はてなキーワード: 保育所とは
「田舎は甘くない、田舎の方が排他的」みたいな意見がよく聞かれるが、これも薄っぺらいよね
どちらも本当の田舎を知らず、先入観だけで言ってるのがばればれでさ
いや、一定数、ほんとに田舎でつらい思いした人、田舎でめっちゃいい思いした人といるとは思うよ
アサイチのこれ
これもなんか知らずに言ってる人が半分以上いそうな感じ
俺は東京、大阪、福岡市、人口10万人の田舎 (県庁所在地まで高速で一時間、その地方の中核都市までは新幹線で一時間)、
それから地方の県庁所在地 (都会か田舎かなら都会だけど、田舎はすぐそばにある)、ロンドン (ある意味一番都会) に住んだ経験がある
田舎の良いところ
・住居費、生活費が安い、車必須を差っ引いても断然田舎の方が生活費は安い
・子育支援政策が手厚かったりして、小さいうちは子育てしやすい
・食べ物が美味しい (ただし、洋菓子やフレンチなんかはあまりいいのがないかも)
・多くの人が現状変更を望んでないので、自分も暮らせる以上に頑張る必要がない
・広告や人を目にする機会が激減するので、物欲が刺激されず、消費行動がぐんと減ってお金が貯まる
・田舎は人付き合いが大変、とか言われるけど、利害なく道端や店で出会う人は基本優しい、というかおおらか
田舎のつらいところ
・まともな教育環境がないので、子供育てしていいのは小学生までくらいと思う
・仕事がない、または選べないので、妻がパートに出るのもいろいろ難しい
・欲しいものが手に入らない
・というか欲しいものがなくなる
・刺激も欲求も減っていくので、浦島太郎状態というか、若いくせに老後みたいになっちゃう
・店や近所にある施設は当然全て知っているので、新たな発見がない、新たな発見は河原で草むら見てた方がある
・人付き合いが大変、っていうけど、ガチガチの田舎で、集落に家一桁しかない、みたいなところじゃなければ無理して近所と付き合う必要はない。だからこそ、友達はなかなかできない。
・人付き合いしてなくても、近所の目はあるし、噂話はされているようだ。誰に見られてるかわかったもんじゃない。
都会の良いところ
・仕事も、物品も、習い事も、学習環境も、ファッションも芸術も、望めば手に入る
・次々と新しいものを目に入れられるので、アンテナ張ってなくてもいろいろ興味が出る
・現状変更したい人、野望を持った人がいるので、自分もいろいろ頑張れる
・上から下まで将来は幅広く用意されている
・都会も別に優しくておおらかな人はたくさんいる。でもいきなり声かける人は田舎ほどいない
都会のつらいところ
・生活費、住居費、物価がバカみたいに高すぎる。都会じゃ車なんて維持できない金額。
・望んで努力しないと何も得難い。流されて終わり、みたいな人生になりがち
・保育所に子供を預けにくい。小学生までくらいは子育てが大変。
・一つのエリアで全ての用事が終わらない、いろんなものが町中に点在してて、目的に応じて電車移動しなきゃいけない
まあなんだ
当たり前だけど、どっちがいいとか悪いとかはない
田舎に憧れすぎるのもバカだし、同じく都会に憧れるのもバカだと思う
田舎を必要以上に暮らしづらいという必要はないし、都会も暮らしやすさと暮らしにくさが同居してる
つまりだ、都会だから田舎だからではなく、自分にあった街を探せばいいんだ
ちなみに、俺の今までの経験から言えば、神戸あたりがいろいろ便利かつ、商業的にも不便なく、のんびりスポットも芸術スポットもちょっと足伸ばせば飽きるほどあるし、学習環境も京阪神といい大学が揃ってるし、女子大もいっぱいあるし、ちょうどいい感じなんじゃないかと思う
横浜の近郊あたりもいいかもねー
茨城県民以外はまったく興味が無い話だろうが、つくば市「総合運動公園」の計画を聞いてから、市内に3万人規模の陸上競技場ができると聞いて興奮している。しかし、ぐずぐずしていると、茨城国体もラグビーワールドカップも終わってしまう。
・娘が生まれて思ったこと
http://anond.hatelabo.jp/20150209160615
うちも昨年11月に娘が産まれたばかりだが、上記増田にはいくつか異論があるので書いておく。
