はてなキーワード: オタク差別とは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 93 | 16264 | 174.9 | 50 |
01 | 69 | 7308 | 105.9 | 35 |
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23 | 135 | 15738 | 116.6 | 27 |
1日 | 2032 | 241025 | 118.6 | 40 |
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今年3月から発端となる事件が勃発し、一カ月足らずで10~20人のクリエイターが炎上、そのうちの何人もが謝罪に追い込まれるという、シャレにならない大騒ぎになっている。
しかもいまだに延焼が続いており、4月29日には韓国版アズールレーンのイラストを描いていた女性絵師が炎上し、日本語で運営側の不当な対応を告発したことで、日本でも注目され始めた。
https://togetter.com/li/1222986
https://togetter.com/li/1222751
まず韓国社会におけるフェミニズムの問題を理解するには、以下の論文が有益だ。
李聖娥「フェミニズムは誰のもの? -女性嫌悪発言から見る現代韓国社会-」『早稲田社会科学総合研究. 別冊, 2015年度学生論文集』(2016)
この李論文によると、2015年頃からネット上で急速に韓国でミソジニーVSミサンドリーという構図が生まれ、対立が激化しているという。(それ以前の男女の格差、対立についてはここでは触れている余裕がないので詳しくは李論文を参照してほしい。)
この年、韓国では女性たちによる権利拡大が主張され始め、フェミニズムブームが起こった。
その中でも特に2015年5月に誕生したインターネットコミュニティ「メガリア」には過激な集団がおり、これまで女性たちがミソジニストたちから受けてきた憎悪を逆転させて仕返しするという「ミラーリング戦略」が猛威を振るったようだ。
李論文では、この急進的な現象を韓国社会がこれまで女性を抑圧してきた反動と説明している。典型的な家父長制社会、女性は専業主婦をして男性の経済力に依存というステレオタイプ等々。
そして、具体的には、「メガリア」が韓国ネット上におけるミソジニーの急先鋒だった保守系ネタ専門掲示板「イルベ」を仮想敵として発足したという。
この掲示板には女性ユーザーが女性だと明かしてはいけない謎ルール(明文化されている)があり、「キムチ女」という女性差別的なネットスラングもここで生まれた(ちなみに、男性に従順な日本人女性を「寿司女」と呼んで称賛している)。
かくしてミソジニーとミサンドリー、両過激派同士の容赦ない殴り合いが始まったのだ。
特にメガリアによる活動はネット社会での風当たりが強く、比較的穏健なフェミ運動から、韓国人男性はちんこが世界一小さいといった類の誹謗中傷、極端な例では男子風呂の無修正盗撮動画をネットに放流するなど、犯罪まがいの男性憎悪も行われ、とくに後者の過激な部分がクローズアップされて報道されたようだ。
それによってメガリア=反社会的集団という認識が広まり、さらにはフェミニスト=メガリアというレッテル貼りの機能を果たしてしまっているらしいが、部外者である我々日本人には区別がつきにくいのが実情だ(日本でもまなざし村がネットで疎まれているが、メガリアには実社会での行動力がある分、その比ではないようだ)。
韓国では一般的に、メガリアの過激派の行動は、フェミニズムでなくミサンドリーであり、成功できない女性(ようするに喪女)たちが男性たちを叩くことで責任を押し付けているという見方がされている。
一方で、メガリアが発足当初は各種フェミニズム団体や政治家、文化人たちから支持されていたこともまた事実であり、このことが男性たちの反動を招いた。
ネット上ではメガリアを筆頭にフェミニズムへの不信感が根強くあり、それがアンチ・フェミニズムの動向になっている。
李論文では、アジア金融危機以降蔓延している高学歴ワープアを背景にした若年層男性たちの不満が背景にあると見ている。
確かに、大卒でも満足のいく社会的地位を得られず、それなのにミサンドリストに憎悪される男たちが何かの拍子にプッツンしてしまっても不思議ではないだろう。
