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2011-06-21

高専にいるけれど、普通高校の連中が眩しくなったor大学受験したい人

高専先生でさえ「大学受験生はこんなに頑張ってる!」とか言ったり、

普通高校に進学した中学時代の同級生が大変そうにしている…

翻って見るに、高専の同級生はバイクバイト、服装の話ばかり。

理系に興味があるのは間違いないけれど、高専じゃない道が気になってしょうがない。

そんな人への具体的なアドバイスです。当方のプロフィルは

http://anond.hatelabo.jp/20110616153059

を見てね。

1.大学受験組のパターン

 まず、高専をやめて高校に入りなおすのは在学年数だけロスしますね。

10代のころの1,2年の遅れなんて30才以上の人間からしてみれば屁みたいなもんですが、

当事者からしてみれば大きなロスに感じるのも無理はありません。

 次に考えるのは高専にいながら大学受験勉強をすることです

これは時間的に大変!ってネットでも言われますよね。そのとおり。

それでも俺は大学受験するぞおおおお!そんなに頭は悪くないんだああああ!

…といってそのまま4年生になり、大学への編入学を考えるようになるのが9割。

ほんとに3年で高校卒業資格を得て中退していくのが残りじゃないでしょうか?

2.となりの芝生は意外とショボイ?

 そもそも大学受験生ってそんなに頑張っているのでしょうか?

例えば神戸大学工学部前期の難易度は代ゼミセンター得点率でおよそ75パーセント

これだけとれば60%が合格するというラインです

そこそこできる受験生が目指す国公立としては申し分ないでしょう。

 シュミレーションしてみます

あなた高専を目指すくらいですから理数系が得意なんでしょう。

もし多くの同級生と同様に地元中堅公立高校の進学コースに進んだとしてみてください。

進学コースでは当然受験向けに毎日のように小テストを受けて多くの解法や暗記項目をこなしていきます

大変ですがそれは周りも同じですからできますあなたと同レベルか、それ以下の同級生がこなしているんです。できないわけがありません。

さて、3年間の努力の結果、あなたは理数科目だけはクラストップレベルにいます(全国レベルでは数千人いるうちの一人ですが…)。でも暗記の多い文系科目は相変わらず苦手ですテスト前になんとなく教科書ノートを見直し、テスト後に答え合わせをするだけのレベルです

というわけでセンター過去問では数学9割、理科9割、社会7割、英語6割5分、国語は7割という典型的理科系得点をしてしまいました。

これだと、神戸大学の配点ではどうなるのでしょうか?見てみましょう。

国語 87.5/125

社会 52.5/75

数学 45/50

理科 45/50

英語 49/75

合計 279/375 74.4%

はい、十分挑戦する価値ありです。もちろん実際に神戸大学に挑戦できる受験生なんてそう多くはないのですが、

ピンキリはい高専合格する頭脳を持ち、しか大学受験をしたいなんて言い出すあなたです。このシュミレーションを見てたじろいだりはしないでしょう。

逆に言えば普通高校受験生なんてその程度なんです

国公立は範囲が広い…ってそりゃそのための勉強を3年するんですからそこそここなせて当然です。これをこなせない受験生が実は大半なんです

 どうですか?これでも大学受験勉強に魅力を感じますか?

「でも英語なんかは高専はショボイし!なんか焦る!」

うーんしょうがないですね。

3.大学受験高専残留のポートフォリオ

 そのまま高専に残っても本気で大学受験するにしても後悔しない勉強法を説明します。

それはとにかく数学英語について大学受験向けの参考書マスターする事です。行きたい大学があるならそこの赤本も買うといいでしょう。

これらの科目の勉強の仕方は荒川秀樹の著作

医学部受験成功する人、しない人」---------①

を読んでください。

医学部と書いてありますが、普遍的な勉強法が書かれてありますので、これを参考にしてください。実際僕もこれで成績を伸ばしました。

3.1 数学黄色チャートマスター

 僕の高専時代には青チャートをやりたがる連中は多かったです。好みでやればいいですが、黄チャートで十分です

素人大学入試の解答を見ると、「そんなテクニック思いつくか!」

となるものが多いですが、黄チャートをやると当たり前の解法であることがわかります

チャートは例題だけこなすと全部で800題ほどあります

あなたが仮に高専生の中で数学ができる方だったとしても、

高専に通いながらだと、効率よくやってもせいぜい1日2~3題でしょう。一通りやるだけで1年半かかると思ってください。

 基本書も「高専数学」で十分。苦手分野があればその分野について「~が面白いほどわかる本」でカバーしましょう。

これだけやれば大学受験は安泰です。2次試験も標準的な良問を出す大学を選びましょう。神戸大学とかの総合系に多いです

数学ができるかどうかで高学年の専門科目の大変さは倍違います受験しなくても無駄にはなりません。

3.2 英語速読英単語速読英熟語

 まずは高校の標準的な英文法を学びましょう。自分が使ったのは市村憲太郎「シンプル英語構文とイディオムです

解説を読んで、簡単に問題を解き、見出しの例文だけを覚えればいいでしょう。後半の熟語集は別の本でやればいいので飛ばします。

これは長期休暇に集中的にやれば2週間でできます

あとは「速読英単語 必修編」「速読英熟語」を①の通りに音読します。この時点でセンター8割は楽勝です

 さらに「ネクステージ」で文法力を固めて、「英作文のトレーニング-はじめて編-」の前半を読んで英作文のコツを学び

「減点されない英作文」例題と基本構文、単語マスターすれば、これも大学受験はかなり安泰です

英作文はz会を利用するかlang-8で英作しまくって格安添削を受けましょう。

これだけやれば高専英語なんて寝ててもいけるでしょう。

 大学受験はいえ「速単」「速熟」「ネクステ」を終えた時点でTOEIC600点は堅いと思います

僕は「速単」「速熟」をやった後すぐにCASECを受験したところ、TOEIC換算600点の判定が出ました。(TOEIC自体はうけてません><

話がずれるので言及しませんが、大学受験がこなせないのに実用英語ものにしようとするのは無茶苦茶です

4.意気込みは良くても

 1で述べたとおり実際に大学受験をする高専生なんてレアです

実際、上記の参考書高専にいても役立つものなんですが、これをこなすのはメンタル的にも時間的にも至難の業です

大学受験者でもこれらをマスターするのは1割以下でしょう。

 結局あなた大学受験をするにしても、理系に進むなら素直に編入学をすることを勧めます

工学部以外に行くにしても、はるか勉強量が少なくて済みます

「でも、みんなチャラチャラしてるし、なんか焦る!」

そういう人は比べる対象が間違っています。確かに高専でも40人中10位以下の連中は間違いなく頭が悪い勉強不足です

ですが上位5位、3位くらいになるとどうですか?この人たちは結構真面目にやっている上にびっくりするような点数を取っていませんか?