母子手帳には確かにチケットが付いてくる。1回5,000円×40回だったはず。
そして5,000円を超えた分は自腹。
妊婦はしょっちゅう検査がある(妊娠高血圧症候群とか怖いし)ので5,000円以内にはなかなか収まらない。
まあ、せいぜい1,000円ちょっとだから、言うほどの額ではないが。
医療費より、妻が働けなくなることによる家計収入減がボディーブローのように効いてくる。
あと、妻が通っていた病院は分娩予約した時点で内金10万円を支払う必要があった。
その額を超えた分は自腹となる。
内金10万円のうち返ってきたのは4万円ほど。
どんなにしょっぱい自治体でも就学前の医療費は0円で済むと思う。知らんけど。
※下調べは必須。
元気でヒマなジジババが近所にいるとかでなければ、夫婦の時間をゴリゴリ削られる。
※現に家で仕事をしているオレは労働時間をゴリゴリ削られて、増田を書くヒマもない。
じゃあ保育所に入れるといっても、3歳までは月5万円ほどかかる。
パートでは割に合わない。フルタイムでガンガン仕事をしないと。
どこまで金をかけるかは個々の家族によって大違いなので一概には言えない。
ただ、「親の言うことを素直に聞いたら死ぬ病気にかかっている子供」を持つと、
いさぎよく外注(=塾)に出した方がいい。
だいたいの子供はそうではないと思う。
月額数万円くらいの塾代は覚悟すべきかな。
小・中・高・大まで国公立だとだいぶん楽ができるが、
予定が狂って(たとえば内申書が悪いとかで)高校が私学になるときつい。
などで、生活費も親が丸抱えを強いられるっぽい。
元増田が完全に眼中になさそうな「子供の生活費」がなかなかにバカにならない。
乳飲み子の間は何もねだらないが、大きくなるにつれて何やかんやと買え買え攻撃が始まる。
上の子にはオモチャだのゲームだのパソコンだのスマホだの本だの自転車だの
外食やら何やら色々と買った。(いや、過去形で語る話じゃない)
たしかに、大都市圏近郊の田舎は生活費が安く付く。これは実感として同意。
ただ、だからといって「まだ東京で消耗してるの?」と田舎暮らしを煽るわけにも行くまい。
先日、娘が生まれた。
少子化とか、子どもは経済的に難しくて、とか、保育所がなくて、とか、色々言われてるよね。
でも、実際生まれてみて知らなかったこととか驚いたこととかあるから書いていくよ!
妊娠がわかれば自治体の保健センターに母子手帳をもらいにいくんだ。
何回か知らないけど、30 回分かもっとかくらい?
これを提出すればタダで診療を受けられるんだ。
これが 42 万円とかそのくらいもらえる。
病院が直接健康保険のおおもとに請求するので、自分で窓口でたてかえる必要は全くない。
もし、42 万円を超えると、その分は自分で払わなきゃいけなくなるが、まあ、順調ならほとんどない。
妻の退院時、窓口で支払った額は 1 万 2 千円ほどだった。
薬を処方されたりで、通院チケットとか出産一時金の効かなかった分、もろもろ全てあわせて、
この 10 か月ほどで病院に払ったお金は合計で 3 万円くらいだった。
半年以上も 1, 2 週間に 1 度通院して、7 日くらい入院して分娩して、自己負担たったの 3 万円。
ペットショップの犬のほうがよっぽど高い。
今朝、出生届を出してきた。
この市は小学校 3 年生まで。
春に引っ越す予定なんだが、そこでは中学生まで負担してくれるらしい。
ほんと、妊娠してから中学生まで、病院に払う額はまじで 3 万円だけでいいってことだ。
すげえな。
これはまあ、普通にかかる。
チャイルドシートも 1 万 3 千円くらい。
哺乳瓶は 1000 円しない。
生まれる準備から、1, 2 年くらいで、10 万ほどで足りるんじゃないかと思う。
初期投資が痛いと言えば痛いが。
オムツも 90 枚で 1400 円くらい、ミルクも 2, 3 週間で 1000 円くらいだ。
「人が一人増える」、ってイメージより全然かかってないことに驚く。
猫飼う方がお金かかるかもしれん。
年齢にもよるけど、毎月 1 万円から 1 万 5000 円くらい普通にもらえる。
これ、上記の食費とか消耗品うんぬんを見てわかるとおもうけど、この児童手当もらえば乳幼児期ならプラスになるんじゃね?
