はてなキーワード: 一般職とは
・1/3くらいは体育教師に
・整体師とかマッサージ師の資格取ったりしてボディメンテナンス系の仕事に就く人もちらほら
男子学生に「体力を活かして営業」という道があるのに比べると選択肢は少ないが
外から見ているよりもずっと「普通に就職」してる人は多いよ。なんだかんだで体力ある人は重宝がられる
体育会だったからイメクラに務めざるを得ないわけじゃないよね、選んだ進路や職種の問題でもある。
彼女に関しては「ハンドボールで食う」と思っちゃったのが間違いだと思う。
ハンドボールってたぶん男子選手もほとんどが食えてないんじゃないか
素直に体育大に行った方がイージーな人生だっただろうね。
久しぶりに宇多田ヒカルの「Time will tell」が聞きたくなって、本当はネットからすぐにダウンロードできるのだけれど、一駅分となりのTSUTAYAまで自転車を走らせる。春はあけぼの、とは言うけれど、実際わたしは春は夜のほうが好きである。ふわふわした陽気と、新年度の賑々しい人の声、あたたかな街のネオンは、わたしにまるで夢の中にいるみたいな気持ちをくれるのだ。三月の沈丁花の香りが春のはじまりを告げ、いつしか桜が咲き、そのあとにツツジ。東京都心はいわゆるコンクリートジャングルのようだけれど、よくよく見ると季節感にあふれている。思えばわたしが東京で春を迎えたのは、こちらの大学に入学したときのことで、もう七年も前のことになる。あのとき住んでいたのは久我山で、はじめて神田川遊歩道の桜並木をみたときは、もうなんだか、これからいいことが起こるんじゃないかというわくわくした気持ちになったものだ。たぶん久我山という場所は田舎から出てきたわたしにとっては、適度に自然を感じられる良いところだったのだと思う。井の頭線に乗れば吉祥寺にも下北沢にも行けるし、賑やかさを感じたければ渋谷へもすぐに行ける。東京というところはなんと表情豊かな街なのかと、そのころのわたしは感じていた。七年後のわたしはいまだにそう思っているかというと、ちょっと感じ方は変わってきた。もちろん、一駅一駅表情は違うのだけれど、駅を出て出迎えてくれるのは、同じコンビニ、同じ牛丼屋、同じコーヒーショップと、まるで金太郎飴のようなチェーン・ストアの数々。いまでは部屋の壁紙みたいに思っているが、一時はあの感じにほとほと嫌気がさしていた。まぁしかし、今では地方にいってもどこにでも似たような大型ショッピングセンターがあり、駅前の商店街はシャッターで閉ざされ、という感じなので、あの閉塞感にさいなまれるよりはいくらかマシだろうとは思っている。逆に言うとわたしが東京に住んでいる理由はそれくらいしかない。あとは仕事があるかないかくらいの違いだ。
TSUTAYAでCDを借りたわたしは、閉店間際のスターバックスでドリップ・コーヒーを買って外に出た。歩道の柵に腰かけながら飲むコーヒーはまだ少し熱くて、オトナの男性がウイスキーをストレートでたしなむみたいにちびりちびりと飲むほかなかった。オトナ。あれからわたしはオトナになれただろうか。陳腐な問いである。わたしはコーヒーをブラックで飲めるようになったとか、異性と何人か交際したとか社会人になったとか不倫をしたとか、そういう経験値的なものはそれなりに積んできているが、本質的には何も変わっちゃいないと思っている。ただ、子どものときの、あの何もかも新鮮でわくわくを感じさせるきらきらとした気持ちだけが徐々に鈍く灰色を帯びたものになっていく。それがオトナになるということなら、なんとつまらないことだろうか。大学でつるんでいた友だちは私を除いて皆実家暮らしで、一般職で就職して、さいきんは今の彼氏と結婚すべきか否かみたいなことを口をそろえて言うし、平日は定時に退勤する生活を送り、年に一、二回は海外旅行へ行く。彼女たちの違うところは、付き合っている男の顔と、あとは旅行の行き先くらいで、こいつらもやはり金太郎飴だ。たぶん海外旅行というのは、わたしと同じように何事にも刺激を感じにくくなったオトナたちが苦肉の末に発明した麻薬みたいなものなんだろうと思っている。わたしは表面的には彼女たちと仲良くやっているつもりだが、大学を出てからはなんとなく距離を置くようになった。たぶんわたしのほうが「彼女たちとは違う」意識をしてしまったのだろうと思う。ワタシハアナタタチトハチガウ症候群。実際にはなにも違わない、わたしも金太郎飴の一部なのだ。ただただ金太郎飴であることから逃れたかっただけで。
