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はてなキーワード: ヨーロッパとは

2024-07-27

anond:20240726154243

黒人アジア人差別してるけくせに、差別された差別されたって騒ぐのだけ上手くて本当に下劣

いまちゃんとしておかないと、アフリカから移民が来て、女をレイプし男から強盗をするようになる

差別じゃなくて、ヨーロッパで今起こってることだよ

差別!って騒いて気持ちよくなってるそばで、本当に弱い国民が踏みつけられてどこにも行けずに泣いてる

ちょっと前に女性限定公募燃えてた人いたじゃん?真偽はともかくとして、自分だけいい顔して後進の人間だけ断罪しやがって、他人の腹で切腹すんなよとか言われてたわけだが

弥助問題も割と似たイメージを持ってるんだよね。君らの歴史やらかしたんだろうけど、それを持って日本にその話を持ってくるなって話だし、日本舞台にしておきながらヨーロッパ土人自分たちだけ上から目線ポリコレした気持ちになってオナニーすんなっていう

ほんと気持ち悪い

anond:20240727075945

日本ゲームの多彩さ舐めんな。

それにアニメマンガ、いい加減なヨーロッパ描写はいっぱいあるよ。

anond:20240726112514

日本が描くヨーロッパのいい加減さに比べりゃマシなのに重箱の隅つつきまくって叩きまくるのどうかと思うよ

anond:20240725142420

これは弥助問題元ネタ論文でも何でもない可能性が高いので,論文ちゃんと読んでください。

っていうか,こういったテーマについては,藤田みどりアフリカ発見」――日本におけるアフリカ像の変遷』(岩波書店2005年)っていう研究書がちゃんと出ているので,ネット上でかしましい皆様におかれてはまずはそういった文献もあたってみてください(ちなみに,この研究書のもとになった博士論文国立国会図書館デジタルコレクションで読めます)。

以下,当該論文について解説します。

そもそもこれは何の論文

注をよく見てみましょう。おや? 日本語の文献が引用されていませんね。日本語の文献を引用せずに日本研究ができるんでしょうか? これは問題ではないのですか?

はい問題ありません。なぜならこれは,タイトルアジア人黒人あいだでの人種人種観の利用――日系・アフリカアメリカ人場合からも分かるように,日本史の論文ではなくアフリカアメリカ人主題にした論文からです。

論文にはどんなことが書かれているの?

要するに何の論文なの?

これはどう読んでも,アメリカ黒人日本人観および日系人との関わりについてカリフォルニアを中心に調査した論文,つまりアメリカ黒人歴史に関する論文であって,ロックリー氏や岡氏がこれを読んでいないと断言することはできませんが(誰しも専門分野外の本や論文を読むことだってあるでしょう),わざわざこれを「元ネタ」にするなどということはとうていあり得そうもないことです。彼らがこの論文を参考にして立論しているのでは? などというのは,馬の心肺機能に関する研究が『ウマ娘 プリティーダービー』を参考にしているのでは? と言っているようなものです。ジャンル違いすぎるわ! あとドリームジャーニー引けなくて凹むわ! っていうか今回のLoHは千直だから荒れそうって言ったの誰だよ! ふつうに安定して英雄譚取れたから拍子抜けしたわ!

こういうときは注を見て,どんな文献に基づいてこの話をしてるのか?  っていうのをチェックするんですよ。弥助が出てくる部分の出典は,第一にMichael Cooper, comp. They Came to Japan: An Anthology of European Reports on Japan, 1543-1640 (Berkeley: University of California Press, 1965)っていう本の66ページで,これはまあ当時のヨーロッパ人日本について書いたものをまとめて英訳した,っていうやつですから,多分日本語でも同じコンセプトの本はあると思うのでそれを探せばいいでしょう。第二は,Gary P. Leupp, Images of Black People in Late Mediaeval and Early Modern Japan, 1543-1900, Japan Forum 7, no.1 (1995)っていう論文で,ペイウォールの向こうに行ければ読めますhttps://doi.org/10.1080/09555809508721524)。要するに,著者のデイヴィド・ライス氏(カリフォルニア大学バークレー校所属)は日本語読めないので,英訳された史料英語で書かれた論文典拠にして,本題に入る前のマクラとして弥助についてちょろっと書いたということでしょう。