自治体によってほんと色々あるらしい。
子育て支援カードのようなものを渡され、スーパーで提示したら数パーセントオフとか。
うまく使えばすごい助けになる。
無償化が始まっている、って聞いてたけど、調べてみるとこんな感じ。
子供ふたりいたら、年収額面で 910 万とか、それを超えるくらいまでは無料らしい。
超えてても、授業料は月額 1 万円程度らしい。
年間 11 万でいいのかな?
負担っちゃ負担だが、これが理由で子供を産めない! とはならない程度の額よね。
東京とか、京都とか、私立にいれなきゃ死ぬ、って地域は、そもそも公立高校なんて見てないからちょっと苦しいかもしれないね。
でも、通常の田舎地域は、たいていの場合県で一番の進学校は県立高校だから、がんばってそこに押し込めば大丈夫でしょう。
問題はこれだよなあ。
学資保険に入ると、うまくやれば貯金するより率はよくて、30-40 万程度儲けられるらしい。
260 万払って 300 万返ってくる。
国立でも年間 52 万を 4 年間、入学金を入れても 300 万近くは貯めておかなきゃならんね。
俺も嫁も、大学は国立なので、娘にも国立に入ってほしいところ。
なしではかわいそうだが、つぎ込む必要もまったくないよね。
悩ましいところ。
俺の嫁は、ピアノとか習い事をがんがんさせて、塾もすごい通わせて嫁も中学から私立だったわけで、かなり金をかけて育てられている。
俺の家は、音楽教室とかプールとかは行ったけど、塾もほとんど行かず、ずっと公立育ち。
音楽とかスポーツとかはある程度お金に余裕がある範囲でさせたらいいかもしれないけど、絶対いくらいくらはかけなきゃまともな子に育たない! とかはないと思う。
専業主婦養えるほど高給、ってわけでは全然ないのだけど、嫁は倹約家で浪費はまったくしない。
不安になるほど欲がない人。
食費も、嫁がちゃんと料理したらかなり安くすむ。
俺の収入じゃ、東京なら専業主婦は無理だけど、田舎県の県庁所在地程度なら専業主婦オッケーなので保育所いらず。
保育所がー、女性への助けがー、というのも少子化対策では非常に大事だけど、土地に縛られない人なら、生活費が半額になる地域に引っ越してしまうというのも、悪くない手ではあるよね。
まあ、田舎は仕事がないってのが問題ではあるけど、土地を選ばない仕事を身につけることで解決はできると思う。
http://anond.hatelabo.jp/20141216123246の増田だけど。
何かhttp://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/41836684.htmlがホッテントリに入っていて
(http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/41836684.html)
「ちゃんと統計データを根拠にしている信憑性が高い記事」扱いされてるけど
いやいやこれもかなーりいい加減だって。
上でも書いたが、現実の多数派である「出産退職して専業主婦になった後に再就職」ルートの存在を無視している時点で駄目駄目だ。
んじゃそのルートを踏まえた統計は、と言うと厚労省の出生動向基本調査というのがちゃんとある。
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou14_s/chapter3.html
によると、最新(2010年)の時点で未婚女性の「理想」のライフコースは
専業19.7%、専業になった後に再就職35.2%、出産後も仕事を続ける(両立)30.6%。
「専業」と「専業後再就職」を足した「専業主婦になりたい未婚女性」は過半数を超える。
恐らく長谷川氏もこれを踏まえていたと思われる(他に記憶にないしなあ。どっかのネットアンケートとかそういういい加減な統計が根拠じゃないだろうし流石に)。
