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はてなキーワード: 出版とは

2023-12-17

anond:20231217081132

出版に対して文句言うのは自由、その抗議を受けて商売人が出版を取りやめるのも無視して出版するのも自由、作者は出版が取りやめられたら他の出版社で出すのも自由、ってだけの話では

何でほとんどの作家小説投稿サイト作品投稿しないんだ?

出版不況な上に出せる小説が年々減りつつ昨今なんだから、昔から活躍している作家小説家になろうやカクヨムアカウントを作って自分作品投稿するべきなのに、何でやってるヤツがいないんだ?

もちろん、既に表に出ている作品投稿出版する際の契約などで絶対できないだろうが、新規作品なら、締め切りやら大衆受けやらコンプライアンスやらに一切縛られずに自由に発表できるだろ。

締め切りがないか自分のペースで不定期に投稿できる。

大衆受けを気にせず本来書きたかったジャンルを思う存分書ける。

コンプライアンスも気にせずに(投稿サイトの規約に反しない限りだが)面倒くさい配慮ガン無視自由表現できる。

なのに何でやってるヤツが少ない?

素人活躍している場を荒らさないように気を遣っているのか?

それともデビューして実績あるのに素人やなろう作家に混じって作品発表するのがプライドが許さない感じか?

兼業で働いている」「大学専門学校創作を教えながら活躍している」というなら話はわかるが、明らかにSNS毎日くだらんこと呟いて油を売ってる作家ですら、そこでアカウントを作って作品投稿してる気配がない。

さっき言った契約に縛られたり水面下で色々企画が動いていたとしても、その間にもやれることやできることは色々あるだろ。

本来なら悠長にあれこれ呟いたり、気遣いプライドを気にしてる余裕なんてないはずだぞ。

本業が忙しいとか何か理由きっかけがあって書いてないならともかく、何もないのに書いてないとか普通の人と一緒だぞ。

SNSアカウントは作れるのに投稿サイトのアカウントは作れませんなワケはないだろ。

芸で飯を食う世界競争が当たり前だし、分野は違うが芸能人でもyoutubeチャンネル持って動画を作っていて、イラストレーターでもpixivアカウントを持って投稿していたりするのに、何で作家がそれをしないのか本当に神経を疑う。

anond:20231217011904

Kindle素人編集者挟まず出版してるよ

普段ネットサーフィンして集めたネタを何かまとめて売れば

それっぽいタイトルで値段付けてりゃ物好きが買ってくれる

2023-12-16

就活は才能を見いだす場所じゃないんだわ

大学生とか、あるいは氷河期世代のオジオバとか、「こんなに優秀な私が採用されない(されなかった)のはオカシイ!」とSNSで叫んでいる奴多いが、企業採用活動というのは、才能や能力を見い出す場所ではないのよ。

ぶっちゃけ、採る側から見れば、誰でもいいわけ入社後、仕事をこなせる人材であれば、A君を採ろうと、B君を採ろうと、どっちでもいい。ほんとどっちでもいい。

もちろん、採用される側から見れば、その会社に受かるかどうかで人生が変わってくるから、大問題なんだけど、会社から見れば、何の問題もない。

なんか企業採用を、オーディションとか新人賞とかと勘違いしている人がいるんだよね。

芸能オーディションなら、落とした人材が、他社に拾われて、大スターになれば、落とした側の能力が疑われるし、

小説新人賞なら、落とした作品が他社で出版されて大ベストセラーになったら、これも問題

進撃の巨人という漫画が、最初持ち込んだ編集部に落とされたことも、ずっと言われているよね。

でも、企業採用で、問題になるのは、採用した人のパフォーマンスが悪かった時のみ。

無能採用した時だけ問題になる。

逆に、採用で落とした人が、その後、億万長者になろうとも、総理大臣になろうとも、採用が間違っていたということにはならんのよ。

からこそ、学歴フィルターというもの機能しているわけで、たとえば東京一工早慶という超ハイレベル学歴フィルターを設定したとして、もちろん、それで阪大ガチ優秀な人は取れないわけだけど、それでも全く問題ないわけ。