仮に彼が日本史の研究者なら日本語を読めないのは問題外ですが,論文の内容から察するにあくまアメリカ黒人史の研究者なので,それならまあ日本語の論文読んでないのも仕方ないかなという感じ。なんだろう,アーサー王伝説のものについて研究するなら,古い時代英語とかウェールズ語とかの史料が読めないといけないけど,「日本人がどんなふうにアーサー王伝説を受容したか」という研究なら,『Fate/stay night』が読めれば十分で,アーサー王については日本語の本を参考にしてても構わないじゃないですか。この論文もそんな感じです。

なので,ふつう日本中世史研究者が,この論文典拠として用いることはまずないです。だって普通に考えて,こんなの典拠にならないっしょ? 中世ヨーロッパ史の研究者が論拠として『Fate』を参考にするなんてあり得ると思います そりゃ絶対あり得ないとは言えないけど,そういう蓋然性が薄い推測をわざわざするならもっと直接的な証拠(本の中でこの論文引用してるとか)を持ってきてもらわないと……

(もちろん,最近中世ヨーロッパ史の研究者が日本におけるヨーロッパ表象研究に手を出していたりするので,そういう研究で『Fate』を史料として用いるのは全然あり得るっていうかもうやってる人はいたはずなんですが。そのへんの研究動向は,たとえばhttps://doi.org/10.34382/00003197とかhttps://doi.org/10.34382/00003198とかの論文を読んでもろて……あ,話がズレた)

この論文表象研究としてはまあ手堅いので,弥助論争に巻き込まれて変な受け止められ方をするのは気の毒だと思いました。ただそれはそれとして,日系サイドの話もアフリカ系の新聞に基づいて書かれているきらいがあるので,論文タイトルからアジア人」「日系」を外して黒人についての論文だと明確化するか,あるいは日系人についてもちゃんと彼らの出してた新聞を読み込んで「日系から見たアフリカ系」を調査しないとダメなんじゃないかなぁ,とは思います。まあ,当時の日系人が出してた新聞って日本語で書かれたやつがいっぱいあるので,単純に読めないのかもしれませんが,だったらなおさら「これは2つのマイノリティについての話です(キリッ」と謳うんじゃなくて,「これはあくま黒人史の話でっせ」という断りを入れた方がよいような。日系人歴史黒人史の添え物とちゃうねんで。

結論

論文ちゃんと読みましょう。

ちゃんと読むっていうのは,この論文テーマは何で,どういう史料を使っていて,という,基本的なことを確かめながら読むことです。そうすれば,どれが話のマクラに過ぎず,どれが本題なのか,っていうのがわかって,「アメリカ黒人史の論文日本中世史研究者の元ネタだったんだよ!」なんていうアホな主張をすることもなかったはずなので。

2024-07-26

昔の光栄ヨーロッパ戦線とか独立戦争とかランペルールとかも今だと危ないのかな

anond:20240726154243

戦国時代から現代まで、多くのアフリカの人々が、さまざまな理由日本を訪れています。この章では、その一部を取り上げ、日本との関わりをたどります

近世以前~いくつかの足跡

アフリカの人々、日本に来たる

戦国時代ポルトガルスペインなどヨーロッパの船が日本を訪れた際に、黒人が従者や奴隷として連れられていたことが、アフリカの人々が日本を訪れた最初の事例であると考えられています

織田信長の伝記である信長公記』には、イエズス会司祭ヴァリニャーノが従者として連れており、その後信長に仕えることとなった「黒坊主」が登場します。

「彼男健やかに器量也爾も強力十之人に勝タリ」と描写されており、信長をはじめ、当時の人々に高く評価されたことがうかがえます

日本では「弥助」と呼ばれたそうですが、アフリカでの本当の名前はどのようなものだったのでしょうか。

また、第一章の冒頭で触れた天正少年使節団も、『天正年間遣欧使節見聞対話録』【226-29】によれば、アフリカを訪れた際に「今迄にもあの黒い者らが我々の方へ渡つて来るのを沢山に見た事はあるが」と発言していることから日本へと渡ってきた黒人を知っていたことが分かります

