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2020-04-14

COVID-19 ソリューション主義解決策にならない

COVID-19の疫病は特異な歴史的コンテクストに現れました。まず、グローバル資本主義自由民主主義の折り合いをつけるには他に解決策(ソリューション)がないと30年間も信じてきた後で、人類は自らに課した昏睡状態からしだいに目覚めつつあります。状況が改善するかもしれないが、急激に悪化するかもしれないという考えにもはや誰も驚きません。

他方で、これまでの4年間、ブレグジットトランプ大統領当選ジェレミー・コービンの登場と失脚――じきにバーニー・サンダースも同じ運命をたどることになりました――といった出来事からグローバル資本主義がかなりしぶといものだということが見えてきました。世界主義から排外主義へ、ネオリベラリズムから社会民主主義へ、イデオロギーがたんに変わるだけでは、社会的経済的な諸関係は変わりませんでした。資本主義の完全な作り直しという課題に直面して、かつてはあれほどラディカルに見えたイデオロギーが無力で陳腐ものであることが明らかになりました。

現在健康上の緊急事態をどう考えるべきでしょうか。COVID-19の引き起こし危機世界を変えて開放する可能性に希望を抱く人は、すぐに失望することになるかもしれません。私たちの期待が過剰だというのではありません。ユニバーサルベーシックインカムグリーンニューディール政策妥当だし、まさに必要ものです。ですが、私たちは現行のシステムのしぶとさを過小評価し、また同時に、思想が堅固な技術的・経済的インフラなしで世界を変える能力過大評価しています。そうしたインフラがあってはじめて思想作動させることができるのに。

ソリューション主義国家

ネオリベラリズム」のドグマ諸悪の根源とみなされることが多いですが、このドグマであらゆることの説明がつくわけではありません。知的には「ネオリベラリズム」には似ているものの、これとはまた別の悪について、10年ほど前から私は指摘しています。それは「ソリューション主義」といいます

このイデオロギーは、ポストイデオロギーであることを標榜しており、グローバル資本主義が生み出す問題矛盾解決しながらこれを動かし続けるために、いわゆる「実践的」な、個別対応策をまとめたものを勧めます。そして驚くべきことに、こうした対応策には美味しい利益がついてくるのです。

ソリューション主義もっと有害帰結は、スタートアップではなく私たち政府がもたらします。ソリューション主義国家とは、その前の時代監視国家人間的になりつつもより巧妙化したもので、二重の使命を帯びていますイノベーションを引き起こす人々(デベロッパーハッカー起業家)は御しがたい存在ですが、これらの人々がその能力既存リソースを〔現在グローバル資本主義とは異なる〕他の社会組織を作る実験に用いないよう、ソリューション国家は気をつけていなくてはなりません。AIクラウドコンピューティング恩恵を十全に受けたいのなら、資金的に余裕のあるスタートアップを作らなくてはいけないようになっているのは、偶然ではありません。逆にそれは意図的政治的努力の結果なのです。

その帰結。非商業的なしかたで社会を編成する制度を生み出す可能性があり、既存体制転覆するおそれのある試みは、頓挫する。そういったものは胚子の段階で殺されます。そういうわけで、ウィキペディアの流れをくむ団体はもう20年以上現れていません。とにかくデータが欲しい多国籍企業世界を完全にデジタル化してゆく時代に、国家自分の分け前を手に入れようと目論んでいます監視が完全に行き渡ったことに加えて、企業世界デジタル化してきたことで、諸国政府市場を利するかたちでソリューション主義的な数々の介入を進めることができるようになりました。

ナッジ (nudge)の技術ソリューション主義の完全な実践例です。ナッジのおかげで、問題の原因は変えないまま、取り組みやす作業の方に集中することができる。それは、個人の行動を不可変の現実(それいかに残酷現実であっても)に「合わせる」という作業です。

ソリューション主義者のみなさん! COVID-19はソリューション主義国家にとって、9/11テロ監視国家にとって持っていたのと同じ意味を持っていますしかし、ソリューション主義民主主義的な政治文化に対して示す脅威は、〔監視国家よりも〕陰険はいわないまでも、より微妙ものです。

