はてなキーワード: 自尊心とは
今の社会でスタンダードとなっている恋愛の形態は、容姿の冴えない男が美人な女を手に入れると言うストーリーだ。冴えない男は経済力なり男らしさなりの裏付けを持って、美人な女にアタックし、二人は晴れて恋人同士となる。これが下位の男と上位の女が作り出している正規の恋愛市場だ。しかし、そのような価値観が主流になっている社会では、女のブスと美男子にとっては肩身が狭い。
女のブスにとっては、ブスに生まれた時点でこの正規の恋愛市場に参入することは不可能だ。そして美男子にとっては、そもそも自分は何もしなくてもモテるのに、なぜ自分から女にアタックしなければいけないんだと、美人としてのプライドをひどく傷つけられる。ブスが常に卑屈な気持ちになっているのに対し、美男子は上記の正規の恋愛市場そのものを憎悪しているのだ。
だからこそ、表題の通りの「裏」恋愛市場である。ブスと美男子は、世の中から無視されている者同士として非常に馬が合う。ブスにとっては、美男子は自分にない美貌を持っている者であり、何としても自分のものにしたがる。美男子にとっては、自分を求めてくれるブスは、自分自身の自尊心を満たしてくれるのだ。今の世の中で一番の勝者は、普段から底辺だ最下層だと蔑まれている女のブスなのかもしれない。
自ら率先して汚れ役になり、そうしておどけることで人を笑わせるのが好きだった。
今思えば、人間失格でいうところの主人公・葉蔵の幼少期から闇を抜いたような生活だった。
周りからもいじられキャラとして扱われていたし、それは俺としても嫌なことではなかった。
ある日の夜、交通事故に遭った。
車に撥ねられ救急車で搬送されたが、幸いなことに全治1ヶ月程度の足の指の骨折で済んだ。
事故に遭った次の日は検査や施術等で学校に行けなかったが、事故から2日後には早速登校できるようになった。
学校に復帰した初日、松葉杖を突いて登校してきた俺に、半笑いのクラスメイトたちはこんなふうに話しかけてきた。
「増田死んだと思ってたw」
「担任の○○先生も昨日の朝のホームルームで『増田死んだらしいぞ』って笑いながら言ってたよw」
「どうせ増田だし、他のクラスの人とも『増田死んだらしいぞ』って噂してたんだけどw」
「なんで死んでねえんだよwそこは死んどけよw」
そんな感情を押し殺しながら、みんなと同じような半笑いで同調した。
周りが俺のことを心配したり肯定したりしてくれないのであれば、俺が俺のことを気にかけたって虚しいだけじゃないか。
勉強も部活も取り組んではいたが、高い目標は設定せず現状維持が出来る程度に手を抜くようになっていた。高い目標があったら笑われそうだから。
数年ぶりに高校の同級生たちと会った時、俺の交通事故の話題になった。
「あの時は増田死んだと思ったんだけどなあw」
「やめたれwまあ、あん時は俺らも正直言いすぎたかと思うよw」
少し前に彼女と別れた。
生まれて初めて付き合った彼女ではないけれど、うまれて初めて好きになった人だった。
僕は彼女のことがすごく好きだったし、彼女も僕のことを好いていてくれたと思う。結局半年くらいで価値観や人生観の相違や、恐らくだけど、加えて僕への物足りなさもあり、別れることに。
別れは死ぬほど辛かったけれど、納得はしてるいるし、今は上手く消化もできている。
もちろん、こんなことなら出会わなければよかった、付き合わなければよかった、なんてことも思っていない。
というのも、ある種恋愛童貞だった僕に、彼女は色々なことを教えてくれた。彼氏彼女という関係性において、彼氏とはこうあるべきという女性目線の男性像から、他人への思いやりの気持ちや想像力などの内面的な部分の指摘はグサグサと僕の心を踏みにじり、強くしてくれた。
当時はそれが辛くて、そんなことを言わなくても、想像力想像力言うなら僕の気持ちもわかるよね?と思っていた。けれども、今は全て分かった上で伝えていてくれたと思うし、その教えは恋愛だけではなくて仕事もに活きていると実感している。
