「司会者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 司会者とは

2022-11-01

anond:20221031193429

最初自分が選んだカードの当たり確率は1/3

司会者の選んだ2枚に当たりがある確率は2/3、そこから外れカードを1枚開けて1/2に

自分が選んだカードは1/3の時の1枚、司会者の手元に残ったカードは1/2で当たるカード

で合ってる?

anond:20221031193429

記事を読んで思うに

場合によっては司会者がBのドアを「ハズレでした」と開けてしま場合もある

この「場合」がハギーワギー君にだけ発生して山形氏には発生しない

まり、正解を知っている人間山形氏のドアを選択的に開けない判断をしているから、山形氏とハギーワギー君の確率が変わる

2022-10-31

"ぼくは「モンティホール問題」がよくわからない。" へのアンサー

こんにちは確率論が大好きなJKです。

モンティホール問題」についての山形先生ブログ記事

https://cruel.hatenablog.com/entry/2022/10/30/214634

面白かったので、アンサー増田を書きたいと思います

ブコメでは、上記記事中における確率議論不正確なことを揶揄するコメントも多数見られますが、個人的には、こういう一見逆説的な問題設定を作り、それを上手に言語化されているのがとっても素晴らしいなと思いました。一般に、良い問題を作るには優れたセンス必要で、それと比べれば、(私を含め) 単に問題が解ける人なんてのは大したことないのです。


以下では、該当箇所を引用しながら回答を書いていくので、先に上記記事を読んでいただければ幸いです。

また、表記の都合上、以下ではプレイヤーの「ぼく」を「Y先生」、「ハギーワギーくん」を「HW君」と書きます

★ HW君は選択を変えるべきか

(引用)

理屈はまったく同じだ。あなたは当然、ハギーワギーくんにも選択を変えろと助言する。つまり、BのドアよりもAのドアのほうが確率が高いぞ、と言うわけだ。それは……ぼくが最初に選んでいたやつだ。

結論から言うと、このときHW君は選択を変えるべきではありません

Y先生最初にAのドアを選んでいて、司会者BとCのドアのうちCはハズレだと明かしました。

ここで重要なのはY先生が事前にAのドアを選んでいたという事実ではなく司会者必ずBとCのどちらかのドアしか開かない (Aを開くことはない) ということです。

    であり、これらは同時に起こらない (排反事象である) ので、

      • B または C が当たりの確率 = 2/3

      となります。したがって、

        • 司会者が B と C のうちハズレのドアをあけてくれるので、それらのうち残った方のドアを選ぶ」という戦略をとれば、「もともと B または C が当たりのときに当たりとなります 。よって、これは当たる確率が 2/3 ですね。

        • 一方で、「司会者が B と C のうちハズレのドアをあけてくれたが、断固としてAのドアを選び続ける」という戦略をとれば、「もともと A が当たりのときに当たりとなります。よって、当たる確率が 1/3 です。

        ということで、司会者は必ずBとCのどちらかしか開けない」という制約のおかげで、Aを選び続けるよりも、選択を変えたほうがお得になるという寸法です。


        司会者はHW君がどのドアを選んだかとは関係なく「BかCのどちらかのドア」を開けます。一方、なぜBかCのドアしか開けないのかというと、これはY先生最初に選んだドアがAだからということです。ここに、Y先生とHW君の非対称性があるわけですね。

        ただし、Y先生とHW君との違いはこの点だけであって、仮にCのドアがハズレだと明かされたとすると、Y先生もHW君もBのドアを選んだほうがお得であることに違いはありません。

        ★ なぜY先生が選ばなかったカードにだけ影響が出るのか

        (引用)

        でも……この説明だとハズレドアを一枚あけるという行為、あるいはそれがもたらす情報は、ぼくの選ばなかったカードにだけ影響するようだ。なぜ?

        上記説明で納得いただけた方には、この点は簡単かと思います。上の繰り返しになりますが、「司会者は、(Y先生が選ばなかった) BとCのドアしか開けない」ということが本質であるためです。

        問題の言い方を変えただけで話が変わるの?

        (引用)

        「選んだカードを変えますか?」という問題ではなく「最初選択をご破算にして、どっちか選びなおしてください」という問題設定にしよう。そうなったら、どっちかのドアの後ろに賞品があって、それは等確率から、どっちを選んでも確率は1/2だ。それが、最初にぼくが選んだドアか、そうでないか、というのはまったく問題にならない。そうだよね? (上にあげたWikipediaページにもそう書いてある)。

        残念ながらこの主張は誤りで、問題の言い方を変えただけでは話は変わりません。これも上記の HW 君と一緒ですよね。最初に何を選択していたとかは関係なく、「司会者がBかCのドアのうちハズレのものを開ける」という事実 (Aのドアは開けないという事実) さえ確かであれば、 BとCのうち残ったほうを選べばお得なのは変わりません。

        Wikipedia英語記事ざっと一通り見ましたが、該当箇所は見つからず……

        ★ 選ぶという「想い」で世界は変わるの?

        (引用)

        どうもこの一連の話では、ぼくが最初に「Aの扉を選んだ」というのがずいぶんご大層な意味合いを持ってしまうようだ。でも、「選ぶ」と言ったって何かを変えたわけじゃない。「こっちかなー」と思っただけだ。

        Y先生がAのドアを選んだことを「司会者に伝えた」というのが何より重要ポイントです。この行動によって、司会者は (Aを除外して) 必ずBかCのどちらかしか開けないという状況に立たされるわけです。

        残念ながら、「想う」だけでは世界は変えられず、ちゃん言葉にして伝えなきゃいけないんですね。

        モンティホール問題

        https://cruel.hatenablog.com/entry/2022/10/30/214634

        多分この記事で引っかけたいのは

        ABCつの扉がある

        ① ボクがAを選んで、司会者がCを開ければ、Bの「確率」が2/3になる

        ② ハギーワギーがBを選んで、司会者がCを開ければ、Aの「確率」が2/3になる

        AとBがそれぞれ2/3になっちゃった

        あれれー、おーかしーぞー

        という誘導だろう

        これは「確率」の話であるから

        ①が成立する世界は、ボク視点司会者との閉じた世界

        ②が成立する世界は、ハギーワギー視点司会者との閉じた世界

        独立していてそれらは矛盾しない

        ①と②は別の話だから

        全くもって正しい

        ABCつの扉がある

        ① ボクがAを選んで、司会者がCを開ければ、Bの「確率」が2/3になる

        ② ①の後に、ハギーワギーが選ぶ場合、Bの「確率」は1/2になる

        Bの確率分布が変わっちゃったー

        あれれー、おーかしーぞー

        なんて言わないよな

        物理世界の扉Bには変化がないのに「確率分布」が変わってる、すわ大事件だ、とか思わない

        だって、ハギーワギーは二つのから選択してるのだから

        確率計算する条件が異なれば、確率は変わる

        当たり前の事を「選ぶという「想い」で世界は変わるの?」とか言って認識をずらしてる

        これに「そうだそうだ」と首肯する人は、本当にヤバいから気を付けた方が良い

        2022-10-15

        議論を促すプラットフォーム」作るわ

        anond:20221011190030

        anond:20221012181429

        を書いた増田です

        返信

        リアクション感謝

        トラバはだいたい返信したはずなのでブコメに返信

        sds-page 一意性が担保されてればリアルと結び付ける本人証明不要かな。匿名性も実現できるし。ガス代も登録時に100回くらい発言できるだけ配布すればあとは自身発言NFTを売って稼ぐとかでもいい

