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はてなキーワード: 描写とは

2023-10-15

世界観の作り込みが甘い作品ってどれも面白くないよな

あっ、世界観ってのは「設定」って意味じゃなくて「どういうレンズを通して世界を見るつもりか」って意味の方ね。(そもそもレンズ」の方が本来意味で、「設定」は誤用なんだけど、そっちが広まっちゃったんだよね・・・

コンセプトが曖昧意味的にほぼ一緒なんだけど、コンセプトってキャラクターデザインだったり設定だったりも含んじゃうからそっちとはまた切り分けたいなと。

つまる所「お前はどういう価値観文脈に基づいて動いてる物語を描きたかったんやねん」って読み終わってから思ってしまうような作品は駄目だなって話。

人気の漫画はその辺しっかりしてると思う。

少年ジャンプが「努力・友情・勝利」を掲げているけど、これは雑誌のものが目指すべき世界観を共有するための仕組みとしていいなと。

鬼滅にしたってドラゴンボールにしたって主人公努力して仲間とともに敵を倒しているわけで、敵が倒されたのは悪の努力主人公に劣っていたり友情蔑ろにしていたかである描写しているわけだ。

そもそも根本的にこの世界には勝ち負けがありますよってのが大前提として存在しているのもいいと思う。

逆に駄目な作品ってのは「戦うのはよくないことだ!」とキャラクターに言わせるのを悲観的に描写しておいて、いざ主人公たが戦ったら「やったぜ大勝利だ!」とばかりに画面を凄く明るく描いて見せるようなことをね、何の意図もなくやってくるんだ。

それをグロテスクな対比として描いて「結局あーだこーだ言っても俺たちは戦うし、勝ったら嬉しいんだよ。この世は弱肉強食なんだ」とちゃんと描けるならいいんだよ。でもそうじゃなくその場その場のなんとなくな「暗そうな話題から暗そうな雰囲気」「明るそうな話題から明るそうな雰囲気」とぶつ切りに描いてしまうと、全体の流れってものがなくなってしまう。

もちろんそれを緩急つけてやるのが狙いの作品ならそれでいいんだよ。チート付与魔術師なんかはギャグみたいに人が暴力にあって、その結果がシリアスに描かれ、その対比によって「冗談みたいな事が起きて冗談みたいに人が死ぬことがあるけど、人が死ぬってのはやっぱ冗談じゃすまないリアルな重みがあるよね。だが、それをあえてギャグ描写するから高低差に振り回されろ」という世界観をぶっ通してくる。世界観のものを出し入れしてくるんだけど、その世界観の出し入れ自体作品全体に流れる大きな世界観の中できっちり管理されてるんだよ。

結局さ、駄目な作品を書く人ってのは自分が今何を書いてるのかが分かってないんだろうな。真似っ子の域を出ていない。手段再現すること自体目的になっている。「描きたいもの自分の中にない」って言われるのはそういうことなんだろうな。全体を通して何を描こうとしているか最初に決めずに作り出してるからチグハグものが出てくる。

キャラクターデザインとかギミックの設定とかばかり先に考えて、そもそもそれで何を描くのかがないんだよ。

正義感の強い主人公」を設定した目的が「勧善懲悪を描きたい」のか「暴走した正義悲惨さを描きたい」のか、それが自分の中にないままに作品スタートさせちゃいけないんだ。「よくある主人公正義感が強いでしょ?」じゃ駄目なんだよねつまる所。

Q.なぜゲームキャラクターは左下から右上に進むのか? A.ゲームキャラクターは左下から右上に進むものからです

これが本当の答えだよ。

あーだこーだと細かい理屈で考えている人たちは単なる知識自慢のスノッブだ。

本当に大元をたどれば、初期のコンピューター映像描写におけるクセが原因なんだが、これにしたって単に最初設計した人がそうしたのを後の人たちが受け継いできただけだ。

既にそっちが主流になっていたから、余計な混乱を持たせないために、今までの手法踏襲することにした。

これはデザインにおいて重要ことなんだよ。

男子トイレの男がシルクハットのズボンスイタルで示され、女性スカートスタイルで示されるのを今更になって下手に弄っても余計な混乱を生むだけだろう?

