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はてなキーワード: 掲示板とは

2011-07-12

http://d.hatena.ne.jp/boxingfan-law

掲示板から荒らしを閉めだしたら誰も書き込みに来なくなったので

古い知り合いに土下座外交

さびしいんだね。

2011-07-09

しばらく前の、『東京都青少年の健全な育成に関する条例』を改正する




自分が都会と田舎の中間のあたりの小学校引っ越してきたときのことだ。

田舎からやってきた自分は、小学4年生の同級生の対応に驚いた。

自分が話かけると、(特にクラスでよくしゃべる)同級生は、馬鹿にしたり、皆の笑い者にすることを、ユーモアとしてパフォーマンスしているのだ。

後々考えてみれば、(自分がかつて住んでいた土地ではまだ普及していなかった)インターネットの影響(特に若者の集まる掲示板等)が大きかったんだろうなあと推測できる。

インターネットではその手のノリ、また匿名性などから時には悪質な、そして良くないことにユーモアを織り込んだ中傷がなされることがあると思う。

しかし当の彼らは、それが万人には通用しないことを知らなかった。

彼らは、自分のやり方が通用しなければ、なぜなのかの分析をせず、変人扱いをしているかのように思えた。

だがそれは、私も同じかもしれない。私も彼らをそうやって批判している。

私は、彼らがそうしてしまうことは、仕方がないことだと思う。

良識が身についている人であれば、インターネットの書き込みについて、一つ一つ善悪を判断できるだろうが、そうでない人も居ると思う。

例えば、本当の親に、道徳マナーを正しく教えられることなく、自分が興味を持ったインターネット、また彼らが正しいと思っているかもしれない世間を映し出す(と彼らは信じている)インターネットを、親としてしまった場合である

彼らは何もかもインターネットから学ぶから、それが間違っているかもしれないことに気づかなくても無理は無い。



よって、ずいぶん前の条例改定の話だが、改定に反対の意見として、それぐらいの良識は皆持っている、というものがあった。

しかしその点では、反対する理由にはなりにくいのではないかと私は経験上思う。

確かに、他にどんな弊害などが考えられるだろうか、吟味していく必要はあると思う。

でも、万一対象の本を親としてしまった人(特に子供)が居たら―

過ちをせずして、正しいことには気づかないのではないかと思う。



今さら過ぎたか

2011-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20110706212936

韓国ネットニュースコメント欄掲示板で長年遊んできた人たちは知ってると思うんだけど

韓国場合さ、「韓流」が流行してるって誇らしく思いたいのは分かるんだけど、その後に必ずそれ材料日本disってくるんだよね~

からじゃなイカ

例の掲示板とある板に、ホームレスの婆ちゃんをナンパして抱こうっていうキチガイじみたスレがある。

俺は老婆趣味はないんだけど悪趣味からそのスレを一時期よく読んでた。

そのスレに常駐してる老婆フェチたち(東京都民が多い)がみんな知ってて一度はお手合わせ願ったことがあるというひとりの有名な老女がいた。

東京上野だか新宿だかにいるらしい、チェリーさんとかい愛称で呼ばれてる浮浪者の婆さんなんだが、

実はこいつは小人症で140センチあるかないかなんだそうだ。

彼女は老婆フェチの男にナンパされて売春するんだが、フェラはやるがマンコは絶対不可。指入れすら拒否する。

なぜかっていうと小人症で第二次性徴がないからマンコが子供のままで、

見てきた男達に言わせると「穴が見えないくらい小さくて、エンピツも入らないくらいの狭さ。小指だけでも痛がる」んだそうだ。

それでもローションをタップリ付けて羽交い締めにしてギリギリブチブチと押し込んだら激しく出血したがなんとかハメてやった、とか何とか、鬼畜レイプ武勇伝を語る男すらいた。

勿論彼女がやってること自体売春だし、ホームレスの婆がレイプで泣きついても警察保護してはくれないだろう。

からシーツに大きくシミができるほど流血しても、老婆は泣き寝入りするわけだ。

俺はそれを読んで、ロリコンとか実際のロリレイプ事件とかがいかに罪深いか想像して慄然としたよ。

だって140センチないくらいっていうと小4~小5だろ。その年齢なら初潮も来てる子と来てない子が半々くらいだろう。初潮が来ててもまだマンコは大人のようには成熟してないと思う。

それくらいの年端も行かない女の子レイプされる事件はたまにあるし、よく知らないけどジュニアアイドルってそういう年齢の子もモデルになるわけだ。たくさんの男の性の対象になってる。このチンコをメリメリブチブチとぶっ込んでやりたい・・・と、画面の向こうから激しく欲望されているわけだ。

恐ろしい。

罪深い。

語るのもはばかられるほど罪深いものなんだよ、ロリコンってやつは。

2011-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20110627232725

勉強会行ってみようかと思ってたがそんなきついのか

やめとこう・・・

掲示板コード眺めるだけでいいや、十分楽しい

BLと在日

注:加筆修正しました

最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネット同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。

なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。

いや、こんなにもアニメ漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイ二次創作に興味を持って腐女子腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。

そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。

というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。




倉科るり=金蓮花   在日のBL小説家

倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。

けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。

実はこの作家さんは、コバルト文庫金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネット検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。

さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルトノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島舞台仙人精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。

金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人外国人北朝鮮国内金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズ物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーロー新羅英雄金庚信である

ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本アメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。

金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。

彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校お祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。

そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説コバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティ価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議土下座までしたそうな。ましてやBLをや。