東京一工早慶という学歴フィルター採用した人よりも、落ちた阪大の人のほうが優秀で、他で大活躍することだって、十分にあり得るが、会社としては何の問題もない。

入社した人が、期待したパフォーマンスを出してくれれば、それでいいだけだから

良くあるMARCHラインフィルターかけて、採用した法政の人より、不採用になった明治学院の人のほうが、もしかしたら優秀かもしれないけど、それでも何の問題も無い。

何度も言うが、採用問題になるのは、無能を採った時だけで、優秀な人を取り逃がしたことは、企業採用活動で何にも問題にならないから。

実は、これ、大学入試も同じで、東大落ちた人が、総理大臣になろうと、ノーベル賞取ろうと、東大入試が間違っていたということにはならない。

就活とか大学入試とかは、芸能文化スポーツ分野での、オーディションとか新人賞とかと本質的に違うんです。

岸政彦氏の「社会学における大風呂敷を広げた預言者批判について

人生を変える社会学──『岩波講座 社会学刊行にあたって

https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/7681


なんだか絶賛的な評価が多いみたいようだが、社会学門外漢だけに、個人的にはモヤモヤが残った。

前回は上野千鶴子吉見俊哉大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさんありました。もちろんそれだけではなく、当時の最先端社会学的な議論をしている論文もたくさんあって、たとえば落合恵美子が実証的な観点から上野千鶴子を強く批判する論文なども収録されていたのですが。

 そのころから比べると、社会学も大きく変わりました。どちらかといえば、より地味な、地道な、実証的なスタイル調査研究をおこなう社会学が求められるようになったのです。今回の『岩波講座 社会学』では、そうした社会学者が中心となって執筆します。特定対象特定問題に、特定理論特定方法を携えて実直に調査研究を続けるような、そんな社会学者たちはこれまでたくさんいたし、いまもたくさんいます。いま、この社会にとってほんとうに必要なのは、「職人的」な社会学者なのです。

要するに、この講座のシリーズ全体でおこなうのは、社会学のものの再定義です。もっといえば、これは「本来社会学」へと立ち戻ろうとする試みです。社会学者は、大風呂敷を広げた預言者であってはならない。私はすでに、2018年有斐閣から出版された『社会学はどこから来てどこへ行くのか』という対談集で、そのような趣旨のことを述べています



まずここで説明されるべきは、「地味な、地道な、実証的なスタイル調査研究をおこなう社会学が求められるようになった」理由であり、そしてかつてはそうしたもの忌避(あるいは小馬鹿に)されていた理由である。例えば、社会学という学問の発展の結果なのか、社会経済的環境の変化や取り組むべき新たな社会問題の登場の影響なのか、社会科学研究全体のトレンドの変化の影響なのかが、きちんと説明されるべきである。上の文章はそうした説明が一切なく、以前の社会学は中身がからっぽだったが、自分たちが「地味な、地道な、実証的な」もの改善したという、それこそ中身が空っぽなことを言っているだけに過ぎない。


社会学者は、大風呂敷を広げた預言者であってはならない」というのも、別に社会学に限ったことではない。具体的には見田宗介宮台真司のことを言っているだろうが、30年以上前には「大風呂敷を広げた預言者」は、哲学者浅田彰など、社会学以外にも数多く存在していた。現在だと斎藤幸平や成田悠輔の名前が「現代預言者」として思い浮かぶが、彼らは経済学者である社会学者で思い浮かぶ名前はもういない(古市は軽薄ではあるが預言者的では全くない)。


そもそも、「地味な、地道な、実証的な」をくどいほど強調している点で、おそらくはSNS上の社会学バッシングを気にして怯えるばかりの、自分たちの中身のなさを暴露している感じがする。本当に「地味な、地道な、実証的な」人は、そんなことは口が裂けても言わない。ネット上の悪口など意に介さず、自分研究にコツコツと取り組むだけだ。「大風呂敷を広げた預言者」についても、そうした人がなぜ必要とされるのかの現代的な状況について丁寧に分析説明するだろう。