        少し考えてみた感じ、そのプラットフォーム自体に本人証明が無くても、発言した本人が任意で他のプラットフォームと紐づけて「誰がそれを言ったか議論においては当面重要な要素だと俺は思ってる)」が分かるようになれば俺としてはオッケーな気もするので、ちょっと検討してみるよ

        いや、「誰が」を未来に残すって意味ではオッケーでもないか

        まあとにかく検討はする

        発言NFTで稼ぐっていうのも最初は「ん?」ってなったんだけど、やりようによっては書籍とかでクローズドに主張を展開して稼がれるよりよっぽど健全かもしれないし、人も集まるかもな

        正直個人的にはNFTまわりと元記事要件絡めると(本人証明無いとしても)実現可能性が全く見えなくてすげえハードル上がるんだけど、要件絶対じゃないし、面白そうだしやるよ

        cinefuk 議論と言いつつチーム戦でワーワーやって、荒らし行為恫喝脅迫も出て「皆が立ち去ったあと最後まで立っていたもの勝利者」みたいなBBSが大多数。議論には公平な調停者・司会者必要で、そのモデル裁判所では

        個人的にはプラットフォームの作り方・在り方次第かなと思うので、細っちょろい腕の見せどころ

        法曹とかの専門家じゃないので間違ってたら本当に申し訳ないしボロクソに指摘して欲しいんだけど、裁判所議論の場として参考になるところとならないところがあって、一概にモデルにはできない

        • 公平であろうとするところ
        • 判例裁判例)を残して後に活かすところ

        なんかは参考になる

        • 法を超えた議論ができないところ
        • 構造的に真に公平になりえないところ

        なんかは参考にならない

        一応補足しとくと、裁判所を悪く言ってるわけじゃないし、参考にならないところも「じゃあどうしよう」って考える材料にする

        公平な調停者・司会者を獲得するには、まず「公平な調停者・司会者とは?」の議論ちゃんとするところから始めなきゃいけないと思う

        それは議論の場を作った次のフェーズの話になるので、現状のフェーズでは個人的には不要

        もちろん現状で実現可能なできる限りの公平を意識はするけどね

        そもそもモデルって言葉自体がすげえ多義的から、俺の解釈違いで「参考にできるところだけ参考にすればいいんだよ」っていう話なら承知した

        俺頑張る、けどみんなにも作って欲しい

        俺みたいな色んな方面素人な奴が一人で作るより、色んな人がそれぞれの立場で各々の考える「みんなに議論を促す場」を作って欲しいと思ってずっと増田に書いてる

        なんでそんな議論させたいの?みたいな話は↑の元記事の方に書いてるので読んで欲しい

        そんでツッコミどころあったら教えて欲しい

        ちなみに俺の場合実現可能性の調査からなので、年単位時間かると思う

        よろしく

        2022-10-11

        オモコロヨッピーひろゆき信者だった

        さっきYoutubeでabemaの沖縄基地問題を討論する番組をみてた。

        ひろゆきVS基地反対派の論客3人で基地問題議論する、みたいな番組

        上記4人にプラス司会者第三者的ポジコメンテーターとしてヨッピー若い女性とサヨクっぽい若者がいる、そんな構成

        番組の中身はひろゆきがひたすら詭弁を弄するだけ、一方の反対派論客3人はそんな中二論客ひろゆきすらまともに制せない話下手、グダグダと話が堂々巡りして時間切れ、っていうくだらないものだったのでどうでもいいんだけど。

        ショックだったのはヨッピーがずっとひろゆき擁護してたんだよね。

        序盤で、最初ひろゆきが言い分をかたる、次に反対派論客が言い分をかたる、その次に第三者ポジコメンテーター感想をいうって流れで、

        若い女性はひろゆき理屈と反対派の感情、どっちも汲み取るわりと中立的コメントをしてたんだけど、

        その次に語り出したヨッピーがひたすらにひろゆき擁護し始めるの。

        ひろゆきさんは本当はこういう風に考えててああいうことをしたんだと思うんですよ」

        とか、ひろゆき本人を目の前にイマジナリーひろゆきを語りながら擁護してて、さすがにひいた。

        イマジナリーひろゆきの大便ができるほど、ひろゆきのこと理解してるってどれだけ好きなのよ。

        まさかこんなところで幻滅するとは思わなかった。

        オモシロ記事だけ読んでいたかったよ。

        2022-09-30

        (その3)PCメーカー9社集結!企画会議!「こんなPC作ってくださ https://anond.hatelabo.jp/20220929235802

        (その3)こういう企画について

        そういうえば平日19:00から始まったんですよね、残業おつであります

        メーカー同士がバトったり険悪ムードになったら面白いのにとか期待しましたが、司会者全権の無難な進行だったのですごく平和だったです。

        淡々としすぎて会議みたいだったので次回はもっとヒートアップしてほしいです。

        ちょっと改善があったらなと感じたことは2点。

        ・音声

        マイクや収録環境の違いが如実に出ているので、できればリハーサルもして下限をさだめてほしい。数ヶ月前とかだとエアコンの音も入っていたであろうし、そんな音拾うと地獄

        動画

        もし予め動画での紹介があることが判明してるのなら、司会者側が動画流してあげればと

        2022-09-02

        お客様は神様です」について

        三波春夫オフィシャルサイト

        お客様は神様です」について

        https://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html

        三波春夫」といえば、『お客様は神様です』というフレーズがすぐに思い浮かぶ方が少なくないようです。印象強くご記憶いただいていることを有難く存じます

         ですが、このフレーズ真意とは違う意味に捉えられたり使われたりしていることが多くございますので、ここにちょっとお伝えさせて頂きます

         

         三波本人が生前インタビューなどでこのフレーズ意味を尋ねられたとき、こう答えておりました。

         『歌う時に私は、あたか神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですからお客様神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様絶対者、神様なのです』

         歌手として歌を歌う、「セリフ入り歌謡曲」や「長編歌謡浪曲」で歴史上の人物物語を歌い語る、その折の三波春夫の心構えを表現した言葉であり、お客様に歓んでいただくことを歌手人生第一義として追及して生きた、三波春夫らしい心情を表したものでした。

         また、三波春夫舞台お客様が楽しみにお越しになり、三波も一所懸命舞台をつとめるといった、楽しさや高揚感がいっぱいの、歓び合う場での思いを表したものでした。

         そしてその始めは、「お客様は神様です」という型にはまった言い方ではありませんでした。いきさつについての本人の著述最後にご紹介いたしますが、“お客様神様とみる”という心構えであることを舞台の上で話したことが始まりで、それは芸能生活としては22年目、歌手デビューから数えると4年目の1961(昭和36)年のことでした。

         その後、漫才トリオレツゴー三匹さんが「三波春夫でございますお客様は神様です」という表現流行させて、「お客様は神様です」という言い方が世の中に定着したというのが経緯です。

         三波にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。また、「お客様は神だから徹底的に大事にして媚びなさい。何をされようが我慢して尽くしなさい」などと発想、発言したことはまったくありません。

         しかし、このフレーズ真意と離れて使われる時には、「お客様」は商店飲食店乗り物のお客さん、営業先のクライアントなどになり、「お客様イコール神」となります

         例えば買い物客が「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様神様でしょ?」という風になり、クレームをつけるときなどには恰好の言い分となってしまっているようです。店員さん側は「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?」と嘆かれています

         また、クレーマーカスタマーハラスメント問題を取り上げている番組などでは「“お客様は神様です”というのがありますからね」と、真意を紹介することなく引き合いに出されることもあります

