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はてなキーワード: ゲームボーイとは

2024-03-04

ずっとファミコン作ってりゃ良いじゃん。

ゲームの開発費が大変って言うならべつに海外に合わせる必要無いと思うんだよね。ずっとファミコン作ってりゃ良いじゃん。

スクエニ老人ホームからスタッフ引っ張って来てさ、昔みたいに3人とかでゲームボーイのサガとか作ってりゃ良いじゃん。ダメなのかな。

そういうレガシーさが日本の強みだと思うんだよね。海外の規模に合わせるのがそもそも無謀なんだしさ

2024-01-24

anond:20240124113952

赤と緑の同時発売自体ゲームボーイ本体通信機能を使わせたかたから、みたいな話もどこかで読んだな

2024-01-23

ポケモン的な要素を持つゲームで、アレサとラストバイブルの話がされないのが悲しい

パクリだー!!って糾弾するつもりはないが、ポケモン以前に発売されたゲームで、ポケモン的な要素を持つゲームとしてこの2本を思い出したけど、全く触れられないのが悲しいな。

アレサは、特定方法で倒したモンスターカプセルに封じ込め、一緒に仲間として戦えるシステムがある。ただし一度切りの使い切り。

ラストバイブル女神転生外伝で、悪魔(作中では魔獣)を仲間にするシステムがもちろんあり、さら特筆すべき要素として通信対戦の機能があること。だからエンディング後は、作中に出てくる強いボスが仲間になるシステムなんかもある。

どちらも初期のゲームボーイのソフトで、それなりに続編も出てるゲームでもあるのに、そんなに知られてないのか。

なぜ任天堂から「パルワールド」が産まれいか

結論から言えば、任天堂の偉い人たちにオンラインゲーム素養がない、もしくは、伝統的価値観への固執

任天堂に限らず多くの日本ゲームメーカーは家庭用ゲーム機ソフト成功してきた。

今でこそ大手も焦ってオンラインゲームを作り始めているが、13年くらい前まではオンラインゲームを作りたい人が就職する会社外資を除けばソシャゲメーカーくらいしかなかった。

プレイヤー目線でみても、13年前の当時、PCでは既にオンラインゲーム成熟しつつあった一方で、コンシューマゲームは相当出遅れていた。

当時、ゲーム制作サークルの作知り合いの何人かゲームメーカー就職していったが、彼らは皆コンシューマゲームに憧れ、それらを再生産したい願望を持っていた。

そうしたある種のエコーチェンバー化しやす環境が、CC2松山さんのプチ炎上発言

https://note.com/wwise/n/ndf5b3d0b161d

可能にさせるわけだ。

未だに「ゲームコンシューマゲーム」という業界なんだなと再認識させてくれる。

当然、そんな人達が集まっているわけだからオンラインゲーム的なものを作ろうって機運にもなりにくい。

なので、第一理由としては、作る人達ゲームに対する趣味嗜好が伝統的な家庭用ゲーム機的なものに偏りがあるだろうという説。





パルワールドというゲームが極めて奇抜なアイデアの組み合わせによってようやく成立するなら、まあ簡単には生み出せなかったよね、と言えるのだが、ポケモンの魅力が何かを理解していればパルワールドに近いものを生み出せる時間はいくらでもあった。

ポケモンの最大の魅力はそのペット性質を持ったキャラクターにあり、この魅力を最大限に引き出すには、「ポケモンと一緒に空間を過ごす」というゲーム体験必然的帰着する。


このことはみんな分かっていて、だからNINTENDO64の時代ですら、『ポケモンスナップ』『ピカチュウげんきでちゅう』など、「ポケモンと一緒に空間を過ごす」体験模索する試みがあった。

