はてなキーワード: 寸借詐欺とは
男性への差別や抑圧をやめましょうって話で、身近な抑圧の例としてよく上がるのが「非モテや童貞を馬鹿にする」ことだ。
そういうのをなくしていく方向だと、男性もジェンダーロールからの解放をイメージしやすいだろう、みたいな論調になる。
ぼくは35歳童貞ひきこもり精神障害二級男性だが、あれにどうも納得できない。
そりゃまあ童貞の一人として、童貞であることを馬鹿にされることはない方がいい。そこはそう。
でも、ぼくの/男の/童貞の/人間の生きづらさは、そこが核心じゃねえだろ。
童貞であることが馬鹿にされない社会がいいよね、と語られる時、ぼくはいつもそこに「童貞であることを馬鹿にしないから、君みたいなやつは童貞のまま一生寂しくいてね」という意識を感じてしまう。
ぼくが真に望んでいるのは、童貞であることを馬鹿にされない世の中より、簡単に童貞じゃなくなれる世の中なんだよ!
より正確に言えばセックスそれ自体じゃない、セックスできる人間関係が、恋愛関係が欲しいんだ! 孤独から救われたい! だから性風俗でのセックスは解決にならない! まあセックスもしたいが!
孤独への救済がないことが、ぼくの/男の/童貞の/人間の生きづらさの核心だろ。その寂しさは、孤独を馬鹿にされなくなったからって楽になるもんじゃない。
なのに馬鹿にされなくなるのが旗印になるのは、ズレているし、むしろ目くらましされているように思えてならない。
たとえば、毎日ご飯をトイレで食べている中学生くらいの子を想像してみてくれ。男でも女でもいい。
もしもぼっちが馬鹿にされなくなったら、便所メシしていたその子は教室で一人で堂々と食べれるようになるかもしれないよ。
その子が、モノを食べる時は誰にも邪魔されず自由で独りで静かで豊かで、孤独のグルメをするのが好きなタイプだったらハッピーエンドで文句なしだ。
でも、本当は人とおしゃべりしながら食べたい子については全然解決してない。
「堂々と気兼ねなく一人飯していいですよ! おめでとう!」そう言われて、曖昧な笑いを浮かべた後、窓から二列目最後尾の席で一人食べているその子が、背筋を伸ばしていそうか? 馬鹿にされるわけじゃないのに、背中を丸めていないか?(猫背が悪いわけじゃないけどね)
こういう話をすれば、「結局いつもの女をあてがえ、女を所有したいって主張か」と言われるのが予想できる。
なあ、深刻にぼくが苦しんでいる抑圧の一つは、そういう黙らせ方のほうだぞ?
実のところ童貞を馬鹿にされることなんか大した悩みじゃないんだ。というかそもそも、童貞を馬鹿にされていることなんかそんなに遭遇しないぞ。はっきりと煽られることも多くない。社会全体のうっすらした空気みたいのはあるかもしれないが、グサッとくることは滅多にない。
ぼくが苦しんでいるのは、男が寂しいし他人と繋がりたいし女性と繋がりたいという嘆きや欲求を、罪深く、知能が低く、暴力的で、非倫理的だと断罪する抑圧の方だ。
こいつは効くぜ、ネットを巡っていれば三日に一回は、明確な攻撃性を持って刺してくる言葉に出会える。
昔から、さびしい女が男を求めることは、はしたなくふしだらだと抑圧されてきた。今も続いているだろうし、そういう圧をかけてくる奴はマジでファッキューだ。だが現在、「ふしだらだと言う奴こそが抑圧者だ」という反論も耳を傾けられるようになってきた。
一方さびしい男が女を求めることは、過去には男の甲斐性などと過剰に称揚されてきたが、現在は暴力的だ支配的だと断罪され、抑圧されるようになってきた。そして、「関係欲求の暴力性を強調する奴こそが抑圧者だ」という反論は、ほぼ聞く耳を持たれていない。
ぼくが苦しいのはこっちの方なんだよ!
