はてなキーワード: 生理痛とは
ピルの服用を始めた。
きっかけは生理が酷すぎて会社のトイレで吐いて早退したこと。毎回が酷い訳ではないけど、毎回じゃないから逆に予測がつかなくて困るのでいっそコントロールしようと思った。
以下感想
①ピル飲むの面倒くさすぎて世の中のピル(に限らず毎日欠かさず薬)飲んでる人尊敬する。
「1日1回」がこんなに面倒くさいと思わなかった。確実に毎日飲むの忘れて布団にもぐる。布団の中でウトウトしてきたところで「今日の分飲んでない!」と気づいて起き上がって飲む。気づかずに寝て起きてから飲む日もある。むしろそういう日の方が多い。自分がこんなに「1日1回」を守れない人間だとは思ってなかった。
②副作用におびえる
職業柄、仕事中に飲食が全くできない環境に置かれるので、副作用(血栓症)がすごいこわい。なので仕事前に水を飲み、昼休憩にも水を飲み、仕事が終わった瞬間にも水を飲む。仕事中トイレには行き放題なのが唯一の救い。
どれくらい水分をとっていれば血栓ができないのか、の具体的な摂取量がわからないのでとにかく水を飲むんだけど、これお茶とかジュースでもええんやろうか……?水を沢山飲むの無理なんだが?
自然に任せた生理では数日〜1週間くらい予測とズレることが稀にあったので朝起きたら布団が大惨事とか、トイレに行ったらパンツが大惨事とか稀によくあったけど、スケジュール通りにピルを飲んでいる間は生理はこないし、スケジュール通りに飲むのをやめれば生理がくる。全知全能の神にでもなった気分。うっかりおねしょしてしまった小学生みたいな気分とはもうお別れできるので無敵
④意外と高くない
まーでも毎月決まってくる訳でもない酷い生理のためにピル代かけるのもどうなん?とも思うけど、スケジュール通りにピル飲んでる時にスケジュール通り生理起こすと生理痛がほぼない。全くない訳では無いけどロキソニンは必要ないレベル。それによって毎月のように飲んでいたロキソニン代が浮く。そうすると浮いたロキソニン代でピル代が充分まかなえるような気がする(ちゃんと計算してないけど)
⑤以上を踏まえて
「1日1回」きちんと飲むのが1番守れなさそうで不安だけど、まあそのへんはなんかの病気の治療薬ってわけではないのでゆるめに考えればメリットの方が多いわけで、健康に問題が出ない限りは飲み続ける気がする。
家族にも先生にも不登校になった理由を何度も何度も聞かれました。
でも答えることは出来ませんでした。
小さな事の積み重なりでした。
私は自分で笑いをとりに行くことが好きで
結構体も張る方でした笑
すると周りもいじっていいみたいな空気になるので
いじられることが多かったのですが
そこそこいたのが嫌だった事
休む日が増えてしまった時にサークル(30分くらいの畑仕事でたまに食べ物が食べれる)で
(休んでない時以外は絶対行ってた)
部活がキツかったけど休めなかった事
(陸上部)
笑って流された事
何があったは聞かないからって先生に言われて行ったのに何時間も聞き出そうとした事
そんなイジメとはとれない小さな小さな出来事の積み重なりで私は学校に行かなくなりました。
不登校になっただけ
正直そのまま行ってたら爆発してとんでもないことに
なってた気がするから
今少しでも辛いと感じているのなら
休めばいいと思う
周りの理解を得れない人も居ると思う
そんな人はこっちから切った方が良いと思うけど
切れないのもすごく分かる
でも自分が少しでも楽になる方に動いて欲しい
それでいい
他に吐き出すところがないのでここに書く。
私は多分、肩書き的にはエリートに分類される女だと思う。都内の中高一貫女子校からストレートでいい大学を出て、いい企業で働く若い女だ(こういうこと書くと、この掲示板では「うんち」って言われるのもなんとなく知ってる)。
そして私は多分、ミサンドリストだと思う。女子校から半ば男子校みたいな大学に入って、すっかり男性が嫌いになってしまった。容姿やメイク、服装に口を出されるのが本当に嫌(お前らは襟ダルンダルンのクソダサ英字Tシャツ着てるのに、どうして同じ学歴でも女はコンサバ系のお洒落じゃなきゃいけないと思ってるの?)。勝手に「ヤレる/ヤレない」でランク付けられたのが嫌(こっちから願い下げ)。生理痛が重い人間なのだが、それを理由にサークルを休んだらセクハラと嫌味を言われたのも嫌(男子も男女別学出身者が多いからだと思うけど、とにかく女の体について無神経)。