         このようなフレーズへの誤解は三波春夫生前から有りましたが、言葉文章などでの短い説明ではこと足りないと思うのは、生前三波春夫も、現在の私もです。説明となるものを挙げるとしましたら、三波春夫ライブをご覧いただいて心意気を感じ取っていただくことだったのかもしれません。

         “雑念を払って澄み切った心で歌う”というような心構えに至ったのには、三波春夫のそれまでの人生経験が土台としてありました。

         16歳で初舞台を踏んだ浪曲世界は、芸がまずければ「下手くそ! 聴いてられないぞ!」と、お客様舞台に上がって来てサッサと幕を引いてしまわれるような、目や耳の肥えたお客様ばかりでした。幸いに途中で「やめろ!」と言われたことはなかったそうですが、舞台に立つ時は常にお客様との真剣勝負でした。

         20歳では応召して陸軍に入隊することとなり、戦場を駆け巡り、終戦後はシベリア捕虜となり、4年間の抑留生活を送りました。

         抑留中、絶望の中にある仲間を励ますために、また自分自身希望を持って生きるためにも時間を見つけては一所懸命浪曲を語って聞かせ、皆で演劇も創りました。藝で、いかに人に喜んでいただけるかを徹底的に追及し始めたのは、このときからでした。

         戦後浪曲世界に戻り、33歳で歌謡界に転向して歌手となったのですが、プロとして藝を向上させるには自分自身の心を磨き、鍛えてゆかなければならないと思い、“求道者”と言われるほど真面目に生きました。男性歌手初の和服歌手であり、歌手座長の芝居と歌謡ショーの大劇場の1ヶ月公演の一番手であったことを始め、前例が無いなどということは恐れずに、「常に新しい藝を、新しい作品を」をモットーにしておりました。

         永六輔さんは三波春夫のことを「歌う学者」と呼んでくださいましたが、酒タバコは嗜まず、空き時間は本を読み、作詞エッセイ歴史本を書くために原稿用紙に向かっている人でした。

         笑顔トレードマークのようでしたが、いつも人に笑顔を向けられる自分であるようにと、心がけていました。日常、腹の立つこともありますし、不愉快な思いもしますが、そのまま仕事に入ってしまっては良い舞台はつとめられません。ですから、心の持ち方のスイッチをいつでも切り替えて笑顔が出来るように、と努力していました。

         これらは、若い時に先輩から普段暮らし方が舞台に出るんだよ」と教えられたことを心におき、より良い舞台をつとめられるように、お客様に歓んでいただける歌手であるために、の切磋琢磨でした。

         

         三波春夫が藝一筋に生きた姿勢は、DVDなどでお目にかける舞台などに表れているかと存じます。ご興味がおありになりましたら、どうぞご高覧くださいませ。

         最後に、三波春夫自身が「お客様は神様です」について著述している文章をご紹介させていただきます

                               

        株式会社三波クリエイツ 代表取締役 三波美夕紀

         

        三波春夫著『歌藝の天地』

        1984年初刊 2001年文庫化 いずれもPHP研究所)より

           

        お客様は神様です」の発端

         お客様は神様です」という言葉流行ったのには、びっくりした。よく、この言葉真意はどこにあるのかと聞かれるが、私も、その答えに困ることがある。テレビなどで、短い時間で喋るには、うまく説明が付かない。

         皆さんのほうでは、面白がって、「お客様は仏様」だの「うちのカミサンは神様です」とか、「選挙民は神様じゃ」などといった言葉になって広まっていった。いやはやどうにも賑やかなこと。

        そのあげくに、「こんなふうに言われるのは、どう思います?」とくる。

         しかし、振り返って思うのは、人間尊重の心が薄れたこと、そうした背景があったからこそ、この言葉流行ったのではないだろうか?

         私が舞台に立つとき敬虔な心で神に手を合わせたときと同様に、心を昇華しなければ真実の藝は出来ない―――と私は思っている。つまり、私がただ単に歌を唄うだけの歌手だったらならば、きっとこんな言葉は生まれなかったと思うのです。浪花節という語り物世界を経てきたからではないだろうか。

         つまり浪花節台詞の部分は「瞬時のうちに一人で何人もの登場人物を的確に表現」しなくてはならない。そうしなければ、決してドラマは語れないのである

         われわれはいかに大衆の心を掴む努力をしなければいけないか、そしてお客様いかに喜ばせなければいけないかを考えていなくてはなりません。お金を払い、楽しみを求めて、ご入場なさるお客様に、その代償を持ち帰っていただかなければならない。

         お客様は、その意味で、絶対者の集まりなのです。天と地との間に、絶対者と呼べるもの、それは「神」であると私は教えられている。

         あれはたしか昭和三十六年の春ころ、ある地方都市学校体育館だった。

        司会の宮尾たかし君と対談の際にこんなやりとりがあった。

         「どうですか、三波座長お客様のこの熱気、嬉しいですね」

         「まったくです。僕はさっきから悔やんでいます

         「!?

         「こんないいところへ、何故もっと早く来なかったんたろう、と」

        ここで、お客様はどっと笑ってくれる。ここまでは、昨日通りの対談内容。

        すると、宮尾君はたたみかけて、

         

         「三波さんは、お客様をどう思いますか?」

         「うーむ、お客様神様だと思いますね」

        ウワーッと客席が歓声の津波!私ははっとしたが、宮尾君もびっくり。客席と私の顔を見比べて、

         

         「カミサマですか」

         「そうです」

         「なるほど、そう言われれば、お米を作る神様もいらっしゃるナスキュウリを作る神様も、織物を作る織姫様も、あそこには子供を抱いてる慈母観音様、なかにゃうるさい山の神・・・・・・

         客席はいっそうの笑いの渦。その翌日から毎日このパターンが続いて、どこもかしこも受けまくった。宮尾君は、お父さんが落語家であり、本人も研究熱心だから司会者としても一流。漫談うまい

         こうして、このやりとりを続けて全国を廻るうちに、レッツゴー三匹舞台を見て、おおいに流行らせたのである

        追記

        “翌日から毎日このパターンが続いて…”とありますが、三波と宮尾さんが自発的にしたのではなかったのです。山陰地方を廻るツアー中のこの出来事でしたが、”三波春夫が、お客様神様だと言う面白い場面があるよ”という評判がすぐに広まり、各地の主催者さんから「あの場面、必ずやって下さいねお客様も待っていらっしゃいますから」と言われ、連日この2人のトークの場面をやらなければならなくなった、というのが真相です。

        2022-08-06

        中学生の頃だったか、母にカルトセミナーに連れていかれた。

        少し前から母は「手をかざせば病気が治る。病院人間を薬漬けにして金を貪っている」と度々息巻いていた。その日は日曜日だったので家でゴロゴロしていると、突然「今からセミナーに連れていってあげる!」と外出を促された。


        「興味がないどころか普通に気色悪い、キモい宗教ぽいし。」と言うと、母は「宗教じゃない!!」などと烈火のごとく怒り出した。こちらも反抗期真っ盛りだったのでバチバチに言い争った。雌雄を決したのは母の「来ないなら今月お小遣い無しだから!!」発言だった。当然反論したが、バイトも出来ない中学生にとってお小遣い無しは非常に堪えるものだった。

        セミナー会場は民家と少し離れた山の麓にあった。中へ入ると広いホールがあり、他の参加者は50人ほどで老若男女様々だったが私が最年少だったように思う。まず分かったことは、この集まりは「新規信者獲得キャンペーン」ということだった。既存信者1名につき最低でも1人は知人を連れてこいというノルマだ。母は社交的な性格だったので友人は多いはずだが…。