はっきり言って普通高校に通っても立派な成績を収める人たちだと思います

働きアリの話は有名ですが、進学校に通っても大体こういう分布になります

こういう上位陣をいい意味ライバル視して、他の連中は目指すものが違う人たちと思って頑張ると少し見る世界が変わりますよ。

(いやな奴にはならないでくださいね

そして勉強に遊びに一生懸命になれれば、後で振り返っても良い5年間になるはずです

とりあえずこんなところでしょうか?

質問や思いつくところがあればまた追記します。

2011-06-17

この前、回転寿司に行ったら大学イモが皿に乗って回ってきてこんなの誰が取るんだって思ってたら向かい女子大生みたいな女が当たり前みたいな顔してそれに手を伸ばしました。

信じてもらえないかもしれないけど、本当に、女子大生みたいな女が当たり前に、麻雀牌をツモるように、ポーカーフェイスで、その大学イモの皿を掴みました。

マジでこの2つのつぶらな瞳ではっきりと目撃しました。

その女子大生みたいな女の頭脳は一体どの段階で寿司屋大学イモはアリだと判断したのか。店に入る前から「もし大学イモが回っていたらいってしまえ」っていう考えがあったのか、

もしくは大学イモが回ってるのを見てから「これはこれで私は嫌いじゃない」っていう疑心暗鬼暗中模索の中、葛藤の末での判断なのか。

どっちにしても寿司屋大学イモを食べたことがあるっていう十字架をその女子大生みたいな女はこれから一生背負っていくことになった。

今までそういう寿司屋になかった食材でもハンバーグ巻きとかアボガド巻きとかなんとか寿司に絡ませて、寿司っぽくして回していたから黙ってたけど、

大学イモをそのまま皿に乗せて回すのがアリなら本当に世の中なんでもアリってことになります

道徳とかモラルとか良心とか、そういうもので世の中が成り立ってるのにそれを全部無視して大学イモをそのまま回す、ここ何年かで一番頭に血が上りました。

例えば逆に大学イモ屋に行ってサイドメニューで寿司があったら「寿司をなめんな」みたいなことになるのに寿司屋は何を回しても許されるんでしょうか。

こんなことを許してたら、たぶんその内、からあげ君とかをそのまま回し出します。もし近い将来、寿司屋からあげ君に爪楊枝刺さってそのまま回ってきたとしたら、

その時は本当に自分自分でいられる自信がありません。










====

2ちゃんねるコピペされたものより引用

出典(と思われるもの) → 回転寿司Not Found 第3章 http://ameblo.jp/notfound2/entry-10629213748.html

吉野家コピペを書いた人?

2011-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20110615210615

由緒正しく裕福な家、端正なルックス、健康な心身、優秀な頭脳、そして両親の愛情

うらやましい限りだ

DAIGOって見るから自己肯定感に満ちてるよな

由緒正しく裕福な家、端正なルックス、健康な心身、優秀な頭脳、そして両親の愛情が揃わないとああはいかないです

2011-06-10

最近、なんの勉強をしていいかからない。

所属している研究室的には、もっと実際的というか、「使える」勉強をすべきだ。

だけどそういう勉強をするよりも基礎的な勉強をしたいと思っている。

中の仕組みを知らないのに、表面上の知識だけで研究しているような感覚がずっとつきまとっていてすごく気持ち悪い。

それに、そういう勉強のほうがワクワクする。(これはあまり共感してもらえないけど。)

でもそれは(少なくともすぐには)糞の役にも立たない。

むしろその勉強のために時間を割くから研究にはマイナスかもしれない。

これから先も役に立つかどうかはわからない。

一応関連した事柄ではあるけれど、知らなくても研究はできる。

他の研究室メンバーはそういう事柄を「そういうものだ」で、済ませられる。

むしろそういう事に興味をもつことは、よほど才能があって頭脳明晰でない限りただの無謀なバカと取られる。

はまさに無謀なバカで、そういった基礎的な難しい事柄を易々と理解できるだけの能力はないだろう。

おそらく膨大な時間をかけて、ようやっと理解できるかできないか…、その程度。

今まで勉強したそれらより簡単なことが本当に理解出来てるかどうかすら怪しいと思う。

そんな人間が、基礎的なことをいちいちやってたら人生いくら長くても足りない。

身の丈に合ったことをしなければ、自分も周りも不幸せに終わるだけだ。

わかってる、わかってるんだが。

好きなように勉強したいだけだったら、仕事しながら勉強したらいいのかもしれない。

それなら「趣味」なのだから誰にも苦言を呈されるなんてことはないだろう。

でも自分にそれができるのか…?学生という恵まれた身分でいても、勉強はなかなか体力と気力のいる仕事だった。

仕事をしたらそちらに手一杯になってしまわないだろうか?

それともその程度のことも出来ないのなら、その程度の人間なのだからと諦める気にもなるだろうか。

頭が凝り固まってる。理想だけじゃなにも進まないんだろうね。

2011-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20110601224228

それ書いたの別の人な。

まあ、利益企業存続の条件と書いたのに利益が出ない企業がやっていけるのと聞くなんてバカにも程があるが。

いや短時間で大量の匿名日記を読むと、ただでさえあまり明晰でない頭脳が更に混乱してしまいまして。

僕のような低脳からすると、倒産を避ける以上の目的を持った組織というのは、

死を恐れず、たとえば妻子の幸福を一番の目的考える人間のようなもので、

それは個人レベルだったら美談なんだけれど、企業のような組織倒産というのは、従業員や株主を巻き添えにする訳でして、

けして美談でもなんでもないように思われるのですが、それでも利益目的じゃないのですね。手段なのですね。すごい話だなあ。

2011-05-30

韓国の新国籍法関連

ネットで色々言われてる根拠はこの辺か?