幸せとは何だろうかということを考えるととたんに頭の中は穏やかではない不安で満ちることになるから、いまではそういうことはもう考えなくなった。ただ、春の花のにおいで季節を感じるとわたしはなんとなくよい気持ちになるし、幸せとはそのぐらいの観念で良いだろうということにしている。わたしはコーヒーを飲み干し、目を閉じて大きく深呼吸した。さぁ、明日からまた仕事だ。そう自分自身に言い聞かせるように自転車のペダルを踏みだした。
フェミニストと言っても、色んなタイプのフェミがいて、それぞれ言っていることが違ったりします。そんなタイプがあるんでしょうか?
1) 極フェミ
強烈に偏ったフェミニスト(女尊男卑)であり、何に関しても女性が優遇されていないと気がすまないタイプです。
男性に対して嫌悪感にも似た感情を持っていて、その一方で自立する気の無い女性に対しても批判的です。
学歴エリートの社会学者、マスコミ関係の独身女性、バツイチ女性がほとんどで、戦後の男女平等教育を受け、男女雇用機会均等法、高度経済成長の波に乗っかってきた人たちです。
時代がイケイケであり、女性解放先駆者だというプライドにあふれています。
一方、バブル以降に就職をしている女性は就業機会に苦しんできているので、このタイプはほとんどいません。
早慶文系出身でも専業主婦、一般職に就くのが珍しくなく、同年代の男性がもがき苦しんで仕事をしている様子を見ているので、自分もそれをしたいと思わないからでしょう。
極フェミにとって、バブル世代以下の女性の考え方にイラついて仕方ないように見受けられます。
今の若者には信じられないでしょうが、団塊、ポスト団塊世代にとって左翼こそがファッションだったんです。
マルクスだ、レーニンだ、と小難しい子と言うのが格好良く、女の子にもてるし、闘争のリーダーともなればセックスしまくれたのですw
今で言うところのバンド活動みたいなものであり、ちょっとした有名人になれば、ファンの女の子を食いまくれたみたいです。
そのため、「インテリたるもの多かれ少なかれ左翼思想を持っているべきだ!」っとバブル以前の世代は刷り込まれており、その延長で、「フェミニストは進歩的でかっこいい!」っという根拠も無い思い込みをしている人もいます。
これは女性に限らず、男性でもこの手のタイプはいて、1)の極フェミに媚びるような思想を持って、「進歩的な俺ってかっこいい!」っという自己陶酔に浸っている人も珍しくないです。
この手の人は在日朝鮮人問題、部落問題などの人権問題とセットにして取り組んでいたりします。
3) ダブスタ
時と場合によって基準を変えて、自分の都合のいいように解釈することを指しています。
例を挙げると、クソスペックしかもたない女性がそこそこのスペックを持つ男性をバカにするってのはダブルスタンダードです。
バブル期以降の女性はキャリア志向はあまりなく、夫に生活基盤を整えてもらい、自分は華やかで、やりがいのある仕事をして、嫌になれば辞めてもいいっていう気楽な立場を望みます。
この手の女性にとって、仕事は生活のためにするのでなく、自分の遣り甲斐のためにするので、苦しいことはしたくないのです。
マスコミ、アナリスト、マーケティング、専門職w、というように名前がかっこいいものを望んで、
あれも違う、これも違う、と畑違いの業種、職種を点々とするカススペック女性の言うことは日本は女性差別をするっと吼える一方で、
男たるもの家庭を支えるのは当然!っと平気で言えるのです。
こういった人たちはフェミですらなく、単なる超自分勝手な最低人間であり、
女性の嫌らしい部分が前面に出てしまっているゴミクズどもです。
他人に要求するなら、まずは自分がやるのが当然って言う、男女問わず当たり前のことが守れないのです。
■ まとめ
