はてなキーワード: 地球人とは
超時空要塞マクロスって言えばキスをしたらヤックデカルチャーで有名だが
文化を知らないゼントラーディ軍を弱体化させるために地球人はリンミンメイが歌を歌ってその合間にキスをして驚いてる間に攻撃を仕掛けるという作戦も取ったりした
ゼントラーディ軍は「いちいちブンカに驚いてると思うなよ」とばかりに男女でブンカ(キス)の練習をして克服するのだが、そのゼントラーディ人が最後に特攻する時に一緒に乗ってる女に向かっていうセリフが「これが終わったらブンカしようぜ」
俺もブンカしてえなあ
あいつらはアフィリエイターみたいなもんだから当然メーカーの完成品PCを宣伝するし自身が使うのもそういうアフィれるモノだ
あらゆるゲームジャンルのうち、競技性のある一部の対戦ゲーム、かつ人気がありスポンサーが見込めるタイトルでだけプロが成り立つ
それはビデオゲームという娯楽領域全体から見たら0.000何%という狭いものにすぎない
それにそんなことは自身も分かっているだろう? 小さい頃に触れてきたゲームは何だ? ほとんどの人はポケモンやFFドラクエのようなRPGが主役だったろう
ゲーム愛好家はゲームというカルチャーを愛してそれに関連する教養を持つものだが
ゲームを仕事にしようとする人間にはそういうものは必要なく、特定のゲームタイトルにだけ過度に適応し、反射神経を研ぎ澄ます電子アスリートのようなもんだ
もう一度問おう
本当にプロゲーマーがゲームを遊ぼうと思う人にとって参考になる存在だと思うのか?
例えるならば地球人を理解するためにYouTuberを参考にしようとする宇宙人くらい「ちょっと待てそれはダメだ」と止めたくなる思考回路だと言える
俺の体験から言えば、まずプロフィールには「地球文化の代表です」みたいな一言を加えとけ。
実際俺も「地球の案内役」とか書いてみたら、すぐに木星からのコンタクトが来たんだよ。
普通の人間アピールじゃなくて、宇宙的にインパクトを与える表現が肝心なんだ。
次に、言語の壁なんかは一切気にするな。
宇宙人も翻訳技術はバッチリらしいから、こっちも堂々とGoogle翻訳でも使ってメッセージを送れ。
「ピース!」って軽く送ってみたら、意外にも「ギャルピース」が返ってきて驚いたもんだ。
そして、興味を引くためには、地球の珍しい文化についてもちょっと話題にしてみるといい。
俺は「地球にはカラオケという面白い文化があるんだ」とか話してみたら、すごく食いついてきたね。
あいつらもエンタメには関心があるらしく、「次回の通信でぜひそのカラオケというものを見せてほしい」とか言ってきたよ。
俺の場合、ついに「会おう」ってことになって、場所は指定された海辺の岩場。
夜明け前、ひんやりした風の中で待ってたら、水平線の彼方からふわっと光が近づいてきたんだ。
「ついに来たな…」と身構えた俺の前に、その光が止まり、気づけば目の前に立っていた。
見た目は意外と人間に近くて、服も地味に地球風。 しばらく無言のままお互いを見つめ合ってたら、向こうが突然、「君があのアプリで僕にメッセージくれた地球人か?」っていう、妙に馴染みのある日本語で話しかけてきた。
こっちも頷いて、勇気を出して「実は君の星の文化に興味があってさ、色々教えてほしいんだ」と言ってみたんだけど、彼、急に顔を赤らめたと思ったら、「実は僕、地球のラーメンが食べたくて来たんだ…」って照れながら言うんだよ。
まさかの目的に肩透かしを食らって笑いそうになりながらも、「近くにおいしいラーメン屋があるから案内するよ」ってことで、結局二人で朝からラーメン食べに行ったんだ。
単にクオリティが低いからダサいものを「多様性」と呼ぶのを辞めろ。
そうやって「多様性」という言葉を「ダサイ」「キモイ」「出来が悪い」「雑」「センスがない」「無能」「無気力」「手抜き」「バカ」といった言葉と同じ領域に貶めることが目的なんだってことはもう見え透いてるんだ。
やたら有名なバズ・ライトイヤーのソフビ人形みたいなブス女はコンセプトアートにおいては「金属質な鎧を身に纏った質実剛健の女戦士」だった。
3DCG班の出力したクオリティがゴミだったのか、コーダーが設けたポリゴン数の制限がカスだったのか、ライティングが酷すぎたのか、あんなゴム製の宇宙服を纏うことになっただけだ。