女性シルクハットにズボンでもいいじゃないか!男は棒人間からチンコでも生やしとけ!色も女が青で良いじゃないか!男はピンク色のチンコ丸出し棒人間だ!」なんてやられたらブーイングモノだろ?

「いつの間にかそういう風にするのが主流になっていた。だからうそういうものとしてやることにした」

これでいいわけだよ。

相手意図が伝わりやすデザインがいいデザインなんだから

下手にあーだこーだ理屈をこねくり回して「俺の理論によるとこっちの方が正しいことになるんだ!」なんて言い出して無意味に出されたオリジナリティは大抵の場合失敗する。

それだけの話でしょ。

フィクションの「気のせいか…?」がマジで気のせいであってほしい

死にそうなフラグを立てておいて死なない、っていうのは結構よくあるじゃん

視聴者から見ても、キャラが死ななくて嬉しいしな

でも、「なんだか嫌な気配が……気のせいか…?」みたいなセリフが出てきて、それがガチで気のせいであることってないじゃん

ぜってえなんか起きるじゃん

起きないで欲しいんだよな

嫌な予感がする、一瞬邪悪な気配がした、変な音がした気がする……→マジで何もありませんでした、気のせいでした

そうなってほしい たまには

まあ、実際そうすると、なんなんだよこの描写、何がしたいんだよ?!ってなるのは間違いないし、気のせいでよかったー!という感想にはならないだろう

1話完結で、「気のせいでした」をやるだけの箸休め回みたいな感じで、意図をわかりやすくすればあるいはアリって感じかもしれん

難しいとは思うんだけど、でも見てみてえよ

だって、現状、そういう描写=何かあること確定じゃん

それはつまんねえよ

せめて7割くらいになるぐらい、空振りもやっていってほしい

2023-10-14

 心理学者マセド氏は、女性キャラクター性的描写一般的になった理由として、これらの作品子供向けだけと考えられていないためだと説明大人アニメマンガ重要消費者であることを強調、女性キャラによる性的要素を取り除けば売上が減少する可能性があると指摘している。

 13歳のナタリアリマさんは女性キャラ性的描写不快感を受けている。彼女アニメBerserk」を初めて見た時、黒人キャラの「キャスカ」が性的に描かれていることを発見不快に感じた。このような性的描写は、黒人女性がどのように捉えられているかを知るきっかけになったとも述べた。

 マセド氏は「私たち若者ロールモデルとして考えなければならない。エンターテインメントにとどまらず、大人男性の喜びを満たすだけでなく、子供たちや若者尊敬する良きロールモデルとなるような物語を構築することが不可欠だ」と警告した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b784fdeb3da39d493694e2795b5d3d4a310d0f9

anond:20231014203107

ホンマにそうなんか?😅

関西人灰谷健次郎ガリバー旅行記の「ガ」は鼻濁音で発音されるのが美しいみたいな描写異世界もので書いとったが🤔

anond:20231014143751

キャラしまくるつもりで大量に出したけど若者が「だからガンダムってイヤ」と怖がる可能性があるかと思って殺さな方針に変えて、

その結果メインキャラの描写も薄まって、シャディガールズみたいなキャラが全く掘り下げられずに空気になったんじゃないかと思う

シャディガは絶対死ぬと思ってたけど一人も死ななかった

ジェターク寮なんか全滅の勢いで死ぬと思ってたし、地球寮も数人死ぬかと思ってたけど誰も死ななかった

百合豚は嫌いだが、水星魔女百合以外の何があったのか分からない

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

中国百合厨(中国水星魔女は視聴できないので違法視聴している)が、

グエル役の声優やミオリネ役の声優SNS誹謗中傷しているので、百合豚への印象が最悪になってしまったが、

では水星魔女シナリオスレミオ百合以外の新規性特筆事項があったのかというと、何もなかったと思う。

 

