「飛沫感染」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 飛沫感染とは

2020-02-10

はてな民コロナウイルスパニックになるなかれ

この所コロナウイルスニュース世間を騒がしています

正しく恐れることは必要だが、パニックになって根拠のないデマフェイクニュースネット上に広がっています

はてなブックマークもそのデマを広げるサイトになっているのは、残念です。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html

上記ブックマークでも多くのデマはてなスターがつけられているので幾つかツッコミを入れていこうと思います

tableturning 船はもう限界です。換気のきかない狭い部屋での長期生活は衛生を著しく低下させ軽食程度の食事栄養低下を引き起こします。このままじゃコロナウイルスの前に体力のない人が死にます

Twitterで#DiamondPrincessを検索すれば栄養失調を起こすような食事でないことは直ぐに分かる。閉鎖空間に2週間程度いても人間はそうそう死にません。逆に「体力のない人が死ぬ」といったデマが広まることで乗客パニックになり状況が悪化する事もありえます。このブコメはてなスターをつけてる人も自分達が悪質なデマを広げてることを認識してください。

RIP-1202 到着時点では無傷だったのに監禁間中感染した人の方が多いんちゃうかね。

そもそも個室に隔離されたのが2/5。コロナウイルス潜伏期間は多くは5-6日、最近中国の発表では最長潜伏期間24日とのことなので、隔離成功してても2/29まで新たに感染確認される可能性があります

nankichi これ、飛沫感染とか空気感染とかの検証が出来るんじゃないか

popopopopopper 外気を船内に取り込める箇所が限られている上に気圧調整も必要なので、部屋から部屋へ空気を流しているはず… 乾燥もするしなぁ…

現状空気感染するとは確認されていません。上記で書いたとおり2/5まで個室に隔離されていなかったので空気感染検証など出来ません。無闇に乗客を怖がらせる悪質なデマです。

samu_i 全員一斉に感染させた方がよかったのでは?(よくわからん

人を殺したいのでしょうか?意味不明です。

sakuragaoka99 これ残った人の全員が感染するまで降りられなくなってないか?全員検査し現状陰性の人を分散した第2ダムに移して留め、第2で感染者が出たところは分散した第3ダムに移してしないと感染者の上陸散逸は防げないのでは。

なっていません。潜伏期間が終わり、感染していない事がわかれば降りられます潜伏期間ウイルスの数も少ないので検査しても偽陰性になる確率もあるので、全員検査をしても無駄になる可能性があります乗客を怖がらせるような言動は止めましょう。

estragon 全員感染させるまで密集した集団生活を続けさせるつもりか。国家権力自由制限しているのだから最大限の配慮をすべき。少しづつでも移動させて密集度を下げるべき。現状は不当な人権侵害

空気感染しないので個室に隔離してれば密集度は関係ありません。そもそも3000人をどこに移動させるのでしょうか。

neogratche あの、一気に倍になったんですが。3桁になったんですが

繰り返しになりますが、2/5まで隔離していなかったので現状患者数が増えるのは想定済みです。冷静になりましょう。

集合知のためのキャンバスと言われるはてなが現状デマフェイクニュースを広げるサイトになっているのは残念でなりません。

はてなの皆さん感染症を正しく恐れるのは大切ですが、過剰に怖がってパニックにならないように気をつけましょう。

2020-02-09

新型コロナウィルスエアロゾル感染についての雑記

エアロゾル感染空気感染の違い

我々一般人には区別する必要ほとんどない

https://square.umin.ac.jp/fittest/pdf/ft_text.pdf

の9ページ、RoyとMiltonによる空気感染に関する新分類においてすべてエアロゾルを介した感染である

そもそもエアロゾルとは「気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子」ということである https://www.jaast.jp/hanashi/

空気中に浮遊しているものが体内に侵入するのだから空気感染なのだから空気感染はすべてエアロゾル感染と言って差し支えないだろう

例外として、レジオネラ感染は破裂したアメーバから発生するエアロゾルから感染だが空気感染とはされない

エアロゾル感染コロナウィルスの新しい感染経路か

空気感染を起こすのは、結核麻疹・水痘である

テスト的にはこれだけを覚えていればよいので、この3つ以外は空気感染を起こさないと勘違いやす

だが、ロノウィルスはここに入っていない

吐瀉物が乾燥し、ウィルスを含んだ微粒子が舞い上がって感染を起こすことは有名なのにである

ここで「RoyとMiltonによる空気感染に関する新分類」に戻ってみると

日和見的経路にノロSARSコロナウィルス)も入っているのである

ちなみに咳や呼吸などのしぶきにも飛沫だけではなくエアロゾルが含まれている

https://www.carenet.com/news/general/hdn/45456

まり新型コロナウィルスにおいてもエアロゾルを介した感染は予想されうる事態である

コロナウィルスと発表された時点で物々しい防護服を着ていたのもそうした経路も危惧していたのだろう

日本でも新型コロナウィルスエアロゾル感染は起こるか

予想になるが、現状では起こらないだろう。

今のところ日本にはそこまで患者がいない。

そこまで患者を増やすには、コロナウィルスの主な感染経路である接触感染飛沫感染などで患者数を増やし、

空気中に漂うエアロゾルを増やさなければならない。

もし起こるとすれば、まずは閉鎖空間に大量の人間を押し込む満員電車か、大量の病人が長時間密集してほぼ密閉空間病院の待合室だろう

2020-02-08

新型コロナウィルス飛沫感染するエイズ

一度かかったら治ることはない

なんてこと……あると思う?