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/pdf/024506.pdf

一通り読んでみると、如何にあの国の兵役忌避が深刻な問題となっているかがよく分かる。

ただし、この時は国民感情などを考慮した結果、実現には到らなかった。韓国では重国籍が一部上位層の特権や兵役忌避などの不正と結び付けられ、否定的なイメージで語られることが通例であり

政治家の息子や大企業御曹司がこっそり免除されたりとかしてたんだろうな。

2005年には、遠征出産による重国籍者は兵役義務を履行しなければ韓国籍を離脱(外国籍を選択)できない旨の法改正も行われた。

法改正しないと歯止めが利かない位に横行してたのか。

2008年4月30日に開かれた李明博大統領主宰の第 2 回国家競争力強化委員会会議では、韓国人留学生海外残留などによる頭脳流出兵役義務履行者の減少や、優秀な外国人帰化を断念する状況を改善する必要性があること、

海外出産してそのまま帰国せず…ってケースへの対応か。

国籍容認の範囲を兵役義務履行者と優秀な外国人(①案) 、①案に兵役免除者と兵役義務のない女性を追加(②案) 、①案に一定期間(例えば 2 年)社会奉仕を行った兵役免除者と兵役義務のない女性を追加 (③案) の 3案に分けて比較検討を行った (優秀な外国人以外はすべて非自発的な外国籍取得者に限る) 。

①については兵役忌避を防ぐという理由から、②については国際結婚離婚率が高い現状では、家族解体を促進するとの理由から、③については兵役義務を履行しなくてもよいなど無条件で重国籍を認めるのは時期尚早との理由から、それぞれ除外された。

改正案は同日採決が行われ、投票総数192票のうち賛成156票、反対19票、棄権17票の賛成多数で可決された。

圧倒的多数やね。

ただし、韓国には兵役制度があるため、兵役義務のある男性場合兵役免除者などを除き、兵役義務を履行しなければ重国籍が認められない

また広義の遠征出産による出生者は、兵役免除者や兵役義務のない女性などを除き、兵役義務を履行しなければ外国籍を選択 (韓国籍を離脱) することができない

男性国籍離脱の自由に制約が課されたわけだ。

これは、国内に生活基盤を置いているにもかかわらず韓国籍を離脱することによる社会的違和感を解消し、国民統合寄与するとともに、兵役義務を履行すべき人材流出を防ぐためである

兵役逃れのために、外国に住んでる実績が無いのに韓国籍から離脱するというケースが多かったんだろうか。

2011-05-26

民主制における政治家の役割。

民主制において、政治責任を背負うのは有権者全員である政治家が、勝手に物事を決めてしまい、その責任だけを有権者である国民が背負うというのでは、任期制の王制と変わらない。民主政体における政治家の役割は、有権者コンセンサスを形成する事であり、独裁をする事ではない。戦後、2回以上の解散総選挙を行って連続して信任を得た首相は、吉田池田佐藤中曽根小泉の5人だけであり、これらの権力者は、独断専行をやれる立場にいながら、私利私欲の為にそれを望む官僚や同僚議員、支援者からの要求を、世論に諮ってからでなければやれないと、拒絶する事に多大な労力を費やしていた。

それゆえに、国民からの支持が集まって、二度目の解散総選挙においても支持を得られたと言えるし、二度目の選挙で勝った後でも、独断専行を避け、国民主権を実現する為に働いた為に、任期満了によって辞任した後でも、政界において多大な影響力を残せるようになっていった。

独裁者になれるのに、その権力自分達の為に使ってくれなかったという逆恨みを持つ者は官界を始めとするあちこちの業界に居るが、それらは少数派である。それらの口車に乗って便宜を図っても、国民からの支持を失って地位を奪われるだけという実例が沢山あるのに、それをやってしまうというのは、学習能力が無いか自分だけは大丈夫という過信があるかのどちらかであろう。国民主権という本質を理解していないだけなのだが、そこに、過信や無能が加わると、悪影響は留まるところをしらない。

政治家自分の頭で判断して、正しい結論が出せるというのであれば、王制でやっていける。それができないほど、世界が広く、社会が複雑になっているから、王制でも貴族制でもない、民主制が必要とされている。民主制によって選ばれた議員は、人民代弁者であって、頭脳はない。代弁する為には、人民の声を聞かなければならず、声を聞くには、十分な情報の公開と、議論の記録によって、堂々巡りや不確実な情報による憶測を排除していかなければならない。

情報の公開と言論の自由、そして、議事録記録と公開は、国民意思表示を求める際の、必要条件である。争点を形成し、民意を問うという技術こそが、選挙で勝つ為の技術なのだが、利権を独り占めして選挙区にバラ撒きをやりたいという目的においては、それらは邪魔な事となってしまう。

日本民主党は、社会主義者と自民党を追われた土建族の野合政党であり、どちらも、民主主義とは相容れない体質であり、民主主義国家与党には、ふさわしくない。独裁しておいて、頑張っていると主張しても、その頑張る方向性が明らかに間違えている以上、国民は認めない。民意を形成するという手続きを行わなければ、国民の支持は得られない。これは、政治だけでなく、事業においても同じである。良い製品を出荷し続けていても、それだけでは国民の支持を得られない。民意を味方につけなければ、外資系企業と同じ扱いにしかならない。

社会に受け入れられるという事に価値を見出せない限り、その政権や事業が行っている事は、独り善がりの暴走しかない。

あの馬鹿にこれ以上喋らせるな。

民間企業ならば、地方に飛ばすとか、子会社に押し出すといった温厚な手段からリストラって放り出すといった手段まで、いろいろとあるが、そういった手段が無いのが国会議員である

喋れば喋るほど、馬脚をあらわし、嘘の上塗り、恥の重ね塗りをやっている状態になっているという事を自覚できないほど馬鹿から、止まらないのであろう。

本人は精一杯やっているつもりなのだろうが、根本で捻じ曲がっている為に、全部が無駄努力となってしまっているのである

職業選択の自由という建前を鵜呑みにして報酬名誉に釣られた人が、適性が無いのに職についてしまうと、劣化が始まる。個人の劣化であれば、その個人を排除すればよいが、社会の劣化だと、劣化している事が、その社会では日常化してしまい、修正が効かなくなる。

以前、同じような事を書いたが、数学の問題文を聞いている間に答えにたどり着いてしまう人も居れば、3ヶ月考えても答えにたどり着かない人も居る。適性とは、そういうレベルのモノで、努力でどうにかなるようなモノではない。絶対音感は幼少期の音楽教育で身につくが、音楽を生み出す能力教育では身につかない。デッサンは量を描けばそこそこのレベルにまでは行くが、描いたモノで人を感動させる能力は、教育では身につかないのである