まぁ、BLを書くときと少女小説ラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbasso秋月こお榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。

ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。

ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山中国語では長白山)の守護仙人精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。




高城響、鷹匠早紀    在日の攻め

studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲーム乙女ゲームシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。

そのサイト大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会い恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである

『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。

しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。

ところで、この物語の攻めは、大阪出身関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的関西人という印象を受けた。

神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。




檜原まり子   日韓ハーフの受け

BL小説家檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台アジアオセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。

正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。

受けの母親日本人医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。

というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティ朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。

なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。




タカヒサ亨 渡来人カップル

『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台飛鳥時代日本で、有名どころでは葛城皇子中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。

主人公(受け)は、百済から渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである

職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。

日本舞台なのにあえて渡来人カップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。

もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。

ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。






コメント返し

ハテブやツイッター増田2ちゃんねるコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。


興味深い記事/勉強になった。/ほう。/おもしろい。

恐縮です。ありがとう

なんでこんな興味深い記事が増田なんかで書かれるんだ……いやまぁ理由は明確に推測できるんだけど。

自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田しました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから

金蓮花くらいしか思いつかなかった。/金蓮花さんは有名だよね。/ 金蓮花は私がコバルトを熟読してた時代の後の人で懐かしい。/金蓮花の作品なら子供の頃読んだことあるな。/金蓮花さんなつかしい

私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目していますラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。

違う文化がベースから、私から見たらよく分からないのかもねと当時は思ってた。アメリカ人日本とか中国に感じてるオリエントな感じってこういうのを言うのかなーと中学生の私には興味深かった。/舞台設定もそうだけど、登場人物たちの価値観や倫理観が自分の知っているものと異なる面もあって、それはそれで興味深かった。

確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教ベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。

「オレ、在日やん」。か。読んでみたい。/記事中の作品をどれも読んでみたい。

ネットで読める作品もるし書店図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。

日本では掛け算、欧米では×ではなく/(スラッシュ)なので割り算。

全然関係ないけど、最近アメリカスラッシュ翻訳されて日本書店の店頭に並び始めましたよね。日本語海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。

「「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」」あるあるwww

お仲間発見。やっぱり他にも同じ経験のある方がいるんですね。

この語り口、既視感が。/この特徴的な文体Twitterのどこかでみたような?

皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。

韓国人って恋愛もの入れ込むよね。日本人もだけど、なんかより情熱的っていうか

韓国人日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。

しかし、作者や登場人物が在日だろうとハーフだろうと、作品に影響なければ関係ないのでは?/BLを前にしたら作者が在日とかどうでもいいんだけど、気になる人もいるんだ

確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。

在日コリアンに限らずこういう風に創作の中に登場するマイノリティを振り返ってみるというのは興味深いよね。/こういう考察もあるのだねー。/いわゆる『キャラ属性』のフレーバー要素として、在日コリアン・その他を入れるか等。ただ、ふらっと使おうにも"実はよく知らない"事が多いのも、また事実。/彼も特にエスニシティ面で特筆されるような描写はないが、魅力的。

創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロアマアマラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています

黒い感情の行く先

しばしば黒い感情に苛まれることがある。

嫉妬だったり、不安だったり、あるいは色んな感情が複合しすぎていて何を悩んでいるかからない時もあるが、

とにかくそういった幸福ではない感情が渦巻いてる時、胸のあたりに重くつっかえるような感覚がする。

これをどう解消するか。

人に聞いてもらうというのは手っ取り早くかなり効率的な方法だと思う。

言語化することによって自然悩んでいる内容を整理して原因を再確認できるし、相手の反応も悩み解決の判断材料にできる。

共感してもらえたりアドバイスをしてもらえるだけで、ずいぶんすっきりするものだ。


しか愚痴を聞いてもらうという行為は、聞き手にこの黒い感情を分け持ってもらうことでもある。

こう思うのは、自分が聞き手の立場に回ったときそう感じるからだ。

相手の話に人事とはいえ少なからず心は痛めるし、コンディションによって受け流しきれない時もある。

最終的に、話し手がすこし気が楽になった分、今度は聞き手がすこし心を病む。黒い感情をもつ。まどか☆マギカ魔法少女システムの小規模版ぽい。

ツイッターでもTLに結構な頻度でネガティブツイートが現れるので、それらを目にしては自分の心が疲れるのを感じる。

こう思うこともあって、自分はなかなか人に気軽に愚痴を言ったりできないし、ツイッターでもネガティブツイートはしないことにしている。

からこそ、胸のあたりがもやもやっとしたとき、これをどうしたものかなと考える。

愚痴るより手っ取り早い解消方法で人様に迷惑をかけない方法はないものだろうか。こう書きながら、匿名での発散はひとつの手段かもしれないと思った。この日記しかり、某掲示板しかり。誰かに不快な思いはさせるかもしれないけど、そのことに大して自分責任を負わなきゃいけないというプレッシャーを持たなくていいから、それがいいかどうかは別として、まあそりゃあ気は楽だ。

この文章を打ちながらもとりたてて他にいい解消方法が考えつかなかったので、やっぱり、愚痴を聞いてくれる相手に感謝し、最後に聞いてくれてありがとうと伝えることが一番建設的かもしれない。

愚痴を聞かされて多少嫌な気持ちになっても、最後ありがとうと言ってもらえれば、まあいいかひとついいことをした、と思えるような気がするから

2011-06-25

大学生という生き物

厨房工房学生馬鹿にする風潮は未だ衰えないが大学生がその範疇から外れているのは何故だろう

成人になる境目にも当たるこの時期、自身が主人公とでも思い込んでいる勘違い野郎が多すぎだ

年下は厨房工房と呼び、年上は老害と呼ぶ

大学生なんてただの社会人準備期間だ

掲示板でもTwitterでもはてなでも粋がっているのは大抵大学生

「俺は好きじゃないか全然見ない」→「まあ・・・たまには見るけど・・・」

矛盾も多いお年頃

自分自身が表舞台に立てないものから、周りを中傷する

所詮社会人準備期間のクズ共だな

2011-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20110624072130

いや、まず身を守ること考えろよ。

どういうサイトでその事態になってるのかわからん

お前の身元につながる情報のあるサイトじゃないだろうな?