そもそもCONCORDのキャラは大部分が宇宙人であり、地球基準の美醜を当てはめる必要なんてないようなデザインが多かったはずだ。
だが、制作スタッフの能力が低すぎて「簡単に再現できて使い回せる動き」としてどいつもこいつも地球人のボーンに縛られてしまった結果、「地球の美醜で判断される程度に無個性な宇宙人集団」というどうしようもない連中が誕生したのだ。
そもそもゲームのクオリティからして、どんなによく言っても「既存の少数チーム制FPSに慣れている人ならすぐにルールを把握できる」が限界で、ハッキリ言えば「既に存在するもっとずっと出来の良いゲームと比べて目新しいものも優れているものも一切なく、ただ一つの存在価値が「最新作」であることだけなのに、客寄せのための無料キャンペーン等をまともにやることもなく、その強みを「致命的な過疎」以外の何物でもない状態にしたゴミ」である。
マジでこんなものの失敗に「多様性」なんて言葉を絡める必要は1ミリもない。
「全てにおいて出来が令和における最低ラインを下回っていた」以外の言葉は必要ないのである。
以上!
スタートレック(現在の正式名はスター・トレック)は50年の歴史があるうえに、1話完結のエピソードが多い。シリーズの入門ガイドの意味もこめてやってみた。
はてな界隈でスタートレック全話追っかけてる人は少ないだろうし、シリアスなファンははてななんて見てないだろうから、自分の価値基準で好き勝手書かせてもらう。
すごく偏ってると思う人もいるだろう。私もそう思う。海外のこの手のランキングでは常連のエピソードも入ってない。思うところがあれば、ぜひ書いてほしい。
なお、全938話は2024年9月末時点での話で、10月から『ローワー・デッキ』の新シーズンが始まったので話数はまた増えている。
スタートレックがSFドラマとして最も輝きを放つのは、銀河に存在する人間以外の存在を通じて、人間とは何かを描くときだ。それはあらゆるSF作品の共通の魅力でもあるが。
本作は人間に造られたアンドロイド、データが、自らの子孫を造ろうとする物語。AIの子供との「ファーストコンタクト」を通じて、子供を持つということが、個人にとって、種にとってどういうことなのかが描かれる。
本作には、派手なアクションシーンもSFXもない。しかし、その物語は喜びとユーモア、発見に満ち溢れ、重い悲劇として幕を閉じる。それは家族を描くキャラクター劇であり、SFであり、力強い人間ドラマだ。
スタートレック立ち上げ最初の年に、スタートレックらしさというものを決定づけた重要な一篇。怪生物の住む惑星に不時着したクルーが脱出するために取る行動を描く。
スタートレックの原型は西部劇(幌馬車劇)と言われるが、これはまさにインディアンに囲まれた幌馬車の設定を宇宙にしたもの。
しかしポイントは、主役がミスタースポックであるという点。感情がなく論理で動くヴァルカン人(と地球人のダブル)である彼は、助かるために論理に従うか、あるいは……。
本作は異星人の視点で人間の感情と理性の葛藤を描き、このモチーフは以降繰り返されることとなる。また作品にシャトルのセットを導入し、物語の舞台を増やした一作でもある。
宇宙大作戦の打ち切り後、少々品質を落としたアニメで継続となった本シリーズだが、名作はいくつかあった。しかし本エピソードはちょっと違う視点で選出している。
これ、実はラリィ・ニーヴンというSF小説家が書いた『ノウン・スペース』というSF小説群のにある短編の一つを、そのまんま映像化しているのだ。出てくる異星人も借りてきたもの。
ニーヴンを知る人も少なくなっただろうが、アシモフやハインラインの後の世代で、ハードな科学設定とエンタメとしての面白さを融合した作品を書き、SF界の潮流を作った人と言える。
本作は、スタートレックの世界観が他作品をまるごと呑み込んでも成立しうる、緩く、包容力のあるものだと示した。ローワーデッキのハチャメチャコメディスタイルが可能になったのも、ある意味この作品のおかげ。
宇宙大作戦にはTV史上初めて白人と黒人とのキスシーンを描いた『キロナイドの魔力』という記念碑的作品があるが、人種問題を深く描いた作品というと、こちらを推したい。
黒人の天才科学者が自らの知能と感情を転写し開発した自動航行AI。それに船を委ね、演習に参加したエンタープライズだが、AIは次第に狂いだす。