ウイルスを防御できるマスクを考えた

世間では、マスクの網目に対してウイルスは小さいから素通りするって言われてるじゃん。

からマスクウイルスを防げないって。

でも飛沫感染場合は、ウイルスだけで空中を漂ってるわけじゃなくて、飛沫(唾液)に含まれた形で空中を漂ってるからマスクでも防げるはずなんよね。

それが防げてないのは、鼻や頬のところに隙間ができてるから

呼吸するたびにそこから空気が出入りするからウイルスを含んだ飛沫まで入り込んでくる。

まり、隙間がなくて、マスクが完全にフィルターの役目をはたしていたらウイルスを防げるはず。

それで考えたのが、内側に粘着力のあるマスク

顔にくっついて隙間がゼロになれば感染を防げる。

ノーベル医学省の名誉は譲るから、だれかこのアイデア商品化してほしい。

anond:20200208130357

一般マスク医療マスクと同等に飛沫感染を防げたって研究結果出てるしやらないよりはマシなんじゃないの

anond:20200208105202

ただし自分が咳やくしゃみをしている場合満員電車など人間密室に多く集まる場合

これらには予防等に有効かもしれない、という。

そう言うシチュエーションに置かれる人はマスクするべきだ。ただ、付け方はしっかりしろ

それとマスクするだけで安心するな。ちゃんと飯食って寝れ。

この認識で合ってるよね?

まず防護としてのマスクに関しては、たちえばWHOはあまり効果ないと言っているわけだが、この手の信頼し得る研究結果って実はありそうであまりないのな。条件が統一されていない(たとえばデータ源が着用徹底していたのかとか、それ以前に着用に関するルールをきっちり設定していたのかとか)し、防護できたかできなかったかの線引きも一様ではない。

俺は、飛沫感染を防ぐだけでも着ける価値はあると思っているので、特に公的交通機関職場では着用している。今中国で言われている2mルールが守れない状況だな。ちなみに着け方の徹底(鼻だけ出すとかもってのほか)や体調管理もあるけれど、

をやらないと意味ないわな。

2020-02-05

anond:20200205121135

中国人以外がかかりにくいじゃなくて、

そもそもその大量に来た中国人観光客の中に感染者が超レアってだけ。そして飛沫感染接触感染じゃ意外と広まらない。飛沫はすぐ地面に落ちるし。

うそつけインフルエンザとか風邪とかうつまくりじゃないか、という向きには単にこれは感染自体がめちゃめちゃ多いのでそうなるだけと理解してほしい。

2020-02-04

anond:20200204111501

それをヒト→ヒト感染という。

 

基本的にこういう風邪とかインフルエンザとか、それが重症化して肺炎まで進む場合感染経路は二つ。

 

接触感染飛沫感染で、

感染から出たウィルスがどこかに付着し、その付着したウィルスをほかの人がとりこんで感染することを接触感染という。

 

つり革や手すり、ドアノブなんか経由で感染するのはコレ。

特に、どこかに触った手で目、鼻、口をさわると感染確率高まる

そして人間無意識のうちのこの3つのどこかに頻繁に触ってる。

 

コロナウィルス自体はじつはとてもありふれたウィルスで、鼻水が出るタイプ風邪を引いたことがある人間ならかなりの割合コロナウィルス感染したことがある。

新型コロナウィルスについていえば新型なので重症化しやすいことと(感染が続くにつれヒトに適応してくるので弱毒化する可能性が高い)、まだ直行の薬がないのが問題だけど、

感染自体インフルエンザと同程度のようだし死亡率はふつう肺炎よりも低いので、

武漢みたいな「閉鎖されてて医療機関麻痺してる・医療関係者疲弊しきっていて、医薬品も不足している」ような場所じゃないかぎり、さほど恐れる必要はない。

2020-02-03

ウイルスが飛沫に含まれ空気中を漂って、マスクの隙間から入り込むってことなら、よく言われてる「マスクの網目はウイルスより大きくてウイルスが素通りする」って説はネット事情通のシッタカってことか。

「『飛沫感染』ってことは、ウイルス単独空気中を漂ってるわけじゃなくて、唾液や鼻水に含まれて飛ぶんでしょ?マスク効果あるんじゃない?」って思ってたんだよ。

https://si.wsj.net/public/resources/images/B3-GA426_0203_7_NS_20200202212950.jpg

2020-02-01

マスクウイルスは防げない」という説について

SNSで「マスクウイルスは防げない」という話がSNSでバズっているが、これはどこまで本当なのだろうか。根拠とされている記事やそのソースを読んでみた。

日常的なマスク着用による感染予防効果について - ヨシダ製薬

https://www.yoshida-pharm.com/2018/letter128/

マスク着用群とコントロール群に分け、マスク着用群では発症者が他の家族と同じ部屋や限られた空間(車の中など)にいる場合マスクを着用することを5日間実施しました。その結果、調査間中家族インフルエンザ様症状を示した割合は、マスク着用群は16.2%、コントロール群は15.8%で有意差はなく、マスク着用による感染予防効果は認められませんでした。

家庭内のみでの調査なので、外出時のマスク着用の効果についての根拠としては弱い。家庭内なら食事歯ブラシ等を介した飛沫感染の影響が大きすぎるのではないか

医療従事者32名をマスク着用群17名、非着用群15名に分けて77日間、咽頭痛、鼻水、咳など風邪症状を記録する調査が行われました。(中略)風邪症状の重症度に有意な違いはなく

この部分に関してソース論文確認した所、各群から感染者が1人だけしか出ず、結論として、マスク効果の有無を実証するには、より大きな研究必要だ、と書かれていた。マスク効果がない事のソースとしてこの論文を出すのはおかしいのではないか

