僕が生きてきてふと思ったこと。
人は自分の周りが起こったことしか実感できないんだなということ。
僕は貧乏だった。
だけど、子供のときは周りはさらに貧乏だったから気にはならなかった。
外食でたまに行く中華料理屋がすさまじくご馳走だった。(今思うと王将レベルですらなかったように思うw)
いつも着る服もぺらぺらだったなw。
コロッケとかには、ソースをどばどばかけて、おかずが少なくてもご飯をいっぱいたべれるようにとか。
だけど小学生のときはみんな貧乏だったから、自分が貧乏とかそういうことは気にならなかった。
家の事情で高校にいけないやつもいた。
そういう感じだった。
だけど、こうこうに行くと他の学区と混ざることになった。
その時点で、自分の話をするとネタ状態になった。
真剣に話すとどん引きだ。
大学にいくと、さらに実感する。
大学であった人たちにとっては、僕が実感したような貧乏なんてテレビとか、物語の中だけのようだった。
世間では貧富だどうだ、自分は勝ち組だ負け組みだ、いまどき??じゃねえやつはどうなの?っていうのをよく見る。
確かによく見る。
だけど。
小学生のときの同級生の消息を聞くと見事に貧乏スパイラルにおちいっている。
親が貧乏で教育されていなくて、子供には教育するお金がなくてやっぱり世間では厭われている職業をしていて貧乏で。
そいつらにもっと勉強しろっていえるんだろうか、ぼくは。
あなたはどうやってその貧乏スパイラルから抜け出したの? それは同級生より「もっと勉強した」とか「もっと努力した」とかそういう何かがあったんじゃないの?
努力して勉強すれば貧乏から脱出できる道はあるかもしれない。 しかし、どれだけ努力した結果でも、「貧乏だったから」ということで簡単に人格否定されてしまう世の中。 貧乏な人に...
http://anond.hatelabo.jp/20070318224345 父親は工業高校卒で、母親は中卒。貧乏だけど、いい家でした。すんごい田舎で、感覚が一世代くらい遅れてて、『国家の品格』に感化されちゃうような人...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 折角の才能が似つかわしくない人のところに行ったということか 下手にできるのも考えもんだなあ
ちょっと前までは地頭がよくても貧乏人に生まれたからそのまま田舎に留まるというルートがあったと思うんよ。そういう人達が地方の自治や品格を支えていたのだと思う。あるときから...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 似たような境遇の人がいたので反対例を。 うちの父親は中卒の工場勤務で、母親は商業高校卒。貧乏なうえに父親が超ドケチだったため、誕生日含めプ...
やぁ増田。君の話を有難う>http://anond.hatelabo.jp/20070320001913 君と僕の違うところは、自分の育った環境が好きだったか否かなんだろうな。父親は現場の技術者で、器用で、なんでも作れて...
君の話を有難う 「分相応だけど向いてない」とか「適性はあるけど分不相応」ってことない?
分相応・不相応は能力の高低の問題で、 向き不向きは能力の方向性の問題でしょ。 「それ、君には不相応だよ」って言われると貶されてる感じになるが、 「君には不向きだよ」って言わ...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 似たような境遇の人がいたので反対例を。 うちの父親は中卒の工場勤務で、母親は商業高校卒。貧乏なうえに父親が超ドケチだったため、誕生日含めプ...
似たような話 学歴と努力と貧乏スパイラル 地方の疲弊