COVID-19の危機にさいして中国韓国シンガポールがとった独裁主義的な戦略評価されました。3国ともに、市民が何をしてよいか、してはいけないか決めるために、アプリドローンセンサーの展開をトップダウンで決定しました。西洋民主主義的な資本主義擁護者を標榜する人たちは予想通り、すぐさまこれらの国を批判しました。

エリートの臆見をもっとも雄弁にうたう詩人たるユヴァル・ノアハラリがファイナンシャルタイムズコラムで表明した代替案は、シリコンバレープロパガンダマニュアルからそのまま出てきたようなもので、知識によって市民自律的にしよう! というものでした。

人道主義的なソリューション主義者はみんなに手を洗ってほしいと思っています。それがみんなにとって、社会にとってよいことだと知っているからです。中国政府暖房電気を切るぞと脅したように、みんなを力ずくで束縛するよりは、そのほうがよいと思っているのです。このような言説は、政治アプリ化〔アプリ市民監視し行動を制限する方向性〕にたどりつくだけです。手洗いの奨励をめざして作ったアプリがその人道的な見地によって報酬を受けたとしても、そうなるのです。

認知行動的な介入によって市民自律的にしようというハラリの呼びかけは結局のところ、キャス・サンティーンリチャード・セイラー代表されるようなナッジ擁護者が推奨するステップとたいして変わりません。こうして、過去数百年で最大の健康上の危機への政治的対応は、石鹸や手洗い槽の自販機というかたちで「実践的な」言説に還元されてしまます。これはサンティーンセイラーが〔共著の『ナッジ』で事例として紹介しているアムステルダム空港の小便器の形をめぐる思考〔小便器の底に蠅の絵を印刷するというナッジにより、男性利用者トイレの床を小便で汚す率が大幅に減るというもの〕の系統にある発想です。

ソリューション主義者の想像の中では、あらゆる中間団体制度は、歴史と同様、政治のシーンからほぼ消えてしまったので、他にできることはあまりないのです。ハラリやサンティーンのような人たちにとっては、世界本質的に、消費者としての市民企業政府で成り立っています労働組合アソシエーション社会運動、そして感情連帯で結びつけられたあらゆる共同的制度のことをこの人たちは忘れているのです。

知識による自律化」というお題目古典的リベラリズム根底にあるものですが、今日ではひとつのことを示しているだけです。もっとソリューション主義を、ということです。だから諸国政府は、去年私が「生存のための技術」(survival tech)と名付けたもの(つまりスペクタクル(見せ物)としての資本主義が、その主要な問題を緩和しつつ続くようにするデジタル技術の総称)に大金投資するものと予期しておかねばなりません。そうやってソリューション主義国家自分が「中国の道」は採らないことを標榜しつつ、自己正当性を強化することになります

ポストソリューション主義政治のために

この危機から脱するためには「ポストネオリベラリズム」の政治必要なだけでなく、とくに「ポストソリューション主義」の政治必要です。まず、スタートアップか、中央集権的な計画経済か、といった人為的二項対立はもうやめてもいいでしょう。この考え方は、私たち今日イノベーション社会的な協力を考える仕方を規定しています

新しい政治的議論の中心となる問題は、「社会民主主義ネオリベラリズムのどちらの勢力市場で競合する力を制御できるか?」ではなく、「社会的な協力と連帯の新しいかたちを追求するうえで、デジタル技術がもたらす巨大な機会をどの勢力が活かすことができるか?」でしょう。

ソリューション主義」とはだいたいのところ、「他に選択肢はない」(There is no alternative)というマーガレット・サッチャーの有名なスローガンを応用したものにすぎません。このようなロジック残酷実践できるものではないことを、左翼思想家は過去40年間にわたって明らかにしてきました。とはいえ、〔このサッチャー的なロジックが〕破綻していても、政治的権力を持つようになるうえで支障はなかったのです。結果的に、私たちの暮らす技術的な世界は、市場支配する世界秩序を逸脱するような試みはぜったいに制度化されることがないようにできています私たち議論輪郭〔つまり議論の組み立て方〕そのものが、そのような〔逸脱の〕可能性を排除してしまっています

