はてなキーワード: ラインハルトとは
それは入れるだろうなっていうのと、えー選外にすら入ってないのもあるじゃんっていうのもいくつか。
リメイク含めると、かなりの数あるシリーズ作品だから仕方ないんだが、まあ俺も別案を出しておく。
基本的に、先人増田に則る。話のテーマ上、やはり初期作に偏る。
初の戦えるマイユニットであり、そして露骨なまでに優遇されている。
トラキアでも敵ユニットとして存在感を放ってはいたが、晴れて味方ユニットとして使えるようになった。
そしてトラキアの時よりも存在感を放ち続け、本作のバランス調整に禍根を残すことになる。
ロードというユニットの象徴的存在。説明は元増田とほぼ被るので省略。
元増田はジェイガン枠としてゼトを挙げていたが、だったらジェイガン本人を入れなきゃ。
序盤から加入しており、最初の内は雑魚もボスも一人で蹴散らせるほどの強さがある。
しかし、レベルアップしてもほぼ成長しないため「序盤は頼れても、頼りっきりでは未来がないよ」ってのを身を持ってプレイヤーに分からせる。
個人的には「それでも頼らなきゃいけないユニット」をやりくりしているときが一番FEを感じる。
ファイアーエムブレムのテーマに歌詞がついたとき「強い男に入れ込みすぎて周りの戦士はへなちょこばかり」って部分がある。
その象徴がオグマで、以降の作品でもこれに相当するユニットは必ずといっていいほど出てくる。
実はオグマって圧倒的な強さはもってなくて、成長がヘタれたりすると最後まで頼りになるユニットとはいえなかったりする。
そういう意味でも「いくら最初から最後まで使うつもりでも、色んなユニットを使ったほうがいい」というのを分からせてくれる。
仲間になる敵ユニットの象徴的存在。基本的な説明は元増田とほぼ被るので省略。
仲間になる敵ユニットという点ではナバールと同じなんだが、こいつ独自のアイデンティティとして「バカ兄貴」という属性がある。
「「レナ…おまえは今どこにいるんだ」というセリフとともに妹のレナに攻撃してくるのだ。
そして以降の作品でも身内に攻撃してくるユニットはちょくちょく登場し、FEに一般常識なんて通用しないことをプレイヤーに教えてくれる。
アーマーナイトというクラスの、ひいては重騎士クラスの象徴的存在。
元祖としてはドーガがいるが、アーダンを挙げるのは作中で「固い、強い、おそい!」と称されたのが理由として大きい。
いかつい見た目と、ユニットとしての使い勝手の悪さも含めて、最もプレイヤーの記憶に残った重騎士だろう。
作中で「大陸一の弓騎士」と称されながら、実際はそこまで強くない看板倒れユニット。
上級職で加入するユニットは基本的に下級職から育てたユニットより弱いことが多く、それは大層な看板を持っていても覆らない。
「若者だろうが大層な設定があろうが、中盤加入の上級職ユニットをアテにしてはいけない」という点においても重要なユニット。
ジョルジュの説明で「中盤加入の上級職ユニットをアテにしてはいけない」と書いたが、そのセオリーを破壊した存在。
以前のシリーズでも強い上級職加入ユニットはそれなりにいたが、友軍時でのあばれっぷりからくるインパクト、実際に仲間になったときの使い勝手の良さからピックアップ。
マムクートというクラスの象徴的存在であり、以降マムクートというキャラの方向性を決定づけた。
あと、なにより「使える武器の強さだけでほとんどカバーしてるユニット」という点でも印象的。
ロードでありながら、これまでとは異なるキャラ付けをし、それがちゃんとウケ、以降の作品でも主人公の方向性に影響を与えたという功績は大きい。
踊り子枠は抜きんでてコイツが印象的ってのはいないんだが、自分が強いて挙げるならレイリア。
聖戦は親世代でカップルを作らなかったり死んだりした場合、子世代では代替ユニットが出てくる。
代替ユニットはステータスが低いしスキルも微妙なことが多いんだが、レイリアだけは妙に優遇されてるのが印象的。
レイリア以外だと、トラキアのラーラはシーフとしても立ち回れるのが独特。
封印はソードマスターが特に強かった作品で、その象徴的ユニット。
最後だけ加入してくれる終盤お助けユニット元祖で、以降の作品でも相当するユニットがでてくる。
