2016-09-12

君の名は。』ってただのエロゲなのでは(※ネタバレ有)

君の名は。』を観てきた。

一言感想を言おう。「あれはよくできたエロゲだ」

もう至るところで男の子の願望が大爆発なのである

まず瀧と三葉の身体が入れ替わって、瀧が真っ先にしたことは何か?

そう、三葉のオッパイを揉んだのである

そして、この「オッパイ揉み」は、瀧と三葉が入れ替わるたびの恒例行事となる。

「1日だけ女の子になって、女の子身体あんなことやこんなことをしてみたい」――これは健全な性欲を持った男の子には、非常によくある願望なのである男の子の願望が至る所で丸出しになっている映画、それが『君の名は。』だ。

次に、「口噛み酒」だ。シナリオによれば、巫女が米を口に含み、それに唾液を含ませまた吐き出して発酵させるという「日本最古の酒造方法」らしい。

なぜ「口噛み」である必要があるのか?

物語後半の重要なシーンで瀧がそれを飲むからである

好きな女の子の唾液を飲みたい――それもまた、健全な性欲を持った男子によくある願望なのだ

そして、黒寺先輩とのデートだ。

男子はこんな願望も持っているはずだ。

女性口説き落とす面倒な手間を全部省いておいしいところ(=デート)だけをすることはできないか――と。

それを実現してくれるのが三葉なのだ

女性の心を熟知した三葉が(そりゃそうだ、女の子なんだから)黒寺先輩といい関係を作ってくれる。

そしていざデート当日、三葉と瀧の身体はなぜか入れ替わらず、瀧は瀧のままでデートに行くのだ。

そして、物語クライマックス

男の子の願望のうち、もっともありふれたものは何か?

それは「女の子の命を救ってみたい」である

タイムリープしたり世界線がふたつ存在したり、良くできた演出にはなっているが、あの「隕石が落ちてくる糸守町の住民を助ける」というのは、瀧が「女の子の命を救いたい」という願望を叶えるためのシナリオなのだ

そもそも、なぜ瀧と三葉は惹かれあうのか?

ストーリーの設定によれば、突如して「入れ替わり」が起こるまではふたり赤の他人だったはずである

ただ「身体が入れ替わった」というだけで、あそこまで熱烈な恋愛感情を持つものだろうか?

女の子身体に生で手を触れたり(しか合法的に)、部屋を覗いたりしている内に、好きになってしまう、というのも男の子の行動パターンだ。

そして、自分が好きになった相手もまた、自分を好きになってくれる――これがエロゲでなくてなんだろうか?

黄昏時に、山頂で一瞬だけ瀧と三葉が出会うシーンがある。

そこで、ふたり重要情報交換をほとんどせずに、なぜか他愛もない雑談を始める。

そしてお互いの手のひらにマジック名前を書こうとした瞬間、時間切れになって、お互いがお互いの目の前から消えてしまう。

今後のことを考えるならば、何を差し置いても作戦会議名前の交換をするべきではないだろうか?

瀧は三葉の手のひらにマジック文字を書くことに成功するのだが、そこに書かれたのは名前ではなく「すきだ」の告白文字

そのせいで三葉は結局瀧の名前を思い出せなくなってしまう。

「男は理屈ものを言う、女は感情ものを言う」とか言ったのは誰ですか?

重要なシーンで理屈ではなく感情で行動を取ったのは瀧のほうではないですか?

しかし、お互いがお互いの名前を忘れるからこそ、最後のシーンが成立するのである

東京で再会を果たしたふたりは、第一声にこう言う。

君の名は。

まりこのタイトル自体エロゲ的な前提の下に成り立っているのである

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