はてなキーワード: 憲法学者とは
こういう解釈が普通だよ。この最初のシンポジウム(?)みたいのに出て来る憲法学者は、憲法改正は絶対反対だから「自衛隊は憲法9条に反していない」って一周回って政府と同じ事を言い出す活動家系の学者と同じタイプの人だよ。
いわゆる"リベラル"しぐさとしては正しいんだろうが。個人的にはこういう概念を破壊していくような改革は好きじゃないし賛成出来ない。こういう時にだけ護憲派憲法学者が「憲法は同性婚を禁止していない」みたいな都合良く解釈で乗り切ろうとするのも嫌い。いつもは解釈合憲とか凄く批判するくせに!と思う。
困る点として挙げられているポイントをいわゆる同性カップルにも認めていけるものは認めていけばいいと思うが。
そんな事言うんなら、別に恋愛感情なんぞ無くて(そもそもそんなものは後から付け加えられた理屈で元々の制度には無かったと思うが)も仲の良い同性二人に同じ制度を認めたっていいだろうと思うし。同居しているが他人同士で生じる不都合は別にLGBTだけの話じゃなかろうに。
最近のロリコン論争に関連して。意外とこれも分かっている人が少ないように思えるので再掲。
第百七十六条 十三歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。
十三歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
第百七十七条 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。
要するに、13歳未満の子どもに対しては、『暴行または脅迫を用い』なかったとしても、わいせつな行為をすると罪になる。
流石に「10歳の女の子と合意の上でエッチしました。合意しているんだからレイプではないです」というのは性知識の差を考えると”真正な同意”とは言い難いので、(『年齢以外で区切るべき』や、どの年齢で区切るかという議論は別にして)この点については増田も深くは取り上げない。
だが無論、日本では飛び級は基本的に存在しないので、13歳未満の女子高生は存在しないはずだから『女子高生とエッチ=逮捕』のような認識をする理由にはならない。
第四条第1項柱書 この法律で、児童とは、満十八歳に満たない者をいい、児童を左のように分ける。
(略)
第三十四条第1項柱書 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
(中略)
(以下略)
児童福祉法の児童は十八歳未満であり、学校教育法に定める児童(小学生)とは別物である。まずそれを前提として。
1985年~1996年まで、この法律は『誰かが、児童(繰り返すが18歳未満である)に対し、自分以外の第三者と淫行をさせる』行為に限ると解釈されてきた。
これが1996年の高裁判決で解釈が大幅に変更され、『誰かが、児童と自分(←で言う”誰か”)と淫行をさせることも含む』と解釈されるようになった。
というより、婚姻年齢(註:近年まで女子は16歳から結婚できた)との兼ね合いもあるので、解釈が変更された上述の1996年の判決でも『一定の程度を越えて児童に影響力を及ぼして児童に淫行をさせるに至った場合に限る(意訳)』という解釈になったため、
長野県(後述する)のような場合を除いては”影響力”の立証の困難さからか、あまり使われない。
表題に書いたような「未成年と、体の関係を含む交際」を取り締まるほとんどは、『青少年の健全な育成に関する条例』における淫行処罰規定(長野県を除く46都道府県にある)だ。
が、この条例は地方によってピンキリである。やたらと範囲を広くとっている例として静岡県を挙げよう。
第14条の2
このようなシンプルな条例の文章になっていて『高校生と体の関係があったら真剣な交際であっても全てアウト』のように読める道県は決して少なくない。
一方で、千葉県や大阪府のように、罪刑法定主義に則り、条件をある程度限定している都府県もある。
第20条 何人も、青少年に対し、威迫し、欺き、又は困惑させる等青少年の心身の未成熟に乗じた不当な手段によるほか単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱つているとしか認められない性行為又はわいせつな行為をしてはならない
第34条 何人も、次に掲げる行為を行ってはならない。
(1)青少年に金品その他の財産上の利益、役務若しくは職務を供与し、又はこれらを供与する約束で、当該青少年に対し性行為又はわいせつな行為を行うこと(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(平成11年法律第52号)第2条第2項に該当するものを除く。)
(2)専ら性的欲望を満足させる目的で、青少年を威迫し、欺き、又は困惑させて、当該青少年に対し性行為又はわいせつな行為を行うこと。
以上の府県に共通するのは、『専ら性的欲望を満足させる目的』のみを条件としているということだ。
このような規定が無いとどうなるか、というと。たとえば飲食店の店長をしていた男性が、女子高生(当時17歳)と交際していたことについて、本人たちは恋愛感情があったのに女子高生の母親が被害届を出し、男性が逮捕されたような事件になった(その後無罪が確定)り、19歳の男性が17歳の女子高生と性行為をして男性だけ逮捕されるような話にもなってくるわけだ。いや、リア充爆発しろというのは置いておいて、2歳差はどう考えてもセーフだろ。これが18歳と16歳ならばセーフ(註:神奈川県の条例には、未成年を罰しない規定がある)だし20歳と18歳でもセーフなのに19歳と17歳ならば逮捕になるというのは合理的だろうか?