サージカルマスク着用を義務付けただけでは有効な予防効果はなかったと報告されており、多元的対策効果検討する必要があります

ソースが閲覧できなかった。

N95マスク群で48名(22.9%)、サージカルマスク群で50名(23.6%)のインフルエンザ感染が生じ、マスクの種類による感染予防効果の差はみられなかった

N95マスク(微粒子用マスク)と一般的マスクとで差が無かったという話。今回の話と関係がない。

マスクをつけてもインフルエンザ感染を防げない理由 - 講談社

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68435

インフルエンザウイルスの直径は0.1マイクロメートルぐらい、一方、通常のマスクの網目は10マイクロメートル以上だからです。つまりマスクの網目はウイルス100倍以上も大きいのです。したがって、空気中を漂うウイルスマスクだけで防ごうとするのは無理です。

健栄製薬のインフルエンザ感染経路に関する記事によると、"インフルエンザ飛沫感染します。空気感染しません"、"空気感染する感染症は結核、水痘、麻疹の3つだけです"だそうだ。他にもインフルエンザ空気感染否定する記事が大量に見つかった。もしインフルエンザ空気感染しない(≒ウイルス空気中を漂わない)のであれば、インフルエンザウイルスの直径がマスクの網目より小さかろうが関係ない事ではないか

ただし、くしゃみのように、飛沫の中にウイルスが含まれている場合には、マスクが飛沫をひっかけてくれる可能性がありますしかし、感染した人のくしゃみを直接浴びるようなことは少ないので、実際のマスクによる感染予防効果はかなり低いものと考えていいでしょう。

厚生労働省咳エチケットによると、"くしゃみをするとき、しぶき が 2m ほど 飛びます"だそうだ。自分の周囲2メートル以内の人がくしゃみをする可能性は無視できるほど低いのだろうか。

2020-01-29

anond:20200129134945

飛沫感染って目からも入ってくるし、目もガードしないと意味ないんじゃない?

実際、新型コロナウイルス感染症疑いの患者診療するときはゴーグルフェイスガードをつけるようにと国立感染から通知が出てるらしいし。

あとマスクを正しく使うためには頻繁なマスクの付け替えとこまめな手洗いは必須だよ。

2020-01-28

anond:20200128115607

というか、実際は手洗いよりも粘膜系でいうと鼻・耳・目のガードをせんと今回のはヤバそうやで。

おそらく飛沫感染なんだろうけど、感染力が強いからほぼ空気感染くらいの勢いで目とか耳とか鼻とかの粘膜に付着してそこから…みたいな感じっぽいし。

もちろん手がその媒介になる可能性もあるから手の洗浄は必須なんやけど、それだけで防げるもんではなさそう。

少なからず防疫眼鏡みたいなのがあったらソレしてた方が良さそう。

2019-02-08

anond:20190208111705

元増田URLにも

咳やくしゃみのしぶきを直接あびる可能性がある場合には予防効果があると考えられます

とあるし、マスク飛沫感染を防ぐのは普通にエピデンスあるが…


マスクには予防効果がない、とずっとしつこく言ってるやついるけど、

そういう研究って、インフル患者家族マスクつけさせて発症率が下がるか調べた(んで下がらなかった)とかいうやつだろ

そりゃ狭い空間患者感染源)閉じ込めて世話やいてりゃ

飛沫感染以外の感染の機会が山ほどあるんだからマスクだけで防げるわけねえわ

それと、店員通りすがりの客が咳やくしゃみを浴びせてくる可能性を防ぐってのとでは状況が違う

2019-01-22

悲報JKワイ、伝染性単核球症かもしれない

日記というものを書くのは初めてです。自分の記録用です。それをふまえて読んで欲しいです。

・まずは伝染性単核球症とはなんぞや、という

同じような状況に陥っている人のために書こうと思い立ったのですが、一応解説しておくにこしたことはないかと思って。ちなみにお医者さんに言われたこととネットで読んだ記事のまとめですので丸々信用はしないでください。書いてる人が底辺JKですので。

病名→伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)

原因→多分EBウイルスらしい

症状→発熱(38.5度前後が7日間)、鼻づまりと喉いた(これは薬で治った)、リンパ腺の腫れ(首の右側だけにしこりがあってずっと痛かった)、あと熱が下がってきた頃に脾臓が痛くなってきた

EBウイルスとは→EBウイルスはEpstein-Barr virusの略でヘルペスウイルスのお仲間。EBウイルスは唾液中に存在していて、それを介して感染するためkissing virusとも呼ばれているとか。日本だと3歳ごろまで7割の人が感染していて、20歳ごろには9割ぐらいの人が抗体を持っているらしい。青年期以降に初感染すると5割の確率伝染性単核球症になるそうで。

伝染性単核球症とは→EBウイルスが主な原因の病気潜伏期間は4~6週間。キス病とも呼ばれる。これマジでキス病って呼び始めた奴の首絞めたいですよね。症状は前述の通りで、風邪に似ている。高熱が1,2週間続くのとリンパ腺の腫れ、脾臓とか肝臓の痛みが特徴っぽいので当てはまる人は病院に行ってください。第3種感染症として扱う学校もあるらしいので校則確認しましょう。運が良ければ出席停止になります

・本題。なぜ発症……いや、感染したのか

自己語りします。重要ことなので。まず、何回か書いていますが私はJKです。そしてこの病気発症した心当たりがありません。このウイルス感染した心当たりがありません(大事な事なのでry

