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2021-07-23

恐ろしく誤解されてるホロコースト犠牲者数について

anond:20210720153943

その割には、アウシュヴィッツで死んだユダヤ人の数は、600万人から300万人に減らされ、今はドイツ国公式見解100万人ということになっているが、その実態10万人である

なぜ600万という途方もない数字が出たのか回答していただけないだろうか?

 

強烈に誤解されることの多いホロコーストにおけるユダヤ人虐殺数。

 

600万人と言う数字にどうしても目が行ってしまうため、その途方もない数字に信じ難いと言う気持ちが起きるのでしょう。ちなみに、「アウシュヴィッツで死んだユダヤ人の数は、600万人から300万人に減らされ」や、「ドイツ国公式見解(何それ?)100万人」だとか実態が「10万」なんてどこから出てきたのか知りたいところですが、まぁそれはいいでしょう。一応全部間違いです、そんなの聞いたことありません。

 

先に、私は研究家でもなんでもなく、本やら様々なネット情報海外サイトが主)を色々と調べ回っただけの知識しかないと断っておきます

 

どうやって600万人と言う数字が出てきたのか。

これはまず、ナチスドイツ内でアイヒマンが語っていたとされる数字として、ニュルンベルク裁判である親衛隊将校が語りました。それによると「収容所で400万人、それ以外で200万人」という数です。これが最初に出た600万人ですが、実は別にニュルンベルク裁判では判決で触れられているだけで、別に認定などされていません。また、ニュルンベルク裁判起訴状に「570万人のユダヤ人ヨーロッパから消えそのほとんどがナチスに殺された」なる文言がありますが、これもまた別に認定などされていません。

 

そして、裁判以外で、1950年から人口統計学者によって600万人や550万人以上のユダヤ人人口が失われていると計算されるようになります。で、今度は歴史家ジェラルドライトリンガーの方から反ユダヤ主義意識して」極力最低限の数字計算し419〜458万人という数字を弾き出します。以降、有名な『ヨーロッパユダヤ人絶滅』の著者であるラウルヒルバーグが1961年に510万人という数字を弾き出しました。

以降様々な研究者が発表してきましたが、概ねの間違いない数字としてはユダヤ人600万人説が変わったことは実際一度もありません。以上のように、例えば「ニュルンベルク裁判勝手に決められた数字であるとか、「イスラエル公式数字である」とかは全然違うわけです。おそらく適当数字は一つも無く、近年は非常に膨大な資料を用いて推計しているようです。

 

ではあのアウシュビッツは? というところですが、アウシュヴィッツについては最初は基本、二つの数字からまります。何故二つあるかというと、その出所が違うのです。一つは、よく言われる400万人説です。これはソ連の0018-USSRと呼ばれる戦争犯罪調査委員会報告書1945年5月)です。ここに、400万人という数字が登場しますが、この数字報告書上は火葬能力からの推計値と書かれていますが、それはあり得ないと言われています火葬能力があり得ないのではなく、火葬能力で推計値を出すということ自体があり得ないわけです。問題は実際に殺した人数だからです。では一体どこから400万人説が実際に出てきたかというと、それはおそらく火葬場で働いていたユダヤ人ゾンダーコマンド生存者の証言です。その中に400万人説が出てくるのです。おそらくソ連はそれを聞いて、火葬能力など何も調べずそれっぽく推定たかのように書いたのではないかと思われますしかし、奴隷労働をしていたゾンダーコマンドが正確な数字を知るはずもなく、単に囚人同士で噂話のように推計していただけの数だと思われます

 

ところが、1946年3月に、逃亡していたアウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘス逮捕されます。ヘスはニュルンベルク裁判証人になったとき証言で「250万人を殺害し、50万人は病死餓死でなくなった」と証言したのです。ところがこの250万人という数字は実際にはヘスが現場で知った数字ではなく、アイヒマンに教えてもらった数字だと答えています。何故なら、犠牲者数の数を記録することを許可されていなかったのです。ただしヘスは司令官なので、それなりに犠牲者数の実感は持っていたようで、250万人は多すぎると自伝に書いています

 

なので、アウシュヴィッツ犠牲者数は、最初はこの250〜400万人説からスタートしたのです。が、実際にはすぐにこれは多すぎるとわかっていました。何故ならば、研究者によると、アウシュヴィッツへの囚人移送記録が出発駅や経由駅などにたくさん残っているので、それをもとに計算すると、いくらなんでもそんなに大勢ユダヤ人移送されたはずがないことが明らかだったそうです。それで、前述したライトリンガーなどは80〜90万人だろうとし、ヒルバーグは100万人とします。で、現在数字は、アウシュヴィッツビルケナウ博物館主席研究員であったフランシスゼク・ピーパー博士による研究成果として、110万人(ユダヤ人以外も含めて150万人)の犠牲者が出たとされているのです。

 

以上の通りなので、例えば「以前はアウシュヴィッツ公式プレートは400万人だったのに今では110万、なのに何故トータル600万人が変わらないのか?」が誤解であることはお分かりいただけるかと思いますそもそも600万人の数字計算の中に400万人説は含まれていないからです。

 

それ以外の収容所犠牲者数の細かい計算方法は存じておりませんが、最もわかりにくいのがソ連ウクライナバルト三国など)でのいわゆるアインザッツグルペン、移動虐殺部隊を主体とした現地殺害による虐殺数で、広い範囲でたくさんの場所で細かな殺害が行われたため、いまだによくわかっていないそうです。概ねの数字で言えば100万人から200万人の間だろうとされてはいます