(この Q&A はフィクションです、多分)
質問1:「私は千葉県に住む19歳の大学生です。高校時代の後輩だった17歳の女子高生と交際していて、
体の関係もありましたけど相手も同意していたし結婚も考えていた真剣な付き合いだったのですが、関係が相手の親にばれて被害届が出され、逮捕されました」
回答1:「その場合、真剣な交際だったと認められたら無罪になる場合もあります」
質問2:「最終的には真剣な交際だったと認められて無罪になったのですが、『大学生、女子高生と淫行で逮捕』という記事で名前が全国に報道されてしまいました。私の就職に影響しますか?」
↑このような条例の規定はそもそも自由権を著しく侵害していませんか? どうなんでしょうその辺。
意見1:いや、静岡県のような条例でも問題ないだろ。そもそも未成年の間は学業やスポーツによって成長するべき時期で、恋愛などにうつつを抜かすべきではない。
回答1:意見としては伺いますが、では何歳からは恋愛しても良いとお考えですか?
意見2:安易な恋愛は禁止し、結婚して家庭を持つのも収入などの条件を満たした33歳以上に限るべきだ。
回答2:また随分と、文が鮮明ですね。
だからさ、「変えない」と「この対案に変える」の二択があるでしょ。
それは違うと思う。
「変える」か「変えない」かという思考方法はゼロイチ思考で物事を単純化しすぎてると思う。
大半の穏健派の人は、「日本国憲法の基本理念等は今のままでいいと思う。ただし、現実と合わない部分は一部修正する」程度の態度だと思うが。
で、人権ガン無視、復古的な道徳、価値観の押し付け。そういうカルトが強く推している。国会議員ですら武藤、片山、西田とかひどい発言をしていて、武藤以外のうのうとしている。
そもそも「権力者を律する役割」というのがぶっ飛んでる。改憲派の憲法学者にすら見捨てられ批判され、憲法学者がほぼ全員批判している。
個人的には関心もないので調べていないが、日本会議の人も「1から人権無視の国家に使えるための憲法を立ち上げる」みたいな過激派は一部では無いのかな?
理想主義者の人も「権力者を律する役割」の憲法が欲しいなら、自分でそれに基づいて日本国憲法に変わる新しい憲法を提案していけば良いと思うしね。
そして例えば、その提案を全部飲む、というのは難しいだろうが、一部でも「この部分は良いよね」という部分があれば、取り入れてもらえるかも知れないしね。
1.経済について
枝野の指摘通り。トリクルダウンは行われないので、再分配機能の強化が消費活性化のカギ。しかし民主党は最低賃金1000をぶち上げたのに、上げ幅が常識的な範囲だったので、枝野が底を支えると言っても誰もついていかない。介護職員だの保育士だの、個別のことを挙げても仕方がない。いっそ方向性を変えてベーシックインカムを枝野が言い出すべきだった。
2.憲法について
集団的自衛権について枝野は立憲主義によって批判的立場だが、議論の大本にある自衛隊の存在も憲法学者の7割は違憲と見ている。しかし自衛隊をどうするのかはなかなか言わない。
自衛隊の存在、つまり日本を守る(平和的生存権の)ために憲法に矛盾が生じているのだから、憲法を矛盾のないもに書き換えることを考えねばいけないところを、矛盾を放置して法律を正す方しか見ていないので論外。立憲主義の名のもとに自衛隊をなくされては困る。平和的生存権の侵害である。
3.一緒に政治をやりませんか。一緒に民主主義をやってくれませんか。
いいことをいっている。
4.一緒に戦いませんか。
日本国憲法には犯罪者である刑事被告人の権利については大量に書かれているが犯罪被害者については一切かかれていない。
犯罪者に人権を蹂躙された被害者はどうやって権利を回復すればよいのだ!