        司会者挨拶が終わると、突如「では皆様、宇宙創造主天主様への祈りを捧げましょう」と言い出した。その後「我々の事をカルト宗教と呼ぶ人がいるが、それは全くの誤りです」と言っていた。次に壇上に男女5人ほどが上がり、「生まれつきのひどいアトピーハンドパワーで治った」「それまで何年も病院に通っていたのがバカみたいだった」「病気が治って運気も上がり良い会社就職できた」「家族の癌が治って家族仲も深まった」とそれぞれが笑顔で語ると会場全体が拍手に包まれた。

        セミナー開始前は「本当にパワーなんてあるの?」と不安げな様子の人たちも数人いたのだが、そんな空気は完全に消えていた。周りを見渡すと皆一様に笑顔で話に聞き入っていた。「何でも治るんだ!」「すごい!」と顔を見合わせて笑う人たちもいた。ああ皆洗脳されたんだ、とすぐに悟った。すぐにでも会場を飛び出したかったが、山の麓でバスもなく母の車でしか帰れない状態だった。そもそも会場を飛び出たら、信者たちに囲まれ、取って食われるのではないかという思いもあった。当時14、15の子供だった私にはこのセミナー会場が異世界や魔境のように思えた。私もしっかり心酔したように取り繕って、セミナーの終わりを待つより他には無かった。母がカルトにはまった理由が今なら分かる。兄が病弱で1年ほど入院していたことがある。それがちょうどこの頃だった。ちなみに70万円の受講料でハンドパワーを得られるそうだ。

        セミナーから約1年後、叔父が亡くなった。末弟で歳が10ほど離れており、世話焼きな母はそんな弟をとても可愛がっていたらしい。叔父はまだ若かったが、癌が見つかったときには相当進行していた。母は叔父の病室で手かざしを行い「癌はこれで治るのよ」と病室にいた叔父奥さんにも言ったようだ。当然そんなもの甲斐もなく叔父は亡くなった。奥さんは年も離れた義姉の奇行に何も言えなかったのだろう。葬式後、奥さん私たち(=叔父家系)とほぼ絶縁状態になった。それでも母は甥っ子(叔父の子)を不憫に思い、クリスマスには甥っ子宛にお菓子を送ったりしていたが一度も電話すらかかってこないと言う。

         

        今も母の洗脳は解けていないどころか、今度はコロナはただの風邪やら人類削減のための人工ウイルスやら支離滅裂な事を言っているが、もう私も疲れ果ててしまったので放置するより他には無い。最近は母が死んだら葬式には一体誰が来るのだろうかとふと考えてしまう。

        2022-08-03

        anond:20220803144307

        2代目スーパーサッカー司会者 徳永英明降板した時点でみんな知っておる

        この20年遅れ!

        anond:20220803144307

        2代目スーパーサッカー司会者 徳永英明降板した時点でみんな知っておる

        この20年遅れ!

        2022-07-20

        おいおい

        2022-07-12

        「もし二十年後に君の演奏を聴いたとしても、私はそれが君の演奏だと思い出せるだろう」


             ◇


         2019年5月モントリオール国際音楽コンクール主催するジュニア音楽家のためのコンサートが開かれた。

         その参加者の中に、一人の日本人少女の姿があった。

         名前村田夏帆、当時11である。小柄ながら卓越したヴァイオリンテクニックを有する彼女は、このコンサートでの演奏曲目をヴィヴァルディの『冬』としていた。コンサートの当日、疾走感と柔らかさを交互にもたらす複雑なメロディーは三楽章渡り、十分余り続いた。演奏が終わった時、彼女は微笑んでいた。

         熟練した室内楽オーケストラとの共演は、完全に成功を収めたのである

         演奏が終わると、司会者が壇上にやって来て、フランス語にて彼女演奏を讃えた。司会者を前に、恐らく村田夏帆フランス語を解してはいない様子ではあったが、真摯な表情で司会者言葉に向き合っていた。

         演奏を無事に終えた安心感と、そして異国の言葉で賛辞を向けられる緊張感。その二つをない交ぜに、彼女は生真面目な表情で司会者言葉に耳を傾けていた。

         そんな時である


        ピエールアモイヤルがいらっしゃっています

         と司会者が口にしたのである

         オーケストラの面々の表情が瞬時にして緊張感を帯びた。


         ピエールアモイヤルは、フランスヴァイオリン界における重鎮中の重鎮である

         伝説的なヴァイオリニストの一人と言っても良い。かの魔術的なヴァイオリニストであるハイフェッツが寵愛した唯一にして最高の弟子であった。

         壇上にいた何人もの音楽家たちが慌てて居ずまいを正し、貴賓席でゆっくりと立ち上がる初老男性に向けて視線を注ぐ。「本当にアモイヤルが来ているのか?」と言わんばかりに、椅子腰かけていた数人の音楽家が僅かに腰を上げて、会場の奥へと探るような眼差しを向けた。

         ただ一人、村田夏帆けがその緊張感を共有していなかった。彼女にとって、アモイヤルは音楽界の重鎮ではなく、単にチャーミングな笑みを浮かべた初老男性の一人である。とは言え、彼女は著名な音楽家の一人からコメントを受けるとあって、程よい緊張感を含んだ表情で男性へと視線を向けた。アモイヤルは微笑んでいた。

         アモイヤルはまず、オーケストラと小さなヴァイオリニストの素晴らしい演奏を讃えた。その後、彼はゆっくりとした英語少女に向かってメッセージを紡ぎ始めた。

        今日初めて君の演奏を聴いた」

         とアモイヤルは言うと、続けた。


        「もし20年経って君の演奏を聴いたとしても、あの時聴いた音だとすぐに思い出せるだろう。

         それがもっとも素晴らしい徴(しるしなのだ

         過去巨匠であるハイフェッツオイストラフミルシュタインがそうだった。そのくらいあなたの『声』はとてもユニークだ」


         会場から拍手と共に微笑が漏れた。それはアモイヤルの英語がお世辞にも上手ではなかったからかもしれない。あるいは、その賛辞が、コンクールで優秀な成績を収め続けているとは言え弱冠11歳の少女に述べるには、あまりに本格的に過ぎたからかもしれない。

         いずれにせよ、村田夏帆通訳女性の声を通し、アモイヤルの賛辞を聞き届けると、微笑みを浮かべた。

         そんなこんなで、モントリオールにて開かれたジュニア演奏家のためのコンサート成功裏にて幕を閉じ、彼女日本への帰国の途に就くこととなった。彼女は、学業の傍らヴァイオリン演奏し続ける忙しい日々へと舞い戻っていくことになる。彼女ヴァイオリニストとしての物語は、2022年の現在に至ってもまだ続いている。


             ◇


         客観的に言えば、この時の村田夏帆演奏には些かの粗もあったと言えよう。

         そのような感想を抱く音楽愛好家は決して少なくはないだろう。才能があるヴァイオリニストであるとは言え、やはり彼女11歳の女の子なのであり、十分なキャリアを積んで技量に磨きを掛けてきたベテランヴァイオリニストに比べれば、見劣りする部分は(多くはないにせよ)存在する。