1)は時代錯誤なんだと思います。高度成長期、男女雇用機会均等法の産物であり、無駄に気負って生きてきたけど、後ろには誰も付いてこなかったっていうのが現実です。学園闘争の闘士たちも同じことで、本当は間違いがわかっていけど、今までの自分の人生を否定したくないから、目を背けている哀れな老人と言っていいでしょう。
2)はほとんど存在しません。最大の原動力であるセックスが出来なくなったので、若い男性が左翼思想に傾かないからです。
フェミがどうだって言っている男より、バンドで自分でも意味わからない英語でも叫んでいるバンドマンとセックスしたい時代なんです。
3)は人間のくずだと思います。この手の女性は親になると、自分を棚に上げて、異常に高い要求したり、自分の人生のリベンジを強要します。
また、夫に感謝することも無く、歪んだ女尊男卑思考で子供に夫の悪口を吹き込んで家庭崩壊させることもあります。
ダブスタ型が女の中では最低ではなかろうかと思います。従来のフェミ(団塊とそのポスト餓鬼)にもダブスタは勿論います。
フェミの下っ端は兎も角、洗脳する側の上層部はどうしても女尊男卑をしたいので、確信犯です。
確信犯であれば、理論的に反論して相手の矛盾を論破するのも可能です。
一方、バブル以降のダブスタは、なんだかよくわかんないけど、自分が楽できるからフェミとかよくわかんないけど、
なんか都合のいい風潮があるから、とりあえず賛成かな、みたいなノリです。
この連中はフェミではありませんが、単なる馬鹿なので余計に厄介なことは間違いないです。
洗脳している人間は確信犯なので、論破可能ですが、一般的に自覚のないバカほどたちの悪い人たちはいません。
自分の言っていることがダブルスタンダードだという自覚がまったくなく、あたかも当たり前のように女尊男卑を世に求めるのです。
なんの根拠もなく思い込んでいる人間を論破は出来ません。都合が悪くなれば泣き喚いて手がつけられなくなるだけですから。
人のデートシーンを見かけ、後日、人の交際相手を評して「一緒にいたのはアレはお母さんですか?」と言い放ったバカな一般職がいたので
その場は笑顔で流し、のちに「あんな事を平然と口にされて大変怒っております」という事が人伝に伝わるようにした。
普段世間話すらしないような間柄の十歳以上年上の相手にいきなり爆弾投げた自分が悪いのに、仲間を作り、相手を悪い事にして、正当化を計る。
その複数名には、楽器の演奏すら手ほどきして一から丁寧に教えてやった、入社以前から知ってるような奴も含まれる。とんでもない恩知らず。
ああ。
なるほど。
こういう連中だから、何年も同じ職場にいても世間話ひとつ振る気になれなかったんだな、とよく理解できた。
こちらの方がずっと年上だから挨拶くらいはしてやるが、それ以上の優しさボランティアはキャンペーン終了とする。
ブクマで「東大行けば高学歴高収入男と結婚出来るだろ」的な事を書いているのが何人かいるけど、
そういう男は大抵激務なわけで、自分も夫も激務で地方出身=近くに実家無し、なんてまず育児出来ないよねえ
かと言って育児の為に暇な一般職とか主婦パートになるってのも「何で東大でてこんな仕事に」的な目で見られそうだし本人もそう思うだろうし同僚(低学歴ばかり)からも浮きそう
仕事諦めて専業主婦ってのも何の為に東大行ったんだ感満載で後悔しそう
というか↑な事言ってる人の中にいつも専業主婦叩きしているのがいるんだが、こういう人って何考えてるんだろう?何も考えてないのかな
Twitterの、あるクラスタ監視用アカウントのタイムラインで、
デートの時男は奢るべきだ、奢らないべきだ、
キラキラアカウントの女性は、あまり貞操ないなという印象がより強まった。
その受け答えややりとりに、自分の育ちがすごく出てしまっていて、
私は、この文脈で言うと、奢られたくない女 になるのかもしれない。
総合職8年目、会社ではある程度の地位も得て、のびのびと楽しく仕事をしている
いわゆる、多分、キラキラ女子に比べると、バリキャリ女性なのかもしれない。
お金を稼ぐ大変さも知っているし、なんとなく、私は「奢らない男性」の気持ちに
近いものをもっている気がしている。結婚しているから、そういう気持ちになるのかな?