また、韓国人男性には兵役の義務があり、女性はこれを免除されているという逆方向の不平等な格差も存在し、男女の対立を複雑化させているという事情もある。
この不平等が解消されないまま、女性の権利を認めていく風潮には、もともと厳しい目が向けられているのだ。
しかも、韓国にはただでさえオタク差別が強くあり、サブカル界隈ではそれがトラウマになっているらしい(日本でも宮崎勤事件を発端にしたオタク叩きの時代があったので、そこらへんはイメージしやすいかもしれない)。
現在では、メガリアのサイトは穏健派と過激派の内紛によって閉鎖され、離脱した過激派がウォーマドというサイトを新たに立ち上げている。
しかし、メガリアという呼称が普及しすぎたため、今でも使われている。サイトが消滅したおかげで定義が曖昧になり、フェミ叩きの便利用語になってしまったという見方もある。
例えば、5chのなんjが消滅したとして、少しでもなんj語を使ったり、そんな雰囲気をまとっていたら、お前なんj民だろというレッテル貼りをされてしまうといった具合だ。
それだけでなく、それまでメガリアがやってきた悪行や過激派のウォーマドと紐づけされて叩かれてしまうわけだ。
このようなフェミ狩りに対する反発も強く、むやみに相手をメガリア認定したために、逆に侮辱罪に問われてしまうという事件も起きている。
2016年7月には、Nexonが提供するゲーム「Clousers」の声優がフェミニズム運動への支持を表明したこと(メガリアのキャンペーンで配布された「女の子たちに王子様は要らない」というスローガンが印刷されたTシャツを着てSNSに投稿)が原因で炎上し、声優を擁護するクリエイターVSそれに反発する消費者(この場合男性オタクたち)の大戦争が起こった。スローガン自体はフェミニズムによくある主張だったが、そのTシャツを着ることがメガリアを支持していると問題視されたのだ。
以下の韓国wikiサイトmamuをGoogle翻訳に掛けてみればその泥沼具合がよくわかる。この大戦がメガリア支持を表明した作家たちへのバッシング、作家による過去の性犯罪告発、各種フェミ団体の参入、そして政党まで巻き込む騒動になった。これを地獄と言わずになんというべきか。
結果は、おおよそ男性オタク側の勝利で終わったようだ。まぁ彼らのゲリラ戦術が優位だったのは容易に想像がつく。
騒動によって全体の3割のユーザーを失ったゲームもあり、彼らの脅しにはそれなりの実力があることが証明された。
そして、本題の今年の3月から勃発している一連の騒動は、以下のnamuの記事を見ればおおよそ理解できる。
この記事によれば、先の大戦よりも今回のほうが規模が大きいという。
概要を説明しよう。発端は、3月21日に中国の会社が提供するゲーム「少女前線」で女性絵師RODが描いたキャラが発表されたこと。
RODは、以下の4つの行動が理由でメガリア疑惑をかけられた。
1.ベストセラー『82年生まれキム・ジヨン』(統計を基に平均的な韓国人女性の半生を描いたベストセラー小説)を読んだ歌手に「俺達の金を騙し取った」と怒る男性ファンを笑うツイートをRTした
3.「韓男虫」という単語は「キムチ女」へのカウンターと説明した番組の画像に「いいね」をした
4.第一次大戦時に、「韓男のダブスタ」と題し、男性が家事分担を嫌い、女性の処女性と若さに執着していると皮肉るネタ画像をRTしていた
これらを根拠にRODはメガリアだと認定された。そして炎上後、キャラクターイラストの公開は中止。RODは釈明を試みるも効果はなく、ツイ垢とpixiv垢を削除し、実質絵師としてのキャリアを失った。
以下の報道でも触れられている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3173082
この記事によるとゲーム業界のユーザーの4割以上が女性だという。男性と女性との間の分断が進んでいるという構図が見えてくる。
そして、予想されていたことだが、この事件に対して女性弾圧だとするフェミニストたちが声を上げ、男性オタクたちとの対立が激化している。ここにミソジニーVSミサンドリーの大戦争(もしくはクリエイターVS男性オタクたちの代理戦争)が再び始まったのだ。