それからしばらく、この方向性には大きな進展がなくなった。

まあ当時はまだ技術課題が大きかったから仕方がない。

でも、2010年代に入っても何も動きがなかった。

3D技術オンラインゲーム技術はすでに十分成熟しており、PCゲームでは家庭用ゲーム機に先駆けてオンライン対戦ゲームやよりリッチゲーム体験ができるようになっていた。


ポケモンGOが出てきて、ようやく次の動きが来たかと思えば、これは任天堂が作ったものではなくIPだけ貸しているのだそうだ。


ポケモンユナイトが出来てきたときは、流石に不安になった。

やり方や発想が、没落してゆくスクエニの姿と被っており、嫌な予感を感じさせた。

「今、バトロワ流行ってます。だから弊社の人気IPドラクエと組み合わせれば売れます

「今、MOBA流行ってます。だから弊社の人気IPポケモンと組み合わせれば売れます

こういう安直プレゼンが目に浮かぶ

IPの切り売りが始まってしまたか、というか、それしかやることがないんだ、という残念感。


ポケモンシリーズの方も、最新作でも未だに最大4人の協力プレイしかできないらしい。

なぜたった4人? 発想が通信ケーブル時代から進んでおらず、基本的ゲームオフラインに閉じている。

なぜ普通に、素直に、MMORPG的なオンラインゲームとして作らないのか。

なぜ未だにストーリーのあるゲーム形式に拘るのか。

なぜ未だにコマンドバトル形式踏襲するのかも謎。それって全然ポケモン本質じゃない。

ゲームボーイ時代スペックの制約上あれしかできなかったが、3Dでグリグリアクションができる時代に何をやっているんだろう感。


こんな保守的ポケモンの最新作の出来を見て、誰がこの会社ポケモンアップデートしたいと思うだろうか。

パルワールドの作者も任天堂にいたらしいが、きっとそんな思いで任天堂を去っていったのだろうと勝手想像する。





もしこれが、子どもたちを野蛮なオンラインゲーム世界に染めさせない健全ブランドイメージのために、あえてそうしているんだとしたら任天堂は長期的に終わりだと思う。

ゲーム面白さの追求よりもブランドイメージの守ることを優先する会社が、ゲーム面白さを本気で追求する会社に勝てるわけがない。


知り合いの友達同士だけで遊ばせたいみたいな価値観押し付けをとても感じるのだけれど、ゲームを本気で遊びたい人からするとマジで興ざめする。

仮にも、各家庭の教育方針は様々であるにもかかわらず、任天堂がその上限を勝手に決めてしまっているというこの不愉快さ。

から本気でゲームをやりたい人はPCゲームに逃げる。





ゲームはもはや子供をあやす玩具ではない。玩具という域を超えて、コミュニケーションライフラインになっている人も多い。

にも関わらず、任天堂玩具にとどまり続けようとしている。

そのことを上層部株主理解しているのか。


20年とか40年スパン想像力を働かせてほしいのだけれど、ゲーム上の世界についてどのようにリアリティを感じるか、何を楽しいと思うか、という価値観の長期的トレンド変化について真剣に考えてほしい。

それはある人の言葉を借りれば「コミュニケーションそれ自体目的化する」価値観への変化。

ゲームに限らず、アニメなんかを見ても例えば「けいおん」では、友達がワイワイだらだらと過ごすだけの日常憧憬として消費されている。

これは、コミュニケーションの基盤がリアルからオンラインへ移行し、その分リアルでの人間関係希薄になることの埋め合わせと考えられる。

まり、ある時期からコンテンツ(とその周辺)にはコミュニケーション的な欲求が求められ始めた。

ゲームを楽しみたいという以前に、人々はコミュニケーション欲求ゲームを通じて満たしたいと思うようになってきている。


パルワールドとは、そのような新しい欲望価値観の中で生まれオンラインゲーム体験ベースにある。

からゲームゲーム空間に対するガチ度合いが違うわけ。

ゲームあくまでも玩具と割り切って楽しむのか、それとも、ゲームリアル世界の延長のライフラインの1つとして暮らすのか。


このような価値観の変化を任天堂幹部らのおっさん達が、理屈でなく、体感として、自らの経験に基づいて理解できているのだろうか。

理解できないならそれが分かる若い世代に席を譲れ。

2023-12-30

https://twitter.com/Tempei_Asuka/status/1740680931520995764

Xでよく見る、子供に昔のアニメ見せたりレトロゲームやらせ

今の時代の子供もハマる!スゴい!ってやるアレ

小学校強制参加のイベントベーゴマとか折り紙とか教えに来る

地域のおじいさんみたいだな(子供なりに気を使うやつ)