もちろん、誰にでも奢られたくない というわけではない。
ただ、奢られる相手はしっかり選べ、と言いたい。
のがとても気持ち悪いと感じる。
男は女を養うべきだみたいな論調と似てる気がする。
女はおごられるべき?女は男に奢らせるべき?
確かに男性を惑わしそう。でも、その隙から見える、なんというか
頭悪さとか、そう、食い意地がめっちゃある下品な感じ、に似てる
私は、最近は奢る女になっていると思う。
そう、自分は奢られるのは嫌だ、パワーバランスが、立場が下になる、
とか言っていながら、自分は奢って、相手に対して上に立っている。
そんな自分も嫌いだ。
貧しかったので稼げるように頑張ったら、代わりにモテなくなった。
仕事が独特だから、話題に出れば年収はすぐバレる。そして引かれる。
かといって職場では立場が上がってるから、男の部下とは色恋沙汰にはなりにくい。
「俺がいなくても生きていける」という定番の文句で振られたり、逆に依存され過ぎて疲れたり。
奨学金を800万ぐらい返したから貯金は無いし、頼れる親もいないから、全然そんな立場じゃない。
出会いの場に行くと若くて可愛いバカっぽい子が人気だし、人生の判断を間違ったのかと思う。
頑張らず一般職で男性の手助けして褒めておけば、結婚出来たんだろうか。
自立していて、温和で、年齢や年収や家庭事情を気にしない男性とは、どうやって出会ったら良いんだろうか。
ちゃんとした家族が欲しい。
バブル一般職お姉さんたちが私を非難してくるんだけど、お姉さんたちが私を気に入らないところを全部謝ります。
まず、若くてすみません。産まれるタイミングが20年以上遅れてすみません。
高学歴ですみません。四大か、医学部以外進路選択になかったんです。女子短大のパンフレット、学校のどこにもなかったんです。
お茶出ししなくてすみません。私の職務範囲に入ってなかったんです。就職活動中に、お茶出しが職務範囲に入ってる仕事、OBOGに誰もいなかったんです。
終電まで働いてたのに、定時退社のお姉さんより肌にハリがあってすみません。
旦那さんより生涯年収が多くてすみません。あ、そっちのお姉さんは旦那さんいなかったか。あ、婚約者の年収も、高くてすみません。
生理が毎月来てすみません。生理痛とか、お姉さんにはもうわからないのに、頭痛くなってすみません。
テレビの話についていけなくてすみません。お姉さんがドラマ見てるその時間、毎週残業してました。たまに無理して退社してデートしてました。
ウチの会社は女性にやさしい会社で、育児休暇もバンバンとれるし、復帰してからも出世出来る。
自分が以前にいた部の部長は女性で、産休を2回とったけどしっかり出世している女性だった。
大企業なので給料も悪くないので、男性の場合、妻が専業主婦でも十分生活していけるレベルだと思う。
(転勤とかも多いからかな)
だが、一方で、女性社員のダンナが専業主夫という話は一切聞いたことがない。
そりゃ、ウチの会社に入るようなしっかりした女性は、専業主夫志向の男性なんかと結婚しないよね、と。
そこで改めて考えてみると、女性の正社員が増えるということは、それだけ正社員になれる男性が減るわけで、つまりはウチの会社の男性社員と結婚して専業主婦になって子育てに専念出来る女性が減るということ。
専業主婦を養えるだけの給与水準がある企業が女性社員を増やすってのは、確実に子供を産み育てたい女性の枠を奪っているとしか思えないよ。
女性は女性としての魅力が歳をとると減少してしまうんだから、かつての銀行みたいに一般職で寿退社前提の女性をたくさん採用して、総合職の女性は女性としての幸せを仕事に持ち込まない、結婚禁止ぐらいの覚悟を持った人だけ採用すればいいんじゃないの?