本作のAIは自らの判断に絶対の自信を持ち、誤りを認めようとしない。博士もAIを擁護し、次第に我を失っていく……と言うプロット。
AIの恐怖を描いた先進性はともかく、本作が人種問題の作品であることは、日本に生きる我々には少々理解が難しい。
この物語が暗喩するのは、飛び抜けた能力で社会から評価を受け、地位を得たマイノリティの苦しみだ。常に完璧を求められ、ひとつの失敗で社会から振り落とされてしまう、隠れた差別を描いている。
この複雑な問題を1968年のTVドラマに持ち込んだことこそ、評価されるべきだと思う。
「タイムループもの」といえば誰もが1作ぐらい頭に浮かぶだろう。映画『恋はデ・ジャ・ヴ』など様々な傑作がある。
しかし、それらの作品の多くは、「なぜ」タイムループが起きるのかを説明しない。なぜか寝て起きるとループしてたり、なぜか恋が成就するとループを抜けたり……。
スタトレ世界でタイムループを描いた本作が優れているのは、その「なぜ」が明確に定義されており、それを解決することが物語の目的になっている点だ。
突如として起こる反物質爆発で時空ループが生成されると、キャラ達は過去に戻される(都合よく前のループの記憶を保持したりしない)。
そこから毎回、艦のクルーたちは僅かな違和感から少しずつ状況を理解し、「なぜ」かを探り、回避するための答えに近づいていく。
ご都合主義的な「ふしぎな現象」はなく、戦うべき悪役もいない。ハードSF的な状況で、知力に頼ってロジカルに物語を進めていく。しかしこれが最高に面白いのだ!
舞台は艦のセットのみ、登場人物もレギュラーのみというミニマルな作品だが、スタートレックのSF性、センス・オブ・ワンダーを代表する1作だと思う。
スタートレックのフランチャイズ化は、TNGによるリバイバルを経て実質このDS9から始まった。いままでと違ったスタトレを作ろうという意欲に富んでおり、非常に作家性の強いシリーズだ。
未知の世界を訪れる宇宙船でなく、未知の存在が訪れる宇宙ステーションを舞台とし、全7シーズンの後半では巨大な宇宙戦争を連作として描いた。最近の『ディスカバリー』などのシリーズも、本シリーズがなければ成立しなかった。
その総決算と言うべきこのシリーズ最終話は、単体で観るとなると評価が難しいが、173話の積み重ねの末の1話としてみると、ずっしりとしたものが心に残る。
DS9はシリーズで初めて黒人俳優を主役とし、戦争犯罪や植民地主義のもたらす被害をストレートに描き、舞台となる異星の宗教と重ね合わせることで人間の信仰心をも題材にした。
更には、「これは一人の狂った黒人の観た夢なのではないか……」というメタレベルの視点すら取り入れ、多様な視点と重層的な葛藤、その先にある善とは何かを描こうとした。
シリーズに長く付き合うことでもたらさせる重い感動を体験してほしい。
ヴォイジャーはハードSF的な物語よりも、キャラクターの成長やモラルに焦点を当てた傑作が多いが、敢えてSF的なセンス・オブ・ワンダーに満ちた本作を推す。
ネタバレしてしまうが、これは「恐竜人類」の物語であり、「ガリレオ・ガリレイ」の物語だ。
遥か昔に宇宙に出て進化したある種の恐竜と、銀河の反対で出会ってしまった宇宙船ヴォイジャー。それを、なんと恐竜人類側の視点で描く。
故郷の星に、自分たちとは異なる知的種族がいたという事実を知った科学者の知的興奮と、その発見を社会から拒絶され、迫害される恐怖。
SFの根幹である科学そのものを主題にし、人間と科学の関係性に向き合った、ひとつの到達点。深い感動をもたらしてくれる傑作だと思う。
『スタートレック:エンタープライズ』以降停止したTVシリーズを、配信に適した連続劇フォーマットで復活させ、『ピカード』などのシリーズの端緒になった『ディスカバリー』の最終話。
連続劇で見せるスタトレにはまだ課題が多く、特にディスカバリーのシーズン4,5、ピカードのシーズン2などは間延びして物語の行先がわかりづらいという批判があった。
しかし、それらの連続劇も、最終話に来ると、そこまで迷走していたテーマが急にシャンと鮮明になり、ああ、なるほどこういうことだったのか、という感動をもたらす。
特に本エピソードはディスカバリーのグランドフィナーレとなるだけあって、描かれるものも壮大だ。銀河の知的生命の発祥の謎を求めて行われるトレック(旅)である。
