はてなキーワード: 未必の故意とは
人命第一を謳うこの社会で便利だという理由で人が死ぬ原因となる車(装置)を許容するのはおかしい、という話かと思いますが
大多数の利便性を優先して、人命軽視を許容しているのではないか、という話になると思います。
一旦この解釈が正しいとすると
ブコメに多くあったメリットデメリットの話は若干回答がずれている、というかあまり良い回答ではないでしょう。
実はこの話、科学技術を世に出す際に倫理的に何が求められるのか、という話でもあり、
大学で科学技術と倫理(技術者倫理)という教養として習う範囲でもあります。
と言うわけで、ここでは科学技術と倫理の観点からなぜ許容されるのか話をしていこうと思います。
と、本題に入るまえにブコメで多くされていた
メリットが大きいからリスクが許容される、つまり最大多数の最大幸福であるという話について触れて起きます。
この様な功利主義的思想は局所適用にはあいますが、社会システムに適用されると非常に危険です。
言い換えてしまうと多くの人が益を受けるから少数者は被害を受けても構わない、という全体主義的システムになりかねないからです。
銅山から流れる鉱毒のせいでそこらへんに住む人は甚大な被害を受けるけど、
国家全体から見れば利益が多大なので仕方ない、みたいな話に繋がってしまいますよね。
なのでデメリットに対してメリットが大きいから、だけだと間違いを産む可能性がありあまりよくないということになります。
では次に本題の、人を死なせることはこの社会において許可されていないのになぜ人を死なせる可能性のある車が許されるのかの話をします。
シンプルに言ってしまうと人を死なせることと人を死なせる可能性がある、というのは大きく違うから、という話なんですが
車増田氏としてはそれに対し可能性があることを認識してるのであれば未必の故意いえるのではないかと考えているんじゃないかなと思います
これに関してはマックスウィーバーが著書「職業としての政治」で述べた心情倫理と責任倫理という考えが役に立つと思います。
心情倫理とは結果がどうあれ正しいと思うことを行動することで
ドイツ観念論のカントの「定言命法」に近く、物事がうまくいったとしても動機が不純なものであれば善としない考えです。
一方、責任倫理とは動機がどうあれその行為が不幸の結果を及ぼすことを予見できるのであればそれを避けるための最善の努力をし、
その結果を負わなければいけないという考えです。
ウィーバーはこの2つの倫理を兼ね備えることが政治家としての不可欠な資質としましたが、技術者倫理としてもこの思想は適用できます。
技術者として製品を世に出す際、その製品が世間をよりよくするものを目指すべきでありかつ
その製品の持つ機能が直接的に危害を及ぼすことがない様に想定できうる限りの防止策を講じるべきである、という考えです。
多分ですが、日本の車メーカーに車を作る理由を問い合わせた際に「弊社の利益さえ上がればいいと思っています」なんていうところは
基本的にないと思うんですよ。
内心はどうであれ、車の製造が利用者の利便性/快適性をあげるという公益性を目的にしているということを言うのではないかと想定してます。
そして実際、機能の研究開発の期間もさることながらテスト期間も相当長く、真冬の北海道に持っていって
寒冷地テストしたり、砂地や泥を用意してそこに突っ込んでスリップテストしたりと
事故を起こさない、人命を守るためのテストをすごいしているんですよね。なので大体開発に5年程度かかります
そしてメーカーだけでなく行政も運転免許という適正審査や安全講習、
小学生児童に対しても交通安全講習会も行い、技術と社会規則の両輪から事故を未然に防ぐ努力をしているわけですね。
つまり、車の利用に関しての「直接的な結果」として人命への被害を避けるための「最善の努力」をしている、とも言えるのです。
そして皆が交通安全規則を守り安全運転をすれば突発的な災害等が起きない限り人命を損なう様な事故は起きないだろうというところまで
この「最善の努力」を「完全に避けなければいけない」としてしまったり「間接的な結果」も責任としてしまうと
言い換えると企業がリコール訴訟を受けた際、事故と直接的な因果関係がないことはもちろんのこと
「最善の努力」をしていたということとが必要になると言うことでもあります。
(アメリカでプリウスが訴訟になった際、そこら辺が焦点になったと聞いています)
つまり、メーカー及び行政がさまざまな手段で事故を防ぐための策を講じてる事実があるので
当初の
人命第一を謳うこの社会で便利だという理由で人が死ぬ原因となる車(装置)を許容するのはおかしい、という意見に対する回答としては
人命に対するリスク対策を社会コストとして払っており、そもそも人が死ぬことを許容はしていない、ということになります。
というわけでまとめます
1. 危険性を伴う製品に関し、メリットデメリットの観点だけだと公害を許容しかねないのでよろしくない
2. 建前とは言えメーカー・行政の両輪で理論上事故が起きない様にする施策を打っており人命軽視しているという認識は間違い
ということになります。
念のため付け加えますが、努力しているから問題を起こしていい、責任がない言うわけではなく、
その開発当時にしりえる知識、技術を元に最大限の努力をしたかが問われるため「最善」と表現されます。
言い換えれば公知の知識の対応を怠った場合などは懈怠責任をとわれます。
つまり今後、科学技術の発展に伴い、危険運転でもリカバーする技術が発明されたらそれも実装が必須になっていくと思います(昔はエアバックとかなかった)
どうでしょう?車増田氏のどこで線引きをしているのか、という問いに対して回答になりえたでしょうか?
