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はてなキーワード: 山賊とは

2021-10-11

anond:20211011213636

粗野な欲望や野心とか図太さが欠けてるのが日本人欠点から元が優秀な奴が山賊経験まで得たらすごい活躍しそう

ほんと職場によって全く世界民度がちがうな

会社を国に例えるとすれば、

日本から中国とか東南アジアの一番治安の悪いところに送られるみたいなことがありうる

かりに優秀であっても中国に送られた日本人は山賊のようになってしま

就職転職とはガチャである

2021-10-10

結局中国人とは山賊

山賊でなければ他人の臓器を盗んで売る、という発想にはならない

2021-09-25

anond:20210925173945

ワクチン製造している製薬会社ワクチン格差について真摯にならない限り誰が何を言ってもどうにもならないでしょ

日本政府でさえワクチン供給後回しにするぞという脅しを暗にかけられていたりするのだから

平等に配れ!」ってうるさいこと言い出したら煙たがられて自国民を守れない可能性がある

それはどの国も同じ

供給が遅れている国は政治的にも供給するための基盤構築(輸送医療体制)でも何か失敗をしている可能性が高い

からすべての国々へ平等に配れ!なんて叫びは背景を考慮しない無責任エゴしかないよ

とくにワクチン接種のためのインフラ整備は途上国山賊海賊などを駆逐し、根幹から変えないといけない

お前は安全場所から何を言ってんだって感じ

批判するならどうすべきなのか具体策を提案して支援者を募り、口だけじゃなく自分で動けよ

国境なき医師団でも入れ

2021-09-12

河野総理になるようだが

親父さんが親中派のお手本みたいな売国奴だったからどうなるかな。

当初は愛国者のようにふるまっていても、内心は親中国の売国奴可能性は9割あると思う。

彼らは日本中華人民共和国日本省にして、1億人の日本人を収容してレイプしたり臓器を売るのが最終目的からな。

中国人の最終目的は好き勝手レイプして金目の物を奪い、なければ臓器をとって売る山賊行為なのである

2021-07-26

でもさー結局お前らAmazonで買うんだろ?

いいとこヨドバシ楽天だろ?それかバンダイプレミアムか。

子供たちを笑顔にと頑張った街の模型屋はもうみんな潰れたね。

それに、転売なんてごく限られた範囲世界の中で凝った塗装とかやっちゃう模型オタクとそれに目をつけた商売人が取引してるだけだろ。

お前らからマージンを掠め取ることによってマーケットが傷ついて裾野が広がることが阻まれる気がしないんだが。

結局お前らって中国とかの海外オタクに見つかったおかげで需要に基づく適正価格に上昇しながら売れてく過程ピーピー文句いってるだけじゃんか。

おまえら販売価格が300円でも上がったら暴利だ企業努力が足りないだと大炎上させるような浅ましい乞食集団なのに、よく人を山賊呼ばわりの人でなし扱いできるよな。

ホビージャパンと元社員馬鹿に石投げる暇あったら首吊った模型屋おっさんの墓に花でも立ててこいよ。

2021-07-16

anond:20210716160711

果たしてそうだろうか?


ああ探偵事務所

ARTIFACT;RED

朝霧の巫女

阿弖流為II世

アニメ店長

AMAKUSA1637

暗殺者は魚を嫌う

池袋ウエストゲートパーク

一騎当千 (漫画)

いつも美空

イハーブの生活

EVE少女たまご

海ニ眠ル花

怨み屋本舗

うわさ (漫画)

エデンの花

エリートヤンキー三郎

おしゃれ手帖

おとなにナッツ

音速バスター DANGUN弾

ガートルードのレシピ

GIRLSブラボー

カイゼルスパイク

風の盆恋歌

家族それから

ガタピシ車でいこう!!

Cafe吉祥寺で

カンタレラ (漫画)

GANTZ

GUN BLAZE WEST

銃夢 LastOrder

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

きみはペット

きらきら迷宮

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銀のトゲ

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黒鷺死体宅配便

恋はオン・エア!

恋はゲームで!