「女に手を出さないヒョロ男は男性失格」から解放されそうだと思ったら、「女に手を出すキモ男は人間失格」になってるじゃん! 極端から極端かよ!
だいたい、女を所有するとか女に手を出すとかって言われやすいのがおかしいよな。現代において人間関係は相互の結びつきなんだから、互いに手を伸ばし合って握り合うもんじゃん。
ぼくはその相互関係を求めてるのに、一方的な所有をしたがってるのだと言われるのは心外だ。
それに男から手を伸ばす行為はちょっとでも不手際があると怖いとか暴力的だとかイタいとかキモいとか言われる。
真面目で丁寧なメールのつもりが長すぎてキモいロミオメールになったり、4℃をプレゼントしたりサイゼで食事したり、気さくなやりとりのつもりがおじさんLINEと言われたり、タイミングの変な告白が告ハラと責められたり、鼻の下を伸ばしたり、胸やお尻を見ちゃったり、英字Tシャツ着てたり、OKな下ネタとNGな下ネタのラインを見誤ったり……それくらいの失敗するだろ。もちろん殴ったり怒鳴ったり痴漢したら通報されるべきだけど、恋愛慣れしてない色気づいた男の不手際レベルのものをそこまで揶揄して、恐怖感を与える迷惑行為とまで断罪してたら、ただでさえ自信なくやってんのに萎縮して手を伸ばせなくなる。
そして動けなくなったぼくに言うんだ、「待ってるだけだからダメなんだ」「施してもらえると思ってるんだね」「受身で奉仕してもらう関係を望んでるみたいだけど、それが相手を所有したいってことだよ」。
こう論じていけばわかるかもしれないが、揶揄されて本当に辛いのは、童貞への揶揄じゃなく、臭くて常識がなくて外見や服装が悪くて無神経で会話が下手で不快でキモいことへの揶揄と抑圧だ。
それによって自尊心が削られ、動けなくなり、人と関われなくなる。童貞維持はその関われなくなった結果に過ぎない。
たとえばオタクは臭いと言われるけど、あれはオタクへの抑圧というより、臭い人間への抑圧だと思うし、それがキツい。
自臭症患者が増えるのも納得ですよ。
毎日風呂に入れ、デオドラントコントロールしろ、小奇麗な服を着ろ、美容室に行け眉を整えろ、ちゃんと人と会話しろ、常識を持て、思いやりを持て、価値観をアップデートしろ、老害になるな。
そういうのができない奴は、馬鹿にされても抑圧されても当然だ、キモくて不快なんだよ、迷惑だから人と関わるな一生孤独でいろ。
おいおいおい、おいおいおいおいマジかよ。そんな残酷なこと言っちゃうかよ。
この手の毎日マメに心身を整える営みがクソ苦手な人間が少なからずいるってのにな。
童貞は人と関わるななんて言われたことはないが、こっちは毎日のように目にするぞ。男に対しても女に対しても言われる。男からも女からも言われる。
さらにヤバいのは、この不快な人間への抑圧というのは、「君みたいなやつは童貞のまま一生寂しくいてね」に簡単に繋がるってことだ。
「増田君、クサくてブサくてキモくて会話通じないよね。君みたいな人って不快なんだよね。不快だから人と関わらないでほしいんだよね。人と関わらないでほしいからもちろん女の人とも関わるべきじゃなくて、非モテで童貞のままだろうね。童貞って要素を馬鹿にするのは止めるから、その孤独は受け入れてお行儀よく独りで対処してね。これはみんなの幸福のためだから抑圧じゃないよ」
だがその叫びは、きっと迷惑だと怒られ、耳を傾けてくれる人は少ない気がしている。
私も毎日マメに心身を整える営みがクソ苦手なんですけど、スネ毛も脇毛も剃らずに髪ボサボサのまま話しかけてもいいですか? たぶん嫌だと思うんだけど。
こういうブコメがついた。
いいですか? という問いに対しては、いいですよ、と答える。
いきなり体験談を語るが、ぼくは以前、髪がほつれ気味で70年代みたいな花柄の模様の目立つ、くたびれたヒッピーみたいな女の人に話しかけられたことがある。
いきなりでびっくりしたけれど、何やかんや世間話をして、実はバス代がなくて貸してほしいと言われた。
なんとなく雰囲気が変わっていて話すのが楽しかったので、もちろんいいですよ、と400円を渡した。
あとでこれを他人に言ったら、典型的な寸借詐欺じゃんと言われたので多少ショックだった。
でもぼくはあの女の人をあの時気に入っていたのだ。