その甲斐あってか、その彼女と別れた後にまた別の彼女ができた。でも、その彼女へ当時の彼女に向けていた同じ感情が向けられない。好きという感情はおろか、性欲すらも湧いてこない。
今まで付き合った彼女に対して、好きという気待ちはなくても、性欲が湧いてこなかったことは、ただの一度もない。だからこそすごく戸惑い、色々と考えを巡らせた。
しばらく考えても全く答えが出てこず、苦悩したが、ある日答えに気がついた。気がついた、というよりも「気付かないようにしていたこと」に「気がついてしまった」のだ。
もうお分かりかと思うが、僕はまだ別れた彼女のことが好きで好きで仕方がないのだ。
消化しているのは別れたという事実を受け入れられた、というだけのことであって、僕が別れた彼女を好きという事実はまったく変わっていなかったのだ。
(別れの原因は長くなってしまうし、さして重要な要素ではないで割愛するが、もう絶対に復縁することはない。)
長くなってしまったが、
TwitterやInstagram、フェイスブック、LINE、あらゆるSNSで僕からコンタクトを取ることは一切ない。それどころかミュート機能のないInstagram以外は全てポストがフィードに流れてこないように設定している。
別れた後にInstagramのフィードで別れた彼女のポストを見ると、ドロッとした感情が胸を締め付ける。
幸せになって欲しい
もう一度戻りたい
僕以外の誰かといないで欲しい
不幸になって欲しい
心から幸せを願っている一方で、僕と別れて幸せになることが受け入れられず、善の感情と悪の感情がぐちゃぐちゃに入り乱れている。
でも、それはまだいい。
時折僕のポストや、なんでもないことで、別れた彼女の方からコンタクトを取ってくることがある。
そらに対して僕はちっぽけなプライドと自尊心を守るために「なんとも思ってないですよ」言わんばかりの、嘘にまみれた言葉を突き返している。
きっと相手からすれば、僕にコンタクトをとるのは、なんでもない日常のワンシーンなのだろう。
でも僕にとっては違う。
付き合っていたという事実は消えていても、好きだという事実は消えていないのだ。
中高大学の成績は良かったけど生きてるのが辛かった。
いつも楽しそうに笑ってるのは人は、辛いことがあっても気持ちを切り替えられる心の強さを持ったやつ。
増田くん、勉強頑張ってて、色んな本読んでるけど、人生の色んな喜怒哀楽を経験した良い大人になりそうってのはない。
多少頭良くても、コミュニケーション得意じゃなくて、心が弱かったら幸せになれない。
東大出身でも活躍するのはコミュニケーション得意なやつか、奢りとかではない自尊心の強さを持ってるやつ。
情報系エンジニアだから飢えて死ぬことはないにしても、人望も胆力もないから、現場主任止まりで年収800万から先のマネージャーの壁に進める見込みは薄い。
せめて専門分野で持ち場を作ろうとしても、案件の見立てや、課題解決の筋道の器用さは鍛えられても、コミュニケーションの弱さや心の弱さを克服できない。
独り身の慰めに技術書読んだり筋トレしたりして歳だけ重ねていく。
同じ専門分野でも、心の強さを持ってた人が、大手企業でマネージャーになったり、ベンチャー立ち上げて成功したり、言うのを遠くから何度も眺めていた。
女性は生きている間、何を満たされていたいと思うのでしょうか。
逆に、何が満たされていないと感じると、人生に不満を抱くのでしょうか。
社会的名誉とか自己重要感だとかそのたぐいを満たされていたい。
最近、身近な人間二人が立て続けに不倫をしたのですが、興味深かったのは、二人とも不倫をした理由が同じだったことです。
社会に出て仕事を頑張ってそこそこ金も稼いでいるのに、家に帰ると奥様は自分のことばかりに精一杯で、全然褒めてくれないばかりかいつも満たされないと不満ばかり口にしているらしいのです。