本人は努力でこうなったと主張する。それは、電力会社原発は安全だと言い続けているうちに、安全なんだから、安全の為にこれ以上投資するのは無意味である自己欺瞞を本気にしてしまったようなモノで、建前として主張していた事が、いつしか真実になってしまうという、プロパガンダの悪影響と言える現象のせいである。

努力さえすれば適性は補えるというのは、努力ではどうにもならない適性の差を否定するという結果に繋がっている。

馬鹿無駄努力を続ける姿を目の当たりにしている現状は、反面教師として最高の教材となっているが、それが日本に与える国益の損失という点で、許容できない損害となっているのである

馬鹿なのに頭脳労働者を目指したり、テンカンなのに重機自動車オペレーターになったり、食品事業においては衛生管理は最低限度のサービスという意識が無いのに焼肉屋をやっちゃったりといった、適性の欠缺放置されるというのは、人的資源の有効利用という観点からは、不適切となる。

ドイツのように、本人の適性に応じた教育制度という、根本的な改革が必要なのかもしれない。全員に同じ教育というのは、一般常識教養レベルでのみ通用することで、生きていく上で必要となる能力技術については、個人のレベルにおいて平等という基準が変わっていく。

政治家として適性が無いのに政治家を目指した馬鹿でも、万年野党の末、敵失によって政権が転がり込むという盲亀浮木の如き偶然で首相大臣官房長官副長官といった要職についてしまう事が実現してしまった以上、適性に応じた職業訓練教育課程に取り込んでいくべきなのかもしれない。

2011-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20110523141647

いくら頑張っても、トップレベル頭脳労働男性しか必要ない現代では、頭脳労働の場に女性はほぼ不要。

一夫多妻制にして、産む機械に徹してくれたほうがまだ社会の為になる。

そういうトップレベル男性子供大量生産しないと、絶望社会になってしまう。

http://anond.hatelabo.jp/20110523135541

横だけど。

頭脳労働は確かに人余ってるよなー。この先どうすんだろ?と思うわ。


「人余ってるから相当な優位性が無いと厳しい」⇒「早い段階から優位性を獲得しないと勝てない」

となって、教育は加熱する一方だし、もはや生まれた瞬間にかなり勝負が決まるところまで来てる気がする。

最終的にはごく一部の貴族階級と大多数の絶望のまま生きるだけの平民(奴隷)階級、という社会になりそうだけど、

そんな流れが持続可能なわけないしどうなるんだろうなあと思ってる。

http://anond.hatelabo.jp/20110523134331

てか、現代社会はそんなに男性必要ない。

頭脳労働では人が余ってて雇用を作る仕事してる。

から要らないんですよ。

キャリア志向女性も、なんとなくサラリーマンになる男性も。

身の程知らずな就職しないで、土方とか外食とか接客とかそういう人手が必要な産業に行ってほしい

2011-05-19

貨幣+電力供給労働力の流動化

さっき思いついたのでメモ。もう誰か言ってるだろうけど。

産業革命労働力機械化されたわけだけれども、始めは設備が大掛かりなので流動化は難しかった。

電力供給が始まったことで、初めて、労働力が流動化した

それまでは、労働力を買うということは労働者を雇う、ということだったのが、電力供給により、機械を導入すれば人を雇わずに必要な分だけの労働を手に入れることができるようになった。

流動化すると、必要な分だけ買えば良いので、設備投資無駄がなくなる、小口でも買えるようになる。

ついでに言うと、

電力+コンピュータ頭脳労働の流動化

労働力の流動化は、はじめは動力として、最近頭脳労働(人の認知機能)として実現した

2011-05-01

そろそろ面倒な輩が消えたと思うので

心おきなく言わせてもらうが、原発問題にかんしてバカが多発してたことをみんなはどう思ってるんだ?東電政府無能クズなのは当然として俺が言いたいのはデマ流す奴とか危険厨な。過度に原発について不安をかきたてて無知大衆を煽るクズが今回かなりいた。こういうこと言うと安全厨扱いされてこんな時に原発擁護するとか頭おかしいだろなんて言われて袋だたきにされる有様だった。俺はそういう構図を分かってたからハッキリもの申すのを控えて様子を見てたけど。なんでこうも人間っていうのは集まれば集まるほどバカになるのかね。三人寄れば文殊の知恵と言うが、三万人寄れば幼稚園児の知恵だよな。集合知とか笑っちゃうよ。Wikipediaは役に立つけど。「原発はだいぶ収束してきたね」と言おうものなら目くじら立てて必死に叩く奴が多数いてホント面倒な世の中だなと思ったよ。知識ある人がまじめに発言しようと思っても全てが安全厨と危険厨というドングリの背比べな低レベルな対立構図に回収されてしまう。ほんとにおかしな世の中。まだそういう人間がウロチョロしてないとも限らないから、「本当に知識がある人間なら今回のことで大丈夫だと分かるはず」とは言わないけど。御用学者のこともそうだしさまざまな利権からんでるから知識あっても嘘つく人が多数いた。でも内心では大丈夫だと思ってるから東京から逃げないんだよね。そんな簡単なロジックも分から不安に煽られてる人間情報リテラシーなさ過ぎる。いかにまじめに考えてる人間が少ないかが今回よく分かったよ。誰一人として利権とかプロパガンダとか抜きにまじめに誠実にこの問題を考えていない。学者でもほんの一握りだったね。カフェとかで周りの会話聞いててもそういう話がまじめな形で話されることは無かった。別に自慢するわけじゃないけど、知り合いに工学系の優れた人がいるわけ。知識と頭脳のある人間なのに原発のこともっと真剣に考えても良いと思ったな。