話が長くなったが、ぼくは好意のない相手とは手袋越しの握手すら嫌だが、好意を持つ相手であれば三日ほど風呂にも入らず作業してる最中に居眠りして口から垂れそうな涎を素手で受け止めることもできる。
あなたがオシャレかどうかとか、清潔か否かは、気に入るかどうかを左右する一要素でしかないので、ネット越しでもリアルでも実際に交流しないと気に入るかはわからない。
そのためにはぼくがここで連絡先を公開するべきだが、申し訳ないが、それをする勇気はない。
なぜならこんな、世の中から怒られるだろう記事を書いた上で名を明かすのはあまりにリスキーだからだ。
そもそもこの記事を匿名ダイアリーに書いたのは、記名でこういう話をしたら面倒で厄介でキモくてクサくて女をあてがわれたがってる奴、と思われて、しょっちゅうネットで議論してるような人たち以外の普通のネットユーザーとは関係がブツブツ切れると容易に予想できるからだ。
記名でするのが躊躇われるくらい、こういう訴えや吐露は、すべきでないものとして扱われている。
「その悩みは君自身がそれを『悩むべき欠点である』『~でなければならない』として自分を縛ってるからだよ」式のカウンター、最強カードの割に言われた側にプラスになることがほぼないから禁止にしたほうよくない?
将来の夢も、性的対象が同性だったり異性だったりも、孤独も、生活水準も、作業能力も、社会からの評価も、全部気の持ちようで自分を解放すれば現状に満足できるんだよ~みたいなの、そんなん言われましても大体の人は深い疲労感と共に黙るしかできませんぜ。
特に「性的愛情のある関係が欲しいが同性愛は無理」に「それはホモフォビア。同性同士で支え合えばいいじゃん」っていうの、ビアンやゲイに「異性愛でいいじゃん」っていうようなもんだよ。
2019/8/13 朝 追記
またモテない女がいないことにされてる、という反応もあった。
ぼくが童貞だから、処女について踏み込んだことを言うのは腰が引けて、積極的には語れなかった。
ただ、「孤独への救済がないことが、ぼくの/男の/童貞の/人間の生きづらさの核心だろ」と書いたことや、便所飯をする子供のたとえで性別を限定しなかった辺りが、一応、モテない女への目配せであった。
伝わりづらかったようなので、男でも女でもいい、など多少加筆しといた。
童貞の男ではなく、孤独な人間が苦しいのだ、というのがこの記事の要点である。
その上で、実感を持って語れる、男性である故に孤独から脱出しづらくなっている具体例について多めに書いたけど、そこはまあ許してほしい。
でもぼくの/男の/童貞の/人間の、の辺りに主語がデカすぎるとも言われてるので、どうしろってのよ~って感じ。
実は、以前にも孤独と童貞について書いてブクマが集まったことがあるのだが、それぞれ書いたのが2014~5年(再投稿2017)と、2017年だった。
そして、二年後にまた報告してくれというコメに星がついていた。
この記事はそれをすっかり忘れて書いたものだが、不意に思い出した上に時期的に合っているのでトラバしておく。
ただ、今では考え方の違う部分もあるので、この記事の意図が過去と同じだと読解するのはやめてほしい。
それにしてもぼくは二年毎に孤独に耐え兼ね吐き出したくなるのだろうか? いや、静かに埋もれた記事もあるので、そういうわけでもないな。
3100円の請求だったので何か返そうかと悩んでいたら、若い店員の品出しのお兄さんが、
となっていると、
レジのおばさんが「こういうのはダメだよ」と品出しのお兄さんに言い、
品出しのお兄さんは「他の人もやってたので…。」なんていう
ここで気がついた。
このスーパーは、お金の足りない人が買い物に来た時に、少し払ってあげる店員がいるのだと…。
私もすぐにおばさん店員と一緒になってたしなめるように言った。
「ダメだよ!」
そして商品を一点返した。
私は今日の出来事をとても危ういと感じた。
多感な子供ぐらいのアルバイトだから、それをかっこいいと思い真似をしたのだろうが、
やめたほうがいいと感じた。
世の中には寸借詐欺なども未だに多い。
「1円玉でもお前の金はお前の金。
どうせ時給1000円ぐらいだろ?蓮根って。俺の時給は3000円やぞ!