合法ドラッグ (漫画)

ゴーストママ捜査線

ごくせん

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ゴッドハンド輝

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山賊

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ショー☆バン

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すくらんぶる-b

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築地魚河岸三代目

リッキーズピン太郎

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ドロヘドロ

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もっけ

柳生十兵衛死す

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雪ん子!!

汚れてる暇なんかない

雷神〜RISING〜

辣韮の皮萌えろ!杜の宮高校漫画研究部〜

りりむキッス

ロケットでつきぬけろ!

ワイルダネス

WILD ADAPTER

2021-07-12

メロス激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿はなむことして迎える事になっていた。結婚式も間近かなのであるメロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺ろうやに逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。「王様は、人を殺します。」「なぜ殺すのだ。」「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」「たくさんの人を殺したのか。」「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣よつぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」「おどろいた。国王は乱心か。」「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」 聞いて、メロス激怒した。「呆あきれた王だ。生かして置けぬ。」 メロスは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城はいって行った。たちまち彼は、巡邏じゅんらの警吏捕縛された。調べられて、メロスの懐中から短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。メロスは、王の前に引き出された。「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を以もって問いつめた。その王の顔は蒼白そうはくで、眉間みけんの皺しわは、刻み込まれたように深かった。「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。「おまえがか?」王は、憫笑びんしょうした。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁はんばくした。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟つぶやき、ほっと溜息ためいきをついた。「わしだって平和を望んでいるのだが。」「なんの為の平和だ。自分地位を守る為か。」こんどはメロス嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」「だまれ、下賤げせんの者。」王は、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかな事でも言える。わしには、人の腹綿の奥底が見え透いてならぬ。おまえだって、いまに、磔はりつけになってから、泣いて詫わびたって聞かぬぞ。」「ああ、王は悧巧りこうだ。自惚うぬぼれているがよい。私は、ちゃん死ぬ覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、メロスは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」「ばかな。」と暴君は、嗄しわがれた声で低く笑った。「とんでもない嘘うそを言うわい。逃がした小鳥が帰って来るというのか。」「そうです。帰って来るのです。」メロス必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」 それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと北叟笑ほくそえんだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙だまされた振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかい奴輩やつばらにうんと見せつけてやりたいものさ。「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」「なに、何をおっしゃる。」「はは。いのち大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」 メロスは口惜しく、地団駄じだんだ踏んだ。ものも言いたくなくなった。 竹馬の友セリヌンティウスは、深夜、王城に召された。暴君ディオニス面前で、佳よき友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。メロスは、友に一切の事情を語った。セリヌンティウスは無言で首肯うなずき、メロスをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。セリヌンティウスは、縄打たれた。メロスは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。 メロスはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌あくる日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。メロスの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊こんぱいの姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。「なんでも無い。」メロスは無理に笑おうと努めた。「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」 妹は頬をあからめた。「うれしいか。綺麗きれいな衣裳も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」 メロスは、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。 眼が覚めたのは夜だった。メロスは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから結婚式明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄ぶどうの季節まで待ってくれ、と答えた。メロスは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更に押してたのんだ。婿の牧人も頑強であった。なかなか承諾してくれない。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せた。結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺こらえ、陽気に歌をうたい、手を拍うった。メロスも、満面に喜色を湛たたえ、しばらくは、王とのあの約束をさえ忘れていた。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。メロスは、一生このままここにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分からだで、自分のものでは無い。ままならぬ事であるメロスは、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。メロスほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。今宵呆然歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、「おめでとう。私は疲れてしまたから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐに市に出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」 花嫁は、夢見心地で首肯うなずいた。メロスは、それから花婿の肩をたたいて、「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、メロスの弟になったことを誇ってくれ。」 花婿は揉もみ手して、てれていた。メロスは笑って村人たちにも会釈えしゃくして、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。 眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃であるメロスは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。メロスは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、メロスは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。 私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の奸佞かんねい邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若いから名誉を守れ。さらば、ふるさと若いメロスは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止やみ、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。メロスは額ひたいの汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに王城に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気のんきさを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。ぶらぶら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧わいた災難、メロスの足は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫はんらんし、濁流滔々とうとうと下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵こっぱみじんに橋桁はしげたを跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、繋舟けいしゅうは残らず浪に浚さらわれて影なく、渡守りの姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。メロス川岸うずくまり、男泣きに泣きながらゼウスに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂う流れを! 