ネット掲示板に押しかけてるならまだいいぞ。

リアルに怖い人が来る可能性まで考えろ。

2011-06-20

ネトゲの機能

ネトゲを数ヶ月前にやめた。ただ、今はあれはあれである意味充実していたのかな、とも思っている。

コミュニケーションにはそれを媒介する話題や時間が必要。

自分にとってネトゲは、それを得る手段として優れていたらしい。

新しいコミュニケーションを開始しようとしても、それに向いた話題がまず見つからない。話題が見つかっても、それに合わせて人を集めることも難しい。さらにそこまで辿り着いても、その状態を長時間続けるのが困難だったりする。

具体的には「ゲームアニメの話をしよう」などといった話題があっても、それをネタに人を集めることが難しいし、集まった人を長時間維持することができない。

2chのような掲示板で、レベルの高い匿名かつ維持時間が短時間であれば可能だけど、特定の人とぶっちゃけた話ができる程度に仲を深めるためには、匿名レベルが一定以下の相手と長時間の付き合いがどうしても必要になる。

ネトゲであれば、ギルドに入って、PT狩りをしていればアッサリ達成できる。

大抵かなりの頻度でギルドで会話をして、狩りに行ってもそこで色々な雑談をする。

知っての通りネトゲの狩り(≒経験値稼ぎ)は、通常プレイヤーではまず終わることがない。狩りをネタに長時間の関係が作りやすく、その間にギルドメンバやPTメンバとの付き合いを深化させることができるわけだ。

自分はそのように形成された人間関係が好きだった。

その代替手段として、自分創作活動をしているので、それをネタに交友範囲を広げようと思ったことがある。

しかし、創作活動は個人プレイが殆どで、発表のサイクルも長いため、ネトゲのような長時間の緩い関係を作ることに、今のところ苦戦している。

2011-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20110619101534

うぅ~ん、他のスカイプ掲示板との違いが無いように思われる。

そもそも、スカイプ掲示板系って使っているひとって多いのかな?

フェイスブックのザッカーバーグに憧れて

フェイスブック映画を見て、なんかおれでもサイト作って一発あてれそうな気分になった。

でもやっぱそれは甘い考えでしたわ。。

とりあえず掲示板サイト作ろうと思って、html勉強から始めてperlCGIを作れるまでになった。

ここまで大体半年くらいかかった。うん、遅すぎおれセンスねえ。。

まあそんなこんなで公開したわけですが、人が全然こねえ。。

スカイプちゃんねるってやつのぱくりです。。スカイプ掲示板ソラピ。

http://sorapi.net/

スカイプ掲示板ってキーワード検索しても80位くらいだし、もうこれ駄目だな。

SEOってのを調べて色々やってみてもむしろ順位が下がる一方。。。

あーあー。

ていう愚痴です。すんません。はい。。

2011-06-17

5年くらいお世話になっていた掲示板が閉鎖になった。

最後管理人が私にお礼を言ってくれた。

その時ちょっとだけ涙がでた。

ちょっと感慨深いな。

2011-06-10

とある掲示板

めっちゃキレまくってたんだけど、

その原因を作った、としてことごとく相手が利用停止になっていく。

どうしよう。

煽り耐性ゼロのオレが悪いのに、

オレのせいで掲示板が過疎っていく

ビュフォンに捧ぐ

メラビアンの法則じゃないけど、基本的にどうとでもとれる文章から読み取れることっていうのは

その人の実際会った印象と、まったくあてにならない場合が多いんだよね。

まず君はメラビアンの法則をやや誤解しているし

あれは大変誤解してる人が多いので一度ちゃんと調べた方がいい。


ラビアン云々のたとえは間違いだから流すとしても

ある文章からその書き手のことを恣意的に悪意的に読み取るやり方、というのはもちろん存在する。

または、心の平衡を崩した人が、何読んでも自分内面世界の特徴的なフィルターで加工して

余人には到底共感しがたいメッセージを受け取るとかね。


そして、

君がそういう不公正な悪意や狂気の被害にあったのか

もしくは意識していなかった欠点を指摘されて認められずにいるだけなのかは

君が書いたものとそのブコメ群を見ないと第三者には全くわからない。

あれだけ否定しておいて最後に鑑定させるのかよ!

なんて感じ悪いやつなんだ!

っていういわゆるオチで、

意図は汲み取ってる

汲み取るが、一生懸命人格鑑定を否定しているその文章です人格鑑定が出来てしま

ということを示した

あなたは真面目な人なんですね!」

っていう自分のどうしようもない人物鑑定しか出てこない。

でしょう?