現在の憲法は国家権力と個人の対立でのみで考えられている19世紀の時代遅れの憲法なのだ。フランス人権宣言の啓蒙主義のまま進化していない!
先進諸国の憲法が細かく改正されているのは個人と個人の問題にも憲法で規定しているからなのだ1
日本も21世紀にふさわしい日本国憲法に変えるべき時に来ているのだ!
オタクは自由で放任主義な右翼と親和性が高く、いろいろと口うるさい左翼とは親和性が悪い。
左翼は、その攻撃性でオタクを敵に回した自らの愚かさを悔いるべきと言う言説を最近良く見かける。
その言説について思うところを描いていく。
ヘイトスピーチや所謂「言葉狩り」については、間違いなく左翼と呼ばれる人たちが中心になっている。これらについては、人権の基本である「他人の人権を侵害しない」という原則の問題でもあるが、チャタレイ裁判に関する憲法学界隈からの反論(1)や、大日本帝国時代の児童文学や新聞の規制が言論統制そのものに変化していった前例が示すように、原則、否定するべき物ではない。
また、宇宙の戦士に対して、ファシズム的と言う評価(2)や、さらば宇宙戦艦ヤマトのラストシーンに対しては、それぞれ「軍国主義的」について言及があったことは確からしい(3)。
漫画関係の表現規制で真っ先にやり玉に挙げられる「悪書追放運動」では「軍国主義への回帰」と言う表現が使われてきた(4)。
これらの理由から、オタクが左翼的言説を嫌うことには一定の理由があることがわかる。
チャタレイ婦人事件からずっと、右翼はむしろ表現の規制側に回っていた。猥褻物や公序良俗を使用した最高裁の判決に対しては、保守派を批判する側の法律学者の方からこそ強力な批判が行われていたことを思えば、左翼が表現の自由に不寛容と言うのは、この手の表現の自由に関連する議論の実状からかけ離れているように思える。
悪書追放運動以来漫画の規制では政府与党が応援してきた。悪書追放運動の主体の一つである主婦層の応援をしていたのは、逆コースまっさかりだった当時の政権与党である。
所謂「左」が表に出ていたのは事実だが、思いっきり「右」がそれに乗っかっていることもまた事実なのだ。
84年の衆議院予算委員会で、マンガを規制するための法律の導入を求めたのは自民党の政調副会長だった三塚博氏だし、中曽根総理もそれに大いに賛同していた。
漫画関係でも、保守派の麻生議員とかは、漫画の規制に積極的な人だし、東京都でのマンガの規制が著しく深刻化したのは石原慎太郎が都知事だった期間だ(5)。
漫画に対して公序良俗に関するとして出版禁止のための法整備を実際に行ったのは自民党だ(6)。
つーか、なぜかよく言われる「左翼の側が、オタクの趣味をポルノ呼ばわりして規制している」と言う言説とは裏腹に、実際にオタクの趣味をポルノ扱いして規制しようとしているのは保守政権側のほうが明らかに多い。ってか、実際何度か規制に踏み切っている。
ついでに、戦前でも児童文学の表現に著しい規制が付けられていた。
表現規制の問題を見ていると右も左もオタクとは親和性が悪そう。
それどころか、この10年の間は、マンガの表現規制は保守の側から行われている。
だと言うのに、どう言うわけか保守層が放任主義と誤解している意見が不自然なほど目立つ。
幾度か、マンガの規制の法制化がされるときに反対に回ってきた共産党の立場がない。いや、共産党もちょくちょくマンガの規制するよう求めてはいたから濡れ衣ではないのだが(7)、法制化を阻止するために動いた(8)という一点においては、力が及んでいたかはさておき、むしろ表現の自由については無理解というわけではない。
にもかかわらず、左翼は教条的で何でも規制する頭の固い連中で、保守派は様々な価値観を認めてくれる懐の深い存在という、表現規制の法制化の歴史を紐解くと真逆としか思えない、訳の分からない言説が結構広まっている。
……本当に、どう言うことなの?