そして後半は、紙の本との出会い大事だというノスタルジック感情論に終始している。もちろん世代的に共感できなくはないが、30年前から情報環境の劇的な変化と今回のシリーズ編集方針との関係について、社会学者として何か分析的な議論があるべきだろう。


かいところだが、「巻数も26あったと記憶しています」って、なんですぐ調べないのだろうか。「地味な、地道な、実証的なスタイル」な人は、そういうところから絶対に手間暇を惜しまない。そもそも、岸氏はネット上の発言しか知らないのだが、それらを読む限り、経済政策論にも安易に口を挟んだりなど、「地味な、地道な、実証的なスタイル」の人には全く見えない。

2023-12-12

DokiDoki!焚書げ~む

俺が間違いと思った本は出版すべきではない、という発言が多かったので思いついた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/querie.me/answer/ST8s9I6rozezVXc5z41p?timestamp=1702007027

以下の本のうち、自分出版社の社長だったら出版しない本は焚書の「フ」

批判に負けず出版するよ、という本は出版の「ハ」で答えてね。

10冊とも出版しないなら「フフフフフフフフフフ」

最初の5冊出版しない、後の5冊出版するなら「フフフフフハハハハハ」

なお、該当箇所だけ直して出版して、は著者が「そこも含めて私の意見なので直すくらいなら出版しない」と言われました。

では問題です。

1.コロナワクチンを接種すると重篤副作用後遺症が出るため

ワクチンを打つべきではない、とした「NoワクチンNoダメージ

ワクチンに対する誤解を招くとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。

2.激辛食を食べると健康になれるとして、超激辛レシピを多数掲載した本「辛いものだけあればいい」

カプサイシン胃腸消化器官ダメージを与える可能性が高く、

胃腸が弱い人が真似をすると健康被害が起きるとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。

3.ある政治家暗殺された。犯人はその場で逮捕されたが、後に手記「潰された蟻」を執筆

その中で「その政治家献金していた製造業パワハラが横行し、自分の父は自死した。父の訴えをその政治家がもみ消した」と記載

→遺族が献金事実だがそういったことはしていないし故人の名誉を著しく既存するので出版すべきでないと出版社に抗議した。

4.ある女性政治家与党要職となり初の自伝「愛こそすべて」を出版することになった。

→そんなとき、ある男性が「私が選挙スタッフだったとき彼女からセクハラを受けた。トラウマが蘇るので出版を止めてほしい」と記者発表をした。

彼の発言根拠はないが、もう1名同様の証言をする男性が現れた。

5.辛口評論家都内飲食店評価するグルメガイド「神のサービス悪魔サービス」を出版した。

その中である飲食店に対し「この店のサービスは最悪だった、店員から酷い扱いを受けた。高いだけで行く価値はない」といった表記があった。

→その飲食店の店主が「評論家が来店した日のスタッフに聞いたがそんなことはなかったと言っていた。既にSNSでの発言から集客に影響が出ている」として出版停止を求めた。

6.ある女性タレントが匿名首長からセクハラを受けたという暴露本温泉が好きだっただけなのに」を出版した。本の中で名前は出していないが明らかに特定可能情報掲載されていた。

首長が「事実無根であり、来年選挙への影響が大きい。法的措置を取るつもりである。」と発言。実際に名誉毀損で告訴した。

7.あるジャーナリストヴィーガンによる美術館での展示品破壊道路の封鎖と言った過激犯罪をまとめた「肉食は悪なのか」を出版

ヴィーガン団体が「一部の過激派を取り上げて全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。

8.あるジャーナリスト特定野党による首相ヒトラーとなぞらえたポスター掲示

首相を模したマスクを車で轢くようなデモ活動に参加していたことを列挙した「革命後夜」を出版した。

特定野党が「一部の過激企画切り貼りして全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。

9.10フォロワーを持つSNSインフルエンサーが、SNS上のフェミニスト日本人男性精神が幼い、知性が低い、差別的であると言った発言をまとめた「日本を駄目にするフェミニスト10人」を発行。