キャラクターデザインメカニックデザイン衣装デザイン声優、YOASOBIについては非常に良い仕事をされていたと思う。

チェンソーマンアニメを見て、「アニメ本編よりも米津玄師のほうが良い仕事をしている」と感じたのに近い。

表現で支える側が頑張っているのに、物語自体に芯が無かったと感じられるのが非常に残念だ。

スペーシアンとアーシアン格差についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスシャディクだったのだろうか?ミオリネへの片思いをイジられてばっかだったな)

GUND技術軍事利用と医療利用についての掘り下げも着地も中途半端。(こっちのラスボスデリングとプロペラだったのだろうか?デリングは後半ずっと寝ていたが)

スレッタ・ミオリネ・グエルの親が毒親であることについての掘り下げも着地も中途半端

 

別に特定思想を全肯定して、もう片方を全否定しろと言っているわけではない。

キャラクター経験を積んで考えて変化するところが見えれば、大局が何も解決しないエンディングでも全く問題なかった。

しかスレッタ・ミオリネ・グエルの全員が何を考えているかよくわからないまま親を肯定して終わったし、

差別技術についても「作品として何が言いたいかからない」に加えて、

「各キャラクターがどのような姿勢を取っているかもわからない」「大きな空白を設けましたのであとは解釈にお任せします」というものになっていた。

特にシャディガールズの浅さは何なんだ。サビーナがニカに個人的興味を持っていたこと以外、すべてが浅いまま終わった。

地球寮も描写が少なすぎる。ティルなど、何の印象もなく終わってしまった。

 

水星キットの出来は良かった、形部デザインモビルスーツも評判が良かった、

モグデザインキャラクターや、学園・グループ社員制服等のデザインも評判が良かった。

そうした絵的な面は過去アナザーガンダムと比べても非常に良い仕事で、好評だったわけだが、

物語としての中身や、キャラクターの深堀りについては「空虚であった」と感じざるをえなかった。

ティルやメイジーをもっと描けというよりも、スレッタ・ミオリネ・グエル・シャディクの描写があれで終わるのはおかしいだろう。

エランについては「ペイル社」がどうなったのかすら分からず、強化人士殺人犯が逃げおおせているのは何なんだ?

 

社会問題ビュッフェ」といった雰囲気風呂敷を広げては中途半端に終わらせた水星魔女だが、

他の作品と比べて特筆事項があるとすれば、「百合アニメ」という枠組みではない一般作品で、

最終回スレッタとミオリネが結婚指輪をしていたことくらいだが、

発売されたばかりの文春でスレッタとミオリネの声優が「いつスレッタがミオリネを好きになったのか分からない」と発言しており、

自分も見ていてスレッタがいつエランからミオリネに乗り換えたのか感情の動きが分からなかったが、

声優監督脚本からディレクションを受けず、「分からない」まま演じていたのかと大変に呆れた。

演出意図はあるが、それをどう受け取るかは観客次第」というのと、「演者が分かっていない」のは全くの別問題なのでは。

 

死別に終わったスレッタと4号、5号とノレア

スレッタが告白を断ったうえに強力なビーム兵器でグエルを殺しかたことにより終わったグエルとスレッタ、

シャディクが最後まで勝手に決めて引き受ける姿勢を変えずに逮捕エンドとなったシャディクとミオリネ、

最終的にそばにいられない組み合わせのほうが関係説明がなされていた。

恋愛ではないがジェターク兄弟についても、

グエルのビジネスパートナーであるオリジナルエランとの関係唐突に出現し、

フェルシーやカミルといった信頼置ける仲間との3年後時点での繋がりについても説明がなく、

ラウダとペトラについても双方の声優が、いつくっついたか全く分からないといった、スレミオ声優と似たような回答をしていた。

結論として、兄弟宇宙地球に分かれて別の道を歩むようだが、兄弟のほうが「兄が毒父毒母の代わりに弟の存在承認した」と関係説明できていた。

最終的に共に歩む組み合わせの描写声優にすら説明せずぶん投げて、

「別れこそ尊い」という、感傷マゾのような趣味でもお持ちなのだろうか。

 