         しかし、それと同時にアモイヤルの言葉は間違っていなかった。

         彼女演奏は、過去偉人たちと同様、独特の『声』を持っている。そのことも同時に明らかなのだ

         弦に当てる弓を僅かに傾け、切ないまでの叫びを上げるヴァイオリン

         その響きには、明らかに音楽に対する愛と、そして、時代を超えて人の耳を捉え、心の奥底に触れる繊細なタッチが同居している。その音を聴くことができる喜びは、時代を超え、人の心を超えていく。我々はそんな彼女の『声』を耳にできることをきっと喜ぶべきなのだろう。


        https://www.youtube.com/watch?v=lxTc7kLBbo4

        2022-07-11

        朝日新聞1970年以降の「統一教会」に関する記事タイトル一覧(東京

        1970/10/22 朝刊 1段 6頁 777組が国際集団結婚式 ソウル原理運動青年_韓国

        1975/1/23 朝刊 1段 22頁 親も知らぬうちに指名集団結婚式 信者二千人 近く韓国で やめさせて…父母訴え

        1975/1/23 朝刊 3段 22頁 信じねば親も悪魔…が教義 宗教評論家荒井氏の分析_統一教会原理運動

        1975/1/23 朝刊 6段 22頁 統一教会_統一教会原理運動

        1975/1/23 朝刊 8段 22頁 時間かけ納得へ努力_統一教会原理運動

        1975/1/27 朝刊 1段 22頁 「統一協会」の集団結婚騒ぎ 反対派の子弟が帰宅 説得で20人_統一教会原理運動

        1975/1/28 朝刊 4段 22頁 抗議はあっても 結婚式予定通り 統一教会スポークスマン

        1975/1/29 朝刊 8段 22頁 さらに十数人帰る_統一教会原理運動

        1975/2/4 朝刊 9段 18頁 日本人は800組 原理運動合同結婚式_統一協会原理運動

        1975/2/8 夕刊 1段 6頁 父母の反対押し切って 799組の日本人も 合同結婚式 ソウル

        1975/2/8 夕刊 7段 6頁 父母の会が抗議声明_統一協会原理運動

        1975/2/19 夕刊 1段 8頁 統一教会に 仏でも“嘆きの親”「盗まれた子返せ」300人が抗議の集会

        1975/12/7 朝刊 7段 22頁 統一教会燃える 墨田_火事

        1976/6/4 朝刊 7段 7頁 米国税庁が調査に乗り出した統一教会の 文鮮明牧師_ニュースの顔

        1976/6/21 朝刊 9段 7頁 文牧師、米の銀行支配? 議会政府調査要請へ_韓国

        1976/11/1 朝刊 9段 3頁 統一教会関係機関捜査中 米議会へのわいろ事件_韓国実業家の米議員買収事件

        1976/12/18 朝刊 9段 18頁 統一協会支持派が客を招き晩さん会_宗教

        1977/1/31 朝刊 1段 4頁 大学生「右向け右」 勢力急成長の原理研グループ 続々、独自学内新聞 賛同教授七百人握る

        1977/2/6 朝刊 4段 3頁 統一教会会社を手入れ 脱税韓国治安本部_統一教会

        1977/2/6 朝刊 9段 19頁 「原理被害者更生会」顧問 若い男女に襲われる 練馬_暴力・おどし

        1977/2/8 朝刊 1段 3頁 与野党の大物ねらい撃ち 解明進む、韓国の対米工作 贈り物や宴会攻勢 政財界ぐるみ 宗教からむ?

        1977/2/12 夕刊 3段 8頁 ジ・エンド「ティファニーで朝食」 ニューヨーク 統一教会ビル買収

        1977/2/15 朝刊 1段 18頁 統一教会 KCIAとの接触認める 見解発表「弾圧され理解得るため」

        1977/2/16 朝刊 9段 22頁 贈賄摘発 韓国統一教会会社_統一教会

        1977/2/22 朝刊 9段 7頁 韓国財団に流用の疑い_犯罪

        1977/2/23 朝刊 4段 4頁 統一教会の素顔 120カ国に200万人の勢力 反共理念、会員が献金

        1977/2/23 朝刊 9段 22頁 「KCIAが弾圧は誤り」統一教会訂正_統一教会

        1977/3/4 朝刊 9段 20頁 「統一教会系の集会に、北区教育長が激励文」 区議会共産党が追及

        1977/3/7 朝刊 7段 22頁 原理に泣く親心デモ_宗教

        1977/3/16 朝刊 1段 4頁 米の人権基準 韓国では疑問(李東元韓国外相)_世界の声

        1977/3/18 朝刊 7段 3頁 (4)反共複合体 話題まく統一教会 豊富資金多角経営_日韓不透明の構図

        1977/4/5 夕刊 1段 2頁 “共働関係”を追求 米議会調査 KCIAと統一教会

        1977/4/12 夕刊 9段 7頁 世界基督統一神霊協会本部員を傷害逮捕_宗教

        1977/4/19 朝刊 9段 22頁 原理運動被害で直訴_宗教

        1977/4/25 朝刊 9段 22頁 統一教会の178人に国外退去手続き 米移民局_統一教会

        1977/5/7 夕刊 5段 6頁 文鮮明氏を一時逮捕_統一教会

        1978/2/26 朝刊 10段 3頁 統一教会白人女性使い日本でも議会工作? 日韓疑惑橋本議員語る

        1978/3/16 朝刊 1段 3頁 KCIA、統一教会設立 「米韓関係報告書」を公表 米下院

        1978/3/17 朝刊 1段 3頁 日本でも食い込む 統一教会 27万人幅広い活動_下院国際関係

        1978/3/17 朝刊 5段 3頁 統一教会に関するCIAの秘密報告_下院国際関係

        1978/3/18 朝刊 10段 3頁 CIAは事実誤認 日本統一教会反論_下院国際関係

        1978/3/23 夕刊 1段 2頁 KCIAとの関係否定 米下院委 韓国文化自由財団理事長

        1978/4/16 朝刊 10段 3頁 国際文化財団援助の団体平和会議 七月に日本で_国際

        1978/5/19 朝刊 1段 22頁 統一教会がらみの映画仁川」 東宝製作に協力 労組などは強く反発

        1978/6/23 夕刊 1段 2頁 フレーザー委員長らを 統一教会提訴結社信仰自由侵害」 米議会、全面対決へ_下院国際関係小委(フレーザー委)

