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はてなキーワード: 狐の嫁入りとは

2022-03-04

男性向けNL関連への私見

◆はじめに。

まず注意書きから

この記事には気が狂うような文体や、現行のネットコンプライアンスに相応しくない描写が含まれています

閲覧して数秒で受け流せる、忘れれると思えるという自信の無い方はここから先の閲覧をお控えください。

なお、この記事イメージBGMバハムートラグーンOPテーマヨヨテーマ

ライブ・ア・ライブOP曲、SF編移動曲、中世編関連曲となっております

◆1章。 「男性向け男女間恋愛モノの男性主人公論」

各界の「今は亡きアカウント・コバァヤシ ケイタリアァン」の

「男タク向けのラブコメって、どうして男女間に容姿格差なんてあるのだろう。

俺はデブでもボサボサでも構わないと思ってるがそれなのに美人ヒロインと付き合えるとかどうだよ。」

というツイートに対する反応

めっっっっちゃわかる!ヒロインたちは基本的になぜかうっすら主人公を好きな設定(主人公の魅力がマジでわかはん)ついでに主人公は常に受け身なのに物語を引っ張っていくのはその美少女たちに任せっきりな感じ https://t.co/p3cy0fElJl

オタク向けのそれでも99.9%女は容姿端麗だもんな、、男はイケメンだけどモラも多い、、

私が一昨年秋から男性向け男女間恋愛モノについて似たようなこと思っていました。

ようやく数日前閃いたことは、それが1つのポリティカル・コレクトネスみたいなことが無意識少年漫画ラノベ特定男女間恋愛案件にて形成されてしまってる事だよ。

男性側がコンプレックスルサンチマンになるのがいやだからわざと解像度低くして書いてるのか?って思ったよ。

作者の意思なのか?

それとも編集部業界意向なの?

それだけでなく12年前にアニメ化されたある青年漫画原作ラブコメ(名前非公開)も主人公の男の異様なオーラの無さに違和感を感じた…

昨年秋クールにあるキー局放送されてた(作品名前はあえて伏せる、分割2クールの1クール目でもある)も…

それに19年10月にどっかの野党タカ派ヴェンゴシさんにポスターのこと標的にされた漫画でも…

その様な思ったことが1月後半、1人のネット民の発言により確信を得ることになった…。

「じゃあどんな主人公あんたが望みなの?」

の答えについて。

男の娘みたいな顔の少年』ですよ。

事実上私にとって新規で禁断の蜜となるコンテンツとなる資格の一つです。

「じゃあ男主人公の特技はどうしたらいいんだ?」

そりゃあ、

戦車ライフルや暗○拳の扱い(それは危ないッすよ…!スペクタクル路線になりますよぉ)

(欠番)

私は心底サブカルマジョリティに媚びた、

弱者男性配慮名目としたアリもしない勝手無意識ポリコレで男主人公を低解像度または目つき悪いとかにしなきゃいけないような新規ラブコメの風潮に敵意を覚えていますよ、マジで

それを言いたかったんです。

だけど結果は「貴方のぞみを詰め込んだ禁断の蜜たる作品は出せてもスパン短くても一年に1作ぐらいでしょう」が現実となります

業界様も数年先まで予約多数あるので。。

◆3章(ここでは2章は欠番) 青虐・奈央虐へのメス

ー青虐編ー

業界や界隈にのさばってる青虐・奈央虐風潮のこと

そんなことしたらかっこいいっていうのか?

作品出る事に青髪キャラ出る度におちょくるとかしなければアニメオタク称号得られないって言うのか?

青虐についてだが、

10年前に見た某アニメなんて青虐の元凶戦犯アニメだろ、どこが名作だ?

一方で同期に放送されたギルティクラウンブラックロックシューターは不当な袋叩き受けたのに…

主人公の髪ボサで眼鏡の男が地球女の子捨ててメガネの異星人の女に付いた、けどメガネの女は故郷の異星に連れ戻され、続編の予感すらなし。

中で胸糞回前後編たる9〜10話、これが私に対して

島崎信長」への強いトラウマを植え付ける原因になりましたよ。

その年の下手なバトル・ホラーアニメより胸くそ悪いものでしたよ


デップー世界のサノスさんはデビルーク星じゃなくてあのメガネの女の母星を粉砕して欲しかったのに。。

その一方で可哀想作品もありましたよ。

クール(12春)に放送されたあっちこっち

終始青展開なのにニャル子や氷菓など男女間恋愛強豪台頭と不当な批判ダブルパンチ

なにがいけなかったんだよ?