時は刻々に過ぎて行きます太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの佳い友達が、私のために死ぬのです。」 濁流は、メロス叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽あおり立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はメロス覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。メロスは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻かきわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍れんびんを垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。メロスは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼりのぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊山賊が躍り出た。「待て。」「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」「どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。」「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」「その、いのちが欲しいのだ。」「さては、王の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」 山賊たちは、ものも言わず一斉に棍棒こんぼうを振り挙げた。メロスはひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如く身近かの一人に襲いかかり、その棍棒を奪い取って、「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙すきに、さっさと走って峠を下った。一気に峠を駈け降りたが、流石さすがに疲労し、折から午後の灼熱しゃくねつの太陽がまともに、かっと照って来て、メロスは幾度となく眩暈めまいを感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。立ち上る事が出来ぬのだ。天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。ああ、あ、濁流を泳ぎ切り、山賊を三人も撃ち倒し韋駄天いだてん、ここまで突破して来たメロスよ。真の勇者メロスよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。愛する友は、おまえを信じたばかりに、やがて殺されなければならぬ。おまえは、稀代きたいの不信の人間、まさしく王の思う壺つぼだぞ、と自分を叱ってみるのだが、全身萎なえて、もはや芋虫いもむしほどにも前進かなわぬ。路傍の草原にごろりと寝ころがった。身体疲労すれば、精神も共にやられる。もう、どうでもいいという、勇者に不似合いな不貞腐ふてくされた根性が、心の隅に巣喰った。私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私は精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。私は不信の徒では無い。ああ、できる事なら私の胸を截たち割って、真紅心臓をお目に掛けたい。愛と信実の血液だけで動いているこの心臓を見せてやりたい。けれども私は、この大事な時に、精も根も尽きたのだ。私は、よくよく不幸な男だ。私は、きっと笑われる。私の一家も笑われる。私は友を欺あざむいた。中途で倒れるのは、はじめから何もしないのと同じ事だ。ああ、もう、どうでもいい。これが、私の定った運命なのかも知れない。セリヌンティウスよ、ゆるしてくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君を、欺かなかった。私たちは、本当に佳い友と友であったのだ。いちどだって、暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことは無かった。いまだって、君は私を無心に待っているだろう。ああ、待っているだろう。ありがとうセリヌンティウス。よくも私を信じてくれた。それを思えば、たまらない。友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るべき宝なのだからな。セリヌンティウス、私は走ったのだ。君を欺くつもりは、みじんも無かった。信じてくれ! 私は急ぎに急いでここまで来たのだ。濁流を突破した。山賊の囲みからも、するりと抜けて一気に峠を駈け降りて来たのだ。私だから、出来たのだよ。ああ、この上、私に望み給うな。放って置いてくれ。どうでも、いいのだ。私は負けたのだ。だらしが無い。笑ってくれ。王は私に、ちょっとおくれて来い、と耳打ちした。おくれたら、身代りを殺して、私を助けてくれると約束した。私は王の卑劣を憎んだ。けれども、今になってみると、私は王の言うままになっている。私は、おくれて行くだろう。王は、ひとり合点して私を笑い、そうして事も無く私を放免するだろう。そうなったら、私は、死ぬよりつらい。私は、永遠に裏切者だ。地上で最も、不名誉人種だ。セリヌンティウスよ、私も死ぬぞ。君と一緒に死なせてくれ。君だけは私を信じてくれるにちがい無い。いや、それも私の、ひとりよがりか? ああ、もういっそ、悪徳者として生き伸びてやろうか。村には私の家が在る。羊も居る。妹夫婦は、まさか私を村から追い出すような事はしないだろう。正義だの、信実だの、愛だの、考えてみれば、くだらない。人を殺して自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、醜い裏切り者だ。どうとも、勝手にするがよい。やんぬる哉かな。――四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。 ふと耳に、潺々せんせん、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々こんこんと、何か小さく囁ささやきながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにメロスは身をかがめた。水を両手で掬すくって、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復かいふくと共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ! メロス。 私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。メロス、おまえの恥ではない。やはり、おまえは真の勇者だ。再び立って走れるようになったではないか。ありがたい! 私は、正義の士として死ぬ事が出来るぞ。ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。待ってくれ、ゼウスよ。私は生れた時から正直な男であった。正直な男のままにして死なせて下さい。 路行く人を押しのけ、跳はねとばし、メロスは黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴けとばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。一団の旅人と颯さっとすれちがった瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。「いまごろは、あの男も、磔にかかっているよ。」ああ、その男その男のために私は、いまこんなに走っているのだ。その男を死なせてはならない。急げ、メロス。おくれてはならぬ。愛と誠の力を、いまこそ知らせてやるがよい。風態なんかは、どうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。見える。はるか向うに小さく、シラクスの市の塔楼が見える。塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。「ああ、メロス様。」うめくような声が、風と共に聞えた。「誰だ。」メロスは走りながら尋ねた。「フィロストラトスでございます貴方のお友達セリヌンティウス様の弟子でございます。」その若い石工も、メロスの後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい。もう、あの方かたをお助けになることは出来ません。」「いや、まだ陽は沈まぬ。」「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」「いや、まだ陽は沈まぬ。」メロスは胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分のお命が大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。刑場に引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方をからかっても、メロスは来ます、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! フィロストラトス。」「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。走るがいい。」 言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、メロスは走った。メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、メロス疾風の如く刑場に突入した。間に合った。「待て。その人を殺してはならぬ。メロスが帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉のどがつぶれて嗄しわがれた声が幽かすかに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたセリヌンティウスは、徐々に釣り上げられてゆく。メロスはそれを目撃して最後の勇、先刻、濁流を泳いだように群衆を掻きわけ、掻きわけ、「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、齧かじりついた。群衆は、どよめいた。あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。セリヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若もし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」 セリヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯うなずき、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くメロスの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑ほほえみ、「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」 メロスは腕に唸うなりをつけてセリヌンティウスの頬を殴った。「ありがとう友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。 群衆の中からも、歔欷きょきの声が聞えた。暴君ディオニスは、群衆の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。「おまえらの望みは叶かなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」 どっと群衆の間に、歓声が起った。「