終身雇用を維持したいんだったら、それでも自然に雇用調整が出来てかつ子育て社会にも寄与出来るということで、昭和の会社に戻った方がいいんじゃね?
私は早慶出身だが就職活動で全国転勤は嫌だったし男と同じレベルに働くのは体力的に無理だと思ったので、一般職で就職した。
同期は早慶はほとんどいないが、MARCHレベルが一番多かった。
よく「早稲田なのになんで一般職なの?」と言われたけど「男と同じくらい働く体力はないやー」って答えてた。
最初のうちは同じ早慶の総合職の女性たちに冷めた目で見られていたけど、
三十路になって変わってきた。
皆体を壊したり、向かない営業で疲れたりして、退職していった。
寿退社した人もいたが、それはまだいいほうで、
再就職はなかなか難しいようだ。
しかしミソジの女をわざわざ一般職で取る企業なんてそうそうない。
そうなると結局派遣社員で一般職と同じような仕事をすることになる。
結局最初から一般職を選んでいれば正社員だし、給与も安定した。
自分の学歴がこれくらいだから、総合職じゃないと駄目だ、と考えるのは違うと思う。本当に総合職として生きていく覚悟がないのならたとえ高学歴でも一般職で就職したほうが良い。
昔は高学歴な女性というのは本当にキャリア志向が高い人が多かったが、
今は単に真面目なだけで別に高いキャリアを求めて大学進学したわけじゃなく、真面目に受験勉強していたら偏差値が高くなって、結果早慶も簡単に受かるレベルに到達してるだけ、という女性も多い。
キャリア志向が高いので学歴も高くした人と、別にやりたいこともないけど気がついたら学歴が高くなった人の二種類がいる。
大学受験なら偏差値70あるなら偏差値70の学校を受けないと勿体無いけど、
数学ができるかどうかで生涯年収が変わってくる。少なくとも、就職活動の難度がかなり変わる。
大人になったら大企業勤務か公務員になりたい、という中学生や高校生は多いだろう。
なら今のうちに「どうしたら公務員になれるのか?」を一度は考えさせるべきだ。
一例として、今年の横浜市の職員採用試験結果のリンクを貼っておく。
http://www.city.yokohama.lg.jp/jinji/daigaku/pdf/h27/0903kisya.pdf
ごらんのとおり、土木・建築・機械・電気等、技術職と呼ばれる区分は超がつくほど低倍率だ。
なぜか。民間が公務員よりいい条件なんていくらでも出しているからだ。
だからわざわざ公務員という選択肢を選ぶ奴が減る。結果的に低倍率になる。
それに比べて事務(行政)の倍率は高い。これはどういうことか。
文系なんて社会に出たら一部の超エリートを除き「その他大勢」としてくくられる、ということだ。
金にならない知識しか学んでいないのに高給くれといっても、
3年から公務員試験の勉強を始めたって、報われるとは限らない。
むしろあの倍率である。報われない確率の方が圧倒的に高いのである。
土木・建築・機械・電気等就活が楽になる学問…○○工学と後ろについているやつだ…は
旧帝早慶のような「大学名だけで就活する文系」は一部の特殊な人たちと割り切るべきである。
偏差値52の文系と偏差値47の工学系ではどちらが就活楽か。後者である。
一般人にとっては、偏差値ではなく何を学んでいるかのほうがはるかに重要なのだ。
自分の偏差値がこのぐらいだから、この大学にしとけ」というのは一番ダメなパターンだ。
どうしても文系科目を学びたいなら、働きながら(あるいは引退してから)学べばよい。
授業をどうやってサボるかしか考えてない不真面目な学生なんてほとんどいない。