俺はそれだけもらっていても知らない奴にはただではあげないよ。
大塚のピンサロは千円札一枚からでも口内射精が楽しめるのによ!
お前が差し出してきた500円玉二枚でどんだけのフェラして働く女の子救えると思っているんだ!
例えばだが、あんぷり亭なら3000円で30分手コキのみだが、質が高いアイドル超の女の子がローション手コキしてくれる。
やっぱり病気の心配もないソフト風俗はいいね、頭が良いから滲み出る顔までよくなる。顔が2段階ぐらいレベル違う。
たとえば本番セックスも7500円からできるところあるんだよね。
部屋代別だろって?まぁね。
しかし、吉原の朝一番なら1万円以下の店舗がかなり多くてよいよ。こっちは総額ね。
安心膣だし楽しめて一万円でおつりがくる。
お金だけは出すな。」
歳が近く仲のいい従弟がいる。
遠方に住んでいるので夏・冬・春休みにしか会えなかったが小さい頃から毎年遊んでいた。
従弟の家は貧乏で、父親が蒸発したりするような機能不全家庭だったので、高校あたりでグレてしまったが
根はマジメでいいやつなのもあり、成人する頃には電設工事のプロになって、立派な社会人になった。
結婚もした。子供もできた。妻子を養う傍ら、母親の面倒も見ていた。
よくぞここまで真っ当な人間になれたと親類からも褒められるような奴だった。
でも、蒸発してた父親が姿を現してから、奥さんの家と不穏な感じになってしまい、
育児ノイローゼ気味でもあった奥さんとも険悪になってしまった。
その上、母親が脳梗塞で倒れて認知症になったり、仕事で大きなミスをやらかして借金を抱えたりと
子どもの親権は母親へ、住んでいた家も母子へ渡して独りアパート生活。
辛い境遇を乗り越えて、ようやく手にした温かい家庭だったが、何がいけなかったのか、
従弟の手に残ったのは多額の借金と、世話が必要な年老いた両親だけだった。
従弟は養育費と借金返済、両親の為に身を粉にして働いていたが、
中卒ブルーカラーにはやはり限界があるようで、うちの実家に「金を貸してください」と言ってくるようになった。
親類は「関わるな」とにべもなかった。従弟はさておき、従弟の両親の信用が全くなかったからだ。
借金さえ完済できれば返してくれる見込みもあった(従弟の当時の月収は悪い方じゃなかった)ので数十万貸した。
この時は最悪返ってこなくてもまあしょうがないかな、と思っていた。
最初のうちは少しずつ返してくれた。だが段々首が回らなくなって、返済どころか追加の融資が必要な状態に陥っていった。
「取引先にトンズラされて今月の収入がゼロになった」「母親にガンが見つかって手術費用が必要になった」
「貸主から勤め先に連絡が行ったらクビになる」「これ以上家賃滞納したら追い出されてホームレスになる」と満身創痍だった。
(後々になって分かったが、サラ金にも手を出していたらしい。もっと早い段階で聞き出しておくべきだった)
対症療法というか、寸借詐欺にかかったように少しずつ金を貸していたら、どんどん総額が膨らんでしまった。
職を失って雲隠れされたり野垂れ死になんてことになったら全てが無駄になる、とコンコルド効果抜群な思考に陥り、貸すのを止められなかった。
結果的に、従弟の借金の大半は実質、数年がかりで自分が肩代わりした形になった。
でもあそこで自分が助けなかったら、従弟はどうなっていたか分からないし、
従弟は養育費の支払いだけは絶対滞らせない、と必死だったので、どうしても見捨てられなかったのもある。
1人で頑張ってきた従弟とその両親、元奥さんと子供の人生を支えたんだと胸を張りたい。
ただ、こうして貯金がゼロになった今、もうこれ以上助けてやることはできないし、
何より自分の手元にも何も残っていない。無くなったものばかりだ。
分水嶺はどこだったのだろう? これからどうすればいいんだろう?
