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2021-06-07

市川市ヤバい

酒飲んでるとき雑談みたいなノリで、ニュース見てあそこの自治体ヤベえなwwwって指差しながら笑ってたら自分が住んでる自治体だった

ってぐらいのやつなんで市政批判とかの意図は無いけど、笑うに笑えない

~~~~

先週ぐらいに身内の雑談チャット都内年寄り以外のワクチンが始まりそうという話を聞いたので、自分が住んでる市川市(千葉県)はどうなのかと思ってニュース(千葉日報HP)を見てみたら

・<市川市長室にガラス張りシャワー問題災害時、市長女性職員が利用 会見で方針公表 平常時は「封印

 https://www.chibanippo.co.jp/news/national/797383

市川市長の事務所捜索 虚偽登記疑いで「秘書逮捕  公務口出し、市職員威圧

 http://www.chibanippo.co.jp/news/politics/797763

 

「こんな記事出てきても年寄り以外のワクチンの話出てこねえ」「就任当初から公用車を高級電気自動車にして揉めたりあった」みたいなことをチャットに書いたら

「絵に書いたような汚い小物権力者ムーブ」と返ってきて、これまでどんな小物権力者ムーブやらかしてきたのか検索することに。

 

・「市川市選挙」で検索しようとするとサジェストに「市川市選挙 やばい」って出てくる(※)

・↑でヒットした調べてみましたいかがでしたでしょうか系クソブログ都内の高級住宅地に住んて市川まで出勤してることが書いてある

市長個人wikipedia記事に本当に絵に書いたような汚い小物権力者ムーブについて書かれてたりきれいな左巻きのお方だった(知ってた)

千葉日報HP特集記事が組まれ

 話題市長はどんな人? 村越・市川市長の関連記事まとめ

 https://www.chibanippo.co.jp/news/national/798140

 

ほんと悪い意味話題に尽きない人だなと

他所の話なら笑って終わりだけど、ウチの話だから笑って終わらないんですよね

終わってくれるの待ってる以外なにもやってないけど

~~~~

市川市選挙

投票が行われて就任したのしたのは覚えていたのでなんとなく検索しようとしてた

詳しいことはWikipediaに書いてあるけど、ざっくりまとめるとこんな感じ

 民主系・共産自由社民(+地元左派)推薦の現在市長自民推薦の候補に僅差で勝ったけど有効票の25%割ったので再選挙

 ↓(1回目は面倒だったか投票行ってなかったけど、これやべえなって思って再選挙投票行った)

 再当選

 ↓

 即例の高級車問題

 

2017年市川市選挙 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/2017%E5%B9%B4%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E6%8C%99

 

他の候補の何人かは駅で朝立ちしてたけど今の市長がやってるとこ見たことなかった

2021-06-06

ティ

中野区中央は狭い敷地に同じような家が同じように建ち、みっしりと並んだ区画が続く。歩いているうちに自分がどこへ向かっているのかわからなくなる。東京住宅地はそんなものだといえばそうだが、中央と名乗るからには、もうすこし街らしい華やかさがあってもよさそうなものではないか? 中野区中央は、その種のにぎわいとは無縁な場所だった。

べつに好き好んで中央まで歩いて来たわけではない。職場の寺元さんがこの1週間ほど出勤せず、連絡もとれない。社長に渡された住所のメモ住宅地図のコピーを頼りに寺元さんの居所を探し、様子を探るよう、依頼を受けて来た。他に社員は私しかいなかったからそうなったわけだ。

ファート商会という会社私たち職場だった。本社中野にあり、放屁の気体用保存容器を製造販売している。このシリンダー状の容器に放屁を閉じこめておくと、どれほど時間が経っても、栓を開けさえすれば、気体が肛門を通って出てきた瞬間のフレッシュ臭気を嗅ぐことができる。このような器具にどれほどの需要があるものかと、最初私は半信半疑だった。が、細々と着実に注文が入り、会社は今まで生き延びてきた。

中野では誰もがその日を生き延びるのに精一杯だった。いちど中野駅で電車が止まれば、もう中野を出て行くことはできなかったからだ。

もう何年も前の話だ。夕方、私は仕事を終えて秋葉原から総武線に乗り、荻窪アパートへ帰ろうとしていた。電車中野で停まり、ドアが開いた。もともと中野での停車時間は不自然に長かった。新たに乗り込んでくる人はおらず、車内に放置された乗客は、列車が再び動き出すまで忍耐強く黙っているのが常だった。だがその日の停車時間は長すぎた。15分を過ぎた頃から、いらいらと外の様子をうかがったり、ホームへ降りたりする乗客が出はじめた。それでも列車は動く気配がなかった。30分が経過した頃、当駅で列車運行を終了する旨のアナウンスが流れ、乗客は全員が外に出された。それ以来、私たち中野暮らしている。