相互禁忌扱いしていたのも不当だろ。

その某アニメの件は男女間恋愛での青虐ジンクスの原因に、

コピペブログで青キャラおちょくる記事作られそれを見なくても界隈を淀ませてくれましたよ。

それだけじゃない、ネット上でその年の男女間恋愛アニメにて主人公と結ばれなかったヒロイン

滑り台の画像と合成して「クビを宣告された女たち」だとか悪趣味すぎるじゃねえか!!!

こんな界隈の態度で男女間恋愛から抜けた奴らどれだけいたか

その某アニメが残した呪いは未だに解けない…

あと「おさ虐」ってのもあったようだな。

ー奈央虐編ー

こっから作品名を一部晒しますよ。

18秋青ブタ20夏は かのかり、そして俺ガイル

業界様は今年2年ぶりに奈央虐の準備をしてるんだよな。。

作品名前は言えないけど。

一昨年(2020年)の9/20の時はあまり精神攻撃

下手なバトルアニメの鬱回・胸糞イベントよりもショックで昼ごはん食べたのは1時半より後になるほどの放心状態だった。

無論強いトラウマに…

じゃあどうすればいいんだ?男女間恋愛案件は?

ああ・・・

登場人物偶数にして複数カップルにすんればいいじゃんけ。

撮れ高無くなるから嫌? オムニバスって手があるんすよ。

一昨年に「ぼくたちは勉強ができない原作ラスト複数の編に分けて作りいろいろあったけどぼく勉の作者の取ったことがどれだけ正しかったのかが身に染みるよ。

◆5章(4章はここでは欠番) クリスマススクイズへの疑問。

思ったけどさあ、

なぜ毎年クリスマスシーズンSchoolDays一挙放送に何の疑問も抱かない?

その時期だと男女間恋愛へのルサンチマンコンプレックスが爆発するので歪んだ結末を迎えるものの方が気が安定するからなのかな?

男女間恋愛コンプレックス爆発するのが嫌なら

腐夢イケメン案件百合避難するとかいルートはないの?

たまには2日かけてでもいいから腐夢か百合一挙放送すればいいのに、ABEMAさんは。

無論バレンタインホワイトデージューンブライド夏休み狐の嫁入りでも言えることです。

◆6章 茶みらい氏の悲劇。そして批判しづらい世の中になっていく昨今

出会った女子高生幼なじみのガキ大将だった」シリーズを展開してたけれど

結婚クライマックス迎えた最中に、一部のネット愉快犯荒らしにより

他のネットに移動を余儀なくされたという…

私が今まで知ってきた男女間恋愛コンテンツで最も悲劇作品ですよ…

しかし茶みらい先生への逆張り冷笑する奴らも根強い…

茶みらいのツイ垢潰し事件俺ガイル随一の胸糞回放送はほぼ近い時期にありました、

今は亡きネット愉快犯一味は…これだから

2021-02-15

狐の嫁入りみたいな天気になってる

太陽さしてるけど曇りだしちょっとまだ降ってる

2020-12-29

YESかNOでたのむ

狐の嫁入りという話をよんでいたはずなんだがよ、いつのまにか、忠臣蔵になりそうなんだが、吉良上野介を切ってもいいか

2020-12-14

子供ペットが死んだことを「虹の橋を渡る」って表現すること

最近よく見かけるんだけど気持ち悪い

なんだ虹の橋って…

死んだら虹の橋を渡るなんて小さい頃からあんまりいたことがない

虹の橋を渡るのは狐の嫁入りしか知らない

最近絵本かなんかであるんだろうか?