そして「理想」であっても「両立」したい女性は3割に過ぎない事も分かる。
(まして「アマゾネス」のようにバリキャリで行きたい人はもっと少ないだろう事も想像がつく)
と言うと「職場環境が悪いから両立を最初から諦めてるだけだ、職場環境さえ整えば皆両立したがる筈だ!」と言い出す人が出てきそうだが
専業(再就職含む)になりたい理由を調べた信頼のおける統計を出さない限りただの感情論で何の信憑性もない。
上のホッテントリのような「どっかの企業では残業減らして保育所作ったら出産が増えた」レベルの話じゃなくてさ。
ついでにもう一つ、「両立も再就職も同じだ、両方合わせれば65%の多数派だから仕事と育児の両立支援こそが最重要!」と言う意見も当然出てくると思う。
でも両者で必要な「仕事と育児の両立支援」ってかなり違うんだよね。
「両立」コースだと何より重要なのは産休育休の取得促進と低年齢(0~2歳)児の保育の充実だが、「再就職」コースはそんなもん要らない。
むしろ「両立」コース希望者が産休育休を取って勤め続ける事は、その分辞める人が減る=再就職の枠が狭まる事を意味する。
そして低年齢の保育を充実させるには多額の金がかかるが、「再就職」コース者はそれより自分の利益になる事
(子供が幼いうちの専業主婦支援や再就職の支援など)に金を掛けて欲しいだろう。
逆に多くが非正規雇用になると思われる「再就職」コース者が望むであろう「正規と非正規の格差解消」「同一労働同一賃金の徹底」は
つまり両者の利害はむしろ対立する事も多く、全てまとめて一緒くたに考える事は出来ない。
「アマゾネス」、つまり政府やマスコミのお偉方女性は「両立」コースしか頭にないので政府からは「両立」コースの支援策ばかりが出てくるが、
よく「自然の中で子育てさせたい」と田舎にファミリーが移住するケースを、マスコミが好意的に取り上げる。
その辺は個人の価値観だから、自分がとやかく言う筋合いはない。
でも、そういう人の言説が、
なトーンで書かれてるのにはカチンと来る。
「保育所の待機児童数が少ない」「実家に近いケースが多く、親のヘルプが得られる」「居住面積が大きい」という点で、
「自然が多いことが、子供の情操上プラス」と定量的に言えるのか疑問。
「自然が豊かな方が、児童の肉体的発育・精神的発育に、必ずプラスな筈だ」
という思い込みを所与の前提として、さまざまな政策を出そうとしている気がする。
多分、地方創生絡みで、地方での子育て誘導な政策が出てくるだろう。
その辺の「常識」を、疑うべき。
まあ、「アトピーの子供を持つ家庭が、地方に移住することで症状が改善した」みたいな事案もあるから、
中には地方移住、「自然が豊かなエリアへの移住が、子育てに有効なケース」もあるのは事実だろう。
しかし、100%ではない。
「元々ダンナさんも奥さんもアウトドアが好きで、自然が大好き」というケースなら、
たぶん子供にも好影響だと思うが、一方で、
「奥さんが都会の味を忘れられず、諸般の事情で田舎に行かざるを得なくなったが、
いつも「都会に戻りたい戻りたい」と言ってる」ようなケース、これだと間違いなく子供にマイナス。
「親のクルマにばっかり載っている田舎の子」の方が、「電車に立っていたり、駅から歩いている都会の子」よりも
かつては田舎は「徒歩通学距離が長いから、結構歩いていた」のかもしれないが、
不審者対策云々でバス等を使わせるようになったりしてるから、歩かなくなってきている
あるよね、斜め上から語りたくなる時期。
深く考えずに、優越感に浸りたい時。
文明社会である以上、教育問題は社会問題であり、田舎に住んでいる優秀な人材や金銭的に恵まれない人に
どうやって、高等教育を受けさせるのかと言うのは、非常に重要な問題である。
また、都会に住んでいれば教育問題が無いと思っているようによみとれるが
東京をはじめとした大都市は、人口が過密すぎて子育てしやすい環境とはいえないと思うよ。
そういう大人がたくさんいる社会で育つっていうのは、悪いことではないと思う。