あと、死刑の話を絡めて聞いていますが、その話は犯罪者の更生の話や社会から外れてしまった人格をどう扱うかという話なのに対し
車社会の話は公益性を持つが危険性を伴う科学技術とどう付き合って行くかと言う話で根本が違うため
その話を混ぜると複雑になりますし長くなるので省きました。
【独自】ウィシュマさん遺族 入管施設の当時の局長らを殺人容疑で刑事告訴へ「死んでも構わないと未必の故意あった」(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/0e6f5b43c2f68e576482eda4b2f1ad84bfbb0e05
一応、こちらのスタンスとしては、「ウィシュマさんは食べるのを拒否したので衰弱して死亡した。入管側が食べさせようとしても食べなかった。」という感じです。
その他のウィシュマさんが受けた仕打ちに関しても、現状の入管であれば仕方ないと思っています。
→当直職員が女性のみで力がなくベッドに戻せず、男性職員が来るまで戻せなかった
→医者が入管に来る頻度がかなり低かったため、医療行為を受けるまで時間がかかった。その後、栄養剤などを処方したがウィシュマさんは摂取を拒否した
id:tikani_nemuru_M 僕にも遺族の言う通りとしか思えない事例>「遺族側は「誰ひとりとして、適切な医療を提供する措置を講じなかった」とした上で、「ウィシュマさんが死んでも構わないという未必の故意があった」と訴えている」
そうだね。でもウィシュマさん自身が断固として飯食わなかったりしたら死ぬのも当たり前だよね
id:Fushihara ”これを許すと「痛い」と一言言えば病院に連れて行かざるを得ない状況になり日本の国益を損なう事になる”とかアホみたいな弁論はしないでくれよ・・・
ひと昔前は連れていったりできたけど、そこから不法滞在者が逃げるのが多発したからなくなったみたいなんだよね
id:rocoroco3310 不法滞在だから自業自得というコメントの嵐。100%無辜でなければ被害者として認めず、0.1%でも過失らしきものが見つかれば例え虐待して殺されたとしても悪くないということなのか。なんて貧しいんだろう。
犯罪犯した人が逮捕されるのは自業自得だと思いますか?私は思いますけどね。
「短期滞在の予定だったけど病気して2,3日伸びちゃったわー」という人と「短期滞在の予定だったけど数か月働いてて帰るの忘れちゃったわー」という人だとどちらが悪質でしょうか?ちなみにウィシュマさんは後者。
id:izure 局長がとか個人の資質ではなく、入国管理局自体が組織として人道に対する罪を行なっているという印象がある。
不法滞在者は犯罪者という視点が足りていませんね……あの手この手でそのまま日本に居座ろうとする本来払うべき税金も払わない犯罪者です。
id:hayakuzaka 具体的な死亡状況はこちら→ https://news.yahoo.co.jp/articles/6e4ae9363c39a1b7fe529d908de8304c97833aad?page=1 指宿弁護士が苦労人なのもわかる記事。
上の記事で「逃亡の恐れがない場合、収容する必要はない。」ってあるけど、9割くらい逃亡するからね。入管が把握しきれないくらい。夜逃げレベルでね。
餓死だけどウィシュマさんが食事を断固として採らなかったのが要因だよ。医者から栄養剤も処方されてたから。
id:kaputte 将来自分や兄弟、子供が国際結婚するかもしれない。そのとき、どうしようもない理由でオーバーステイしない保証はない。外国人に冷たく当たる人たち、身近な人に置き換えて考えてみなよ。こんな恐ろしいことないよ。
例えば米国だとオーバーステイするとビザの発行が困難になったり、最悪生涯入国禁止になったりするけど、それって外国人に冷たく当たってると思う?
