はてなキーワード: 完璧主義とは
彼女は高校の後輩だった。とはいえ母校はマンモス校だったから、俺と彼女の接点などなかった。俺は理数科とは名ばかりのアホクラス、彼女は特別進学科。俺が彼女のことを知ったのは、弁論大会の全校放送だった。みんなが世界平和とか戦争がどうこうとか、そんなテーマで話してる中、彼女は人生観?みたいな話をしていた。こう書くとすごくやる気のある人っぽいが、抑揚もなくてつまんなそうに話してるだけ。でも、断トツに内容がうまかった。彼女は1年生で、それも結構な衝撃だった。特進のやつらって1年からめっちゃ頭いいんだなー、って友達と話したくらい。教師たちは2,3年生のうち、世界平和とかのありきたりなテーマを書いた生徒を選ぼうとしたんだろうけど、当然のように彼女が代表になった。
理数科と特進科の接点なんてなかったから、彼女と話をする機会はなかった。でも、俺は彼女のつまんなそうな話し方と内容のギャップがずっと忘れられなくて、卒業式の時にアドレスを聞いた。彼女はちょっとびっくりした顔をして、でも教えてくれた。勇気がなかったせいで、彼女と連絡をとれたのは誕生日の日と、正月くらいだった。彼女が3年生のときの冬、受験頑張れってメールを送った時、ちょっと話が盛り上がって社交辞令っぽくはあるが受験が終わったらご飯に行こうと誘うことができた。その春彼女は滑り止めだという大学に進学して、本当に食事に行くことになった。俺がなんとか潜り込んだ大学とは比べ物にならない学校で落ち込んだりもしたが…。彼女にはそのうち彼氏ができていた。大学デビューとは言わないまでも、校則が厳しいせいでいつも結んでいた髪をほどいて、ちょっと化粧するだけでかなり綺麗になってたから、当然のことだった。俺は相変わらずたまにメールを送るくらいで、何もできていなかったし。
転機があったのは、俺が社会人になってからだ。彼女は就活のあれこれで、彼氏と別れたみたいだった。俺はもうこれ以上チャンスはないだろうと踏んで、彼女を食事に誘いまくった。電話をかけて、まれに彼女から連絡があればすぐに飛んで行った。タイミングが良かったのだろう、彼女の就職が決まった頃、彼女と付き合うことができた。付き合ってから、驚いたことがある。
それが、彼女が何事においても努力を嫌う人だったということだ。
彼女は文章を書くのがうまい。高校の時も俺が知っている1年の間だけでも弁論大会以外に作文や詩とかで賞をとっていた(学校のプリントに彼女の名前が載ってると、必ず大事にとっておいていた。気持ち悪いけど…)。聞いたら、大学の時は学生向けの小説でも賞をとったことがあるそうだ。だから、俺は初めて彼女を知った時のことを思うに、やる気がなさそうに見えたのは話すのが好きじゃなかっただけで、文章を書くのは好きなんだと思っていた。小説なんか、相当好きじゃないと書かないと思ってたから。でも、それは全くの勘違いだった。彼女は就職すると、ぱたっと物を書くのをやめてしまった。俺は彼女の文章が読みたかったし、それに彼女が書かなくなってしまうのはすごくもったいないように思えて、もう詩とか小説とかは書かないの?と聞いた。彼女は「書く意味がない」と言った。彼女の話を総合すると、文章を書いていたのはそれが課題だったり、進学やらの評価に直結するものだったりしたからで、自分で書きたい物はないということだった。すごく上手なのに、というと、私より上手い人がいるから私が書く意味はない、といった。子供みたいな屁理屈だけど、俺はプロの小説家でも彼女より下手な人はたくさんいるじゃないかといった。すると、彼女は「もし私より下手なプロがいるとしても、その人は私より書くのが好きだから」というのだ。