キス病かいうクソみたいな名前の通り多くの場合ディープキスをして感染する。JKなんだしそういうお年頃なんでしょ(笑)とか思ったそこのお前。心当たりがあったらこんな記事書いてねえよ( ゚д゚)クソが

八つ当たりをしても無駄なのでやめますが、本当にしていません。神にだって仏にだって誓えます。年齢=恋人いない歴で春を売ったりもしていない。スカートを折っても化粧をしてもいないし痴漢をされたこともない。もはや異性と手を繋いだのとか小学生とき運動会最後だよ。喪女まっしぐら

じゃあキス以外に感染経路はあるのかという話です。単純な接触感染空気感染はないし、飛沫感染可能性が低いらしく、ありえるのは回し飲みなどの行為

……これもしてないんだよなあ。

残念すぎるが私には友達がいない。同じ部活の子友達なのかもしれないが、一緒にお昼ご飯を囲む仲の人間はいないのだ。べ、別にクラス孤立してるってわけじゃないんだから。話せる人はいるよ一応。

そんなわけで、いわゆる女子グループによくある「お弁当の食べさせあいっこ」や「回し飲み」はしていないという。悲しきかな。

本当に何で感染したんだ??

最後可能性として家族です。まあその、私は両親と仲が悪いわけではないので、スイーツ食べてて「一口いる?」とか期間限定飲み物を買ってきて「飲む?」とか普通にやってます。私からもするし親からもしてくれます。なので感染やすい状況にあります

ところがどっこいですよ。この病気、「青年期以降に初感染すると5割の確率で」発症するんですよ。つまりどういうことかって?

親が原因なら、私は青年期どころか幼児期には感染してるってことだよ!!

赤ちゃんの頃はちゅーとかされまくってますやん。んで大きくなってからは回し飲みとか普通にしてますやん。重要なのは「初感染」ってところです。つまりこの病気青年期に発症したなら親から感染はほぼありえないってことですよ(自ら首を絞めていくスタイル)

普通の人は青年期にこの病気にかかったら、それはまあ春を知ったということです。もし親の立場でこの文章を読んでる人が居るなら、そっとしておいてあげてください。娘の立場からのお願いです。そういう行為をしたのかどうかはお子さんの反応を見て察してあげてください。でも、もしお子さんが否定立場を一貫して譲らないのであれば感染した原因を一緒に考えてあげてください。こうやって親にあらぬことを疑われて、痛くもない腹を探られて、ましてや濡れ衣まで着せられて。散々な気持ちにさせられるのは私だけで十分です。親がちょっと嫌いになりました。


……ここまで書いておいて思い出したことがあります発症から見て1ヶ月半ほど前に調理実習しました。エプロン三角巾しましたがマスク着用の義務はありませんでした。え、原因これ以外にありえなくね???

全国の学校関係者

もしこの文章を読んでる人がいるなら、調理実習エプロン三角巾だけでなくマスクもさせるようにしましょう。

2018-10-21

anond:20181021112429

下の方まで読めば分かるが

インフルエンザの主な感染経路接触飛沫感染である

・でも閉鎖された環境においては空気感染もあり得る

んだよ。

そのうちマスク飛沫感染を防ぐものからマスクをすれば一定の効果は見込めるが

閉鎖された環境インフルエンザ患者がいる場合空気感染を防げないし

手洗いをしなければ接触感染も防げない(あと家族患者場合はそれ以外にも接触機会があるだろう)から

マスクだけじゃ防げない、って内容だよそれ。

2018-08-03

医者になれなかった(元)女子ぼやき

はじめに

大学(※1)の医学部入試問題について、どうしてもぼやきたくなった。

あくまでも個人意見ではあるが、随分と乱暴意見だとも自覚しているので、その所予めご了承ください。

あと、これは個人の雑感なので、読み易さは期待しないで下さい(※2)。

最後に、二重括弧で脚注付くって言うからせっせとつけたけど何故か脚注付かないので、手打ち脚注を付けました。もしもミスを見付けても、この間抜けについてはどうか(鼻で)笑って許して下さい。

※1:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない

※2:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人感想文だから許して下さい

増田について

ごく普通田舎(※3)生まれ田舎育ち。

基本的には親戚含め概ね一般家庭であるが、父親とイトコと義大叔父とがそれぞれ医者という、何故か不思議な縁がある。(※4)

タイトルの通り、本人の性別は女で、そして医者では無い。既に女子と名乗る年齢は過ぎたので、(元)女子コメント一言

※3:七大都市圏外に生息。県庁所在地ではあるが、当県には新幹線が通っておらず、未だに女子は親元にいて当然、みたいな思考がまかり通る程度の田舎

※4:何故か世代ごとに一人医者がいる。所謂、偶然の産物

ニュース(※5)についての感想第一声)

「まぁ当然じゃない?何で叩かれてるの?」

※5:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない(二回目)

増田医者になれなかった理由

入試を受ける許可が降りなかった』ので『医学部受験が出来ず』に『医者になれなかった』『元女子である

因みに偏差値は何とか足りてた。まぁ何とか、レベルだったのでもしかしたら国試に受からずに医者になれなかった未来もあるかもしれないが、そこは今は割愛する。

入試を受ける許可が降りなかった話

ただの自慢だが、高校二年の頃までは、随分と増田の成績は良かった(※6)。

高校一年までは、まだどうなるか分から模試の結果にも志望校にも何も口を出さなかった親が、二年最初模試の結果を渡した時、初めて話し合いの場、というものを設けられた。

結論から言うと、増田はその話し合いを経て『医学部を受けない』事を確定した、という話である。(※7)