炎上の震源地となっている韓国の大型掲示板「DC inside」(日本でいう5ch)と大手ゲーム系ニュースサイト「Ruriweb」(ゲハに近いらしい)では、Twitterでのいいねが相手の思想に対する賛同を意味するという論理によって、他のクリエイターがメガリア的な思想の人間のツイート(その内容は問題ではないらしい)をいいねしていないか、あら探しが始まる(これが魔女狩りと揶揄されている)。
その網に引っ掛かってしまった内の一人が女性絵師Nardack、今回の韓国版アズレン騒動というわけだ。
Nardackは、Twitterのサブ垢でRODのツイート(内容は男性嫌悪と関係なし)をいいねした。
そのツイートは以下の内容
「私は一部の方々が主張する特定団体に入っていません。一部の方々が、私が共感した記事を拡大解釈し、私に関する流言を広め、これにより少なからず当惑し、心を痛めました。少女前線が好きだった一人のファンとして、参加できた事は本当に嬉しい事でした。事態がこう流れて、非常に遺憾に思えます。お読み頂き有難うございます。」
少女前線のユーザーたちはこのツイートを「男性嫌悪にいいねを押した事の釈明がない」「人のせいにして同情を引いてる」と非難。そして、このツイートにいいねしたのがNardacだった。
その他にも、RODを擁護しフェミ狩りを批判した団体のツイ(RODの件なのかは不明)をRTしていたこと、過去に「相手をメガル(メガリアの住民)呼ばわりしたことが侮辱罪に問われた事件」に言及し、メガルというレッテル貼りは不当な女性差別だとツイートしていたことなどを理由にメガリア認定され、炎上してしまった。
見たところ、Nardackの場合、炎上の理由がどれも間接的なものばかりだ。このレベルで仕事から外されたという事実が男子オタクたちの反動の強さを物語っているように思える。
一連の騒動は現在でも燃え広がっており、いつ鎮火するのかまったく見通しが立たない状況だが、驚くべきことに韓国人の間ではこれからが本番だろうという見方がされている。
最終的には、業界全体で女性クリエイターの雇用が減るのではないかという危惧まであるようだ。
4.どうかしてるんじゃね~の?(迫真)
一連の騒動に対しての私の見解はと言うと、正直韓国の男性オタクたちのやり方には賛同を示しづらい。
先にあげた
を読むと、それは難癖なんじゃないのか?という部分もかなりあり、全部が全部支持できるわけではない、という気分にさせられる。特にツイートの内容に関係なく、問題となった相手を過去にいいねをしていただけで標的になってしまうのはやりすぎではないか?
フェミニズム=反社会的思想と見なして他の作家を道連れに炎上させるやり方は、ミソジニーどころか思想弾圧になってしまっており、冷戦時代にハリウッドで横行した赤狩りの様相を呈している。
そんな情勢においてなおオタク男子たちがイニシアチブを握り、企業が彼等のご機嫌を伺わなければいけないという状況は、どうみても異常だ。
とことん相手が潰れるまで殴りまくるのが韓国でのオタクしぐさなのか?という疑問を抱かずにはいられない。
また、それ以前の問題として日本では、どちらを支持するか考えるどころか、まず韓国の状況にドン引きしてしまってそれどころの話ではないという人がほとんどだろう。私もそうだ。
「性別や人種等、生来変えられないモノを理由に受ける迫害だけが差別であり、そうでないものは差別とは言わない!」
って鼻息荒く主張する人いるけどさ。
こういう人の中で、宗教差別はどういう位置付けになってるんだろうっていつも思う。
宗教に対する差別が存在するってことは、世間的に概ね了承されているわけじゃん。
はっきりそう思う
でも苦しんでる人がいるなら助けるのが人情だろう
では何に苦しんでるのだろうか?
趣味への偏見か?アニメはでも受け入れられてる。君の名はのヒットは誰でも知ってる
それともガチのオタアニメをたしなむ事を世間は許容しろというのだろうか?
それなら少し分かる気がする
確かに程度の低いオタクとそうでないオタクが混同されてしまっている状況はあるのかもしれない
インターネットで差別用語を平然と使い、コミケ帰りでエロ紙袋を広げる輩と
単純にクリエイティブを楽しむオタクを一緒にしてはいけないとは言える
だがここで疑問が浮かぶ
オタク差別を謳う人たちは、後者のように人生かけてオタクをやっているのだろうか
宮崎駿や庵野ほど突き抜けたオタク、人生オタクというしかないようなオタクだろうか?