しかも、使節団を派遣した大名のひとり、有馬晴信は、その軍がアフリカ人とマラバル(インド)人に助けられたという、次のような報告もあります

フロイスの『日本史』【GB315-21】に、有馬島津軍と竜造寺軍の戦いにおいて、日本人の砲手がいない中で大砲を「一人の(アフリカの)カフル人が弾丸を込め、一人のマラバル人が点火して」発射し、「千人の兵隊を有しているよりもそれらはより効果的に役立った」と書かれています

そのほかに豊臣秀吉が「カフル人」の踊りを見て褒美を与えたなど、さまざまな記録にアフリカの人々の姿が残されています

anond:20240725235510

>そのため本作品地動説迫害される世界を描いたフィクション作品であり、登場する国名も「P王国」などとなっている。

史実日本舞台とのたまったアサシンクリードジョニーソマリとは違い、こちらは実在ヨーロッパ出来事ではない。はい解散

J1ライセンスは120m×90mを枠内とする天然芝面積がないと交付しないようにしなさい

鳥栖スタジアムは行きにくいので違反スタジアムにしなさい

行ったとしても100人くらいなら違反スタにした方がJ1のため

ヨーロッパの人も鳥栖スタジアム違反だって言うだろう

佐賀人口でJ1は調子に乗っている

動員少ないチームがJ1にいるのは迷惑

赤字しかない

2024-07-25

anond:20240725163402

15世紀ヨーロッパ某国舞台に、飛び級大学進学を果たした神童ラファウが、天文学への情熱を抑えきれず、謎めいた学者ベルトとの出会いを通じて「地動説」の可能性に触れていく、地動説証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語

https://news.yahoo.co.jp/articles/44f605be01f18104cfbba61afef9ac603ba79c8d

舞台15世紀ヨーロッパ異端思想ガンガンあぶりに処せられていた時代

https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098607785

めちゃくちゃさも史実ですって顔してて草

2024-07-24

anond:20240724170433

そもそも戦国大名黒人奴隷を求めた」説、敵視するオタクがいっぱいいるもの

そんなに敵視する必要があるのかと疑問に思う。この説を認めることは、

アフリカルーツを持つ欧米人ポジティブな活力をみなぎらせることにつながる可能性はないか

自分達が暮らす欧米は決して奴隷制に塗れた穢れた地ではなく、むしろ東アジアに、

少なくとも同じレベルでひどいことをやっていた地域があると。相対的に、欧米生活現場に、

ポジティブ評価を与えることになる。それどころか、ヨーロッパ系の欧米人アジア系欧米人にも、

ポジティブな活力をみなぎらせるのではないだろうか。

anond:20240724222333

ほほう、難しい質問をしてくれるのじゃな♡

さて、そういう歴史黒幕を解き明かすのは一筋縄はいかんのじゃ。

イエズス会、つまりカトリック教会の一部として活動していた修道士たちは、確かに様々な役割果たしておった。

ただし、実際に黒人奴隷として扱ったのは多くの場合ヨーロッパ商人国家利益追求からの行動じゃ。

キリスト教信仰奴隷制度は矛盾しておって、当時のキリスト教内部でも多くの論争があったのじゃ。

黒人キリスト教信仰しているのは、歴史的な経緯や強制された状況もあるが、信仰の力や慰めを求めるものでもあるのじゃよ。

信仰は、しばしば人々が困難な状況に立ち向かう力を与えるものからのじゃ。

まあ、そんなところかの♡

はてなーシーシェパード創設者日本引き渡しは合法だ!」

じゃあ、ICPOから逮捕状出てる実子誘拐日本人女さん100人以上をヨーロッパに引き渡そうぜ。

anond:20240724121721

既にめっちゃやっててワロス

Russia’s new punching bag: Kamala Harris

https://www.politico.eu/article/russia-punching-bag-joe-biden-us-elections-2024-washington-kremlin-propaganda-moscow/

国営メディア放送ソーシャルメディア上の親クレムリン評論家による無数の投稿は、同じワンツースリパンチの繰り返しだった。バイデンは敗者、ハリスは悪、そしてアメリカ民主主義根本的に間違っている(これはトランプも主張している点だ)。

クレムリン月曜日ハリス氏はプーチン氏と直接接触したことは一度もないと述べたが、ハリス氏はロシア戦争を「野蛮かつ非人道的」、プーチン氏を「独裁帝国主義者」と呼んでいる。