理由を考えてみると、実際の活動は兎に角、左翼系の攻撃の方がオタクの方に印象に残りやすかったのが問題なのではないだろうか。悪書追放運動の発言や、ウルトラセブン第12話、ジャングル黒べぇの封印や、さらば宇宙戦艦ヤマトや宇宙の戦士への批判(小説の批評・批判自体はまっとうな活動なのだけど)等、人気作品への影響が大きいこと為、実際の活動量以上に目に付く機会が多かった。
特に、ウルトラセブンの「第12話は欠番とする」と言う趣旨の文言は、兎に角目立つ。簡単に閲覧可能な人気シリーズに、「抗議による封印」の痕跡がポツンと残されているのは、イヤでも目立つ。
また、政府肝いりの団体でも、悪書追放運動の折りは基本的に「左翼」に同調する言動をとっていた。
恐らく、「左翼」の認識が悪くなったのは、ここら編が原因だろう。
その上で、90年代後半から2000年代初頭の「サヨク=人権を御旗に自由を侵害しようとしている連中」とか言う、自由主義史観発のいい加減な認識が、雑な認識と化学反応を起こして、いい加減な認識を加速させたと言うのが実状ではないだろうか。
00年代前半からの10年、警察や保守政権の側からによる表現規制が著しく深刻化していた時期に、そちら側からの影響が殆ど省みられていない現状を鑑みるに、自由主義史観発と言うか、小林よしのり発の「人権を美旗に世界の均質を試みている」と言う趣旨の認識の影響は少なくない気がする。
余談だが、戦前の表現規制に対する反省と言うことで使われた「言葉や表現が問題ではなく、実際に差別をなくすことこそが重要だ」と言う考えが、この保守派への契合に対する触媒になっている節があるのは中々興味深い。
実質的に、差別を助長していたり、差別に根ざしている表現を使い続けることによる、現状の肯定や差別の強化自体は問題にされてしかるべきだ。
キチガイと言う言葉が使われなくなったために、統合失調症の人の気持ちが幾分か楽になったと言う証言もある。言葉を狩っただけで問題が解決されるわけではないが、差別に使われるメインウェポンを使用禁止にすること事態を無価値と断定することも、非常に問題がある考えのように思える。
一方で、一片の理が合っても問題があるのは事実。だからこそ、チャタレイ裁判以降、多くの憲法学者は表現規制そのものを問題にしてきたし、前例がある以上、この手の批判は積極的に行われてよい。
兎に角、「表現を規制する要理も、現状の改善の方が重要」と言う言説が「表現は問題ではないのだから、どんな差別的な表現を使い続けたってかまわない」と言う理屈の正当化に使われ、惹いては、差別語を平然と使い続ける側の心強い理論武装になってしまっているのではないか。
いい加減話を終わらせるために、まとめに入る。
「どんな表現にも寛容な保守と、教条的で表現の規制を押し進めようとする左翼」と言う、表現規制の歴史に多少なりとも興味が有れば噴飯ものの理屈がネットの世まかり押し通ってしまうのは
・60年代の悪書追補運動の折りに、法制化を進める活動家よりも、直接行動を行う「左翼」側の活動の方が目立った
・「セブン12話」や「宇宙の戦士」批判など、容易な「左翼の抗議による作品の封印」の戦果に容易にアクセス可能
・00年代前半、個人サイト全盛期に自由主義史観初の雑な政治認識が流行した
・「表現だけではなく、現状を変える事こそ重要」と言う、それ自体はまっとうな言説の悪用
と言った要素が、悪魔融合を果たした結果ではないだろうか。
(1)浦辺法穂「全訂 憲法学教室」161~163ページ、岡田信弘「憲法のエチュード」86~91ページ
(2)ロバート・A・ハインライン「宇宙の戦士」483~484ページ
(3)牧村康正・山田哲久「「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気」第4章栄光は我にあり、広がりゆく波紋、第10段落
(4)長岡義幸「マンガはなぜ規制されるのか」100~102ページ
(5)長岡義幸「マンガはなぜ規制されるのか」177~180、196ページ