二人ともとても奥様思いのいい旦那さんでした。
いつも夜遅くまで奥様の不満に耳を傾けて、プレゼントや記念日もかかさずに祝っていました。
むしろ与えるばかりで見返りがないことに疲れてしまったのかもしれません。
実際に、二人とも口を揃えて、「俺はこんなにしてやってるのに」と言っていました。
それでも感謝するどころかいつまでたっても不満ばかり口にしているのだから、他に自分を認めてくれる女性がいたらそこになびいても仕方がないというロジックのようです。
自分も同じように、記念日もこまめなプレゼントも欠かしていません。
でも、妻はあまり僕のことを気にかけず、だんだんと扱いもぞんざいになってきました。
妻と食事にいっても、恋人同士というよりはまるで会社の同僚と飲んでいるような気分です。
もし目の前に、自分のことを認めてくれて、恋愛のようにドキドキできる相手が現れたらと思うと不安で仕方ないのです。
それで思うに、僕達が妻に満たそうとしているものって、本当は女性が欲しがっているものではないんじゃないかなという疑問です。
彼女たちが欲しがっているものを満たそうとせず、欲しくもないもばかりを与えて満たしているつもりになっていたとしたら、それは大きなすれ違いで勘違いでしかありません。
いくら女性だからって、与えられることが当然だと思うほどふてぶてしくはないと思うんです。
それでお聞きしたいのが文頭の疑問です。
何が満たされていないから普段あれだけ不満を溜め込んでいるのでしょうか。
夫婦間がうまくいっている男性からのアドバイスでもかまいません。
誰かヒントをいただけないでしょうか。
正直あんまり上手くない方だけど(いらじとどっこいくらい。マジで)
自尊心はめちゃくちゃ満たせたな 今は余生みたいなもんよ
ゲームジャンルで燃料投下多かったからゲームプレイしてはネタ出す毎日だった
それで炎が収まるんだったらプロじゃなくてもいいし、
きっともう彼女なんてできそうにないし結婚なんて一生無理だし不養生が祟って四十路越えた辺りで倒れて逝く未来しか見えないから、せめて童貞という軛ぐらいは捨ててから逝こうとようやく一念発起した。
何事も下調べが重要だから風俗と一括りにされる業界を調べて、ようやくサービス的に優れている方からソープ>ヘルス>その他という序列を把握。ここまではいい、ここまでは順調だった。しかし、だ。
は???なんだそれ???梅田とか十三とかの歓楽街にあるようなのはソープじゃ無かった?むしろ飛田新地とかいう、大阪市民でも近寄れない一角があるじゃん。まさかまた橋本のせいか?
料亭で食事をしていたら給仕をしてる従業員とたまたま密室で恋愛関係になっていちゃいちゃしてしまうらしい。なんだこれ。その論法なら場末のブックオフでたまたまレジ店員と恋愛関係にだってなれるだろうが…。いやロジックは正直どうでもいい。問題は料亭だからシャワーもなく、ソープでもないからいちゃいちゃのみで、時間は15分~程度で済ませてしまうという趣も何も有ったものじゃない風情の無さだ。幾らレベルが高いとか言ってもそりゃ、することしないならそうなるだろうよとしか思えん。花博のせいで大阪のソープが全滅したらしいが、馬鹿じゃねえのか。
ソープのあるまともな近場は何処かとGoogle先生に聞いたが、福原だそうだ。近くも無いし神戸は好きでもない(神戸と大阪は一緒にされるのを互いに嫌う)がやむを得ない。Google先生に聞くと多数有るらしいが、問題はここからどうやって夢を叶えてくれる店を探すか、だ。
私には夢がある。それは、島風コスのスレンダー女性に騎乗位で童貞を奪われると同時に射精し耳元で「はっやーい♡」と囁かれ最後の自尊心を打ち砕かれる夢である。この信念を抱いて、私はソープへ行く。この信念があれば、絶望の人生から希望の一瞬を得ることができると信じて。
