田舎の貧乏な家で、特にそれを不幸とも思わず育った。うっかり大企業に入社してしまったが、「自分が本来いるべきところでない」感が強くて、10年勤めずに辞めてしまった。仕事はうまく行ってた。過分なほど評価されてたし人間関係も良好だった。でも続けられなかった。心配してくれた職場の人に、ただ申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
こういう経験を持つ自分は、貧乏人の子供に教育や機会を与えても、余分な疑問や違和感を抱いて、与えたものを活かせないのではないかと疑ってしまう。少なくとも、それが当たり前と思う層に与えるよりも効率の悪い結果になるのではないか。高待遇を受け取り続けるには、ある種の育ちの良さ、自分が受け取っているものに自分が見合っていることに疑問を感じない傲慢さが必要なのではないか。
こんなことを考えていると頭がおかしくなるから、近代以前のように身分職業が決まっていて、食うのに精一杯で、短い一生を生きた方が幸せな気がしてくる。これが明治の知識人が振り回された近代的自我という奴かもしれない。つまり、贅沢病だ。
http://anond.hatelabo.jp/20070318224345 父親は工業高校卒で、母親は中卒。貧乏だけど、いい家でした。すんごい田舎で、感覚が一世代くらい遅れてて、『国家の品格』に感化されちゃうような人...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 折角の才能が似つかわしくない人のところに行ったということか 下手にできるのも考えもんだなあ
ちょっと前までは地頭がよくても貧乏人に生まれたからそのまま田舎に留まるというルートがあったと思うんよ。そういう人達が地方の自治や品格を支えていたのだと思う。あるときから...
似たような話 学歴と努力と貧乏スパイラル 地方の疲弊
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 似たような境遇の人がいたので反対例を。 うちの父親は中卒の工場勤務で、母親は商業高校卒。貧乏なうえに父親が超ドケチだったため、誕生日含めプ...
やぁ増田。君の話を有難う>http://anond.hatelabo.jp/20070320001913 君と僕の違うところは、自分の育った環境が好きだったか否かなんだろうな。父親は現場の技術者で、器用で、なんでも作れて...
君の話を有難う 「分相応だけど向いてない」とか「適性はあるけど分不相応」ってことない?
分相応・不相応は能力の高低の問題で、 向き不向きは能力の方向性の問題でしょ。 「それ、君には不相応だよ」って言われると貶されてる感じになるが、 「君には不向きだよ」って言わ...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 似たような境遇の人がいたので反対例を。 うちの父親は中卒の工場勤務で、母親は商業高校卒。貧乏なうえに父親が超ドケチだったため、誕生日含めプ...