しかしその結末、謎は解明されることはない。その代わりに提示されるのは、「真実を求めるトレック」とは何なのか、という命題だ。
スター・ウォーズやマーヴェル作品、ガンダムのような複数作品がひとつの歴史を形作るシリーズの楽しみは、クロスオーバー、そして「設定の穴が埋まる瞬間」だろう。
子供向けのCGIアニメシリーズとして作られた最新作であるプロディジーは、この設定の穴埋めを、他のどんな作品よりも見事にやって見せた。
新スタートレック、ヴォイジャー、ディスカバリー、ピカードなどの実写作品の設定を少しずつ掬い上げ、時に大胆にプロットに取り込んで、独立して楽しめる作品になっている。
その頂点がこのエピソードだ。シリーズを通じてのマクガフィンであったヴォイジャーのキャラクター、チャコテイの姿が見えた時は、その絵だけで感涙してしまった。
実にオタク的な楽しみだが、フランチャイズ作品に長く付き合ってきたものだけが味わえる、究極の悦楽がここにある。
プロディジーの日本語版は、2024年10月時点では製作されていない。英語版だけならNetflixで子アカウントを作り、基本言語を「English」」に設定することで観られる。
はっきり言ってシナリオの全体的な完成度は高いとは言えない。その質についても、表現手法についても注文の付く作品である。しかしどうしても外すことができない一篇がこれ。
1960年代、宇宙大作戦で人種や性別による差別のない理想世界を描いたスタートレックは、1990年代になりその理想のほころびを正直に描くように変化した。
本作で暗喩されるのは、性的マイノリティの直面する差別であり、同時に女性の権利でもある。
物語では、両性具有の種族の星に生まれた「女性」が、女性であると言うだけで罪とされ、矯正を施されようとする。
それは90年代に入るまで見過ごされてきた同性愛者への差別と、「治療」という名の暴力の告発である。
矯正の場へと連れていかれる彼女が最後に、法廷の場で叫ぶ。「私は女だ!」と。
自らの性を自らの物として誇れない、自由に語ることもできない、あらゆる属性の、抑圧された人々の叫びが、そこに込められている。
新スタートレックの日本語吹き替えは名優揃いで品質が高いが、これだけは英語版で観てほしい。その叫びは、魂の演技だ。
今回入れていないランキング定番としては、タイムトラベルの古典的傑作『危険な過去への旅』(TOS)や、エミー賞にノミネートされた世界でもっとも儚いロケットの打ち上げシーンが見られる傑作『超時空惑星カターン』(TNG)がある。
SFらしさが感じられるエピソード中心なので、人気の高いボーグのような強大な敵との対決とか、クルー同士のファミリー劇的な人情エピソードはあまり入らなくなってしまった。
また、『エンタープライズ』(ENT)、『ローワーデッキ』(LD)、『ストレンジ・ニュー・ワールド』(SNW)の作品も入らなかったが、もちろん傑作、快作はいくつもある。
ENTはバルカン人の設定を完成させた『バルカンの夜明け』3部作、LDはアニメならではの手法で連邦、バルカン、クリンゴンの若者たちの生活を描き交錯させた『wej Duj』、SNWは過去作の設定を活かしつつ現実の21世紀の社会情勢を24世紀の世界へと繋いで見せた第1話『ストレンジ・ニュー・ワールド』や、アースラ・ル・グインの小説『オメラスから歩み去る人々』のオマージュである『苦しみの届かなぬ高さまで』を推す。
もうすぐ米国との契約が切れるのだが宇宙人はもう更新しないと言ってるので宇宙人のことが米国は発表してしまうかもしれない。
というのは万が一にも宇宙人が米国以外の国と規格外テクノロジーの独占使用権を獲得させるわけにはいかないからだ。
そうしないために宇宙人がいかに危険であるかというネガティブキャンペーンを広げて地球対宇宙人の図式を作ろうというわけだ。
知ってのとおりに宇宙人には基本的に感情がないので積極的に地球人を洗脳することが出来ない。
ただ必要な鉱物資源と哺乳類(人間)の精神波だけは必要としているので米国の要求のままに規格外テクノロジーを独占支配させていただけだ。
しかし宇宙人側としてもこれ以上の地球温暖化は座して眺めているわけにはいかないと判断し米国を切ることにしたのだ。
今45歳。子どものころジャンプ全盛期だったが家に金がなく買ってもらえず、父親の書棚にあった藤子不二雄のSF短編集を貴重なマンガとして何度も読んでいた。