またもやGoogle先生を頼りソープを標榜する店のサイトを一通り見てみたがどれもこれも「システム」のページには時間とその価格のみ、何を何処までやって良いのか全く書かれていないという不親切極まりなさで、ここでもまた童貞は小馬鹿にされる運命なのかと身につまされる。ごく希にコスプレソープを発見するも、バニーやセーラー服で私の夢とは全く異なる。店に島風の制服が無いなら自分で用意する程度の気概はあるが、そもそも持ち込みが可能かすら怪しい。
だがGoogle先生は何でも教えてくれる。「ソープ コスプレ 島風」と打てば確かにあるのだ。福岡、岐阜、千葉であることを除けば。
各店の価格を見ていくうちに、価格帯に上下があることに気付き調べてみるとやはり6万程度のは高級だそうだ。サービスが高級ということはつまり、NSやらNNやらのぐぐらないと知る由も無い隠語も含まれる暗黙の了解なのだと。0の数が1個足りないのでは?と思ったがこの辺が相場らしい。
信じられない。ご理解(※9万円の俗称)にも満たない端金だぞ。5回行けば10時間分だ。3000円払えばタダで10連回せる人理修復なら30分で使いきり何も出ないやつだ。自分の童貞はご理解や★5にも満たない価値だったことに絶望を覚える。
製品の大量生産時代がとうに過ぎ(機械が担い)、社会の価値観やニーズは多様化しており、大集団で授業や指導をするのは小学までにしてほしいもの。
井の中の蛙にならぬよう、それから自分と他人のことを知るために、集団で過ごす時代自体はかならず要るとは思うけど。
中学、せめて高校以降は、教員さんの人数を増やして、かわりに給与も普通にして、せいぜい10人くらいの学級にしてほしいもんだ。上級生が下級生の面倒をみる構成にすれば、それ自体教育になるし、上級生も役立っている自尊心が高まるし、生徒どうし(保護者どうし、保護者対保護者)で課題に向き合うことになり、教育者も多少ラクになるのでは?この方針は一部の保育園でもう取り組まれていることで。
また企業に面接で落とされた。これでだいたい50社は受けたような気がする。
悪い点はいくつか心あたることがある。
年齢がいってること、第一印象が悪いこと、ハッタリをきかせられないこと、コミュニケーションが極度に苦手な事のすべてが噛み合っているのだろう。
一般を求める企業に置いて他の人とは悪い意味で異なる自分は確かに不利益だし気持ち悪いものだ。
こんな気持ち悪いものでも憧れの企業があったが、そこにはすべて落とされてしまった。所詮自分は自尊心のおばけだったということだろう。
自分はこのまま社会に必要とされないままなんだろうか。もう就職の関連のことを考えるだけで吐き気がしてくるようになってしまった。
なにをどうしたらいいのか、自分はどうあったらいいのかわからない。
虐待されてきたのと、それを話してなんやかんや言われてきたこと、肉体的、精神的にハンディキャップがあることから、反出生主義になり、
「自分は絶対子は産まない」と決めてきたのだが、でも産んで虐待した方が、自分にとってはいいんじゃないだろうか、と思うようになってきた。
お金を豊潤に与え、子の「自分で生活していける」という自尊心を綺麗に削ぎ、社会で生きていくことができないように、
自立できないようにさせ、「こんな社会的クズを養ってやってる自分は、素晴らしい人間だ」という、自分の自尊心のために使いたい。
産むことで、自分より、圧倒的に「下の存在」が出来るわけで、それを自分にいいように使うのは、すごく楽しそう。
将来的な反抗が…と考えても、「モラル」「正しさ」を刷り込めば、反抗しない気がする。
「育ててやってる親に反抗する」のは、「正しくない」「モラルがない」行為なわけだから。
「お前は他の誰より劣等だ」と言って育てたい。「みんな生きるのが辛いんだよ!」と言って育てたい。
子が得意なことを上手にやっていたら、「お前のやることはゴミだ」と言って、得意なことに邁進するのを阻止したい。