ちなみにオーバーステイはだらだらしてようが病気してようが天候不順で飛行機飛ばなくても1日でも伸びたらオーバーステイだからね。おとなしく入管に出頭しようね。
id:golf4_2001 当然の訴訟。これが刑事罰を受けないのであれば日本の法治主義は崩壊したと言わざるを得ない。そしてYahooは皇族以外コメント欄閉鎖しないのかよ。
自分で食事採らずに餓死した人間に、食わないならどうしようもできなかった入管職員が刑事罰とな??
id:king-zessan 日本人がスリランカの入管で同様の目に会ったとしても、当事者の背景次第ではヤフコメは「自業自得」ムードになるんじゃないかと思う。スリランカじゃなくて韓国だったら様子も変わりそうだけど。
どの国へ移行がオーバーステイは「自業自得」です。己の計画性のなさと運の悪さを呪うといい。オーバーステイしたら速やかに出頭しよう。
不法滞在は不法滞在した国に入国できなくなるほどの重さだから実質その国での「死」を意味するよ。
あとは頑として食事を取らなかった人間に何ができるよ?ブドウ糖点滴しろとかもどっかに書いてあったけどウィシュマさんほどハンストに特化してる輩なら点滴針ごと抜くだろうよ。
基本的に日本は短期滞在だと90日しかいられないのに、90日以上滞在したルール違反者を野放しにできると思う?
まぁ1日2日くらいなら収容されたって「あーまぁちょっと病気したり度忘れしてたんやろ」で短時間で強制退去で済むだろうけど、
より長い期間、1年以上とかになってくると話が違ってくるじゃん。
いつから不法滞在か、どこで働いてたか、不法滞在者を受け入れるブローカーがいるか、芋づる式で不法滞在者が見つかるかとか洗い出す必要があるじゃない。
外国でもそうだけど、特に日本はひどくて昔は入管が甘かったからとっ捕まってもあの手この手で逃げて不法滞在継続とかざらだったのに。
だから今の入管の状況は今まで不法滞在してきた外国人の「身のサビ」だよ。
そんでもって外国ではまだ「日本は甘っちょろいから不法滞在ヨユーヨユー」って甘言に惑わされた奴が入管に入ってひどい目にあう。
元記事は証拠や語録収集に寄っていて落としている悪行がかなりあるので尻馬に乗って勝手に付足し。
https://note.com/osamu_iga/n/nd17e78fe4a1b
国内で市中感染が始まった2020年2~3月の行政検査数は僅か数件~30件程度/日で帰国者以外の検査は拒否されていたので患者や掛かり付け医の検査拒否への嘆きがSNSで多く見られた。
ところが検査抑制論者のフォロワーは「検査要求=医療崩壊を企む悪人」と扇動されており、これら患者や医者を探し出しては炎上させるという事が繰り返されていた。
今では「不必要な検査の不要論だった」との誤魔化しが流行しているがだったらこれは何だったのか釈明せよ。
4月に国が「検査が少なすぎて問題」との認識を示すと彼等はバツが悪くなり「検査派が医療者を襲いそう」などと医療者を盾にしだした。
孫正義が検査難民の増加に答えて無料PCRセンターを作ると発表すると大炎上。
「検査キャパが低かったので抑制すべしと言った。検査そのものやキャパ拡大には反対していない」との誤魔化ししてる抑制派が多いが、だったらなぜキャパ拡大策に反対して炎上させたのか。釈明しろ。
「医療外部のPCRセンターじゃなくて検査会社を買収して規模を拡大、規模の経済で単価を下げるメインストリーム路線の方が良いですよ」検査キャパ拡大に賛成だが孫案に反対ならこういう提言であれば筋が通っている。だがそんな提言をする抑制派は居なかった。
PCRキャパ問題が現状でも大問題となっている為に忘れられているが、中国での流行初期は同クラスタは「新型コロナはインフルより死者が少ない」「エピカーブを緩くする感染で集団免疫を」という甘い見通しを流布していた。それで例えばはてなでもSIモデルを活用した全員感染なんていう意見が席巻していた。
