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はてなキーワード: 国家の品格とは

2021-04-15

anond:20210415093936

いや、WWII露骨特攻を賛美したのは日本だけだと思う

他国でも自己犠牲を賛美する風潮はあるが、露骨特攻命令するのは貴重な兵士というリソース無駄使いであり、普通はありえない

今の日本の政治家も悪党としては小物感が漂いすぎてて、こすいというかケチというか

WWIIもそうだけど、上層部は小悪党なのに強い言葉コロナに勝った証とか)を言うだけで、結局は全部現場に丸投げでしかない

現場に丸投げというなら米国ベトナム戦争もそうだったわけだけど、流石に特攻命令したり賛美したりはしない

ベトナム戦争北軍ゲリラ戦術が勝因ではなく、実際は中ソが米国への核攻撃を匂わせたため、米国は核による脅迫という外交で負けたのである

特攻が嫌で徴兵から逃げた息子を親が捕まえたり、特攻するために出兵する息子を親もご近所も万歳三唱したり、

GHQ支配されても、やっぱり日本人の本質は変わってないんだと今回のコロナでも思ったよ

国難というか、困ったことが起こると先に精神論に持ち込んでしま

から白人より頑張る系の自己啓発が大好きなんだと思う

日本人以外に頑張る系の自己啓発基本的に「ダルい」という反応しか得られれないと思う

(そうすると従業員やチームメンバーがついてこなくなるため、上層部妥協案や合理化を考える

良くも悪くも基本的に真面目、

から、上の人間にその真面目さを体よく利用されやすいのだと思う

付け加えるなら、ズルをしてでも敵国に勝つ、ズルをしてでも勝って支配する、領土を奪うという「欲」がない

強欲であることは日本精神性に反するのかも知れない

キリスト教だってプロテスタントは「合理的禁欲」という考え方が根本にあるため、

お金無駄使い散財しない→いざというときのために貯蓄する→資本主義

という流れがあったが、しかあくまで「合理的禁欲であり、仏教のような無欲を良いものとは考えていない

そもそも、無欲になりたい、という欲で座禅修行をしているというトートロジーがある(一休宗純

うろ覚えだが、アニメコードギアスでもシュナイゼルには「欲」がなかった

欲や執着心がないことがかえってルルーシュに負ける敗因になってしまった

自己啓発などで欲や執着を捨てようというネタもよく散見されるが、これはバランス問題であって、

欲や執着が自分を苦しめるなら量を減らすべきだが、欲や執着がなければなんの成功にもたどり着かない

老後になったらオレオレ詐欺で無一文になっても構わない、なんてことはない、

それでは明日から生きていけないわけで、死ぬまでお金や何かに人間は執着するべきなのである

そう考えてみると、この国はコードギアスシュナイゼル側に似ているとも思える

欲や執着心が足りないのに、「美しく」勝利しようとする

これが自分には良くないように思う

美しい国」だの「国家の品格」だの言い出した時点で、アベはシュナイゼルにどこか似ているように思う

持論だが、まず「美しく勝とう」などと考えてはならない

大切なのは「みっともない形でもまずは目標を達成する」ことである

これは戦争でも製品開発でも同じように思う

ダクトテープによるプロトタイピングとか、まずはみっともなくても完成させる、目的を達成することである

この段階から軍神」がどうのとか、戦場美的感覚を持ち込みすぎてはならない

勝利よりも何よりも、まずは目的を細分化し、その1つ1つをみっともないながらも達成していくことである

そして、そこから今度はそのみっともないものブラッシュアップしていくことである

私は格闘ゲームをやったことがほとんどないのだが、人間コンボ入力するのはバカげている、

キー操作を記録して一発のキー入力で技が発動できないか、みたいなことを考えるのである

WWII日本は、根性でみっともない形で達成しても、それを合理化単純化しようとしない傾向があるように思える

また、そういった合理化単純化を悪としたり、そういうのは美しくない、みたいな余計な美観が介入しているように思える

戦争は勝たなければ意味がないのである

ズルをしてでも勝たなければならない

軍神がどうの、天皇がどうの、そういう美観を戦場に持ち込んではならない

ドライに、ただ勝つことを考えるべきである

そういう意味で、仮想敵国である中国はやはり良くやっているように思わざるをえない

ホリエモンだったか、自著の自己啓発本で「真似される奴になれ」とか偉そうに書いているらしいが、

真似をするというのは一位の背中ピタリ追随してスリップストリームを利用して走る二位のようなものである

そんな二位がゴール手前で一位を押し倒して一位になってしまものである

しかに「真似される奴」はオリジナルであり、ブレイクスルーを作り出すものであり、偉大な存在である

しかし、ホリエモン起業家としてビジネス歴史をそれなりに知っているはずではないのか?

ビジネス世界で意外と最後勝利するのは二番手だったりすることが多いのである

シュナイゼルについてうろ覚えなのでググってみたが、この文を書いていて、ついアベ氏と似ていると書いてしまったが、

自分で言うのも何だが、言い得て妙に思えてきた

goldhead氏だったか安倍晋三氏がテレビ演説しているのを観て、

なんて空っぽ空虚な人なんだろう、みたいに思ったようなことをブログかに書いていたと思うのだけど、

それは自分も同感であって、

安倍晋三氏=シュナイゼルと考えると意外と彼という人物理解できる気がしてきた

シュナイゼル安倍晋三氏が似ているのはいくつかあって、

まず、生まれながらにしてすべてが揃っているため「欲」がない、執着がない、

そして、「周囲が望むことを喋り、実行するだけ」の、

ある意味、気味が悪いぐらいよくできた長男みたいな人物だということだと思う

まり自分に考えがあるようで、ない、

それが見える人には見えるのだけど、見えない人には見えない

なぜなら、安倍晋三氏が空虚に見えない人にとって、そういった一部の大衆が望むようなことを声高に喋るからである

自分フラストレーションを代弁してもらっているような気分になるから、彼が空虚に見えない

しかし、その崇め奉っている彼は単なる「鏡」しかないのである

端的に言うなら、二世から出自が恵まれすぎている、生まれてこの方金銭関係などで大した苦労もない、

それが人間性に反映されて「欲」がない、

しかし、悪い意味で「いい子ちゃん」だから、周囲の望んだことを喋る、

そうやって有権者中の有力者の気持ちを代弁することで味方を増やす勢力を付けるという戦法だったように思う

そう考えてみると、私はマシュマロ・テストというのがやはり解せないのである

シュナイゼルは確実にマシュマロ・テストパスするだろう

今はルルーシュにくれてやるとしよう、みたいな台詞うろ覚えだがあった気がする

もちろん、戦争であれ何であれ、意図的に負けてやる、忍耐みたいな姿勢大事であることは理解できる

しかし、マシュマロ・テストというのはあれも極論めいた話であって、場合によるのである

では、目の前のマシュマロを誰よりも先に奪わなければ死ぬとしたらどうだろうか?