 

さて、もちろんこんな数字修正主義者達は全く否定しております。はっきりした数を言わないのが修正主義者で、ないとも言っていません。修正主義者達は、人口調査すら自分達でした気配もありません。たまに適当なことを言って「600万人などあり得ない!」と主張するに留まります。でも、大勢ユダヤ人移送されたことは認めているのです。で、どっかに殺されずに消えたんだと。私には修正主義者が何を言っているのか意味がわかりません。修正主義者は、例えばアウシュビッツであるとか、トレブリンカ・ソビボル・ベウジェツなどのいわゆる絶滅収容所絶滅収容所とは認めず、「通過収容所」と読んでおり、そこまで移送されたことは認めるのに、その通過収容所から先を言いません。言ったとしても「ミンスク1000人移送されたことはわかっているから通過収容所であることは間違いない」であるとか、その程度です。実はこのことが、修正主義者の最大の問題であり、修正主義者達はこの件の答えを常に誤魔化していますが、絶対にはっきりしたことはいいません。もちろん一般歴史家は全員が「虐殺された」です。

 

ともかく、それら犠牲者数の数字は、色々な人たちが様々な資料検討した上で推計した数字であって、別に適当数字を言っているわけではありません。中にはよくわからない計算方法で算出している人もいるかもしれませんが、一般に言われている数字は全て研究者達が推計した数字です。ですから別に誰も数字を盛ったりしていることもありません。

なお、最新のユダヤ人人口統計でさえも、ユダヤ人人口数は第二次世界大戦中の最大値を回復しておりません。ともあれ、戦後様々な推計結果はあったとはいえ、概ね600万人という数字は一度も変わったことはなく、最近でもそれはありません(リビジョニスト達はしょっちゅう「600万人説は既に信じられていない」だとかのデマをばら撒いていますがね)。実は、ユダヤ人人口を把握している元は、ユダヤ人教会みたいなシナゴーグなのです。シナゴーグなしにはユダヤ教はあり得ないので、シナゴーグ管理しているユダヤ人数を集計すれば自ずとユダヤ人の数はわかるのです。もちろん近代的には国勢調査で把握される宗教人口もありますが、昔は主にシナゴーグ集計を使っていたようです。ですから戦前などの場合は、ユダヤ人協会に聞けばわかったので、ナチスもそれを元に殺すべき人数を知っていたわけです。

  

以上簡単ですが、おわかりいただけたでしょうか。それでは失礼いたします。

2021-07-17

anond:20210717114856

立場が代わればお前のような「正義マン」がアウシュビッツユダヤ人虐殺するようになるんだろうな

2021-06-09

VXガスを首筋に噴霧したり、大量の覚醒剤を一気に注射器でブチ込んだりする殺し方って苦しいんだろうか

https://anond.hatelabo.jp/20210609044812

VXガスアウシュビッツのガスは神経毒らしいけど、

「神経に作用するから大仰なリアクションになるだけで苦痛はない。自分がなんでのたうち回ってるのかわけもわからないまます死ぬ」なのか、

「神経に作用するから死ぬほど苦しくてのたうち回るようなリアクション死ぬ。痛いのではなく呼吸ができないからのたうち回って死ぬ」なのか、

「神経に作用するから死ぬほど苦しくてのたうち回るようなリアクション死ぬ虫歯治療中に神経に触れられたら脳天に衝撃が走るあれの全神経バージョンでとにかく痛みを味わいながら死ぬ」なのか、

「神経に作用するから大仰なリアクションになるだけで苦痛はない。速攻で意識が吹っ飛んでそのまま何も感じられずに死ぬ」なのか。

とりあえず、防犯カメラ金正男はのたうち回ってなかったし、刈谷さんがのたうち回って苦しんだみたいな話も聞かないんだよな。アウシュビッツガス室の爪痕は創作だし(※ホロコーストはあったと思っています)。



覚醒剤を大量に注射する殺し方だと泡吹いて白目向いてやはり即効で死ぬらしいけど、

人生捨ててまで依存するような快感をもたらす薬物を一発で大量に摂取するわけだから気持ちよすぎなんて言葉じゃ表現できないような快楽とともに死んでいく」なのか、

「結局、致死量打ち込むと心臓がショックを受けて止まって死ぬわけだから心筋梗塞死ぬオッサンと同じような苦しみを味わう」なのか、

覚醒剤の大量摂取ドーパミン異次元放出されるわけだから、本人目線体だと超人的な爽快感を味わいながらなぜか死ぬから苦痛はない」なのか。

2021-06-01

ホロコースト否定派は常習的な嘘つき?

anond:20210527145539

元増田で、ホロコースト否定派の特徴をいくつか示したが、一つ書き忘れていた。それはタイトル通り、「ホロコースト否定派は常習的な嘘つき?」の可能性があると考えざるを得ないことである

 

実例

こちらのツイートを見てもらいたい。

https://twitter.com/lumberwendigo/status/1296814068490067969

この人はおそらく、日本Twitter上でも最も有名なホロコースト否定派の一人であると考えられる。何かに取り憑かれたように、否定ツイートが目立つツイッタラーだ。さてこのツイートにはこう書いてある。