無名でも、それが生きがいだと言えるほどオタクやってる人なんだろうか?
もしそんな人たちが、程度の低い輩と混同されて非難されてるなら差別だろう
でも現実はそうじゃない
オタクの中にドロップアウトした人がいたとしてもそれはオタクという属性によるというよりも
実際には、彼らの取り巻く環境、家系、資産、運などの影響の方がはるかに強いだろう
イケメンでコミュ力のある金持ちのオタクが、オタクという理由で差別されますか?、
美女で有能で男性受けのいい女性オタクがオタクという理由で迫害されますか?
権力にクソったれと言え
迎合するな
オタク仲間でワイワイやるのが楽しいのに外から批判されたら腹が立つってだけだろ
タチの悪いヤンキーと同じなんだよ発想が
馬鹿か
本気でオタクやれ
ついったで、イギリス文学者のsaebou氏がしていたこんなツイートを見かけた。
↓この手の人たちが「リアル」と「ネット」をどう区別してるかは知りませんが(ウェブ上の差別や罵言はリアルじゃない、人を傷つけないと思ってるのかな?)、印刷物なら腐女子に対する差別発言は普通に刊行されてますよ。以前、唐沢俊一の例をこちらで書きました。
「この手の人たち」で指されてるのは、リアルで女オタクをバカにしたり差別したりする男など見たことがないという表現規制反対派の発言ですがそれは今回は関係なくて、この唐沢俊一の話で思い出した。
このリンク先でsaebou氏が言及している本を、唐沢がトンデモ本扱いで紹介したのは「トンデモ本の世界 S」の中でなんだけど、「S」で紹介される前に、「と学会年鑑 BLUE」でちょっとやおいについて触れていたくだりがあった。
唐沢が「と学会」例会でアメリカのフリンジ・カルチャーについての本を紹介している場面なんだけど、そのなかでやおい趣味についての紹介がひととおりされた後で、
まあ、洋の東西でやってることは同じで、で、執筆者の写真もありますが、まあ、こういう体型で(会場―「ああ~」)、これも洋の東西を問わないという、そういう感じでありました。(p24)
うん、唐沢も、それにどよめく会場メンバーもクソだね。ここで体型について言及する意味、全くないよね。
昨今オタク差別に憤って見せている(元も含め)と学会関係者、このときどんな顔で聞いてたのか尋ねてみたいところである。
まさか、一緒にどよめいて笑ったりはしていないと思いたいけれど。
あと同ページには「(スター・トレックの)カーク船長の大股びらきヌードとか、ミスター・スポックの背面ヌードとか」を紹介しながら「会場爆笑」しているシーンがあるんだけど、んで同じページにはそのヌードの一部が転載紹介されてるんだけど、どこが爆笑なのかいまいちわからなかった。俺は男なんでこれがセクシーなのかは分からないのだが、ふつうに裸イラストにしか見えないんだけど。
漫画家のマルクス氏に関してはどれほどゴブリンスレイヤーのように痛々しく不器用ではあっても、身内に性暴力被害者を持ち心に地獄を抱えながらのたうち回ってる。それを安易に嘲笑えるだろうか。オタクは自己憐憫は人一倍だけど共感力には欠ける。 pic.twitter.com/qM5TyGnlXO— アーサー王の聖剣 (@excaliburchalic) 2018年4月28日
オタクが普段から他者への共感力が豊かであったなら差別だの侮蔑だのに対する被害にも共感するんだけど彼らの「差別するな」は「ほっといてくれ」でそのくせ人を攻撃する時には大はしゃぎ。それでいて自己憐憫だけは人一倍。そんな姿見てるとオタク差別も「はあそうですか」という感想しか浮かばない。— アーサー王の聖剣 (@excaliburchalic) 2018年4月28日
「何をしても許される」とは言わないが、彼より痛々しい描き手はいくらでもいる中、言うほどは影響あるとも思えないし騒ぐほどのことかと。ほっときゃいいだけだろうと。 — アーサー王の聖剣 (@excaliburchalic) 2018年4月28日