anond:20210712125327

2021-07-07

anond:20210707230144

山賊になりたいと思ったなら思っているのなら

今がその時だ

anond:20210707213629

山賊みたいな生活理想なんだけどいつになったら無理して文明人らしくしなくてよくなるんだろうか

2021-07-04

ONE PIECEヒグマCP9

週刊少年ジャンプ2021年30号掲載の『ONE PIECE』第1017話で、衝撃の事実が明かされた。

それは、12年前、ゴムゴムの実が「政府の船」で「護送」されていた、というものだ。

ここからシャンクスやその他のキャラに繋げて与太話のような考察……というか憶測が飛び交っているが、

ここでは確実に拾える台詞だけを抜き出して、この真意について書き記したいと思う。

[第1話]ONE PIECE - 尾田栄一郎 | 少年ジャンプ+

12年前、つまり1話を紐解いていく。

物語の後半で、赤髪海賊団のベン・ベックマンは、山賊ヒグマにこう言う。

「ウチと一戦やりたきゃ」「軍艦でも引っぱって来るんだな」

軽く読み飛ばししまいそうな一言だが、違和感はないだろうか?

そう、「軍艦である

一般人口語であれば、そんな定義を明確にはしないだろう。だが、これは漫画で、作者、(アシスタント)、担当編集編集長と、複数ファクトチェックが入る。

軍艦」「戦艦」「艦隊」……いくつもの言い換えができるが、この文脈で言いたいのは「個ではない戦力」のはずだ。

それならば、より攻撃的なイメージを持つ「戦艦」を使うべきではないだろうか。

日本大百科全書(ニッポニカ)では「軍艦」をこう定義している。

“「一つの国の軍隊に属する船舶で、当該国の国籍を有する船舶であることを示す外部標識を掲げ、当該国の政府によって正式に任命されてその氏名が軍務に従事する者の適当な名簿またはこれに相当するもの記載されている士官の指揮下にあり、かつ正規軍隊規律に服する乗組員が配置されているもの」”