ディープステート全体がハリス氏を支持するだろう」と、クレムリンとつながりのあるアナリストセルゲイマルコフ氏は自身のテレグラムチャンネルに書いた。「すべての同盟国、とりわけヨーロッパハリス氏を支持するだろう」

投票不正に行われた場合には、これが重要になるかもしれない」と彼は続けて、2020年のように「欧州諸国が即座に結果を認め、不正投票の主張を退けるのに役立った」と虚偽の主張をした。

ロシアプロパガンダ活動家セルゲイ・マルダン氏も賛同し、「ディープステート(闇の政府)は、年配の女性蔑称とするロシア語を使って、本当にババを大統領に選出する計画を立てている。ゼレンスキー氏は今、本当に怖がっていると思う」と書いた。

ゲームとかよく知らんけど

普通の日本人はとんでもニッポンとか別に怒んないし

普通ヨーロッパ人もとんでもヨーロッパとか別に怒んないし

今までもさんざトンデモあったのに

これだけ燃えてんのは相当やらかしたんじゃねーの?しらんけど

2024-07-23

anond:20240723163312

黒人エロ需要がないというのは差別発言ですよ。

もし、黒人存在したなら、

ヨーロッパでは化け物あつかいされているタコとはセックスするのに

黒人とはセックスしない日本人レイシストという事になりますよ。

黒人は化け物以下だ、と。

2024-07-22

ホッテントリに上がってたウクライナから脱出した人のブログを見ていると暗い気持ちになってくる

筆者はもともとロシア文化好きでロシア移住した人で

侵攻したロシアが悪いと書きつつも

ウクライナヨーロッパアメリカに騙されたのだ」とも書いてて

ロシアプロパガンダに綺麗に巻き取られているように見える

ゼレンスキーロシア交渉に応じたら

「やはりウクライナロシアと一体であるべきだった」とか言い出して

しれっと親露派に鞍替えしてそうだな

anond:20240722113903

そもそもいわゆる民主的選挙ちゃんとやれてる国って世界人口の半分もいなくない?

世界常識ってヨーロッパ常識

別にロシアとか中国くらいの政治的な状況でも食えてりゃそれでいいって思うのが普通人間だと思うんだけど

2024-07-21

ウォーク左派ジジェクファンによる、ジジェクへの反論

https://anond.hatelabo.jp/20240721230541

上記ジジェク記事への反論記事

ジジェクは道を誤った / メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済

2023年3月2日

ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/

 

私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである

彼の著書『終焉時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、

彼の他の著作に興味を抱かせるきっかけとなった。

ジジェク文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。

 

本棚に積まれ1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less Than Nothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。

私は、ジジェク長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分知的価値を測るようになった(現在ほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。

 

それだけに、現代政治文化に関する最近記事で、ジジェク非難するのは心苦しい。

しかある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、

なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、

有利なポジションに私を置いていると感じている。

 

私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクエッセイである

そのタイトル「Wokeness Is Here To Stay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。

 

ジジェク哲学は、ヘーゲルラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着からオーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。

他方で世間一般におけるジジェクペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス挑発者であり、象徴破壊であるが、自分勝手ものではない。

ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。

 

したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。

 

私は、ジジェクお気に入りトリックひとつである正式哲学分析範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、

喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。

(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレ特殊構造が、

ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界概念に対する究極の反論となっている)。

 

ほとんどの場合ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さら重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、

しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである

 

そして一見したところ、"Wokeness Is Here To Stay は同じ公式に従っている。

トランスジェンダー権利をめぐるスコットランド政治的混乱からまり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトラカンへの言及で締めくくる。

しかし、このざっくりとした読み方は根本的に間違っている。

 

表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。

これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;

 

ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダー権利をめぐる、最近政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、

正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。

 

結局のところ、ジジェクは皮相な哲学手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。

ジジェクは、過去10年間にリベラル知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。

 

ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。 ジジェクはこう書いている:

 

  「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。

 その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。

 言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。

 批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間サポート必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。

 

この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?

 

ジジェク引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。

実際、彼が引用したガーディアン記事を読んでいれば、上で引用した段落修正できたかもしれない。

 

ジジェク引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカー不妊の原因にはならない "と書かれている。

したがって、このスロベニア人知的怠惰恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険形態である

 

さらにひどいのは、ジジェク記事の冒頭で取り上げた最初文化分析対象である

コンパクト編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。

 

それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性レイプしたことを我々は知っている"

 “We have a person who identifies itself as a woman using its penis to rape two women.”