調べた時に驚いたのですが、100万強というのも何にも基づいていない全くの妄想なのですよね嬉し泣き

400万はまだ証言という基づくものがあった数字だというのに、それより更に根拠がないというwww

この100万人強とは、正確には現在推定であるアウシュヴィッツユダヤ人犠牲者数110万人のことである。この人は自分で調べてこの数が「全くの妄想」だと書いている。唖然とする他ない。現在アウシュヴィッツ犠牲者数はユダヤ人以外を含めて150万人、ユダヤ人は110万人であるが、これはアウシュヴィッツ国立博物館勤務だったフランチェシェク・パイパー(Franciszek Piper博士研究成果であることは、アウシュヴィッツ博物館サイトにすら書いてある事実であるこちらのサイトのどこかに書いてあった筈なのだが、今回は探し出せなかった。

Auschwitz-Birkenau

博士Wikipedia解説にはこうある。

アウシュヴィッツ博物館歴史部門責任者であったフランチェシェク・パイパーは、ホロコースト史家やメディアによって何度も翻訳され、広く引用されている学術分析の著者である[3]。ピペルは、少なくとも合計130万人がアウシュヴィッツ強制送還され、そのうち110万人が収容所で死亡したと結論づけています。約20万人の囚人が、収容所の最終的な清算だけでなく、労働力の再配分の一環として、アウシュヴィッツから他の収容所送還された。ホロコースト列車アウシュビッツに運ばれたユダヤ人の約81%、89万人の男女と子供たちは、到着後すぐに死を迎え、登録されなかった。1946年ニュルンベルク裁判で発表された収容所司令官ルドルフ・ヘス戦後証言も、理由不明だが、信頼性が低く、著しく誇張されていることが証明されたのであるフランチシェク・パイパーの著書は『アウシュヴィッツ』として英語出版された。How Many Perished Jews, Poles, Gypsies』として、1991年1992年1994年連続して出版されている[4]。

博士研究手法の詳細はともかくとして、「何にも基づいていない全くの妄想なのだそうだ。いったい何を「調べた」のだろうか? このツイッタラーホロコースト情報に関し何を見ているのかはツイートを追えば大体わかるので、偏った知識しかないことくらいはすぐにわかるのだが、研究者の研究成果を「何にも基づいていない全くの妄想」呼ばわりできる神経がさっぱり理解できない。もちろん、「何にも基づいていない全くの妄想」は嘘である。この研究成果は広く知られているようで、多くの世界中研究者に認められたものである日本ホロコースト研究では有名な芝健介氏もその著書『ホロコースト ナチスユダヤ人大量殺戮の全貌』で触れている。こうした学術研究をやったことがある人がいるなら推測できると思うけど、膨大な資料や文献との取っ組み合いの末に算出された数字であることが疑いの余地がない。アウシュヴィッツ博物館なのだから所蔵資料だって豊富なのである。私もほんの一部だけこうした犠牲者数の推計方法を知っているが、出発地や経由地、あるいはアウシュヴィッツの到着時などで輸送人員数の記録がある程度残っているのである。何故なら、ドイツ帝国鉄道に対して輸送人員数に基づいた運賃ナチス親衛隊が支払っていたからだ。その上で囚人登録数やその他のデータを徹底的に照合することにより、適切な仮定を経て犠牲者数を算出していくのであるめっちゃ手間かかるが、基本は「アウシュヴィッツに入ってきた輸送人員の数」ー「囚人として生き残っていた数、どこか別の収容所移送されたりその他の理由収容所を出た囚人の数、病気等により死亡が記録されている人の数」=「登録もされずにガス処刑された犠牲者の数」になる。それをこのツイッタラーは「何にも基づいていない全くの妄想」呼ばわりするのである

 

こうしたネット否定派の嘘には事欠かなくて、最近では「カチンの森」に関する明確な嘘話をする人もいた。ネット否定派はこのカチンの森事件の話が大好きらしい。何故なら、ホロコーストに関してソ連への疑惑を深めると共にドイツへの疑惑を薄める材料として使うことができるからであるカチンの森事件を知らない人はこちらを参考にして欲しい。

カティンの森事件 - Wikipedia

最近出会った「嘘つき否定派」は、「カチンの森事件はニュルンベルク裁判ソ連ナチスドイツ糾弾するために用いた」などと言う。ところが、このWikipediaにある通り、カチンの森事件はニュルンベルク裁判では審理すらされていない。この「嘘つき否定派」は他にも「アウシュヴィッツ第一火葬場は旧ソ連が忠実に再現したと言っている」(第一火葬場はガス室のあったところだが戦時中ガス室での絶滅ビルケナウで行われるようになると使われなくなり防空壕に改修された。戦後ポーランド中途半端ではあるが元のガス室に見えるよう復元工事を行なった。が、この件でソ連どころかポーランドですらなんらかの声明をしたなど全く知られていない)など、嘘を言いたい放題だった。

 

こうしたネット否定派の嘘は本当にキリがない。

 

ネット否定派の最も悪質なホロコーストに関する嘘

「最も悪質な」は完全に私の主観であるが、数限りなくある否定派の嘘で、これほど悪質な嘘は滅多にないと思う。完全な悪意でしかこんな嘘は作れないからだ。

"アウシュビッツ産科病院には3000人の出産記録があり、一人も死んでいない"

このダブルクォーテーション付きでGoogle検索すると、現時点で三件引っかかるはずである。一つはこの嘘に関する解説、残りは日本での嘘の発生源と、それをコピペした2ちゃんねるスレッドである元ネタ自体は、解説記事にもあるとおり元々は海外なのだが、この日本での嘘の発生源はそれをわざわざさらに悪意を持って酷い訳に変えたものである