→該当するアカウントフェミニスト団体より「勝手自分発言を捻じ曲げられて記載されている。許しがたい」として出版停止を求めた。

10.10フォロワーを持つSNSインフルエンサーが、政治家差別発言をまとめた「日本を駄目にする政治家10人」を発行。その中で各政治家のことを「ブサイクだったか性格ねじ曲がった」「ハゲ死ね」といった一般的には許容されない罵倒も書かれていた。

→取り上げられた一部の政治家より「発言したこと事実だが、個人的風貌揶揄する記載名誉毀損である取り巻きフォロワーから迷惑電話毎日来ているため、家族も耐えられない。」として出版停止を求めた。

anond:20231211170902

何の話なんや

こないだのジェンダー本への出版停止運動揶揄してるんやろか

それとも夫婦別姓同性婚に反対する人間の事やろか

あるいはもっと卑近作品アンチとかの話なんかなぁ

2023-12-11

anond:20231211205946

そのレーベルから出版されるなら分かるんだけど、違うなら全く関係ないじゃん。

週刊文春がいい加減だから文藝春秋の他の本もいい加減だなんて言う人いたら頭おかしいと思うんだけど。

anond:20231211200044

角川って別にファクトに定評がある出版社だなんて全く聞いたことないんだけど。

せいぜいオタク向け商売が上手く言ってる程度の印象しかないのに

あの角川ってどういう意味なんだろう。いつの間に学術的に権威がある出版社になったんだよ。

あの五輪汚職の角川がファクトに反する本を出版するなんて!ってか?w ちょうどいいじゃん。

anond:20231211190649

民間療法にハマって早死にした癌患者の遺族はその手のエセ医療の本大嫌いだし、SNS宣伝されようものなら出版すんなとリプ送ったりもするだろう

でも言ったところで普通は止まら

アノンが明らかにcolaboをモデルにして悪魔化したAV漫画を出し抗議されようが、販路が狭まることはあっても発売自体は止まらない

変なものは様々にあり、そして批判もあった

トランス本が初めて批判に晒された本ではない

あの件の特異性は何故出版社が「よくある批判」に屈したのかという点

「屈するのが悪いのであって批判側は悪くない」って話ではなく、純粋にその点が不思議

批判派は出版というもの大袈裟に捉えすぎだと思う

『あの子トランスジェンダーになっているSNSで伝染する性転換ブーム悲劇』の発売中止騒動周り。

私はトランスについていわゆるアライ(理解者・支持者)というのか過去にもトランス擁護増田を書いたりしているけど本の出版はまったくの自由だと思っている。

事実誤認デマトンデモ出版ダメだと批判する人たちは本屋に足を運んでいるのだろうか?

本屋にはそんな本が普通に並んでいるしオカルト本も詐欺みたいな本もあるし新聞の一面にはそれらの広告も堂々と載っている。

ヘイトというならわかりやすい例は嫌韓嫌中本。

韓国籍中国籍の人やその血縁日本におそらくトランスの人よりたくさんいるというのに。

まり出版ってそういうもの

審査されエビデンスもあり素晴らしく正しいもの出版されるのではなくもともと玉石混淆

様々な主張が飛び交い時に反論も本になって出版される世界

「間違っている(と私が思う)から出版してはいけない」は自由否定だ。

もちろんもし「○ね」「××を△せ」のような直接的な攻撃扇動だったら出版は難しい。

しかし件の本は原書を読んだ人の紹介を見る限りそうではなさそうだしなにより伝聞や憶測批判されている状況はあまりに恐ろしい。

ある書籍出版するべきではないという主張にも表現の自由はある

https://querie.me/answer/ST8s9I6rozezVXc5z41p?timestamp=1702007027

https://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Fquerie.me%2Fanswer%2FST8s9I6rozezVXc5z41p%3Ftimestamp%3D1702007027&_www_via=login