子が子自身の幸せのために動こうとしたら、「お前のことを思って言ってやってるんだ!」と言って、自分の都合を押し付けて阻止したい。
「誰が産んでやったと思ってるんだ、誰の金で生きてると思ってるんだ、感謝しろ!」と感謝を要求したい。そんなことを言われて感謝できないことに罪悪感を抱かせたい。
「アフリカに産まれた人に比べればお前は幸せなんだ」と、幸せを感じられないことについての責任を子に帰せたい。
子が自分の存在を消すか消さないか悩んでいるところで、「そんなんじゃ世の中でやっていけないよw」と言って笑いものにしたい。時々、「人生は辛くて苦しくても絶対生きなくちゃいけないんだよ!」と言って、泣くか怒るかしたい。
年月とともに身体が成熟していこうものなら、実際がどうあれ「化け物みたいな容姿だな笑」といって笑いものにしたい。
自分の育つ環境がおかしいかもしれない、と自覚してきたら、「こんなもんだけどねw」「社会に出てないからw」と言って、子の意見や感情を間違ってるもの、とハナから決めてへし折りたい。
ハンディキャップも遺伝して、手術することになれば「改造人間!」と言って笑いたいし、それに反発があれば「冗談もわからないのか!」と言って逆上したい。
「事実を言っただけなのに」と、ハンディキャップを笑うのは、笑うほうでなく、笑われるほうに原因があるように振る舞いたいし、「ジョークは人を傷つけないと成立しないんだよ!」と怒鳴り散らして、「冗談なのに」「分からない方が悪い」とでも言うように接したい。
「なんで産んだの?」と聞かれたら、「出来たから」「産むものだと思ったから」「授かりものだから」「命のバトンを繋げなくちゃいけないんだよ」「楽しいかなと思って」というような、思考停止の言葉を、都度ころころ変えて返して、「この人に何を言っても無駄だ」と思わせ、生きる苦痛を一人で抱え込むようにしたい。
「お前を産んだことで、仕事や趣味やいろいろなことを諦めなければならなかった」「産まなきゃ良かった」「子がいるから離婚しないけど…」「親は子を選べない」と言って育てたい。
「お前を育てる金は無駄だ」と言いながら養育はしてやり、子が周囲に報告しても「でも、親御さんはお金を出してくれてるわけでしょ」「愛しているからだよ」と言って、丸め込まれるような状況に追いやりたい。
自分が虐待されている、と自覚して周囲に言えば、「へー大変だね」「虐待された人って自分も虐待しちゃうんでしょw?」と言われるような状況に追い込みたい。
多分私は、この記事によって、「お前みたいなやつは子を産むな」というコメントを得て、自分が「産まなくてもよいお墨付き」を得たくて、書いている。
①円安により割安になった日本の株に外国人投資家の買いが入った。
2012年12月28日日経平均10395円、85円/ドル。円は第二次安部内閣発足時より40%程度毀損している。
10395円×0.4=4158円、少なくとも4000円程度の上昇分は円の毀損による株価の上昇。
②円安による家計から企業への所得移転により企業の売り上げが増えた。
トヨタの売上 20兆円(80円)
円安によりトヨタの売り上げが10兆増えたとしても、それは家計の負担増が為替市場を通じ移転されたに過ぎない。
③将来の財政破綻による銀行券の大量発行を見越し投資家に買われた。
アルゼンチンやジンバブエなどにおいても財政破綻時は著しく株価は上昇した。
【結論】サギノミクスによる株価上昇は、①円安により国民負担を増加させ、かつ、それを
為替市場を通じて企業の利益へ移転させた。②ドル建てで割安感の出た外国人投資家が
日本株を買った。③日銀によるETF買い。④将来の財政破綻を見越し投資家の買いが入った。
⑤デフレ脱却をお題目に企業に値上げを促し、それによって家計の所得を企業へ移転させた。
ことによるものである。企業が強くなったものでは全くなく、国民を苦しめた結果生じたものである。
原価率7割として原価200円、利益80円。付加価値が80円から180円になった(225%増)。