文章だけではない。彼女は就職した会社で大きな仕事を任されると、いつもゲンナリしていた。仕事について会社で褒められても、決して喜ばないのだ。俺は彼女が喜ばないことについて、高校の時は特進科にいたくらいだから、完璧主義なんだろうと思っていた。しかし、彼女は「褒められても困る」という。褒められても、要求されるレベルが上がるだけで旨味がないから、期待されたくないらしい。実際に、彼女は仕事を頑張らないようにしているそうだ。確かに俺も仕事の量をセーブしたり、適当に残業を延ばしたりすることはある。でも、彼女の場合最初から全ての力を出さないようにしているように見える。
彼女は俺に、「何も頑張りたくないし頑張れないから、頑張らないことを頑張っている」というようなことを話してくれたことがある。俺にはわからない感覚だ。俺からしたら、それこそ彼女は頑張りさえすればなんでもできるように見える。小説家にだってなれるのではないか、仕事だって出世できるはずなのに、どうしてなんだろう。俺は何もできないからどうにか大学に行かなくちゃと頑張ったし、置いていかれないように勉強して就職した。仕事もたいした出世が期待できないなりに必死にやっているつもりだ。
結局、俺は才能があるはずなのに何もしないで生きようとする彼女が妬ましいのかもしれない。それに、彼女のことを好きになったきっかけの文章を失うのが寂しいんだろう。彼女を劇的に変える魔法の言葉なんてないのに、どうにかして彼女に何か頑張ってほしいと思ってしまう。他人を変えることなんてできないのに。無理だって分かっているけど、彼女の本気の文章を読んでみたい。
華奢で、シンプルなニットやタイトスカートを高校のうちから着こなして、大学では大学院まで行って英語を学んで海外で仕事をしたいと語る、耳で綺麗に揃えられたショートヘアの彼女は、私の自慢の友人だった。
高校を卒業して大学に入っても、彼女とは頻繁に連絡を取り合っていたし、お酒を飲めるようになってから月に一度は私たちには少し敷居の高いお洒落なお店で近況報告をした。ふたりで丸一日ディズニーランドで過ごすことなんて何度もあったし、初めての海外旅行は彼女とだった。つまり、かなり仲が良い女友達だったのだ。
本気で好きになった人に秒でやり捨てされた大学1年の夏、男がダメなら女と付き合うことにしたと言っていた(私はその日初めて彼女がバイだったことを知った)翌月、親のために結婚をしたいと言われ振られたと泣いていた2年の春。
もはや自暴自棄になった彼女が手を出したのは出会い系アプリだった。
そこで出会った10個上の男性は、彼女曰く「完璧な人」だったらしく、彼女はわかりやすくその男性にのめり込んでいったし、あっという間に付き合うことになった。
それはおめでたいと飲み会を取り付け、肉を焼きながら話を聞くのだが何かがおかしい。
「家が2つあるらしくて、ひとつの家にはお邪魔させてもらったけどもう一つの家には社員さんとルームシェアしてるから行けない」
「付き合って3ヶ月経つけど、未だにおうちデート以外したことがないし、写真も撮らないでねって言われてる。そういえば苗字も知らない」
「あと、完璧主義で私にもそれを要求してくるんだけど、それは全部私のためになることなんだって。」
………いやいやいや。いやいやいやいやいや。
どう考えてもおかしい。麻雀のことはよくわからないけど、「役満」ってたぶんこういうことだろう。ダメ男役満。どう考えても奥さんか、それか本命の女と一緒に住んでるオチだろうし、完全に遊び相手にされてるだろ。喉まででかかった言葉を飲み込んで、
と一番突っ込みやすそうな部分を笑い混じりで指摘してみたところ、彼女の顔色が変わった。
「でもね、彼と私は、今のままの私じゃ釣り合わないんだって。だから彼は強く言ってくれるし、私が気づかないような部分まで指摘してくれるの。伝えてくれたところを頑張って直すと、自分がとてもいい女になった気がするの」
「それよりね、こないだ彼と〜」
あれ、彼女、こんな子だったっけ?