保育所の親も遠くからだとマイカー送迎になるだろうから、そういう視点からも落とされそうだよね。
あとシングルマザーの子って、なぜにあんなに凶暴なんでしょう。
別にそこに住んでる訳でもないのに、自然派育児とかそんなどうでもいい内容の為に
わざわざ遠くの保育所に入れる余裕のあるフルタイム共働き親ってどんなんだ。
「家は遠いが近くに職場がある」ってなら分かるけど。
でも家遠い時点で優先順位落とされるのは予想つくだろうしなあ。
しかしそういう環境だと地縁も無いのに入れるのはシングルマザーの子くらいだろうけど
入れても周囲から凄い苛められそう。
どうも最近流行の育児法らしく、自然派育児とかなんとかオヤツが無添加素材の手作りってだけなんだが。
地下鉄の駅近くで交通の便が良い割に、大きな森林公園と別に川も流れていて散歩コースで四季の動植物と触れ合えるんだそうだ。
小中学校も成績優秀揃いらしく子供の質も良い?とか。ただ金持ちが多いだけで塾とか行かせまくってるだけだと思うが。
それで昨年の入所希望者が28人募集枠中70人あり、倍率が2.5倍だった。
しかし、入所して判ったんだが、この倍率は実質とは違う。
兄弟が同じ保育所の子や、地元民の親戚やら孫、あと自治会長の推薦の子で10月の時点で21人は決まっていたらしい。
ということは残り7人で実質10倍の倍率だった。
面接もあるんだけれど、口利きしてもらわなかった地元の○○さんの親戚で・・みたいな子をちゃんと掬い取る方式になってるだけ。
そういうの入れるともっと倍率上がるよね。
だから地域内在住のフルタイム共働きの子でも、全員が入れていないのが実態。
自治会長の推薦とか、こういう取り方すごい閉鎖的だとは思うけれど、
近所で子供がうるさいとかクレームが出たときに治めてくれているし、仕方ないと思う。
いろいろ面倒だけれど、かといって権利主張とかするバカ親もいないので、子育て環境は確かに良い。
「自力で育てる母親に対するガス抜き用の簡易託児施設」だったら都市部にはわんさかあるよ。
たまの一時保育だったら多少割高でもいいしね。
周囲でも使ってる人はごく普通にいるよ。それに文句つけている人なんて見た事ない。
そして管理体制の整った(安くて常時預かりの)保育所を全ての需要満たすほどに普及させるなんて、
他の増田も言ってるけどどの国でも出来てないし無理。一体いくらかかるのか。
「無駄な規制(施設面積等)」って言うけど、クソ狭いビルに子供を大量に押し込めと?
それで「『かわいそう』なんて言うな!」っつってもねえ。ペットホテルじゃないんだからさ。
つかペットホテルだって「かわいそう」と言われるよね。うちの猫は昔円形ハゲ作ったなあ。
大体
ってのが現実とズレてるよ。
実際に子供を預けて働く母親やその子供が専業主婦に嫌われるケースってのは、
大抵「働いているのを言い訳に他人に子供やその他自分の役割を丸投げ」とか「親が仕事に夢中で子供に関心なく子供が問題行動起こして周りに迷惑を掛ける」
などの実害がある場合。
そしてそんなの嫌われて当たり前。殆どの人間はイデオロギーじゃ動かない。実害があるから動くんだ。
そういう実害を起こさない人であれば子供預けてようがスルーだよ。
つーかやっぱり現実何も分かってないんだねえ。
無痛分娩も保育所も「やろうと思えば出来るのに反対する昭和脳のせいで普及しない!」んじゃないんだよ。
無痛分娩は麻酔科医と産科医不足、保育所は予算と保育士不足(これも結局は予算のせいなんだが)のせい。
イデオロギーなんて関係ない。単純に、金と人が足りないだけ。そしてどちらも天から降って来るものではないので容易には増やせない。
仰る通り。だからこそ普通はそんな虐待が起きないように、自力で育てる母親に対するガス抜き用の簡易託児施設や、きちんと管理体制の整えられた保育所の整備が叫ばれている。予算や無駄な規制(施設面積等)の関係で難航しているものの、核家族化&共働き家庭率の上昇が起きている現代で子供を増やしたいなら最早避けて通れない道な訳です。