サークルでも、渉外先のおじさんに散々体触られて家に帰ってからわんわん泣いた。やめて欲しいというメールを送ったら次から電話を無視されるようになった。
就活も地獄。うちの大学から行くのが現実的な企業は、管理職のほぼ100%が男性だ。ある大手広告代理店のインターンは、講師役のお偉いさんはみーんなおじさんだった。
女性にはキャリアの断絶があり、それは出産だけではない。同じような経歴の男性の多くは育児を手伝ってくれない。というかそれこそ学歴や職歴が下でも手伝ってくれない。そのせいで女性は男性より出世できない。結婚orキャリアの世界だ。女子校時代に教えて貰えなかったこ情報が一気に入ってきて、私は一時期躁鬱の薬を飲んでいた。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、ヒプノシスマイクの中王区だった。
ヒプノシスマイクはガバガバ女尊男卑の世界線を描いた女性オタク向け音楽ジャンルだ。言の葉党というラディカルフェミニスト政党を中心に、女性が実権支配している中王区には壁が築かれ、男たちは重税をかけられながら壁の外で暮らす。中王区に住む女たちの娯楽として、メインキャラクターである選ばれし男たちがラップバトルをする、というストーリーだ。
現状の男尊女卑のミラーリングになっているかというと、全くそんなことはない。女オタクはなんやかんやで地位の高い男性キャラが大好きなので、メインキャラクターたちもかなりいい職に就いてる人間が多い。医師、弁護士、キャリア警官、教師、売れっ子漫才師……ドラマパートでも、彼らが女性に虐げられるシーンはない。モブ女性は柔らかい声で彼らを「先生」と呼ぶ。
恐らく、女尊男卑の制度が出来て日が浅い世界線なのだと思う。既に公式から出されている情報と合わせてみても、ベースは現代と一緒。現世に嫌気が指した言の葉党員たちが革命を起こし、戦争を経て、勝ち取った社会の潮流を無理矢理変えるべく「男性にだけ重税をかける」という方法に出たのだと思う。
いや、それが悪いことはわかる。私はミサンドリストだけど、実際に男性に重税に苦しんで欲しいわけじゃないし、どうせなら両方が楽になる道を模索したい。だからやっぱり言の葉党がやろうとしていることはラディカル過ぎる。彼女たちが完成させようとしているのはポリティカル・コレクトネスではなく男性への復讐だ。
でも、せめて、フィクションの中くらいは、不満を持った女性たちに好きにさせてはくれまいか。
物語の進行構造上、これから男性キャラクターたちが言の葉党を打倒することになるだろう。「平等を掲げた男たちが女たちを打倒する」ストーリーだ。でもそれで勝ち得た社会は、本当に平等な社会なのか?絶対に元の木阿弥、男尊女卑に逆戻りだと思う。
嫌だ、言の葉党が負けるのが怖い。このまま「女性しかいない国」を保って欲しい。フィクションの中だけでいいから私に逃げ場を残しておいて欲しい。
これが中王区のMVだ。最高。男に媚びない強い女最高。
彼女たちはここまでのし上がるのに、どんな努力をしてきたんだろう。一応血反吐を吐くような試験勉強や就活を経てきたキャリア女性である私は、勝手に共感して苦しくなる。
「男のためではなく、自分のために」露出度の高い格好をしているキャラクターに心の底から共感する。MVが出てから余計に中王区が好きになった。
助けてくれ。怖い。中王区が倒されるのが怖い。せめて彼女たちが国外逃亡して、その先で男尊女卑に怯えず幸せに暮らしてくれないかなと願う。
ベッドカバーに血ついてた
最悪
洗うのめんどくさいけどすぐ洗わなきゃ
めんどくさい
昨日夜、お腹痛くて何だろうと思って。
今日になって生理きて、腹痛の原因が分かったけど、前の日からお腹痛くなったのは初めて。
前から腰が痛くなることはあったけど。
それでなんか怖くなって 子宮内膜症 で検索した。症状とか何も知らなかったけど、言葉だけ知ってたから調べた。