もちろん、それはマシュマロ・テスト本質ではない

しかし、マシュマロを奪わないで死んでしまうような無欲な人間、これはこれである種のサイコパス、もテストパスしてしま

そう、無欲もまた、ある種のサイコパスのように自分には思える

もっとみっともなくマシュマロを奪い合う方が人間臭いというもの

2020-09-05

国家の品格

ものすごく知名度の高いらしいのに、自分がまったく知らないものというのが稀にあって、

国家の品格」という本が十数年前にベストセラーになり、「○○の品格」という言葉流行したそうだ

今しがた、それを初めて知った

一応、「ハケンの品格」は知ってる、見たことないけれど

2020-08-02

武士道批判序説(6)

維新後、江戸山の手言葉標準語ベースになったけど……山の手に住んでたんは旗本。以前、人工日本語である標準語は『戦犯ポエム弁』『ジークジオン弁』て言いましたが、同時に『腰抜け弁』やないのかと」

貴族化してながら武士道言い続ける建前は滑稽やわ」

藤原正彦先生の言われる『武士道精神』は、キリスト教まで混じったフィクションとしての武士道やないのか、ていう話やけど……」

空想的な歴史想定して、それ裏付けに論じるんやから手法的には『江戸しぐさ』に近い? 『たとえ史実に反しても、ええもんはええんやからええねん』ていう」

武士道」は鎌倉時代以降、特に江戸時代に多くの日本人行動基準道徳規準として機能してきました(日本韓国国家の品格文藝春秋2019年10月号)

鎌倉時代……正しくは『後期平安時代』やろけど、それ以前の日本人のこと藤原先生はどう捉えてはるんやろか? 平安、平城難波……これらの時代をどう思てはるんやろ?」

儒教仏教もとうに伝来してるやんな」

施薬院や十七条憲法をどう思てはるんやろ?」

武士道発生の遥か昔やけど、仁や惻隠の思想合致してる」

「さかのぼっても千年に足りない鎌倉まり……歴史を深掘りできんせいで、あちらは老いる一方なんやいか……?」

マラソン苦し紛れの暑さ対策に、打ち水朝顔て」

ドラマの史劇フィクションと言えば鎖国時代の一つ覚え……。味のせんガムを噛み続けてる」

室町、平安、平城飛鳥難波国生み神話……振り返るたびに精神リフレッシュされますわ」

鎌倉自体推したいのか推したないんか中途半端やわ。推しすぎると江戸が相対沈下する……。話を戻すと、武士道には大別して二つの潮流があります。一つは兵学者・山鹿素行が説いた道徳律としての武士道。もう一つは鍋島藩士・山本常朝の談話を記した『葉隠』にあるような強烈な行動原理

2020-07-18

武士道批判序説(5)

「『今大切なのは武士道精神ユーモア』とおっしゃる藤原正彦先生やけど、失礼ながら先生の実演されるユーモアは……」

例えば清の時代の記録によると、李氏朝鮮は毎年、金を百両、銀を千両それから美女・馬・豚・牛などをそれぞれ三千ずつ貢がなければなりませんでした。美女差し出せなどと言う中国は本当にひどい国です。羨まし過ぎて絶対に許せません。(日本韓国国家の品格」・文藝春秋2019年10月号)

「これが何であかんか、ほんまにわからんのやろか?」

ユーモアとは「距離感覚」です。いったん自分と状況との間に距離をおき、状況を俯瞰することで客観を取り戻し、事を上手く運ぶことが出来るのです。

「間違いです。ユーモアがそんなものでないことは、上方落語聴いて、少し考えてもらえればわかります

関東的やなあとは思うで? 『俯瞰』『客観』言うときながら、笑わせ方に余裕がない」

徳川期、『人は武士』の見本は旗本衆やろけど……彼らの3分の1は無役の暇人やし、それも家禄の多い者ほど役に就かへん。役職に就いた者も、実務は旗本家を渡り歩く渡用人頼り。幕府という武断政権最後有事に役立ったんは、旗本株を金で買った祖父を持つ勝家の海舟さんや、京都守護職預かりのバラガキら即製の幕臣

「ほぼ『名誉武士』やんな」

2020-07-12

武士道批判序説(4)

朱子学批判しつつ、徳川武士朱子学を学んだことは無視する。キリスト教精神の混じった新渡戸稲造武士道を『取り戻せ』と言う。藤原正彦先生が、そうまでして武士道言いたい理由と言えば……」

鎌倉江戸……関東を『国家の品格』に一口乗せたいからやろなあ」

先生のおっしゃる品格』の柱は『情緒』と『形』。情緒は『もののあわれ』やから畿内のもの。ここで『形』に儒教を割り当ててしまうと、関東に出る幕がなくなる。儒教仏教で十分説明できる慈愛その他の倫理に、わざわざ武士道の看板を掛けようとするんは、そのせい」

「大体、騎士道現代に当てはめること自体喜劇的な扱い受けてるのに、何で武士道だけ免れられると思えるんやろ……?」

「『国家の品格』に必要なんは『情緒』だけで十分。真っ当な情緒があるなら、そこに慈愛も育たんとおかしい」

文藝春秋に載った論説やと、先生は『武士精神』と『ユーモア』を柱にしてはるけど?」

そこで今改めて見直したいのが「武士精神」です。〔……〕もう一つ、大切なのはユーモア」です。(日本韓国国家の品格」・文藝春秋2019年10月号)