自分小学生の頃にハマったorまわりでブームになったことのある遊びの幅広さを考えると、

子供は最新の遊びしか楽しめないというのはかなり疑問だなあ、この人の適応力が低かっただけでは

というかベーゴマとか折り紙のものが周囲でプチブームになったこともある

 

2023-11-16

anond:20231116144541

単三電池4本入れたゲームボーイ自転車のカゴに突っ込んでな、空き地通信ケーブルを繋いで100レべのポケモンを戦わせてたんやで

2023-11-06

ゲームボーイ本体が高い

プレミアついてる初代じゃないその辺にいくらでもありそうなGBCだのGBポケットだのですら全部5000円超えてる感じなのか。

ビネガーシンドロームの端末ですら3000円4000円平気でする価格ですわ。

そんなの買うくらいなら一万円くらいのPS1動くくらいの中華エミュ機買ったほうが(画質、電池)マシじゃん。って思ってアリエク漁ってたんだけど、

そう言えば一昨年くらいに3000円で買った初代PSP(改造済み)合ったなって思い出した。

これならGBエミュ動かせるんじゃねって思って調べたらどんぴしゃ対応エミュレータあるのね。手元のROM動きました!

中華エミュ端末ほしかったけども、手元でまともに動くPSPあるからもうこれでいいや。ゲーム端末たくさん増えても困るし。

PSPってUSB-Cコネクタの給電に改造する方法ないんですかね。改造パーツあったらやりたい。PSP専用充電ケーブル邪魔

中古GBゲームなんか面白そうなの買おうかな♡。実家にまだゲーム残ってたらそれ吸い出して遊んでみたい。

というかUSBからPSPに給電するケーブルってのをいま見つけた。給電専用のUSBハブのソケット余ってるし買おうかな。数百円みたいだから試してみるか。

2023-10-28

anond:20231027201325

しかに声質が似てるけどあれ(姉妹父親役)糸井重里という人。ほぼ日手帳で有名なコピーライターでありアルファブロガージブリポスター一言書いてある言葉(たとえば魔女の宅急便なら「いろいろあったけどおちこんだりもしたけど、わたしは元気です」とか)をひねりだしてるのが糸井の卓越したコピーライティング能力です。ほかに西武デパートとかでコピー(=キメ台詞みたいな広告)を考えてたよhttps://cinema.ne.jp/article/detail/37162?page=2 

motherというゲームボーイ向けゲームも糸井がシナリオを描いてるけど、マザー1.2には声がついてないので初出演だったんじゃないですかね。ドセイサンの声してたっけ?最近有名人との対談の一部をユーチューブかにアップしてるから声質確認できるかな。たしかニンテンドー岩田さんとかとすごくいい話してるよ

そして普通に妻子大事にしてます樋口さんでググると別の男性はあるかもしれん)

2023-09-06

LINEスタンプにして欲しい昔のゲーム

やっぱゲームボーイあたりの尖り具合が良いよな。

ガルガルやろうと いいおんなと どっちがすきだ?」

2023-07-31

anond:20230731001659

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(23〜47)

探偵・癸生川凌介事件譚 永劫会事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第十弾。

シーズン1最終作ということで、今までの縦筋として伏線が貼られていた過去事件永劫会事件がついに描かれる。

今までの癸生川シリーズ全部盛りな贅沢な作品で、ミステリらしい意外な展開、文書の書き方で読者を騙すものマルチサイト構成の妙、小説として情緒的な染みる文章と、良かったところが沢山ある。

シリーズを通じての伏線が回収される展開も多いため、必ず全作遊んでからここに辿り着きたい。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、ゲームとしての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第六弾。

マルチサイトシステムを導入していて、伊綱さんと、生王の視点を行き来しながら事件を追う。

構造自体に仕掛けがある系の作品になっていて、ミステリやってる感がかなり強い。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、トリックの魅せ方としての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 白鷺に紅の羽