アウシュヴィッツの様々な議論(12):否定派は、感動的な話ですら否定論へと捏造する。アウシュヴィッツの3,000件の出産、助産師スタニスラワ・レズチンスカの話。|蜻蛉|note

詳しくは解説を読んで貰えばいいと思うが、しばしばこの話は二名看護師が出生児を抱いて写っている出所不明写真が添えられていることも多い。例えば以下のサイトではその写真が添えられているのを見ることが出来る。

Lets stop with the Auschwitz lies

ともかく、実際の話は「レズチンスカが分娩した3,000人の赤ちゃんのうち、半数は溺死、1,000人は飢餓や寒さで即死、500人は他の家族に送られ、30人は収容所で生き残った」と言う決して喜ばしい話であるどころか悲惨アウシュビッツの実情の話なのに、アウシュヴィッツ平和だったかのように変えてあるのである。悪質なのは、この話は助産師レズチンスカの話を知っていなければ、出てこない話であることだ。

ところが、私はこれをあまりに酷い嘘だと思っていたのだが、前述した「嘘つき否定派」は「でも3000人の出産はあったと認めるんですよね?」などと問い返してくるからさらに呆れてしまった。「嘘つき否定派」は自身も嘘つきであるためか、この嘘に関する悪意を全く認めず、平然とそう問い返すのだった。私は呆れて「3000人は多過ぎだと思うけど、女性囚人も何万人もいたし、ロマ人(ジプシー)は家族収容されてたし、出産くらいあって当たり前だろ」と返すだけだった。ちなみに1940年代くらいの乳児死亡率は現代とは全く比較にならず、ざっと乳児の半数は死んでいた時代である日本だと1950年で約六割の乳児は死んでいた。そうした歴史を知れば、出産現代よりもはるかに当時の方が日常だったとわかるはずで、強制移送されてきた女性囚人の何割かがすでに妊娠していても別に何も不思議はあるまい。

 

歴史修正主義者に嘘つきが多いのは何故?

歴史修正主義者が嘘ばかり言ってるのは日本歴史に関する場合でも珍しい話ではないのだけど、どうしてこうも平然と嘘を言えるのか、ほんとに理解しにくくて。例えば、クローズドSNSで仲間しかいない中でそれを言うならまだわかるけど、Twitterなどの公開の場で、ググる検索できてしまうところで平然と嘘をつける神経がわからない。以前は、「お前らは嘘つきだ!」のような具合に批判するだけで終わらせていたけど、最近は、批判ではなく、一体どうしてそうまでして嘘が言えるのか、その理屈が知りたいという気がしている。私だってしょっちゅうネット上で間違ったことも言っているけど、間違っていることに気づいてその都度削除するとか訂正するとか、それが無理な場合反省するとか、ともかく自分の間違いに気づくとそこそこ恥ずかしいと思ったりするのだけど、それら嘘つきはそんな感覚は全くないのだろうか?

 

ホロコーストの嘘に比べたら微々たるもの」って感覚? その辺がさっぱり理解できない。それとも普段から日常生活でも嘘ばかり言ってるのだろうか? どうもこの後者のような気がしてならない。ともかく、なんであの人たちは平然と嘘ばっかりつくのか? 理由を知っている人がいたら教えて欲しい。

2021-05-27

ホロコースト否定論活動をやってて陰謀論者に思う事。

またお前か、って思われるだろうけど、滅多に増田に書かないから許して。

 

「要するに凄まじい馬鹿ってこと」

私が言ったんじゃないのです。ネット情報を拾い集めている最中に、私でない反ホロコースト否定論ぽい意見を見つけて、その人が言ってたのです。その人曰く、いろんな証拠を示しても、例えば「イェーガー報告書」というリトアニアでのユダヤ人虐殺を報告する文書があるのですけど、あるネット否定派はこう言ったそうです、「そんなものタイプライターがあれば捏造できる」って。

イェーガー報告書って、旧ソ連が持ってたのですけど何故か、ニュルンベルク裁判には提出されなかった証拠でして、1963年になって初めてドイツに公開されたものなのです。なぜそんなに遅くになって? というのは、詳細は知りませんけど、一説によれば旧ソ連って特にスターリン時代がそうなんですけど、「ユダヤ人虐殺された」って主張するのを嫌がったのです(なのでアウシュヴィッツ博物館犠牲者数400万人を刻んでいた石碑には、ユダヤ人とは一言も書いていませんでした。現在の石碑は冷戦後修正されて150万人(ユダヤ人犠牲者数は110万人)になっています)。イェーガー報告書はまさにそのユダヤ人を集中的に殺戮して、「ユダヤ人もっと殺したかった」のようなことまで書いてある報告書なので、旧ソはあまり出したくなかったのではないかと。そうした出自を考えれば、捏造される事はあり得ないのですが、否定論者にとっては非常にまずい報告書なので、どうにかして捏造ということにしたいわけです。

イェーガー報告書|蜻蛉|note

しかし、いくら何でも「タイプライターがあれば捏造できる」とか、めちゃくちゃにも程があります。そんなこと言い出したら、世に存在するありとあらゆる文書捏造可能性があり信用出来ない、とまで言えてしまます。これでは、デカルト方法的懐疑でやった「悪魔に騙されているかもしれない」レベルにまで至ってしまい、議論にすらなりません。

 