ユーモアも大切やわ! 品格必要なんは『情緒』と『ユーモア』。武士道は必要ない」

先生が『情緒』外したんは、たぶん韓国対応やんな」

朝鮮民謡には哀しい歌が多いのです。

理由はともかく、ユーモアに注目してくれはったんは喜ばしい。ほんでも、藤原先生の実演するユーモアは失礼ながら……」

例えば清の時代の記録によると、李氏朝鮮は毎年、金を百両、銀を千両それから美女・馬・豚・牛などをそれぞれ三千ずつ貢がなければなりませんでした。美女差し出せなどと言う中国は本当にひどい国です。羨まし過ぎて絶対に許せません。

「これが何であかんか、ほんまにわからんのやろか……?」

2020-07-04

武士道批判序説(3)

現実武士の話をします。武士道を体現すべき人間は実際の問題を前に、どう振る舞ったか。それは、徳川幕府の鼻と尻尾残酷に現れてる」

「鼻と尻尾?」

「初代と15代」

将軍か。どっちもなかなかやんな」

「例の『国家安康』は、家康朱子学を講じた林羅山が考えた策。林家は代々、幕府大学頭を務めました。上野忍ヶ丘湯島昌平坂、全部林家が責任者

林羅山朱子学武士道て……系譜の根っこから腐ってるやん」

「その末端が東大。15代慶喜は戊申の時、大坂城から敵前逃亡をやりました。城内の兵に徹底抗戦を説き『最後の一人になっても退くな』言うときながら、自分は夜にこっそり船で江戸脱出

私は「卑怯を憎む心」をきちんと育てないといけないと思っています。〔……〕「卑怯を憎む心」を育むには、武士道精神に則(のっと)った儒教的家族の絆も復活させないと〔……〕(『国家品格』)

「真面目に反論してもしゃーない気はする。藤原正彦先生、こんなこと言うてはるし」

私は新渡戸〔稲造〕の『武士道』が好きです。〔……〕新渡戸の武士解釈に、かなりキリスト教的な考え方が入っていることは確かです。〔……〕しかし、大事なのは武士道の定義を明確にすることではなく、「武士道精神」を取り戻すことです。〔……〕近代武士道は新渡戸の書にもっともよく表現されていると思うのです。

鎖国時代武士道の話と思てたら、いきなり『近代武士道』て。ここまでして武士道言いたい理由と言えば……」

鎌倉江戸……関東を『品格』に一口乗せたいからやろなあ」

2020-06-27

武士道批判序説(2)

「『国家の品格』を著した藤原正彦先生の『今こそ武士道を』ていう御意見への反論やけど……まず現実武士を云々する前に、先生の論説のあり方が理屈としておかしい」

勇気あるなあ。数学先生にそれ言うん?」

文藝春秋2019年10月号『日本韓国国家の品格」』で、先生はこうおっしゃってます

朱子学の教えでは、序列が上の人間に対して「礼を尽くす」のが最大の美徳となります朝鮮はこの教えに徹底的に倣って、中国に対して礼を尽くしていました。〔……〕こうして朝鮮は「主体的国家であることを放棄していたため〔法や秩序の意識が育たず〕その延長線上で、今でも簡単国家間の約束事を破ってしまうのです。

「これ、鎖国時代のお侍に聞かせてみたいわ」

「て言うと?」

上野の学寮、湯島聖堂昌平坂学問所……時代は移れど、武士の中の武士であろう旗本御家人の頭に注入されてたんは、その朱子学徳川時代中期、松平定信以降は朱子学以外の儒学が実質禁じられてさえいた」

「それもう国教ちゃうの?」

徳川期の武士道の中心には朱子学がある。そして武士道を推す藤原先生念頭にあるのは、徳川期の武士

武士道」は鎌倉時代以降、特に江戸時代に多くの日本人の行動基準道徳規準として機能してきました〔……〕

「『国家の品格』が2005年出版されベストセラーになってから今まで、藤原先生徳川幕府における朱子学地位について知ることがなかったなど、考えにくいんやけど」

先生文藝春秋編集者さん、先生に近しい人……誰もこの破綻に気づいてへんとか、ありうるんやろか?」

2020-06-21

武士道批判序説(1)

武士道を考えます藤原正彦先生のご主張への、異論として」

「『国家の品格』書かはった数学者さんやんな」

私は「卑怯を憎む心」をきちんと育てないといけないと思っています

藤原先生は、『鎌倉時代以降、特に江戸時代機能してきた』武士道を『今こそ復興させるべき』と言わはります

武士道は〕まず仏教特にから運命を引き受ける平静な感覚と、生を賤(いや)しみ死に親しむ心を貰いました。

「これ、ほんまやろか?」

事実かはともかく、冗談やありません。そんなんは、大本営発祥の地、真珠湾攻撃立案実行し戦陣訓を生み出した関東地方だけでやってください」

司馬遼太郎 このあいだ、カセット東条英機演説をきいて、あらためて驚きましたね。〔……〕あの人は学習院初等科出身だそうですから、きちんとした標準語生活者でしょう。戦争中、あの人の大演説をきいて、そらぞらしくなって、感想はといえば「アホかいな」で終いですね(笑)。ああいう東条語で議論をしてゆけば、現実軍事情勢がどうなっていても、インパール大軍を送るべきだというような結果になるような感じがします。ともかくあの調子演説、いまでもありますけど、蔭でひとが「アホかいな」と……。

「いわゆる標準語て、作られた経緯からして『ジークジオン弁』やんな」

「他にも、藤原先生は『武士道には禅や儒教精神が流れ込んでいる』て言いながら、『禅や儒教は舶来のものじゃないか』という意見には……」

禅はもちろん中国で生まれものですが、中国にはまったく根付かなかった。鎌倉時代日本に来て、一気に日本根付いた。

「て答えるだけで、儒教の方は全スルーいくら講演を元にした本でも、論説として荒っぽすぎる。藤原先生武士道の中で最も重視するんは、その儒教が言う『惻隠』、弱者への愛情やのに」

惻隠は現在のような市場経済による弱肉強食世界においては、特に重要徳目だと思います

武士道が惻隠……? それ、儒教だけで十分な話ちゃうの?」

「そういうこと。先生武士道言いたいだけやありません?」

2018-06-21

保護者同士の集まりの居心地がすごく良いのってみんな出産育児経験があるからなんだと気づいた

これが独女混じりだったらやばい

モラル崩壊する。国のことどうでもいいって思ってる奴らだもんね。どの面下げてサッカーの日本代表応援してるんだろ。

早く独身税とって。とった税を私達に配って

それと女性管理職議員にするのではなく、結婚して出産した女性管理職にして

国家の品格のために

2018-05-13

anond:20180513112940

どんなエログロ自由自由にシコれ!