最初に抱いた違和感はそこだった。一瞬言葉に詰まったのを覚えている。
無我夢中で彼の「いいところ」を並べ立てる彼女は、可愛らしいというより少し不気味だった。
そんな別人のような友達と喋ることが辛くなり、その日は早めにお開きにした。
それからは恋は盲目、あばたもえくぼ、そんな自分に気づかない彼女は周りを蹴散らしてどんどん彼に猪突猛進。そんな状態が続いた。
「ベッドに長い髪の毛が落ちていた。でも大丈夫。私は彼を信じているから。」
「彼の通知画面に出会い系アプリの通知があった。でも大丈夫。私は最後には幸せになるから。」
「彼には何年も付き合っている彼女がいて、その人と同棲していた。でも大丈夫。私が一番愛されているから」
私はそのたび彼の矛盾している部分を何度も何度も指摘したが、私の言葉は彼女には何も届いていないようだった。
友達が出会い系アプリで彼と出会ってから、もう一年半が経とうとしていた。
私は就活をしながら、めっきり会う頻度が減った彼女の裏アカウントのツイートを眺めていた。いつのまにかラインもしなくなった私たちが、お互いの近況を知るためのツールはツイッターとインスタグラムだけだった。
基本的には、彼のどんなところが好きだとか、自分には何が足りないのかとか、そんなことを綴っていた裏アカウントに、衝撃の言葉が綴られていた。
「彼の会社に就職することにした♡面白そうだし、楽しみだなあ。」
頭がくらくらした。たしか、彼の会社はベンチャー企業で少なくとも海外で働けるような環境ではない。
いやお前、、、あのさあ、、、
海外で働く夢は?進学予定だった大学院は?その夢を応援してくれていたご両親は、、??
もう、私が知っている彼女はどこにもいないのだとその時痛いほど突きつけられた。私が大好きだった彼女は、出会い系で出会った32歳の男性によって全て塗り替えられて、まったくの別人になってしまったのだ。
大体、出会い系で20歳の女の子を引っ掛けて会社にまで入れちゃう30代社長って何?最初から最後まで地雷物件じゃねえか。
そんな気持ちで裏アカウントのフォローも外さず、監視を続けていくと、彼女の様子はどんどんおかしくなっていった。
「仕事が辛い。けど、頑張らなきゃ。」「大学辞めたい。仕事に集中したい。」「仕事に集中したいのにゼミの人たちが邪魔をしてくる。」
「こんなの、やりたい仕事じゃない。」
このままだと、大学中退の就活未経験のフリーター、プライドだけが高いバケモノが出来上がってしまうのかな。でもまあしょうがないか。もはやエンターテインメントのひとつとしてしか彼女を見ていなかったが、それも長くは続かなかった。
彼女が裏アカウントを消してしまったのだ。理由は確か、仕事の愚痴をここに吐いてしまって甘えてしまうとかだった気がする。
これで完全に彼女との深い友人としてのつながりは切れてしまったと思った。あとはうわべだけのインスタグラムしか残っていない。インスタグラムのストーリーで、彼がついに本命女と別れて、彼女とちゃんとした同棲を始めたことを知った。(ふつうにすごい。健気さと執念と若さの勝利だと思った。)(本命女は30前半だったらしい。)
ただ、すでに私の中で、心からおめでとうと言える段階ではなかった。
私は大好きだった友人が変わっていくのが悲しかったのかもしれない。私の話も聞かずに彼のことばかりを上の空で話し続ける彼女から目を逸らしたくて、連絡する頻度も少なくなっていったのかもしれない。ただ、今となってはそんなことはどうでも良くて、彼女は私にとって「どこからどうみても地雷の男に溺れて忠告も聞かず自分との友情を切った女」でしかなかった。そんな女を今でも大好きな親友♡と思えるほど、私はお人好しではない。
彼女が同棲を始めて少し経った時くらいだろうか、彼女から急にインスタグラムのDMが来た。(驚きすぎて、その日の夜は彼女と彼と私の3人で遊ぶ夢を見た。悪夢だった。)
2日間ほどぽつぽつとやりとりをしていると、送られてきたのは「彼が浮気していて辛い。自分の思い描いてた幸せはこんなものじゃなかったのかもしれない」というメッセージだった。
「今更気づいたのか」以外の感情が沸かなかった。ていうか彼との関係が不安定になってきたから私に擦り寄っているようにしか見えないんですけど…。
私たちってまだ友達なのかな。私がもっと優しい人だったら、今でもあなたの悩みに寄り添えるのかなあ。そう思いながら、興味本位で話を聞き続けた。彼女はいつのまにかポエマー気質になっていて、文章はとても読みづらかった。(彼も清水翔太の書く歌詞のようなLINEをすると話していたことを思い出した。)
ついきのう、彼にもう無理かと思ってると言われた、辛いけど離れようと思うと彼女から連絡が来た。これを伝えるためにライン1スクロール分くらい使って送ってきた。
ねえ、もう大学四年生の冬になるよ。失ったのは、たぶん彼に費やした時間だけじゃないんじゃないかな。学校での信頼とか、ご両親の信頼とか、私との友情とか。あなたはこれから、どうやって過ごしていくの?