長ったらしいが、要するに“一つの国の軍隊に属する船舶”を軍艦と呼ぶ、ということだ。

デジタル大辞泉では“海軍艦艇で、戦闘力もつもの総称。”とある

「軍」艦、である。『ONE PIECE世界を考えるなら、「海軍の戦力」と読むべきだろう。

ベン・ベックマンはこの台詞の前に、こうも言っている。

「うぬぼれるなよ 山賊………!!」

山賊」に「軍艦」。おかしいとは思わなかったのだろうか。

一騎当千赤髪海賊団(他の四皇と比べて「高い懸賞金アベレージを誇」ると評されている)と

戦うには数が足りない、それなら船でも持ってくるんだな、山賊だけど、という煽りであれば、

なおさら戦艦」と言うべきだろう。「軍艦」を持ってくることなどできないのだから

――つまり、ベン・ベックマンは、ヒグマが「軍艦」を「引っぱって来」られることを知っていたのだ。

話は第1017話に戻る。

政府護送していた、CP9の乗る船で、ゴムゴムの実を護送していた。

行先はマリンフォードか、エニエスロビーか、インペルダウンか、マリジョアか。

いずれにせよ、海軍以上の組織の手に渡るはずのものだったのだろう。

ならば、それで終わるだろうか。海賊の襲撃に遭ってロストした、で納得するだろうか?

見せしめとして当時CP9だったフーズ・フーは投獄された。しかし、それは「解決」ではない。

奪った者の目星が付くなら、取り返す必要がある。

政府直属の諜報機関サイファーポール、あるいは海軍といった組織が、奪還に動かなければおかしい。

ヒグマ懸賞金額は「800万ベリー」だ。また、「56人殺した」と言っている。

殺した人数に対して懸賞金額が安すぎないだろうか。

まり、この手配書は偽物だったと見るべきだ。殺したのは、CP9として、だ。

CP9サイファーポールで唯一、殺人が許されている。

軍艦を呼べて」「殺人が許されている」……ヒグマCP9であるしか思えない。

ここで再度、ベン・ベックマン台詞を振り返りたい。

「ウチと一戦やりたきゃ」「軍艦でも引っぱって来るんだな」

違和感がある。ヒグマCP9であることを知っていたのなら、「軍艦で来い」と言うはずだ。

「引っぱって来い」……。

海軍から権限譲渡されたCP9が「軍艦」を「引っぱって来」ることといえば――

バスターコールだ。

まり、ここの“煽り”というのは、「山賊戦艦を用意できない」ではなく、

CP9ですらバスターコールが発令できない」という意味だったのだ。

では、何故バスターコールが発令できないのか。

それは、四皇であるシャンクス喧嘩を売る以上に、ゴア王国がガープの故郷からだ。

四皇海軍英雄、両方に泥を塗れないだろう、という煽りだったのである

その後、ヒグマは己のプライドを投げ捨ててまで逃走する。

命だけは助かりたいから? 否。フーズ・フーを見ていれば、お咎めなしにならないことは自明だ。

ヒグマルフィを――ゴムゴムの実の所持者を殺そうとする。

ゴムゴムの実は、政府護送するほどに重要悪魔の実だったのだろう。

それを見ず知らずの子供が食べたことが許せなかったのだ。

来るべき時、来るべき者が口にするために、命を賭してでも――

CP9としての命に反してでも、ゴムゴムの実を初期化たかったのだろう。

ヒグマとは、かくも高貴な志を持ったCP9の一員だった。

2021-07-01

水滸伝ターゲット


このように水滸伝おっさん物理バトルしかない三国志をより多くのターゲットリーチするように改善したものといえる。

さらスピンオフ金瓶梅はドロドロの恋愛ものこちらは女性向け。

2021-06-26

中世=令和日本

anond:20210626184259

女はなんだかんだ保護されている

山賊貴族の前では要注意

自警団山賊貴族グルで女がもてあそばれたといっても助けない

無能男は石で殴られて殺される

借金男は山賊奴隷商人に売られて消える

女は美人に生まれたら山賊愛人貴族の妾になって裕福な暮らしができる

2021-05-17

anond:20210517094455

いうて弱者男性って今までの人類にいたタイプ弱者とは違わんか?