格差差別技術功罪・親による支配といったテーマ風呂敷だけ広げて畳み切れず、

キャラクター人気と関係描写だけで牽引するのかと思いきや、

そちらも「別れさせるほうをやたら丁寧に描き、共に歩むほうは声優すらよくわかってない」という変な趣味を出す。

しかも「分からない」と思いながら演じた声優を表に出してイベント雑誌で語らせながら、

物語を作った側が全く制作意図等を語らないのはどうなんだ。声優を弾除けに使っていないか

また、SF考証には「雑だった」か、「設定はあるのに本編に出てこなかった」のか分からないが、大変失望した。

リプリチャイルドやらオルガノイドアーカイブやらガンダム消滅やら、何の説明もなく次々展開させるのは雑にも程があった。

個人的にはガンダムのような種類のアニメには恋愛描写よりもSFのほうを期待しているが、

「別れこそ尊い」という感傷マゾばかり見せられてSFを放り出されたようで大変に不快だった。

anond:20231014093210

フツーにレーティングで表示があるぞ。詐欺って表示ではないが犯罪行為に対してはな

 

日本は性描写と同じくレーティングが緩いので、海外ユーザみたいに『これは私がみても大丈夫なやつですか』って聞くというのが現実的対応策かと 

割と映画とかで、感情的ネガティブなショックを受ける描写はありますか?とか、増田みたいに○○のトラウマがあるのですがその描写はありますか?とか、

聞いてるのみるよ

anond:20231014093210

最初荒唐無稽な言い分に見えたけど、議論余地あるかなと思いました。

バカバカしいといいながら、喫煙シートベルトの着用なしで車に乗る描写なんかは実際消えてるもんね。

詐欺被害者だけど創作での詐欺描写禁止してほしい

創作作品詐欺を見ると当時のことがフラッシュバックして辛くなる

映画ドラママンガアニメ小説音楽ゲームなどジャンル関係なくシンドい

クリエイター人達には詐欺被害者に配慮してほしいけど、それが徹底されるとは思えないので法律禁止されるのが理想

ただ、詐欺だけ特別扱いできないというのは自分も重々承知してる

また、少し前の人気増田アニメ製作者はレイプ被害者に配慮しろという意見が書いてあったけどこれもレイプ特別扱いすることになるので現実的ではない

殺人とか外患誘致差し置いてまでこれらを特別扱いできるだろうか?

だったらいっそのこと創作では全ての違法行為描写禁止にすべきだと思う

詐欺レイプ殺人外患誘致窃盗傷害誹謗中傷不倫著作権違反スピード違反等…

これらの描写創作禁止することにより被害者が心を痛めることはなくなる

また、副次的効果としていわゆる「ゲーム脳」と言われるような創作に影響を受けて犯罪を犯すという事例も減るのではないかと思う

2023-10-13

発達障害につき漫画をまともに鑑賞できない弊害

私は動作IQが80台しかない。それとの兼ね合いだと思うが空間認識能力も弱い。

例えば車のタイヤ空気を入れるのを任されることがあるが、あれはタイヤにある空気の出入り口に大して空気を入れる器具を垂直に押し込めていないとまともに入っていかない。

普通の人はすぐ慣れて一発でできるようになるし初めてでも数回で垂直に押し込めるようになってしまうのだが、私はこの作業を数百回とやってるのに未だに10回とか連続で失敗して空気作業前よりもかなり減らしてしまうこともざらだ。

つの目を結んだ中点と、器具の入れ口、タイヤ側の孔が垂直に一直線の位置関係になるように意識した姿勢をとって、そのうえで垂直性を認識しようとしているわけだけども、うまく垂直になっていないらしい。

健常者には理解できない事態らしいので頼んでる人には呆れられる。いや呆れることにも飽きてる段階に達している。

でもさあ目って根本的に二つあるからそれで垂直かどうかを認識しようとするのは原理上無理があるように感じるんだよね、ハッタショには。スナイパーだって片目瞑って狙うじゃんみたいな。

そういうレベル空間認識力だと漫画を読むにも困難が生じてくるのだ。

アクションシーンで揉み合いになってる場面とかだと、腕が別のキャラに向かって一定ポーズで近づいているところでは、その腕とその腕の持ち主のキャラとの位置関係いまいちよくわからなかったりすることがある。