その中でも、
人口増による食糧不足から飢えた妻が食費を節約しようと夫を殺して最後に「45億マイナス1、プラス1、プラス1、プラス1…」の不気味なコールで終わる「間引き」、
同じく人口増と高齢化で老人への社会保障が成り立たなくなり、老人である主人公達が社会から切り捨てられ「俺たちの席は、もうどこにも無いのさ」と諦め自嘲して終わる「定年退食」
これらの人口爆発による人類の危機への不安が幼い心に強く染み付いていた。
(他に全面核戦争で人類が絶滅する「ある日…」や「どことなくなんとなく」の怖さも心に染み付いてるが、今回の本題ではないので置いておく)
人口増は避けられない将来で、その危機は必ず訪れる、と思っていた。
それを防ぐためには政府が各個人・各家庭の出産を強権的に管理制限するディストピア社会にならなければ、人類全体が共倒れになるかも、とも。
資源や食料(特に生育コスパの悪い肉食)を多く使う先進国ほど、国民は自ら結婚・生殖しなくなり、出生数が減っているという現状。
人口爆発で一人っ子政策をとっていた中国ですら、今や逆に日本以上の少婚化少子化に悩んでる。こんな未来、35年前に想像できたか?
アフリカなど本当の発展途上国ではいまだに多産だが、医療や衛生環境が悪いため死亡率が高く大人になる数は少ない。(確実な生育が望めないからこそたくさん産んでるのかもしれない)
素晴らしいじゃないか。人類は人口爆発による地球を喰い尽くす危機を、ディストピア社会という不幸を迎えることなく、自主的に解決したんだ。
少子高齢化は一国の経済成長にとっては問題だろうが、地球人類にとっては歓迎すべきじゃないか。
経済力による生活格差を見せつけて「上流の暮らしができなければ子が不幸になるだけだ」と子を思うがゆえの子作り忌避感を感じさせる自由競争資本主義と情報革命、
「育児は金がかかるのに金銭的見返りは無い、限られた金は自分のために使いたい」という社会の維持や国の経済や世間体よりも自分の人生が大事という個人主義の思想が、繁殖本能に勝ったんだ。人類は動物から知的生命体へと進化した。
いや、もしかしたら、今多くの人が「結婚したくない、いい相手がいない(高望み)、別に結婚しなくていいや」と考えてるのは、頭のいい人たちが社会をうまく誘導して大衆をそういう志向にしたのかもね、人類絶滅を避けるために…フフフ…
試しに敗因を%順に並べるならこんな感じ
・既存の5v5ゲーと比較して目新しい所がなかったから 30%
・キャラの魅力がない 10%
何故これが問題なのか、それは「10人揃わないとゲームが始められないから、過疎りだしたら『待ち時間が長いから』という理由で人が離れるループが始まる」ということ。
そこに現れた銀の弾丸が「とにかく基本無料にしてプレイヤーの数を増やそう」っていう現代の方針。
まあ確かに基本無料ってのはチートプレイヤーが何度も垢を作り直して戻ってきたりする諸刃の剣なんだけど、それ以上に過疎はヤバイ。
1試合が極端に短いとか、2v2で人数が少ないとか、身内でワイワイやることに特化しているとかではなく、通常のOWクローンで初手フルプライスは自信過剰だったね。
そもそも現状でOWクローンを徒手空拳で始めることそのものが狂気。
ガンダムOWみたいな「このゲームにしかない絶対的な魅力」がないと話にならない。
コンコードが多様性キャラデザを売りにしたのもそんな「このゲームだけの何か」をでっち上げるための戦略だったんじゃなかろうか。
つまり、コンコードは結果として多様性と心中したけど、多様性のせいで殺されたと言うよりも「多様性という話題性さえなければもっと悲惨な死に方をしていた」と捉えるほうが正解だと俺は考えている。
というか、このゲームはその多様性さえもロクに発揮できてなかったように思えてならないんだよね。
キャラクターは宇宙人ばかりだからそもそも「マイナーな外見」とか言われているほどマイナーかと言えば「よくある宇宙人」の枠に収まっている程度だ。
なんで宇宙人ばかりにしたんだろうね。
思い切って地球人ばかりにした上で「世界各国の色んな人間が好き放題に集められた多国籍のコロシアム」ってことにすれば良かったのに。
だってさ、多少デブだろうがブスだろうが肌が緑や青の時点でもうどうでもよくなるでしょ?