COVID-19への技術的な対応策を考えるさいに直面する困難は、ポストソリューション主義的な政治方向性私たちにどれほど必要か示していますイタリアのような国では――私はローマで外出制限の3週間目に入るところです――提案されるソリューションは酷いほどに野心を欠いたものです。私生活公衆衛生あいだで妥協点をめぐって議論が繰り返されており、さらには、これはハラリが示した方向性に従うことですが(「反抗または生存」を参照)、「生存のための技術」を使ってスタートアップイノベーション引き起こしやすいようにしなくてはいけないという議論になっています

他の選択肢はどこに行ったのかという疑問が浮かぶのはもっともなことです。なぜ公衆衛生のために私生活犠牲にしなくてはならないのでしょうか。テクノロジー企業通信事業者が作った現在デジタルインフラが、それを提供する会社ビジネスモデルにかなった利益をもたらすようにできているからなのでしょうか。

現在デジタルインフラは、私たち個別消費者として識別し、ターゲティングを行うようにできています集団の行動についてマクロレベル匿名情報提供するようなインフラ実装する努力があまりされてきませんでした。なぜでしょうか。そのような〔匿名データ分析をする必要について検討した政治的プロジェクトがなかったからです。非商業的なしかたで社会を編成する形態の中でも、とりわけ〔社会主義的な意味での大規模な〕計画ネオリベラリズムが用いる手法ではなかったからです。社会民主主義を信奉する人たちのなかでも、そのような手法を用いるべきだと主張する人はいませんでした。

現在デジタルインフラは残念ながら個人が消費活動をするためのインフラであり、相互扶助連帯のためのインフラではありません。デジタルプラットフォームと同様、現在デジタルインフラは、アクティヴィズム、人の動員や協力といったさまざまな目的に使うことはできますが、そのような使い方は、たとえそう見えていなくても、高くつくことになります

ネオリベラリズム的でもなくソリューション主義的でもない社会秩序の基盤としては、これはじつに脆いです(さらにこうした基盤には、消費者スタートアップ起業家とは違う働きをする人が必ずいなくてはなりません)。アマゾンフェイスブック、あるいはあなたがお住まいの国の通信事業者提供するデジタル基盤のうえにこの新しい秩序を建てる誘惑にもからますが、そうしてもろくなことにならないでしょう。それは良くてソリューション主義者が跋扈する新しいフィールドになるか、悪くすれば、監視と抑圧に基づく全体主義的で押し付けがましい社会となるでしょう。

この危機事態権威主義的な体制よりも民主主義がうまく収拾できると熱く説く声が、左翼方面からさかんに聞こえてきます。このような呼びかけは無意味ものに終わる可能性があります現在民主主義民主主義的でない私的権力行使にとても依存しているので、名ばかりの民主主義になっているからです。これぞ「民主主義」と考えるものをほめたたえることで、潰れかかっているスタートアップの見えない持ち分を意図せずほめたたえたり、スタートアップほどには無害でなくソリューション主義国家構成するテクノクラートの持ち分をほめたたえたりすることになります

もしこの生ぬるい民主主義がCOVID-19を生き延びることができるのなら、私企業権力から完全に自由になるためにポストソリューション主義の道をまず選ばなくてはならないでしょう。そうしなければ権威主義的な体勢への道へまた踏み出すことになります。それは「民主主義価値」、「規制機序」、「人権」について、以前にもまして偽善的なエリート支配を許す道です。

エフゲニー・モロゾフ

Covid-19, le solutionnisme n’est pas la solution

*ナッジとは、「行動経済学行動科学分野において、人々が強制によってではなく自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法を示す用語」(株式会社日立総合計画研究所