中野は孤絶している。東京の他の区からも、日本の他の地域から隔離されたままだ。新宿よりも西に向かう列車選択的にブロックするよう、政府からJR東日本命令があったとかいう噂だ。感染症拡散を防ぎ、テレワークの普及を急ぐためらしかった。通勤を控えるようにこれまでさんざん忠告したのだから都心通勤した輩はもう帰宅させなくてもよろしいというわけだ。だが噂は噂で、なぜ中野以西への鉄道運行が突然終了したのか、本当のことを知る人はいない。少なくとも中野はいないと思う。

中野で足止めされたら、人生中野でやり直すしかなかった(生き続けていくのであれば)。テレワークをしていなかった乗客は一瞬で路頭に迷った。中野で住みかを見つけ、仕事を見つけ、生活の糧を得ていくしかなかった。

練馬杉並新宿中野境界には有刺鉄線を張ったバリケードが設置され、高いコンクリート壁の建設が始まっていた。20小銃を抱えた警備隊が昼も夜もバリケードの前を行き来していた。こうした措置に抗議したり、やけを起こしたりして境界突入する人はときどきいたが、その場で「管理」され、戻ってくることはなかった。「管理」されたくなければ、望んで降りたわけでもない中野で生きていく他はなかった。

ファート商会は、中野へ流れ着いた人間で始めた会社だった。偶然に同じ場所居合わせた三人、空き家になっていた蔦だらけの木造家屋を見つけて寝泊まりしていた三人だった。私たちは手持ちの金を出し合って米を炊き、駅前広場で獲った鳩を焼いて共同生活を送った。放屁を保存するシリンダー型容器というアイディアを出したのは、社長の鬼澤さんだった。本人の話では、食品品質検査に使う精密機器会社に勤めていたそうで、その方面知識豊富だった。最初中国から大量に取り寄せたシリンダー小箱に詰め替えて転売していた(中野から移動はできなかったが郵便物は届いた)。仕入元と取引を重ねるうちに、小ロットでも自社ロゴマーク入りの製品を作ってもらえるようになった。

その頃には空き家相続人を名乗る人物から弁護士経由で文書が届いて、私たちは追い出された(急激な人口増加のため中野地価は上がったらしい)。駅近くの雑居ビルたまたま空きがあったのでそこに移り、事務所で共同生活をしながら放屁の保存容器を日本中に送り続けた。事務所とは名ばかりで、中国から届いた段ボール箱が積み重なる室内には洗濯物が下がり、夕食の豚肉を焼くにおいが漂っていた。

三人がそれぞれに部屋を借りて事務所から引越したのは、それからさら一年ほど経ってからだ。そうするだけの資金がようやくできた、そろそろ仕事プライベートを分けたい、当面は中野から出られる見込みがなさそうだ、といった思惑や妥協が交差した結果、私たちはそろって職住同一から職住近接の体制へ移行したのだった。

鬼澤さんに渡された地図コピーを見ても、寺元さんの住みかはさっぱりわからない。どの角を曲がっても同じような家並みばかりで、ときおり家の塀に貼ってある番地表示板だけが現在地を知る手がかりだった。ひと昔前までは、スマートフォン地図アプリを見れば迷わずにいろいろなところへ行けた。中野に閉じこめられてから、その類のアプリはなぜかいっさい起動しなくなった。だから中野住宅地図は貴重品になっていた。

何度も同じ所を行ったり来たりして、ようやく見つけた寺元さんの居宅は、路地の奥にあった。旗竿地というのか、家と家の間を通って行くと不意に現れる隙間がある。そこへはまりこむようにして古アパートが建っていた。鉄柵にかかるプラ板に、かすれた文字で「シャトーひまわり」と書いてある。柵のペンキはささくれ立った指の皮のように、いたるところから剥けて、露出した地金から赤錆が吹き出していた。一階の通路には落ち葉が吹き溜まり、繰り返し人が通った箇所では砕けて粉になっていた。各戸の前に置かれた洗濯機のカバーは、もとは水色だったらしいが、雨と埃をかぶり続けて黒くなっていた。

103号室には表札も呼び鈴もついていない。寺元さんの居所はここらしいが、本当にそうであることを示す手がかりはない。ドアをノックしたら全く無関係他人が出てきて、警戒心に満ちた視線を向けてくるかもしれない。そういう可能性を考えると、ドアをコツコツとやる力が自然に弱々しくなる。返事はない。中に人の気配があるのかどうかも分からない。洗濯機の上にはすりガラスの小窓がついているが、その奥で人影が動く様子もない。小声で名前を呼びながら再びノックしてもやはり返事はなかった。