既に完成された能力で加入し、頑張って育てたユニットをあざ笑うような強さであることも多く、それが癪で使いたがらないプレイヤーも一定数いる。
終盤なのに下級職で加入し、その代わり成長率が高いという、いわゆる遅れてきたエース枠。
この枠の元祖はエストだと思うが元増田が挙げていたので、それ以外で記憶に残っているのはニノかな。
ストーリー上でも攻略上でも環境に恵まれてなくて、育ち切ったころには活躍できる場がほぼ残っていなかったりと、どうにもポテンシャルを活かしきれないことが多い。
しかも烈火は有能な魔導士が多いのでニノを育てるのは趣味の領域になりやすく「強いユニットが、使えるユニットであるとは限らない」というのを実感させられる。
仲間にするのが大変なユニットとして名前が挙がるであろうユニット。
こいつ以上に難しいユニットは今後でてこないだろうし、でてきてはいけない。
FEには二者択一の、片方しか仲間にできないユニットがいるんだが、その中でも優遇されているのがオルエン。
ストーリー上の見せ場があるって意味でも、強さ的にもほぼオルエン一択。
ドラゴンナイトで一人挙げるなら、やはり元祖のキャラになるか。
「縁のある人物が敵ユニットとして出てくる」っていう共通設定も、このころからある。
看板倒れキャラといえば、こちらを挙げる人も多そうだが、ジュルジュを挙げたのでこちらは選外。
「友軍時の行動が困ったやつ」として挙げるなら、難易度ハード時のこいつが印象的。
蒼炎でも登場するが、味方ユニットとして使えるのは暁の時。
あくまでゲスト参戦ではあるものの「まさか味方ユニットとして使えるのか!?」ってインパクトが最もあったのは、この人だと思う。
他だと紋章のシリウスとか、封印のトライアルマップでのみ使えるユニットとかもいるけど、一人だけ挙げるなら漆黒の騎士かなあ。
20分続いたオーバータイムがD.Va出して自爆したら終わることもよくある
ディフェンスマトリックスでモイラの黄玉を消しまくる嫌がらせも可
アナの阻害を防げるのも大きい。阻害をくらいまくってるのにいつまでもゴリラを出さないチームの未来は暗い
ペイロードに居座るのが基本だが甘えたソンブラを地の果てまで追いかけることもある
バリアが有用すぎるのでウルトは緊急時以外は基本使わない。あとはペイロはがし
最強格の一人
無限フォーティファイで無敵要塞と化したオリーサはかつてのザリアを思い起こさせる
かつては無限バリアで異常な強さを誇っていたがCTが伸びてそこまででもなくなった
サージはもちろん強いが、大勢を吸うよりも一人だけ吸ってフォーカスを合わせられるようにしたい
ウルトでペイロはがしするために採用されることがある
バリアを無視して阻害を入れられるのは強いが、トータルメイヘムの体力の敵を短時間で仕留めるのは難しい
脅威の生存力で飛び回り、軽いやつを狩りまくる
ソンブラに弱いのは相変わらず
相手ソンブラのEMPでケージが消されてしまうので使わせてから使いたいが、相手もケージ待ちで絶対にEMPを使わず一生にらみ合いになることもよくある
ザリアと同じくモイラソンブラドゥームを拘束できるのが強い
異常な体力を誇りソンブラにハックされても死に直結しないくらい生存力がある
環境キル要員その2
フックコンボをしても誰も倒せないのがつらい
ホールホッグでペイロはがしができる
ダイブ系に狙われると非常にきつい
トータルメイヘムではヘッドショットを当てるメリットが少なくヒットスキャンやスナイパーは総じて活躍しにくい
ボブは高確率でハックされるうえ、戦場はタンクだらけで誰も倒せないことも多い
トロール枠
基本的にキルがとれず、トータルメイヘムでスキャンはほとんど意味がない
ヒットスキャンがあまりピックされないので動きやすい気もするが、無限ブースターD.Vaや無限ジャンプゴリラが飛んできて一生粘着されることもある
コピーは強いが、ロール制限がないんだから普通にウルトが強いキャラを選べばいいという話もある
ゲンジ自信ニキがお遊びで来たトータルメイヘムで返り討ちに合っているのをよく見かける
無限生成タレットでモイラソンブラに徹底的に嫌がらせしたいところ
トラップでモイラを捕まえるという重大な役目があり、そのためにピックされる重要キャラ
通常アビリティで拘束ができる強キャラだがその分狙われやすく、逃げる技術とチームのサポートは必須