社会人になってなお、学びをやめない人間と同じ環境にいた方が学問に身が入るというものだ。
何を隠そう、私も現役で経済学を学びたかったが、理系就職してから社会人大学生になったうちの一人だ。
" イオンエンジンも眠る丑三つ時。墨を流したような暗がりの中に縞模様の宇宙服の男が歩いています。手には提灯もなく、月は雲で隠れているのにひたひたと日中をゆくが如く堂々と街道を歩いています。向かう先は町外れにあるNASAの酒蔵です。ご存知のように老舗の宇宙問屋であるNASAは宇宙燃料に、嗜好品に、と使い勝手のいい酒を自家栽培するようになり今日では「まるな印のNASAの酒」として市場を賑わせています。その酒蔵へ、男は吸い込まれるように入っていくのです。カードキーで施錠されたNASA鉄壁のセキュリティーも男の手にかかれば造作もありません。懐から取り出した木の葉を滑らせると「ピッ」という小気味良い音を立てて開いてしまいます。扉は油を引いたように滑らかな動きでスライドし、真っ暗だった通路に灯りが点ります。ぬっ、と入ってきた宇宙服の男は電灯の下ではまさしく異様な風体でした。六尺はあろうかという見上げるような宇宙服の大入道で、全身に黄色と黒のだんだら縞が入っています。奇矯奇怪な風体ですが不思議と品位を感じるのはそのゆっくりした立ち振る舞いからでしょうか。やおら男は歩を進めます。警備員はというと監視カメラに睨みを利かせていたのですがちっとも男の侵入には気づきません。煙のようなものがモニターを横切ったようにしか見えないのです。男は真っ直ぐ酒蔵に向かうと醸造樽をにハシゴをかけ、猿の様な勢いで一気に上りきるとそのままどぶり。酒の中に入ってしまいました。立ち泳ぎをしながら男のヘルメットが横一文字に裂けたと思うと大きく開きます。中から輝く白い歯列。どうやら口のようです。そのままごうごうびゅうびゅう音を立てて酒を飲み始めます。しばらくすると宇宙服が全体に赤みを帯び、満足したのでしょう大きな大きなげっぷを垂れました。ぐえーふ。そして滑らかな樽の表面に手を突くとヤモリのように登りきり、ふちから外に飛び降りました。流石に酔っ払っているのでしょう。尻からどっかと落ちてしばらく寝転がっていびきをかきます。しかしそれも寸刻のこと。ふらふらした上体を揺らしながら起き上がるとゆっくり出口へ向かって歩き出します。ここへきて警備員は物音から動き出すのですが男はすんでのところで逃げてしまって行方はようとして知れません。これが月に何べんもあります。
NASAの高官たちは寄り合いを開いて対応を協議することにしました。長官がぱちぱちとはぜる囲炉裏の火を見ながら語ります。「これは我らが神をないがしろにし、ロケットでただ宇宙を駆ることばかり考えた罪ではないのか」かぶりを振って「気ばかりのスティーブ」と呼ばれる翁が怒気混じりの声を上げます「こんなものは怪事でもなんでもない!ただの泥棒だ!警備員を倍増させ、捕まえてしまえば問題ない!」そこへ人事部のロジャースが鼻声で反論します「君、警備員を倍増させるのはいいよ。しかしね、その給料はどうするのかね。10人増やせば月に3万ドルの出費だ。それに泥棒を捕まえたらすぐクビにできるのかね?一ヶ月でクビ切り?おお、怖い。私は幽霊よりも労働組合が怖いね!」長官は二人のやり取りを呆けたような目で見て震えるばかり。とても裁定ができるような状態ではありません。先週妻と協議離婚をしたばかりなのです。親権も奪われました。涙ばかりがぽろぽろこぼれます。頭に浮かぶのは幸せだったころの自宅の庭。今では古タイヤがつまれているだけです。そこへ新役員のホプキンスが手を上げます「それならここにいる役員全員がかりで泥棒を取り押さえようではありませんか。