自分を客観視出来ない人が他人を批判するときってだいたい自己紹介になるといういつものアレ。
この人のルールに従うなら、この人自身も他人に共感性がないから差別だの侮蔑に対してはあそうですかとしか思わないようだし差別しても同情の余地はないってことになってしまいそうだけど多分全く気づいてないんだろうな。
2ツイートでこれだけ矛盾したことを書いておきながら多分この人自分では客観的なこと言ってるつもりになっている。すごい。どうやったらこんなキレイな2コマ即堕ちを真顔で書けるのか。
いやいや
確かに清潔感のあるイケメンや美女が、アニメとかゲームとか大好きと云えば「意外な趣味」扱いされるだけで許されるが
エリートビジネスマンや有能OLでも、ょぅじょがレイープされる漫画とか、本番描写全開のBL本とか大量に持ってるとバレれればドン引きされる
人間の外見ではなく趣味の中身による嫌悪感というのも確実にある
ただし大多数のオタクはべつに変態ではない。が、オタクの中に変態も含まれるのは事実である。
たとえば、アニメとかゲームとか大好きだが全年齢向け健全作品しか消費せず自分は宮崎勤とかとは完全に別物と思っているオタクが、ょぅじょが醜いおっさんや触手に一方的にレイープされるエロ同人誌ばかりを大量に集めているような人間を「あれは僕らの仲間ではない」と切断処理するオタク内オタク差別もあるはずだ
(たとえあくまでフィクション消費でも、世間の多数からはドン引きされて仕方なさそうな趣味というものは存在する←俺もそういうの好きだし)
さて、この手の図式、じつは以外と多くの問題に共通するのではないか?
たとえばアメリカの銃問題、大量射殺事件が起きる度にライフル協会は銃規制反対を声高に叫ぶ。案外とライフル協会会員の大多数は、単に銃を所持してるだけでバンバン撃ちたいとか思ってない、主観的には善人のつもりの連中かも知れない
はたまた生活保護問題、不正受給だの保護費でパチンコ三昧(ただし食費だのを削って正規の保護費内で娯楽に金を使うのは個人の自由の筈)てのはごくごく一部のはずで、大多数の受給者はいい迷惑と思ってるだろう
君の見た目が黒人ぽければ「黒人っぽい」と言われるだろう。それは黒人差別の一環ではあるが、だからといって「黒人差別は結局容姿差別だ」ということにはならない。
君の見た目がオタクっぽくて「オタクっぽい」と言われたとしても、それはオタク差別の一環ではあるが、だからといって「オタク差別は結局容姿差別だ」という結論はおかしい。
容姿がよければオタクでも差別されないのだったらそうかもしれんけど
実際オタク仲間でこいつは顔もいいしリア充だしオタク差別なんて受けてないんだろうなあっていうやつが
そもそも、たとえば低学歴を差別する人が、実際には高学歴な人でもこの言葉を知らないすわ低学歴と言って叩くようなもので、
あくまでもオタク差別があるからこそ、「オタクと間違えられた事による差別」が発生するんじゃないかなあと思うが。
オタク差別が行われていないのであれば、何らかの要素でオタクと間違えられたからといってそれだけで差別されるってことは少なくとも普通ではないはずだし。
近親憎悪とか同族嫌悪とかいうまでも無く、オタクを最も憎んでいるのはオタク自身に他ならない。
「自分はオタクだがあいつらほど酷くはない」「あいつらはオタクの中でも最低」等というのは決まってオタクだ。
これは、あらゆる集団・組織には必ず一定確率で危ない人間が存在してしまい、同じ確率でも母数が大きくなればなるほど増えてしまうため大手ジャンルで見られやすい。さらに、害のないオタクは目立たず害のあるオタクが目立つという自明の理も関係してくる。
しかし世間から見ればこれらは全部同じ「気持ち悪いオタク」である。
オタクの敵はオタクだが、世間の敵は「気持ち悪いオタク」なのだ。よって「気持ち悪いオタク差別はあった」と言うべきだったのだ。