まり腕をひっくるめたそのキャラが全身として大局的にどういう姿勢をとってるのか、またなんのためのそもそも腕を出してるのか(単純に殴りかかろうとしてる?それとも押し当てて牽制しようとしてる?)のかよくわからなかったりする。

例:この漫画試し読みの表紙から数えて14ページ目の下

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=20041845_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F20041845%2Fvol_no%2F001

飛びかかるとか、高いところから急降下して別のキャラの手をとって助けようとするシーンみたいなのは、その一瞬一瞬に対して「カメラ」を切り替えて描写されることがあるが、あれもコマ間でキャラ空間内でどう変位しているのか把握しづらいものがある。一つの連続した動きを時間経過ごとにいろんなアングルから描写したものとして統合的に認識することに困難を感じる。同じアングルだったらまだ理解できるから(じゃなきゃ放物運動とかのグラフ理解できないことになる)、そこで自分はこんなアングルでも整合性を保って描けますよみたいなアピールしなくていいのにと自分勝手なことを少し思う。多分別アングルで、前のコマ描写されてる物体の向きは本来描かれるべき向きとは逆になっていても違和感としてすら認識されないと思う。

こうした事情との関係で、進撃の巨人よりメイドインアビスの方が絵が上手いと言ってる人に対して、全く共感できないということも起こる。

ストラディバリウス初心者楽器、どっちが前者の音色なのかというのが分からないが、あれとは似て非なる問題だと思う。

音色場合自分の好みで判定してもストラディバリウスにはたどり着けないこともある。高い音色というのはどういうものかという主観の集合を知識として持っている必要がある。また比較対象間の音色について、そもそも有意な差を感じない場合もある。

一方で漫画作画の良し悪しの場合音色と違い、全くものとして違うことは明らかだ。違う漫画作品を比べてるのに「全ページ同じ絵に見えるから判定できない」ということは起こりえない。これが楽器場合だと同じ人に同じ曲を演奏させた場合「全く同じに聴こえるからからない」ということが起こり得るわけだけだから、ここは明らかに性質として異なる。

また進撃の巨人が上手くないとされるのは、そしてメイドインアビスがその逆とされるのは、デッサン狂い(架空のものを描くのにデッサン狂いという言葉を使っていいのか自信がないが)とかパースの狂いの有無といった要素があるだろうが、特にパースが正確かどうかはおそらく数学的に定量的に算出可能もので、つまり単に主観の集合としての擬似的な客観性ではない、数理・物理的な真実に基づいた純粋客観的な要素であるのがこれらの要素だ。

空間認識力がないため、そういった要素を直感的に把握して優劣を認識することができないのだと思う(補助線引かされてその線とこれだけずれてるよねみたいな理詰めで説明されることで「納得」するのがせいぜい)。

画力の優劣を判断する要素は他にもあろうが、むしろこの明らかに違う二つの漫画、絵の一群の間から、なんらかの判断に役立つ何かを抽象化して得ることが逆に難しいというのもあると思う。今回は巧拙関係する要素を抽象化して捉えたいわけである。でもそれは違いが大きすぎるから抽象化は難しい。

伝わるかどうか分からないが、🍙と🗻からなら簡単三角形といい概念抽出できるが、漫画同士を比べてなんらかの評価軸になる要素を抽出するのはわたしには難しいということだ。

そういうわけで私にも二つの漫画は明らかに違う漫画だけども、巧拙という点で区別することは特性的にできないといいことである

これが普通の人には下手な漫画もそうは見えないということで面白く読めるという点で得なことなのか、作品のいいところについて根本的な次元認識できるのが人より少ないという点で「作品を余すことなく楽しめない」不幸なことなのかは分からない。

以前には漫画の方が自分のペースで楽しめるし音とかなくて疲れないと思っていた時期もあったが、さらに一周回ってアニメの方がアクションシーンを直観的にちゃん認識できて自分に合ってると思うようになった。カラフルモノクロだと地と絵の解釈輪郭認識)に混乱が生じる例がある)かつ動きを連続した動画表現してるアニメは私にとってもほとんど混乱の余地がない優れた媒体だ。