あ、お願いだから、私にだけは頼ってこないでね。
そんなふうに思いながら自分の心の整理のためにメモ帳のアプリに書き起こしてみたら、想像以上に大長編になってしまった。とりあえず残しておこうと思う。
〜後日談〜
結局彼女はのこのこ彼と復縁をして、また頑張ってみると抜かしやがった。2時間電話して別れたのは正解だったよとテープレコーダーのように繰り返し声をかけ続けた私の虚しさを返してほしい。
怒り半分、悲しさ半分。気付いたら「なんでもいいけど彼の言うことしか聞けないならもう私に連絡してこないでね」とラインしていた。完全に友達を失ってしまった瞬間だった。
4年間、製造業向けのインフラエンジニアとして働いていたが、今日の出来事で辞めることを決意した。
【はじめに】
情報工学系の大学を卒業し、中規模ぐらいのSlerに入社、サーバ・ネットワーク関連を扱う部署に配属
配属された理由として、研究がサーバ仮想化やクラウド関係の内容だったこともあり「サーバ関連なら詳しいだろう」という理由
主に大手製造業の研究開発で使用されるサーバを導入・保守を続けてきた
サーバ運搬するにも100kg近いサーバを4~5人で運ぶのは当たり前だったし、サーバのキッティング作業、LANケーブルや電源ケーブルの配線もあるから大変&大変
また、保守作業も加わるから、サーバを引き出してHDDを交換したりマザーボードも交換する
デスクワークは4~5割ぐらいの印象
サーバ基盤環境作るためにサーバの構成やラッキング図、ネットワーク設計図などの設計書も作った
はじめはサーバもネットワークも設計書の作成は手伝い的な立ち位置だったけど、2年目からはサーバ機器のエンジニアになっていった
【やめようと思った理由1:失敗は許せない、効率よりも完璧主義者になれ】
今までもやめようと思ったことはあったけど、この経験できっぱりとやめることが決断できた
↓
↓
上司「チェックはどうしているんだ」
↓
俺「自分が部品交換してOSで取ったログを確認して問題なければ、常駐している社員にも確認させています」
↓
上司「それまでの流れは?」
↓
俺「事前に作成してあるマニュアル通りに沿って部品交換作業をしています また、ソフトウェアの扱い方を事前に調べておいて対応しています」
↓
上司「それじゃあダメだ データセンターへ移動するときの常駐メンバーへの連絡~部品交換完了まで一からチェックシートを作って細かくチェックをつけながら作業しろ」
上司「保守作業でミスしたらお前に保守の仕事やらせないからな」
↓
俺「...」
呆れたよ
ただでさえ、導入しているサーバ数が1000台以上あって限られた人しかデータセンター内で働くこともできない職場だってのに
ほぼ毎日のようにZabbixアラートがバンバン飛んでまた生産性のない作業を増やすのか!?って思ったわ
それに毎回同じ障害内容じゃないのに、チェックシートを作るとなると事前準備だけで時間食うし、短期間で解決しなきゃいけない障害もあるのに無謀すぎるだろ
自分も保守作業でミスをしてはいけないっていったら、そりゃあミスしないのが一番に決まっている
常駐メンバーへの連絡→チェック
データセンター内に入るときに不要な電子機器の持ち込みはないか確認→チェック
:
なんかもう保守作業自体やりたくなくなったし、会社の中で上司の命令に忠実で完璧主義者にならないと仕事できないのかなあって思った
以前にも同じように、
誰かが1つミスをする
↓
↓
って流れを4年間で何度も何度も見てきているから、効率を求めるよりも完全に正確性だけしか考えていない上司やプロパーばかりだった
そのせいもあり、社内で使う技術がレガシーだったりExcel至上主義が当たり前になっていた