        1978/8/5 朝刊 5段 3頁 統一教会疑惑否定 文鮮明師の特別補佐役 朴氏記者会見

        1978/9/28 朝刊 1段 22頁 千六百組の合同婚約式 統一教会また実施

        1978/11/11 朝刊 2段 22頁 文鮮明師の入国拒否 成田入管_出入国査証

        1978/11/14 朝刊 6段 22頁 原理運動に厳しい目 「憂慮する会」スタート_宗教

        1979/5/19 朝刊 6段 22頁 統一教会集団婚約_米国

        1979/8/13 朝刊 10段 3頁 統一教会アフリカ進出 30数カ国に拠点_アフリカ

        1980/8/27 夕刊 1段 3頁 ある入信女性の軌跡 何が娘を変えたのか 独自価値観との出会い 宗教は受けざら役_検証

        1981/8/24 夕刊 3段 12原理運動 ブラジルでも問題化 未成年の参加禁止州も_ブラジル

        1982/5/19 夕刊 8段 10文鮮明師ら脱税有罪 ニューヨーク連邦地裁_裁判訴訟

        1982/7/12 朝刊 1段 4頁 変わる米社会の反応 統一教会の大合同結婚式_ルポ82

        1982/7/17 夕刊 9段 9頁 脱税懲役18月の判決 統一教会文鮮明_裁判訴訟

        1982/8/12 朝刊 10段 7頁 文鮮明師、国外退去は免れる_裁判訴訟

        1982/10/9 夕刊 1段 12統一教会 ソウルで“集団結婚”1万人 14日、日本から最多の3千組

        1982/10/12 朝刊 9段 4頁 (解説目的組織の強化 団結誇示し飛躍も_統一教会合同結婚式

        1982/10/15 夕刊 5段 18頁 六千組が集団挙式_統一教会合同結婚式

        1982/10/25 朝刊 7段 4頁 合同結婚若者たち_風車

        1983/10/17 夕刊 6段 2頁 正体不明中東紙「統一教会」が全面的支援 元記者告発_キプロス

        1983/10/22 朝刊 1段 3頁 夢か可能か「日韓トンネル」 九州釜山230キロ 進む調査 統一教会音頭取り_深層 しんそう 真相

        1983/12/12 夕刊 8段 15頁 「原理研」に入会した娘 引き戻した親は正当 徳島地裁判決_訴訟

        1983/12/30 朝刊 1段 18頁 統一教会を前幹部批判_NEWS三面

        1984/5/15 夕刊 1段 2頁 最高裁 文鮮明の上告却下_裁判訴訟

        1984/7/19 夕刊 8段 14頁 文鮮明収監 米地裁命令 停止申し立て却下_文鮮明師を収監

        1984/7/21 夕刊 8段 13頁 文鮮明師を収監へ_文鮮明師を収監

        1984/7/22 朝刊 1段 3頁 岐路に立つ統一教会 教祖収監_文鮮明師を収監

        1984/7/22 朝刊 1段 3頁 一層閉鎖的になるのか 世間常識に沿うのか_文鮮明師を収監

        1984/9/1 朝刊 3総 003ページ 02442文字 写真図表有 筑波大の国際関係学類 どこか偏った感じの教授陣(真相・深層)

        1984/11/27 夕刊 1総 001ページ 00330文字 韓国銃撃事件で中断の板門店ツアーを再開

        1984/11/28 夕刊 2社 018ページ 00772文字 FBI文鮮明師の側近誘拐韓国人6人を逮捕

        1984/12/10 夕刊 月曜ルポ 005ページ 03262文字 写真図表有 中止された筑波大学祭 企画表の提出、学生拒否し紛糾(ルポ´84)

        1985/4/9 朝刊 2社 022ページ 01850文字 アフリカ救援募金めぐり苦情 無届け・使途不明も 難民救援連絡会など指摘

        1985/5/20 夕刊 月曜ルポ 005ページ 01517文字 筑波大の学生処分深海流)

        1985/7/10 朝刊 3総 003ページ 02555文字 論議呼ぶ臨教審委員統一教会会議出席(深層・真相

        1985/10/23 朝刊 3総 003ページ 02228文字 写真図表有 法案成立狙い持久戦(国家秘密スパイ知る権利:1)

        1986/2/21 朝刊 解説 004ページ 02220文字 写真図表有 筑波大構想に転換の機運 次期学長福田体制批判

        1986/7/14 夕刊 月曜ルポ 007ページ 03196文字 写真図表有 若者に新オカルトブームルポ86)

        1986/7/23 朝刊 2社 022ページ 00390文字週刊ポスト訴訟統一教会側が敗訴 記事名誉棄損せず

        1986/9/3 朝刊 1社 023ページ 01477文字 国家秘密法制運動勝共連合スポンサー 政治資金報告書

        1986/10/7 朝刊 解説 004ページ 01064文字 写真図表有 国家秘密法案靖国問題(焦点再録 参院予算委・6日)

        1986/10/30 朝刊 解説 004ページ 00369文字 国際勝共連合(ことば)