GDPが牛丼一杯あたり225%も増えた。これがサギノミクスによるGDP増の正体。
デフレ脱却をお題目に意図的に企業に値上げを促し、その結果、効用(満足)は変わらないのに物価だけが上がり、
国民を苦しめたことにより達成されたGDP増がサギノミクスのGDP増。
企業利益になるくらいなら、その利益分を消費税増税で税収として徴収し、国民の福祉
(教育や行政の効率化を促す投資)に回したほうがよっぽど良かった。
安部自民は消費税増税の時に散々値上げを促していたが、企業利益のための値上げと
消費税増税による値上げをいっぺんにやったら、物価は急激に上がり消費が落ち込むのは
明らか、結果、個人消費の落ち込みは想定以上になった。あの対応は馬鹿としか言いようがない。
【結論】サギノミクスによるGDP増は国民を豊かにした(財産などを与えた)のではなく、国民を苦しめ、
国民の財産を企業に移転させたことによって生じたものである。これは貯蓄率などからも伺える。
① 円安と企業の売り上げを増やすための意図的な値上げで貧困層が増え、
今まで働いていなかった主婦が働かざるを得なくなった。
② 円安と企業の売り上げを増やすための意図的な値上げで年金だけでは
生活できなくなり、今まで働いていなかった高齢者が働かざるを得なくなった。
③ 今まで大手の正規社員だった夫や家族が非正規になったため、賃金が減り、
主婦が働かざるを得なくなった。
④ 高齢者の増加で医療介護の需要が増え、それを賄うための雇用が増えた。
⑤ 円安により国力を弱めた結果、外国人観光客が増え、それに伴う観光業の雇用が増えた。
国力を弱めれば外国人観光客が増えるというのは後進国などを見れば自明。
⑥ 資格取得など教育に関する補助金などにより、教育関連の雇用が増えた。
⑦ 円安により製造業が強くなったというのは全くの出鱈目。雇用はほとんど増えていない。
雇用者数 製造業 宿泊観光 医療介護 教育支援 公務員 (万人)
2011 5459 998 314 647 267 222
増減 237 1 20 131 15 9
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
【結論】サギノミクスによる雇用増加は①高齢者の増加。②円安による国力低下(国民貧困化と外国人観光客増)。③財政支出(公)により需要を創出した(バラマキ)。の結果生じたものである。
① 若年労働人口の減少(求人は圧倒的に若い労働者に対するものが多い)。
■労働力人口の推移
15-24歳 25-34歳 合計
2015 516 1191 1707 ▲25
③ 政府に有利になるように数字を操作している可能性もあり得る。企業が偽りの求人を出したとしても統計でそれを省くことは不可能。
【結論】サギノミクスによる有効求人倍率の改善は、少子化による若年労働人口の減少と高齢者の増大
による医療介護の求人の増大によるものである。金融緩和や政府の経済政策によるものではない。
そもそも安倍自民が優れた行政集団であるならば、あらゆる分野(医療介護、製造業、飲食など)で生産性を
効率化させたはずであり、そうなれば雇用者数は減っているはずである。
それでも家計が窮することのない豊かな社会を作り、余剰労働力はもっと知的な生産活動(科学文芸など)
に投入され、科学や音楽、映画、ゲーム、文学などの分野において、もっと優れた作品や技術革新が
生み出されたはずである。
だが、現実は正反対あり、世界で賞賛されるほどの文芸作品や技術革新はほとんど生み出されず、
立憲民主党へのネガキャンが酷い。フォロワーを買っただとか、RTが鍵垢だとか、そういうデマの恐ろしいところは「そうでない」と言い切ることが難しいこと、一旦拡散してしまったら検証しても信じこむ人がいること、やったもの勝ちであること、特に罰則がないことなどだ。