寺元さんは出かけているのだろうか。あるいは先週あたりに部屋の中で倒れて誰にも気づかれず……不意にそんな想念にとりつかれたが、辺りは埃っぽい臭いがするだけだ。やはり出かけているのだろう。

その場を離れようとして歩き始めた瞬間、背後で音がした。振り返ると、寺元さんがドアの隙間から半分だけ身を乗り出し、こちらを見ていた。禿げ上がった丸顔はいつもより青白く、無精ひげの生えた頬がこけて見えた。「田村さん、なんで……ああ、そうか……まあ、ここじゃなんなので、どうぞ……」

「散らかってるけど」

といいながら寺元さんは私を部屋に招き入れたが、中は私の部屋よりもきれいに片づいていた。ローテーブルの上にはA4サイズポスターみたいなものが散らばっていた。猫の写真の下に黄色い枠が印刷してあり、「さがしています」という文字が見えた。

「先週から急にいなくなっちゃってね、ずっと探してたんだけど……」

猫を飼いはじめたと寺元さんが言ったのは半年ぐらい前だったかランチの時に写真を見せてきたのを覚えている。たしか、ニティンとかい名前だった。額の毛が富士山のような形に、白と黒に分かれている猫だ。

「この近所では、見つからない感じ?」

毎日そこらじゅうの路地に入って見て、電柱ポスターも貼ったんだけどね。今のところ手がかりはなくて……」

寺元さんは俯いたままTVリモコンをいじくり回していた。目の下にできた隈が濃かった。

中野では孤独死が増えているらしい。突然にそれまでの生活人間関係から切り離され、中野に閉じこめられた人々が、生き残りをかけてあがき続け、一息ついたあとに待っていたものは、容赦のない孤絶だったというわけだ。

職場への連絡も忘れ、一週間にわたって捜索を続けていた寺元さんと猫との個人的な結びつきは、どれほどのものだったのだろう。そして突然に去られたと知ったときの衝撃は……いや、仕事を忘れていたのではなくて、猫を探すために休むと言えなかったから、連絡できなかったのかもしれない。猫の存在が、どれほど寺元さんの柔らかいところに入り込んでいたか、誰にも知られたくなかったから、中野ではそれなりに気心が知れているはずの私たちにも、失踪事件とそれがもたらした内面緊急事態について、口を閉ざしていたのではないだろうか……

「鬼澤さんには、寺元さんが体調崩して寝込んでたとか言っておくので、ニティンの捜索、続けてください」

「気遣わせちゃって、ごめん。僕の方からも、後で連絡入れておこうと思うから……」

寺元さんはアルミサッシを静かに開け、冷蔵庫から麦茶を出した。梅雨時の空気で蒸し暑くなり始めた部屋にかすかな風が入ってきた。窓の外に見えるのは隣家の壁ばかりで、申し訳程度についたコンクリート製のバルコニーの下には、古い落ち葉が厚く積もっていた。その隙間に何か、木の根か、古い革製品のような、黒に近い焦げ茶色のものが突き出ている。表面には緑の苔か黴のようなものが吹いて、時折、びくり、びくりと脈動しているように見える。

「寺元さん、そこに、何かいるみたいなんだけど」

「ああ、それ、引っ越してきたときからずっとそこにあって……え、動いてる?」

その「何か」の動きはしだいに大きくなり、周辺の落ち葉がめくれて露出した土には蚯蚓や百足が這っていた。そこに埋まっていた朽木のようなものは、地表面に見えていた一部分よりもはるかに大きかった。それは蛹のように蠕動しながら室内へどたりと入ってきた。麦茶のグラスが倒れ、中身がフローリングの上に広がった。

その「何か」は動き続けるうちに表皮が剥がれて、琥珀色をしたカブトムシの蛹的なものが姿を現した。痙攣的な動きはしだいにゆっくりと、動物らしい所作が読みとれるようなものになってきた。やがて内側から被膜が裂け、現れたのは肌だった。真白なその表面へしだいに赤みが差してきた。寝袋のように床へ残された被膜から、人型をしたものが起きあがる。

それは姉だった。間違いなく姉だった。17歳の夏の夕方高校の帰り道、自転車ごと、農道のどこかで消えた姉。警察が公開捜査に踏み切り、全国の交番写真が貼り出されても、けっして戻ってくることのなかった姉。落ち着いたピンク色のフレンチスリーブワンピースを着て、薔薇色の頬に薄い唇と切れ長の眼が微笑み、当時の面影はそのままに、だが記憶の中の姉よりもはるか大人びた姉が私を見ていた。