2020-04-08

anond:20200407220243

マルクス共産党宣言で「資本主義自分自身革命し続けなければならない」と書いとる

近代以前の商業は決まった相手に決まった商品を売ってれば良かったが

近代工場大量生産と大量消費前提の経済

絶えざる市場の拡大とイノベーションを前提にしとる

今回のコロナウイルス騒ぎで

あちこち個人自由人権制限せなばならん事態が起きて

左翼リベラル派は面目丸つぶれとか言われとるが

それ以上に面目丸つぶれなのは

経済グローバリズム世界必然で誰にも止められない(キリッ」

とか言ってた連中やろ

今後は各国どこも

グローバリズム依存は何かの理由国境閉鎖されたら非常に危険

純粋リスクヘッジのためある程度は国内自給自足できんとダメ

と考え直さざるを得なくなるのではないか

2020-04-04

anond:20200404001814

から政治に全く限らず、何か新しいことをやろうとする奴がいたら、ひたすら足引っ張ったり一方的ゼロリスク押し付けてきたりみたいなのばっかじゃん今の日本人って

それじゃ思い切った決断なんかできないしイノベーションからも置いてかれるに決まってる

みんなが望んだ結果そういう状況になってるのに、それを嘆くなんて国民全体でダブルバインドやってるようなもんだ

2020-03-27

十分な数のベッドと人工呼吸器があれば良かったん?

それを操作する医者必要か。

医者簡単には増えんからなあ。

イノベーションで誰でも簡単に人工呼吸器が使えるようになればワンチャン

下手に「治療すれば治る」程度の病気から負担がかかってんのかなあ。

即死させるより地雷で片足を吹っ飛ばすほうが敵軍に負担押し付けられる理論で。

感染した瞬間にもう手遅れ、あとは奇跡的に回復することを祈るしかない、くらいのほうが社会には負担がかからんのかも。

2020-03-17

anond:20200317130734

コロッケという概念のもの過去のものにするような上位互換革新的イノベーションは起こらんのやろか?