こう言ってくれなきゃ誰も信じられないよ

そうなるとむしろエロ以外にもヘイトやら反差別やら主張してる側の方がやばく見える

保守のジジババが規制したい理由なんて「卑猥下品国家の品格教育が」みたいなもんだろうし

2017-09-05

anond:20100904052850

日本の歴史には奴隷差別もなかったよ。世界と比べたら殆どないと言い切っていい。

から国際連盟人種差別撤廃を幾度と訴えた。アメリカ奴隷差別歴史だよ。

黒人人権を与えたのは1964年日本のエタと呼ばれる人は人権がなかったことはないよ。

アメリカ戦争に勝って、いくら日本を悪く歴史改ざんをしても、この奴隷差別だけは圧倒的に国家の品格の差が消せなかった。

から戦後日本を徹底的に人種差別して蛮行の数々をしてきた国家だと教育メディアまで利用して洗脳した。戦後朝鮮民族戦勝国民と流布して日本統治に利用したのは、白人歴史他民族を使って植民地支配してきたやりかたとまったく同じ。戦勝国と並んで朝鮮人の名があるプレスコードが全ての応え。なぜ朝鮮人の名があるの?

アメリカの第31代大統領が、アメリカ真実暴露してるよ。他にもたくさんいるよ。

2016-11-08

からも娘からも邪険にされる父親像を一般化させたのは一体誰?

からも娘からも邪険にされる父親像を一般化させたのは一体誰なんだろう

というコメントがあったので

フェミ団体でしょう

そして、そのフェミ権力を与えたのは戦勝国アメリカでしょう

日本弱体化政策」の一環

占領せず洗脳で弱体化を図る!GHQが行った『日本弱体化政策』とは

http://matome.naver.jp/odai/2142192163190654201

日本が再び米国の脅威とならないことを確実にする」

家族の結びつきは重要です

少子化シングルマザーが増えているのはGHQの狙い通り



あるユダヤ人懺悔日本人に謝りたい

http://d.hatena.ne.jp/sifue/20061208/1165688702

日本国憲法(というかユダヤドイツ人を骨抜きにするために作ったワイマール憲法の丸写し内容)で、何がしたかたかというと

人間獣化計画

目的は以下のとおり

愛国心消滅

悪平等主義

拝金主義

自由の過度の追求

道徳軽視

3S政策事なかれ主義(Sports Sex Screen)

無気力・無信念

義理人情抹殺

俗吏属僚横行

否定消極主義

自然主義

刹那主義

突端主義

国粋否定

享楽主義

恋愛至上主義

家族制破壊

民族的歴史観否定

間違いなく、日本物質的豊かさの反面で大流行している精神的退廃じゃないですか

(苦笑。本当にユダヤ人法律家ってすごい賢いなって思いました。

最終的にたどり着くところは、家族制度の完全崩壊と金、金、金の欲と利害関係にまみれた個人主義的なエコノミックアニマルばかりの国家

というか国家として機能しない社会を作るのが目的なんだそうです。

いわゆる精神崩壊国家崩壊目的とした憲法ですね。

そもそもこの日本国憲法の元となったワイマール憲法は、

ユダヤ人迫害されてきたヨーロッパユダヤ人政府ワイマール共和国ができたときに、

大多数のドイツ人の中に生きるユダヤ人が復権するために作った人民飼い殺し用の憲法らしく、

どうせなので日本でもその写しを戦後日本でも使ってやれ、と適用されたそうです。

(ちなみにドイツではその危機ドイツ人が感づき、反発でナチズムが横行してユダヤ人迫害された)

で結果、日本では物質的豊かさと反比例して、日本人精神家族国家をここまでぐちゃぐちゃにしてしまった。

で、このユダヤ人の老人モルデカイ・モーセさんは日本人はいろいろよくしてもらったのに申し訳ない…最後に謝りたい、とこの告白をしたのがこの本というわけです。

憲法の内容とその効果資本主義共産主義をの両方を道具として生き残るための使ってきたユダヤ歴史などを詳しく紹介してくれています

特に憲法の中で「自由」と「平等」という相反する概念の組み合わせがどれだけ人をダメにするか、「義理人情」の方がどれだけ崇高な概念かとかいている所は、かなりぐっときます民主主義がどれだけ虚妄か本当に勉強になりました。