小作人みたいなのは貧しくても生産的な仕事をしているわけだけれども、弱者男性って棒をぐるぐる回す謎の仕事みたいなレベルのどうでもいい仕事してるか単純に無職パターン多いやん。

貧しいが社会必要労働者というよりはかつての人類社会なら化け物扱いされた挙句山に隠れ住んで山賊やってたような奴が治安良くなって居場所なくなっちゃったような感じだと思う。

2021-05-13

anond:20210513003145

シて とか

スる とか

個人的にはとても下品に感じて苦手だからこの表記が出てきたらもうそ作品は読まないことが多い

100歩譲ってはすっぱなキャラ台詞に使うならまだわかるけど、普通キャラどころか地の文にまで使っていたりして閉口ですよ

10年ぐらい前から同人小説でちらほら見かけるようになった印象だけど、一体どこ発祥なんだろう?

>知らなかった!そうか週刊誌でよくある表現だったのか…

うそう、チャラいとか山賊とかがヤろうぜとかヤっちまえとか言うセリフで使う分には全然いいんだよ

でもそうじゃないシーンで出てくるのはなー

どんなに知的でかっこいいキャラでも台無しなんだわさ

2021-05-12

anond:20210512190913

スズキソリオなんて"BANDIT"やで。山賊やで。

冠婚葬祭どこに乗りつけても外人さんドン引きやし

間違って紛争地域で乗ったら治安維持部隊に即射殺即爆破やで。

2021-05-08

anond:20210506213736

 漁港の街で私は生まれ育ち、私の両親の友人には多数の漁業関係者存在した。私が幼い頃は、父も本業の合間にパートタイムで彼らの漁船に乗っていた。このため現在に至るまで、魚介類に関しては新鮮かつ上質のものを食べられると云う恵まれ境遇にある。決して裕福な家庭ではなかった(だからこそ父もパートタイム漁師をしていた)が、魚介類に関しては、近所の漁師のおじさんおばさんが呉れるもので事足りていた。おそらく私の実家は、金を出して魚介類を食べることはゼロに等しい。私が「わざわざお金を出してまで、外食焼き魚を食べる気にならない」と言う理由は、これである

 はてなブックマークでは「増田は美味しい焼き魚を食べられる店を知らないのだろう」といった声も有ったが、そもそも「美味しいものを食べられるのは外食の店だけ」というのが、都市部居住者の傲りであるはてなブックマーカー都市部居住富裕層が大多数だから、良い魚介類外食の店に行かなくても食べられるような「田舎漁業関係者やそれに近しい人間」の存在など、頭に浮かばなかったのだろう。まるで、美術館若い女性観覧者を見つけると、勝手初心者だと決めつけてレクチャーを始める「教えたがりオジサン」のように。

 このような美味しい魚介類を好きなだけ、たらふく食べられる境遇で育てられたため、魚の骨を綺麗にむしって余すところなく食べるように、私は両親から入念に教育された。これは現在でも変わらない。家族以外の人間との食事の席で、しばしば「骨格標本でも作るつもりか?」とドン引きされる始末である。頬肉を食べて眼球をしゃぶるぐらい、焼き魚を食べるならば普通のことだ。

 非都市部の非富裕層で育てられたので「好き嫌いを言わず食卓に出されたものは残さず有り難く食べろ」「食べ残しは二度の殺生」と躾けられた。だから私の前に出されたものは、全て有り難く食べる。それが礼儀である。仮に「郷里で食べられる新鮮かつ上質な魚介類」には遥かに劣るような代物であっても、である。そんな時でも、骨むしりマシーンとして育てられた私の習性は、遺憾無く発揮されてしまう。ボクサーが反射的にコンビネーションブロウを出すようなものである

 ボロボロ溢れやす食べ物も勿論ちゃんと残さず食べる。単に「自分から進んで選択しない」というだけのことである。だから食べ残しされた可哀想三色そぼろは存在しない。安心して欲しい。