既に回答欄で必要なことは書かれているが、「有害な本を出さな道徳的義務があるに決まってますよ。」等の表現にひっかかってしまう人はいるようだ。誰がその正しさを担保するのかというような噛み合わない指摘がブコメには散見される。そもそも質問自体が少し混乱した内容になっているように思われるので、前段の「事実誤認や著しい誤りがある本は出版するべきではない」という主張について、少し内容を変えて「(ある書籍を)出版するべきではない」という表現表現の自由が認められるだろうかという観点から考えてみたい。

まず、おそよどのような主張であれ、その内容に一切かかわらず、言う(表現する)ことが正しく、言わない(表現しない)ことが間違っているという価値観を持っている人は、恐らくいないだろうというところから始める。「どのような」という中身は、回答者のいう「デマ」や「他人に害を与える」内容のものかもしれないし、名誉棄損(他人に害を与えるに入るだろうが)やステマ広告かもしれないし、ある表現をするべきではないという内容の表現かもしれない。その範囲に関しての価値観はそれぞれに違いがあっても構わないし、むしろ違うはずだが、およそ常に表現がされることが正しく、されないことが正しくないという主張は、誰にも支持されないだろうとういことは前提にできると思う。

その中で、具体的にどの表現がされるべきでないものなのかということについては、社会構成員間で価値観の違いがある以上、社会的に決定せざるを得ない。その決定は、各々の異なる意見表現によって交換すること、すなわち、議論によって形成されていくべきだ。そうやって、名誉棄損や著作権法違反への表現規制は認められてきたわけで、その議論担保するからこそ表現の自由は民主主義社会において重要性があると言える。つまり表現規制についてもその限界議論によって定められるべきだということも前提にしていいだろう。

ここで、「出版表現)するべきではない」という主張に表現の自由が認められないとすれば、表現に関する規制について、常に片側の議論の主張を欠く状態になってしまう。無論、あらゆる表現において表現されることに価値があるとか、表現すべきではないことについては議論余地なく決めることができるという前提があれば、そのような表現規制も許されるだろうが、これは今まで書いてきた前提とは反する。つまり出版するべきではないという表現にも表現の自由は認められ、一定尊重がされるべきであるに決まっている、ということになる。

その上で、質問者に戻るのだが、出版するべきかどうかという判断に「事実誤認や著しい誤りがある」かどうかという観点を入れた場合、いわゆる思想の自由主義市場問題、すなわち、誤っているかどうかという判断自体表現を戦わせることによってしか得られれないものではないかという問題が出てくるという側面がある。その点から、およそと事実誤認等を理由にした表現の事前の抑制は行うべきではないという主張はあり得るだろう。ただし、医薬品に関する虚偽の効能広告規制のように、実際には事実に反することを理由法規制される出版行為がある場合もあることからかるとおり、少なくとも現行法解釈上は思想の自由主義市場的な価値はほかの価値との相対的な衡量の中で認められるものにすぎない(出版という一行為態様が禁じられるということが直ちに表現のものを封じられるわけではないということも考慮すべきだろう。)。抽象的な議論を離れ、個別の事例の判断になれば、消費者保護等の観点から規制をおよそ認めないという人は少ないのではないかと思われ、そうだとすれば、その限界判断批判を含めた議論の中で決められるべきという上述の議論に戻ることになる。

インターネット上では、いわゆる反キャンセルカルチャー的な文脈から批判表現自体ですぐに表現の自由を持ち出し反批判を行う意見散見されるが、批判表現表現の自由で認められるべき重要表現である。少なくとも、近時話題になっている角川の事例においては、表現の自由な交換による意思形成を超えた、事実上の表現規制的な圧力がかかったとは私には到底考え難い(まあ、そう考えたい向きがいることも仕方がないことだなとは思う。)。他方で、個人ツイッター(X)上の大したことのない発信に鬼の首でもとったかのような大量のリプライが付くような場合など、この時代において考えるべき問題存在しないわけでもない。批判表現という表現の自由にとって重要表現一般論で封じ込めて「論理的にすっきり」しようとするのではなく、一つ一つの事例にきちんと頭を悩ませることが重要なのではないかとふわっとさせて終わりたい。