2011-04-24

ドラえもん映画見てきた

鉄人兵団リメイク。なかなか面白かった、リルルかわいい

以下ネタバレあり

ストーリーに大きな変更はなかった

一番大きかった変更点はジュドの外見が改造されたこと

ミクロスの出番をジュドが奪ったこと

原作を改めて考えれば、ジュドが言うこと聞かないからって改造して味方にしてしまうというのは

かにどうかしてる、洗脳教育たいなもんか、もっとひどいな

藤子先生は、良くも悪くも、ドラえもん以外のロボットは物として描いていた

藤子先生は作中で人が死なないことを気をつけていたとどこかで聞いたことがあるが、

海底鬼岩城のバギーしかり、リルルしかり、作中で人並みの扱いを受けていてもロボットは壊れる(リルルは消滅)ことがある

からジュドの改造も藤子先生的には問題なかったわけだ

ただ、改造後一言もしゃべらなくなったあたりはちょっと怖い

リメイクではジュドの頭脳だけは物から人並みの扱いに格上げされた

しかしそのせいでミクロスの出番を完全にくってしまっていた

当然ミクロスは必要なくなったので鏡の世界以降出番がなくなった

ロボットに反応するチョークがなくなったのは、ひよこになったジュドに反応させるわけにいかいからだろう

映画では完全に生命体として描かれていた

ただ、外見を勝手に変化させるのもやはりどうかと思うわけで

どうせならボールのまま・・・無理か

一番改変して欲しかったのは、タイムマシンで創始者に会いに行くところ

根本を変えれば今の未来はないはずって、ある意味しいけれど、魔界大冒険でそれは否定されていた

ただのパラレルワールドとして枝分かれするだけで、なんの解決にもなってない

どうせなら埋め込まれていたロボット三原則を思い出させるコードを聞くとか、そんなんでなんとか

あと、ペンダントぶっこむのはないわ・・・ただのかざりじゃねぇーか

関係ないけど、ザンダクロス操作するときドラえもんがサイコントローラーで操作していたの疑問に思ったんだけど、

リルルが使っても動かせるための伏線だったんだな、地味だ、気づかなかった

2011-04-17

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2055.php

移民受け入れという慈善」はやめた

 イギリスデービッド・キャメロン首相は14日、南部ハンプシャー州で開かれた保守党の会合で行った演説で、EU諸国以外から移民の受け入れを制限する方針を明らかにした

 キャメロン移民政策に特化した演説を行うのは、1年前の選挙戦以来。移民の受け入れ数を現状の年間「数十万人」から「数万人」に減らすと約束した

 インドビジネススタンダード紙によると、キャメロンは演説でEU圏外から移民が多くなった要因としてイギリスの福祉制度を批判。その上で、現政権は「大量の移民はなく優秀な移民」のみを歓迎すると発言した

「問題は、働かない国民を長年支えてきた福祉制度のおかげで、ぽっかりと空いた労働市場の穴を、移民が埋めているということ。非難されるべきは、このひどい福祉制度であり、前政権がその改革に完全なまでに失敗したことだ」

 インドのヒンドゥスタンタイムズ紙によると、キャメロンはさらに、前政権である労働党は大量の移民と不法移民(主に学生や合法移民家族)が法の抜け穴を利用して入国してきたことを傍観していたとも批判した

 英ガーディアン紙によれば、英語を話せなかったり社会に同化する意志のない移民は、コミュニティーを分断させる「一種のわだかまり」を生んでいるとも語った。

 ガーディアンが公開しているキャメロンの演説全文から、要点を一部引用すると──。

移民の大量受け入れは善行で、経済もおかげで助かっているという主張もあれば、移民イギリスの寛大な福祉制度を悪用しているという主張もある。こうした両極端な主張をただし、分別ある理論的な議論を展開することが、政治家の役割だ。

しかし先の労働党政権はそれとは逆に、議論を煽ってきた。移民に反対するのは人種差別だとでも言うように議論そのものから目を背けた閣僚もいれば、自身の保守派としてのイメージを守ろうと躍起になって反移民を叫びながら、移民削減へ向けて何一つ具体的な行動を起こさなかった閣僚もいる。

■わが国は移民から計り知れないほどの恩恵を受けてきた。どこの病院に行っても、ウガンダインドパキスタンなどから来た人々が病人弱者の世話をしている姿を見かける。学校大学では、世界中から集まってきた教師がイギリス若者たちに刺激を与えている。外国から来た起業家たちは地元経済貢献しているだけでなく、地域社会の一員としての役割を果たしている。

 移民イギリスに多大な貢献をしていることは間違いないし、われわれも歓迎している。だがそれでも、私にははっきりさせておきたいことがある。長い間、イギリス移民を多く受け入れ過ぎてきた。

移民の制限は、この国の将来にとって非常に重要課題だ。だかこそ、わが保守党選挙戦中に国民にはっきりと約束した移民の数を80〜90年代レベルにまで削減することを。そして政権を取った今、われわれはこの目標の達成に向かっている。

 合法移民については、EU諸国以外から移民の数に上限を設ける。不法移民については取り締まりを強化。難民の認定ついても見直しに取り掛かった。こうした取り組みの成果は見えてきている。

■とても若く英語ほとんど話せない外国人英国民と国際結婚するケースがある。この場合政治的公正に反したとしても、偽装結婚可能性を疑わないわけにはいかない。昨年11月より配偶者ビザ申請の条件として最低限の英語能力証明を求めているのも、そのためだ。われわれはまた、イギリスに来る配偶者年齢制限を21歳以上と規定した

■もちろん、イギリスは今後も世界の優秀な頭脳や、迫害から逃れてくる人々を歓迎する。だが保守党政権の下、わが国の国境は開放されているわけではなく、移民の数は受け入れられる範囲でなければならない。そこに「もし」とか「しかし」といった条件はない。これは、われわれが国民と交わした約束であり、決して破ることのない約束だ。

フランスドイツに続いてイギリスも。

2011-03-24

原発くんのたとえ

http://www.youtube.com/watch?v=Y3U0NX4zkLo&feature=related

原発くん」を擬人化しているので元増田のような頭脳でも理解できたが、

擬人化しているからこそ余計に

原発くんを永遠なる便秘状態にしておき一生うんこ出さないようにするなんてできないし、おかしい」という思いも強まった。

2011-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20110323163116

いやそういうことを言いたいんじゃない。

エネルギー効率が革新的に高いデバイスを本気で開発するとかそういうこと。

しょーもない研究費獲得合戦とかしなくていい仕組みを国策的に作って世界中から頭脳を集める。

もちろん失敗するリスクはあるが、ゼロリスク(笑)なんて幻想しかないことくらいいい加減みんなわかっただろう。

原子力継続全然OK。

2011-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20110319184637

数万人単位労働力が必要になりました

では、求職者はそれにマッチしている職能を備えているでしょうか?