従弟は週末に弁護士と相談する予約を取ったので、そこで道が見つかればいいのだが。
ダラダラ書いたけど、後になってこんなウジウジ言うくらいなら最初から貸すなよって話だし、
間違ってなかったと思うんならウジウジ言うなよって話なんだろうなぁ。
くっそー。
傍から見たらクズみたいな男ほど、不思議と女に切れ目がなくて30手前で結婚したりする
一方で、そこそこの大学を出て、そこそこの企業で、そこそこの給料を貰ってるのに10年も彼女がいない奴もいる
これには、ちゃんと理由がある。根拠のない自信の有無、これが大きい。
幼い頃から欲しい物があれば万引きを繰り返していて、それを武勇伝として自慢話にしているし
タバコ代を使いたくないから、周囲に対して500円の寸借詐欺を繰り返し続けている事を、こんな風に自慢する
「初めのうちは3,4回程度借りたら、1回にまとめて1000円程度を返すんだ。そして段々と返す間隔を広げるんだよ。
そうしたら馬鹿な連中は、器のでかい自分を見せたいのか、幾ら貸してるか覚えてもないのか、相変わらず金をくれる。
そういう馬鹿が何人かいれば、たばこ代には困らないw子供だからと万引きを見逃す馬鹿と同じだw」
とまぁ、クズの極みだ
ゴミの分別なんてしないし、ゴミの日も守らないで適当に出すが、出せばいい方で出さずに家中ゴミ袋だらけにしてる時もある
夜中に大騒ぎする事も日常的だから周辺住民とのトラブルだって絶えない
真っ当な教育なんぞ受けてないから、仕事は出来ないし、信用もされてないから簡単な仕事しか出来ない
金はパチンコに消えてなくなって貯金なんぞないどころか、資産運用なんて単語すら記憶にない
モテる為に見た目には気を使って、手間をかけているからってのは当然としてだが
他人を見た時に常に自分よりも劣る所だけを見るし、自分は正しいという確信に満ち満ちているし
どんな大きな夢も目標も、それが嘘だとバレる事に引け目なんてないから、自信満々に語れるから
一見すると横柄に見えるその態度も自信の表れに見えるし
クズだから、抱きたい女がいれば、どんな強引な手も躊躇いなく選んでしまえる
一部の、そして大半の女ってのは、こういうのに弱い
1流の大学を出て、それなりに知られた企業に勤めている奴は、自分よりも優秀だったり優れた能力を持った人間を見ている
だから自分の程度を知っていて控えめだし、同時に自分に足りないものを自覚して学ぼうとする
謙虚で、そして賢明な姿ではあっても、控えめな自己評価は自信のなさに見えたりする
同時に女性に対しても、あくまで控えめに謙虚に相手を尊重した態度を取って「いい人」だと言われてしまう訳だ
周囲の連中を圧する事が出来る能力を持った一部のエリートと同じような強い自己肯定感をクズは持っている
そして同じように押出が強く、有り余った性欲で女を押し倒していく訳だ。だからモテる。
周囲を圧倒する能力のある真の自信に溢れた人間になる事は難しいだろうが、クズ要素を身に付けて偽の自信に身を包むのは簡単だ
謎の自己肯定感に溢れているサイバーエージェント系男子を目指そう
スタートアップベンチャーでウェーイって感じを出せばいいw 高い技術力、優れた専門知識なんて求めるな
サイバーエージェント系男子にそんなものは要らない
マルチで人を騙しても自己嫌悪を欠片も持たない、マルチ商品販売パーティーを開いては
自信満々に自分がどんなに素晴らしいかを自我礼賛しては、騙して高額商品を売りつける一方で女を抱くクズになれ
女はゴミクズに苦労しながらも付き従うのが好きで、苦労させられることもないが特別に凄くもない半端に賢い奴には惹かれる事はない
これを書いた増田です。
朝、寝ているとピンポンが鳴って、のぞき穴から見るとオッサンの姿が。
