手厚い社会保障をした上で年功序列と派閥の政治をセットにしたことが問題だった。
競争社会であれば派閥の政治が起きても実力主義で派閥が作られる。その上で社会保障があるなら弱者も安心だろう。
社会保障が弱ければ、弱者は死に絶えるから年功序列でも問題なかった。
派閥がなくて社会保障が強くても、問題ごとに組織を作り直すから事実上年功序列が20年30年続かない、数年ごとにリセットされる社会だから大丈夫だった。
ただこの3つがセットに成ったことで、いわゆる封建社会みたいな市場ができてしまって成長しなくなった事は事実として認識しないといけない。
勤続40年で年功序列で派閥の政治をして社会保障が強いと、社会が硬直化してしまった。40年間会社組織の組み換えなしは長すぎた。
もちろんそれが、民間ではなく官僚組織であるとかなら話は別だし、簡略化して話しているから、必ずしも年功序列が悪いとかそういう話もしていないことには注意