放置して酷くなると、不妊になることもあるらしい。そうならないためにも、痛みを我慢せず病院で診てもらうべきだと。
それで今日色々調べてた中で知って、1番驚いたのは
恥ずかしながら初めて知った。
不妊予防のためじゃなくても、生理痛で悩まなくて済んだりいいなと思った。
今まで、低容量ピルが薬局で買えるようになったらいいのにって言う感じのツイートとか記事を読んだことはあったけど全然ピンときてなかった。
けど、今日ちょっと調べてみて薬局で買えたらいいのにと思った。
あーーー腰痛い
何で毎月こんな思いしなきゃいけないんだろうね
生理自体は軽いし4~5日で終わるんだけど、生理が来る前兆がとにかく長くて、1週間から10日間ほど続く。
①微熱(~37.3度くらい)がずっと続く。一番始めに来る前兆がこれ。今の時期、運が悪いと検温に引っ掛かってお店に入れなくなったりする。
②腹痛が来る。大体下腹全体が押し潰されるような鈍い痛みか、おへその斜め下辺りが針を刺されるような鋭い痛みが来る。交互に来たりどっちかが連続で来たり同時に来たり色々。しかしマゾヒストなので痛いのはノーダメージ。むしろこれに興奮するときもある。
③とにかく性欲が強くなる。何故かは分からないがかなり強くなる。普段は専ら凪なのに、前兆が来ると荒波に。
④食欲がなくなる。元から食べる量は多いわけではないが、大体マックのバーガーひとつが一気に食べきれないレベルで食欲が減退する。ご飯を用意しても食べようという気持ちになれない。これは結構辛い。
⑤とにかく汗が出る。微熱が出てるからなのか、じっとしてるだけでも体内から熱が沸き上がってきてとにかく暑い。汗かく。人前でこれが起こると辛い。冷房ガンガンなのになんで汗かいてんだコイツみたいになる。
⑥眠気が強くなる。普段は睡眠時間6時間程度で昼寝いらずなのに、8時間寝ても昼寝してしまう。(寝ようとしてないのに強烈な睡魔のせいで寝てしまう)それに伴って集中力が続きづらくなるのが悩み。
⑦胸が痛くなる。階段降りるだけでも痛い。そこそこサイズがあるから歩いてるだけでも揺れて痛い。物がぶつかったときには悶絶する。しかしまあマゾヒストなので平気。
動いてない・触ってなくとも常に張ってる感じ。あと乳首で感じなくなる。
⑧イライラする。些細なことでかなりイライラが募る。これに関してはコントロールすれば楽勝に抑えられるからそこまで辛くない。
⑨頭痛がする。偏頭痛のような痛みよりは、緊張型頭痛に近い感じ。頭全体を握りつぶされるような痛みって言えば伝わるかな。まあマゾヒストなので余裕。
⑩浮腫む。手も足も浮腫む。酷いときは対策をしないと歩きにくくなるレベルで浮腫んじゃうから着圧系が必須になる。対策忘れは地獄のような動きにくさ。
と、まあこのくらいかな。生理中は常に下着の中が濡れてるわけだし不快感はそりゃあるけど痛みはそこまでない。ただ生理前は痛かったり辛かったりするから、生理中でなくとも痛むこともあるんだよ、と伝えたい。(大体の人が生理中しか辛くないと思ってたりする)
文中にもあるけど、自分はマゾヒストだから耐えれてるんだと思います。これがそういった傾向のない子や痛みに弱いタイプの子だと、相当キツいと思う。
あと、前兆なのに前兆だと自覚してない人もたまにいる。体調がおかしいと思ったら日付と症状をメモしておくと、数ヶ月分見返せば「あれ?これ毎回生理前になってるな」とか分かると思う。
辛い人も辛くない人もいるだろうけど、まあ頑張ろう。
なんか痛いときもあるけど、どちらかというと来てることを忘れてナプキンを持っておらず焦ることの方が多い。
初潮も人よりかなり遅かったし、今のところはそういう人間らしい。
生理はこんなに辛い、理解のない生理軽い奴と男はクソという投稿で溢れていて
それはそうなんだろうと思ったが、どれだけ殺意を向けられようが理解できないもんはできない。ないんだから。
他人の痛みは想像してはならない。しかし理解不能なものとして突き放してもならない。
マイノリティに対してマジョリティは、常にその間を揺れ動き続けることを求められてきた。
人類のほとんどはヘーゲルではないので弁証法に熟達しておらず、
大抵の人間にとってそれはブランコに乗り続けるように退屈で行き場のない行為だ。