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第四弾。

助手の伊綱さんの過去編で、とても情緒豊かな小説的な作品

もちろん、ミステリらしい意外な展開や、文章での表現を利用したトリックなどもあってそちらも楽しめる。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、物語としての完成度は抜群だった。


少女首領の推理領域 -黄金島の密約-

株式会社オレンジロマンティックミステリの第二弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

普通女子大生が突然マフィアボスになるという突飛な開幕ながら、割と丁寧で良い意味で地味な捜査解決をしていく。

とはいえマフィアボスらしく、違法行為をしてでも事件の手がかりを集めるところなんかは今作独自の魅力があり、このシリーズ女性主人公の成長も魅力なんだけど、今作ではマフィアボスらしくなっていくという本当にその方向で成長していいのか? と困惑しながら遊ぶことになる。

そして本当にマフィアボスらしくなっていくのが本当に面白くて、好きなところだ。


ルートフィルム

あのルートレターシリーズ的には続編に当たる角川ミステリシリーズの第二弾。

奇作、怪作としか言いようがない前作とは違い、しっかりと地に足が着いた丁寧な良作だった。

主人公八雲マックス映像作家としての矜持を持つプロに徹する人間性なのも好印象で、熱苦しいものの痛快な好男子で好きなキャラだった。

またもう一人の主人公新人女優のリホも駄洒落に拾い食いと評されるひょうきんなキャラで、主人公がどちらも魅力的な作品だった。


ゴシックマーダー-運命を変えるアドベンチャー-

株式会社オレンジロマンティックミステリ第一弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

主人公他人の死を夢で予知できる能力を持っているが、メイドという立場なのでそれをありのまま報告しても信じてもらえないので、色々と工夫して殺人事件を阻止するという展開。

この夢で見た予知の死を覆すという展開が短編連作的に続くのだけど、どれも同じ人、攻略対象で主人として支えている男性キャラの死を予知するため、何してもこの人死ぬじゃん、とシリアスな笑いを感じてしまったのは不謹慎から反省したい。

貴族平民という立場の差のエピソードなどは興味深く、伝えたいことの取捨選択がしっかりしてて短いボリュームながらしっかりまとまっている好きな作品


バディミッション BOND

ニンテンドーコーエーテクモがバディを組んで送る超贅沢なアドベンチャーゲーム

タイトルの通り二人組の関係性がかなり重要キーワードになってくるが、あくまでバディなので男女問わず楽しめる王道ストーリー

舞台となるミカグラ島に住む市井の人々にもサブエピソードがいっぱいあって、モブキャラ活躍する展開が大好きな自分としてはそちらの方向も嬉しかった。

ヒーローを目指す主人公ルークに延々とずっと辛い展開が続くので、遊ぶ手が止まりかけるほどだったのだけど、バディのアーロンがそれを引っ張り上げる展開が熱くて沸る燃えるゲームだった。


幻想牢獄のカレイドスコープ

女の子万華鏡、といえば何をやっても良いと思ってるゲロカス美少女デスゲームもの

ふわふわした可愛い4人の美少女が、罵倒有り暴言有り暴力有り可愛げ無しのデスゲームに巻き込まれながら、剥き出しの人間性露出していく。

そんな残酷なデスゲームの間に、いかにもな可愛い萌え過去日常パートが挟まり、この落差の凄まじさが独自の味わいになっている。

罵倒シーンの声優さんの熱演も見所で特に茜屋日海夏さん演じる五条風華暴言下品すぎて、日常パートでの可愛さとの差が凄かった。


死印

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーで、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

とはいえ、要するにで言うと、事件の手がかりを見つける捜査パートと、容疑者を追い詰める尋問パートみたいなもので、怪異と言いながらも探索パートで手に入れた情報からフェアに対決パート選択肢を推理可能なように作られている。