2ch創業者のひろゆきの配信で「ITの仕事は他の業界の人員を削減するためにある」って言っていたけど、IT企業なのに自社で時間のコストばかり増えて効率化とは程遠い存在になってしまっていた
そんな繰り返しの環境にいたら自分がおかしくなってしまいそうって思い、退職を決意した
GAFAでも個人情報流出を何度もやっているミスを犯しているけど、それでも業績は確実右肩で伸びているし利用しない人がいなくなっていないどころか増えているんだよな
それは、1つのミスをやったとしてもそれを有り余るだけの魅力的なコンテンツやプロダクトを利用してる人が多いから発展し続けているんだよ
ニコニコ動画だと、プレミアム会員数の減少や現存ユーザ数も少なくなっているなどで悪いニュースしか流れない感じで、コメントが流れなくなったり通信障害やメンテナンスの長期化など様々な問題を起こしてきたのも事実だ
しかし、それがニコ動が衰退した大きな理由ではなく、「某動画サイトのほうが機能もコンテンツも充実している」「某配信サイトでは無料なのに、ニコ動は有料だ」的な理由が大きく占めるからミスして終わりではないんだよ
一方俺の会社は、ミスを防ぐだけの取り組みをしているがプロダクトや技術力などの魅力があるわけではないから詰んでいるけどねw
というかそんな取り組みしても、自分もそうだが社員は何かしら問題起こすから意味がなくなっているけども
まず、驚いたこととしてサーバにアテンションランプがつきまくりで、HDDやメモリが壊れていることも普通な感じで放置されていた
そんな環境で100台以上ものサーバを運用しているから、さらに驚いた
なんでそうしているのか、現地で働く人に話を聞いたら「キッティングするのが仕事で、それ以外は契約外」の一点張りだった
別にそんな話をしたことでその人はビクッて驚いた様子もなく堂々としていた
日本の今の会社で働いていると、「この期間までにキッティングを完了しろ」「翌日までに保守対応しろ」と期間内で解決するためのプレッシャーに押しつぶされそうになったり、担当外の会社に導入しているサーバ保守や設計、キッティングも手伝ったりってことでジョブが確立されていない
「日本の常識は世界の非常識」とよく言われる通り、このまま10~20年以上いたら上司みたいに外の世界をよく知らない人物になってしまうかもしれない
この経験で、このまま今の会社の文化に洗脳されてもしリストラか倒産されたとしてこの先エンジニアで生きていけるのか不安になった
【やめようと思った理由3:インフラよりもWeb開発が好きだと気づいた】
まあ、ベンチャーで神のようなエンジニアとは程遠いけど、自分でWebサイトを作ったり機械学習を使って統計取ってみたりQiitaに勉強会の感想や学んだ技術について書くことが多かった
インフラの知識を使ってサーバ構築したりするけど、自分の発想力でサイトを作るプログラミングが楽しく、昼頃から深夜の5時くらいまでプライベートで開発していたことが何度もあった
今の仕事よりもweb系開発企業に属したほうが全然マシなんじゃないかと思った
周りの社員からもベンチャー向きかベンチャーで働いたほうが良くね?って言われることがあったから、周りの推薦もあって自分も転職しようと決意できた
【これから】
このゲームは嫁さんと二人で自分がプレイヤーで進めていていました。