たとえば「そばがき」がメインやったそば料理から、「蕎麦切り」が誕生してほぼそばがきを駆逐したように。

anond:20200317103619

教育を受ける権利以前に日本の多くの国民教育必要としていないからな

大学専門家を作るところだと大学教授を含めてカケラも思っていないし

医者ジェネラリスト医師免許の更新が要らんしサブスペシャリティも面倒だから要らねーで片付くし


ネット授業と高等教育無償化教育必要としている人に教育を届けるようにしょう

イノベーションとか医療崩壊以前の問題

日本の住環境コロナ

日本とほかの国との明暗が極端に分かれてきていて、あまりにできすぎで陰謀論まで出る始末なので

では、日本海外の違いって何だろうって色々考えたが、こと日本の住環境がかなりの影響を与えているのではないかと思っている。

日本の建材は抗菌処理が多い。兎に角日本抗菌大好き。トイレなんか当たり前、ふすま紙まで抗菌処理されているほど

狂ったくらいに抗菌処理がなされている。また日本材料はクソ平滑であるTOTOリクシルINAX)が先行する平滑化技術

うんこを洗剤なしで容易に流してしまう。オーバースペックであるが、アルコール除菌効果を発揮するには材料が平滑

でないといけない。無垢木質ではアルコール処理をしてもウイルスが浸透してしま効果が薄くなる。

日本場合木質に見えるものの大半が、実は偽物で表面にシートがかかっていて浸透しづらい。

つまるところ日本の建材はアルコール消毒処理が効果を発揮しやすいのである

参考:消毒剤の殺ウイルス効果に関する検討ウイルス着物に対する殺ウイルス効果とその持続―

http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0740121023.pdf

最近の温水洗浄便座に至っては、コロナ不活性化させることで有名なプラズマクラスタ発生装置次亜塩素酸ナトリウム水を

生成する除菌水まで投入している。効果限定的とは言え、ウイルスが長時間居座るのが難しくなる。

また、日本の住環境で、強力な要素が浴室だろう。全身を石鹸まみれにし、ウイルスを確実に葬り去る。

それに飽き足らずひたすら換気しまくる。浴室を換気しなきゃカビまみれになるので当然だ。

エアロゾル感染もなんのそのである平成12年以降の建物では24時間換気と無意味に高性能な空気清浄機ウイルスに襲いかかる。

コロナ罹患した人の住環境についての相関性はどこかで研究してくれないかと期待している。

うまくいけば日本発の清潔を売り込むイノベーションになりうるだろう。

2020-03-15

はいつかはxななければならないわけだから

満足してxねる理由提供してくれる説法AI牧師とかがいた枠)というものを考えたけど

最新チャットボットの性能に絶望

これは薬で得た多幸感の中でxぬのが楽だし速いわ

イノベーションを起こす必要もない

となって

考えるのをやめた

2020-03-14

[] 国内でもなぜテストしないの?って声はフツーに出てます

ドライブスルーを導入した韓国って研究者の多い国だってご存知でした?

ガンガン検査テストをしているけど死亡率が低いドイツって医学部がお安いのご存知でした?

アメリカは流石世界中頭脳が集まるなりの対応を見せましたね

医者研究者が多いだけの日本とは大違いですね。マジでイノベーション以前の問題


とりあえず医師免許は2-3年で更新させましょう

[日本医事新報社]【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症蔓延で思うこと─世界から遅れをとる日本感染防御」


私は国際協力機構JICA)の依頼で、15年ほど前からタイ国立皮膚科研究所講義をしている。

そこでわかったことは、日本医療東南アジア諸国より劣っていることである

かに日本病院数や医師数も多く、医療インフラは発達している。そのため日本では貧しい人も医療を受けることができる。

しか問題は、医療の質である。実際に日本では専門家と称される人は多いが、本当の専門家は少ない。

そのため日本では世界標準治療ではなく、日本独特の治療であることが多い1)。

今回の新型コロナウイルス感染症でも同様


(略)


さらに今回の感染蔓延でわかったのは、


実際はPCR検査ができるのに、検査の条件を厳しく設定していることである
感染防御で最初に行うべきことは、感染者を特定することである。診断がつかなければ、治療方針が立てられないのと同じである
政府に近い人は検査をしても意味がないようなことを言っているが、感染者を特定しないでどうやって対策を立てるのであろうか。


かに感染研などの公的機関では検査は手一杯かもしれないが、


日本には何千件の検査可能民間会社が多く存在する。なぜ検査をする余地がないというのであろうか。


(略)


かにPCR検査100%正確ではないが、これが今のところ唯一の検査である。またPCR検査で陰性になる人がいるが、それは感染していないか感染初期でウイルスがまだ十分増殖していないか


もう一つはウイルス存在する部位から検体を採取していないかである(爪白癬では真菌が存在する部位を知らない専門医大勢いるため、検査結果が陰性になることが多い)。


そのため数日前のPCR検査で陰性だった人を下船させ、公共交通機関を利用して帰宅させるのは(日本以外の国では2週間施設隔離)、感染防御を知らない人のやることである。これが日本医療現実であり、日本医療東南アジアより遅れている原因でもある。

政府は「国民生命安全を守る」と常日頃から言っていたのではないのか。


関連増田

 

 

参考になりましたか

anond:20200314154649 anond:20200314180728 anond:20200314180531 anond:20200314181243 anond:20200314181641 anond:20200315140444 anond:20200315162922 anond:20200317104152 anond:20200317120906 anond:20200318221142 anond:20200318221343 anond:20200323174138 anond:20200402140354 anond:20200402140456 anond:20200402140621 anond:20200402212528 anond:20210826144106 anond:20210906190206 anond:20210911175403