これじゃあ「このゲームは多様な価値観を認めてますよ!」なんて言っても誰もついてこないよね。
ここまで読んで「つまり、コンコードの敗因はやはり多様性だったんだな」と思った奴はマジで頭が悪いから15年ぐらいROMってて欲しい。
コンコードのそもそもの敗因は「何の個性もなければ、原作となるIPもない、多人数プレイのOWクローンが、基本無料にもせずいきなり殴り込んでしまった」という部分が主であって、「それを誤魔化すための小手先の多様性も失敗した」というのは極めて弱い要因でしかない。
そもそもの間違いは後ろ盾のない奴らが、思いつきで無個性なゲームを作り、あまつさえそれを多人数プレイにしたこと。
これがまだ3人協力プレイのPvEとかだったら、適当にお友達同士で集まってプレイすることも出来ただろうけど、5v5ってなるとこのゲームを買った人間が10人集まらないと何も始まらないからね。
フルプライスの新作多人数でも勝てるゲームってのは、スプラトゥーンみたいに「個性的」「大手が後ろ盾」「入りやすそう」という条件を揃える必要がある。
実はコンコードの無個性さには隠れた問題点として「OW系のゲームをやりこんだプレイヤーに実質的な初心者狩りをされそう」ってネガティブな印象を与えてしまってるんだよ。
フルプライスで買ったのに初心者狩りをされまくってはチームメイトに「おいおい。FPSは初めてか?今すぐ中古屋に売りに行けよ。お前がいるとゲームにならねえから」とハラスメントされてしまうリスクなんて負いたくないでしょ?
じゃあもうOWでいいやってなるし、OWをやりまくったらもうこのタイプのゲーム飽きてるしコンコードはやらないでいいやとなってしまうわけ。
比較としてあげたガンダムOWも一通り皆がしゃぶり終わったら「キャラがガンダムって理由でやってたけど、やっぱキャラゲーって程度が低いわ」と皆が飽きていなくなってしまったわけでさ。
いいゲームはキャラクターを全部棒人間にしても売れるような要素があるわけ。
そして、コンコードにはそれがない。
とても物わかりのいい主人公一派(地球代表)たちが足掛け12巻、銀河文明評議会に一定の評価を得るまでの1stシリーズ、
打ち切りかと思ったらなんか続いてそうな2ndシーズン5巻と無駄に長いシリーズであります。
この作品の何が気持ち悪いかというと、とにかく物分かりがいい主人公たち。
X(旧Twitter)の読み切り漫画の登場人物かの如く明朗な人格は素直でとても好感が持てます。
次世代の地球人類とはかくあるべき! 旧人類と違って内輪揉めなどしません。
彼ら、彼らのうちの1人が最初に疑ったのは「なぜ至高者は地球人類をマインドリセットし、エリルセナント線総軍(銀河文明評議会)に兵士の供給を迫ったか」という根源であり、新人類の純真さには思わずにっこりしてしまいます。
1stシーズンでは宇宙軍士官学校諸君は順調に活躍し、半分破壊された太陽と壊滅してしまった地球の復興費用を稼ぐことができました。