作中、ゲームの重要キャラクターの双子が再会するところがあるのだけど、完璧主義な嫁さんは「ロックネがなぜブリッジスを拒否しているのかが、分からなくて話が分からなくなってきた」と嫁がおっしゃるものだからデータをロードしてやり直すのだけど、わいが「いや、ストーリー中で進んでたけど、その時は安倍のことをごちゃごちゃ言ってたから見てなかったじゃん」と責めて(?)しまい、「いや、寝てたんじゃないかな」ととぼけようとしたので「いや、ここで起きてたけど本編進んでたよ(俺はそのことはっきり覚えてるから強く出るけど)」それでも「覚えてないし、最近寝るの早いし、寝てることあるよ」で寝てるか寝てないかで口論、ついには嫁は「こんな話興味ねぇし」と言い出し。(結局Youtubeでストーリーは見れることはわかったんだけど)執拗に自分が起きてたことを責める(自分の中では寝てるか寝てないか議論が趣旨だった)と拗ねてしまい、「一生知らなくていいは、こんなゲームは。最初から興味ないし」と繋がりを絶ってしまったという話。
そもそも、
自分の感情が分かってなかったのが問題だったのだけど、「自分は世の中にはこんなに面白いゲームがある!それを嫁さんと共有しておきたい!」って感情があることだ。
前述の安倍の話というのは「さくらの会が、経費が消費税で行われてるのに3倍もかかってる」って騒いでて、正直あまり興味なかったというのと、騒いでる時に本編が進んでて「本編進んでるのに見てくれない(オコ←ここ重要」「まぁいいか安倍に夢中だし」「本編と関係ないか」みたいな思いで進めてて。「まぁ補完できるやろ」って安易な気持ちでいた事がアレだった(語彙力)
アレっていうのは「嫁さんは基本的に荷物運びのシーンは見ずにストーリー進行だけを追う形だったんだけど天才嫁なのでそれでも俺より理解があり、自分の理解を遥かに超える事もあるので補完させてもらってた立場でもあるのだ。。。ただそれは"抑え"があるからであってロックネの動機が分からないっていうだけで嫁さんの中ではもう本編が進まなくなるほどの影響力があるのを自分は理解してなかった事」
正直、「本編進んでるのに見てくれない!」「っていうか本編進んでるのに関係ない(安倍の)話してくるな!」っていう気持ちが爆発したっていうのが今回の起爆装置だったのかな。。。
このゲームは嫁さんと二人で自分がプレイヤーで進めていていました。
作中、ゲームの重要キャラクターの双子が再会するところがあるのだけど、完璧主義な嫁さんは「ロックネがなぜブリッジスを拒否しているのかが、分からなくて話が分からなくなってきた」と嫁がおっしゃるものだからデータをロードしてやり直すのだけど、わいが「いや、ストーリー中で進んでたけど、その時は安倍のことをごちゃごちゃ言ってたから見てなかったじゃん」と責めて(?)しまい、「いや、寝てたんじゃないかな」ととぼけようとしたので「いや、ここで起きてたけど本編進んでたよ(俺はそのことはっきり覚えてるから強く出るけど)」それでも「覚えてないし、最近寝るの早いし、寝てることあるよ」で寝てるか寝てないかで口論、ついには嫁は「こんな話興味ねぇし」と言い出し。(結局Youtubeでストーリーは見れることはわかったんだけど)執拗に自分が起きてたことを責める(自分の中では寝てるか寝てないか議論が趣旨だった)と拗ねてしまい、「一生知らなくていいは、こんなゲームは。最初から興味ないし」と繋がりを絶ってしまったという話。
そもそも、
自分の感情が分かってなかったのが問題だったのだけど、「自分は世の中にはこんなに面白いゲームがある!それを嫁さんと共有しておきたい!」って感情があることだ。
前述の安倍の話というのは「さくらの会が、経費が消費税で行われてるのに3倍もかかってる」って騒いでて、正直あまり興味なかったというのと、騒いでる時に本編が進んでて「本編進んでるのに見てくれない(オコ←ここ重要」「まぁいいか安倍に夢中だし」「本編と関係ないか」みたいな思いで進めてて。「まぁ補完できるやろ」って安易な気持ちでいた事がアレだった(語彙力)