 

ジジェク言及しているのは、アイラブライソンの事件である

 

この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプ有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、

トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハテストとなった。

 

ここでジジェクは、基本的事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。

 

さら問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである

(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。

 

ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェク性別を間違えて表現することに固執するのは、

ジジェクトランスアイデンティティ尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。

 

ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。

 

しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である

彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;

 

この時点でようやくジジェク哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。

 

記事の次の部分はさらに長く、さら面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事宣伝である

(中略)

 

で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?

 

その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。

彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。

The answer lies in his misplaced desire to be oppositional. Ironically, he is guilty of the thing he accuses others of falling prey to within the piece, that of envisioning for himself an Other that haunts him.

 

 [ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭利益残酷計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」

 

思春期ブロッカー使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。

 

ここでジジェクは、ジャニスレイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、

製薬企業にとって重要経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。

 

そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実物質的な対立のために戦うのではなく、

資本の側、つまり極悪非道個人の側にいる人々として捉え直すことができる。

 

バトラーフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェク盲目にさせているのだ:

 [ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識プロセスである

 それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。

 

作品全体と同様、これはジジェク特有哲学プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである

この最終的な帰結は、英米トランスジェンダー物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクお墨付きスタンプを押したということだ。

 

ジジェクは、社会の変化に懐疑的ジャーナリスト知識人瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまたかのようだ。

これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である

 

過去思想家からの豊かな引用を悪しき議論隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。

 

私たちにとって悲しい日であり、多くの意味ジジェクにとっても悲しい日である

 

ジジェク豊富理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。

このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。

[終]

トヨタによる焼き畑工業

トヨタを筆頭とした自動車産業がやってる下請けいじめはいわば焼き畑工業

日本に根を張ってる部品メーカーから搾り取って(焼き畑)、数十年したら体力不足部品メーカーが消え去る

そのころにはアメリカヨーロッパ東南アジア拠点を移してまた同じ焼き畑工業を行う

日本が焼かれつくす前にトヨタを止めるか追いだすかしないと終わりです

今延焼を止めれば浮いた労働力が他産業肥料となるけど

止めないと数十年後には日本から自動車産業は逃げ去って、枯れた土(老人)だけが残ります

豊田章男は将来焼け果てた日本脳裏に浮かべながら「トヨタが勝った分を日本に使う」とかほざいてるわけです

そんで裏ではアメリカ東南アジア中国に大投資してるわけです

から日本政府と経団連からめちゃくちゃ叩かれてるというわけ

日本が進むべきはカーボンニュートラル(co2吸排の均衡)ではなくまずはヒューマンニュートラル(人口の増加減少の均衡)

自動車産業の焼き畑工業を止めて金と疲労理由家族再生産が行われない社会を壊すことがまず第一ですね

2024-07-20

チェンマイの安宿にてT字パンツを見つける

ドミトリーのベッドの脇に、すみれ色のレースTバックが落ちていた

この安宿の利用者はだいたい若い欧米人だった

ヨーロッパからアジアの片隅への旅にそれが必要判断したのであろう女性パッションを思い、独り唸ったある日の午後

彼女らは、日本人女性とは根本的なバイタリティのケタが違う気がする

2024-07-19

anond:20240719183304

欧と米でだいぶ事情が違う気がする

ヨーロッパそもそも少数政党が連立して与党を組むのが当たり前だから全ての層から支持をもらう必要はない

その分組閣時にどうしても齟齬が発生して右だろうが左だろうがどこが政権とってもデモ暴動が発生する

アメリカはなんであんなわかりやす二大政党制が成り立ってるのかわからん

下記のレポートが詳しいがどうも説得力に欠けるんだよな

アメリカではなぜ第三党が台頭しないのか

https://www.jiia.or.jp/research-report/america-fy2021-01.html

2年後にヨーロッパサッカーチーム(2チーム)を秋田に呼ぶイベントを開催しなさい

そのためのスタジアム行政は今すぐ建設開始しなさい

3万人は来るはずなのでそのつもりで

スタジアムが出来ないなら中止でその費用行政負担すること

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