ホロコースト否定論陰謀論

こちらのチャートでも堂々のトップ領域入りを獲得しています

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた | ハーバー・ビジネス・オンライン

「我々は(陰謀組織に)騙されている」のようなのが陰謀論の一つの特徴ですので、ホロコースト場合連合国であるとかユダヤ人であるとかですから、十分すぎる程陰謀論です。ちなみにですけど、よくある「でも600万人は多すぎだろ、絶対盛ってるに違いない」と言った主張も陰謀論に含まれます。何故なら、600万人説は純粋調査組織研究者たちが独立して調査した値で、それら値が概ね同じになってるだけだからです。これも素人なりに調べているとわかります。大体で少なくとも500万人以上はユダヤ人犠牲者がいないと計算が合いません。何れにしても、「盛ってる」ならば、そうした研究を裏で操っている(私もか?w)人がいるという示唆なのですから、結局それも陰謀論になってしまます。「盛ってる」的批判戦後割とすぐぐらいか予測済みだったようで、ジェラルドライトリンガーという1950年代研究者は、可能な限り低く見積もって450万人程度のユダヤ人犠牲者数を主張しました。

ともかく、ホロコーストには裁判でも膨大な証言もあります証拠文書なども提出されてますし、裁判以外でも同様に証言証拠などもあるので、それらを全部否定しないことにはホロコースト否定は成り立たず、結局、陰謀見立てなければならなくなります。そうするととんでもない話になっていきます

 

ホロコースト否定荒唐無稽なほどの陰謀

これの例を挙げると本当にキリがないのですが、例えば、ユダヤ人世界人口の推移を見ると少しわかります

1880 7,800,000

1900 10,600,000

1914 13,500,000

1922 14,400,000

1925 14,800,000

1931 15,700,000

1939 16,728,000

1945 11,000,000

1948 11,500,000

1950 11,297,000

1955 11,800,000

1960 12,079,000

1970 12,585,000

1980 12,819,000

1990 12,868,000

2000 13,150,000

2010 13,854,000

2018 14,606,000

2019 14,707,400

Vital Statistics: Jewish Population of the World

ホロコースト否定論者によれば、ホロコーストの600万人ユダヤ人虐殺は起きていないので、今もなおこのユダヤ人世界人口捏造されているという話になってしまます。確かに、この値は研究者によって調整されたものであり、1945年などは特に終戦年でもあってセンサデータなどありませんから戦前の値からユダヤ人消失数の推定である約600万人程度を差し引いて、切りのいい1100万人にしている可能性がありますが、1947年くらいからはセンサスが始まっており、それらの調査データを用いていると考えられるので、このように2019年に至っても戦前人口回復していないのであれば、延々と捏造がなされていることになってしまますグラフ化すると何を言っているのか一目瞭然です)。

戦前の値は、戦前書籍などに記述があるため、ホロコーストが起きていない時期の人口数は捏造のしようがありません。さらに実際には、ユダヤ人世界人口は細かい国や地域ごとの値を積算したものであり、ユダヤ人世界人口捏造しようとするとそれら細かなデータ整合性を取る必要があり、不自然人口推移にならないようにしなければなりません。例えば、アメリカユダヤ人人口戦後に一気に500万人減るなどという事は不自然過ぎてあってはならないわけです。しかも、ユダヤ人人口の細かな数値は、各地のシナゴーグやあるいは役所が持っていたりするので、それらの辻褄さえ合わせなければならなくなり、はっきり言って人口数値合わせの陰謀だけで気が遠くなります

なお、古くは一部のリビジョニストが「ユダヤ人ソ連に囚われている!」とバビロン捕囚のように言っていたようですが、冷戦が終わってもそれらユダヤ人は全く現れませんでしたので、残る主張は「ソ連が殺したんだ!」となりますが、もちろんそんなの何の証拠もありません。付け加えると、もし仮にそうした主張の通りにソ連ユダヤ人を隠していたのなら、「ユダヤ人を隠していた」のですからそもそも人口数値は捏造されておらず、発表されてきた人口数値は普通に合っていたことになります。ちなみにソ連普通に住んでいたユダヤ人戦後にどんどんイスラエル移住が進んだのは周知の事実であり、人口推移的にも完全に裏付けられていて不自然な点は全くありません。

ホロコースト否定派の大難問:一体ユダヤ人はどこに行ってしまったのか?|蜻蛉|note

こうした証拠がらみの荒唐無稽捏造話もあれば、どうでもいいようなところにまで捏造は行き渡っています。例えば、私は『アウシュヴィッツの子供たち』という本を持ってますが、これはアウシュヴィッツ奇跡的に生き抜いて生存者となった何人かの子供の足跡を追って本人にインタビューするなどしてまとめた本ですが、ごく普通にガス室」の話が書いてあります子供たちだった人たちは普通に色々な形でガス室の話をするのです。ホロコーストに関連する本を出版する際には、ユダヤ人陰謀組織のチェックを経て「ありもしないガス室の話」を記述するように変更を迫られるのでしょうか?

あるいはまた、戦時中に、アウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘス告発したある文書があるのですが、ルドルフ・ヘス囚人女性の一人を愛人として収容所内に囲っていた、というものでその話は非常に下衆なのですけど、それはさておき、その文書の中にたった一箇所だけ「ガス室」の話がサラッとフツーに出てくるのです。その囚人女性が他の囚人と混ぜられてガス室送りにされそうになった、という話なのですけど、別にガス室証明する証拠資料でもなんでもありません。そんな細かいところにまで陰謀組織は目が行き届いているのでしょうか?