数年越しに表現不自由展抗議が正当化されてスッキリ

「一部の異常者が犯行予告をする等の犯罪をした」という点を除いて、すべて正当な抗議だったとKADOKAWA出版中止の件で確定してスッキリしたわ。

行政が多数のクレームを受けて不自由展を中止しても、あくまで明らかな事実誤認に対して抗議しただけであって、

行政自主的判断で展示を中止し続けても何も問題がないんだね。こんな圧力があってもあくま自主的判断ってフザケた主張してるんだから当然。

私たちファクトで抗議してるだけ?

例えばロシアファクトアメリカファクトは全く違いますけど、それを一方的に正しいと断罪できる万能な神様か何かなんですか?

10代がLGBT手術をして誤った診断を基に不可逆な加害をした事例があるってのも、ロシアアメリカ立場位には不確かな正しさの程度の話ですよ。

こんな程度で一方的断罪するのがOKだって主張されてしまったわけで、

表現不自由展の抗議は99.9%が正しい行いだったと、昔は批判してきた人たちが誤りを認めてくれたので非常に嬉しいね

俺たちが不満に思う思想にはガンガン電凸して正しい意見を伝えて抗議していこうな。

嘘を書かれてる当事者から出版差し止め申し立て

表現の自由戦士のどうこうとは別の話だろうがよ

anond:20231211095858

困る。

出版された後に批判で消すのは表現の自由に反するから、今のうちに言っとく。

それはやめてくれ。

2023-12-10

anond:20231210190606

やっぱ著作権ってゴミだよな!

死後70年とかいらねーから生後0年くらいでいいよな!

出版たかったら印税もらうな!クソども!

