合った女性と長い時を超えて再度結ばれる、ってのもストーリーとしては出来過ぎなくらいだ。

 

しかしただなんとなく、彼女は僕を僕としてではなく「結婚できそうな人」として連絡してきたんじゃないか、言葉を選ばず言えば誰でも良かったんじゃないか、という思いが拭えなくてなんだか複雑だ。

今の彼女はとても疲れている。

からきっと”誰か”との家庭に希望見出しているんだろう。

"僕"とのではなく。

 

これを見てすごいタイミングだな、と思って書いてみた。

http://anond.hatelabo.jp/20150614100601

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