アウシュヴィッツの様々な議論(18):ルドルフ・ヘスの不倫・愛人問題と戦時中に書かれた「ガス室」。|蜻蛉|note

あと、今思い出したのですけど、ニュルンベルク裁判以降も、ナチス犯罪関連裁判は近年まで数多く行われておりますが、ガス室否定した証言者や被告は一人もいないのです。「知らない」と言った人はそこそこいますが、「ガス室などなかった」と言った人は本当に一人もいません。例えば1960年代に当時の西ドイツで行われたフランクフルトアウシュヴィッツ裁判がありますが、250名以上の証言者や被告が出席して、ガス室否定した人はゼロなのです。99%が伝聞ないしは直接目撃者として肯定的証言しており、残りが「知らない」だけなのです。これも、否定論者によれば陰謀だと思いますので、多分全員が脅迫されているか金もらってるかだと思われます。もちろん積極的証言した人たちの話が辻褄が合うようにきちっと細かくサポートされているでしょう。そしてそうした陰謀者の働きが暴露されたことはこれまでないので、陰謀組織は素晴らしい働きをしていることになります。一体それどんな凄腕陰謀組織???

アウシュヴィッツのガス処刑を否定した人は当時の関係者にいるのか?|蜻蛉|note

というわけでホロコースト否定論者のいう通りであるならば、こんな荒唐無稽陰謀話が数限りなくあることになってしまうわけです。否定論者にとっては600万人虐殺や、ガス室絶対になかったことと決まっているので、それらの全てについてこうした荒唐無稽陰謀蔓延さなければなりません。しかし、ホロコースト否定論者はその荒唐無稽さを言い立てることはありません。陰謀から全ては可能!なのでしょう。

 

ネットホロコースト否定派の特徴

えー、例外なく、陰謀論者でした。出会った全員に確認したわけではありませんが、確認が取れた人は全員、反ワクチン派、または、9.11テロ陰謀、または、例の大統領選不正なのだそうです(どれか二つ以上です)。流石にフラットアース信者はいませんでしたが。

で、それ以外の特徴としては、その全員が、非常に自意識過剰というか、尊大な態度を取られました。どう考えても、自分でこう言っちゃなんですけど、明らかにホロコースト関連議論では私の方がはるか知識豊富なのは明らかなのに、私をバカ扱いするのです。もちろん私の妄想が入ってるとは思いますが、どう考えても、ディスプレイの向こう側でニヤついている否定者の顔しか思い浮かびませんでした。ある人は、コロナワクチンについて「君はあんなの打つ気なのか? バカじゃないの?」とまで言い放ちました。打つ・打たないがその人の価値を決めるわけではないと思いますが、私は正直内心で「じゃぁさっさとコロナに罹って治療も受けずに死ねばいいのに」とまで思ってしまいました。その人は例外的かもしれませんけど、あの陰謀論者の独特な上から目線は、他のタイプの論争議論では見られないものです。昔ですけど、ある有名な新興宗教信者とやり合った経験がありますけど、それと似ています。どうやら彼ら・彼女らにとって「陰謀」こそ宗教なのだと思います。彼ら・彼女らにとっては「陰謀」への揺るぎない信仰があるので、自分たちは絶対に間違っていないという確固たる自信を保てるに違いありません。

 

そんなホロコースト否定者さんたちは、あなたの知らない世界かも知れませんが、欧米ほどではないと思いますけど日本人にもめっっっっっっっっっちゃ多いですよ。

おっと、特徴で言い忘れてはいけない。ホロコースト否定者って「凄まじい馬鹿であることは疑いようがありませんです、はい増田にも何人かいる、と思われますケド。

 

迷惑がられているホロコースト否定

実際そうなんです。否定ではなく普通にホロコーストそれ自体に興味を持つ人は結構いらっしゃいます。やはりそれなりに人気コンテンツ的なテーマからでしょう。ですが、必ずと言っていいほど、例えばYouTubeホロコースト関連動画があると、コメント欄否定者のコメントがつきます。酷い時には大半が否定者のコメントになったりします。『否定と肯定』の予告編動画なんかがありますけど、かなり酷いですよ。Youtubeにはそうした人向けに人気を博している『ホロコースト論争』なる否定論そのもの動画チャンネルもあり、これがまた素人目には良くできてるように見えてしまうので、もしかして一定程度否定者を増やしている気配があります。内容は酷いんですよ、実際。欧米では使い古された否定論の焼き直しみたいな構成しかなくって、オリジナリティの欠片もありません。でもYouTubeですからねぇ、信者がつくんです。ちなみに私は、いくつかコメントしましたけど、動画主にコメントブロックされてしまいましたw

 

ともあれ、そうした状況のコメント欄にはちらほら「否定論酷いなぁ」的コメントをする人も見かけますAmazonプライムに『アウシュビッツ ナチスホロコースト』ってBBC動画シリーズがあるんですけど、そこに秀逸な修正主義レビューに対する反論レビューがあって、今のところ「参考になった」数でトップを走っていますAmazonレビューあんな長いレビューたことないですけど、修正主義的レビューを完全に論破しているという興味深いレビューです。「参考になった」数でトップってことは、それくらい修正主義的レビュー迷惑がられてるってことだと思いますTwitterで流れてきたあるツイートには、「修正主義が完全論破されててスキッとした」というコメントさえ見たことあります。同動画レビュー欄にも「修正主義のレビューAmazon責任を持って削除すべき」とレビューする人もいます