俺は結構ネット

とんでもない荒らしであるだとか

ものすごく嫌らしい煽り屋だみたいに言われる機会が多いんだけど

実は真面目な性格だと自認してるし、

そこを見ようとする人間には伝わるもんだと思ってる。


見る人が見れば、俺がもっと愉快犯仮面を被って掲示板荒らしている時です

「ア、これは真面目な人間の犯行だ」「ロマンチストだ」「気取り屋だ」なんて諸所のことが

見抜かれることはあるんだろう。

その気がありゃあね。

http://anond.hatelabo.jp/20110610072016

2011-06-02

インドネシアボカロアルバム製作インタビュー

 Vocaloidismに、インドネシアボカロコンピレーションアルバムを出そうとしているアーティストたちへのインタビュー記事が載っていた。

http://www.vocaloidism.com/2011/05/30/a-very-vocalo-id-interview/

 Google Trendsなどを見ても分かるように、インドネシアを含む東南アジアは実は初音ミクボカロへの関心が高い地域だ。

http://www.google.com/trends?q=vocaloid

http://www.google.com/trends?q=miku

 海外でのボカロ人気というとどうしても米国が目立ってしまうが、アジアでも着実にその根を広げつつある様子が窺える。という訳でこのインタビュー勝手翻訳してみた。

====以下勝手翻訳====

VOCALO.IDインタビュー

 ここ[Vocaloidism]でインドネシアVocaloidシーンについて話すことは普通はないんだけど(正直、話していたら変だけど)どうやらすぐに事情は変わりそうだ。[インドネシアでは]想像力に満ちた音楽心の持ち主たちが集まり、コラボアルバムVOCALO.IDの発売を6月1日に公表した

 このアルバム作成に携わったうちの何人かに、彼らのこと、及び彼らの作品について話を聞いた。さまざまな技術的問題があったにもかかわらず(おかげでYahoo Messengerを使ったインタビューについて価値ある知識を学べたけど)、そこにはたくさんの興味ある発言があった。以下にそれを載せるとしよう。

 Joe MelloVocaloidism主催者、以下JM]「きょうは(あるいは今夜かな)インタビューに応じてくれてありがとう。まず自己紹介と、それぞれが果たした役割について話してもらうところから始めようと思うんだけど」

 Crash Test[以下CT]「僕はcrash testだ。今回はアルバムパッケージとプレマスタリング担当で、あと製作グループREDSHiFTの作曲家もやっている」

 Saizen[以下Sai]「やあ、Saizenだよ。作詞家ボカロユーザーで、 VOCALO.IDにも参加している」

 PK「俺はpowerkidインドネシアボカロコンピレーションアルバムVocalo.ID宣伝担当だ。ボカロユーザーとしては初心者で、今回のイベントにも参加している」

 M2K「うう、おはよ~う…M2Kだ…主催者の一人で、要するにリーダーをやっている」

 JM「じゃあ君がアルバムアイデアを思いついたのかい?」

 M2K「いいや、私だけじゃない」

 JM「でも理論的には君が仕切っているんだろう」

 M2K「私は単にその立場に選ばれただけだよ(笑)…私たちはなにかするときはいつも全員で集まって議論している」

 JM「おっけー。ところでアルバム名のVocalo.ID(.idインドネシアの国ドメイン名はいくつかの候補の中から選ばれたそうだね。実に気の利いている名前だけど、誰が選んだんだい?」

 M2K「ああ、アルバム名はcrash(redshift)とluzzyが選んだんだ。Luzzyが私たちの掲示板に、www.Vocalo.idを新しい掲示板名称したらどうかって投稿したのさ…」

 JM「なるほどね」

 Sai「そ、crashとluzzy。この名前は本当にインドネシア発のVocaloidをよく表していると思うよ」

 M2K「その通り、ドメイン名から来ている…でもみんな…強烈なインパクトがあると言っている。という訳でたまたまアルバム名はluzzyとcrashが共同で(違う時と違う場所で)つけたことになった。私たちはいろいろな名前を挙げたんだけど…選んだのは一つだった」

 JMアルバムの中身についてだけど、REDSHiFTはダンスとポップの組み合わせが好きみたいだね。そう思っていいのかい、それとそうしたスタイルアルバムの特徴になると思っていいのかな」

 M2K「そう…だね」

 PK「そればかりでもない。別にどんなジャンルでもいい」

 JM「それじゃこれ以外のスタイルも期待していいのかい?」

 CT「そうとも」

 JM「他に秘密情報は」

 CT「いくつかのポップ=ロックコンピレーションの中にあるよ」

 M2K「それは素晴らしい、redshift…実に待ち遠しい…」

 Sai「曲名は?」

 JM「どんな情報でもありがたくいただくよ」

 M2K「(笑)さあ、言ってみようか」

 PK「以下は宣伝音声」

http://soundcloud.com/crashtestremixes/mom3_wip-mp3

 PK「曲名は『Month of Music』」

 CT(笑)

 M2K「それだ!」

 Sai「それはリミックスだね」

 CT「このアルバムの代表曲と言えるかな」

 M2K「REDSHiFTはカバー曲を選ぶのがうまいMoMはmeijuniが作ったインドネシアボカロヒット曲だ…。曲順にぴったりだと思うよ。で、最後に彼らは私にこのリミックスプロジェクトコラボしようと持ちかけてきた。そしていっしょにやることになった」