30分続いた試合がソンブラ出した途端に終わることもある
ゴリラバリアを消せる唯一の手段としてOW1の頃からEMPが猛威を振るってきた
無限タレット置き放題、オーバーロードの生存力が高い、モルテンコアが強いと中々の強キャラ
デスはしないがキルもできない
ずっといるだけになりがち
タンク勢に撃ち勝てない
生存力は高い
相手の体力が高すぎるのでブリザードで凍らせてもしっかりフォーカスしないと誰も倒せない
バリアを張ってペイロード上に座り込んでるゴリラをお仕置きしたいときに
トロール枠
スリープダーツと同じくイモのクールタイムは補正がかかっておりそこまで連発はできない
ブリに限ったことではないが逃げスキルがないキャラは基本的に厳しい
黄玉でバリア貫通ヒール、無限フェードによる最強の生存力により完全にトップメタ
モイラの負け筋はEMP及び拘束系スキルだけで、それらを避け続ける技量は求められる
他全員を倒してもモイラがペイロードで粘り続けて結局みんな帰ってきてやり直しという状況はざらにある
ウルトはあまり強くないが通常時があまりある強さなので気にならない
グリップとお花が意外と便利だったりする
あああああ!
これエクセルの計算ミス大学院生に指摘されてクルーグマンにも突っ込まれてたラインハルトロゴフやんけ。古すぎて忘れとったわ。
https://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE93H04720130418/
https://peri.umass.edu/images/WP322.pdf
Conclusionだけでも翻訳して読んでみ。
https://archive.nytimes.com/krugman.blogs.nytimes.com/2013/04/17/blame-the-pundits-too/
ラインハルトとヤンは、いないいないばあの遊びで銀河の平和を守ることにした。彼らは、銀河帝国と自由惑星同盟の両方の指導者として、いないいないばあの遊びのルールを広め、戦争をやめさせた。銀河は、ラインハルトとヤンのいないいないばあの遊びによって、笑顔と幸せに満ちた世界になった。
しかし、銀河の平和は長くは続かなかった。ある日、ラインハルトとヤンは、再び、いないいないばあの惑星に飛ばされてしまう。そこで、彼らは、いないいないばあという不思議な遊びをする子供たちと再会する。子供たちは、ラインハルトとヤンを喜んで迎え、一緒にいないいないばあの遊びをしようと誘う。ラインハルトとヤンは、子供たちと楽しく遊ぶが、そのとき、突然、空から巨大な影が現れる。それは、銀河の平和を乱す邪悪な存在、**テラリスト**だった。
テラリストは、銀河の平和を嫌い、ラインハルトとヤンのいないいないばあの遊びを馬鹿にしていた。彼らは、いないいないばあの惑星を破壊しようと、巨大なレーザー砲を発射する。ラインハルトとヤンは、子供たちを守るために、レーザー砲の前に立ちふさがる。しかし、彼らは、レーザー砲の威力には敵わず、吹き飛ばされてしまう。子供たちは、ラインハルトとヤンが死んだと思い、泣き叫ぶ。テラリストは、子供たちの悲鳴に笑い、さらにレーザー砲を発射しようとする。
しかし、そのとき、ラインハルトとヤンが、奇跡的に生きていたことが分かる。彼らは、レーザー砲の衝撃で、顔を隠していたのだった。彼らは、顔を出して「ばあ」と言い、テラリストに向かって笑顔で手を振る。テラリストは、ラインハルトとヤンの顔を見て、驚きと恐怖の声をあげる。彼らは、ラインハルトとヤンが、いないいないばあの遊びの最高の達人であることに気づく。彼らは、ラインハルトとヤンのいないいないばあの遊びによって、心の平和を失い、狂気に陥る。彼らは、自分たちのレーザー砲に向かって走り、自爆する。
ラインハルトとヤンは、テラリストの自滅を見て、安堵する。彼らは、子供たちに近づき、抱きしめる。子供たちは、ラインハルトとヤンが無事だったことに感謝し、笑顔で返す。ラインハルトとヤンは、子供たちと一緒にいないいないばあの遊びを続ける。そして、彼らは、この世界でも銀河の平和を守ることにする。銀河は、ラインハルトとヤンのいないいないばあの遊びによって、再び、平和になるのだった。