まあこんな気持ちユダヤ人の方がいたということで、ぜひ、一度読むことをオススメしたい本です。内容的には、最近流行っている「国家の品格」とかに近い本ですね。


男女平等は完全な家族制度の崩壊福祉費用の増大による国家疲弊を狙ったものだったんですね。

しかしたら、婦人国有なんていう制度が導入されていた日本の事を考えると寒気がします。

ももしかしたらほぼ、この婦人国有政策実施されているのと同じような世の中なのかもしれませんが、

こんな政策実施されていたら、女性ただイケメンに抱かれるために努力し、

はいい女を奪い合う、まさに恋愛至上主義道徳軽視の快楽主義自然主義が更に蔓延した社会(非モテ非コミュさらにつらい社会)になっていたんでしょうね。

そう考えると、日本に古来からあったお見合い制度や信頼ある人同士が結婚相手を紹介し合う制度は非常に道徳的にも精神的にも高度な文化なのかもしれません。






http://anond.hatelabo.jp/20161107131126

2014-04-15

外国人研修生

93年から始まったらしいが

安倍政権の拡大政策に対して内橋克人

国家の品格

に関わるといって懸念していた

ネトウヨではないが

いや、まあ、ねえ

2013-02-25

ヘボヲチャー藤原正彦内田樹イケダハヤトを見て気づいた共通点

藤原正彦

内田樹

イケダハヤト

ここ数年くらい「とりあえず一躍脚光を浴びた」感のある人間を見てきたけど、

この3人だけは「なんだかなあ」という感じでいつも見ていた。

一躍脚光を浴びたけど、いつの間にかフェードアウトしてった藤原先生内田先生

そして、なんか読者の失笑を一身に浴びつつ、フェードアウトしつつあるイケハヤ師。

藤原正彦。かの有名な「国家の品格」の著者。

本についてはもう色んなところから突っ込みを受けた挙句、気付いたら保守論客みたいな感じで持ちあげられたのはいいけど、

あの人今どうしてんだろうみたいな感じの人。

品格本以降、全ての段落に突っ込みどころを搭載したクラスター爆弾を投下してくれていた。

たぶん割と高位の老害

内田樹。代表作はたぶん「ハシズムを許すな」だと思われる。自称思想家武道家本業翻訳家実業家。チラシの人や精神科医のお友達

橋下選挙ときにちょこっと出てきて喧嘩を売ってきたけど土俵に出てこないままフェードアウトした感がある元大学教授

やまもといちろう曰く、「専門から外れた物事でゴミすぎる論説をしては物笑いの種にされる

池田信夫曰く、「彼の頭が悪いのはしょうがないが、せめて知らないことには口を出さないほうがいい

深沢明人曰く、「現実に立脚した話ではなく、何か気の利いたこと、一風変わったことを口にして、商品にしてやろうというだけ

そして我等がイケハヤ師である

最早説明不要な感じになってきてるが、最近尊師エントリーがびっくりするほど酷い。

嫌われれば嫌われるほど、一流の人たちに囲まれるようになる - ihayato.書店 | ihayato.書店

アンチのみなさん、今日もせっせとありがとうございます - ihayato.書店 | ihayato.書店

どのくらい酷いかというと、顔を真っ赤にしながら自転車操業やってんだけど肝心の自転車は1ナノも進んでいない。

そんな感じである

とりあえずこの2つのエントリーの間のブクマ数を調べてみた。(2月25日時点)

アンチのみなさん、今日もせっせとありがとうございます - ihayato.書店 | ihayato.書店 182

安易な謝罪がモンスター消費者を助長させる - ihayato.書店 | ihayato.書店 5

(本)村上隆「芸術闘争論」 - ihayato.書店 | ihayato.書店 1

「一流の人は、みんな異常」—デザイナー・山本寛斎名言まとめ - ihayato.書店 | ihayato.書店 41

嫌われれば嫌われるほど、一流の人たちに囲まれるようになる - ihayato.書店 | ihayato.書店 123

もうめんどいので調べるのをやめますが、炎上エントリーを挟んだエントリーがあんまりブックマークを稼げていない。

というか、炎上エントリーと、それ以外のエントリーの落差が酷すぎる。

プロブロガー」なのに大丈夫なんだろうか。本来このあたりのエントリーPVなりアフィ収入なり稼がないといけない筈なのに。

これで月収なのか売上なのかよく分からないけど月間52万(以上)稼ごうというのだろうか。

やまもといちろうとのブログでのやりとりのほうが圧倒的に面白かったし、

現在進行形でイケハヤ師の株価がどんどん下落、というか暴落していっているので、

対談をやる頃にはもうイケハヤ師自身が賞味期限切れになってフェードアウトしている可能性大である

炎上マーケターサイクル

フェードアウトしていった2名と、これからフェードアウトしていくであろうイケハヤ師、

通称炎上マーケター」の仕事サイクルはこうである

  1. 専門知識もなく
  2. ろくに調べもしないまま
  3. 断言する
  4. そして言い訳を言っとく

この一連のサイクル、特に3において主張されるものが過激であればあるほど、炎上すればするほど、有名になる。

一部の人間に尻尾を振りまいている内容ならなおよい。(保守、反TPP脱原発、脱貨幣経済など)

しかし毎回違った燃料が投下され続けなければ周りからは飽きられてしまう。

なおかつ1(専門知識がないこと)が露見しないように注意しなければならない。簡単なように見えて実は結構難しい事なのだ

FUJIWARA先生と、内田先生は、専門知識がないことが露呈してしまったために、フェードアウトしてしまった。

今、イケハヤ尊師も、周りの失笑を買いながら、専門知識が皆無なことを露呈している。

彼らの言論に共通しているのは、「賛否両論ではなく、ただの間違い探しである」ことだ。

間違い探しになりはじめたら、もう終わりだと思う。

2011-08-06

藤原正彦がまるでネトウヨみたいな件。

先日、数学者藤原正彦さんが、NHKの「100分de名著」っていう番組に出演していたんですが、典型的老害っていうか、あまりにも偉そうで上から目線の態度に、私はすごくウンザリしてしまいました。

それで気になって調べてみたんですけど…、近頃は新しくこんな本を出しているみたい。

  

日本人の誇り文春新書

http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%AA%87%E3%82%8A-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E6%AD%A3%E5%BD%A6/dp/4166608045

  

ネットで各所の書評を読んでみると、この本のなかでは、どうやら、「太平洋戦争は正しかった」「東京裁判を否認するべき」と言っていたり、その上「南京大虐殺はなかった」とまで放言しているそうなんです!!

こうなるともう、藤原さんってまるでネトウヨみたいだなー、と呆れてしまいました。いや、彼ならそれぐらい言い出しても不思議じゃないですが。

  

  

数年前にベストセラーになった『国家の品格』は、内容自体はくだらないと思ったし、とてもつまらない本でしたが、それでも一応、日本がやった侵略戦争のことはちゃんと批判的に語られていました。

しかあの本では、「武士道精神の欠如」「弱い者いじめ」とかいう理由に基づいて、明治以降の日本帝国主義へと走っていく姿を、卑怯なやり方だと一蹴して罵っていたはずなんです。ちなみに、南京事件とか東京裁判とかの話題には、特に触れられていなかったと思います

それがどうして、こんなトンデモな有様になってしまったんでしょうか? もしやネット真実に目覚めたりしたのかな?w

歴史修正主義とかの問題については、はてサ検証・批判をお任せするにしても、藤原正彦の変節についても誰かがエントリを上げてくれると助かります

(ああ、どうせくだらない本だと分かっていても、自分でちゃんと読んでから批判するべきか。めんどくさいなー)

2009-08-06

書籍から見るゼロ年代

今年でゼロ年代が終わる.2000年が始まったときはミレニアム!と晴れ晴れしい気分であり,まさかゼロ年代なんてカタカナで時代が表されるだなんて思っても見なかった.そんなことを近頃思っていると「そういや,2000年とか2001年ってどんな本が平積みにされてたっけ?」と思ったので,簡単にまとめてみた.これは客観的な統計データのまとめではないし,選んだ本やその解説には恣意性だって含まれてると思うけど,はてブ等でフォローしてもらえたらと思う.