ドアを開けると「これ、先週借りた千円」といって封筒を渡された。
「あ、どうも、助けになれて良かったです」
「ホント、助かったよ」
などと2、3言交わして扉を閉めた。
はあ、たった1000円がない生活とはどんなものなのだろうか。
そんなに困窮してるのだろうか。
家賃ン万円は払えているのだろうか。
悶々としながら午後になり、出かける時、おっさんとすれ違った。
タバコ吸わないから銘柄とか分からないけど、1箱400~500円くらいするみたいじゃん。
まとまった金が入ったから、自分にも1000円返せたし、タバコも買う余裕ができたんだろうけどさ。
なんだかなー。
住んでるアパートの駐輪所で、同じアパートの上の階に住んでるおっさんにバッタリ出会って声をかけられた。
「お願いがあるんだけど、1000円貸してくれない?」
コイツ何を言ってるんだと、頭が真っ白になった。
あんたと俺、ときどき挨拶するくらいで、お金を貸し借りする仲じゃないじゃん。
部屋に戻ればいいじゃん。
部屋にもないってこと?
これ寸借詐欺じゃね?
「えっ、何に使うんですか?」
「食い物買うんだ、米とか。お願いだよ。1週間後には返すから」
え、食うに困ってるの?
というか、今日1000円ない人が1週間でお金の工面付けられるの?
無理でしょ。
たぶん、渡したら絶対帰って来ない。
つーか、下手に貸したらもう1回貸して、もう1回ってずるずる来るぞ。
でも渡さなくて、本当に困ってたら?
こいつ上の階の住人だから、腹いせに騒音とかベランダからゴミ捨てられるとか嫌がらせされる可能性もあるぞ。
よし、こうしよう、1000円を貸す。
で、さらに追加で要求してきたら「あの時のお金返してもらってないですよね?」「消費者金融行きましょう」と逸らそう。
「分かりました。1000円です。来週の土曜日、2/10に返してくださいね」
住んでる市の賃貸相場を調べたが、このアパートの間取りの家賃はほぼ相場と同額で、決して安アパートじゃない。
1000円に困っている人が何万円の家賃を払えているのだろうか?
逆か?何万円の家賃や、もしくは突発的な出費が重なってちょうどスッカラカンになったのか?
まあどちらにしろ、あの金はたぶん返って来ない。
世の中にはそういう人もいるっていう勉強代と思おう。
昨日の午後、某百貨店の下りエレベーターにて、車椅子に乗った男性からの困ったような視線を感じた。
振り向くと、彼は”電話お願い手帳”なる濃青色のカバーのよれよれな手帳を鞄から取り出して開き、「私は言葉や耳が不自由です、手を貸してください」との旨が書かれたページを震える指(麻痺ゆえ?)で差してみせてきた。
私は、きっと彼が降りる階になったら知らせてほしいのだろうと思い、「1階ですか?」と尋ねた。それが運の尽きだった…
彼は、「いや、地下1階で降りる」と言い、続けて「車椅子サポートをお願いできますか?」と頼んできた。本当は1階で降り別の百貨店に行こうと思っていたのに、急ぎの用もないしサポートといってもせいぜい改札口までだろうと楽観視し快諾した自分の愚かさよ…
地下1階でエレベーターを降りると、彼は都庁?都庁前駅?(どちらだったか忘れた)に行きたいので大江戸線新宿西口駅から電車に乗りたいと言った。そこから西口駅へはかなりの距離があるように思えたが、彼の指差しや案内板に従って車椅子を只管押していった。
道中で彼は、
・喉が枯れているので手帳掲載の五十音表でコミュニケーションをとっていること(と述べつつも聴き取れる程度の発話は可能である上こちらの発声も理解している模様)