 鮎はどうなのか?と言う声も有ったが、答えは一つである。頭から丸齧りして骨一つ残さず食べる。他にどうしろと言うのだ?鮎は、焼くだけでなく甘露煮も良い。

 美味しい鮎だけでなく、現在居住地では、妻の実家のツテでイノシシ肉、果物、米を食べる機会が多い。これらも当然「わざわざ外食で食べたくないものである

 最後に一つ、これだけは言っておきたい。

 もしも貴方が山あいの異空間を訪れたならば、その時は山賊焼を食べるのを忘れないでもらいたい。

2021-05-07

わざわざ外食で金を出してまで焼き魚を食べたくない。

 漁港の街で私は生まれ育ち、私の両親の友人には多数の漁業関係者存在した。私が幼い頃は、父も本業の合間にパートタイムで彼らの漁船に乗っていた。このため現在に至るまで、魚介類に関しては新鮮かつ上質のものを食べられると云う恵まれ境遇にある。決して裕福な家庭ではなかった(だからこそ父もパートタイム漁師をしていた)が、魚介類に関しては、近所の漁師のおじさんおばさんが呉れるもので事足りていた。おそらく私の実家は、金を出して魚介類を食べることはゼロに等しい。私が「わざわざお金を出してまで、外食焼き魚を食べる気にならない」と言う理由は、これである

 はてなブックマークでは「増田は美味しい焼き魚を食べられる店を知らないのだろう」といった声も有ったが、そもそも「美味しいものを食べられるのは外食の店だけ」というのが、都市部居住者の傲りであるはてなブックマーカー都市部居住富裕層が大多数だから、良い魚介類外食の店に行かなくても食べられるような「田舎漁業関係者やそれに近しい人間」の存在など、頭に浮かばなかったのだろう。まるで、美術館若い女性観覧者を見つけると、勝手初心者だと決めつけてレクチャーを始める「教えたがりオジサン」のように。

 このような美味しい魚介類を好きなだけ、たらふく食べられる境遇で育てられたため、魚の骨を綺麗にむしって余すところなく食べるように、私は両親から入念に教育された。これは現在でも変わらない。家族以外の人間との食事の席で、しばしば「骨格標本でも作るつもりか?」とドン引きされる始末である。頬肉を食べて眼球をしゃぶるぐらい、焼き魚を食べるならば普通のことだ。

 非都市部の非富裕層で育てられたので「好き嫌いを言わず食卓に出されたものは残さず有り難く食べろ」「食べ残しは二度の殺生」と躾けられた。だから私の前に出されたものは、全て有り難く食べる。それが礼儀である。仮に「郷里で食べられる新鮮かつ上質な魚介類」には遥かに劣るような代物であっても、である。そんな時でも、骨むしりマシーンとして育てられた私の習性は、遺憾無く発揮されてしまう。ボクサーが反射的にコンビネーションブロウを出すようなものである

 ボロボロ溢れやす食べ物も勿論ちゃんと残さず食べる。単に「自分から進んで選択しない」というだけのことである。だから食べ残しされた可哀想三色そぼろは存在しない。安心して欲しい。