それにしても、なぜこのようなデマが流布されるのだろうか。まずデマを広める人の心理を考えてみよう。彼らは一体どんな動機でデマを広めるのだろうか。それは悪意からである。証明は簡単だ。
悪意がなければ、2chなどの掲示板にいきなり投稿したりはせず、連絡を取ってり、質問サービスなどで聞いてみたりして検証しようとするだろう。なぜならもしも違っていたら大変だからだ。しかし、悪意のある人間は違う。彼らにとってそれらのデマが真実か否かは関係がないのである。彼らに取ってデマを見つけ出すことは「立憲民主党を貶める」という目的のための手段である。ではなぜ彼らが立憲民主党を貶めたいのか?政策が気に入らない?候補者が嫌い?違う。そういう純政治的な問題ではないのだ。彼らはただ単に自分の虚栄心を満たしたいだけなのだ。これは森友学園の籠池氏やアメリカ大統領選挙でトランプを応援し、フェイクニュースを撒き散らしたとされる"Poor White"層と重なる。彼らは自分自身に満足していない。自分に自信が持てない。自分が周囲から認められていないと感じている。そんな人間が取る行動はどこでも同じなのである。まずは自分が所属している組織、例えば人種,国籍,階級, etc...に縋り付く。白人は黒人より優れている、だから自分もあいつらより優れているのだ、だとか日本人だから中国人、韓国人よりも優れているなどと考えてしまう。だがそういう意識は日々の生活の中では中々満たされない。だから彼らは自尊心を満たすために黒人や韓国人、中国人などの悪い所を積極的に探し出してそれを広めようとする。目的が真実の検証と報道である本来のマスメディアと違い、自尊心を満たすことだけが目的の連中だから、それが真実かなどとは毛一本足りとも考えない。要は信じたいから信じてしまうのだ。そうやって自分に自信がない人が一定数に達すると、今度は彼らを利用して金儲けしようとする人々が現れる。彼らは恣意的なタイトルで巧みに人々の正義感や不信感に浸け入り、どんどんとそれらの考え方「だけが」正しいと信じこませ、誘導する。例えば政策にしても、どの政策が正しいかどうかは結局のところ議論して突き合わせてみなければ分からない。どんなやり方にも長所があれば短所もある。相手がなぜそう考えるのか、よく話し合い、互いに納得できる結論を出す場が議会である。だというのに、自民党やネット右翼、オルタナ右翼は「自分たちは絶対だ。だから自分たちは正しいし、他のやつらは間違っている」という考え方になってしまっている。なぜ議論するのか、なぜ反対するのかを理解することすら拒んでいるのだ。そしてそうやって反対する人々に対して「非国民」だとか、「国賊」だとか「反日」だとか呼んで、自分たちの所属している組織から弾き出す。そして彼らを自分たちが卑下している人々と同一視し、排除しなければならないと考える。そうした積極的な排除行動の裏にはどれだけ他人を貶めても自分自身には結局のところいつまで経っても満足なんてできやしないという事実がある。だから今度は人を下げるのではなく、自分を上げようとする。間違った方法で。彼らは自分の地位が低いことを他者の陰謀だと考え、そういった人々を排除すれば自分はもっと他人から認められるのだ、もっと地位が上がるのだと考えてしまう。有名なところではユダヤの陰謀や在日韓国人の陰謀、といったものがある。ユダヤ陰謀論が決してユダヤ人が優れていないという設定ではないことが、黒人差別などと一線を画す。むしろ彼らが自分よりも優れていることを認めた後にそれを無視し、彼らが如何に悪辣非道かといったことにこだわる。相手が悪ならば排除は正当化できるし、自分の不遇も正当化できる。
立憲民主党、それに過去の民主党、民進党へのネガキャンは主にこの2つが原因である。ではこれらをどうすれば良いのか、それは民主主義、立憲主義、人権などについてしっかりと学校や家庭で教えている他はない。もっとも自民党政権でそれは望めないであるが。