ある意味で、作中で一番民主主義的なヒーローの描かれ方をしてるのが、ラインハルト皇帝なんだよな。
ラインハルトの能力主義って、アメリカなんかの大統領のイメージに近い。
ヤン・ウェンリーみたいなオタク技術屋が安穏とやりたいことができるのは、昔の日本とかみたいな官僚主義のイノベーションのない国。
まあ、作者の時代の左翼は「アメリカ=米帝=帝国主義」なんてイメージだから、むしろ本当の民主主義的な汚い政治が専制君主の世界に馴染むと本気で思って書いてたのかも知れない。
タイトルは忘れたが、第二次世界大戦を描いた映画で、イギリスの貴族議員が、アメリカの実業家政治家に「貴族の政治はアマチュア政治。アメリカは『プロ』の政治なんだ」と叱咤されるシーンがあったが、ああいう本当の西欧の「政治」感覚は、こんな漫画で学んだつもりになってたらわからないね。
※うっすら思い出したけど、多分カズオ・イシグロの「日の名残り」だったような気がする。最初は気の良い人だった貴族が、世間の空気に流されて段々ユダヤ人の召使いを差別しだす話。
https://somethingorange.jp/entry/wakararanai
これを読んで、頭の中に出てきたこと
人物設定をどうすれば、とかではないと思うんだよ
ヤンとラインハルトは、無能な旧体制に対して対象的に置かれた駒であることは、誰も否定しないでしょ?
旧体制を破壊して自身が新しい体制を作り出していくことが許されているラインハルトと
民主制に対して強制力を発揮することが、すなわち民主制の否定という、わかりやすい舞台装置
どちらも根底には理想があり、その理想に沿って忠実に動く駒なんだ
そして、それが実現される世界
普通ならアスターテ会戦はアレだけの負けの中でヤンの指示なんて通らずに潰走してる
ヤンに心酔してるわけでもないのに、部隊の末端までもが指示に完璧に従う
それが違うように見えてるとしたらば、単に世界のリアリティラインに引っ張られてるだけ
理想に燃える能動的な人物だとしても、自身の思想が足枷になって十全に能力を発揮できないキャラクターとなる
そういうキャラって多いだろ?
あのキャラもなかなかの人気だ
ヤンを「厭世的で皮肉屋で怠惰に見えるが実はすごい才能をもっており、不本意ながら大活躍してしまい周囲にチヤホヤされる」と評価するから間違うんだよ
設定した理想の通りに動くブレのないキャラとして考えると、その辺のキャラと大して変わらないキャラとして認識できるはず
ここまできたら仕組みとしては単純で
「設定のとおりにコマを動かす」ことに納得感がどれくらいあるのかって話になる
銀英伝の世界は、なんだかんだ揶揄されながらも、人々の琴線に触れる物語なわけ
もう片方は、正当に評価されないやつが実はすごかったという話
わかりやすい
半沢直樹とかと一緒だ
・星を継ぐもの → 明らかに「シリーズモノ全体として」評価している奴らの票が入っているであろう時点で失格。たとえば『スーパードクターK』は今だと『K2』の影響でかなり評価が高まっているけど、それは『スーパードクターK』単体の評価であるというのは無理だろ。その分を何らかの計算式で除算すべきだった。
・夏への扉 → ババァは裏切るからロリコンが正解!未来はクソ!現代もクソ!科学と猫とロリだけが正義!恥ずかしいと思わねーのかな……
・ハーモニー → なんか伊藤計劃に変な事言うと「死者を冒涜するな!」みたいになりそうだから何も言えねえわ。あえて一言言うならそういう空気が生み出した上昇気流込みの評価はあると思うよ。
・三体 → 時間によってろ過される前の短期的な評価が入ってる時点でなんかこのランキングに入れるのは違うんじゃね?ハピマテはその昔大ブームになったけど今それと同じ力を持っていると言えるか?つーかこれもシリーズやんけ。
・幼年期の終わり → 「これが元ネタだから読んどけ!」するにしてもあまりに在り来りになりすぎたからもう読まなくていいやの枠だと思う。シェイクスピアみてーなもんでしょ。面白いかって言われると今読むと厳しいと思うよパクられすぎてるから。つーかこれも。
・新世界より → どーせアニメから入った奴らばっかなんだろ?ヒロインがカワイイから評価上がってるだけだろ?