過度に美化しすぎというか、むしろ茶化してるようにすら感じて不快

子供ペット限定なのもバカにしてる感じがする

心が美しいおっさんおばさんが死んだとしても「虹の橋を渡った」とは言わないだろ

目上の人が亡くなった時に「虹の橋を渡ったんですね…」なんて言ったら失礼に感じるだろ

まり格下扱いなんだよね

普通に「亡くなった」でいいのにさ

2019-04-17

そのビショビショの美女美女、よく見るとまだ若い

 そのビショビショの美女美女、よく見るとまだ若い。そのままじゃいけねえってんで、

「ちょいとそこのお二人さん、見たとこ十六七じゃないかい。濡れたままじゃ体に障る。風邪を引いちまう。風邪は万病のもと。若い身空で西方へ旅立っちゃしょうがねえ。すぐそこに熊ってやつのうちがある。しばらくのあいだ、一緒に雨宿りしちゃどうだい」

 とこう誘ったんだ。そうしたら驚いたねえ。とたんに雨は小降り、おひさまさあっと差し込んだ。狐の嫁入り。娘二人はにこりと笑んで「今、帰ります」って言うが早いか、くるっとトンボを切った。するとそこにはキツネが二匹。一声鳴いてひゅっと消えた。おキツネさんに化かされたのは悔しいが、奮いつきたいほどのべっぴんさん。熊つぁんにも見せたかった。

 ああ、それは惜しいことをした。松よ、娘さんに年を聞くのは良くない。松、年聞かば、今帰り、コン。

 因幡山の嘘松というお噺。

2019-01-16

🦊🌞☔🌈🌓

狐の嫁入りと虹

凄かったなぁ。

日記なので私以外は言及しないでください

2018-10-20

人魚姫シンデレラを見せないらしいのでオタク知識マウントする

家庭毎の事情からこれは一人のオタクから意見だと思って欲しい。結局決めるのは親だしな。

オタクは思うのだ、古典には古典の良さがあり、古典を知るということは古典歴史的背景を知るということだと。

知ることが大事だと思うから女優キーラナイトリーが取った選択を、オタクらしく知識マウントを取って否定してやろうと思う。

もちろんオタク目線から否定を更に否定してくれても構わない。

例えば人魚姫を例に挙げると、人魚姫文学上の分類で異類婚姻譚という人間と異類(人間以外の動物妖精・神など)が婚姻する物語だ。

この異類婚姻譚歴史は古く神話時代にまで及び、典型的物語構成と言える。

人魚姫西洋文化歴史的背景を考えればニンフと呼ばれる水の妖精ルーツであると考えられ、ニンフおとぎ話神話を紐解けば悲恋物語が多いというのはこのジャンルでは共通認識だと言える。

そもそも世界中を見てみても異類婚姻譚特に水の精関連では悲恋が多いので、人魚姫は本当に典型的物語構成である

西洋以外の例を挙げるのであればインド神話の水の精アプラサスで、アプラサスは特にアジア圏の異類婚姻譚へ強い影響力を示しており、実は形を変えて後の時代日本へまで伝わっており、アプラサスが鶴の恩返しや天女の羽衣狐の嫁入りなどへ派生したという説もある。

更に日本では天女という概念自体仏教ルーツとしたもので、愛の神マーラ色欲魔物マラ・飛天を経て伝わってきたという見方が根強いんだ。

マーラも翼を備えていた時期があり、翼を備えていたマーラガルーダ派生したという説もある。ちなみにガルーダは後の時代日本天狗として表現されるようになったらしい。

オタクらしい知識マウントをキメたところで最後意見を言おうか。

これらの知識古典歴史を知ったことで獲得したものだ。

ジェンダーフェミニズム歴史女性の権利の獲得の歴史であると言って間違いはないはずで、その獲得した女性の権利には「学び」もあったはず。

個人的主観だがジェンダーフェミニズムは「女性にふさわしくない知識は学ばなくとも良い」という価値観を打破してきたものと感じているが、女優キーラナイトリーが取った選択ジェンダーフェミニズム歴史協調するものなのか?と疑念が尽きない。

シンデレラ1つ取ってみても当時の文化事情などを考慮せずに現代価値観でぶった切ってるんだもんな。

はっきりと言ってしまえば鼻で笑いたくなるクソみたいなジェンダーフェミニズム観だと感じるのだが、まぁオタク戯言だと思っていつも通りスルーしてくれや。

2018-09-21

彼岸花の別名を集めてみた

彼岸花の別名は1000種類を超えるらしいが、全てを書いてるサイトを見つけられなかったので、取り敢えず見つけられた分だけメモ

彼岸花彼岸の頃に咲く、食べたら彼岸に行く)

お盆花(旧8月に咲く)

曼珠沙華(天上の花を意味する仏教用語。一説に、東北弁の「まんず咲ぐ(葉のつく前にまず花が咲く)」が訛って、美しい漢字をあてたものとも言われる)