一般書では『だから,あなたも生き抜いて』がベストセラーであった.閉塞感のあった90年代において日本経済社会システムも崩壊が始まり,これまでのような一億層中流社会は望めなくなった.そんな時代に単なるサクセスストーリーとしてだけでなく,「生き抜く」ことを薦めるこの本がゼロ年代最初の年のベストセラーであったことは興味深い.

経済書では『経済ってそういうことだったのか会議』がよく書店平積みされていた.お金のことは銀行専門家にまかせておけばよい,といった価値観から自分の身は自分で守ろう,そのためには少しずつでも知識をつけようという価値観へ既に変化し始めているように思える.

また,9.11以前に文明の衝突論を展開していたという点でハンチントンが後にもてはやされた.『文明の衝突』は1998年

また,ソーカル事件を発端とする科学論者と科学者間の間の論争である『サイエンスウォーズ』『知の欺瞞』が出版された.一連の流れにより,科学は正しいものという固定観念が崩れ始めるが,その悪影響として疑似科学が隙間に入ってくることとなる.

2001年は一般書・自己啓発本として『チーズはどこへ消えた?』や『金持ち父さん貧乏父さん』がベストセラーとなった.これらは自分探しブームの終焉でもあり,ありのままの全肯定でもある.その他の一般書では『声に出して読みたい日本語』のような日本語ブームが始まる年である.

ゼロ年代を象徴する批評家東浩紀が『動物化するポストモダン』を出版し,アカデミズムからサブカルへの転向,遅れてやってきたエヴァ批評として有名となった.その後の現代思想批評界は東浩紀とそのフォロワーによって進められることとなる.

また,疑似科学論争の大きなきっかけとなる『水からの伝言』がブームとなり,教育界では道徳の授業で使われたり,科学者集団がその疑似科学性を啓蒙したりする騒ぎとなった.

2002年は一般書では『生きかた上手』や『声に出して読みたい日本語』,『常識として知っておきたい日本語』がベストセラーとなった.また,『本当の学力をつける本』で陰山メソッドが有名となり,公立校進学校化など各々が一律である必要がなく,教育にも個性や多様性を認めるような社会風潮となっている.とはいえ,これらの風潮は後の格差社会と繋がらないとは言い切れない.

格差社会といえば,玄田の『仕事のなかの曖昧な不安』は社会安定を失った日本の将来を予見する内容であり,当時の日本社会空気を表す本としてピックアップすることができる.

不況下における人々の意識を表すかのように森永の『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーとなった.この年を前後してエコノミストと呼ばれる人々が盛んにマスメディアに出るようになり,銀行に預けるのではなく,個人が投資する時代になったと盛んに喧伝した.

9.11以降の社会を分析するかのように,ネグリハートの『<帝国>』やチョムスキーの『メディアコントロール』などが読まれた.特に『<帝国>』は左派に大きな影響を与えたといえる.

2004年は『バカの壁』が大いにベストセラーとなり,養老孟司ブームが到来する.その続編でもある『死の壁』も同様にベストセラーとなり,これらと時期を同じくして,新書ブームが到来.多くの出版社新書に力を入れ始める.

仕事のなかの曖昧な不安』を受ける形で『13歳のハローワーク』が出版され,自分探し(何がやりたい?)と自己肯定(何をやっても自分らしい)が同時に薦められるような時代となった.その一方で堀江貴文『稼ぐが勝ち』が売れ,Tシャツ姿で六本木ヒルズで新進気鋭の社長となっているホリエモンが多くの若者共感と多くの大人の反感を買った.この共感した若者は『希望格差社会』において希望が持てない若者たちであり,株取引による一発逆転という大平光代サクセスストーリーとは別の形の逆転劇を夢想させた.

新書ブームを背景に『頭がいい人、悪い人の話し方』,『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がベストセラーとなった.特に『さおだけ屋~』はタイトル売りという技を駆使し,その後多くのフォロワーを生んだ.また,これまで『仕事のなかの曖昧な不安』『希望格差社会』といった「労働」というジャンルハードカバー本であった内容がついに『下流社会』と新書の形をすることで大衆化し,格差社会というゼロ年代キーワードを体現した.

また,東一辺倒であった批評界において,『嗤う日本ナショナリズム』によって社会学の北田が登場し,2ちゃんねる批評というものが生まれた.これはゼロ年代が徹底的にサブカル批評へ偏ることを決定づけた.

相変わらずの新書ブームで『国家の品格』『人は見た目が9割』等がベストセラーとなった.『国家の品格』は養老孟司から続く理系人ブームを引き継ぐとともに,後の品格ブームを起こした.『人は~』は『さおだけ~』のフォロワーであるタイトル売りであり,『なぜ、社長ベンツは4ドアなのか?』といったフォロワーも生まれた.

また現在まで続く重要な流れとして『ウェブ進化論』『Google』『「みんなの意見」は案外正しい』といったWeb論が生まれ,Web2.0玉石混淆,群衆の英知といった言葉がよく聞かれるようになった.これらの著書により,これまでYahooを使っていた人々がGoogleに移行したり,Wikipedia大衆化したりするようになった.これらのWeb論はあまりにオプティミスティックであると当初から批判されたが,アーリーアダプターにしか知られていなかったWebの様子を大衆化したその社会的影響は計り知れない.また,『フラット化する世界』がベストセラーとなり,インドの台頭が認知され始めた.

品格ブームを引きずって『女性品格』,○○力ブームを引きずって『鈍感力』などが一般書としてベストセラーとなった.また,理系人による本として『生物と無生物のあいだ』が読まれた.

データ重要となったことを示すような本として『その数字が戦略を決める』がよく書店平積みされていた.Web時代においてGoogleが大規模DBデータをため込むようになり,既存の専門家よりもデータが多くを語るような時代が幕開けしたことを告げた.

その一方で,「炎上」という言葉が一般用語化し,梅田オプティミストによるWeb論に対して,Webの負の面を大衆化させるような本として『ウェブ炎上』や『フラット革命』が登場した.