・アルジャーノンに花束を → これSFか?クソほど長い自由律俳句としてはめっちゃ面白いし翻訳にも恵まれていると思うがSFか?
・銀河英雄伝説 → アニメのラインハルトがカワイイから評価が上がってるだけだろ?
・アンドロイドは電気羊の夢を見るか? → ブレードランナーの元ネタとして評価されてるだけだべ。映画にない部分こそが本体だけどちゃんと分かってる?
・1984年 → あちゃー遂に「11位に相応しいな」って感じのが来ちゃったのでここで企画は打ち切りでーす。他の名作と同じでパクられまくっちゃいるんだけど、本家ほどに剥き出しな悪意や失望を感じさせる作品は少ないのよね。時代を重ねるほどに「昔の人はこんな事考えてたんだな―」とはならずに今でも全然通用するテーマってのが「人類は愚か!ずっと愚か!」って盛り上がれるのもポイントよね。古さを単に元ネタとしての鮮度の高さ以外の形で使えるってのは強いよ。
キルヒアイスが生きていたら…という表現が原作を読み返していたらめちゃくちゃ出てきたので何となく集計してみました
… 1[sage]23/01/29(日)19:07:44 No.1020799902+
ラインハルト・フォン・ローエングラム元帥が、故人となったジークフリード・キルヒアイスならともかく、部下の個人的名誉のそのようなあらわれかたを許容するはずがないのに…。 3巻
… 2[sage]23/01/29(日)19:08:20 No.1020800175+
「……ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、こんなかたちでイゼルローンをふたたび失うことはなかったかもしれんな」 7巻
… 3[sage]23/01/29(日)19:08:48 No.1020800401+
本来、キルヒアイスの肉体ではなく銃口によってはばまれるはずであった。その日まで彼ひとりが、ラインハルトの傍で武器の所持を許されており、その射撃の技倆は衆にぬきんでたものであったのだから。 7巻
… 4[sage]23/01/29(日)19:09:32 No.1020800747+
後世の人
後世、しばしば、言われることである。もしジークフリード・キルヒアイスが旧帝国暦四八八年以降も生存し、歴然たる〝帝国の第二人者〟でありつづけたら、ラインハルトとロイエンタールとの緊張関係は、潜在的なもので終わったのではないか、と。 9巻
… 5[sage]23/01/29(日)19:10:06 No.1020801002+
ビッテンフェルト
「もしジークフリード・キルヒアイスが生きていれば、こんな不愉快な人事とも無縁でいられたろうよ。いい奴ほど早く死ぬ」 10巻
… 6[sage]23/01/29(日)19:10:39 No.1020801248+
ここまで一回だけの人
… 823/01/29(日)19:11:26No.1020801648+
彼の訃報に接したとき、ヤンは、永年にわたる友人を失ったような、心の痛みを覚えた。彼が生きていれば、帝国新体制と同盟との、貴重な架け橋となってくれたかもしれない、ともヤンは思う。 3巻
これであの若い赤毛の驍将ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、ヤンにあたえられる勝利のチャンスは、極微少のものであったにちがいない。 3巻
… 9[sage]23/01/29(日)19:12:46 No.1020802274+
まず3位
ミッターマイヤー
「ジークフリード・キルヒアイスが生きていれば、きっとローエングラム公をお諌めしただろうな。」 3巻
「そのとおりだ。キルヒアイスが生きていたら、あのオーベルシュタインがしたり顔で軍務を専断することもなかったろうよ」 7巻
あの聡明なジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、皇帝カイザーラインハルトとロイエンタールとの、もつれた鋼の糸をときほぐすことができただろうか。それとも、彼の存在をもってしても、やはり今日の事態は、さけえざる必然の結果であったのだろうか……。 9巻
… 10[sage]23/01/29(日)19:13:45 No.1020802649+
2位
ヒルダ
ジークフリードキルヒアイスが生きていたら何と言うかーーそう言おうとしてヒルダは思いとどまった。… 3巻