だがこんな愚策が成り立つエビデンスなんて最初から全く無かった。中国の各病院は最初からその症状や死亡率、経過などを英語で発表しており関心がある医師はそれを読んでいた。何故なら英語版wikipedia等からリンクされていたから。ネットインフルエンサだけが読まなかったのだ。
各国がロックダウンするとその根拠は消え、彼らは総括なくその意見を捨て去った。だが彼らの一部は医局向けの業界誌などにも執筆しており、鵜呑みにして病院のニュースレターにコロナはただの風邪と書いてしまった医者も居る。良い赤っ恥だ。
彼らがこのただの風邪集団免疫論を捨てる直前の20年3月末に「言論カフェ」という集まりがあり、そこで三浦瑠璃、東浩紀、小林よしのりのB級インフルエンサがこのネットインフルエンサの意見を鵜呑みにして議論をした。この後に小林はSPA!上でコロナ風邪論を発表。発行部数がまあまあある雑誌なので「老人の命の為に若者が犠牲に」という扇動は影響を与えた。
直後にあった都知事選に国民主権党が出馬、ノーマスクキャンペーンなどを展開して後の反ワクチン論へを繋がっていった。
だからコロナ風邪論も反ワクチンムーブメントも元の種を撒いたのは抑制論クラスタなのである。
入院時の全数検査は重要で、市中感染での致死率は1~3%程度だが病棟でクラスターが発生すると2割を超える。戸田中央病院の例では患者148人が感染して31人が死んだ。2割強である。
これについても彼らは事前確立が低い検査は害悪として防疫反対の立場を取った。
特に悪質なのがBuzzfeedで、女子医大が医学生への全数検査を決定すると記事にしてバッシングした。メディカルディレクターの岩永がこの決定を知ったのは学生からのタレコミであろう。同誌のデマを信じた学生の歪んだ正義感がタレコミさせたと思われる。検査料が高い事を除いては妥当な決定だ。この時バッシングした大学には謝罪しなくていいのだろうか?
buzzfeedは偽陽性を根拠とする検査抑制論が間違っていた事をやっと認識すると「99%でも99.99999%でも議論は同じ」と間違いを認めない方向に舵を切った。
これに山本一郎が統計分野の人間バカにしてるのか、との動画を出す。メンツの為に防疫妨害を継続しているのが見え見えであるので当たり前だ。
するとピタッとその意見は引っ込めてしまう。古くからネットやってたら山本の炎上惹起力や面白おかしくネタにする能力は誰でも知っている。
だが批判者は誤認識やデマの流布が致命的な状況を作っているので批判していたのであって、それより炎上インフルエンサの方か怖いとはどういう倫理観なのか。
防疫の為に広く検査隔離が必要だとの意見に「逼迫した治療の必要のない者を検査しても意味がない」と、医療検査の意義で答えるというごはん論法を延々と続けている。防疫妨害の未必の故意がある。
検査は社会的隔離の為に行うが、これを検査しても隔離しないのだから意味がないと言う。こっちの方はただの児戯でしかない。
だがこれを延々と1年以上続けている。結果、家庭内感染が大量発生してしまっている。
PCR検査料が2万円であるので広域検査をする場合に2万円に回数を掛ける計算をして国費の無駄だと言う。
これはゼロ年代経済論的な考えで、10年前にネオリベが流行ったのは給与所得者の経済観を敷延して世界を説明した為だ。需要が増えると参入が増えて競争とスケールメリットで単価が下がるという観点が無い。
実際はプライマーは国産なら@1000円程度でありPCR機も直ぐに償還する。機械が500万で粗利@1000であれば5000回で償還となる。あとは利益だ。薬価が@10とか@30円である理由が判らないのだ。
タカラバイオは宝酒造の子会社だが、日本語で初心者向けPCRの解説や技師向けマニュアルを公開、製品単価も表示するなどしていて重宝するサイトを公開している。故に抑制派は「タカラバイオのサイトに書いてありますよ」とよく言われるのだが、一向に見に行かない。自分の間違いを認める為に努力するなんて出来ないのだ。職業人失格の態度だ。
更にタカラバイオの系列会社が中国にあるのを見つけて「同社は中国企業」と言い出す抑制派も現れた。