 JM「あと誰が参加しているんだい?」

 M2K「REDSHiFT以外にもいろいろなアーティストがこのアルバム(とイベント)に参加している」

 PK「すばらしい連中だとも」

 M2K「rito-sanとindrahebat、あとそれぞれ音楽スタイルを持っている大勢もいるな」

 CTpg2125を忘れないでくれよ」

 M2K「そう! 彼はこの計画に欠かせない一人だ」

 CT「彼は英語のvocarock製作者だよ」

 M2K「西洋ボカロランキング入りメンバーだ。PGはこのアルバムジャケットにもいくつか描いている」

 JM「よければもう少し個人的なことを聞かせてもらえないかな。音楽家として何に刺激を受けているのかい?」

 M2K「まずREDSHiFT。それからcrash、saizen、PK(笑)

 PK「個人的には音楽そのものに刺激を受けている。そしてボカロを使うことで音楽貢献したいと思っている」

 CT(笑)う~ん、僕は中学ときから音楽制作リミックスを始めていて、そしていつもヴォーカルが必要だなと思っていたんだ」

 Sai「僕にとっては友人かな」

 M2K「^0^」

 Sai「同じ趣味の友人が大勢いてね…(笑)

 M2K「おっけー。私にとって…音楽制作はそれまで決して楽しいもんじゃなかった――ミクを知るまでは。ミクは私のペースも、情熱も、音楽に対する方向性も変えた。思うに私はミクとの恋に落ちたんだと思う。(笑)愛の力ってやつだ」

 Sai(笑)

 JM「そりゃまた」

 Sai「すげえ(笑)

 CT(笑)

 PK「(爆笑)」

 M2K「何だ? おいおい」

 Sai「つまり…一番刺激を受けたのはミクってことか(笑)

 PK「俺にとってはルカだな」

 M2K「他のボカロが来るたびにdokidokiが止まらなくなっているんだけどな」

 JM「さて、重要なところは大体聞いたと思うけど、終わる前にファンに向かって、インドネシア人でも世界中のファンでも構わないけど、何か言いたいことはあるかな?」

 PK「う~ん…何を言うべきかマジに悩むな(笑)。言えるのは『楽しんで』だけか」

 M2K「そうだな(笑)REDSHiFTファン全員に楽しんでもらいたい。私からは…このアルバムで皆が幸せになってほしい

 CT「みんながこのボカロアルバムを楽しんでくれればいいな」

 M2K「彼の3ヶ国語使うボカロはい仕事をしているよ」

 CT「このアルバムに全力を投じているからね」

 M2K「そう、そしてこのアルバム世界中の皆にとって大きな一歩になってくれれば」

 PK「そう祈ろう」

 M2K「ボカロという枠組みの中でつながり、いつか協力できたら」

 JM「君たちのアルバムと将来に幸運があらんことを。改めてインタビューに応じてくれてありがとう

 Sai「こちらこそ、インタビューお疲れ様」

 M2K「ありがとうJoe、君に会えたのは光栄だ」

 Sai自分インタビューされるなんて考えたこともなかった」

 CTありがとうJoe

 VOCALO.IDの今後についてはフェイスブックアカウント参照

http://www.facebook.com/VOCALO.IDalbum

====勝手翻訳終了====

 なお、コメント欄にはアーティスト自身も書き込みをしており、他にもいくつかサンプルソングのurlを載せている。興味のある方はどうぞ。

http://www.mediafire.com/?wa3v5q61dh70e9b

http://www.speedyshare.com/files/28670530/Leakedfades-1.mp3

2011-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20110601122923

ねえ、心から他意なく言うんだけど

あなたそれと同じような書き込みを頻繁にしてる人だよね?

あなたは間違いなく統合失調のケがあると思うよ。

ずっと同じ悪い誰かや集団があなた監視したり悪口言ったりしてると感じてるでしょう。

から監視し返したり牽制したりしてるつもりでしょう。

あなたの状態ではあんまりこういう、idすら出ないような掲示板を見続けるのは良くない。

というかインターネット自体今のあなたには良くない。

ちゃんとお医者さんに行ったほうがいい。

本当に。

医者さんは必ずよくしてくれるから

治らないって言うのはデマとか迷信

同調圧力に弱い奴が多いから→ネットゴミまみれになる

ネット掲示板やらコメント欄やらに感情丸出しのコメントをたくさん残したり、

ニコニコ動画の糞動画に糞みたいなコメント投稿しまくったり、

Twitterでアホみたいなツイート馬鹿みたいに拡散しまくったり、

もうなんか最近ネットはこういう必死なやつのせいでゴミにまみれてる気がするわ。


んで、なんでこんな状態に陥ってるのか考えたんだけど、

結局、誰かが伝えたい何かを同調圧力でもって伝えようとした結果だと思うんだよね。

ネットだとコメントやらなんやらは可視化されるから、とにかく数で勝負しようってことになる。


じゃあなんで他の方法はなくこういう手段をとったかと考えると、

やっぱ日本人が他人評価の価値観に縛られやすい傾向にあるから、つまり同調圧力に弱い国民性を有しているから、だよね。

伝える側もその国民性顕在的ないし潜在的に理解しているから必死に同調圧力をかけようとすると思うんだ。


から日本人がこういう国民性を有している限り、ネットゴミにまみれる!

つまり今後一生日本ネットゴミまみれって事だ!


死ね!!