「ああ、それにしても、キルヒアイス提督が健在なら、わたしなどがでしゃばる必要はないのだけど」ヒルダは短くしてあるくすんだ金髪を、すんなりした指でかきあげた。死者を冥宮から呼びもどすことはできない。それにしても、若くして逝った赤毛の若者は、今後どれほど人々におなじつぶやきを発せさせることになるのだろうか。「キルヒアイスが生きていたら!」 と……。 3巻
ジークフリード・キルヒアイスは、能力と識見と忠誠心において比類ない存在だった。副官としてラインハルトを補佐し、カストロプ動乱、アムリッツァ会戦、リップシュタット戦役では独立した作戦行動において傑出した武勲をうちたてている。生きていれば、きたるべき対同盟の軍事行動において、どれほどの偉功をたて、歴史をうごかしたことだろうか。 4巻
… 11[sage]23/01/29(日)19:14:12 No.1020802839+
ヒルダ続き
ジークフリード・キルヒアイス元帥が健在であったら、と、ヒルダはあらためて故人の可能性をおしまずにいられなかった。皇帝カイザーラインハルトに代わる遠征軍総司令官の座と、マリーンドルフ伯を継ぐ国務尚書の座と、すくなくともいっぽうは、異議なく彼によって埋められたであろうに。 10巻
… 12[sage]23/01/29(日)19:15:07 No.1020803237+
1位
時のページを逆にめくって、12年前のあの頃に戻れたらーーそしてもう一度やりなおすことができたらーーおれにとって世界はもうすこし明るくて温かいものでありうるのだろうか… 3巻
だが、胸のペンダントが鏡に映ったとき、彼は亡きジークフリード・キルヒアイスのことを想いだしたのである。アムリッツァ会戦のとき、ビッテンフェルトの失敗を赦すよう進言したキルヒアイスが、もし生きていれば、ミュラーも赦すようラインハルトに頼んだにちがいない。 3巻
赤毛のジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、無実のモルトに犠牲をしいるようなやりかたを許容することは絶対になかったであろう。 4巻
… 1423/01/29(日)19:16:18No.1020803765+
ラインハルト続き
彼の覇気は、同年の主君ラインハルトにとって不快なものではないはずだったが、このようなタイプの人物を見ると、けっして好んでめだとうとはしなかった故人のことを連想してしまうラインハルトだった。ジークフリード・キルヒアイス、みずからを犠牲にして彼の生命を救ってくれた赤毛の友なら、このようなかたちでめだつことを肯じなかったにちがいない、と思う。比較してはならないということは承知しているのだが、意志や理念ではどうしようもない心のはたらきが、ラインハルトにそうさせるのだった……。 5巻
「キルヒアイス、お前がいてくれたら、ヤン・ウェンリーなどに白昼の横行などさせはせぬものを……」 5巻
「お前が生きていてくれたら、私はこんな苦労をせずにすむのだ。お前に遠征軍の総指揮をとってもらって、私は帝都で内政に専念していられるのに……」 5巻
… 15[sage]23/01/29(日)19:17:18 No.1020804238+
ラインハルト続き続き
万全の自信を、このときラインハルトは欠いていた。当初の完璧な迎撃法を変更すべきではないかもしれない、との思いが、脳裏を遊弋していた。もしジークフリード・キルヒアイスが彼の傍にいてそう進言すれば、すなおにしたがったにちがいない。しかし生来の覇気が、これまでとってきた消極策にたいする反動を必要とした。若さの発露かもしれなかった。 5巻
「その友人がいま生きていたら、私は生きた卿ではなく、卿の死体と対面していたはずだ」 5巻
彼はひとり、銀色のペンダントにむかって話しかける――お前とともに、強大な敵と戦うのは楽しかった。だが、自分がもっとも強大な存在になってしまったいま、おれはときどき自分自身を撃ちくだいてしまいたくなる。世の中は、もっと強大な敵にみちていてよいはずなのに。お前が生きていたら、もうすこし、おれは自分の心のおもむくさきを見つけやすかったはずなのだ、そうだろう、キルヒアイス……。 6巻
… 1723/01/29(日)19:18:07No.1020804565+
ラインハルト続き続き続き
だがいまは彼は皇帝である。神聖不可侵などというたわごとにたよらずとも、宇宙でもっとも強大な存在となったのだ。 だが、ほんとうは、いまよりもなお強大な存在になりえたはずだった。彼の見えざる翼の半分が、彼自身の罪によって折られることがなかったら。 7巻
ジークフリード・キルヒアイスが生きてあれば、皇帝の盟友として、また帝国の重臣として、かならずそう勧めたに相違ないのだから 7巻