幸い我々は一般職員と違って仕事をしていない。時間は十分にあります。それに私は我々の日本の友達、JAXAから棒を貰う算段をつけています。アジアに生える桃の木で作った棒は邪気を払うといいます。この棒で泥棒を叩きのめせば普通の泥棒なら死ぬでしょうし、怪異であっても無事ではありますまい」その後、閑をもてあました役員たちはそれでも命令を出すのに忙しいと文句を言って中々重い腰を上げませんでした。しかし、長官が人寂しさから全員酒蔵でキャンプをしようと訴えだし、その様があまりに哀れだったため無下に断ると死んでしまうような心持にさせられたため役員総出で寝ずの番をすることになりました。
老人たちの酒蔵生活が始まりました。杜氏は黙々と仕事をするだけで彼らを一瞥もしません。なぜなら彼らはロボットであり視覚センサーを備えていないためそもそも見ることができないからです。終業時刻を迎えそれぞれ酒蔵の目立たないところに張ったテントに戻ると全員それぞれテント内でちびちび酒を飲んだりマンダリンを弾いたり思い思いのことをしています。そんなことで泥棒が捕まるのかはなはだ疑問でありますが、彼らは仕事をしない生活が当たり前になっていたため全員目標を忘れていたのです。そんな生活が四晩も続いた頃でしょうか。ついにだんだらの宇宙服がやってきました。彼は既に見つからないことが当たり前になっていたせいでしょうか。宇宙服の表面は毛羽立ち、ヘルメットからは大きな舌が覗いています。鼻歌を歌いながら酒樽に近寄りハシゴをかけようとすると「ジュワッ」肉を炙るような音がして宇宙服の手袋が黒く焦げました。ハシゴを桃の木製に架け替えていたのです。あっ、とうずくまる大男に老人たちが殺到しました。堕落したとはいえ元はやり手のサラリーマンたちです。身のこなしが違う。久々の仕事に興奮した役員がやたらめったら男の全身を打ち据えます。ぼっ、じゅっ、叩く度に焼きゴテを押し当てたような音がします。きゅうきゅうという音を立て、身をくねらせる大男は徐々に身長が縮んでいき宇宙服もぼろぼろになり獣の毛皮のようになっていきます。狂乱の二分間が過ぎると長官が割って入りました「みな待ちたまえ。もうこの泥棒に盗みを続ける気力はあるまいよ」そこには大男だった痕跡もほとんど残っていない一匹の狸が傷だらけの全身を震わせ横たわっていたのです。不憫に思った長官が狸に尋ねます。ここは人間の酒蔵だ、一体どうして人間の酒蔵を荒らすのか、狸は目に一杯の涙を貯めて語ります。「つい先年、妻と協議離婚をしたのです。親権も奪われ自暴自棄になり、とにかく酒以外に救いがなかったのです。人間様にご迷惑をかけたのはわかっています。それも今日のように罰せられるのを期待していたのかもしれません」それを聞いた長官は膝から崩れ落ちて泣き出しました。おお、お前は私だったのだ。狸を抱き上げ介抱を始めました。もうこんなバカなことをするものではないよ。酒が欲しいのなら私に言いなさい。獣一匹が飲む量くらいはすぐに都合してやろう。「ああ、旦那様。人間とはかくも暖かいものだったのですね。いいえ、いけません。貰うばかりでは狸のプライドが立ちません。どうか私にもできることをやらせてください。そうだ、エンジンの出力を上げるくらいなら狸にとってはどうということはありません。これからNASAで打ち上げるロケットは全て狸の加護を加えましょう」それからというものNASAから打ち上げられるロケットの出力は全て30%増加することになりました。それによりNASAの宇宙開発は飛躍的に進み、今でもNASA本社の玄関には傷ついた狸を抱き上げるかつての長官の銅像が立っているのです。とっぴんぱらりのぷう。"