 

私自身は、言論の自由が保たれている方がいいと思っているので、あっても別に構わないと思ってますけど、日本ホロコースト情報があまりに少なすぎるのとあまり関心がないのとが合わさって、申し訳ない言い方だけど、無知な人が大半なのである程度は否定論に傾倒してもやむを得ない面もある気もします。でも、ちょっと知るだけで、ホロコーストへの懐疑がどれほど荒唐無稽なことであるかがわかるので、少しは勉強して欲しいなぁと思ってます。舐めんなよ!ホロコーストを!どんだけ膨大な情報量だと思ってんだ!どんだけ学んでも知らんことだらけじゃ!ゴルァ!ってなもんです。

 

せめて、中公新書の芝健介氏による『ホロコースト ナチスユダヤ人大量虐殺の全貌』程度はパラパラめくってくれたらなぁと思います

 

追記陰謀論根本矛盾

単純な話ですけど、陰謀って「バレないように」企てられ密かに実行されるものであるはずなのに、なんでそんなにあっさり「陰謀だー!」と発覚するんでしょうね? ・・・ああそっか、それで陰謀論者はあんなに超上から目線なんですね、「私たちこそ世界真実を知っている優秀で選ばれた人間なのだ!」と多分思い込んでいるに違いありません。ああそうだ、9.11テロ陰謀だと言っている人に聞いたんですよ、「ビル飛行機が衝突しただけであんな崩れ方はしない!」って仰るんで、それどこで見たんですか? って聞いたら「テレビで」って・・・。てめーら、テレビとかは陰謀片棒担いでるマスゴミじゃなかったのかよー!w

 

返事欄

id:daydollarbotchタイプライターがあれば捏造できる」に対しての「そんなこと言い出したら〜」がよく分からない。こっちの増田https://anond.hatelabo.jp/20201008002119で書いてたような何らかの文脈があるんだと思うけど

そのその増田を書いた頃より、知識は相当増えてるので、それはちょっと気恥ずかしいものがありますが、グリクシュ報告書場合はその文書それ自体を徹底的に検証してあることを無視して「捏造」と言うのはおかしいと言う趣旨でしたが、イェーガー報告書ちょっと違います。ていうか否定者のいう捏造主張全般ですけど、この主張には大きく二つ問題があります

<続く>anond:20210528221325

2021-05-08

池江氏について

池江氏並びに日本オリンピック選手立場って、

アウシュビッツユダヤ人にガスを浴びせる一ドイツ軍

ミャンマー市民虐殺する一ミャンマー兵士

香港民主派鎮圧逮捕している一警察官

みたいなもんでしょ。

そういう立場人間が上の決定に物を申せば、即座に"死"となる訳で。

そういう立場の(容易に特定され得る)個人に対して、多数で今すぐ本音を述べろ!! とか強いるのは良くないと思うな。。。

※間接的な自殺教唆じゃん……

彼等が反対意見を述べても粛清されないような雰囲気や、 "世の中の勢い" とかを、もっと作り上げてからの方が良い気がする。

2021-05-02

国民乗客の不満の吐け口としてスケープゴートに使われるのが日本障碍者立ち位置

ALS患者を診ると医者が殺そうとする国が日本

障害児だったら施設からズボンを皆の前で下ろされ口にホース入れ水流される国が日本

精神障碍者だったら看護師ら男6人(現在は全員退職)に病室でベッド上に押さえつけ、陰部にジャムを塗り、食べ物に執着の強い別の50代男性患者になめさせる国が日本

身体障碍者無人駅に行けば健常者以外は利用できないと知って驚く国が日本

肩身が狭かろうと、見苦しかろうと、障碍者意見や発信を続けないとまたアウシュビッツのように殺すことを合法化する世界観になる

anond:20210502153738

2021-04-26

anond:20210426144602

アウシュビッツがいるんだろうな

いって、注射してもらって

火葬してもらえる

そういう時代なんだろうな

2021-04-15

anond:20210415125726

止まってる!!!

イメージ虐殺とか空爆とかアウシュビッツとかなの!!

違うの?

違うならいいよ?