漁業農業はいどうぞと提供できるわけじゃありませんね。

土地持ってる人が死んじゃ技術伝承などできませんね。

というわけで、この犠牲で生まれた雇用経済はそのまま喪失しつづけると見たほうがまとも。

で、それを見ながら狭い頭脳労働の枠を巡るわけですね。職業選択の自由バンザイ

ちなみに僕は体力も筋力もなく運動音痴でそういう仕事は適性ないので他の人にやらせてください。

2011-03-18

今年の夏は

クーラーやめて扇風機しましょう運動とか、オフィスや店が28度ところか30度ぐらいになって、暑いんだろうなー

事務処理頭脳労働の効率落ちるだろうねえ

2011-03-04

50社…

http://anond.hatelabo.jp/20110304145631

『50人の女に「もう何でもいいかSEXさせろ」って持ちかけたけど全員断られた』とどう違うのか考えたほうがいい。

人並みの人間です仕事ください。って言ってくる人間がいたらまず刺身たんぽぽ肉体労働以外に使おうとは思わない。

頭脳労働を一緒にしたいと思う相手ってどんな相手なのか。

2011-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20110223195508

プログラマー」と名乗っている人をあんまり信用しないほうがいいというのはよく言われる話だが最近そのことを痛感している。今やってる仕事の一環として、「ほかのプログラマープログラムを書いてもらって、それをレビューする」という作業があるのだが、この「ほかのプログラマーが書いたプログラム」というのがひどい。クズたいプログラムばっかりだ。

物心ついた頃から不可解で仕方がなかった

たいしたプログラムも書けない そのくせに威張り散らしてる

ってな、黒夢の『C.Y.HEAD』という曲の歌い出しですけど、最近この部分がぐるぐるぐるぐると頭を回るものだよ。

ええ、わかってますよ。仕事相手の悪口を公的な場で言うなんて、問題があるって言うんでしょう。まあ、それもそうなんだけど、たいしたプログラムも書けないくせにプログラマー名乗ってる奴らに本当に腹が立つからせいぜい堂々と書きますよ。

「忙しくってコードの質が下がってる」っていうような事情もあるでしょうが、まともに納品が出来ないなら仕事なら受けるべきでないわけだし、ビジネス世界は「結果責任」を負うものですから、「事情」なんてのは知ったこっちゃないね

……っていうふうにね、「仕事」というのは基本的に「事情」を無視するものなんですね。だから基本的にはあんまり僕は「仕事」が好きじゃない。とはいえ、今いっしょに働いている人たちはかなり「事情」というものを意識していて、おかげでそれほど辛くはないんだけれども。ただ「ほかのプログラマー」みたいな、外部の人たちは、事情を共有することができないので、「あー! クズたいコード送ってきやがって!」ということにしかならない。「事情」を共有できるような、近しい距離の人たちとのみ、仕事をしていたいものですよ。

で、そのコードがどういうふうにダメなのかというと、主に2つの側面がある。

【1】文法が正しくない、プログラムが読みづらい

【2】ソフトウェア目的意識できていない

【1】はもう、そのまんま。文法がおかしいとか、同じ様な処理コピペで5回かいてるとか、1メソッドが長すぎる上に変数が"hoge"とかでわかりにくく、意味を取るのに困難があるとか。「こんなプログラムに金を払わなければならないのか……」と思うとめまいがする。何せ、それを「まともなプログラム」にレビューするのは僕なのだ。で、その作業に対してお金は一銭も入ってこないのだ。

不具合先祖返りなんかは誰にでもあるミスだし、それを点検するために僕がチェックしているわけなので、そのあたりはいい。しかし文法の狂っているプログラムを修正するというのは、時には全体を書き換えなくてはならなくて、非常に労力である。それに、受け取ったコードは「ほかのプログラマー」さんの「成果物であるので、あまり手を加えすぎるわけにもいかない。それが「仕様書」をもとにしたコード場合、あまり修正するとクライアントに「自分はこんなこと言っていない」と思われてしま可能性もある。だいいち、こんな作業にあんまり時間をかけたら、ほかのもっと大切な作業をする時間がなくなってしまうのだ。こういった様々な事情を考え合わせ、うまいことバランス取りながら、修正の妥協点を探していくわけだが、これはとてつもない頭脳労働である。疲れる。

【2】は例えば、「バリデートチェック」のためのコードなのに、「intは2バイト」ということばっかり書いて来るとか。「intは2バイトはわかったけど、いつからバリデートチェックになるのだろう」と思って読み進めても、最後までintは2バイトしかチェックしていない。依頼主であるからSIerは、そんなプログラムに金を払いたがるだろうか?

もっと具体的な例。ゲーム会社が、「我が社のキャラクタ版権を利用して、凄く売れるSNSゲームを作ってくれ」と依頼してきたとする。プログラマーが打ち合わせに行くと、企画者は「動的フラッシュも使って、100万ユーザーが遊べる。。。」という話を延々とする。プログラマーは「了解しました」と言って安請負する。そのプログラムメイン処理だけで1000行というもので、memcachedの「mem」の字もないし、「オブジェクト指向」といった概念も勿論ない。これでは仮にSNSゲームリリースされたとしても、100人さえも遊べない。

このくらいならマシなほうで、ひどいのになるとフリーランス会社から紹介されたプログラマーで、「SQLselect文くらいしかやった事がない」とか平気で送りこんでくる。たった一人で。

また、意味のないコメントも多い。ループ処理に、「イントのiに3を代入する」と書いて、何の意味があるのだ? せめて「処理速度改善の為にIntegerは使わずにプリミティブのintを使う!」というふうに書くのが本来だと思う、まぁ嘘なんだけど。だって、そんなコメントみて、「なるほど」って誰が思いますかね?

コメントには必ず「目的」というものがあって、次にソースを読む人は処理の概要を知りたいのだから、「プログラム」をそのまんまコメントにしてもダメなんですよ。そういう単純で、最も重要なことが意識できないで、どうして堂々と「プログラマー」なんて名乗れるのか知らん、と思うぜ。

一番、腹が立つのは「偽SEですね。「プログラムはだれでもできるでしょ、重要なのは業務知識でしょ!」みたいなのが偽SE。こういうのを本当に思っているのがいる。業務の画面遷移さえ理解してないSEがだよ。

上の例はさすがに大げさでも、「僕は、プログラムが好きでソフト開発者になりました」とか言ってまともにプログラムが書けない奴は、頻繁にいる。自分サーバ建てろよ。自分で簡単なサービスつくる事もできないなら、向いてないから辞めてしまえ。

「オレはサーバエンジニアじゃないかコマンド打てない」みたいなね。

世も末だ!

ここに挙げたのは「最低限」のことで、「より読みやすく」「より自然に」「より美しく」というところを、自分能力限界まで突き詰めてこそ、プロってもんじゃないんかね。もちろん時間や諸々の事情相談してのこととはいえ、「26歳の若造吐き気を催すような拙いプログラム」を送ってくる、30代40代のプロプログラマーってのはいかがなもんでしょう?

