http://anond.hatelabo.jp/20070318224345
父親は工業高校卒で、母親は中卒。貧乏だけど、いい家でした。すんごい田舎で、感覚が一世代くらい遅れてて、『国家の品格』に感化されちゃうような人が絶賛しそうな価値観で、まだ子供だった自分には心地よかった。
大学に行く人生なんて想定していなかった。中学を出るときには、父親の影響で工業高校を志望した。担任にせめて工業高専に行けと言われた。そんなもんかと思って行った。高専は、授業料の免除や奨学金が充実していたので。最終学年になって、就職担当のところに行ったら、就職先を紹介してもらえなかった。大学に編入しろと言われた。お金の工面なども含めて熱心だったので、つい熱意にほだされて大学に行ってしまった。猫も杓子も貧乏人も、なんでも大学に送り込まれる時代なんだなと思った。団塊ジュニアの一番受験生の多い世代で、受験戦争が過熱した大学バブル時代だった。
大学にはそんなお節介はいなかったので無事就職出来た。その結果が http://anond.hatelabo.jp/20070314010106 だった。辞めて本人は清々したが、下手に有名な大学を出てしまったことで田舎に戻っても浮く変なインテリの根無し草になってしまった。お節介な人達は正しかったのだろうか。誰もが上を目指すことに向いているとは限らない。
田舎の貧乏な家で、特にそれを不幸とも思わず育った。うっかり大企業に入社してしまったが、「自分が本来いるべきところでない」感が強くて、10年勤めずに辞めてしまった。仕事はう...
http://anond.hatelabo.jp/20070318224345 父親は工業高校卒で、母親は中卒。貧乏だけど、いい家でした。すんごい田舎で、感覚が一世代くらい遅れてて、『国家の品格』に感化されちゃうような人...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 折角の才能が似つかわしくない人のところに行ったということか 下手にできるのも考えもんだなあ
ちょっと前までは地頭がよくても貧乏人に生まれたからそのまま田舎に留まるというルートがあったと思うんよ。そういう人達が地方の自治や品格を支えていたのだと思う。あるときから...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 似たような境遇の人がいたので反対例を。 うちの父親は中卒の工場勤務で、母親は商業高校卒。貧乏なうえに父親が超ドケチだったため、誕生日含めプ...
やぁ増田。君の話を有難う>http://anond.hatelabo.jp/20070320001913 君と僕の違うところは、自分の育った環境が好きだったか否かなんだろうな。父親は現場の技術者で、器用で、なんでも作れて...
君の話を有難う 「分相応だけど向いてない」とか「適性はあるけど分不相応」ってことない?
分相応・不相応は能力の高低の問題で、 向き不向きは能力の方向性の問題でしょ。 「それ、君には不相応だよ」って言われると貶されてる感じになるが、 「君には不向きだよ」って言わ...
http://anond.hatelabo.jp/20070319015624 似たような境遇の人がいたので反対例を。 うちの父親は中卒の工場勤務で、母親は商業高校卒。貧乏なうえに父親が超ドケチだったため、誕生日含めプ...
似たような話 学歴と努力と貧乏スパイラル 地方の疲弊