あとで特高弾圧史読んでみるかなあ/1955年に教祖永原仲が詐欺で逮捕された「大日教団」なるものもあったみたいで、調べるの面倒くさそう。 - type-100 のコメント / はてなブックマーク
触れるか迷ったけど、探してるときに
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/134/1178/main.html
ここの議事録に、読売事件と一緒に大日教横領事件の件がちらっと出てるね。
オウム真理教の件で宗教法人法改正とかが話題になった頃っぽくて、のいほいさんが大好きな百地章さんが登場している。
noiehoie on tumblr • 百地章先生について
本日の朝まで生テレビに、日本大学の百地章先生がご出演されるそうです。
まあ、90年代後半から朝まで生テレビは、「オワコン文化人の年金支給所」みたいになってるんで、あの番組に誰が出ようが問題ないといえば問題ない話ではあります。
ただね、百地章先生をオワコンというのは失礼に過ぎる。世の中的には、「最近急に出てくるようになった憲法学者」という理解でしょう。
で、実際そうです。百地章先生がWillや正論などを除きメジャーなメディアに出るようになったのは、ここ最近、とりわけ安保法制に関して「たった三人しかいない集団的自衛権を合憲とする風変わりな憲法学者」の筆頭として菅官房長官が百地章先生の名前を挙げて以降のことかと思います。
「書いたものといえば、紀要の類と講演の書き起こしぐらいしかなくて学術的功績を見つけるのが難しい(Ciniiの検索結果=http://bit.ly/1LJukEH)にもかかわらず、なんであんな人が比較憲法学会の理事長やってんだ?」とか思ってるそこのあなた! あなたは間違っています。あなたは世間からずれています。だからダメなんですよ。百地章先生を見ならないなさい。
違います。9条を素直に読めば、今の自衛隊は違憲です。それを現実にむりやり添わすために解釈を変えてきたのが現在の流れです。集団的自衛権は違憲と言っている憲法学者に「だったら今の自衛隊は合憲なの?」と訊いてみたらいいです。意見は分かれるはずです。それをさらに現政権は拡大解釈で集団的自衛権を法制化したわけでしょう。このままならどんどんいっても不思議じゃないですよ。それなら、条文に紛れのないかたちで記載しなさいと言うのが親エントリの趣旨でしょ? そもそも共産党は最近は見解を変えているけれど自衛隊違憲の立場だから、万一政権を取ったら真っ先に改憲発議をしなければいけないはずですが(天皇制についても)。
https://www.youtube.com/watch?v=cnwWteGBl0w より
における発言書き起こし。以下より。
(45秒あたりから)
えーとご紹介頂きました神奈川県議会議員の小島健一でございます。えー諸先輩を差し置きまして、先にご挨拶をさせて頂くご無礼をお許しいただきたいと思います。
いまあのー地元の(聞き取れず)というお話がありましたが、ちょっと違いましてですね、えー私実は、あー神奈川ー・・・日本けんぽう連盟会長というのをやっております。
日本けんぽう連盟という、まああの日本国憲法ではありませんで、武術の方の拳法でございまして、そちらの会長でーえー、今日ですね、横浜の方で15周年パーティーがある。そこで私が居ないと話にならないということで、それが3時過ぎに始まるものですから、大変恐縮ですが、大変、後で失礼させて頂きます。
えー、今回、この、おー集会に参加をさせていただき、また、あいさつをさせて頂くことを大変光栄に思って居ります。
えーナカムラ代表とは、もう既に10年来の、友人でありまして、いろんな活動をともにしてきた、その歴史を振り返ると、本当に色々あったなあと思って居ります。
4年ほど前、えー沖縄(聞き取れず)40周年のときにも、私もお招きを頂きまして、沖縄に行きまして、祖国復帰のパレードに参加を致しました。