身の程を知れというか。

なんでプログラム書けない人がプログラマーなんかやってんだろ?

んで、なんでそういう人に「仕事」があるんだろうか?

世の中ってのは本当にわからんもんです

身の程を知れよ。

自分の欲望ばっかり考えやがってね。

2011-02-23

ダメライターダメな文章

ライター」と名乗っている人をあんまり信用しないほうがいいというのはよく言われる話だが最近そのことを痛感している。今やってる仕事の一環として、「ほかのライターに文章を書いてもらって、それに修正を施す」という作業があるのだが、この「ほかのライターが書いた文章」というのがひどい。クズたいな文章ばっかりだ。

 物心ついた頃から不可解で仕方がなかった

 たいした文章も書けない そのくせに威張り散らしてる

ってな、黒夢の『C.Y.HEAD』という曲の歌い出しですけど、最近この部分がぐるぐるぐるぐると頭を回るものだよ。

ええ、わかってますよ。仕事相手の悪口を公的な場で言うなんて、問題があるって言うんでしょう。まあ、それもそうなんだけど、たいした文章も書けないくせにライター名乗ってる奴らに本当に腹が立つからせいぜい堂々と書きますよ。

「忙しくって原稿の質が下がってる」っていうような事情もあるでしょうが、まともな原稿を送って来られない量の仕事なら受けるべきでないわけだし、ビジネス世界は「結果責任」を負うものですから、「事情」なんてのは知ったこっちゃないね

……っていうふうにね、「仕事」というのは基本的に「事情」を無視するものなんですね。だから基本的にはあんまり僕は「仕事」が好きじゃない。とはいえ、今いっしょに働いている人たちはかなり「事情」というものを意識していて、おかげでそれほど辛くはないんだけれども。ただ「ほかのライター」みたいな、外部の人たちは、事情を共有することができないので、「あー! クズたい原稿送ってきやがって!」ということにしかならない。「事情」を共有できるような、近しい距離の人たちとのみ、仕事をしていたいものですよ。

で、その原稿がどういうふうにダメなのかというと、主に2つの側面がある。

 【1】文法が正しくない、文章が読みづらい

 【2】原稿目的意識できていない

【1】はもう、そのまんま。文法がおかしいとか、文末が5回連続体言止めになっているとか、一文が長すぎる上に修飾関係が複雑でわかりにくく、意味を取るのに困難があるとか。「こんな文章に金を払わなければならないのか……」と思うとめまいがする。何せ、それを「まともな文章」に直すのは僕なのだ。で、その作業に対してお金は一銭も入ってこないのだ。

誤字・脱字なんかは誰にでもあるミスだし、それを点検するために僕がチェックしているわけなので、そのあたりはいい。しかし文法の狂っている文章を修正するというのは、時には全体を書き換えなくてはならなくて、非常に労力である。それに、受け取った原稿は「ほかのライター」さんの「作品」であるので、あまり手を加えすぎるわけにもいかない。それが「取材」をもとにした原稿場合、あまり修正すると取材対象者さんに「自分はこんなこと言っていない」と思われてしま可能性もある。だいいち、こんな作業にあんまり時間をかけたら、ほかのもっと大切な作業をする時間がなくなってしまうのだ。こういった様々な事情を考え合わせ、うまいことバランス取りながら、修正の妥協点を探していくわけだが、これはとてつもない頭脳労働である。疲れる。

【2】は例えば、「からあげ弁当宣伝」のための原稿なのに、「天丼うまい」ということばっかり書いて来るとか。「天丼はわかったけど、いつからあげ弁当の話になるのだろう」と思って読み進めても、最後まで天丼の話しか書いていない。依頼主であるからあげ弁当会社は、そんな文章に金を払いたがるだろうか?

もっと具体的な例。からあげ弁当会社が、「我が社の優秀な社員Aくんを取材して、記事にしてくれ」と依頼してきたとする。ライターが取材に行くと、Aさんは「前の会社天丼弁当を作ったんです世界天丼弁当グランプリも受賞しました」という話を延々とする。ライターは「なるほど」と思って記事を作る。その記事のメインキャッチは「世界一天丼弁当作りました!」というもので、本文にはからあげの「か」の字もないし、「からあげ弁当を作るのにこの技術経験が活かせるはずです」といったニュアンスもない。これでは仮に「Aさんの優秀さ」は伝わったとしても、「からあげ弁当会社」のアピールにはならない。

このくらいならマシなほうで、ひどいのになるとからあげ弁当会社から依頼された原稿で、「揚げ物は健康に悪い」とか平気で書いてくる。フォローもなしで。

また、意味のない表現も多い。からあげ弁当新入社員インタビュー記事のメインキャッチに、「僕は一度も弁当を作ったことがないので、心配です」と書いて、何の意味があるのだ? せめて「初めてで不安もありますが、からあげ弁当を作るのが楽しみです!」というふうに書くのが本来だと思うんですけれども。だって自分仕事に対して「心配」してる人の作った弁当を、誰が食べたいと思いますかね?

お金の発生する原稿には必ず「目的」というものがあって、お金を出す人はその「目的」のためにお金を払うのであるから、「目的」を見失ったような原稿ダメ原稿なんですよ。そういう単純で、最も重要なことが意識できないで、どうして堂々と「ライター」なんて名乗れるのか知らん、と思うぜ。

一番、腹が立つのは「非文」ですね。「僕は決してからあげ弁当を嫌いならば食べたいとすら思い出すだろう」みたいなのが非文。こういうのを本当に書いてくるのがいる。金もらってるライターがだよ。

上の例はさすがに大げさでも、「僕が入社を希望した理由は、からあげ弁当のおいしさを世に広めるための会社です」みたいなのは、頻繁にある。推敲しろよ。推敲してこうなるんだったら、向いてないから辞めてしまえ。

「二人が向かった先は、地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」みたいなね。

世も末だ!

ここに挙げたのは「最低限」のことで、「より読みやすく」「より自然に」「より美しく」というところを、自分能力限界まで突き詰めてこそ、プロってもんじゃないんかね。もちろん時間や諸々の事情相談してのこととはいえ、「26歳の若造吐き気を催すような拙い文章」を送ってくる、30代40代のプロライターってのはいかがなもんでしょう?

身の程を知れというか。

なんで文章書けない人がライターなんかやってんだろ?

んで、なんでそういう人に「仕事」があるんだろうか?