RPGっぽいパラメーターの表現フレバーに過ぎず、テキストをしっかり読むことが大切なので、そういうゲームが苦手でも問題なく遊べた。

印人と呼ばれる仲間を連れて探索するのが特徴で、中年男性ながらかなり露骨ツンデレキャラ萌え真下悟さんが僕はお気に入り


普通

THREE-3つの記憶-

三つしか記憶を保持できない主人公自身恋人をなぜナイフで刺したのかを巡るサスペンスコマンド選択ADV

時系列未来から過去へ進んでいくため行き来する渋谷の街のモブキャラ達にも物語があり、当時の雰囲気を感じられる。

フラグ記憶出来るにも三つだけという設定をシステムに落とし込んでいるのが見どころ。

ただし、この試みが成功しているのかは若干疑問が残り面倒なだけだったかもしれない。


いづみ事件ファイルVol.1潮騒編

編集者美女としての自覚が強い木戸いづみが担当作家鏡月正宗から無茶振り事件捜査することになるコマンド選択ADV

物語としての起伏は少なく、ミステリというよりはクイズの趣きが強い。

美女自称するいづみの強引な聞き込みパート面白く、話がテンポよく進む。

携帯電話ゲームから移植だが背景絵のクオリティが高くあの当時に遊んでいたらまた違う感想があったかもしれない。


イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~

うらぶれた探偵狗神エイジとお嬢様刑事鷲宮ヒナのバディもの

舞台池袋に住む市井の人々の協力を得ながら様々な事件解決しつつ、エイジの相棒でありヒナの兄が死んだ真相も追う縦筋の物語もある。

協力者の面々がかなり優秀な人が多く、主役の二人よりも探偵として優秀なのでは? と思ってしまう良い意味でのテンポの良さが楽しい

システム面では、よくわからないミニゲームや、頻繁に挟まる話に区切りがついているわけでもない暗転など、運営スマートフォンゲーム移植故のシステム的にしっくりこないところがあった。


神田アリスも推理スル

少女同士の恋愛を描きつつ、幾つかの日常の謎を解決する公称ジャンル百合ミステリ

ただ、ミステリ部分は少女同士の恋愛を際立たせるための背景のようなもので、あっさりと進んでいく。

その分、恋愛に関する描写はかなり多めでかつ濃厚なもので、恋と友情の差を自覚しつつ、はっきりと恋愛的な意味で好きになっていく過程が描かれていた。

それだけに短編連作で4つしかエピソードがないのは、良い意味で物足りなかった。


探偵・癸生川凌介事件譚 五月雨は鈍色の調べ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第九弾。

白鷺に紅の羽の裏を描く、と言っても時系列人間関係のそれではなくて、モチーフ的なというか、表現が難しいやつだ。

癸生川シリーズを通しての、探偵は何のために事件解決するのかを端的に示した短編になっている。

テーマ性の塊みたいな剥き出しの作品なので好き嫌いは別れそうだけど、僕はかなり好きな方だ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第八弾、元々はDS版の移植である

久々にスピンオフ短編マルチサイトではなく、いつメン達のいつもの構図。

ただ、ボリュームが多いのにいつもの構図をやるせいで、伊綱さんの推理がひっくり返るのが、少しもったいなさを感じてしまった。

あくまであのいつもの構図は短編や中編だから決まるもので、長編にはあまり向いていなかったかもしれない。


探偵・癸生川凌介事件譚 昏い匣の上

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第五弾。

ちょっと今まではとは毛色が違い、いつものレギュラーメンバの出番も控え目で雰囲気ホラー寄り。

とはいえ、我らが名探偵癸生川凌介が出てくるシーンは格好良く決まっている。

彼をなぜかホッとすると評するのは、なるほどな意見で、なかなか自己分析が出来ているセリフだと思った。


探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事の捜査メモ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第七弾。