「背、伸びたじゃん」

といいながら姉が私の腕に触れた瞬間、思わず涙がこぼれた。

「そうか、田村さんのお姉さんだったのか。だからずっとそこに……」

寺元さんは何か遠く、眩しいものを見るような目で、姉と私を見ていた。

「ニティンくん、きっと戻ってきますよ」

姉は寺元さんに微笑みかけながらも決然と言った。寺元さんは照れくささと寂しさの入り交じったような顔で笑った。が、不意に真顔に戻った。

「待って。聞こえる……ニティン、ニティン!」

というが早いか、寺元さんは部屋から駆けだしていった。

かすかに、猫の鳴き声のような音が聞こえる。涼しい夕方空気が窓から入ってくる。

「もうすぐディオニュソスお祭りだね」

どこか遠いところを見ながら姉が言う。

「もうそんな季節か」

中野ディオニューシアまつりは毎年初夏に行われる。今年もたくさんの供物を捧げた行列が、狂乱状態の男女が、鍋屋横町を練り歩くのだろう。中野で過ごす何度目の夏になるだろう。いつの間にか、夏の風物詩を繰り返す季節の一部として、中野で受け入れつつある私がいた。

2021-06-05

anond:20210605224323

舞台横浜磯子区の小洒落住宅地なんでしょ。実は磯子区の小洒落住宅地って限られるし(近接区でも、中区金沢区ならわかる、青葉区都筑区は海がないので横浜とは認められない)、地元なのでそのうち見たいなと思ってはいる。

2021-06-02

邪魔だなあと思うけれど

出退勤時間(8:00-9:00、17:00-18:00)に犬のお散歩させてる飼い主さんは、もうそ時間帯を避けてお散歩は出来ないのかな?

通学路にもなっている住宅地を徒歩通勤してるんで、学生会社員に混じって歩くんだけども、その時間に犬の散歩は正直邪魔だなあと思ってしまう。

そこそこ距離があっても、マーキングやら縄張り確認?で都度止まる犬のほうが遅いのでこちらが追いついてしまう。

そこで犬が満足するまで嗅がせたりマーキングさせる飼い主はいいんだけども、問題は背後から迫る人間に追い抜かれたくないと犬のリードを引っ張ってストップアンドゴーを繰り返す飼い主。

なぜだ? なぜ犬がフゴフゴしてる間に止まって待ってくれない?

何度も追いつきそうになり、その度にチラチラと振り返りこちらを伺いながら犬のリードを引っ張り追い抜かれまいと歩き出す飼い主。行き先同じなので付いて行く自分

別れるまで嫌でも視界に入り意識してしまうなんとも気まずいあの空気

自分貴方も気まずいでしょうに~

帰宅して愛犬にせがまれ散歩に出掛けているのだろうか?

他の飼い主と出会うために人の多い時間帯を選んでいるのだろうか?

仕事で遅くなった時(19:00~)はさっぱり居ないんだよね。

皆が皆9:00-17:00くらいの時間帯に仕事してるわけではないし、自分の思いは心底自分勝手だなあとは思うんだけど…

2021-05-15

[]anond:20210514150728

挨拶がコラァ!だったおじさんの話

私の地元地方都市都市部から1時間ほどかかる、まあそこそこの田舎町で、住宅地を少し外れると田んぼ放置された畑が広がっているような土地柄だった。田舎特有の濃い人間関係や噂話は大嫌いだったが、むせ返るほどの草木の緑や、稲穂金色に輝いて風に揺れる様を見るのが好きだった。

私の実家周辺は1人の地主土地を抱えており、そこの地主コンクリートミキサー車の運転手と、稲作農家兼業農家だった。父の古い知り合いで、安く土地を譲ってもらったと聞いた。丘の上で見晴らしの良い実家家族は全員気に入っていて、仕事のことや人間関係の面倒ささえなければ、今でも私はその周辺の土地に家を建てたいくらいだ。

土地を買った時私はまだ幼かったので、地主のおじさんのことを、私は「タロのおじさん」と呼んでいた。タロというのは、地主の家で飼われている犬の名前である。このタロのおじさんというのが中々にファンキーな親父で、幼い頃から度肝を抜かれてきた。

まず、小学校からの帰り道、農道ぼんやりしながらひとりで帰っていると、後ろから「コラァ!!」と声がする。「コラァ」なんて可愛いもんじゃなかったかもしれない。「グォラアア!!」とか、そのくらいの勢いがあった。気がついたら後ろに馬鹿かいコンクリートミキサー車があり(移動音に気づかなかった私も大概だが)、その窓から、タロのおじさんが強面でニヤついている。なおこれが彼の精一杯の笑顔である。いつも目は笑ってない。