シルヴァーベルヒならそれができたかもしれない。また、ジークフリード・キルヒアイスが健在なら、ラインハルトの政治面での才幹に、充分に対応しえたであろう。だが、いまは両者ともいない。 8巻
… 18[sage]23/01/29(日)19:18:44 No.1020804775+
ラインハルト続き続き続き続き
あるいは皇帝カイザーラインハルトは、最初にこの機構を構想したとき、総督の任にあたるべき者として、親友たるジークフリード・キルヒアイスを考えていたかもしれない。だが、キルヒアイスが天上ヴァルハラの住人となったのち、この大任にあたるべき人物といえば、オーベルシュタイン、ロイエンタール、ミッターマイヤーの三者しか存在しなかった。 8
… 22[sage]23/01/29(日)19:19:42 No.1020805167そうだねx31
以上です
集計の結果キルヒアイスが生きていたら…という表現は27回使用され内13回はラインハルトが使用したものでした
いかがでし
… 43[sage]23/01/29(日)19:25:31 No.1020807725+
>ラインハルトが結婚を決意するあたりでキルヒアイスのことを口にしていた気がするけれど
生きてれば以外は全部ノーカン
死後キルヒアイスについて言及してるところって絞り方だと集計が多分倍近くになる
… 51[sage]23/01/29(日)19:28:42 No.1020809175+
>割りと有用だと思うから寿命がある掲示板じゃないwebの海にも流しといてほしい
別にこの集計に対して所有権主張するわけじゃないからこれを見た誰か別の人が流してくれれば…
… 76[sage]23/01/29(日)19:33:59 No.1020811545そうだねx2
>気になってるけど自分でやろうって気にはならない絶妙なラインの集計をやってくれる…
電子版買ったから全部読み返すついでに前から気になっていたからやってみた
外伝はまだ読んでないけどキルヒアイスが生きていたらなんて言いそうな話無かったはずだし大丈夫だよな…?
… 7823/01/29(日)19:34:34No.1020811807+
>外伝はまだ読んでないけどキルヒアイスが生きていたらなんて言いそうな話無かったはずだし大丈夫だよな…?
… 86[sage]23/01/29(日)19:36:19 No.1020812619そうだねx6
読み返して頑張った
一応検索でキルヒアイスで調べて見直しはしたけど赤毛とか友人とか別表現があったりするからもしかしたら漏れがあるかもしれない
一つのテーマ、受賞者最大3人、に授与するというルールだったと記憶してるけど
ワンテーマから3人の時と、隣接領域から受賞者詰め込んだのかな、みたいな時があるよね。
なかでも今年は飛びぬけて関連性なくない?なくなくない?
1997年 レーザー冷却法[スティーブン・チュー、クロード・コーエン=タヌージ、ウィリアム・ダニエル・フィリップス]
2008年 自発的対称性の破れの発見[南部陽一郎] CP対称性の破れを説明するクォーク理論[小林誠、益川敏英]
2009年 光ファイバー通信[チャールズ・カオ(高錕)] CCDセンサーの発明[ウィラード・ボイル、ジョージ・E・スミス] ←ちょっとこじつけっぽい
2018年 光ピンセットの開発[アーサー・アシュキン] 超高出力・超短パルスレーザーの生成方法[ジェラール・ムル、ドナ・ストリックランド]
2020年 ブラックホールと一般相対論[ロジャー・ペンローズ] 銀河系中心いて座A*の発見[ラインハルト・ゲンツェル、アンドレア・ゲズ]
2021年 気候モデル・温暖化[真鍋淑郎、クラウス・ハッセルマン] スピングラス[ジョルジョ・パリージ] ←地球規模に適用できる複雑系の研究?
日本では真鍋さんの人物エピソードだけ報道され解説が少ないであろうスピングラスは、統計物理学が専門だったヨビノリの解説を見るといいと思う。
俺は見たけどよくわからんかったわ。ジョルジョの研究分野が多彩で広い分野に影響を与えたすごい学者なのはWikipediaの受賞歴からも感じられた。
同一テーマの受賞がほとんどだけど、その中から1997年のレーザー冷却法をピックアップしたのは、レーザー冷却法にアーサー・アシュキンの考案した技術が使われていて
受賞したチューもアシュキンが先駆者だと言ってたことが2018年のアシュキン96歳当時最高齢ノーベル賞受賞につながったのかなあ、とか思って入れました。
ペンローズも「2020年に、ブラックホールと相対論で受賞するのが、ちょうどいいのか?」という点に、光電効果のアインシュタインみを感じて入れた。