事の次第はこうだ。

その模試の結果が返って来たその週末、『模試の事で話したい事があります』と親子三者面談が行われることとなった。

滅多に家に居ない父親がわざわざ昼から家に帰って来ての三者面談であったので、非常に緊張もしたし、内心『エライコッチャ』と思った。

先の通り、まだその頃(※8)は別段叱られる様な成績を取っていたと思っていないので、何故呼び出しを受けたのか分からない、という混乱もあった。

「こないだの模試の事なんだけど」と、母親が口火を切った。

「この志望校は、どういうつもりで書いたの?」

その時まで、得点偏差値といった所について怒られるものとばかり思っていたから、返答が「へぁっ?」という間抜け極まった返事になった。この面談が何の為に行われているのか、全く理解が追いつかなかったのもある。

娘の間抜けな返答にに、両親は特に叱るでもなく、母は言葉を重ねた。

増田あなた医者になりたいの?」

母の指先が示していたのは、志望校の欄に書かれた、地元医学部の欄であった。

「いや、そういう訳では…」

それまでのほほんと『まぁ今の偏差値ならこの辺りの学部書いとけばいいだろ』と志望校を書いていた増田は、母親言葉で『自分が本当に医者になりたいのか』という事を初めて、真面目に、考える事になった(※9)。

我が家勤務医であったので『実家病院を継ぐ為に、何が何でも医者にならなければならない』という家庭の事情も無ければ、『パパみたいにおいしゃさんになるのー!』みたいな可愛らしい夢も無く、『医者になりたいのか』という問いに悶々と悩んだが、すぐに答えが降って湧いて出る訳も無い。

いつまで経っても(※10)返答をしない増田に、母は再度口を開いた。

「じゃあ先に、私達の意見を、聞きなさい」

うろうろとテーブルの片隅に置かれていたコップの辺りで彷徨っていた視線をふっと上げると、母の強い視線に当てられた。残念ながらスローモーションにならなかったが、それでも随分と怖い顔をしていると思った。

「定年まで勤める覚悟が無いならば、医学部受験は認めません」

それまでずっと黙っていた父親は、やっぱり黙っていたけど、母の言葉追従する様にうんうん、と首を縦に振っていた。

※6:大見得を切った。自慢して歩ける程良くは無かったが、教師や親から叱られる程悪くも無かった

※7:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人感想文だから許して下さい(二回目)

※8:何の反動か知らないが、この話し合いの後一切勉強をしなくなったので、その後当然成績は真っ逆さまに落ちた。高校二年の頃まで、と書いたのはそのせいであ

※9:人生舐め過ぎである

10:とはいえ、今考えても三分も経っていない。カップラーメンは待てても娘の返答は待てないらしい

医者になるには、という話

両親の主張は、主に二点であった。

借金と返済の問題

医学部、それも国立医学部に入る、という事は、日本国民から借金をする(≒投資を受ける)と同義である

これは防大についても同じ事が言えるが、極論、医学部学生というのは『将来的には国益になる』と信じられているから、通常よりも多く『投資を受けている身分である

原資は何か?当然、国民血税である。その投資を受けた以上は、医者になったならば、労働を通して国民へ返さねばならない。

医学部に入って6年、専門を決め、安定した独り立ちをするまで更に数年。

10年近く投資を受けるのだから、同一年数は働かないと、その投資に見合った返済が出来たとは言えない。

最低でも46歳、そこまで働く気がないなら、税金泥棒になるのだと自覚しろ、と締め括られた(※11)。

資質問題

『どこでも眠れる』『すぐに眠れる』『すぐに起きれる』『寝溜めが出来る』の何にもかすっていない増田には向いていない。増田はどれも欠落しているか資質が無い。とばっさり切られた

何を想定しているか?無論、当直時、あるいは緊急時即戦力として対応出来るか否か、という事である

尚、緊急時には『有事』も含むからな、国立大卒なんだから当然、とも言われて、己の命の使い方も本気で考える羽目になった。

11:据わった目で『国益』という単語が出た時に、九州女性の腹の括り具合怖ェ、って思いました(感想文)。尚、両親は特定の党も支持していなければ、右の話も左の話もした事が無かったので、余計ビビりった

試みた細やかなる反論と、切り捨てられた回答

・私よりも成績の悪い医者が生まれるかもしれない(※12

→最低限の国資を通った以上、四十歳半ばで辞める優秀な医者よりも、定年まで働く普通医者の方が国益に勝る

看護師女性が大半だけど回ってる

→総数比を考えろ。数が少ないという事は、医師一人に対しての負担看護師比率分だけ上がると自覚しろ

別に定時で帰れる様な小さな病院に勤めれば良くない?例えばアルバイト医師(※13)とかさぁ

→甘 え ん な 阿 呆 (※14)

12自分がドベの成績で国試に受かるかもしれない、という思考を持たない愚かな小娘の僅かばかりの抵抗

※13:その当時、我が家の父は副業で日勤のアルバイト医師もしていたのでそういう発想に至ったのだが、若い頃はアルバイト医師として当直ばっかりしていた為、余計家に帰って来れなかったそうである。そりゃ人が居ない時間を埋める為のアルバイトであるんだから当然である

※14:地雷を踏んだ

終始大半を黙っている父親と、それを取り巻く家族の話

さて、以上の話は全て母親が話をした。

父親はずーっと『そうだぞ』とか『お母さんの言う通りだ』とか、合いの手しか入れなかった。

口下手、というのもあるが、彼は『父親ではない』というのが大きな理由である

一行で起こったこ矛盾であるが、彼は『生物学上における父親であるが『家族構築関係上における父親』でない、という人なのである

私が幼い頃、まだ医局という所は随分と力があり、若手医師の勤務先は医局の鶴の一存で決まる様なレベルであった。ペーペー医師である父は一週間の大半は家にいなかったし、弟は帰ってきた父親父親だと理解出来ず、抱かれた瞬間火の点いた様に泣いた、という古典的エピソードである程、家に帰ってこなかった。