アクションがある漫画でも発達障害にもわかりやす表現採用したバリアフリー漫画、なんてあったら…いや採算とれないか

大人しく日常系とか最近見つけたおいらん姐さんのような人情ものでも見てることにするよ。

anond:20231013110243

主体運動部経験があったら、そういうのは絶対ぶつかる。

 

女という性を生きてきた奴らには、ハングリー精神だとか、負けん気だとか、それどころかそもそも努力」だとかが欠けている人間一定数以上、多数いる。

かわいければちやほやされて、重いものも持たないでいいような人生を送ってれば、どうしたってそうなるんだと思う。

もしくは環境じゃなくて、生まれついての性格とかもあんのか? それはわからんけど。

 

ちょっときつい目にあったら、悔しいとかじゃなくて、機嫌が悪くなる。

機嫌が悪いのは私じゃなくて周りが悪いので、辞めたくなる。

改善しないととかい反省はない。

 

漫画あさひなぐ」でも、もろにそういう描写出てきて、それそれ~となった。

まず頑張れないやつの頑張れなさをアホほどしごいて破壊するか、あるいはそもそも篩にかけてチームから外すか

そうしないと女子部活勝負に出れない。

 

なんで増田コーチングを誠実にやるなら、それは叱り飛ばすのが正解だ。

コーチングで金を稼ぐ正解じゃ、たぶんないんだろうけどね。

anond:20231013102450

事実そうなのだからそうと言われるのは仕方ない

描写真実から目を背けても仕方ないぞ

anond:20231013093359

試合描写超人的なのにシーズン成績は常識範囲におさめようとするから

何でそんな超人がこの程度の成績なんだよって違和感の方が大きい

ゾン100のブラック企業描写がよかった

解像度たか

主人公がなぜ辞めなかったかのあたりも理由けがちゃんとできてて良い

 

てか実際こんな会社ないやろwと思ってしまうが

ビッグモーターがあったからなあ

2023-10-12

キライな漫画がようやく終わる

高木さんのかさぶた掻きむしるようなからかいという名の愚弄が本当にキツかった。

一番きつい時に作者目の前に居たらたぶん刺してたな。

どうしたらあんなにイラつく描写ができるのか。そこだけは本当にすごいと思う。

しねといいたい。

2023-10-11

パレスチナ問題を知りたかったらターンエーガンダム見るといいよ

富野由悠季御大シオニズム念頭に置いてジオン創造したのは誰もが知る豆ですが、

ターンエーガンダム

アメリカによく似た名前アメリカによく似た風俗南北戦争以前の南部のような)であるアメリア大陸

「我々はン千年前の先住民なので約束の地に帰還することにした。土地を明け渡せ」

一方的に宣告し、圧倒的軍事力で入植を進めるムーンレイスという連中と、アメリア大陸原住民との戦争を描いた話です。

 

放映当時はSF近未来描写じゃないというだけで「富野由悠季世界名作劇場なんか始めやがった!宇宙SFじゃないガンダムなんか見る価値ない」とボイコットする人たちがいたそうですが、あの富野由悠季が何の意味もない舞台設定をするわけない。

まあ富野さん結局は宇宙SFも大好きなのでアメリア大陸の泥沼の戦いの趨勢とかどっかいちゃうんですけどね。

anond:20231011163644

Xで漫画とか小説投稿している人を見る限り、人間関係希薄な人の漫画って人物描写薄っぺらい傾向にあると思うわ。

ごく一部の天才以外は知らないものを書くことは難しいし、物語って人間関係ありきだからそこの経験がないと結論有りきなのがわかりやすセリフかになって、作品薄っぺらく見えるのかなと思う。

2023-10-10

anond:20231010175459

シャディクとシャディガールズの過去編はストーリー絶対必要だったと思うが、やらなかったことが不思議で仕方ない。

なぜ(かなりの数の学生も含んだ)あれほどの犠牲を出してまでテロを起こす必要があったのかという説得力に欠けるので、

シャディクのような子供たちを犠牲にした金で育ったグエル(もっとも本人はそれを知らされていなかったのだが)が褒めそやされ、シャディクが批判されるというグロテスク光景が生まれしまった。

若い視聴者がショックを受けると思ったのか、シャディクたちの過去を描くと必然的にグエルやミオリネのような恵まれキャラの育ちを批判することになるからか?