        1986/11/25 朝刊 1総 001ページ 02153文字 国家機密法、増える反対議会 促進議決に目立つ議論不足

        1986/11/25 朝刊 特設ニュース面 011ページ 02709文字 写真図表有 勝共連合活動を支えている 国家秘密法・地方の動き実態調査

        1987/1/13 朝刊 解説 004ページ 02672文字 写真図表有 国際勝共連合の足取り 「国家秘密法」制定に照準

        1987/2/14 朝刊 1社 023ページ 00659文字 霊感商法被害連絡会

        1987/2/25 朝刊 1社 023ページ 01165文字 写真図表有 霊感商法、根は1つ? 10日間の被害訴え500件、20億円

        1987/3/6 朝刊 3総 003ページ 02186文字 写真図表有 被害深刻な霊感商法 救済の動き、全国に(時時刻刻

        1987/3/7 朝刊 2社 022ページ 00500文字 文芸春秋千葉会長秘密法促進懇を退会

        1987/3/17 朝刊 3総 003ページ 02310文字 写真図表有 「霊感商法」はこんな手口 典型的被害から(時時刻刻

        1987/3/20 朝刊 2社 022ページ 00589文字 霊感商法慰謝料を 札幌女性提訴 「洗脳され職失う」

        1987/4/2 朝刊 4社 025ページ 01472文字 秘密論議かすむ地方選 売上税花ざかり

        1987/5/6 夕刊 1総 001ページ 00580文字 写真図表有 本社に薬きょう・脅迫状が届く 朝日新聞記者殺傷事件

        1987/5/7 朝刊 1総 001ページ 00393文字 本社への脅迫状、阪神支局襲撃事件無関係 警視庁が断定

        1987/5/12 朝刊 1社 027ページ 01029文字 霊感商法をまた提訴組織行為と主張 被害救済弁護士

        1987/5/15 朝刊 特設ニュース面 027ページ 07818文字 写真図表有 衝撃…無言の銃弾 阪神支局襲撃事件、24時間ドキュメント

        1987/5/20 朝刊 2社 026ページ 00666文字合同結婚式中止を」と統一教会信者の親が法務省要望

        1987/5/29 朝刊 1社 031ページ 00442文字原理被害者の会に嫌がらせ電話殺到 代表職場辞表

        1987/6/5 朝刊 2社 030ページ 00535文字 霊感商法根絶も検討 被害防止で遠藤法相答弁 衆院

        1987/6/6 夕刊 1社 011ページ 01140文字 霊感商法批判したミニコミ発行人、撃たれけが 長崎

        1987/6/15 夕刊 2社 014ページ 00631文字 統一教会女性会員、フォーカス側に勝訴 間違い写真掲載

        1987/6/18 朝刊 2社 026ページ 00253文字統一教会の子供を返して」 広島山口の親も訴え

        1987/6/24 夕刊 1社 015ページ 00941文字 霊感商法千葉東京提訴 合わせて3400万円払え

        1987/6/27 朝刊 2社 030ページ 00328文字 原理研めぐり学生同士衝突 神奈川大

        1987/7/10 夕刊 1総 001ページ 00642文字行革精神貫く」 参院首相答弁

        1987/7/11 朝刊 解説 004ページ 01632文字 写真図表有 参院代表質問政府答弁要旨(10日) 佐藤昭夫氏 共産

        1987/7/26 朝刊 1社 031ページ 02589文字 写真図表有 霊感商法、各地で守る集会 国会議員が祝電、福田首相の名も

        1987/7/27 夕刊 らうんじ 003ページ 03523文字 写真図表有 「霊感商法」私はこう売った 元販売員霊能者16人の証言

        1987/7/29 朝刊 1社 027ページ 00582文字 霊感商法集会への議員の祝電、国会でも論議

        1987/8/20 夕刊 1社 015ページ 01344文字霊感商法」で統一教会など相手賠償請求調停申し立て

        1987/8/21 朝刊 2社 026ページ 00250文字霊感商法で訴えられ心外」 統一教会コメント

        1987/8/28 夕刊 1社 019ページ 00936文字 霊感商法卸元の警察訪問自民県議仲介 静岡

        1987/10/13 夕刊 2社 010ページ 00173文字 日本基督教団が原理問題相談

        1987/12/21 夕刊 2社 012ページ 00351文字 霊感商法被害、1年で157億円 対策弁連が集会で報告

        1988/1/20 夕刊 らうんじ 003ページ 02866文字 写真図表有 世界反共連盟“ワクル”の実態に迫る 米書ルポ日本語版発売

        1988/2/10 夕刊 2社 014ページ 00490文字 長崎弁護士会、いやがらせ電話は「人権侵害」と判断

        1988/2/29 朝刊 1社 027ページ 01458文字 写真図表有 霊石愛好会、宗教法人に変身 「天地正教」名乗る

        1988/3/1 朝刊 3総 003ページ 02652文字 写真図表有 巧妙化する霊感商法 霊能者研修で特訓(時時刻刻

        1988/3/19 朝刊 1総 001ページ 00144文字 統一教会用語

        1988/3/19 朝刊 1総 001ページ 01835文字 写真図表有 霊感商法背後に統一教会存在推認 日弁連販売網調べ意見書

        1988/3/19 朝刊 1社 031ページ 01415文字販売会社に多数のPermalink | 記事への反応(1) | 18:07

        2022-07-09

        統一教会安倍晋三自民党

        1968年1990年 自民党統一教会に密接な関係があった時代

        1968年 世界基督教統一神霊協会統一教会)の教祖文鮮明国際勝共連合設立

        1975年昭和50年)の東京都知事選挙では、朝鮮総聯の影響下にある朝鮮大学校を認可した当時の東京都知事美濃部亮吉の3選を阻むため、若いメンバーが大量に動員されたとされる[要出典]。

        また、1986年昭和61年7月衆参同日選挙では、150人の衆参両院候補応援自民、民社両党を中心に134人を当選させた、としている。同連合が発表した名簿には、松永光自民党スパイ防止法制定特別委員長)、森清箕輪登(当時の自民党衆議院議員)らが含まれていた。同連合機関紙思想新聞」によると、選挙後には、これらの各勝共推進議員一人ひとりに勝共理念研修を受けてもらったという。その結果、134人全員が勝共理念理解し、国会議員のそれぞれの地元でも勝共連合支部との関係が密接になった、と伝えている[16]。

        1986年の第38回、1990年平成2年)の第39回、1993年平成5年)の第40回と3回の衆議院議員総選挙出馬しいずれも落選した阿部令子[17] は、霊感商法霊能者役であり合同結婚式に参加した教会員渡辺美智雄秘書だったとされている[18]。1990年総選挙での自民党追加公認に関しては「公認渡辺(美智雄)氏らが強引に押し切った」[19] とされ、地元大阪府連の強い反発を受けた。なお、「霊感商法などで問題になっている統一教会との関係」が他党(共産党)のビラなどで指摘されているが、阿部本人は「支援は受けているが会員ではない」[20] と歯切れの悪い回答を残している。

        https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8B%9D%E5%85%B1%E9%80%A3%E5%90%88

        1990年保守界隈が統一教会距離を取った時代

        統一教会においては「天皇であろうが大臣であろうが、祝福(合同結婚式)を受けないと救われない」と教えられている。(中略)それにしても皇太子伝道師合同結婚式に出ることも「夢の様な話ですが、これは可能なこと」という文鮮明教祖発言について、「勝共文化人」と呼ばれてきた人たちは、どう答えるのだろうか。

        共産主義に対抗し、勝利することを使命として連帯してきた彼らは、多くの場合、熱烈な民族主義者でもあり、皇室崇拝論を展開してきた。勝共連合の背景にこんな「教え」があったことを知っていたのだろうか。

        92年の合同結婚式直前に、『産経新聞』(8月12日付)は、「私たちは〝国際合同結婚式〟を応援します」という意見広告掲載した。そこには大学教授評論家たち97人が名前を連ねた(もっと勝手名前を使われた人もいたが)。この広告を出したのは「国際合同結婚式を支持する学者文化人の会」。世話人には政治評論家細川隆一郎氏がいた。細川氏は、90年4月10日から13日までモスクワで開かれた世界言論会議文鮮明教祖主催)にも参加している。文教祖の発言について聞くと、こんな答えが戻ってきた。

        「まったく話になりません。論評する必要もなく、皇室侮辱するものです。(中略)こんなことを言うとは、失礼極まりない。余計なお世話もいいところです」

        ―『産経新聞』の意見広告は?

        あれは、桜田淳子さんの結婚おめでたい、とお祝いしただけですよ」

        (中略)

        勝共応援する会」の活動を熱心に行ってきた一人に木内信胤氏がいる。木内氏はこの会の会長を長年務めてきた。「勝共応援する会」とは、統一教会の友好団体である国際勝共連合応援する団体である

        この木内氏は、ソ連東欧の急変を目の当たりにして「我々応援する会としては、目得たく解散すべきものである」ということを、国際勝共連合名称変更とともに久保会長統一教会および国際勝共連合会長だった)に申し入れていた。ところが久保木氏からはっきりした返事だなかったため、木内氏は国際勝共連合と袂を分かった。その理由を木内氏はこう書いている。

        共産主義今日状態になつたにも拘らず、引き続いて『国際勝共連合』と関係もつといふことは、自然文鮮明という方の特殊宗教的活動片棒を担ぐことになる。そのことを私としては、厳密に避けたいと考へたからに他なりません〉(『私の宗教観』91年)

        (中略)

        木内氏は、問題文鮮明発言についてこう語っている。 「こういう発言無視すればいいんです。黙殺するのがいい。ああい人間とは議論すべきじゃありません。私はソ連がこうなる前に勝共連合はやめました。統一教会とも文鮮明ともとっくに縁を切っている。もう反共などという時代じゃないし、それよりも文鮮明がヘンテコリンな男であることも分かって縁を切りました」

        有田芳生 1997 「神の国」の崩壊(221-223頁)

        統一教会のこんな韓国中心主義に対して、民族派からの反発は強い。一水会木村三浩書記長は、統一教会会員が国会議員秘書になっていることをふくめてこう語る。

        統一教会阿部令子が渡辺美智雄の秘蔵っ子として登場して、自民党公認選挙に出た。当選には至らなかったけれど、自分たちが立ってだめだったら、まずは秘書として政権の中に入って、情報収集や懐柔をし、人脈や金脈を作っていこうというのではないですか。私たち統一協会批判するのは、天皇陛下の問題はもちろんですが、日本過去朝鮮侵略した誤りにつけこんで韓国中心を唱えるのは独善だということです。しかも、これが文鮮明の利害のためとくればなおさらです。私たちは、ここの統一教会員に対してはむしろ哀れぐらいに思っています。人に対してではなく、その教義さら贖罪意識に乗ったやり方に抗議しているんです」

        こういった批判は、一水会だけではない。戦前から右翼文鮮明久保木修己とも親しかった畑時夫の証言を聞こう。 畑に言わせれば、文鮮明は「宗教を軸にした国際的錬金師」だと言う。私たちの前で、ある統一教会幹部電話してくれた畑は、統一教会員が国会議員秘書にどれくらい入っているのかを聞いてくれた。その相手は「以前ほどではないが相当送り込んでいる」と答えている。

        勝共ということで日本政治家はだまされた。これが統一教会ということなら、政治家もこれほどまでは接近しなかっただろう」というのが、国会議員統一教会が浸透できた理由だと畑は見る。