今作はちょっと箸休め的なスピンオフ短編で、正直ちょっと読みどころはあまりない。

可愛い可愛いゲーム一言で終わっても良いぐらい犬は可愛い

とはいえ、これだけ遊ばないのも勿体無いので通して遊べば良いと思うな。


探偵・癸生川凌介事件譚 死者の楽園

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第三弾。

三作目ともなると、いつメンのいつもの構図でいつものやつと簡単に評したくなっちゃうね。

とはいえシリーズを通しての縦筋なんかもで出して、探偵・癸生川凌介事件譚として好きになれる要素が増えていくキッカケも多い。

今作は割と聞き込みや証拠品集めから推理が多く、今までの突飛な発想の飛躍が求められるものじゃないのも特徴的かつ、以降はこれが主になっていく。


探偵・癸生川凌介事件譚 海楼館殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第二弾。

前作の流れは踏襲しつつも、本格ミステリさながらの大胆なトリックが映える面白作品だった。

とはいえこの類の方向性はしっくりこなかったのか、これ以降はもう少し社会派だったり、テーマ性だったり、文章の書き方で読者に対して何かを隠蔽する類の方向性になっていく。

物理トリックの類はゲームだと映えるんだけど、携帯電話の容量の少なさを考えると難しかったんだろうなあ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻想殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ第一弾。

名探偵癸生川凌介、その助手白鷺洲伊綱、彼らの事件ゲームにしている生王正生、いつもの面々のデビュー作。

伊綱さんと生王が捜査をしてそれらしき答えに辿り着くも、癸生川がどんでん返すいつもの構図は初見だと結構驚く。

携帯電話という限られた容量の中でしっかりとミステリをやろうとする気概が素晴らしい、


マルコと銀河竜

めちゃくちゃ豊富なスチル絵に軽快なBGM、そしてカートゥーン調のアニメーションハイスピード物語が展開していくSFもの

テキストを読むことが主体ゲームって落ち着いた作品が多く、議論をしたり腰を据えてお話を聞いたりが多いんだけど、この作品はとにかく主人公たちが走る! 動く! 飛ぶ! と終始忙しなく動いてばかりで色々な物語が手早く展開していく。

テーマソングの飢餓と宝玉はオープニングテーマでありながら、作品の全てを包括するような歌詞になっていて、クリア後に聞くとまた違った感想になる曲で大好き。

ただ、このスピード感故に細かい部分の整合性説明カットされているのは好みが分かれそうかな。


√Letter Last Answer

奇作としか言いようがない、実写のテキストアドベンチャー

とにかく全体を通じて奇妙な作品で、十数年ぶりに高校時代文通相手との手紙発見して、彼女に会いたくなりその地元島根に向かう。

こんな如何にもな青春振り返り系エモストーリーの導入だが、全くこんなストーリーではなく、罵倒悪口恫喝を繰り返す反社会的主人公に振り回される恐ろしいお話

ストーリーリアリティラインルートによって様々すぎて、突飛な展開が続くかと思いきや、現実的な着地を見せたりと、唯一無二な奇妙すぎる作品だった。


GOODBYE WORLD

インディーゲーム開発者女性二人の関係性を淡いドット絵の演技で描くナラティブアドベンチャー

全てを文章で語らず、キャラクタの演技で語るストーリーが見所でかなり細かい演技が丁寧に表現されている。

また、途中で挿入されるゲームボーイライクなパズルゲームが、レベルデザインでなにかを暗喩しており、キャラクタがなにを感じたのかを、台詞や演技だけでなく、このパズルゲームでも表現しているのが今作独自の特徴的な部分。

なかなかハード現実的な部分が多く、少し心に余裕がある時に遊んだ方が楽しめそうだ。


マリンエクスプレス殺人事件

修学旅行で水中を走る列車に乗り込んだ学生たちの中で起こる殺人事件お話

スペインインディーメーカー作品だが日本サブカルが大好きな人たちが作っているようで、そういうのが好きな人向けの小ネタがたんまり入っている。

とはいえジェンダー政治的な正しさ規定とした問題提起が挟まるなど、日本ではあまり見られないストーリーもあり独自の良さがあった。

殺人事件にまつわる解法も、トリックロジックなどのあれこれではなく、人間関係の妙に重きが置かれているのも、ある種のらしさなのだろうか。


デスカムトゥルー

奇妙なホテルの一室で目覚めた男性がいきなり殺人事件容疑者報道されるニュースを見るところが始まるホットスタートな実写ゲーム

短編ほどのボリュームながら、ゲームシステムを利用した演出や、繰り返しループする世界での面白コメディや、シリアスな男女の恋愛など色々な要素がみっちり詰まってる。

特にヒロインのサチムラアカネは、敵なのか味方なのか、頼れる強キャラなのか守るべき弱い子なのかが目まぐるしく変わる上に、扇状的なシーンも多く、演じている栗山千明さんの魅力が盛りだくさん。