「なんしよっとかぁああ!!帰りよっとかあ!!」

乗っていくかぁあ!と続いたので、私は大慌てで首をブンブン振って走って逃げた。

タロのおじさんは近所の至る所に出没した。しかし必ず声かけ大音量の「コラァ!!」だった。至極ビビりで大人しい性格だった私はその度に心臓を震え上がらせた。タロのおじさんは大抵、ミキサー車軽トラトラクターに乗っており、腰に鎌を携え、作業着肌着に麦わら帽子かぶっていた。考えてみてほしい。ビビリの小学生女子がそんな戦車に乗ったモンスターの様な佇まいの親父に毎度コラコラ言われるさまを。第一、何も悪いことなどしてないのに、何故コラから入るのだろう?普通こんにちは、とかじゃないのか?と幼心に理不尽を感じ、タロのおじさんに会うとすぐ逃げまくっていた。

タロのおじさんは私の実家にも時々出没した。

気がつくと、大きな梯子と枝切り鋏を抱えてやってきて、庭木の剪定をしているのだ。

「庭木が伸びきっとるのが下の道から見えたけぇ切っちゃっとるぞ!!」

母と私はザクザクと切られていく庭木を唖然として眺めていた。帰ってきた父が、若干ハゲになった庭木と庭に散らばった切られた枝葉(ちなみに片付けはしない)を見て驚いている。

それから、父が頼んだわけでも、もちろん母が頼んだわけでもないのに、タロのおじさんは嵐のようにやってきて、勝手剪定していった。今やったら住居不法侵入罪とかの結構重めの罪になるのでは?と思う。でもタロのおじさんは純粋に親切でやっていたのだと、今なら多少無理矢理だがわかる気がする。

そう、タロのおじさんは基本的にめちゃくちゃアクティブな善人だったのだ。

付近の山に害獣の猪がでれば罠を仕掛けて仕留めるし、子供を見れば怖がられても声をかけて様子を見ているし、隣の土地雑草田畑の世話をし、犬も猫も鶏も沢山飼って可愛がっていた。

あの土地のことが好きだったのだろうと思う。多分私も、その一部だったのだ。

今、私は母親として都市と言われる場所暮らしていて、地域の人との関わりといえば本当に限定的ものしかないし、そんなおせっかいすぎるほどおせっかいなおじさんやおばさんは居ない。上品で物腰の柔らかい、決して私たち家族に深入りをしない、好ましい距離のとりかたを分かっている人達ばかりだ。田舎者の私はその上品さにたじろぎながら、ここでの人との接し方を学んでいるところだ。

別にタロのおじさんみたいな人になりたいわけじゃないし、私の娘がタロのおじさんみたいな人に会って、「コラァ!」と声をかけられたら、絶対警察に連絡する。絶対にだ。

それでも、タロのおじさんのことが時々懐かしくなる。あの乱暴おせっかいが懐かしくなる。

タロのおじさんは、マムシに3回噛まれて呆気なく死んでしまった。だから最期に会ったのは、初盆遺影の前。天国でもミキサー車で乗りつけて、乱暴おせっかいを焼いているのだろう。

また会う日まで、タロのおじさん。

2021-05-12

anond:20210512132304

ニシキヘビが逃げたのは東戸塚駅西側の山近く

舞岡公園戸塚駅東側の一山越えてその先

途中はみっしり住宅地からなかなかそこまで移動はできまいよ

2021-05-10

学生街のなかの住宅地に住んでいる。

徒歩30分以内にある学校

保育園 3以上

幼稚園 3以上

小学校 3以上

中学校 3以上

養護学校 1

共学中高一貫 1

共学高校 3

女子高 3

大学 4

春になるとここに通う女の子たちの露出度いっきに上がる。休日平日にかかわらず朝から晩までホットパンツミニスカート女の子たちがわんさかで、歩いていても自転車に乗っていてもそこいらじゅうかっこいいふとももときれいな脚だらけ。ミニスカート、ゆるめのホットパンツ自転車に乗る彼女たちを正面から見たら、あたりまえのように鼠蹊部もパンティーもふつうに見えてしまう。そして彼女たちはつぎつぎにやってくる。しょうじき目のやり場に困る。目を伏せて歩く、ぜったい見ていないとわかるようそっぽを向いてガン無視する。すれ違いそうになると用もないのに道を曲がる、追いつきそうになると立ち止まる。はっきりいっていい迷惑なんだよな。みんなほんとにきれいだけどさ。

いちばんいやなのは女の子の顔やスタイルや脚や下着ランク付けをしている自分に気づくこと。

2021-04-27

anond:20210426211800

本当に隣の家か?

