2015-01-19

大森靖子を好きじゃなくなる瞬間

大森靖子歌詞

大森靖子歌詞が良いことなんて今更過ぎるけど、どこが好きなのか整理してみた。

エンドレスダンス

「もう好きじゃなくなったのかな」

「好きだった歌 もうサビしか歌えない」

絶対絶望好調

「好きだったけどキレイキモいキライ」

さようなら

「ほんとうに 好きだった 彼の悪口

わたしかさようなら

over the party

メアドが変だからきじゃない」

彼女は人を、何かを、好きじゃなくなる瞬間の切り取り方が秀逸だ。

歌詞ではないが「だれかを 好きになりつくて仕方ないんでしょ?」タワーレコード広告キャッチがある。

巷には、人から好かれるためのハウツーは溢れているけど、人を、好きになる方法ってなかなか見かけない。

ものですら、マーケティングとか何とか言って人から好かれるための工夫がたっぷりされてる。

でも好きになる方法って見たことない。

好きになること自体滅多にないのに、好きだと思ったものがあっという間に好きじゃなくなる。

自分が好きじゃなくなられるのはコントロール出来ないから仕方ないけど、自分の好きすらコントロール出来ないなんて悲しい。

そんなとっても悲しい瞬間の切り取りの名手が大森靖子だ。

彼女PARCOCMで「音楽も聞き捨てられる時代になっているけど、自分はそんな時代を嫌いじゃない」と言っている。

こんなに大好きでも、私が大森靖子が好きじゃなくな瞬間が訪れるかもしれない。そんな瞬間ですら先回りで巧みに切り取るのが大森靖子の魅力だ。

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