ペーペーを脱しても主流医師でない(※15)父は、時には単身赴任も交えながら、随分と家から遠いあちらこちらの病院転々としていた。

結局、父親我が家根城に出来る様になる頃(※16)には子供達は反抗期を迎え、ちっとも父親として接していなかった父親は、子供とどんな話をして良いのか分からない、という状態に陥っていた、そんな時期がこの事件の頃合いである。

所謂、『仕事人間家族と関わって来なかったお父さんが定年を迎え、家族との接し方が分からない』という状態になっていた為、結果娘に何と言えば良いのか分からなかった、というやつである

彼がそうなった原因の一つに『田舎医者が少ない』という点がある。

圧倒的に『全体数が足りて無い』が故に、『一人当たりの当直数が多く』なり、またそういう人数が少ない病院ばかり転々としていた(※17)のも相まって、父親はいだって住まい病院です』みたいな生活を送っていた(※18)。

たまに家に帰って来て『今日はお父さんが帰ってきたから、家族四人で外食に行こう!』となっても、たった二時間もしない食事最後に彼のポケベル(※19)がけたたましく鳴り、家族団らんが解散になった事は数えきれない程あった(※20)。

当然、盆暮れ正月関係無く、少なくとも我が家帰省冠婚葬祭も含め父親を交えて一泊二日以上の旅行に行った事が無い(※21)。

そういう訳で、我が家は常に『母子家庭』と同等であった。何せ基本的家族行事に、父親はいだって居ないのである入学式卒業式も発表会も、父親がいた記憶が無い。

幸いにして母親専業主婦ではあったが、代わりに田舎ならではの『旦那(=増田父親実家の面倒』を見るという仕事はあり、最近流行り(?)のワンオペを当時より当然の如く強いられてきた。

別段その事については特に思う事は無かったそう(※22)だが、そういう母を間近に見ていながら『私の仕事の穴を他の人が埋めてくれれば良くない~?』みたいなニュアンス発言を娘が行った(※23)のは、流石に看過出来なかったらしい。

という事で、此処からは若干説経と、あと当初の想定通り偏差値について幾ばくかの説経が入ったので、ここで一端幕を降ろす。

※15:と父親本人が言っていた。本当の所は知らない

※16:医局の力が弱くなってきた事と、勤務先について本人の希望を汲んで貰える程度には中流層に入った頃合い

17:「していた」のか「させられていた」のかは、今はもう分からない

※18:一度だけ父がインフルエンザに罹った時に、『入院していい?』と聞いたら、師長さんに『(いつも病院生活してるんだから、)病気先生の面倒まで見たくありません』と断られ、そのまま家にいた母親に迎えの要請電話が来た(実話)

※19:少なくとも、私が小学校を上がる頃まではポケベルが主流であった

20とある店に行くと、なぜか謀った様に毎回毎回鳴るので、仕舞いには弟と『今日ポケベルが鳴るか鳴らないか』という賭け事(掛け金:翌日のオヤツ)をやっていた(※現金の絡む賭博行為違法です)

※21:いわんや海外旅行をや

※22:父と結婚するにあたり、ワンオペ育児を行う事になると重々言い含められ、了承の上の結婚だった、と後に語る

23自分の穴埋めをしてくれる人(=他の医師)を全力でバックアップする人間(=その医師家族)に対して軽視し過ぎであり、礼を失した態度である、というお怒り

後日談

その後、別日ではあったが、もう一度話をされた。

その時に言われたのは、

増田が本当に医者になりたくて且つ子供も欲しいなら、孫(=増田の子供(※24))が一人で留守番が出来る年齢になるまでは私がフォローする。私の体力が追いつかなくなったらシッター代も出す。だからそれも踏まえた上で、自分が『医者』になりたいのか、『母親』になりたいのか考えろ

・ただし、その場合増田就職は(地元)県一択になるだろうから、そこを前提に考えろ

田舎から出ていきたいと思うなら、専業主夫になってくれる男性結婚か、或いは子供を持たない夫婦二人暮らし選択する事になるが、家事労働を金で買うかのどれかだが、そういう考えに賛同してくれる相手は数が少ないと心得よ

医者になる幸せと、(増田)の人生幸せ(※25)と、よく考えてから志望校は決めなさい

そういう話をされ、『そこまでして医者になりたいか?』と考えた結果、以降増田志望校から医学部名前を書かなくなった。

24:結果として、母親の想定年齢を超えても増田は一人身だし当然の様に孫も産んで無い為、このくだりを書きながら無駄な気苦労をさせてすまない…、という気持ちで一杯である

※25:生活力の無さを見抜かれた上での発言であり、別に子供を産むことを推奨はしていない。30歳を超えたある日、電話口で母に『孫いなくてごめん』と謝ったら『子供なんて、居たら居た形の幸せがあるし、居なきゃ居ない形の幸せがあるんだから比較も出来ないし、(母)に謝る事ではない』と叱られた。本当にすみません

第一声について

此処まで書いてこんな事を言っても信じて貰えないだろうが、別段増田は『女性医者になるな』と主張したい訳ではない。

ただ、医者になりたいのであれば『自分が誰に投資をされたのか』という事を忘れないで欲しいし、その投資に対して最低限ペイをする気が最初から無いならば、その道は他に譲ってくれないだろうか。(或いは、現場医師ではなく、研究職といったルート選択するとか、兎角ペイを出来る道筋を立てて欲しい)