世の中ってのは本当にわからんもんです

身の程を知れよ。

自分の欲望ばっかり考えやがってね。

2011-02-21

とあるゼミ論文注意:(再整理)

※あくまで「とあるゼミ」について。 他は存じあげません。 教えて下さい。 お願いします

とりあえず、伝えたいことを要点としてまとめる。

研究テーマを決めたあとで調査結果からテーマの全てを導こうとすると痛い目をみる ― 『疑問に思う→考察→調査→考察』 の流れについて
研究テーマに「娯楽コンテンツ」は意外と難易度が高い ― 考察のしがいがある

 ものすごく簡単に論文について

論文とは「問い」である。(率直な疑問をテーマにしてこそ良い論文になりやすい。)

論文には以下の構成がある。※この日記は序論の「問題」と「研究目的」に対する考察(PLAN)でしかない。

序論

問題と研究目的研究方法の提示、用語の定義を述べる必要がある。

本論

研究結果とその考察研究限界問題点を述べる必要がある。

参考文献

引用文献だけではなく、使えそうで読んだ(参考にした)本を述べる。

 研究テーマについて

※ここでは、自由に論文テーマを決められるとする。

近年、娯楽コンテンツテーマにする流れがとあるゼミ内であったようなので、注意点を述べる。

自分で決められるからといって「好きなのでテーマにしてみました。」程度では[ぬるい]。

これは、社会的背景に迫らなければ動機以上に有意義なテーマにならない、ということである

疑問に思う(QUESTION)→「考察(PLAN)」→調査(DO)→考察(CHECK)→発表(PRESENTATION)の流れでは「PLAN」に該当するプロセスで基本だが、大抵の大学生多忙を理由にして調査への過度な期待をして失敗を繰り返しているという意味で最重要プロセスでもあると考える。

失敗の例として具体的には「自分研究がなにをいいたいのかがわからなくなる。」といったものがある。

 そこで、対策として社会的背景へ迫るPLANの例として娯楽に対する考察を以下に提示する。

・娯楽コンテンツは虚構的である。つまり、それ自身に本質的価値はない。

そもそも、娯楽の意義を知らなければならない。無論、娯楽はストレス(抑圧)発散のためにある。

社会的ストレスとは労働といった規範に関連するもの。学生学業社会的ストレスになる。

池田信夫マルクス引用によると

知識の外部性最初に指摘したのはマルクスだった、といえば牽強付会に聞こえるかもしれないが、彼は労働についての断章と呼ばれる『資本論』の草稿(経済学批判要綱)で次のように書いている

自然機械をつくらない。それは人間頭脳や手の生み出した器官であり、知識の力が対象化されたものだ。固定資本の発展は、社会的知識がどれほど生産の直接的な手段になり、社会的な生活の条件がどれほど一般的知性によってコントロールされて生産適応しているかを示している。

これはネグリハートが『帝国』で、マルクスが「非物質労働」を視野に収めていたことを示す証拠として引用した文章だ。これに続く部分で、マルクス社会的知性が科学技術による生産の条件だとものべている。そしておもしろいことに、こうした社会的知性は生産だけではなく消費によっても生まれると説いている

池田信夫 blog : マルクスソーシャルメディア - ライブドアブログhttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51671941.html

知識の外部性社会的知性、一般的知性 というものがあることがわかる。

おそらく書籍を読解していく上で【知性やイデオロギー】等の違う言い回しで多くの似た概念に出くわすと思う。※注意は必要だが、以降は「規範」として解説する。

私たちは幼少より社会的規範市場的な規範を様々なものを通して学ぶ。

娯楽も例外ではない。例えば、女の子はおままごとを通して家庭の内部規範を、男の子ロボットヒーローおもちゃで外部規範を学んでいく。

娯楽コンテンツとは労働社会規範)によるストレスを消費(市場規範)で発散するモノであるといえる。また、娯楽をする条件が労働によるストレスならば、娯楽自体には焦点がなく、娯楽がストレス発散することにしか効用(と消費者の動機)を持たない虚構であることがわかる。

ここから、「娯楽コンテンツは虚構的である。つまり、それ自身に本質的価値はない。」ということがはっきりわかった。

また、労働に関連として以下を引用する

実をいうと、「エンプロイー(従業員)」という概念近代になって生み出されたもので、時代を超越した社会慣行ではない。強い意思を持つ人間従順な従業員に変えるために、二十世紀初頭にどれほど大規模な努力がなされ、それがどれほど成功したかを見ると、マルクス主義者でなくてもぞっとさせられる。近代工業社会職場が求めるものを満たすために、人間の習慣や価値観を徹底的につくり変える必要があった。

  • 生産物はなくて時間を売ること-仕事のペースを時計に合わせること-定められた間隔で食事をし、睡眠をとること-同じ単純作業を一日中再現なく繰り返すこと

これらのどれ一つとして人間自然本能はなかった(もちろん、今でもそうではない)。したがって「従業員」という概念が—また、近代経営管理の教義の他のどの概念であれ—永遠真実という揺るぎないものに根ざしていると思いこむのは危険である

経営未来」に従業員の未来を見る - アンカテhttp://d.hatena.ne.jp/essa/20080310/p1

「従業員」という一見当たり前の概念についても長い歴史で観ればつい最近確立された規範であり、社会問題を伴う。

つまり、「娯楽という概念」にも労働を代表する外部の概念が抑圧・弊害や規範として間接的に関わってくるため、視野を広めて(ここでは労働キーワードに)考察をすることが重要ということである

(※今回は閲覧できるようにwebソースしましたが、実際はキーワードに関する書籍を読解し、参考・引用してください。)

娯楽コンテンツについて調査するならば、調査対象においての労働観(学業観)、社会観、消費観を知る必要があるだろう。

これは研究テーマの外部にある要素をキーワードにして迫る方がテーマ本質は見やすい、ということである

むしろ、引用するしないに関わらず参考文献範囲を研究テーマの外側まで広げていかなければ、根源的な問いに対する調査の切り口が見いだせない。

娯楽コンテンツ研究テーマした場合は袋小路に入ることになる。

しかし、研究テーマの外部の考察をすれば必ず研究に活きてくる。まず発表に際して学生間での質問に引けをとることはなくなる。

一見言わなくても分かると思われることも、しっかりと問題の本質、動機、仮定、構造の説明ができるかどうかは別問題ということである

なにより真剣研究することは学生として正しいし、好きなことを真剣に考えることは充足感を伴うので楽しい

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