→隣接するアパート。周囲は住宅地

17時か18時には工事が終わるものだと思っていたのだけど、

昨日は21時まで何かの機材を回すような、低いモーター音が響いていた。

ちょっと荒っぽい業者だと思っている。

2021-04-26

隣の古いアパートが取り壊されている。

ごうんごうん機械が動いてる。

水を流してるみたい。

騒音振動がつらい。

もう夜の8時30分なんだけど、まだ止める気配はない。

ここ、住宅地だよ?

2021-04-12

日本の衰退を体感する方法

なんだろう。

子どものころの買い物スポットを歩いてみることを思いついたけどもうなかった。

友達が住んでた住宅地を歩いてみることかもしれないな。

塗り替えられてない古い家が立ち並んでて、おそらく住んでるのは老人ばかりなのだろう。

2021-04-10

anond:20210410212917

大前提として、都市部でも都市ガス引けないところがあることは理解してるか

地下を掘らなければならない都合上、地下掘削の許可地権者から出ない場合はたとえ駅から5分住宅地でも都市ガスを敷設できない

さびさに外に出たら、酔っぱらいグループが沢山いた話。

昨晩、22時を過ぎてからコンビニ飯でも買うかと外に出た。

家は都内住宅地だが駅の近くはそれなりに栄えている。

よく街を見てみると、チェーン系はその時間でも店を開けていて「テイクアウトなら注文できます」とのこと。

ありがたい。コロナ飲食店時短営業になってからというものコンビニ弁当ばかりだったのだ。

しかし、よく見ると路面の大きめの居酒屋から22時過ぎてもワイワイガヤガヤと酔っぱらいの歓談の声が聞こえる。

「えっ、いまって22時過ぎでも酒の提供してる?」

と、駅の飲み屋がある通りを覗いてみると、多くは閉まっているが何軒かの店は開いていて、酔っぱらいグループが大きな声を出して楽しそうに歩いている。

一番衝撃だったのが、そのグループが「もう一軒行きてえなあ」と言っているのに居酒屋の呼び込みが「これからでも入れるお店をご案内できますよ」と言っていたことだ。

私の家のある駅は歌舞伎町のある新宿などと違い、そこまでの大きな繁華街ではない。

ちょっと駅前に小さな繁華街がある住宅地メインの駅だ。そんな駅ですらこんな状況なのかと驚いた。

ずっとリモート生活をして、仕事で人と会うとしても席をずらしてお互いマスクをしての会話しかしていない。他の人との食事はほぼしていない。

でも、もうこれは仕方ないのかもしれない。

おそらくそれなりに感染対策意識が高い私の周りでも「仲の良い人たち同士なら」と食事を誘い合うのを見かけることも増えてきた。

その油断の反面、身の回り家族感染していたとか同僚が感染していたくらいの話は日常茶飯事だ。

感染対策意識が高いと思われる私の周りでも、そんな感じで油断してきているのだから飲食店も多くの普通の人たちも長引く感染対策に「そろそろもう良いでしょ」という気持ちなんだろう。

これは止まらない気がする。

東京都の7日間の移動平均による感染者数は400人強。

こんな単純な話ではないが、感染者数の多い東京人口推計1400万人日あたり0.002%のガチャ毎日引いてると考えたら「飲みにいっても当たらない方が圧倒多数」なんだから「月に2、3回くらい飲みに行ってるけど感染しない」と思ってもそれはそうだろうなと思える話だ。