多くのマジョリティが極論に走ったり目を背けたりするのもそれが原因だろう。人生、他人のためにブランコを漕ぎ続けられるほど長くはない。
生理が重い女性たち、それが原因で人生が上手くいかず苦しむ女性たちの投稿を眺めながら
私は疎外感とわずかな羨望を覚えている。「女」を生きられていいですね。
私はブスだ。おっさんや美人に「ブスも個性」と言われたら多分口から毒ガスを吐こうとして
そのような超自然的な力がないことに気付き口を大きく開けたまま曖昧な笑みを浮かべてその場を去るだろう。
だから「生理も個性」が許しがたいのであろうことも類推はできるのだ。
だが理解はできない。だって「ブス」と「生理」のあいだには大きな隔たりがある。
「女であること」は連帯できるが、「女でないこと」は連帯できない。
(いや真面目な人が出てきたら「ルッキズムに縛られている」とか「女性を美醜で判断することは」云々とかいうかもしれないが、
私には男女を超えて自分のチー牛顔面は凡愚という概念の具現化にしか見えない。
見た目は化粧と努力でどうにかなるという人はあのチー牛のイラストのどの辺をどう弄れば美人になるのかイラストを掲載して教えてほしい)
「女であること」を中心に凝集しようとする動きは常にあるし最近も目立つが、うるせえなみんな失せろと思う。
そこに自分の女らしさをどこにも見つけられない、しかし女であることに憧れ続ける人間の居場所はない。
生理が軽い奴は重い奴を生きづらくするな、黙っていろと言われるとその通りですねと思うけれど、
そういう主張を目にするたび、私は自分を女として主張する権利「参性権」がないのだ、というルサンチマンが溜まっていっていることは吐き出したいのだ。
マイノリティでなければ発言してはならない。マイノリティの痛みをかすめ取ってはならない。
それはブスというマイノリティの身分からしてはその通りだ。しかし今、女性のマイノリティ性に憧れる人間として見れば、
「お前は永遠に我々に同化してはならない」という呪いである。女性であるためには烙印を背負わなければならず、烙印を持てなかった人間はさりとて男でもなく永遠に口をふさがれ続けなければならない。何も得していない。
じゃあ生理痛よ来い、って思うべきなんだろうか。いやそれは嫌だわ。痛いの嫌いだし。生理痛が軽かったおかげで割と人生上手くいってきたのは否めないし。
丸い感じの一般論にまとめれば、烙印を中心に凝集するありかたは別のマイノリティを生むのだ、という当たり前のことだ。
まあただ、結局誰の胸にもルサンチマンはあり、誰もが何かしらのマイノリティであり
他人のためにブランコを漕ぎ続けられない以上、この世界はこのままなのだろう。というかこのままであってほしいと思う。
生きているうちに女性の権利、あるいは男性でも女性でもない人の権利、などなどはどんどん向上していくだろうが、
「女性」「男性」「トランス」などというカテゴリが消滅し、人間が人間になる世界はたぶんまだ来ない。多分今後十年の動きは逆だと思う。
十年間、私は言葉を奪われたチー牛または凡愚以外の何物でもない奴として勝手に揺れるブランコを眺め続けるだろう。
あるいは宇宙人がやってきて全人類をひとしなみに一瞬のうちに肉塊に変え、
その知能を統合して巨大データベースに変え、宙の彼方に持ち帰る未来があれば話は別かもしれない。
我々には個というものがなくなるが、しかし分解された個々の思い出や要素が個として独立し、ネットワークの間を自由に交歓するのだ。
そうすれば私のルサンチマンもいつか他者の痛みと溶け合い一つになるだろう。
あたかも七十数億人が身体を引き裂かれる生理痛と共に、一斉に月経を迎えた光景のように見えるだろう。
ああ、つまらない。
タイトル通りの話。
最近Twitterで生理痛とか低用量ピル、アフターピルの話をよく見かけるようになった。
体感では10年前よりもそういう女性の体についての話がインターネットでもしやすくなっていると思う。
ただ婦人科検診の話に関してだけ言えば、引っかかった人の具体的な話があまり見つからない(ような気がする)。