その精神も愚劣だが、製薬業界の仕組みを知らないのだ。創薬と製薬は分離されるのが製薬業の流れで、最初から全部ライセンス生産とすることで海外でも展開出来るし、途上国民も新薬の恩恵に与れる。技術も移転される。ベンチャーのモデルナがワクチンを大量に生産できるのもこのせいだし、中国で初期の治療にアビガンが使用されたのもこのせい。技術移転のおかげで世界がパンデミックにも強くなれる。
このような業界構造を知らない人間がフォロワーを沢山持ちインフルエンサーとして振舞っているのである。
まだまだまだまだまだあるのだが疲れたので誰か続き書いて。
テレ朝の例の連中の話に付随して。
緊急搬送されるようなリスクのある行動は極力避けるべきかと思う。そういう意味で、テレ朝のあの連中は叩かれてしかるべきである。
しかし緊急搬送されたことそのものは叩いてはならないのではないか。世間がどういう状況であろうと、緊急搬送される判断に影響すべきではない。本来されるべき人が影響されることは避けるべきで、そういう言説は極力ネット上に載せないように、解像度の高いコメントをする努力を我々はしないといけない。でなくばメディアを笑えない。
これまで同様、タクシー替わりの使い方(酔って寝た(危険状態でない)、日焼けが痛い、子供が指先を切った、歩けるのに腰が痛いと呼ぶ、料理しててやけどした、等)はNO、これは「病床がひっ迫してるから」とかそういう話は関係ないはずである。
急性アルコール中毒で倒れているのであれば(大イビキをかいてギュッとつねっても反応がない、ゆすって呼びかけてもまったく反応がない、体温が下がり全身が冷たくなっている、倒れて口からあわをふいている、呼吸が異常に早くて浅いまたは時々しか息をしていない。https://www.ask.or.jp/article/535)、すぐに救急車を呼んだうえで元気になったらそいつをぶん殴るべきで、その場で「そう言う奴のために救急車呼ぶな」と言うべきではない。そういう意味で、その周りにいる連中がその場であーだこーだ文句を言って救助を阻害しようとする行為は、「そいつが死んでもいい」という未必の故意を含む行為であり、本人は正義を盾にしているつもりだろうが、実際は悪である。どうしても言いたいのなら、救急搬送されたことを確認し、そのうえで講釈を垂れたらよろしい。まず人命だ。
法律を学んだことのある人は「殺人」という言葉をあまり使いたがりません。
なぜならば「殺人」というのは「故意」である(対象者を殺すという意思のもとで行われる行為)という原則があり、過失致死と殺人は故意の有無でまったく違う犯罪だからです。
勿論未必の故意だとか一般的に想像しうる範囲での故意といった概念はあるので、全てを立証する必要があるとまではいかないのですが、それでも加害者の自供というのは故意の有無に関する立証では最初に検討すべき基本となるので無視することはできません。
加害者が「殺す気はなかった、とにかく車を止めるので必死でブレーキを踏み続けたのだ」と言う限りこれを無視することはできません。
客観的証拠からブレーキではなくアクセルを踏んでいたと明らかになっても本人の主観においてブレーキを踏んでいたという認識である限り、殺人の故意は基本的にないものと判断せざるを得ません
仮に殺人を問えるケースを考えるとするならば「彼奴らがムカついたので車をぶつけてやった」「誰でも良いからひき殺したかった」くらいの自供がある場合や客観的証拠として加害者と被害者の間に怨恨、遺恨などの関係性があり殺害することによる利点が明確な場合などに限られると思います。
選手は腕の皮ひきさかれて流血したり、肺破裂したり、骨折したりと重症者が大勢出て選手として再起不能になった人までいるのに
選手達を心配・同情する声はほぼ皆無で(はてブでスター集めた上位ブコメにも、トゥゲッターで支持集めて赤くなってるツイートにも、選手を心配する声は皆無)、
逆にほぼ「未必の故意」で事故原因を作った観客には「自殺しないか心配」「マフィアに殺されないか心配」「自分がやらかしたらと想像したら地獄だ」と心配・同情する声が多かったのに違和感だらけだった。