また,格差社会論は「ワーキング・プア」や「ロスト・ジェネレーション」といった言葉を生み出し,ワープア論壇やロスジェネ論壇と呼ばれるものが生み出され始めた.特に「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター希望は、戦争。」という赤木の論考は衝撃的であった.

どういう流れからか,『×型 自分説明書』という血液型本がバカ売れした.これも疑似科学ブームの一端なのだろうか.そして,はてなー大好きの勝間本『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分グーグル化する方法』がついにベストセラー化した.いつの頃からかライフハックという言葉がよく聞かれるようになり,多くの自己啓発本書店平積みされていた.また,サブプライム問題までは外資系コンサルが重宝され『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』が売れた.

批評界では東にケンカを売る形で宇野ゼロ年代の想像力』が,東のフォロワーとして濱野『アーキテクチャ生態系』が現れたが,どちらも東の影響を多分に受けており,ゼロ年代批評が東一辺倒であることを決定的にした.

ロスジェネ論壇ではその名の通り『ロスジェネ』という雑誌が創刊し,蟹工船ブームが生まれた.また,秋葉原通り魔事件が起こったことにより,多くのメディアによって事件が消費され,それらは常にロスジェネ論壇,フリーター論壇とともに語られた.

##せっかくISBN記法したのに,増田だと使えないのね.

文字ばっかりでごめんなさい.

2007-11-10

本当の自分(笑)

ベストセラー自己啓発本多読し、マスメディアに踊らされ、自分自身の問題についての責任転嫁を行っていることに無自覚な人たちを嘲笑した言葉

そのような人たちがみな、今の自分は本当の自分ではないと考えていることに由来する。

スイーツ(笑)とその対抗馬ライフハック(笑)に付随する概念であり、スイーツ(笑)かつ本当の自分(笑)や、ライフハック(笑)かつ本当の自分(笑)という人も多く存在する。

本当の自分(笑)と同意義の言葉の例

不思議なくらい前向きになる(笑) きっと!すべてがうまくいく(笑) 小さいことにくよくよするな!(笑) 自分のなかに奇跡を起こす!(笑) あなたの悩みが世界を救う!(笑) なぜか人に好かれる人(笑) この世の悩みがゼロになる(笑) 2日で人生が変わる(笑) 幸せになる法則(笑) 一瞬で自分を変える法(笑) 最高の人生を引き寄せる法(笑) 宇宙に上手にお願いする法(笑) 宇宙を味方にしてお金に愛される法則(笑) 楽しい人生生きる宇宙法則(笑) 鏡の法則(笑) ツキの法則(笑) 引き寄せの法則(笑) 「原因」と「結果」の法則(笑) コミュニケーション力(笑) 鈍感力(笑) 笑顔力(笑) コメント力(笑) そうじ力(笑) 気の力(笑) 自己プロデュース力(笑) 楽天主義セラピー(笑) トラウマセラピー(笑) 3秒でもっとハッピーになる名言セラピー(笑) 脳内革命(笑) 国家の品格(笑) 女性品格(笑) 田中宥久子造顔マッサージ(笑) 人は見た目が9割(笑) 下流社会(笑) 他人を見下す若者たち(笑) 「頭のいい人」はシンプル生きる(笑) 金持ち父さん貧乏父さん(笑) カルロス・ゴーン経営を語る(笑) 中田イズム(笑) イチロー思考(笑) いつまでもデブと思うなよ(笑) 年収10倍アップ勉強法(笑) がんばらないで成長する(笑) 捨てる生き方(笑) 運命におまかせ(笑) グッとくる「はげまし」言葉(笑) 5秒で好かれる心理術(笑) 「心のブレーキ」の外し方(笑) 自分探しの旅(笑) 愛されるより愛したい(笑) 自分らしくライフバランスを手に入れる(笑) 「プチ・ストレス」にさよなら(笑) さあ、才能(じぶん)に目覚めよう(笑) 願いがかなうクイック自己催眠(笑) 頭がいい人、悪い人の話し方(笑) モテる技術(笑) ワルの恋愛術(笑) なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?(笑) きちんと生きてる人がやっぱり強い!(笑) 今、あなたが成功していない10の理由(笑) アダルトチルドレン(笑) セロトニン欠乏脳(笑) ジェンダーフリー(笑) ゲーム脳の恐怖(笑) 水からの伝言(笑) 嫌韓流(笑) 嫌大阪(笑) 萌えるアキバ(笑) 増田(笑) はてな(笑) ホッテントリ(笑) GIGAZINE(笑) 痛いニュース(ノ∀`)(笑)


スイーツ(笑)

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b9%a5%a4%a1%bc%a5%c4%a1%ca%be%d0%a1%cb

ライフハック(笑)

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%e9%a5%a4%a5%d5%a5%cf%a5%c3%a5%af%28%be%d0%29

2007-10-21

愛国心を持つなら地球に持て。国に心を管理させるな。

愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!」 ジミ・ヘンドリックス 

世界ぜんたいが幸福にならないかぎりは、個人の幸福はありえない」 宮沢賢治

「相手がどう反撃していいか、わからないような戦法で、ぼくは権力と戦いたい」 ジョン・レノン

不思議なことだ、いつの時代においても悪人は自分の下劣な行為に、

宗教道徳愛国心のために奉仕したのだという仮面を着せようとつとめている」

byハイネ

愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!」

byジミ・ヘンドリックス(“伝説”のギタリスト

愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ」

byバートランド・ラッセル(哲学者ノーベル文学賞受賞)

「恐怖心や愛国心によって人を殺すのは、怒りや貪欲によって人を殺すのとまったく同じく悪い」

byヘンリー・ミラー

愛国心と言う卵から、戦争が孵化する」

byモーパッサン

愛国心とは、ならず者達の最後の避難所である」

byサミュエル・ジョンソン(イギリスの文豪)

ナショナリズムは小児病である。それは国家麻疹(はしか)である」

by アルベルトアインシュタイン(物理学者ノーベル物理学賞受賞)

人類から愛国心を叩き出してしまわないかぎり、あなたがたは決して平穏な世界を持たないだろう」

byバーナード・ショウ(戯曲家、劇作家ノーベル文学賞受賞)

愛国心なんて今すぐ廃語にすべき言葉です」

by藤原正彦(「国家の品格」の著者、お茶の水女子大教授)