例えば引っかかったので精密検査をしたらこういう状態でした〜とは書いても、具体的にどんな検査だったのかはぼかされてることが多い(ような気がする)。
もちろん書いてくれている人もいるけど、せっかく受けたのだから、備忘録も兼ねて自分でも書いておこうと思う。
ちなみにインターネットとか書籍で得た知識で書いている部分もあるので、医学的にこれは間違っていることがあったら消すので教えてください。
昨年秋頃に受けた検診で、子宮頸がんの結果が“asc-us”と出てしまった。
これは“意義不明な異型扁平上皮細胞”という意味で、がん化する前に細胞に起きる異常があるようにも見えるけど炎症とかで起きてるだけかも?というグレーな状態。
子宮頸がんは完全にがん化する前に異形成という状態を起こすので、それを見つけて早期に対応出来るように検診を定期的に受けようと言われている。
つまり、その異形成が起きてる可能性があるかも?という結果だった。
ここで受けた検査内容は重要じゃないので(精密検査の話がしたい)ざっくり言うと、綿棒みたいなやつで子宮の入口あたりをシャシャシャと拭われるやつ。
大して痛くないし私は血が出たこともない、痛みも病院出る頃にはおさまってた程度。
で、届いた検査結果には3ヶ月後に精密検査を受けるよう書かれていたので、冬になってから近所の婦人科を受診した。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんを引き起こす可能性があるウイルスで、性交渉によってうつったりうつされたりする。
ちなみに子宮頸がんだけじゃなくて、男性の陰茎がんや肛門がん、咽頭がんの原因にもなるので女性だけの問題ではない。
この“うつる”って言い方がいまだに子宮頸がんを性病みたいに言う人がいる原因だと思うけど、一度でもセックスしたことがあれば誰でも持ってる可能性はあるものだし、自己免疫で勝手に消えることがほとんどらしい。
ただし、免疫で消えずに感染し続けると、異形成を引き起こして数年〜十数年かけて子宮頸がんに変化してしまう。(もっと進行がはやい人もいる)
で、HPVは型が百何種類もあって、そのうち子宮頸がんになりやすい型のグループをハイリスク型と呼んでいて、HPV検査はハイリスク型に感染していないかどうかを調べる検査。
ここでした検査は、また綿棒みたいなやつで子宮の入口を拭われるだけ。
でも何故か検診の時より痛くて、次の日まで軽い生理痛みたいな痛みが続いた。
多分HPVは奥の方にいることも多い(らしい)から念入りに採取したからだと思う。
検診をシャシャシャだとしたら、こっちはシャシャ…シャシャシャシャシャシャ!!!って感じで削ってる!?って思った。
2週間後、結果が出た。
私はHPVハイリスク型のうち、最も進行しやすい16型が陽性だった。
次の検査は組織診といって、文字通り子宮の組織を切除して状態を調べるものだった。
受ける前にネットで見た情報では、痛みはあるし出血もするし倒れる人もいるし等々…当日はものすごく緊張していた。
まず、普通に内診台(歯医者の椅子みたいで勝手に足が広がるよう動くやつ)に座って金属の器具?で膣を開かれる。
ここまでは毎年の婦人科検診と一緒なんだけど、そのあと顕微鏡みたいなやつで異変がないか子宮口を観察される。
その時異変が見えやすくなるように液体を塗るんだけど、後で調べたらお酢らしい。
食用じゃないにしても、お酢をあそこに塗られたのがちょっと面白かった。
男性で言ったら、尿道の奥にお酢塗られるようなものかもしれない。
で、その観察が終わると次はついに組織診。
具体的に言うとお酢で出た異変の箇所(子宮口の周辺)を直接切り取っていく。
膣の中って基本的に鈍感らしいんだけど、子宮をつままれてる感覚はあって(その時点でHPV検査より痛い)、切られる痛みももちろんあった。
前情報ではパチン!パチン!って一瞬鋭い痛みがあるようだったけど、私は骨付きカルビをハサミで切っていくあの感覚だった。
パチン!じゃなくて、ザ…………クッって感じ。
でも声が出るほどではなかったので、結果3箇所切ったんだけど無事耐えることが出来た。
肉を切り取ったのでもちろん出血はして、止血のために白い粉を塗ります、と言われて謎の粉を塗られた。