2023年12月8日 田中真紀子記者会見文書き起こし 1/2

皆様こんにちは田中真紀子でございます

11年ぶりの永田町の印象は、暗い雰囲気、そして住人にそぐわない議員会館の立派さだ

11年ぶりに永田町の土を踏みました。

まあ、なんか空気が相変わらずよどんでいるし、きな臭いし、

なんか暗い感じがするなというのが第一印象でした。

で、こんな立派な、私初当選の時にはですね、あの古い議員会館だったんですけど。

こんな立派なね、議員会館ができて。人間がなんかみんな姑息になっているのに。住人が。

関係者がおられるから・・・呆れた顔しておられるけど・・・

議員にふさわしくないほど立派な議員会館ができているなという印象も持ちました。

国民政治に飢えている

で、上田先生上田清司参院議員)が今おっしゃってくださいましたけれども、

私あの、安倍内閣が出来たこからですね。これはちょっと日本危ない方向に行くかもしれないし

国際情勢もたいへん厳しくなってくるということの見通しもついていましたので、

あのこれ、政治改革かなり具体的にやらなきゃいけないんじゃないかなとずっと思っていました。

で、その、勉強会もいたしましたが、その前にですね。

あの、父が書きました、これ51年前に出版いたしました日本列島改造論。

これの復刻版を出すことにいたしました。

なぜかと申しますと、あの、刊行してくださった日刊工業新聞の井水社長さんがですね、

「これ出しましょう、出しましょう、世間から要求がありますよ、かなり希望があります」て

お話があったんですが、もう今さら田中角栄でもなかろうと私思ってたんですけども。

この過去10年間ぐらいの政治を見ていまして、与党とか野党とかという政党の話じゃないんですね、

日本政治国民の、政治に対する意識投票率の低さ。

それから世界がこれだけ複雑に動いていて、その中で日本は立ち竦んでいるというかですね

はぐらかしばっかり言ってるんですよね、はっきり言うと。

これは大変なことになると思いまして、こちからお願いをいたしまして

日本列島改造論、51年前の本を復刻いたしました、この春。

おとといでしたか、あの販売担当者の方に聞きましたならば、

当時は92万部か何かでベストセラーだったんですね。当時大変な政治家の本としては売り上げであった。

現在はですよ、これだけ時間が経っているのに、1か月に全国の書店から平均400部の注文が来ていると。

間違いなく、初版から行くとミリオンセラー100万部になるという話を聞きました。

それどういうことかと言いますと、政治にみんなが飢えているってことです。国民が。

投票率が低いというよりかも政治に期待できない。

それは困るんですよ。

私は政治の素晴らしさを信じている

私は本当に政治ってものはすごいものだと思って育ってきているんです。

今もそう思ってます政治は一番チャレンジングでやりがいのある仕事だと思っています

現実を夢に非常に近づけられるのは政治なんですよ。夢を実現することもできるんですよ。

これが政治でしょう。こんな素晴らしい職業ないと私は信じています

しかし夢のない、人として終わってしまった人たちがポストを握っている

であるにも関わらず。

どこの議員がどうだとか、何党がどうとかそんなこと言う気はないんですけど、

とにかく意識がみんな下がってきて。

で、友達も、あるいは何かの対談とかプロの方にお会いするときも、みんな聞くと、

政治ダメだ」「期待できない」

なぜかというと、「国会議員面白くない」「ヘナチョコばっかりだ」

みたいなこと平気で言うわけですよ。

本来国会議員ていうのは尊敬されてですね、みんなから憧れられるような存在じゃなきゃいけない。

政治家を志す人たちが、色んなルールも変わってきていますけど、やっぱり夢がないでしょうね。

天下国家に対する矜持が無いと言いますかね。そういう人たちが平気で議員になっているということで

私はおかしいと思ってますし。

その、安倍さん以降、彼も含めてですけど、

安倍さん同期だから私仲良しだったんですけど、客観的に見てですね、やっぱりもうあの、

人としてなんかこう、全て終わってしまったというか、賞味期限が切れたと言いますかね

そういう人たちが総理になり、閣僚になり、議員になっているんですよ。

活力が充実してて、やる気満々で、「どんな批判があっても自分の夢は実現したい」

ていうような人たちがポストについていないってことなんです。

まあ言ってみれば、このあいだも、最近今日まぁなんか1番ピークですね、

官房長官が大変なお金をなんか取ったとかなんとかって、もう毎回毎回そんな記事

今日は偶然ちょうどいいタイミングというか、世間が盛り上がってるときに偶然なったんですけど。

そして政治家たちは役人に軽んじられている

ずっと私11年間ずっと見てきていて、なんか政治家、特にこのあい

1か月間に3人も副大臣クビになりました。

消耗品じゃないですか。使い捨てですか? 国会議員は。副大臣ですよ。

役人とも、昨日も外務省役人ご飯食べました。その前は科技庁、文部省役人ご飯食べました。

このあともまた若手と食べます。みんな、

なんであなたがたそんな優秀なのに役人になったのかと聞くと

「僕は役人になる前に、学者にもなれたし、研究者にもなれた。

 研究者にならずに役人になった理由は、僕の国家に対する思い、能力、それを全て反映してほしい。

 国民還元したい。だから僕はなったんです」

どの役所のひとも言うんですよ。

今どう?て言っても、

──ところで今の大臣文部大臣誰?

「誰だっけ?」

て言うんですよ。

──外務大臣は?

「男?女か?男、あ、また女だよね女か」

なんて言うんですよ。失礼な話じゃないですか。

現職の役人たちですよ。ついこないだまで、事務次官局長やっていた人がそういうこと言うんですよ。

それで役人仕事しますか?