今日の大きな悪魔愛国心愛国心大戦をもたらすのだ」

byチャールズ・スペンサーチャップリン(喜劇王俳優映画監督)

【補記】・市民の考える愛国心=郷土を愛する心

極右利権政治家ネットウヨクが唱える愛国心=時の政権与党への絶対服従

(すなわち、自民党官僚税金権力私物化して、

国費と国富をいいように喰い散らかし、私腹を肥やしていることを受け入れ、我慢する心。それが「愛国心」)

(ちなみに、ウヨ厨の理想は、北朝鮮またはナチスドイツ型の言論統制全体主義国家)

 『現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。

 そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。

 それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。』」

 by リロイ・ジョーンズ 1968年NYハーレムにて

映画ヒトラー最後の12日間

ソ連軍に包囲される前にベルリン市民を脱出させるべき」という進言を退けたヒトラーはうそぶく

国民自業自得自己責任)。国民地獄を味わうのは当然の義務。われわれを(選挙で合法的に)選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ。』

◆「“愛国心”とは、悪人どもの最後の避難所である。」

 by サミュエル・ジョンソンイギリスの文豪)

◆「“愛国心”とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ。」

 by バートランド・ラッセル哲学者ノーベル賞受賞)

映画華氏911」。

 内容はこんな感じ。

 「戦争富裕層利益のために行われる。実際に戦場に赴くのは貧困層若者

 富裕層人間は勝利の後の利益を美味しく頂くだけで、戦争には興味がない。

 富裕層愛国心なんかなくて、ひたすら金だけ求める。

 貧困層富裕層利益のために自らの命までも捧げる。愛国心の名の下に。」

2007-04-03

クリティカル上等!にはならないかな

http://anond.hatelabo.jp/20070331165622の方曰く:

しかし、それ(引用者註:批判的思考)は残念ながら教育現場に降りてこない。なぜかというと、一つにはおそらく日本教育システムの問題があると思う。要するに「生徒が教師の言うことをクリティカルに捉えるようになったらいろいろ困る」からだ。

うん、現状としてはそうだよね。

国歌斉唱に際して不起立で通した教員に対して、思想信条の自由と言って規範に従わない教員が、生徒を規範に従わせることができようか」という批判が出ていたのを思い出した。「生徒が『思想信条の自由でしょ』って授業中出歩いてたらどうするんだ?」みたいな。

だけど私は、「生徒からの批判に耐えられずして何が(教育学校|教員)か!」とも思うわけ。私はフィンランド厨なのでフィンランド国語教育をつい引き合いに出してしまうのだけれど、フィンランドの教師は生徒に「なぜそう考えるのか?」としつこく訊いて来るそうだ(いわゆるmiksi?)逆に言えば、教師はいつ反撃に遭うかわからない。ちょっとでもいい加減なことを言えば、生徒から「なんで?」と聞き返されることを覚悟しなければならないし、理由を答えられないような行為を生徒に行ってはならないようになっているのだろう(確認してないので憶測。もしそうでないとしたら私はフィンランド勝手に失望する)

翻って日本では、いまだに子ども規範を叩き込め!」みたいなスタンスが優勢な気がして、そのあたりどうも気が重い。ヒットを飛ばした藤原正彦の『国家の品格』でしたっけ、「ならぬものはならぬ!」とか言ってたけど、つまり「なんで?」を強権的に封じ込めてしまっているわけで、非常にもったいないというか危険。確かに「なんで?」に答えるのは面倒だけどさ。考えずに従えばいいっていうのは、もし従う相手が間違った道を歩いていたら、諸共に崖から落ちることになるわけだから。それだったらむしろ、「自分の道は崖に向かっているのではないか?」と考えられる方法を授けるべきだよね。

(註:フィンランドの躾がどうなっているのかはよくわからない。幼児に対しては日本より厳しいかもしれない。宗教についても勘案が必要。しかし、ある程度の思考力がついてくる10代や成人に対しても「規範を叩き込め!」になってしまいがちな日本をこそ問題にしたい)

2007-03-19

学歴努力貧乏スパイラル

http://anond.hatelabo.jp/20070318224345

父親は工業高校卒で、母親は中卒。貧乏だけど、いい家でした。すんごい田舎で、感覚が一世代くらい遅れてて、『国家の品格』に感化されちゃうような人が絶賛しそうな価値観で、まだ子供だった自分には心地よかった。

大学に行く人生なんて想定していなかった。中学を出るときには、父親の影響で工業高校を志望した。担任にせめて工業高専に行けと言われた。そんなもんかと思って行った。高専は、授業料の免除や奨学金が充実していたので。最終学年になって、就職担当のところに行ったら、就職先を紹介してもらえなかった。大学に編入しろと言われた。お金の工面なども含めて熱心だったので、つい熱意にほだされて大学に行ってしまった。猫も杓子も貧乏人も、なんでも大学に送り込まれる時代なんだなと思った。団塊ジュニアの一番受験生の多い世代で、受験戦争が過熱した大学バブル時代だった。

大学にはそんなお節介はいなかったので無事就職出来た。その結果http://anond.hatelabo.jp/20070314010106 だった。辞めて本人は清々したが、下手に有名な大学を出てしまったことで田舎に戻っても浮く変なインテリの根無し草になってしまった。お節介人達は正しかったのだろうか。誰もが上を目指すことに向いているとは限らない。

2007-02-01

anond:20070131225453

新書って、「国家の品格」とか「人は見た目が9割」とか、ピンポイントで売れてる感じですね。

地味な定番本を常に置いてる本屋が好きなのですが…日本史だと「古事記の世界」(西郷信綱)とか。

まあ、通販なんでしょうねー。それにしても、本当に読みたい人しか本を買わなくなった気がします。

うちの親は興味ないのに見栄で「日本の歴史」(井上清)とか本棚に並べてましたけど、今は置いても誰もエライと思ってくれなそうです。笑。

2007-01-11

ハケンの品格

あるある…ねーよ的なネタオンパレードでした。

今気づいたけど、このタイトルは「国家の品格」とかけてるのか。内容の意味はまるで正反対だけど。

国家にすがって自分を見つける後者と、あくまで自分をよりどころにして生きていく派遣。言い換えれば、00年代思考90年代思考

というわけで、このドラマに関して言えば、90年代を引きずっているOLなんかにはウケるかもしれない。

 
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