男女逆の同様な事件、「女性自転車競技でアホ男がレースも見ずに看板で進路妨害して大規模落車、
何十人もの女性選手たちが腕の皮が裂けてて流血したり、肺破裂したり、骨折したりと重症を追い、今回のレースでリタイヤどころか選手生命まで絶たれてしまった。アホ男は選手の手当も謝罪もせず現場から逃走。」
そんな事故が起きたら、今回と逆で女性選手達のほうに心配・同情する声が殺到して、原因客への怒りを爆発させるツイート・ブコメばかりになるのは容易に想像できる。
●トゥギャコメ
法律がおかしい?「若者グループ内の成人がお酒を購入→未成年に飲ませて急性アルコール中毒」でお店が罰せられそうになった話
https://togetter.com/li/1688150
aioi_au @aioi_au
14時間前
よくクレーマーが文句言うコンビニレジでの年齢確認もこれがあるからなのよね。 未成年者に提供するなよ、と機械的に規約をサインさせてれば、注意喚起したのに破った方が悪い、と飲ませた奴の責任にできる。 それはそれとして飲ませた奴は傷害罪や損害賠償請求含めて処罰するべきだと思うけどね。
悪役令嬢 @luvgymnastics99
13時間前
飲ませた成人にも罰則は必要として、 「グループの若者が来店してお酒を購入。 年齢確認をするとその内の一人が成人に達している事を確認 成人が代表でお酒を購入しました。」と書いてしまうと、 警察に「予見できたでしょ」とつっこまれちゃうのでは。 「成人が購入したので未成年を含むグループだとは認識していなかった」とかなんとかエクスキューズが必要だったのでは。
棘垢 @eU3oSlnSHuAO49c
13時間前
少しだけ警察を擁護するような形になるけど「年齢確認をするとその内の一人が成人に達している事を確認」の会話次第では法律的にアウトな可能性が出てくるので全くの言い掛かりと言い切るのはちょい違うと思う。未成年が酒入れたカゴ置いて年齢確認しようとしたら成人してる奴が代わりに身分証出してきたみたいな場合は「今から未成年含めて飲もうとしてることが判る」と言えなくもない。なので店側の対策として「未成年に提供しない」と言う文章を加えるのはありだけど、法律の趣旨からは外れる
Chariot @BLACK_RX_24
13時間前
未成年者飲酒禁止法の第1条4に『営業者ニシテ其ノ業態上酒類ヲ販売又ハ供与スル者ハ満二十年ニ至ラザル者ノ飲酒ノ防止ニ資スル為年齢ノ確認其ノ他ノ必要ナル措置ヲ講ズルモノトス』とあんのね。だから今回の場合「年齢確認をするとその内の一人が成人に達している事を確認」が逆に引っ掛かったのかもしれん。全員成人であることを確認するか、未成年に飲ませないと確認するか、「未成年が店内にいなかった」なら引っ掛からなかったかも。
SAKURA87@多摩丁督 @Sakura87_net
13時間前
しかし警察には本当に未成年が飲むと知らずに、購入者が確かに成人であることを確認して販売したのかが分からない以上は、取り調べは当然必要だしある程度拘束されるのは仕方ないのでは。それに、多分この件は店が一方的に疑われたというよりも飲ませたバカがしらばっくれたかなんかで話がややこしくなったんではと予想する。
タム @inthe7thheaven
13時間前
luvgymnastics99 まー確かに「それを未成年が飲むつもりで購入しようとしてるのが分かった時点で”成人が同行していようとお売りできません”とせよ」という法的解釈になるわけだから、そこを詰められて「代理購入なのは分かってたけど成人なので売りました」では筋が悪いよな。このままでは未成年飲酒になるなと気付いていながら販売したなら未必の故意になる。これは年齢確認ボタン画面でその責任をボタンを押した購入者に転嫁しきれないことなんじゃないかな。
山の手 @Yamano_te
うーん、確認がどのようになされたのかがポイントになるのかな。「未成年者はいますか?」「未成年者にはアルコールをお出しできません」など店側が言ったのか。例えば「俺成人してるんで。ビール6つ」みたいなやり方だったら、いや気づけよ止めろよ となりそうだしね。