現実を知らなかったグエルやミオリネに罪はあるか否かという議論が生まれることにこそ作品の意義があると思うのだが…

 

ラウダも非常にもったいないキャラクターだったと思う。

愛人の子でありグエルの異母弟という複雑な出自ながら兄を妬んで蹴落とそうとしたりはしておらず、

兄が行方不明のなか父までもが逝去し急に会社を継がなければならなくなったというところまではかなり同情していたのだが、

18話以降はラウダをシュバルゼッテに搭乗させるための都合としか思えないほど株を下げるシーンの連続だった。

それらへのフォローが一切ないままペトラと良い雰囲気になっているシーンで終わったため、一部の視聴者から

「(ラウダが攻撃した)地球寮の面々やフェルシーやロウジに謝れ」「ペトラ幸せになれるとは思えない」

等々とボロカスに叩かれることになってしまい、見ていて少々気の毒になるほどだった。

尺がないとは言えラウダがスレッタやミオリネや地球寮生たちに謝るシーンの一つも入れていれば綺麗なエンディングになったと思うが、これもなぜやらなかったのか不思議だ。

 

社会的弱者キャラ視聴者に袋叩きにされやす構造キャラクター配置・描写になっていた。

>恵まれてる人は性格がよく、相対的に恵まれてない人が性格が悪いのは現実に似ているけど、若い人に見せるつもりで作っているアニメならこういう希望を摘む真似はやめてほしかった。

概ね同感。

「グエルは最高、それに比べてシャディクやラウダは最低」というような感想に対して反論する材料が本編内に不足しているのは、作品として深みがなく失敗ではないか?と思う。

anond:20231010034423

見せたい描写を元に話をつぎはぎしましたという感じの話だったな

伝えたいこともなにもかもが曖昧

から見終わった後に余韻も何も残らない

水星魔女ヘイトタンクの作り方が悪質だった

御曹司のグエルがやたら視聴者に持ち上げられる脚本になっていて

(それこそスレッタが落ち込んで行動不能になるのを繰り返していた2期中盤などは、グエルこそが真の主人公だ!貴種流離譚だ!なんて言われていた)、

戦災孤児から実力で成り上がったシャディクや、愛人の子母親に捨てられたラウダなど、

弱者性を持つキャラクター視聴者ヘイトタンク化したのも本当に希望がないなと思う。

 

シャディ

シャディクが戦災孤児である設定がミオリネのセリフさらっと明かされ、回想がない。地球でどう育ってきたのかや、アカデミーに拾われて実力で勝ち上がってきたことの詳細などは、何も明かされない。

シャディクの思想についての掘り下げが全く行われず、ミオリネに対する恋愛感情描写ばかりがくどいほど繰り返される。視聴者に「ミオリネに振られたかテロリストになった」と動機矮小化される始末。

テロリストにならずサリウスの後継者を狙い続ければ、シャディ個人地位は富裕なスペーシアン相当のままいられる。それを捨ててまでテロリストになる動機描写が浅いまま、グエルのPTSDの原因を作ったり、ソフィとノレア使い捨てて死なせたことで、どれだけ殴っても良いヘイトタンクキャラと化した。大量のヘイト創作が作られた。

シャディクの行動は戦争シェアリングに加担する構造を維持していたサリウスに「愚かな息子よ」とまとめられておしまい。サリウスの思想描写曖昧考察不能憶測を書き散らすしかない状態

 

ラウダ

・グエルの腰巾着。なのに父には逆らえずグエルのプライドを傷つける。

・グエルのスレッタを大切にしたい気持ちは知らないし無視で、スレッタに暴言しかスレッタがシャディクに勝利したばかりの絶好調調子に乗っているときは黙っていて、スレッタが負けて振られて人生どん底状態とき死体蹴り

・父殺しのPTSDで浮かない表情のグエルの変化に気づかず(部外者であるセセリアですら気づいていたのに)、八百長での決闘勝利に泣いて喜ぶ。グエルとの温度差がひどいことに。