取捨選択がしっかりしてる小粒ながらも好きな作品だ。


48作目以降はこちら

2023-07-30

ウォークマン … 歩く男

カウボーイ … 牛男

ゲームボーイ試合

スーパーマン … 小売男

スノーマン雪男

チェアマン椅子

バーチャルボーイ仮想

ファイアマン… 火男(ひょっとこ)

2023-07-11

anond:20230711171828

ゲームボーイ版のテトリス現代のと違ってテトリミノがまんべんなく出るようになってないかプレイ感が違うぞ

ゲームボーイしてたらばかにされた

テトリスなんて何でやっても同じだろうがえー!

2023-05-31

とりあえず日本不景気、あとゲームとか

1980年代前半生まれなんだけど、小学校中学年の頃にバブル崩壊して、そこからやたら世の中やれ不景気だ、やれ不良債権だ、やれ就職氷河期だって言い出すようになって、山一も潰れて、銀行もどんどん統廃合していって、なんかもうその頃からずっと今もずっと日本って不景気なんだなって思ってる。

大学に進学した頃には「失われた10年」って言われるようになって、気づいたらそれが20年になり、30年になり、どこまで続くんだろうって眺めてる。

途中ITバブルとかあったらしいけど、全然実感ない。アベノミクスとかも自分の周囲で実感のあるやつは皆無だったろう。

今後も少子高齢社会日本はどんどん元気なくなっていくんだろうなって思ってる。

とりあえず日本不景気っていう観念が頭にこびりついている。

違うな、元気がいい日本想像できない、と言った方が正しいな。

ただ、ゲーム進化と共に成長できたのはい時代に生まれたと思ってる。ファミコンからスーファミゲームボーイ、プレステWiiDSとかメジャーハードは一通り触った。今はPS5をしてるけど、映像進化操作性の向上、物語の作り込み具合の進歩は凄まじいものがある。