あー沖縄の方と、そして全国から集まってきた同志が一緒に日本の旗を振りまして、宜野湾の町を歩いたということを、今も思い出しております。大変清々しい行進だったと思います。
えーただ、翌日の新聞は、そのパレードよりも、基地反対のパレードを、が、扱っていたような、そんな記憶もございます。
ただ、沖縄と・・・私神奈川の県議会議員ですが・・・共通点ということをちょっと考えますと、やはり米軍基地が多くあるということかと思います。
えー今、神奈川は、12の米軍基地があります。 去年、上瀬谷の通信施設が返還されておりますが、えーそんな関係で、えーやはり、あんまり言うと差別と言われるかも知れませんけれど、えーまあ・・・えー沖縄には、沖縄の琉球新報と沖縄タイムズという、非常にこう、明らかにおかしな新聞がございます。
(会場笑)
えー(聞き取れず)つぶれろと言って非常に非難を浴びた有名な作家の方もおられましたけれど、これはほんと、つぶれた方が良いと思っておりますがー・・・えー
神奈川にも、神奈川新聞という三琇左翼新聞がございまして、これと私、いま戦っているところでございます。
そしてー、同様にですね、沖縄の基地の周りには、基地反対だとか、オスプレイ反対だとか、もう毎日のようにですね、騒いでる人たちが居ます。
えーこれはまあ基地の外に居る方ということで、「キチガイ」という・・・風に(拍手。聞き取れず)呼んでおりますけれども、えーこれはやはり、神奈川県も同様でございまして、大変苦慮しているところでございます。
えー沖縄と、沖縄のこの先住民ですね。このあのー、国連のー裏でNGOが働いて、こんな勧告を出させてきたということ。多分、多くの国民の方はまだ知らないと思います。
まそれをー、どんどん、どんどんですね、拡散していって、こんなバカげたことはないという、そういう空気を伝えるのが、我々地方議会、地方議員の役目だと僕は思って居ります。
今日後程ですね、私の先輩であります、こが東京都議、すずきまさと埼玉県議から詳しくお話しされるかと思いますけれども、我々地方議会には、意見書を出す、そういうシステムがございます。
これを国に出すわけでございます。
それを国民の意見だと、地元の意見だということで出すのが、我々、ひとつの権利だという風に思っていいと思いますが、あります。
この運動をやりましょうということを、後程説明があると思いますが、あーどんどんやっていきたいという風に思って居ります。
えーありがとうございます。
それで、えー憲法の改正の方もですね、同様に意見書一杯出しております。47都道府県で言いますと、37の議会がすでに出していたりします。
この意見書を、意味ないじゃないかという風に言ってるおかしな憲法学者もいたりします。小林節というという方ですけれども、これ神奈川新聞に(聞き取れず)ておりました。
地方議会の意見書なんて茶番だという風に書いておりましたが、とんでもない・・・我々が一番地元に密着しているわけでして、その人たちの意見を集約して・・・意見書出していくわけですから、これは少なからず国に影響を与えるものだと思って居ります。
まあ拳法改正しかり、過去の外国人参政権反対の問題においてもしかり、我々が、空気を作っていく、そういう役割をこれからもしっかりとやっていきたいと思っています。
今日、後程、東京都、埼玉県そして神奈川県、人口を集めますと3千万人。日本の人口の四分の一を占めます。まあだからという訳ではございませんけれども、今回、ナカムラ代表この3人を話すという、話させるという趣旨というのはですね、やはりこれを国民運動にしていってほしいという意向かと思います。
しっかり、ナカムラ代表の意向を受けまして、こんなバカげた勧告は撤回をさせる。そして、これもー私どもの責任ですが、多くの地方議員にもこの事実を知らせるということ、これをしっかりとやらせて頂くということをお誓いいたしまして、甚だーえー短いー話でございますけれども、私の今回のあいさつとさせていただきます。
皆さんがんばりましょう。
ここまで。