2016-01-26

キムタクは正しいのではないかと思ったこと

現実世界の酒の席、及びユニークSNS方面では、逆張り野郎のそしりを受けるのを怖れ一切話題にしなかったが、やはりキムタク判断は正しいのではないかと思う。

そこらへんの世論シーソー的に、キムタク立場正当性もそのうち語られるだろうと思っていたが、どうにもタイムリープ説など明後日の方角に話が進んでしまったので、匿名の場に吐き出したいと思う。

女性マネージャーへの忘恩

これは確かに重要で、恩人への裏切りなど人非人と言われても仕方がない。

しかしながら、その個人への恩義と、SMAPという巨大なプロジェクトを支えた人々への恩義

女性マネージャーへの事務所による不遇と、SMAPが終わる、もしくは変質することから発生する、より多くの人々の不遇

それらを天秤にかけるだけでも、女性マネージャーへの忠義立ては難しいのではないかと想像する。

悪辣な芸能事務所への擦り寄り

ジャニーズ事務所のダーティーなイメージから悪徳芸能事務所vs孤高の敏腕マネージャーというような対立構図をイメージしがちだが、当然、社会人経済活動からまれた軋轢というものに、どちらかが絶対的正義などというものはありえない。

以下、週刊誌ネット記事を元にした想像に過ぎない。

 

私の実家は自営で小商いをやっており、もし彼女のような社員入社し良い成績を収めたなら、それはとても有り難い事なのだろうが、彼女勝手キャンペーンを張ったりセールを組んだりしたならば、それはかなり困る事になる。

さらには彼女派閥が伸長してしまうと、母屋を乗っ取られる恐怖から、「太客いくつかあげるから独立してくれよ」と迫ることは間違いない。

これは実家の3チャン経営陣の無能が故ではあるが、きちんとした企業であれば彼女を使いこなせるかというと、それも少し怪しいと思う。

多くの会社員は、会議などの生産性の無い社内ネゴシエーションに多大な手間と時間を割かれ、そこでようやく合意を得て、役職に応じた権限を得て、それからはじめて業務に勤しむ。

 

会社の仕来りを打ち破る社員が大いに活躍できたのは、人を見るに優れたリーダーが、フリーハンドを与えたからではないだろうか。

そんな彼女が失脚したのは、その派閥によって会社に強い危機感を抱かせたかリーダーが力を失ったか、もしくは会社ワンマン経営から合議制へと育ったか、いずれか、もしくは複合的理由からではないだろうか。

無論ジャニーズ事務所の内部事情など知らず、ゴシップ記事を元にした想像にすぎないが、いずれにせよ会社として、社に従順でよく稼ぐ社員なら、切ることはしない。絶対に。

果たして事務所を足抜けしてやっていけるのか問題

これはリアルに考えて、事務所を抜けるべきではない。

移籍先やみそぎ期間など業界の慣習も障害だろうが、そのへんをクリアしたところで、5人のうち何人が芸能界に残れるのだろう。

彼等が干されたところで生活費に困ることは無いだろうが、今後も満足できる仕事が得られるかとなると、かなり不透明だ。

さらには今までの仕事成果物音楽映像などの権利関係がどこに帰属するかの問題があり、ひいては彼等の集大成であるSMAPという名前自体消滅の恐れがある。

ファンは何を望んでいたのか

兎にも角にも、商売に客が居なければ成立しないように、アイドル業にはファンが居なければ何もできない。

私を含む、ゴシップ記事をニヤニヤ、乃至憤慨して見ている多くのネットイナゴ達は、SMAPに対して何ら物理金銭的なアクションをしない。

ファン達は何を望んだのか、ものずごい人数が色んな意見を交わしており、何か合意があるわけではないだろうが、SMAP作品を買うという大きなうねりが発生した。

それがジャニーズ事務所SMAPで居続けてくれと願っているのか、他事務所移籍してSMAPをやってくれと思っているのか、4人のSMAPを見たいのか、それは定かではないが、少なくともSMAP作品を今後も欲しているという意思表示であったことは間違いない。

そのファンの希望を叶えるアクションをしたのは、唯一キムタクだったと私は考える。

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