死ね死ね、親殺し、親知らず(親子が互いに殺し合った結果花と葉が同時に出ないと言われている)

花知らず葉知らず(花と葉が同時に出ない)

狐の提灯、狐の花火、狐の簪、狐の扇、狐のたいまつ、狐のロウソク、狐のタバコ、狐の嫁御(狐の嫁入り行列で火を灯すのがこの花と言われている)

提灯煌々、提灯灯籠、チャンチャンゲーロー、チンカラポン、チンリンボーリン(煌々と燃える提灯のように赤い、後半は訛っていった物)

喉焼花(食べた時の中毒症状)

南無阿弥陀仏、なんまいだっぽ(食べたらお陀仏)

水子衆花(腹の中や生まれてすぐに死んだ水子達の魂が咲いて現れたと言われている)

馬背花(馬の鬣のような花、もしくは馬も背を向ける)

吐掛婆、鬼婆、婆殺し、歯抜け婆、嫁簪、姑花、舅花(嫁姑戦争関連?)

死人花地獄花、幽霊花、手腐花、手焼花、野松明、猫騙花、雷様花、雷花、夕立花、忘花、道忘花、道迷草、牛舌曲、蛇舌曲、毒花、痺れ花、天蓋花、剃刀花、龍爪花、捨子花、石蒜、三昧花


英語圏

Magic Lilly(魔法百合

Red Spider Lilly(赤蜘蛛百合

中国

銀鎖匙(銀のカギ)鬼蒜、避蛇生(蛇も食わない植物)石蒜,烏蒜,龍爪花,山烏毒,新米夜飯花,義八花,老鴉蒜,蒜頭花,水麻,壱枝箭,蒜頭草,紅花石蒜,蟑螂花(ゴキブリ花),红花石蒜, 毒蒜(ドクニンニク),彼此岸花,秃蒜,月月红,野蒜,一支箭〔江西〕,赤色箭,寒心花,蒜头草,

韓国

想思花、相思華、相思花、相思草(想いを思う花、彼岸花は花と葉が同時に存在することは無い。それでも、花は葉を想い、葉は花を想っている)

2018-08-28

😺きょうは猫もようじょもいないんですニャ。

ねこの近所はきょうは晴れてて、

昼過ぎから狐の嫁入りでした。

今朝は体調最悪だったけど

ストレートネック用の首に巻く奴かってみたので

楽になるといいな。

2018-08-22

🦊

めっちゃ暑かったですね。

狐の嫁入り一瞬ここは熱帯ちほーかなっ💦

降ってるのに🌞ギッラギラ

30分ほどでやんだけど

台風近づいてるせいなのか、左目の奥が痛くて

汗がばーんとでたので、熱中症?みたいでした。

2016-12-21

2016/11/xx 土葬

森の中だった。スコップ腐臭のする死体を穴に埋めていた。死体は少なくとも2つあった。まだ肉が残っており、腐臭を放っている。顔をしかめながら土を被せ続けた。

2016/11/xx 墜落

並走していた旅客機が、浮力を失って黒煙をたなびかせながら墜落していった。追っていた数機の飛行機もまた謎の墜落を遂げた。

2016/12/xx 裏切り

通信機器の異常があった。そのロット製造された通信機器全てがダメだった。私たち歩兵は混乱した。しかし、作戦の進行はもはや止めることができない。

そう思うや否や味方の戦闘機から榴弾を食らった。敵もろとも掃討されることになったらしかった。

2016/12/xx 参列

狐の嫁入りの参列した。そこでは、河童の肉の刺身が振る舞われた。人間が食べて良いものと悪いものがあるらしく、河童刺身は食べることができた。

そんな夢のことを彼氏に話したら、「気持ちいからその話はやめて」と言われた。

2016-05-22

さっき家の前で立ってたら、目の前を狐の嫁入り行列が物凄い勢いで東の方へ駆け抜けていった。

今の季節は天気が変わりやすいから大変らしい。

2013-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20130506180934

狐の嫁入り」って「嫁入り行列」が通り過ぎているってヤツじゃなかったっけ?