・ネットカフェに通い慣れている様子で、その料金体系について、また今日も手持ちが少ないが行こうとしていること(この発言や彼のにおい、荷物の多さからしても浮浪者だったのではないかと帰宅してから思った…彼の車椅子はひどく重くて僅かな傾斜も本当に辛かった)
・喉が乾いたときは飲み物を買いたいが、お金が足りない時は(サポートを?)頼んだ人にいつも借りていること(ここで私は漸くたかられるのではないかとの不安を覚え始めた)
・今日は肌寒いですね、といった世間話(同じ内容を何度も繰り返し話していたため、知的障害をもつのではないかと推測した)
・家へは大江戸線の練馬駅経由か西武新宿線で帰ること、またそれらの終電の時間について(これはあまり覚えていない)
などを五十音表、声を入り交ぜて伝えてきた。
ところが随分近づいたところで彼は西口駅への案内板を無視し、地上の小田急百貨店の前あたりに出るエレベーターに乗るよう促してきた。ここで私の中の不信感が増幅した。
態々地上に出たからには西口周辺に用があるのかと思いきやなんとガード下の奥、歌舞伎町方面を指差したのだ。なら何故今まで遠回りさせたのか。おい。都庁はどうした。もうこんな奇妙な役目今すぐ放棄してしまいたいと思ったが、移動も儘ならない(はずの)人をこんな人混みの中で一人にするのも気が引ける…横断歩道を渡ってガード下へと進んでいる時、彼はコーヒーを飲みたいと言った。ネカフェで勝手に好きなだけ飲んでくれと思ったが、ぺぺ前のマック付近で彼は止まった。ここでコーヒーを注文するという。(そういえばこの辺りでは手帳の五十音表は全く使っていなかった)
先程の発言を踏まえ、お金はあるんですか?と訊くと、あなたはお金ないんですか?と訊き返された。ここで私は本日一番のハッキリした声で「ありません!」と答えた。本当はいつもより持っていたのだが。
するとどうだろう、序盤で彼が持ちますよと言い、車椅子に引っ掛けて握り締められていた私の傘をスッと外して、じゃあもういいですと手渡しすんなり私を解放するではないか。守銭奴に生まれて、良かった!!!!!!!!!!
ここで彼は金目当てにすぎなかったことが窺えるが、馬鹿の真骨頂の私は最後まで「お気をつけて!」と別れの挨拶をし、彼のその後の動向を警戒しつつ三丁目方面へ歩きだした。
恐怖心のせいか記憶が定かでない部分も多々あるが、これが全容だ。
中高生活をミッションスクールで送り育まれた隣人愛の心が見事に仇となった出来事であった。貴重な若い時期の多大なる時間の無駄と重大な腰痛を被った。無論私の無知が最大の原因であるのだが。寸借詐欺の名さえ、帰宅して自分と似た事例をネットやツイッターで片っ端から検索するまで知らなかったのだ。
7月中旬にツイッターで話題になったらしいある方の寸借詐欺の被害に関するTogetterを読むと、状況や男性の様相まで酷似していて衝撃を受けた。これを昨日出かける前までに知りたかったものだ……
後から考えれば彼の発言は不審な点だらけであるし、見返りを求めるわけではないが私が車椅子を延々押したことに対してお礼の言葉の一つもなかったこと(私の記憶が正しければ、だが)、そもそも最初会った時は一人でいたがそこまでどのようにして来たのか?などと突っ込みどころは枚挙に暇がないが、多くのハンディキャップを抱えている(ように見えた)彼を見捨てるのは良心が痛む上、一度相手のペースに乗せられてしまった際の恐怖感は言葉で説明し難いものがある。ハンディキャップを負っているとはいえ相手は男性であるから万が一手を挙げられたらどうなるかわからなかったのも逆らえなかった一因に挙げられる。とにかく冷静な判断能力を完全に欠いていた。恐ろしいことだ。