 鮎はどうなのか?と言う声も有ったが、答えは一つである。頭から丸齧りして骨一つ残さず食べる。他にどうしろと言うのだ?鮎は、焼くだけでなく甘露煮も良い。

 美味しい鮎だけでなく、現在居住地では、妻の実家のツテでイノシシ肉、果物、米を食べる機会が多い。これらも当然「わざわざ外食で食べたくないものである

 最後に一つ、これだけは言っておきたい。

 もしも貴方が山あいの異空間を訪れたならば、その時は山賊焼を食べるのを忘れないでもらいたい。

2021-03-01

Survivalist: Invisible Strainがめちゃくそ面白い

Survivalist: Invisible Strain

という720円のゾンビサバイバルゲームがめちゃくそ面白かったので

その興奮を書きなぐろうと思う。

Survivalist: Invisible Strainとは

今作はSteam販売中のアーリーアクセス(β版みたいなやつ)のゲーム

https://store.steampowered.com/app/1054510/Survivalist_Invisible_Strain/

Steam内で日本語訳してくれた人が非常にまとまった日本語ガイドも書いてくれてる

主な特徴

ゾンビ世界サバイバルする

拠点を作り、防衛する

ゾンビしまくり無双系では(あんまり)ない

操作キャラクター切り替え複数操作必須

人間の敵も出てくる

・箱庭系

近いゾンビ物としては

ゾンボイド(サバイバル系)が一番近い。

あれも、ゾンビが強くて、水や食料の確保が大変で、四季があるゲームなので。

今作のウリ

今作の大きな特徴は、

ソロではなくコミュニティ(以下「村」と表現する)を形成し、発展させる、という所だと思う。

ゾンビ世界を生きるサバイバーたちは、1km×1km四方マップにおよそ80-100名ほどおり、

各地で村を形成暮らしている。

その全員に名前があり、能力値があり、性格があり、人間関係があるというのがすごい

例えば襲ってきた野盗を屈服させて仲間にしても、

話すとその後ずっと他の野盗仲間を殺したのは許せないとか言ってるし

△△に良いプレゼントをした、××は野盗の脅しに屈した、●●は盗みを働いていた、

等々の噂話を語るし、

何の罪もない旅の商人拠点から出ていかいからって撃ち殺したら、

その手を下させたおじさんはPTSDみたくなって無気力なっちゃったり、

それを目撃してしまった村内で繊細と言われていた人もショックを受けたりする

そう、あの憧れのゾンビ世界での人間関係のギスギスを楽しめるのだ

スギスによって起こる事件1

ゲーム画面がちょっと特殊なので、自分の村以外の事件や小競り合いなども

たびたび「一方そのころ…」ってな感じで実況が入ったりするのだけど、

近所の友好的で平和な村内で

ゾンビの襲撃により誰かがゾンビ化してしまった事件が起こったらしく、

その後どんどんお前のせいだっ!つって粛清が起こり、

村内の人数が半分に減ってしまった

スギスによって起こる事件2

他の要因で死んだ村Aの死体プレイヤー村の近くにあると、

お前んとこがやったんだろ!つっていきなり友好的から敵対関係になって襲ってくる

誤解だってば!!(今後は村Bの近くに死体を置いてなすりつけることにした)

スギスによって起こる事件3

そのギスギスは冬場に勃発する事が多い

作物が取れず食糧難になるから

普段は村の周辺でうろうろしている人たちが食料を求めて、

プレイヤーがあらかたのゾンビ駆除して割と平和になったフィールド

縦横無尽闊歩しまくるようになる

平和村Aがプレイヤー村は門を堅く閉じて落とし穴罠まで掘ってるので立ち寄れず、

食料豊かな平和村Bの周りをうろうろするも、なんか平和村Bの周りに、

どんどん平和村Aの住人の死体が増えていく…

想像するに、貯蔵してある作物を盗んで殺されて行ってるんじゃないかな、と

結局

コミュニティ平和的なところと山賊主義があるんだけど、

元々平和的な人達が狂うのが一番タチが悪いというのが楽しすぎるんだよな…

ゾンビ肉でシチュー作ってプレゼントし、ゾンビ感染蔓延させるとか、

見つからないように村に火炎瓶投げ込んで村人同士を疑心暗鬼にさせ、仲間割れさせる

等々いろんなプレイできて楽しい

2021-02-09

今までやったjrpgで一番倒すのに苦労したのはドラクエ7山賊だった。あいつら強すぎ。数多のラスボスより格上。

2020-12-30

anond:20201230104038

空賊、山賊海賊があるんだから川賊、陵賊、湖賊、沼賊とかもちゃんと揃えてほしい

2020-10-12

髭をいい感じにしたい

在宅勤務期間中にどこまで髭を伸ばせるかチャレンジを始めた結果、予想外に在宅勤務期間が続いてしま山賊みたいな勢いで髭が伸びてしまった。

仕事は基本zoomとかは使わずslackメールのみでほぼ回っているし、買い物や散歩の際は髭をマスクの中に収納しているので(これはこれで不快)特に問題はなかったのだが、来月旅行に行くことになったので流石になんとかする必要に駆られている。

ただせっかく伸ばした髭なのでどうせならいい感じに髭を残したいと思ってるのだがお勧めヒゲスタイルを教えてほしい。

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