傷口を触られているのでこれも痛い。
ちなみに痛みは先生の腕が良かったのか、2時間もしないうちに感じなくなっていた。
貧血にもならず、友達と遊んで結構な距離を歩いたけどガーゼのことも忘れるくらい無痛だった。
次の日、股からはみ出したガーゼを引っ張って取り出していくと、50cmくらい入っていた。
万国旗の手品みたいだなと思ったが、30cmくらいは真っ赤に染まっていたので長過ぎる訳ではないと思う。
先生によってはガーゼじゃなくてタンポンみたいな物をいれることもあるらしい。
2週間後、結果を聞いたら軽度異形成とのことだった。
異形成にも軽度→中等度→高度と順番があり、軽度異形成は自然治癒することもかなり多い段階なので、これからも定期検査を欠かさずに経過観察しましょう、ということになった。
婦人科のサイトでは痛いのを強調すると怖がられると思っているのか、「痛みを感じる方もいます」とかぼかして書いているけど、実際普通に痛い。
痛みに弱い人が失神するのもわからなくはない。
でも、放置してがんになってしまうよりは絶対失神してでも受けた方がいいと思う。
子宮頸がんは30代〜40代くらいでかかるイメージがあったけど、私は診断された時25歳だったので、どんな年齢でも積極的に受けてほしいと思う。
ちなみに、男性に検査のことを話したら、「俺だったらチンの一部を切り取られるってことでしょ?受けられないなぁ〜」と言っていたが、男性の陰茎がんとかはどう検査するんだろう。
男が夏〜は股〜間がか〜ゆくなる〜と歌い上げるCMはテレビで流れても
女が生理痛で死にそう…吐いた…なんて歌うCMはテレビで流れないけどツイートすればバズることもある
「職場で股から大量出血して床を血の海にする」とか「生理痛で倒れて救急車で運ばれた」とか「婦人科系こじらせて生殖器なくした」とかみたいな話がないからリアリティーがないんだよね。いろいろとオブラートに包み過ぎて童貞男子が考えるマシュマロみたいな生理像になってる。
誰かが生理で休んだとき、 「お大事に」って口では言ったけれど、
心のどこかでは「生理で休むなんて…」と
思ってしまうことがあったり。
こういう素朴な考えをひた隠しにし続けるのは、「生理休暇を軽視する人がそこかしこにいるって現実は無視します」ってメッセージになってしまう。たしかに若い人たちの意識は向上しているだろうけど、花王でさえもまだこのレベルなのかって話であって、花王が突出してヒドイって証拠はない。社会の現状に目をつぶって理想論に浸っていては、改善の足取りは重い。
この質問は、どれだけ他人の生理をアンタッチャブルな話題として捉えているか、をあぶり出すためのものだと思う。高度にプライベートで、各人が責任を持って対処すべしと考えているなら、援助を申し出るのは勇気がいるし、それを無碍にするのは無礼だ。激怒してもおかしくはない。
増田の意識はこの意図が想像できないレベルまで先進的になっているみたいだね。
生理休暇もないらしいので、作ってあげて
はてブではほぼ無風。女性の少なさを改めて感じつつ、暇なのでツッコミを入れていってみる。
キャンペーンサイト: https://www.kao.co.jp/laurier/kosei-ful_2020cp/
誰かが生理で休んだとき、 「お大事に」って口では言ったけれど、
心のどこかでは「生理で休むなんて…」と
思ってしまうことがあったり。
“生理は一人ひとり違う”
リアルだったりする。
けれど、その違いを 受け入れ合うことができれば。
違いを“個性”ととらえることができれば。
今まで見えなかったことに気がつけたり、
そっとフォローしあえたり、
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 突然の宝石ジェネレーター <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
A. 10人中6人が休まないと回答。休む、休まないの回答のどちらにも「生理なんかで休むなんてと思われそう」という類の回答あり
Q.5 生理痛がしんどそうな後輩に薬を渡したら断られた。あなたはどう思う?