2011-05-31

貧血かもしれないと思って。

かに健康診断結果でいつも微妙貧血した

日テレビで「うつっぽい原因が貧血場合もある」と言っていたのを見て、自分もそうなのかもと思っているわけです

うつ、まで行かないけどやる気がなくて何にもしたくなくて仕事もしてないのに家のこともしたくない、何にも考えたくない、みたいになってきちゃって

1日15分くらいの筋トレも2か月続けたのに成果が一向に現れなくてホントやる気がしなくなっちゃって。

ダメ人間なのはわかっているつもりだったけどここまでどうしようもない人間なんて世の中にいるんだろーか

でも理由があるなら万事おっけーですよね。

そのテレビでもりくみが「貧血なら薬飲めば治るし」って言ってたのでマスチゲンS錠を飲み始めました

巨大掲示板貧血スレにも「貧血が治ったら人生が楽になる」って書いてあったし。

その日の午前中はテンション高くなっちゃって普段しやしないところまで掃除して

「やっぱり貧血だったのかな急に治るのかなモリクミばんざい」って思ってたんですけど午後になってペースダウン、

翌日は日中寝て過ごすというダウナーぶり。

あれから2週間たったんですけど、この1週間は昼寝してません。

あと昨日から筋トレできるようになって、いままでキツイって思ったのにその感情が薄れてきました

貧血なら病院池って言われると思うんですけど、病院も外れると行かなかったときよりダメージかいし何より行きたくないので市販薬飲んでますけど

もっと劇的に効果でそうな処方薬ほしい処方箋ないと買えないんですねえ

地元血液内科があるようなのですが、血液内科ってなに?何か気になったら行こうと思いました

でもマスチゲンを1日4~5錠飲んでるだけで便がまっくろになるので一応余剰鉄分があるのだなと思い

しかしたら一日で摂取できる鉄って限度があるのかもしれないので地道にマスチゲンのお世話になろうと思いました

本気でこのだるさと闘ってる人のブログを探してるんですけどいまいちみつからないですね。

2011-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20110528205236

若い女性アカウント???

陰湿根暗人間をフォローするかしないか

身内に自分のことを悪く書くのを息を吸うかのように出来ちゃう人をフォローするかしないかなんじゃないの?

掲示板のように、わざと悪く書く人や、悪く書いて恨まれ覚悟の人いるだろうけど

急募! オンラインで多人数じゃんけんする方法ある?

顔を合わせず、電話その他のリアルタイム通信もない

メール掲示板だけのやりとりで

公平に何かを決めたいとき

じゃんけんあみだくじのかわりになる方法ってある?

ものものしい話じゃなくて「誰がサッカーボール持ってくる?」みたいなレベルで使えるような方法

おしえてー

2011-05-26

国歌起立条例問題とアディダス失言問題におけるブコメの反応と

http://b.hatena.ne.jp/entry/hamusoku.com/archives/4854701.html

最大勢力だけ出力。

anpo-sumeragi うーん。個人的には「お客さんを馬鹿にするような事」をする店員のいる店には2度と行きたくないし、それを黙認するような会社もどうかと思うんだけど。私みたいのは少数派なんだろうか。

ryokusai中傷云々より自社製品を持つてないことを誇らしげにツイートしたのがばれた時点普通の神経なら会社にはゐられまいよ。 2011/05/25

自分の妻を「ビッチを具現化したような女」呼ばわりする店員が居る店なんて二度と行きたくないけど、可哀想って言ってる人はそう思わないのかな…そういう噂が広まると顧客減るし、店側としては妥当な対応と思われ。

rbtsro 接客業でこんなことしでかしたんだから、クビが重い対応とは思わないな。 2011/05/25

rebirthen 「処分が厳しすぎる」といってる人は「テラ豚丼騒動」のときのことを思い出してみよう。

K-Ono 「顧客」に対する損害を与えたのだからなー。まあ少なくとも顧客対応はさせれねえ。それに「イヤな店員」と接して次行きたいと思わんでしょ/やりすぎって思ってる人はリテールの接客業なめてんのかこら。 2011/05/26

jiki8man 身分を明らかにした上で顧客契約選手馬鹿にする社員を雇い続けるメリットなんてないでしょ。解雇が可哀想なんて思わんよ。 2011/05/26

wbbrz 契約選手や自社商品に敬意を払えない上に、それを公に発信してしまうような人間は、ブランド社員としては不適格。無関係な身内に被害が及んだり賠償責任が出たりしたら可哀想だが、ただの解雇なら妥当かと。

feita 身分明かしてお客さん馬鹿にする社員は置いておけないか・・・さすがに。 2011/05/25

temtex 他人に侮辱されてまで買い物したいとは思わんわな、フツー。


彼らの心情の中には当然ながら「組織に属した人間として不適切な振る舞いだ」というのがあるだろう。

しかしよっぽどの社畜でもない限りは「取引先がウザい。営業のアイツ脂汗で窒息してあのダミ声をもっとダミラせて死なねーかなー」のひとつぐらいは思うはずだ。

そしてこれはもちろん問題ない。「内心の自由」というやつだ。これも社畜でない限り納得していただけると思う。


さて、Twitter炎上事件に共通するものがある。それは「Twitterで内心を発露した」ということである。「バカの可視化」と言われる所以はここにあると言ってよい。

つまり、アクセシビリティの飛躍的な向上により、内心が可視化されるケースが増えたということである

もちろん、内心の自由を実際に表現してしまった以上、それは内心とは呼べない。ただ、その方法自体は匿名掲示板愚痴を吐くというルートと同じである

そしてたとえ匿名だろうと書き方によっては補導されるだろう。「殺す」とかね。つもりはなくても、書いたらダメってわけだ。

ネットはもはやグチをこぼすツールとしては成立し得ないのだ。公共性が高まり、そこにおいても私情を殺すことが優先される。プライベート存在しないというのはすべてがパブリックということだ。その意味を少し考えるべきである。もちろんそれはネットにおける活動が表現としての役割が強まっているとも言える。