そして、医者の総数が少ない以上、途中で辞めてしまう優秀な医師よりも定年まで働いてくれる平々凡々な医師の方が有難い、と思う程に、医師の少ない地域があるのだ、という事実に少しで良いから目を向けて欲しい。

産休・育休をしても尚女性医師が長く働ける職場を、と言うならば、お互い様精神で、男性医師だって同じ様に休ませて欲しい。女性医師休みは認めろと声高に叫ぶならば、同じ様に男性医師にも同じ期間だけ育休を取得する権利を声高に叫んでくれ。

女性妊娠出産するから優遇されて当然でしょ!』ではなく、女性であろうが男性であろうが同じ様に当直を行い同じ様に休みを取り同じ様に昇給して同じ様に家族との時間を持てる様にと主張して欲しいだけである

が、現状、当然比較論ではあるが妊娠出産を機に投資に見合ったペイもせぬまま医者を辞める女性は多く、その穴埋めを男性医師が当然の如く行っている以上、男性下駄を履かせたり、女性を少なく取ったりしたって『当然だよなぁ』と思うのである

少なくとも、医者になりたいし母親にもなりたいの!と思うならば、実家フォローパートナーフォロー(※26)/民間(例:シッター)のフォローなど、両立出来るだけの道筋を立てられるかどうかを、一度考えてみて欲しい。

※26:我が家場合は『奥さんに丸投げ=パートナーフォロー』なので、真面目に女医を成立させるならで自分の代わりに家庭を全て回してくれる人を探す案をおすすめしたいし、現状それで男性医師の家庭は回っているのだから女性医師が真似ても上手く回る例なのでは?と本気で思っている

当該の迫害されている女性医者(或いは医学部志願女性)では無くて、けれど『女性差別だ!』と怒れる方へ

まずは一人一人が己の健康を顧みて、医師負担を減らす事で、医師仕事量の総数が減り、結果男女共に産休・育休を取りやすくする事を目指しませんか?

具体的には

・無茶なアルコール飲酒をしない(急性アル中患者を減らす)

・無茶な運転をしない(交通事故患者を減らす)

・日々歩く、と言った最低限の健康管理を行う(成人病リスクを下げる)

・(今のシーズンだと)熱中症予防をきちんと行う(急患の数も減らし、重篤熱中症患者を出さない)

予防接種を受ける(風疹騒ぎ、よもやお忘れではあるまいな…?)(※27)

健康診断を受ける(数年に一度脳ドッグオプションを付けたり、市町村区フォローしてくれるガン検診を受けたり、早期発見早期治療を目指す)

みたいな。

少なくとも、そういうフォローの仕方もあると思うので、ご一考頂ければ幸いです(※28)。

※27:予防接種については、医学的に受ける事も出来ない人(例:妊婦風疹ワクチン)もいるのだから、少なくとも飛沫感染・蚊を媒体にした血液感染系の予防接種医学的に問題が無いなら受けて欲しい。接触型感染である子宮頸がん、みたいな類のワクチン医師家族相談の上自己判断で良いと思うけど、少なくとも不可抗力他人うつしてしま可能性があるならば、皆で予防する、というのは基本的な事ではないか

28:これ、医者に限らず例えばサービス業に対しても同じだと思うのですが。と申し添えておく。お金も払わずサービスだけを求めるのを止めて、サービスに見合った対価を払うか、或いは対価を払いたくないのであればサービス求めないとか。まずは等価交換が基本でしょう?

おわりに

この間、実家に帰ったら父親にぼそりと『(増田)を医学部にやれば良かった』とか言われた。

オメェ、あの時散々反対したじゃねーかよ。と殴ろうかと思ったけどやめた。

属性医者』をようやく辞める事が出来た彼は、ようやく『属性父親』の練習を始めたばかりであり、目下家族との対話練習中なのであり、まだまだ足りない日本語(※29)をフォローし、行間を読む日々は続きそうである

※29:我が父は日本語も下手だし自力で読解出来ない文字を書く為、転々

2018-01-30

anond:20180130192456

インフルエンザの主な感染経路飛沫感染と接触感

よって飛沫感染を防ぐマスクと接触感染を防ぐ手洗いが有効

…って、別に専門医しか知らないような専門知識等ではなく

一般向けでも解説記事を山ほど見かける(特に今みたいに流行してるとニュースなんかでもよくやってる)程度には一般常識となってると思うが

ただインフル流行源は子供高齢者なので

やはり最大の理由予防接種義務でも定期でもないため接種率が低いことで、

「休まないおじさん」をやり玉に挙げるなら

「休まない子供(親が仕事休みたくないかインフル隠して登園・登校させるケースが多い)」の方がよっぽど影響強いと思う

2015-09-11

昨日「釣りタイトル」と騒がれたアルツハイマー病の記事について

http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150910/k10010224521000.html

私も昨今の釣りタイトルの多さには辟易しているが、この件は違うと思うので解説したい。

(私は医者研究者です。)