恐怖は不信感へ、そして帰宅後には自分の間抜けさへの落胆、やがて詐欺行為への怒りに変わり、こんな時間になっても一向に腹の虫がおさまらないので、もしまた同じような人物に遭遇したら警察に突き出すことを堅く決心したが、果たして警察官はどのあたりから相手にしてくれるのだろうか?金銭被害なしに、金の無心を仄めかされたと言っても取り合ってはくれないのだろうか…
なお、彼の持っていた、NTTによる”電話お願い手帳”は私が調べたところ公共施設に置いてあり誰もが自由に持ち帰れるかのようにも捉えられる記述があった。彼が本当に障害者であったのか否かはもう分からないが、私は初めに彼の手帳の表紙にある”NTTグループ”の文字を見て、信頼できる機関の発行する手帳を持っている、と少し警戒心を緩めてしまったところがある。もっと他に配布の仕方はないのだろうか????????完全なる悪用、と断言はしないが、思えばこれを持っていれば、かなり乱暴な言い方になってしまうが誰もが耳や言葉が不自由な人を装えそうなものである。そのためスマホアプリ版という誰もが扱い得る形で存在していることにも一抹の不安を感じてしまう。悪質な事案を防ぐため、ヘルプマークやマタニティマークのようにせめて対人で受け渡してほしいものである…
私のように騙されやすい自覚のある人は十分に気をつけてほしいが、それよりもこのように人の良心に漬け込む至極卑劣な極悪非道の犯罪が可及的速やかに滅びることを祈る。
警戒心の薄いバカな俺は電話番号とマイナンバーカードを確認し言われるがままホイホイ貸した。無事帰れるといいですね、と。仮に金が返ってこなくてもこれは勉強代だ、と。
そうじゃねえだろ呆け。「人に金を貸すときは帰ってこない気持ちで」は自分を納得させる免罪符じゃねえぞ。
結局連絡も取れねえし泣き寝入りじゃねえかよ。
何が勉強代だ。心のモヤモヤと沸々と湧き出る怒りで寝れやしねえ。全然納得できねえ。
何も考えず思考停止して、愛想笑いを浮かべて、何でもかんでも人の言うことに迎合しやがる。
なんで「他の人を当たって下さい」の一言が言えねえんだ?
金を貸せと頼むやつはつまり物乞いだ。物乞いは底辺だ。底辺は人間じゃねえ。
金を貸さねえだけじゃねえ。関わらねえ。自分のために。
[追記]
こんなありきたりな詐欺話で地味に反響があったようでびっくり。
為になるコメントの数々を拝見して、ちょっと頭が冷えたと同時に、本質があまり見えていなかった自分になんとも情けない気分だ。
タイトルとしては寸借詐欺というみみっちい詐欺行為(今回は大してみみっちくない被害だが)に遭ったということで、底辺と言うキャッチーなワードを入れてみた訳だ。
しかし指摘の通り、詐欺行為を働く輩は底辺に関わらずあちこちにいるわけで、そういう意味では意識が変わらない限り、今後も騙され続けるだろう。
結局当たり前の話、自分のあまりにも低レベルな危機意識の無さがこういう結果を招いたのだ。
確かに俺が悪いよ。相手もあまりに俺がホイホイ言いなりになるから逆にびっくりしたことだろう。
でもさ、人生振り返ってみると「騙された!くやじぃぃぃ!!!」なんて経験はこれが初めてなわけ。オレオレ詐欺の場合もそうだと思うけどまさか自分がって思うわけ。
親には「どんな人にも分け隔てなく親切に」なんて言われて育ってきたわけ。多少、怪しいな、詐欺かな?なんて思っても人に優しくしてみたくなるじゃん。信じて賭けてみたくなるじゃん。それが「間違った優しさ」だとしても。
今回自分が学んだのは、自分は実際に経験しないと何も学ばないバカだったということ。
ネットでこういう経験談を見てると「何番煎じだよ、騙されてバカなやつwwwwww」って自分も思ってたわけ。自分だけは騙されないと思ってた。
でも違ったよ。詐欺られちまった。恥ずかしいよ。
こういうので人は成長していくのかな。そうだったらいいな。