少し話がそれるが卑近な話題としては、大阪府条例におそらくなるだろう国歌起立の問題がある。

ここでこれを支持する人間の主だった意見としては「公共性が高い、職務命令がすでにされている、職業選択の自由があるんだから嫌ならやめろ」というのがある(反日がどうだとか当たり前だとかいう多くのノイズは、残念ながら”意見”とは程遠い)

はじめに「公共性が高い」という意見について考える。式典が公共性が高い場である、という主張であり、ゆえに起立しないという私事で調和を乱す行為は許されないというのがおもだった筋だ。つまり「ご起立願います」という進行があるのだから、それに従わないのは許されない、ということである

(私は、この文言がないのであれば座っていても公共性は損なわれないとするスタンスだが、おおかたの式典ではそういったアナウンスがあるだろう)

職務命令がすでにされている、というものは割愛したい。

職業選択の自由があるんだから嫌ならやめろ、という意見もある。ただ、この主張は「従うのがあたりまえだろ」という奴隷意識に根ざしているものもいくつか見られているため、あまりいい気分はしなかったのがしょうじきなところだ。


さて、なぜこの二つを取り上げたかというと、組織に従属する人間の行動が、他人に与える影響についてはほぼ似通っているということだ。そしてそれはやはり論理とはかけはなれた、感情に起因するものである

私は企業の判断は判断として受け取るべきだと考えている。すなわち、プロセスはどうあれ、一旦はその命令を受けて、彼女は職を辞するべきであるしかしそれは当然ながら他人の溜飲を下げるためにするものではない。それを望む人間転び公妨などの類を否定するならただの無知と傲慢と油断だ。


このふたつの例における「クビは妥当」と「嫌ならやめろ」は同根である。もっと言ってしまえば、集団の構成員に思想信条の自由などは存在しないということである

もちろんそこには「集団に適格な資質」が内在している。つまり、内心に叛意を抱くことのない強固な愛国心、愛社心が求められているということだ。構成である以上トップダウンは絶対であり、構成員もそれに逆らってはならないのである。そしてあろうことかそれは「外圧」によってなされるということだ。

では、それは実現可能継続可能か?

もちろんNOだ。

これはゼロリスクと同じ(All or Nothing)の思考である信仰くさく言えば「処女性」である処女性は未経験に起因するのではない、その純潔さの信仰によって得られるのだ。一縷の穢れさえ許されない、ということだ。

からこそ彼らは集団にもその純潔さとしての整然を求めるし、調和の取れた動きとしてミリタリスムな行動を求めるのである


彼女は排外されたのだ。穢れたものとして。穢れた人間のいる店には通いたくないという外圧を前にして排外されたのだ。

彼女は何処へ行くのだろう。穢れた公務員は何処へ行くのだろう。

彼らにはNIMBYこそふさわしい。そう考える。あるいはNIMBYさえも相応しくない。そう考える。

奴らと同じ空気を吸いたくない。

こういう欲求が、ヒトを殺す。

そしてそれは、合法だ。

今日も見えないところで人が死ぬ。

それは信徒の意志だ。

人が死ぬたび、空気清澄に、社会が良くなる。心なしかごはんも美味しい

2011-05-21

人がパターン化すると脆弱性が生まれる

http://anond.hatelabo.jp/20110520195901

http://anond.hatelabo.jp/20110521154616

これを見て思い出したですが、数年前から主に2chで見かけるある荒らしが気になっているのでまとめてみました

1. 昔々、あるところに

マルチポストネチケット違反

マルチポストは悪」

と思ってやまない敏感な人たちと、掲示板荒らしたい人たちがいました

2. ある日、掲示板で質問やニュースのような話題が投稿されました

3. 掲示板荒らしたい人が質問やニュース勝手マルチポストしまくりました

4. マルチポストは悪という認識がある敏感な利用者が「マルチポストから無視しろ」と指摘したり、実際に無視、もしくは無視しない人間を叩いたりし質問や話題自体がうやむやにされネットログに流れていきました


さてここですでに荒らしの思う壺なのですが、ここまでの流れがよく起こるようになるとさらに荒れる方向に発展していきます



実は話題提供者の立場で何度か荒らされこの仕組みに気付きました

スレーや無視はやられた方が嫌な思いをするくらいなのでいいのですが、そのパターンを利用して荒れるようにもって行かれるとしばらくは掲示板が機能しなくなります


また、今よりも「原因はマルチポストした人間マルチポストは悪」という認識が住民に深まり、悪循環になります。もし認識が深まらなくても「「マルチポストは悪」と考えている人がいる」という前提で荒らすことができるようになるため、荒らしたい人は焦る必要がありません。




マルチポストに無反応だったり極端な拒絶をする人たちのように、荒らしコピペや「工作員」に反応する人たち、「工作員存在しない」と思ってる人たち、パターン化している人たちは知らない間に荒らしに利用されているのではないでしょうか。




追記


この増田の書き込みを見て「これだから2chダメなんだ。2chオワコン。時代はTwitterFacebook。」とブコメしようとした人は利用されやすい、反応しやすい人かもしれないので注意しましょう。