政治家の熱量を取り戻すため、私たち勉強会を開いている

やっぱり熱がなきゃダメなんです、熱がなければ。

で、そういう人を集めるためにはどうすればいいかという勉強会を、

ここの永田町には来なかったですから国会図書館のなかの議員閲覧室で、

主人や上田先生郷原先生郷原信郎弁護士)もそうですし、

他の知識人たちとずっと勉強会をしてきました。

今日ご都合が悪くて来られなかった方もおられますけれども、

とにかく国会が閉まらないうちに我々の声をあげたいと思っています

これはあの別に私たち売名でやろうなんて気もありませんし、

新党を作って頑張ろうとかですね、そういう、あの、愚かな考えも持っておりませんけれども。

つづく

男はすべての女がちょっと好きで、女はすべての男がちょっと嫌い。

男は女の裸が見たいけど、大多数は見れなくても仕方ないと諦められる。

女は女の裸が見たいわけではないけど、大多数は見たからって(虫を見るような意味の)不快ではない。

男は男の裸が見たくない。

女も男の裸が見たくない。

 

ということがわかっているのに、

「女の裸より男の裸の方が不快である」という話が理解できない奴って何なんだろう。

俺は表自戦士でもポリコレ銃士でもないので、

「女の裸はなくて良いから、ホモも増やすな」としか言いようがない。

世の中のほとんどの人間価値観はそうであるはずなのに、なぜ女が脱がない代わりのように男の裸を出すのか。

出版メディア中の人間の脳味噌がどうなっているのかが本当にわからない。

男はすべての女がちょっと好きで、女はすべての男がちょっと嫌い。

男は女の裸が見たいけど、大多数は見れなくても仕方ないと諦められる。

女は女の裸が見たいわけではないけど、大多数は見たからって(虫を見るような意味の)不快ではない。

男は男の裸が見たくない。

女も男の裸が見たくない。

 

ということがわかっているのに、

「女の裸より男の裸の方が不快である」という話が理解できない奴って何なんだろう。

俺は表自戦士でもポリコレ銃士でもないので、

「女の裸はなくて良いから、ホモも増やすな」としか言いようがない。

世の中のほとんどの人間価値観はそうであるはずなのに、なぜ女が脱がない代わりのように男の裸を出すのか。

出版メディア中の人間の脳味噌がどうなっているのかが本当にわからない。

2023-12-09

anond:20231209233007

それ増田でやったやつだ!

ここでも権利選択肢・・・


誰も権利侵害されてない、ただアドバイスされて表現しない自由を選んだだけ。

表現自由権』は侵されてない。

しかしそれでも、日本出版から表現自由は消えた。

もはや公共広告では女性乳袋表現はできないし、ゲーム歴史を書くなら精密に下調べしなくちゃならなくなった、気軽に書けなくなった。

表現選択肢』はキャンセルカルチャーで確実に狭まっていく。

https://anond.hatelabo.jp/20231209224940

表現の自由は2つに分けて考えて

この話題が出るたびに混乱する人が出てくる。

今までROM専だったけど、もうストレスに耐える余力がつきた。

私が決着をつけたいと思う。表現の自由は2つに分けて考えるべきだ。

フェミは県警に性的強調するなとアドバイスしたけど、これは県警の表現の自由を侵してない。

アドバイス表現の自由から。Vも県警も、取り下げるのは表現しないという表現の自由を使っただけなので、これも表現の自由侵害してない。

トランスヘイト本出版するなとクレームを入れるのも表現の自由だし、KADOKAWA出版停止するのもまた、彼らの表現の自由だ。

誰も権利侵害されてない、ただアドバイスされて表現しない自由を選んだだけ。

表現の自由権』は侵されてない。

しかしそれでも、日本出版から表現の自由は消えた。

もはや公共広告では女性乳袋表現はできないし、ゲーム歴史を書くなら精密に下調べしなくちゃならなくなった、気軽に書けなくなった。

表現選択肢』はキャンセルカルチャーで確実に狭まっていく。

表現の自由権と表現選択肢を取り違えると、「表現の自由レイヤー問題って言っても、ただクレームを入れただけじゃないか???」のような沼に落ちるので注意。

anond:20231209215431

anond:20231209222239

出版停止が表現の自由とは?

現実の子どもたちのトランス犯罪被害を軽視し、これを差別とするにはあまり無責任

やはりトランス基地外カルト集団

こいつらがやる事は言論封殺と変わらない

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