まず最初に、アルツハイマー病とアルツハイマー認知症は違う。

アルツハイマー病は、極めて稀な遺伝性疾患で若年性認知症を引き起こす。

映画私の頭の中の消しゴム」の主人公罹患した病気

原因はβアミロイドという異常タンパク質が膿の神経細胞に蓄積して細胞死を起こすことによる。

ゴミが溜まりすぎて死んじゃった状態。神経細胞がどんどん死んじゃうから認知症になる。

アルツハイマー認知症は、老人性認知症の約半数をしめるもので、

よくある病気というかむしろ正常な老化現象のひとつとも言える。

なぜアルツハイマー認知症と呼ばれるかというと、βアミロイドが脳の神経細胞に蓄積していて、

顕微鏡で見るとアルツハイマー病に似ているから。

クロイツフェルト・ヤコブ病狂牛病プリオン病と呼ばれ、異常プリオンが脳の神経細胞に蓄積して細胞死を起こす病気

正常プリオンは成体に必須大事分子で、用済みになると分解されるのだが、

異常プリオン分子のたたみ方が違うので分解できずに蓄積してしまう。

基本的には遺伝性代謝異常で起こる病気だけど、外来性に異常プリオンを多量に摂取することで遺伝性背景のない人でも発症する。

狂牛病クールー病のように異常プリオンを含むものを食べたり、

医原性ヤコブ病のようにヒト由来手術材料(脳の手術をした後に穴を塞いだりする)とか成長ホルモン投与などで起こる。

ここまでが基本的な背景。こっから本題の今回のニュース

アルツハイマー病は従来ではβアミロイドの合成・分解に関わる遺伝性代謝異常と考えられてきた。

しかしながら、このたび医原性ヤコブ病の脳を調べた結果、プリオンだけじゃなくてβアミロイドも蓄積されていた。

ということは、プリオンのみならずβアミロイドも、外来のものが蓄積する可能性があって、

から人へ伝搬されうる病気であることが示唆された。

間違えないでほしいのは、ヤコブ病でも認知症をきたすことは知られているが、今回の研究はその認知症の仕組みを探ったものではなくて、

あくまでもアルツハイマー病の原因となるβアミロイドの蓄積が顕微鏡的に認められたという現象論だということ。

「βアミロイドも人から人へ伝搬されうるよ」っていうのがもの凄いインパクトで、Natureに載るのもうなずけるぐらい凄い研究

ここでまた補足するけど、病原物質個体から個体に伝搬されることを感染定義する。

感染というと飛沫感染とか空気感染とか接触感染とかをイメージするかもしれないけど、ヒト材料による医原性感染も立派な感染だ。

したがって、上記の現象をまとめると、

アルツハイマー病の原因物質であるβアミロイドが、人から人に感染する可能性が示唆された」ということになる。

それをさらに要約して、「アルツハイマー病の原因物質から人に感染か」

というタイトルをつけるのは、医学的・生物学的に正しい表現だし、的外れでも大袈裟でもない。

意識と知性の高いはてブ民が、

バカがこのタイトルだけ読んだら『呆けた年寄りの近くに寄ったら自分も呆けちゃう』と勘違いして差別に繋がる」

なんてことを勝手危惧してNHKを叩くのは、余計なお世話だしパターナリズムじゃないか。

余談だが、昨年にアイスバケツチャレンジ話題となった筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因は、

TDP43という分子神経細胞に蓄積して細胞死をきたすことなので、もしかするとこれも感染性の可能性があるかもね。

2013-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20130603234139

同意

口というデバイスは一つしかいから、

話すというアウトプットと、食べ物を取りこむというインプットは同時にはできない。

お互いに干渉し合うから、非効率になったり、害にすらなる。

 ・口にものをほおばっていると発音が曖昧になる

 ・ものを飲み込むまで会話が中断される

 ・口にものがある状態でしゃべると、口の中を相手に見せる可能性がある

 ・酷い場合、口の中身が僅かながら飛ぶ

 ・相手の会話に応答するため、次の一口が食べられなくなる

 ・相手が飛沫感染する風邪などの場合、相手の飛沫が自分食べ物に落ち、それを取り入れることになる

 などなど

なのに世間では人と食事をすることが推奨されている。

何でだろうなあ。

2009-05-20

マスクの効果について

http://anond.hatelabo.jp/20090520182326

お前ら全員まとめて空気感染飛沫感染を混同しすぎ。

飛沫は咳をしたときとかに口から飛び出す小さな水しぶきで2メートルくらいしか飛ばない。

飛沫の水分が蒸発してウイルスだけになり(これを飛沫核という)、それが空中を漂うのが空気感染で、飛沫核は何メートルでも飛ぶから恐い。

空気感染する病気は、結核水疱瘡はしか、の3種類だけだ。他のウイルスは、飛沫核だけの状態で空気中を漂うことができない。

インフルエンザは原則的に飛沫感染。(なぜ「原則的に」と言ったかは後述)


で、マスクは、飛沫核はブロックできないが、飛沫はブロックしてくれる。(N95マスクなら飛沫核もブロックできるが、素人が正しく装着するのは難しい)

だから、インフルエンザ予防には一定の効果がある。

とりわけ、感染者が装着すると効果が大きい。感染者の喉から出てくるウイルスは、飛沫状になっているから。

もちろん、未感染者が予防のために装着した場合も、飛沫を吸い込むことを防止できる。なので、一定の予防効果がある。

ただし、ここでさっきの「原則的に」の話なんだが、インフルエンザウイルスは、「例外的に」飛沫核も飛んでしまい、空気感染することがある。

この場合、確かに飛沫核は未感染者のマスクをすり抜けてしまうわけだ。

といっても、メイン飛沫感染を防止してくれることは間違いないのだから、マスクに効果がないとは言えない。


まとめると、マスク使用は、

感染者が装着した場合、「かなり」効果がある。

感染者が装着した場合、「それなりに」効果がある。

どちらも100%ではないが、感染の可能性を低くできるなら低くしておいたほうがいいだろ?

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