料理イノベーションは起きるのに、技術研究イノベーションは起きにくいのか

コンビニネット上のレシピ地域ごとの料理店など、料理に関しては新しい物を生み出すだけの土壌を日本は持っている。

ところが技術研究に関してはイノベーションが起きないと長年言われている。なぜか。


お金バラマキが足りていない。

選択と集中するようになってから駄目になったという意見

とはいえ従来とは環境は異なっている。

米国成功事例を持ってきて改善すれば成果が出た時代バラまいていれば成果は出たし、研究費の抑制につながっていた。


OISTのように優秀な人にお金をつければ結果は出るのはわかっているが、

地域もしくは国への波及効果があるかは微妙なところか。

明治時代に見られたように、世界トップレベルの人を招待し、そこで学んだ人材活用することが1点。

2店目が、学んだ人が起業し新しい産業を作る必要があるが、できていない。

産学連携もあるが、既存ビジネスに貢献できなければ承認が降りないので、新しい産業はうまれない。


②車以上の技術力・品質が作れない。

宇宙関係を見ると技術力が足りずに国産品では品質を確保できず、輸入部品に頼っている。

車とスマホは作れるくらいの技術力はあるが、とりあえず高品質な物を組み合わせて新しい物を作るというのができる環境にない。


身の回りに物が大量におけるくらいのスペースがない

身の回りにある物を組合わあせて新しいものが出てくるのが大半だが、居住スペースが狭い、研究スペースが狭いなどで物が置けない。

料理場合新しいものが出てくるのは、材料の入手性からトライエラーを繰り返しできるのもあるが、大型スーパーが見本展としての役割果たしているのではないか

100円均一の物を組み合わせて、本来とは別の役割活用するといったのも同様と思われる。

2020-03-10

anond:20200310214143

ああ、それは痛感してる。

つっても、時間がかかるネタだし、こちらの足元を見てこそのクソどもの行動だからほぼもうやめだな。

人を切れる鬼になれる人間であると同時に、足元を見られてクソに取り込まれる隙がない程度の余裕も必要

時間がかかるイノベーションなんか狙っちゃならんってこった。

かんたんに儲かるネタじゃないと起業なんかしちゃならんし、日本社会のために、イノベーションのために起業を増やせ!って風潮には反吐が出る。

最もその反吐が出る役割をやらないとならないかもしれないのが心苦しいがな。

2020-03-08

anond:20200308152139

アメリカほど学費が高いのじゃなくて、成績悪い方の半分でも月1,2万ぐらいで済ませたほうが良いと思う。

半分が無償ならレジャーランドじゃなくて真面目にやれば狙うからインセンティブになると思う。仮に落ちてもそこまで生活負担になるわけではない。

あとさ、悪いけど今の日本バリバリやるより、早く大樹の陰にはいったほうが良いと思うわ。

新しい道を切り開くなんてとにかくあぶねーんだよ。今氷河期世代で石投げられるような連中の中には何かしらに取り組んだが、夢潰えたってやつもそうとういるだろう。

安定したがそこそこの生活を選ぶ選択肢と、危ない道を歩んで成功するやつと失敗やつがいて失敗はまさに今の自己責任イシツブテでをあてられるような状態で、

なおかつ後者で多数が失敗するとなれば、前者の道を選ぶべきだと思うよ。それが今の日本

頑張れば頑張るほど自分が窮すわけだ。弱い立場になるわけだ。そして弱い立場だというので足元みたいやつが見ようとうじゃうじゃ湧いてくるからな。イノベーションなんか豚の餌にでもしてろって。

2020-02-27

イノベーションってお金さえ配れば出てくるものなの?

試行錯誤するときに物を購入してるとお金必要だけど。

anond:20200227150755

知は社会選別としての意味しか持たないで開き直ってる国で

生産性高まったり効率化されたり、イノベーションが起きたり、世界中研究者が集まったりはしないよね

そして有事の時はご覧の有り様だよね

日本国民全員が望んだことだ

はよ高等教育世帯所得関係なく完全無償化

そして地方格差無くすためネット学部作れ

優先はITMBAやぞ

どこぞの放送大学みたいなはやめよう

anond:20200227143406

先進国人口あたりだと米国中国も抜いてるし、人口あたりじゃなくても主要国3位なのに

イノベーションを起こせないのに増やすの?