A. 回答はもはやどうでもいいので割愛
生理は「一人ひとり違う」と思うようになった
NO 14%
YES 79%
NO 21%
生理でツラい思いをしている同僚がいたらフォローしたいと思うようになった
YES 88%
NO 12%
10人中何人のところ、増田が勝手に内容をまとめたものをアンサーとして書いていたことを追記しました。個別の回答を非難したいわけではなく、全体としてこういう価値観を公開できてしまう社風なりキャンペーンコンセプト自体に問題を感じているためです
思いのほか反応があったので追記する。
「生理には個人差があるのを理解しようっていう事自体はいいじゃん」という意見が多いように見受けられた。
ただ、ブコメにもあったけれど、このキャンペーンがこんなに反発を食らっているのは、ちょうど韓国の生理用品のCMが話題になっていたタイミングだからだと思う。
生理の日でもアクティブに過ごそう!というよくあるキラキライメージをぶち壊し、休んでいい、頑張らなくていいというメッセージ性が支持されている。
https://twitter.com/still_bambi/status/1285242450076823552
それから、これも先月頃に話題になっていた「街で初めて生理が来た女の子を見つけたら?」という社会実験の動画。増田はこれを見てちょっと泣いた。
韓国: https://twitter.com/danielx1210/status/1294954040762146816
中国: https://twitter.com/massy_ayoumi/status/1295526705088434178
こういうCMが作られ話題になっている中で、今回のロリエのキャンペーンのメッセージ「生理は個性」「女性同士、違いを個性として受け入れればもっと気持ちよく助け合える」は残念ながら周回遅れだと言わざるを得ないと感じた。
「個性=個人差なのでおかしいと感じない」「言葉狩りでは?」と感じた人もいるようだった。
一方で、私を含め「生理は個性」というワードに違和感を覚えた人の多くは、個性という言葉にポジティブ、あるいは楽観的な印象を受けたり、「障害は個性」という表現を連想したりしているようだ。
これは主観だが、「個性」には「ありのままでいい」という意味を感じ、もっと言ってしまえば「改善する必要はない」「そのままうまくやろう」という意味合いさえ感じてしまう。
生理の重さや症状は確かに一人ひとり異なるもので、自分を構成する一要素ではある。けれど、私は、それを自分の個性だとは思わない。
汚い例えで恐縮だが、例えば下痢は病気ではないが、下痢になりやすい体質、全く下痢にならないなど、一人ひとり下痢との向き合い方は違う。自分が下痢になりやすい体質だったときに、それがあなたの個性だよ!と言われて、どうしろというのだろうか?
そんなに下痢するならこういう市販薬があるよ、おむつもあるよ、もっと辛かったら病院へ行ってみよう。そういった建設的なメッセージもなく、下痢体質がキラキラした宝石に化けて、なにが嬉しいのだろうか?
そんな呆れにも近い読後感が炎上の源泉になっていると思う。
重すぎる生理は子宮内膜症や月経困難症などの病気の場合もある。だからこそ、キラキラの宝石でごまかさずに「これくらいの症状があったら一度病院に行ってみて」って言うべきだったと思う。
そういった具体的な解決策を何も示さず「生理が重いのも軽いのも個性だからお互い受け入れて助け合おうね。に終始するキャンペーンは、令和の世の中には軽率と取られても仕方ないのではないか。
こういう素朴な考えをひた隠しにし続けるのは、「生理休暇を軽視する人がそこかしこにいるって現実は無視します」ってメッセージになってしまう。たしかに若い人たちの意識は向上しているだろうけど、花王でさえもまだこのレベルなのかって話であって、花王が突出してヒドイって証拠はない。社会の現状に目をつぶって理想論に浸っていては、改善の足取りは重い。
花王が突出してヒドイとは思っていないし書いてもいない。単純に、「花王でさえもまだこのレベルなのか」という部分に呆れている。まあ、隠さなかったのは良いことだったのかもしれない。
社会全体でのアンケート結果だったら、むしろよく分かる話だった。でも、社内で起きていることなら、改善できるはずじゃん?
私が期待していたのは、「社内ではこのような考えがあった。生理用品を手掛けるメーカーとして相互理解は不可欠と考えて、まずは自分たちからこのような施策を行ってみた(たとえば生理休暇取得状況の実態調査だとか、制度化&取得推進だとか)。まだまだ浸透に時間はかかりそうだがこれからも続けていく」みたいな話だったのかもな、と思った。
追記終わり。