パイロットヘルメットを渡す表面的な役割だけを、グエルのMS整備担当のカミルから奪っている。ペトラ自分自身で整備したうえでヘルメットを渡していたのに。表面のラウダと、中身のカミルになっている。

・兄がミオリネにつけ込まれミオリネに縋っていると勘違いして、無関係第三者も巻き込んだ殺人未遂。フェルシーに文字通り火消しさせる。脚本にあったト書きは「しょうもない兄弟喧嘩」だが、客観的にみるとグエルは攻撃していないか喧嘩ではなく一方的殺人未遂なのでは。

母親に捨てられたのをグエルに存在承認されて救われているのに、グエルを殺しそうになる展開。

地球寮を勢いで殺しそうになったのに、殺人未遂の直後に「僕はお前達を許したわけじゃない」と喧嘩を売りに行く。視聴者から「ハァ?」という反応が噴出しただけでなく、ラウダ役声優ですら「殺しかけてどの口が」と思ったとコメント

・グエルは言うまでもなく強制的大人にされたような大幅変化をした。それだけでなく、後輩の小物いじめっこ腰巾着として登場したフェルシーが、元々アーシアン差別をしていたのにアーシアンであるチュチュ共闘する展開や、ペトラスレッタに礼を言いモブを助けようとする展開があった。ラウダは最後まで性格が悪いまま終わった。

 

レアもニカを攻撃したメンヘラバカ女扱いされたり、5号とノレア関係が「理解ある彼くん(笑)」と揶揄されるなどヘイトタンク化してた時期あったし、

社会的弱者キャラ視聴者に袋叩きにされやす構造キャラクター配置・描写になっていた。

そしてペイル社で金儲けのことしか頭にない風見鶏してたCEO無罪放免で、強化人士死んでも平気な上級国民してたケレスさんとやらも味方面して参戦。

フィクションに一番やられたくないことをやられた感じがした。

まれてる人は性格がよく、相対的に恵まれてない人が性格が悪いのは現実に似ているけど、若い人に見せるつもりで作っているアニメならこういう希望を摘む真似はやめてほしかった。

結果的水星魔女アラサー以上しか見ていないようだけど、プロジェクト意図としては10代など若い視聴者新規で取り込みたかった様子。

でも見てて息苦しくなるような嫌なリアリティ希望がなくなる。二次元っぽい性格の悪さではなく、実際にいそうな性格の悪さの「湿度」が本当に見ててしんどかった。

 

https://anond.hatelabo.jp/20231010034423

詐欺被害者だけど創作での詐欺描写禁止してほしい

創作作品詐欺を見ると当時のことがフラッシュバックして辛くなる

映画ドラママンガアニメ小説音楽ゲームなどジャンル関係なくシンドい

クリエイター人達には詐欺被害者に配慮してほしいけど、それが徹底されるとは思えないので法律禁止されるのが理想

ただ、詐欺だけ特別扱いできないというのは自分も重々承知してる

また、昨日の別の増田レイプ被害者に配慮しろということが書いてあったけどこれもレイプ特別扱いすることになるので現実的ではない

殺人とか外患誘致差し置いてまでこれらを特別扱いできるだろうか?

だったらいっそのこと創作では全ての違法行為描写禁止にすべきだと思う

詐欺レイプ殺人外患誘致窃盗傷害誹謗中傷不倫著作権違反スピード違反等…

これらの描写創作禁止することにより被害者が心を痛めることはなくなる

また、副次的効果としていわゆる「ゲーム脳」と言われるような創作に影響を受けて犯罪を犯すという事例も減るのではないかと思う

anond:20231010034423

私は概ね楽しかったけど、最後の敵の宇宙議会連合議長おっさんラスト付近にわいて出た小者だった上に名前もないモブ同然の存在だったのが不満かな。

宇宙議会連合はろくでもないことやってるのを間接的に臭わせては来てたけど、フェンさん以外ろくに描写無かったのに。

anond:20231009131621

基本罪の度合いで言えば殺人の方が上だし刑法上もそうなってると思うので

創作の影響を語るならまず「殺人描写撤廃から始めるべきだし

それが不可能なら他の犯罪描写も「創作創作」で割り切るしかない

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