アレっていうのは「嫁さんは基本的に荷物運びのシーンは見ずにストーリー進行だけを追う形だったんだけど天才嫁なのでそれでも俺より理解があり、自分の理解を遥かに超える事もあるので補完させてもらってた立場でもあるのだ。。。ただそれは"抑え"があるからであってロックネの動機が分からないっていうだけで嫁さんの中ではもう本編が進まなくなるほどの影響力があるのを自分は理解してなかった事」
当方理系の学生だが、意識の低い履修登録の結果、文学の講義を取ることになった。
卒業に必要な一般科目の単位は足りていたが、1つは楽しく受けれる講義があればいいな、と思い履修することにした。(別に理系科目が嫌いな訳ではないが、計算しないで考えに耽る科目があってもいいと思ったのだ。)
その先生は1回目から遅れて講義室に入ってきた。座り次第、もう少し前に詰めろと指示し、しぶしぶ前に座った生徒の出席を取り始めた。前期の一般科目で大半の生徒が必要な単位数を確保しているからか、後期のこの科目はほとんど人が居なかった。全員集めて20人くらいだろうか。教室自体が100人は収容できるから、とにかくスカスカである。
先生は評価方法と出席、テストについて形式的に話したあと、文学とは何か?を説明し始めた。始めこそ文学理論の概要について話し初めて、「なんだか気難しいな…」とか思いつつ上の空で聞いていたが、いつの間にか自分の推し作品や趣味のサバゲーについての話にすり替わっていた。この先生、妙に人間らしい…と思った時には話を真剣に聞いていた自分が居た。
創作でも現実でも、俺は人間らしさのある人物を眺めるのが好きだ。完璧主義や仏みたいに寛容な人間も嫌いではないが、それよりも欲が見えたり、嫉妬深かったり、好きな事だけ早口になる人間の方が眺めていて楽しいのだ。理系科目の先生は基本的に論理的で、隙がなく、まるで機械のようにタスクをこなすが、彼女は違った。賭け事が好きで、金をかけて遊ぶサバゲーが好きで、帝王切開を乗り越えるために歴史小説で切腹に慣れようとする。良くも悪くも人間だった。
(式に憧れくらいはある)子供は産まないつもり。
心は騒がなかった。
むしろ、少子化に貢献してくれて、ありがとうございます、と思った。
いや、本当のことを言うと
「うわぁ〜、、、マジで大変だわ、、、」
と、瞬時に本気で思った。
まあ、彼女が不妊治療していることは共通の友人から聞いていたし
もちろん、人間としてそんなことは言わないけど。
それ以前に都内で仕事があったついでに友人と会ってた席でのこと。
家族旅行でなく、一人で、来ると言う。
この盆の初日に?
赤ん坊二人も置いて?
いや、分かる。
発狂しそうな話。
容易に想像つく。
分かるんだけど、思っちゃう。
たった一泊、翌朝にはトンボ帰りたって、それって、え、なんか
無責に・・・
本当のところはどう思ってるかわからないけど、こう言う時の
友人は頑固なので言葉を引っ込める。
同じように激怒したろうにね。
まぁ、ちゃんと準備してきたんだろうけどさー。
間に立つ友人は疎遠になった2人を戻そうと色々手を尽くしてくれ
先日も
「ニアミスで会えなかったの残念がってたよ」
ってわざわざメールくれた。
思わず
「また3人で会おうよ!私は時間と場所に融通がきく仕事してるからさ!」
多分、彼女が今一番欲してるのが自由だって容易に予想がついたから。
誰よりも一人旅が好きで、マイナーな国にも一人で旅しまくってた
彼女が「子供が欲しいから婚活する」って言った時は、無理だろうと思ってたし
私が長年の夢を叶えた祝賀会の席だったのに。
って。
私も彼女と同じ、当時34歳だったんだけど(怒)
思う反面、会って、自由に生きられる今の自分の幸せをアピールして
そして、私子供本気でいらないから羨ましさを微塵も感じないことを
分からせたいし。
別に悪い子じゃない。
それを見破られるのが嫌なんだとも理解してるけど、
もういい加減、彼女のことは忘れたいです。