ビンゴ @Tyatya_pudding
予見できるかどうかだが、 例えば大学サークルみたいな集団が「新歓コンパだ~!」とかいいながら 皆でカゴにガンガン酒積めてって会計の段になったら後ろからすっと先輩と思わしき人が20才の身分証明書だしてきたら「ああ、他の奴らは未成年なのね」と思わない方が不思議 状況確認は必要だろ
影山影司 @apto117
6時間前
欧米では複数人で買いに行った場合、全員の年齢を証明しないと絶対に売ってくれないのよね。日本もそのうち同じような感じになる。
BLACK @BlackBlack0013
1時間前
ではどのように法律をいじればいいだろうか。
Chariot @BLACK_RX_24
1時間前
この人のツイートではこの「成人」がどうなったか分からんので何とも言えないが。(途中の『成人が代表して購入してその成人が未成年者にお酒を与えたのです。その成人は罰せられる事はありません。あくまで販売した者が罰せられる法律です。』はこの人が刑事に聞いて勝手に思い込んでるだけの可能性が高い。)
C_CLPS @C_CLPS
1時間前
usoemon これ自分も含め勘違いしてる人多そうだけど、確かに読み直すとそうとしか読めないね。「これから飲み会しまーす」って雰囲気の未成年集団+成人1人に売ったなら店にも責任あるわ。
悪役令嬢 @luvgymnastics99
40分前
C_CLPS ツイート見て完全に「一緒にきていたグループの未成年も飲む気あるのわかったよね」と私は思ったので、この言い方じゃ警察もそう評価するだろうなーと思ったのでコメント欄の温度感がちょっと不思議でした。
千葉 @chiba_gnbrmn
11分前
インターネット騒動あるあるの一方だけの言い分案件でもありそう
●一方の、ブコメ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1688150
と う と う 、 こ こ ま で き た か
さ あ 、 君 も 体 感 し よ う ! ブ ク マ カ の 圧 倒 的 民 度 の 低 さ を
過労自殺というのは痛ましい話だ。
仕事で追い詰められ、もはやどこにもいけなくなってしまい、自ら死を選ぶ。こんな事起きてはならない。
だが、過労自殺という言葉には、売春をなんとなく小奇麗にした援助交際やパパ活というものとなにか同じものを感じる。
過労自殺、つまり、疲れすぎて自殺する、と言うやつなんだが疲れ過ぎたことの原因に全く触れようとしていない言葉だ。本当はもっと細かいはずだろう。物事の本質をこの四文字熟語は含んでいない気がする。なんと言うか事象をあっさーいレベルでしか表現していない。
要は「疲れすぎるかどうかは本人の問題」みたいなニュアンスがどこかにある。オレの被害妄想かもしれないんだが、「若いSEが過労自殺しました」とか言うと、周囲の反応は「なんでそんなになるまで頑張っちゃったのかな」とか「そんなになる前に逃げるべきだった」という感じになる。つまり、自殺した本人のせいにしている。本人の性格もさることながらここに雇用者や同僚(正確には監督する立場の人間)が全く出てこない。
だけど専門家は言う「そうじゃない」と。
過労自殺してしまうまで追い込まれてしまう人たちにはもはや「頑張ることをやめる」とか「この場から逃げる」などという選択肢はもはやない、と言っている。冷静に「オレは疲れすぎたから自殺します」などと考えていないと言っている。考えているかどうかすら怪しくなった人間に自制を求めることは間違いだ。
もっと強い力で強制しなくてはならない。これだけ過労自殺が起きているのに、それでも過労自殺が起きるまで仕事させているのは「未必の故意による殺人」何じゃないか。
過労自殺という言葉は今の日本社会にとってとても都合のいい言葉なのだろう。裏を返せば多くの企業で過労自殺させてしまうほどの激務が存在するということでもあるし、それを直視したくないということなのかもしれない。