今じゃ「嫁入り行列」の風習がほとんど廃れているから、挙式と披露宴って事になるんだろうけれど。

狐の嫁入り

晴れてるのに雨のことを

狐の嫁入り

と言うけど、

大体サーっと30分ぐらい降って終わりだ。

挙式と披露宴合わせてその短さ

いいなぁ。

2013-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20130403150904

純粋な興味なんだけど、

一応古神道起源だけどね。住吉さんとか山口花祭とか狐の嫁入りもね。

これ詳しく教えて欲しい。ぐぐってみたけどわからんかった。

http://anond.hatelabo.jp/20130403150048

一応古神道起源だけどね。住吉さんとか山口花祭とか狐の嫁入りもね。

今はもともとの意味からかけ離れてるだけで処女信仰日本に古くからある思想だよ

2008-09-07

マンゲンサイ

子供の頃のことだ。チンゲンサイがあるのならばマンゲンサイもあるはずだと思った私は、ある夏の真っ昼間に隣の家庭の畑に忍び込んだ。そして麦藁帽子を被っていても額やこめかみから滴り落ちる汗を手で拭いながら、キャベツ大根ゴボウといった様々な苗を掻き分けて私は必死にマンゲンサイを探した。しかし見つからなかった。というかそもそもマンゲンサイとはどういう野菜なのか分かっていなかった。チンゲンサイでさえもどういう形をしているのか分かっていなかった。

私は冷静になろう、とその時思った。チンゲンサイとはどんな野菜なのだろう。母親がよくお浸しにしてくれるホウレン草と似たようなものなのだろうか。似て非なるものなのかもしれない。卵と一緒に炒められたものを食べた記憶はあるが、それ以上の知識はない。私は自分が無知であることに改めて気付かされ愕然とした。そして、自分は何故こんなにもガサツな人間なのか、せめて植物図鑑携帯出来る蚊取りマットあるいは虫除けスプレーを持って来るべきだったと後悔していた。

そんな時、視界の片隅で動くものを捉えた。それは遠目には妙に表面がすべすべした木の根が土を破って突き出しているように見えた。二本の、地面に対して「へ」の字を描くようにして折り曲がっているそれを私はよく近付いてみてみると、実は二本の足だった。私の足と比べ物にならないほど肌は白く、表面にはうっすらと産毛が生えておりその膝の部分に時々紋白蝶や蜜蜂が止まったりしているのが見て取れた。足の先端部は地上に露出していた。それはヘビイチゴを潰して煮詰めたような赤いマニキュアに彩られた爪が特徴的な五指を地面にぺたんと着けていた。

私は足の方向から類推して頭の方を探す。すると、今にも浮かび上がろうとするかのように女人の顔に加えて乳首も露な乳房が二つ土から露出していた。女人は目を閉じていた。御伽噺を私は思い出していた。口付けすると女人は目を開くという類のものだ。私は女人の顔に自分の顔を近付けた。肌はやはり白く、口唇がやはり不気味なほど濃い赤色の口紅に彩られ私から見て右の目尻に小さな黒子がついていた。私はそっと口付けをした。女人は目を開けなかった。唇に顔を近付けると微かに頬を暖かい吐息が撫でた。鮎の匂いがした。

私は二つの乳房の先端の乳首をそっと摘んでみた。それは硬くなり、先から静かに乳色の液体が流れてきた。足と乳房の位置から私は秘所の場所を割り出すことが出来たので農具庫まで行ってスコップを取り出すと掘り始めた。どれだけ掘っただろう。全く毛の生えていない下腹部が少しずつ露になり、後はこれ以上傷つけないようにして手で掘った。爪の中に土が食い込み痛くなったけれど、下腹部をそっと撫でてみると痛みは少し引いたように感じられた。私は女芯を見つけ出しそっと手を触れた。そして後は父親の官能小説で覚えた例の行為を試みようとした。しかし、影を感じて上を向いた。女性上半身を起こし私を見て笑っていた。そして言った。

もちろん、責任は取ってくれるわよね。

それと同時に豪雨が辺りに降り始めて私はすぐにずぶ濡れになってしまい、稲妻が光る中を文字通り腰を抜かしながら家に戻った。何をしていたかなんて言える訳がない。チンゲンサイもマンゲンサイももうどうでもいい。私は風呂場に入り、大根の土を洗い落とすように全身の土や汗を流した。それで排水口が詰まってしまったのでこっぴどく私は両親に怒られた。雨は降った時と同じようにあっさりと上がった。狐の嫁入り、という言葉が不意に浮かんできた。

それから二十年。大学生の頃に出会った今の嫁の右目の……これ以上は言わなくても分かりますよね?(バリー・ユアグロー風)

 
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