この進歩リアルタイムで肌感覚として体験できたのは本当に良かったと思う。てか、それくらいしかないのかもしれないが。

ファミコン最大の失敗は茶の間テレビを奪った事

出力媒体テレビにしなければ絶対売れなかったと思うが、当時1家庭に1台しか無かったテレビを奪った事で当時の大人達全員を敵に回した事が悲劇の始まり

奴らのテレビに対する思いは崇拝・信仰に近く、それこそ『死ぬまでテレビを見続ける世代』なので、そんな彼らからテレビを奪ったらどうなるかは火を見るよりも明らか。

ファミコンの失敗は大人達を懐柔せずに敵に回した事。これで案の定マスコミ教育機関香川県が未だにゲームバッシングしてる。

やっぱテレビゲームを切り離したゲームウォッチとかゲームボーイって偉大だったと判る。軍平☆最強

2023-04-29

人はマリオに三度出会

「人はおりがみに三度出会う」


そんな言葉を聞いたことがある。

幼少期におりがみで遊び、親となって子どもおりがみで遊び、祖父母となって孫とおりがみで遊ぶということらしい。


マリオは今まさに、誰もが当たり前に遊ぶ遊びとなるべく、三度目の出会いを目前に控えている時ではないだろうか。


ファミコンの「マリオブラザーズ」が発売された80年代小学生だった世代は、今40代から50代へと差し掛かっている。

私も二度目の出会いを子どもたちと迎え、三度目の出会いまであと少しというところまできた。





正直に言ってしまうと、ずっとマリオで遊んでいたわけではない。

プレステに衝撃を受けて、任天堂ゲーム機から離れた時期と、結婚出産子育ての時期が続いたこともあり、64とゲームキューブスルーした。

そもそも、ずっとマリオファンだったというわけでもない。


今日、「ザ・スーパーマリオブラザーズムービー」を観に行った。

観に行く前から、確かに涙腺は弱くなっていた。

人生から、色々ある。

良いことばかりではない。

積み重なっていたこともあった。

映画を見ている間、笑いながらも涙が流れて止まらなかった。


映画の内容に触れない程度で言えば、泣く要素はどこにもない。

でも、ずっと涙が込み上げてきた。





どれだけお願いしても買ってもらえなかったファミコン

お小遣いをためて、親の目が届かない旅行先で買ったゲームボーイ

バイト代で買ったスーファミ

子どもたちと遊ぶために(という体で)買ったWii

Switchは、どんな奇跡が起きたのか、店頭にあった最後の1個を滑り込みで買うことができた。

アドバンスDS3DSは、今も家族の分が引き出しにしまわれている。


ゲームの話ができる友だちは皆無だった。

そもそもゲームをするなんて、しか女の子ゲームするなんて……と言われた時代だ。

ピーチ姫だってクッパさらわれてマリオの助けを待つばかりだった。





でも、時が経ち時代は変わった。


子どもと今もゲームで遊び、ゲームの話で盛り上がる。

今や世界の人とゲームで遊ぶことだってある。

ゲームで遊ぶ友だちが世界中にいるのだ。


そして、ピーチ姫は勇敢に戦う人となった。

私もたくさん戦ってきた。

私たちはここまでよくやってきた。

色々なことがたくさんあったけれど、よくやってきたのだ。

がんばった人もがんばってない人も、ゲーム遊んだ人も遊んでいない人も、みんな私たちはここまでよくやってきたのだ。


そして、マリオとの三度目の出会いまで、あともう少し。

あとひと踏ん張りなのだ

映画を観ながら、そんなことを考えていた。





残念ながら同じ世代でこんな話ができる人は身近にいない。

世代でも家人ゲームをしない人だし、友だちたちもゲームをする人は皆無だ。

ゲームの友だちは年若いか、海外勢のためこの映画を観たとしても、同じような感情になることはないだろう。

なので、駄文ではあるがここに書くことにした。


もしも、同じ時代を過ごしてきた人の目に留まるようなことがあれば、これだけは伝えたい。


私たちはここまでよくやってきた。

あとひと踏ん張りなんだよ、と。

あと、家族でもひとりでもいいから、映画を観に行ってね、と。





最後に。

マリオ、本当にごめん。

操作が下手で、たくさんトレーニングをさせたね。

これからもっともっと手元がおぼつかなくなるけれど、よろしくね。

でも、「スーパーマリオブラザーズ35」では何度も1位取ったんだからね!

まだまだいけるよ!!たぶん。


最後最後に。

任天堂、そしてイルミネーション

素晴らしいゲーム映画を本当にありがとうございます

また観に行きたいと思います

2023-04-24

なんでお前らってそんな極端なの?

言葉には一切の裏がない」

VS

言葉は裏だけが真実

で戦ってるのマジで無意味だろ。

そこまで極端なもんじゃないと思うんだが。

お前らっていつもそう。

「敵・味方」の両極端で考えたがって中間層を想定しないとか日常茶飯事じゃん。

傍観してるのは同罪、何も言わないのは同意なので俺たちが多数派、とか毎日言ってる。

中間がなさすぎる。

顔の美醜さえも美人ブサイクかのどっちかしか言わねえ。

白と黒境界にグレーを広げていく発想がなく、0:0:0か255:255:255の2色とか頭ゲームボーイかよ。

どうせ今も「上手いこと言うな」「死ぬほどつまらん」の間で両極端に揺れ動いてるんだろ?

その揺れ動いてる状態別にいいんだよ。

どっちかに傾いてハッキリ0か100かを結論づける必要なんてねえんだ。

結局それは「敵・味方」でものを見ることに慣れ親しんだ人間の見る幻影にすぎねえんだって

そんなものに付き合ってないでどっちつかずに感じたた時は50点とかつけときゃいんだよ。

ちょっといいなら70点、ちょっとダメなら30点、そういう考え方でいいじゃねえか。

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