違うの? 違うって言って。

2021-04-08

刃てさやフェミ自分がされて嫌だったやり方を、まんま弱者男性への攻撃で使っている

anond:20210408004651

けっきょく人類みんな同じ

右翼左翼所属が違うだけで中身は同じ人

弱者男性も「朝鮮人ガイドに毒」デマや「ユダヤ人ドイツ人アウシュビッツ」のような国家が似たような分断を作ったらうきうきして自分より弱い人間を叩くんだろう

2021-03-29

anond:20210329212403

それを言い出したら、多くの国の人が何も言えなくなっちゃうので。

原爆」「アウシュビッツ」「スターリン」「フランス革命」「蒙古」「ヴラド3世」「コルテス&ピサロ」「ポルポト・・・

過去反省しつつ、目の前で起こってることは止めないと。

2021-03-16

anond:20210316095803

朝鮮人井戸に毒デマ関東大震災の直後に突発的に言われたわけでなく、それまでの朝鮮人ヘイトの長い下地があってデマ虐殺がつながるわけ

ユダヤ人だってある日突然アウシュビッツ虐殺される世界観になったわけではなく、長いヘイト歴史がある

ハルヒもののけ姫も将来ブサイク絶滅するための計画の一環なんだろ

2021-03-13

自分にとって庵野氏の作品がつまらなく思えるのは正しいのかもしれない

シン未見組だけど、高評価する人たちも不評の人たちも、

俺達の庵野が帰ってきた、

みたいな点では共通しているみたい

(あと、戦闘シーンが駄目という意見

シンゴジラも含め、マンネリズムさえ感じるのは寧ろ当然であって、

それは庵野氏というか、ガイナックスというか、

リスペクトする過去作品オマージュパロディー、そこから新たな記号お約束を作り出したわけで、

それは確かに歌舞伎とか伝統芸能に近いのかもしれない

そこにマンネリズムを感じるなら、それはお門違いであって、

まりシンゴジラまらんと自分が思うなら、それは庵野氏を卒業したというか、

他の何かを求めて自分が出ていくべきなんだろう

自分には庵野氏のように新たな記号お約束を生み出せるような能力も運も何もない、

凡人以下のコロナ無職になったKKOであって、社会的にはゴミにも劣るかもしれない

そんな自分ではあるが、恐れ多くも御大大先生成果物に不満を思うというのなら、

それは単にnot for meであって、俺が自分のfor meを求めてさまよい続ければいい、

ただ、それだけの話なんだろう

しかしながら、仮に自分が何か作品を作るとしても、

あと、プログラミングだって立派なものづくりではあるわけで、

それは学ぶは真似ぶであり、過去コピーからスタートして、守破離の破、

守破離の離を目指すしかない

なんとなく、自分庵野氏よりも長生きできない、

庵野氏よりも若い世代だけど多分長く生きられないと思うのだけど、

社会的評価は別として、なんか自分なりに自分人生にケリをつけなければならない、

特に最近常々思ってる

いうならば因果というか、カルマというか、因縁というか、

例えば、自分虐待された過去があったとして、それをマイナス評価するのではなく、

かといって自己啓発的に無理にプラス評価するでもなく、

その因果に何らかの自分なりの納得というか、決着をつけたいと思っている

それは単なる自己満足ではあるわけだが、そういった不愉快過去とか、

そういったこれまでの人生の諸々にできるだけ決着をつけて、納得してから死にたい

そう思うようになった

他人作品がつまらないというなら、おまえは代替案があるのか?

代替案はある、

しかし、それが他人面白いと思ってもらえるかは分からない、

まり商業的に社会的成功するかではなく、自分ならこうするは明確にある、

だとしても、それは仕事としてはどうなのか?という問題がある

繰り返しになるが、どことな庵野氏は、その仕事としてはどうなのか?

みたいな大人の発想になってしまい、

というか、庵野氏より貞本氏の方が、特にオネアミスBDだかのパッケージの絵とか、

周囲に望まれる絵を描くのが大人でしょ?ではなくて、

できるだけ、昔の、スポンサーサイドに嫌われていた、

そうはいっても、作り手である若者たちは貞本氏のあの頃の絵に惚れて賭けていたとも思うわけで、

なんでエヴァみたいな絵柄を判で押したように描いたんだと思ってしまったのだけど、

しかし、上述のように、これは御大先生方の到達点であって、

自分がとやかく言う筋合いはないのだ

それより、おまえの、俺の到達点は、人生の到達点は何なのだ?ということだろう

アウシュビッツ経験したフランクルによる「夜と霧

私が人生に問うのではない、

人生が私に問うのだ、

これは言葉遊びのようではあるが、しかし大きく異なる点がある

人生に、運命に、運に、神に、なぜ俺の人生をこんな風にした?と問いかけるのが1つ目であり、

2つ目は、人生が私に、おまえは何を成し遂げられれたのか?と問うているのだ

そこには当然、仕方がなかった、怠惰と諦め、打算も入り混じっている

しかし、人生というのは本来そういうものなのだ

メディア生存者バイアスというか、社会的成功者を持ち上げすぎる余り、

まるで、この社会に、世界に、何か正解があるように思い込んでしま

生き方に正解があるように思い込んでしま

人生からの問いに対し、自分なりの答えを死ぬまでに用意していくのがこれから自分課題なのだろう

それは他人の、世間価値観とはまったく関係のないもの

自分が納得する答えを探す、人生最期へ向かう旅なのだ

2021-02-23

anond:20210222180838

へー、ちょっと前までは、アウシュビッツでは400万人ていうのが公式見解だったんですけど、

今は110万人て事になってるんですね。ありがとうございます

2021-02-08

anond:20210208200601

コロナの影響で、国がおかしくなって

コロナ自粛の影響で、国がおかしくなって

アウシュビッツ処刑場が、計画される

それだけや

2021-02-07

anond:20210207094117

社会のために死ね

そうだろうな。やっぱり、アウシュビッツ強制収容所をたてるべきという政治家を早く擁立すべき

2021-02-05

anond:20210205125155

たぶん生活保護もみとめられそうもないか

アウシュビッツをたてておいてくれ

苦しみながら死ぬのは嫌だ

 

僕が聞きたいのは

それでもいいよ

それは認められない

の2つ

 

助言を求めていないとき

ようするに、デメリットはあるけど理由があって悪い法を破っているとき

あきらめたほうを、こうした方がいいと言わないでくれ

2021-02-02

anond:20210202110927

どうやら、アウシュビッツ強制収容所というか、国民自由に使えるガス室を建造する方向なんだろうな。ボタンプリキュアが押すという。

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