世界は私の形を変え、私は世界の形を変える。

キメこな問題についてのツイートのまとめを見た。

http://togetter.com/li/138228



いつか来ると予測されていた問題がついに表面化。

しかしこれは梅ラボ本人一人が気分的に凹むということ以外は実害がなくてよかった。

災難だったね、としか言いようがない。

そして※欄の予想通りすぎる人格攻撃っぷりは、見てて少し虚しくなった。



ふたばという「歪な形で維持し続けられる楽園」の脆さを住人自体がいまだに把握できてない。

そんな場所の住人であるということがアイデンティティと不可分レベルに融合してしまった多くの

としあき」たちにとってどうしたって不快であり、許しがたい行為だということは分かるが、

前提として招待制SNSでもなんでもなく「匿名掲示板」なんだから誰もがやってきてしまう、

ということはシステム上仕方ないのに彼らは「この中のルールを守ることで新参の訪問は最小限に抑えられる」

という幻想を持っている。まるで「9条さえ守っていれば戦争は起こらない」と信じる9条信者のようだ。

「外」の人間はそのルールを知らないし、意に介することさえないかもしれないのに。

今回の件は若干違うか。例えが悪い上に無駄ツッコミどころになったかもしれない。どう違うかは後述する。



ふたばはある意味、かつてのアンダーグラウンド掲示板文化の匂いを残したまま現在まで存続しているという

ちょっと珍しいサイトだが、哀しいかなシステム上でなんらかの方策を講じているわけではなWeb上に

置かれたものは大概がフラットに消費される可能性を抱えている。それを作った人間の快・不快という感情的

問題とは別個に。アンダーグラウンド、という領域が存在し得たのはGoogle以前でしかないだろう。

検索エンジンが未発達な時期には確かに「見つかりにくい領域」はあった。もう、昔の話だ。



ふたばが2chと違ってちょっと面倒なのは、「としあき」という名に仮託された奇妙な選民意識の

存在がある。だが、梅ラボ自身もブログで「2年ROMってた」ということを表明している。

ふたば文化についても一定の理解はしていたのだろう。

古参住人にとってはその理解はまったく足りないものに映ったのだろうとしても)

だが、作品として組み込みたくなってしまった。

不定形匿名人格の一部」である自分立ち位置と自らの「表現欲求」やどうにも抑えようのない「作家性」

(「人のもんの貼りあわせだけで何が作家だ」とかい意見もあるだろうがそこはひとまずおいといて)

の間で引き裂かれ、今回の件で梅ラボは苦しんでいる。かつて同人誌カオス*ラウンジファンブック」にて

仲山ひふみに「著作権問題が発生したらどうなるのか」という問題提起があったので、冒頭の一言

あるわけなんだが、感情的な「許す」「許さない」の問題はもうどうしようもないんだろうと思う。

少なく見積もっても1000の意見が表明された。それが1000人なのか一人なのかということも実際のところ

からない。まあTogetter見てる分には流石に一人ではないだろうということは分かるが、ふたばスレでの

「文句言ってる人間の総数」なんて簡単にはわからない。

そして多くの人間がいればその構成員の「許容の基準」だってバラバラだろう。もうこれは仕方がない。

だが、「絶対許さない」とか言ってる人間だって別になにかできるわけではないのだ。

それに、時間が経てば忘れられる。「絶対許さない」とか言ってる人間だってずっとこの件だけを

考えつづけることはできないだろう。出来るような人はちょっと常人離れしたなにかである

それはそれである意味すごい。もしかした現人神「絶対許早苗」かもしれないwww

うむ、早苗さんに許してもらえないのは東方である梅ラボにはキツいなー。



冗談はさておき。



結局のとこ諸行無常、ってね。不変なものってのはなくて物事は相互に影響しあう。

水の上に油をたらす。油の粒は水の力によってその形を変える。しかし逆に見れば

油が垂れてきたことで水全体の形も変わったと言える。ネット上の出来事も基本的には

大して変わらない。ちょっと私見になってしまうが「キメこな」はともかく海外での

「Moetron」の成長において梅ラボの作品の特徴が全く影響がなかった、というのは

ちょっと考えにくいのだ。多くの作品で「いくつかの別のキャラの顔のパーツをひとつ

であるかのように構成した構造が見られる。梅ラボの作品はTumblrなどを通して

かなりの拡散をしており、カオスラウンジはよくも悪くもそれなりに一部で目立つ存在

なっていた。それに刺激された4Chanの人間が「Moetron」と梅ラボ作品に共通するエッセンス

感じ取ったということはありうると思う。もっとも、根拠がないので妄想ととらえてくれて

一向に構わないが。



文化という言葉がこの件で多く出てきた。自身のコミュニティ文化に誇りを持ち、

それを保護する姿勢わからんはないが、そんなに過剰に護らないと壊れてしまうほど

脆弱文化なのか?ふたばは、二次裏とは。そうではないのではないだろうか。



文化の担い手だと自覚するならば時々現れるこういった異端者を

「見ろ また奇妙なやつが出てきたぞ」

くらいの気持ちで興味をもって動向を捉えていればいいのではないだろうか。



キメこなは生まれてさほどの時間が経っておらず、成長途中のキャラである

からこれもまた、成長の一過程だと捉えることはできないだろうか。




なんのまとまりもないが、思いつくまま書いてみた。

異論は大いに認めたい。むしろ読みたい。

2011-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20110520124158

リアル掲示板はスペースが有限で通りすがりしか見れないので不便。

ネット掲示板はスペースがほぼ無限はるかに多くの人に公開できる。

ついでにいろいろな便利機能も付けちゃおう。

…でも、いろいろな機能が付いた「掲示板」はやっぱり掲示板だと思うよ。

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