企業以外になろうけど大学で後続の専門家を作らず有事に備えた対策も取らずSNSメディアで大暴れしたり今もなお専門外に言及してるけど増やすの?

anond:20200227130440

いままでなにやってたのって話だぞ?マジで

日本研究者数は世界でもトップレベル

これじゃあ、イノベーション起きるわけも、世界中の研究者が是非っていって日本に来たりするわけもねぇよなって感じ

適当無責任でただしく日本国民のレベルを反映してるね


けど暴動が起きなくて良かったね。上のレベルが高くないかわりに下のレベルも低過ぎないのが日本の良さ

2020-02-22

IT系

IT社長ベンチャーとかイノベーションとか言ってやってることの大半はIT系の派遣

ピンハネって大昔っからあるのに?

anond:20151125020819

真面目に考えると無論、

コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カード複数枚使ってもよい)」

が最大の発明なのは一切疑問の余地はないのだが、それはそれとして、元増田が挙げている物がどの程度「発明」だったかネチネチかつダラダラかつ主観的検討してみる

無論、発明ではない。遅くとも、表記スペースが極めて限られているボードSLG時代には極めて標準的な考え方だった。

おそらく本当のイノベーションとは、

イタリック説明文を追加すれば無闇矢鱈に新しいキーワード能力を追加してもよい」

という決断が下された瞬間である((MAROがどっかで書いてた気がする))。

無論、発明ではない。ただし、

「どのカードタイプも背面が全部同じなのに機能全然違う」

デッキ構築という概念と密接に絡んだイノベーション可能性は否定きぬ

無論、発明ではない。カードゲーム日本語で言うところのトランプ)を遊べば、そんな物が設定されている物はすぐに見つかるだろう。

ただし、(Raise Deadでなく)Animate Deadは明らかに異常な発想である

かに土地事故発明は非常に秀逸である


無論、発明ではない。ユニット青色だろうが灰色だろうが歩兵は3-3で戦車は5-5である(ダニガンは偉大だ)。

無論、発明ではない。ユニット青色だろうが灰色だろうが歩兵は3-3で戦車は5-5である(ダニガンは偉大だ)。

それより『Bobby Lee』(所謂「積み木の南北戦争」。第一作は1972年出版の『Quebec 1759』)みたいなのをTom Dalgliesh(Colombia Games創業者)がどうやって思いついたのか知りたい。

あれって「アイデアというのは複数問題をいっぺんに解決すること」そのもので、明らかにおかしい。

無論、発明ではない。ただし、山札から他のゾーンカードを移動させる手段が多彩なので、発明に見える可能性は否定しない。

勝利条件が設定されている」と「勝利条件を狙って行動できる」の間の断絶は本来は極めて大きい。

そういえば、バクスターか何かだと思うのだが、サイドボードがない時代大会で、デッキ二つ用意して、対戦相手によって使い分ける話が載ってなかったっけ?

Duelistに1回載ってた謎のポイントデッキルール、サイドボード10枚毎にポイントが設定されてた(上限30枚)の、面白かったよね。

これは確かに発明だが、同時に

コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カード複数枚使ってもよい)」

論理的帰結である

普通カードの代わりに平然と基本地形が混ざってるリバイスド以前のパックでドラフトしてた人達って頭湧いてたと思わない?

「2人チーム×2でリソースの一部を共有して対戦するゲーム

と書き換えると何か直接の先祖があった気がするが思い出せなくてモヤモヤするよね?

タイプ1とタイプ2を分離するのは確かに画期的だったが、本当の決断

Ice Ageを出すときカード背面のデザインを変えなかった」

ことではないだろうか。

もともと、Ante関係カード存在故に、まともなトーナメントルールを作るならば「禁止カード」の設定が必然だった、という偶然から発生した話ではある。

それがなかった場合に「特定カードデッキに入れてよい枚数をコントロールする」という発想が出たかは謎ではある((いやそれなら最初に「同一カード4枚制限」を思いついたのが一番の発明だろう))。

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