当然、そう思う人の割合高まると急速にガチャの「当選率」が高まるし、飲みに行ったらSSR当選確率10キャンペーンくらいにはなるだろう(数字適当)。

指数関数的に感染数が増えてガチャの「当選率」が100倍に高まったとしても、いまの0.002%から0.2%になるだけだから感染しない方が多数派だ。

感染力は低いという話をしてのではない。逆に、めちゃめちゃ強力な感染力をもっている新型コロナウイルスをこんな程度で抑えきれるわけがないという話をしている。

この話を友人にしたら「そりゃ、開いてる店には客が来るんだから給付金を貰わずに稼ぐぞっていう経営判断でしょ」とのこと。

都市ではなく店単体で見たらそれはそうか。「確率論」だけで言ったら稼いだ方がいいもんな。

でもそんな話じゃないような……

飲食店時短対策はかなり強力に効いている。「意味ない」なんて言う人が一定数いるが、効果なのは感染の増減を見れば明らかだ。

しかし、こんな緩やかなじ対策を何度もしているうちに街はもう我慢に耐えきれなくなっている。次の波はかなり大きくなりそうだ。

吉野家が22時過ぎでもテイクアウトさせてくれたので、最高だった。

ねぎ山椒牛丼が最高なのでみんな食べたらいいよ。

2021-04-07

anond:20210407002653

都内住宅地街でも結構な頻度で教会あって

耶蘇教はほんと儲けてやがるなクソ

と腹立たしくなる。

2021-02-24

anond:20210224204121

銀行内に銀行員と犯人しかいなくて、銀行の外から自分けが犯行を目撃していたとして、

それを通報しないで銀行員が射殺されて犯人にまんまと逃走されたときどう思うかではないだろうか

法的責任はないけど、社会的通念では通報義務はあるのでは

犯罪者からすると、痴漢とかもそうだけど、周囲はどうせビビって通報しない、

日本社会ではみんな見てみぬふりをする、という犯罪者側の安心感に繋がるだけで、

そういった見て見ぬふりが積もり積もって近所の治安を悪くするというのはあると思う

イジメという言葉遊び問題で、やってることは恐喝暴力虐待行為なのだから

近所の家から子供悲鳴が聴こえてきても、見て見ぬふりをして通報せず、虐待されて子供死ぬか、

それとも勘違いだとしても通報するか、近隣住民と話し合うか、という違いはあると思う

イジメを見て見ぬふりをするというのは、社会的な結束、拘束が良くも悪くも失われる現代とも似ている

誰もが犯罪行為を目の前で見ていながら見過ごす社会というのは、犯罪者にとって非常に都合がよく、

いつかその刃は見て見ぬふりをしている自分にも襲いかかるものだという想像力が欠如している

信号みんなで渡ればと同じであり、そうなれば富裕層けが壁の中の住宅地に住むのも当然であろう

最終的には安全お金で買うしかなくなるからである

そんな米国中国みたいな社会日本をこれ以上したいのかどうかである

誰もが他人トラブルに関わりたくない気持ちは分かる

自分もそう思うだろう

しかし、今日被害者は目の前の他人でも、明日被害者自分かもしれないのだ

そんな組織社会で人々が安心して暮らせるだろうか?

2021-02-23

anond:20210223081858

うちの地元に関して言えば無理だな

平地がないか

地下鉄というか新交通システムがそれでモロ失敗してる

駅を作ったところで住宅地はそのだいぶ上で、下手すりゃ坂道上って歩くのに30分かかったりするんだから

自家用車か上の停留所まで来てくれるバスがある限り、駅があったってあまり意味がない

2021-02-20

anond:20210219201256

大概の県には「天下の○○高」「○○高生にあらずんば人にあらず」と称されるようなトップ校(旧制一中を前身もつことが多い)があって、地域政財界に強力な高校閥を作っていることが多い

子供がそうした高校卒業すると、地域でのエスタブリッシュメント資格を得ることになる(もちろん十分条件ではない)

また地方でも周囲より地価の高い住宅地があって、その地域小学校中学校は落ち着いた環境で成績も優秀だ(大都市圏以外では新興の「高級住宅地」は避けた方がいいかもしれない。城下町だと昔は武家屋敷街だったりする)

そうした地域民度が高く文化的程度の高い家庭が多い

江戸明治から続く階層社会の名残は地方ほど色濃く残っており、上級土地に住んでトップ校に子供を通わせることによって、上質な友人を作り文化資産を身につける可能性がでてくる

大都市圏でなければ、トップから東大いったりしたら地元役所地銀での出世は期待できるし、政治家だって夢ではない

リベラル的な価値観からすると気持ち悪く感じるかもしれないけど、地方左翼に傾倒してもいいことはあまりない

2021-02-14

anond:20210214113604

富裕層は低層マンションを選ぶ人が多い。例えば高級住宅地のあの界隈とか。

郊外住宅地のどこかで犬が鳴いて

それに呼応するかのようにあちこちの犬も鳴き出す

あれ好き

2021-02-13

anond:20210213221606

それが、カウンター並んでるときに見てる範囲では、そんなに横暴な利用者がいるとか「多い」とかいう感じもしないんだよね。

まあその職員の方の一日をみてるわけでもないんだけど。

ただ、たしかに、その都心図書館は客層のバリエーションが多くて対応大変そうな気はするかも。

都心だと近隣住民ばかり来る感じじゃなくて、仕事学校でそこに来てるいろんな利用者がいて、おそらく働いている人の方も、いろんな場所から来てる人だろうし。

ちょっと離れて住宅地武蔵野市とか)だと近隣の住民が基本来るせいか(?)コミュニケーションに安定感あるしなあとか。わかんないけど。

2021-02-03

anond:20210203133324

補足しとくと公立すべてがダメなわけじゃない

大学に行って高級住宅地地域公立に行った同級生は明らかに私立の私より良い教育受けてた

公立ガチャに外れた時に私立という選択肢がないと詰むんだよ

地元デカ企業からクレームが入ったのか、最近は色々手を入れて最近ものすごく良くなったらしいけど、中学が悪すぎてその企業に勤めてる人たちは他所自治体に住んで遠方通勤してたくらいだから