「やっぱり子供を預ける母親なんてゴミね。自力で育ててこそ母親よ(ウットリ」なんて風に思考停止してる昭和脳は、自力で育児してる現代の母親達にとってすらもうお呼びじゃない。
そうやって母親同士(+その影にいる老害やクソオス共)で無益なマウンティングの殺し合いをしてきたから、我が国では「子供なんかコストとデメリットばっかりで持ってもろくなもんじゃない」と判断する人が圧倒的に増えちゃってこのザマなのにね。
以前ちきりん女史が、
「成人病予備軍に、成人病治療に投入される社会的コスト(=税金)を可視化して提示したら、
予備軍が健康に留意するようになった」と言うネタを投入してた。
「全ての社会サービスについて、投入税額を可視化したら、受益者側も節制するようになるのでは?」とちきりんは提案。
自分もちきりんの「社会サービス受益者に、投入税額を可視化提示する」のには賛成だが、
そうなると一番問題なのは「保育所利用者に、投入税額を可視化表示」だろうな。
保育所利用者は、自らが支払う保育所利用料の数倍の税金が投入されてることを知らない
自分は「自分の小学生の子供の、毎月の税金投入額(=本来なら授業料になるべき金額)」を知りたい、という風変わりな保護者だ
仮に授業日数を250日と仮定すると、「1回あたりの授業料」は、小学校で3,400円、中学校で4,000円にもなる。
果たして、この金額を意識する保護者、そして児童生徒はどれくらいいるのだろうか?
小学生に対して、「この授業は、君たちの月額お小遣いの10倍ものお金が、毎日税金から投入されています」と、絶対に教育すべきだと思う
一般的に「人口の高齢化は望ましくない、どんどん子供を増やすべきだ」と議論される。
しかしそういう論者は、
「義務教育に年間1人当たり100万円、義務教育課程で900万円がコストとして嵩む」ことを織り込んで議論しているのだろうか?
因みに「日本全国平均で、小学生は3,400円/日、義務教育に嵩む」という話であり、
「山中の分校で、生徒一人先生一人」なんて場合、間違いなく10,000円/日を超えている。
義務教育コストを可視化したら、間違いなく「増田リスト自治体(消滅自治体)の教育コスト」は
思考実験。
義務教育保護者に「教育バウチャー、年間100万円分」を手渡して、公立私立国立なんでも選択できるようにすれば、どうなるだろう?
一人当たり義務教育コストを、平成23年85万円⇒24年83万円⇒25年81万円⇒26年79万円と「カイゼン」していく、と思うのだが。
逆に言えば、投入金額を年間85万円でフィックスしているのなら、教育効果は対前年比1%づつ、20年で20%は改善していないとオカシイ
ところが、実態は、年によって「ゆとり教育」として一気に改悪したりしている。
義務教育バウチャー以上に、未就学児育児バウチャー制度の方が効果的かも。
未就学児を抱えた家庭に、一律月20万円を配布。その代わり保育園への税金投入を停止。
保育園に預けたい人は、月額20万円程度に値上がった保育料を負担しながら、保育園に入れる
明治33年の小学校令までは、義務教育でも(尋常小学校でも)授業料取ってたんだな。
思考実験。
「教育は義務だ、でも公立小学校通学に授業料年間85万円払え」
と保護者に請求したら、就学率はどうなるだろうか?
義務教育保護者に「年間85万円支払え」と要求したならば、保護者の側も
「だから、授業料を85万円⇒80万円⇒75万円にしろ」、と。
教育バウチャー制度は小学校経営を「合理化」する効果があると思う。
「江戸時代、農民はコメ経済ではあったが貨幣経済じゃなかった。
明治になり、尋常小学校授業料という「貨幣で支払わなきゃならないもの」が
押し付けられたせいで、農村は無理やり貨幣経済化を強いられた」
と経済史の解説して、目ウロコだった