2021-02-01

図書館を利用する人たちへ

私は住宅地にある公共図書館に勤める新米司書だ。

昨年の緊急事態宣言では全国の図書館が閉館していたが、今年は時短はあれど開いている所も多いようだ。かくいう私も利用者の絶えることない小さな図書館今日も働いている。

よくTwitterでは喋らないか感染リスクは低い、受験生の居場所を奪うな等々色々書かれているが、正直そんなことはないと思う。まずカウンターに来て利用者職員も話さないなんてことは有り得ない。そんな接客をしたらクレームものだ。そもそもレファレンスというサービスがある時点で喋らないというのは到底不可能なのである図書館は本を貸し出せばいいという場所ではない。図書収集管理し、誰もが平等教養を得ることの出来る場でなければならないのだ。予約受取りのみにしている図書館もあるようだが、それでは図書館本来の役目を果たしているとは言えないのじゃないだろうか。

受験生の居場所という意見もだ。確かにゆっくり勉強することが可能環境図書館くらいしかないという言い分も理解は出来る。ただし、それは学習室やワーキングスペースの設けられている図書館に限る話だ。閲覧席は本来図書館に置いてある本を読む場所であり、宿題勉強をする場所ではない。何回でも言おう、閲覧席は勉強をするための机ではなく読書をするための席だ。

図書館インフラだと思っている。お金が無くても目が見えなくても家が無くても、誰もが読書を楽しむことが、知識を得ることが出来る。それは閉めていいものではないし、現在業務委託低賃金運営を許していてはいけない大切な場所なのだ。けれど、不特定多数が触れる本を、職員との対話を経て手に取る図書館が、どんなに対策をしていたとしても決して感染リスクの低い場所ではないということ。そしてそこは本と人を繋げる場所であって、ワークスペースではないということをよく覚えておいて欲しい。

身バレが怖くて匿名掲示板に書き込んでみたところで、ただの愚痴しかならないけれど。誰かの目に留まり、少しでも図書館の利用について考えてもらえると嬉しい。

2021-01-31

anond:20210131165321

追加。こういうやつって尼崎の半分は西日本有数の高級住宅地ってこと本気で知らなそうなんだよな

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202101/0014044562.shtml

dd369 コロナ関係無く尼崎日常じゃないの。(←偏見

anond:20210131122416

ペーパードライバーだけど郊外引っ越し

から30分歩く

在宅勤務が終わったら通勤時間で1日が終わるような生活サイクルになりそう

とりあえず電動自転車を買おうと思ってる

生活環境としては、まずは隣室の会話・生活が聞こえて気になる、ということはさすがになくなった

が、郊外とはいえ住宅地で両隣ともほんの1〜2メートル距離なので、生活環境が劇的に改善した、ということはない

マシになったのは確かだけど

2021-01-18

スタバでのマスク着用率

住宅街

緊急事態宣言中のため20時まで。大テーブル席はアクリル板あり。

5月みたいに、小テーブルに一人しか座れないような対策はなし。

客の殆どは車で来店。駅前の様に時間調整の客はおらず、わざわざスタバにやってきている。スーツ客なし。

60以下はパソコンを出して何かしている(会社支給っぽいPCが多い)。60以上は暇つぶしで来ている。

  

ノーマスクでの来店はゼロ

車の中でマスクして来店している。

 

・一人客だけ

客同志での会話はなし。

常連のお爺さんは、店の人と世間話

 

マスク上下に移動しながら飲んでる客は半分

世代的には、30代以下と60代以上がノーマスク

40から50代は飲む一瞬以外はマスク着用

 

・店内ノーマスク勢の方が不織布多し

店内でコーヒー飲む以外マスクするぐらい対策しているのに、ウレタンマスクが多いのは謎。

ウレタンマスク効果が低いのはガチで知られてないのか。

 

店員さんはウレタンマスク多し

 

都市部大企業に勤めるホワイトカラーが多そうな住宅地スタバなので、在宅勤務の影響でコロナ前より客はかなり増えている。

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