        有田芳生 1992統一教会とは何か』(108-109頁)

        http://fb90wx.g1.xrea.com/k/to/lo/nseiji.html

        それは拉致問題などを行った北朝鮮経済的支援する統一教会問題であること、しか霊感商法などで日本公安当局から監視対象である団体である以上、面会を求められても会わないようにしている、というものだ。これはわたし安倍本人からいたこである総理への道を眼の前にした時期に、そうした方針を変えることなどありえない。今回の祝電も地元事務所判断安倍があずかり知らないところで送られたのが事実である統一教会からすれば、岸信介安倍晋太郎との深い関係から安倍晋三をも利用したいのだろう。しかし、霊感商法社会的批判されてからは、国会議員対応にも変化がある。

        安倍晋三は北朝鮮への強行姿勢ゆえに、祖父岸信介や父の安倍晋太郎が親密だった統一教会に対し、距離を置くだけではなく厳しい対応を取っているのである

        引用元安倍晋三と統一教会(1)~(4)

        http://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/12d4d733eaea2d590f8b73716ce042ab/

        http://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/37e6d95f53187d5d2f48ab8bdb281d81/

        http://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/695fe400235e6e5706874dc9a7e17167/

        http://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/1230584c94947653d0e01007c631dc13/

        統一教会日本の政治 http://fb90wx.g1.xrea.com/k/to/lo/nseiji.html

        近年 再び統一教会と近づく保守界隈

         霊感商法集団結婚などの被害が長く社会問題になっている旧統一協会世界平和統一家庭連合に改称)に関連する団体が開いた大規模集会安倍晋三前首相ビデオメッセージを贈り、「敬意を表します」などと演説していたことが17日までに分かりました。旧統一協会勧誘活動宣伝に利用することで新たな被害につながるおそれがあり、安倍氏の道義的責任が問われます

         安倍氏がビデオメッセージ演説したのは、旧統一協会系の天宙平和連合(UPF)が韓国の会場とオンラインで12日に開いた集会シンクタンク2022 希望前進大会」です。UPFは統一協会開祖である文鮮明(故人)と、その妻で現家庭連合総裁韓鶴子が2005年にニューヨークで創設したNGOです。

         同集会では、トランプ米国大統領に続いて左胸に議員バッジをつけた安倍氏が会場の大型スクリーンに映し出され、約5分間の演説しました。

         安倍氏は「演説の機会をいただいたことを光栄に思います」と述べ、次のような発言しました。

         「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争解決、とりわけ朝鮮半島の平和統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」。実質的トップの名をあげ、旧統一協会を称賛した形です。

         旧統一協会と一体の右翼団体勝共連合」は、ジェンダー平等を「社会における男女のあり方、そして家庭のあり方を根本から変えてしまおうという危険思想」としています

         安倍氏の演説の中で目立ったのは、旧統一協会思想にある家族観への共鳴です。

         安倍氏は「UPFの平和ビジョンにおいて、家庭の価値を強調する点を高く評価いたします」と褒め上げ、その上で「偏った価値観を社会革命運動として展開する動きに警戒しましょう」と呼びかけました。

         ジェンダー平等などを「偏った価値観」とみなし、個人尊重する社会を目指す運動非難するのは異様と言えますが、同集会司会者は「たいへん感動的な演説」と評価しました。

         本紙の取材にUPFジャパン東京都新宿区)は、米国のUPFインターナショナルと「ワシントン・タイムズ」(旧統一協会メディア)が安倍氏側にビデオメッセージを依頼したと説明しました。

        統一協会集会メッセージ/安倍首相総裁に敬意」/宣伝利用で霊感商法被害拡大の恐れ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-18/2021091815_01_0.html

        2022-07-05

        音痴じゃないけど下手ってことなのかな

        音痴と聞くとまず想像するのが「音程という概念がない」状態だろう。

        亜種として「リズム音痴」なんてのもある。

        しかし、音程リズム

        「正直、完璧にピッタリではないけど明らかに外れて聞こえるわけでもない」

        程度に合っていてなお、「えええ…」となる歌唱実在することを、最近思い知らされた。

        多分「アイドル的な売り方」に該当するであろう某女性グループが、同じような他の2グループと合同ライブをやったときのこと。

        内容的には、司会者ゲストも呼んで歌ありトークありミニゲームありコントありな「バラエティライブで見せる」系の催しだった。

        そんな中、彼女らが「2人ずつ2曲続けてお送りします」というプログラム差し掛かった。

        なんでも彼女らと同じ事務所の大先輩で、今やソロであちこち出張する程度に「こなれてきた」子の持ち歌をカバーしたらしい。

        2曲ともアップテンポで盛り上げる歌だったので、これはアツいと思った。

        ところが…終わってみれば盛り上がりどころか、盛り上げに向けての緊張感すら微塵もなく、結果こちらの盛り上がりたい気持ちが萎み、白けただけだったのだ!

        本当に「なんにもしていない」歌い方としか形容のしようがない。

        なんだか歌に全然興味ない若い女性が、義務感と付き合いだけで仕方なく歌うカラオケ想像してしまったというか。

        ぱっと見、熱心に歌っているのに、聞こえてくるのが「地声でのおしゃべりの音量を、ただ大きくしただけ」みたいな歌声だったので、本当に面食らった。

        これまでの自分経験だと、音程とかリズムだけ見ればこれよりもっと酷い、申し訳ないが聴いてて思わず吹き出すレベルだったり、あるいは聴くに堪えないような下手くそでも、曲を盛り上げ、感情を込めようとする気持ち普通に声に乗ってきていた。

        そんなこともあり、彼女らの歌い方はまさかの新種発見?という感じだった。

        ちなみにこういうこと書くと

        「どうせアイドルやってる奴なんて皆似たようなもんじゃん」とか言い出す人がいると思う。

        かに、本職のプロ歌手プロダンサーと比べても…というのは認める。

        しかしそれを前提にしても、少なくとも当日の他の2グループは明らかにちゃんと」人選してきていた。

        かたや歌上手い子、ダンス上手い子、自作曲を自分で歌うだけじゃなく「界隈」に提供している子が、歌もダンスもそこまで得意じゃない(でもトークイベント企画は上手な)リーダーをがっちりアシストしていた。

        かたやトークできるけど元々「歌って踊ること」に憧れたor歌とダンスで売ろうと腹をくくった本気系3人が、せめて歌だけでも伸ばそうと地道に練習している子をうまくカバー

        結果、歌とダンスの好印象はこの2グループに持っていかれたと言っていい。

        まあプログラムを振り返るに、上述のグループにとってこのライブでの歌はおまけで、トークとかのお笑い要素とルックスを押し出す形で出演したんだろう。

        そしてSNSでの反応を見る限り、何よりファンもそういう彼女らを「子猫ちゃん」的に可愛がってる人達に感じられたので、需要に対する供給マッチしていたようだ。

        2022-06-24

        母が参政党にハマってしまたかもしれない

        波動療法セミナー動画

        数ヶ月前のことだ。少し前から体を悪くして医者を探していた母が、面白い医者を見つけたがどう思うかとLINEYouTubeURLを送ってきた。動画再生すると画面の中で吉野敏明と名乗る人物が、科学と愛、そして波動について講演を始めた。

        波動と愛の話 吉野敏明先生8月1日講演会ダイジェスト - YouTube

        話は取り止めもないものだったが、概ねこんな内容だった。

        ……頭を抱えてしまった。

        吉野の講演の巧みさは、個々の事実が全て嘘というわけではないところだ。提示される断片的な事実には正しいものも少なくない。だが事実事実をつなぎ合わせる論理支離滅裂で、スピリチュアルな「波動」「メタトロン」「創造主」に繋がっていく。食品に関する危機感を煽るのも忘れない。

        いっぽうで吉野は講演中「ホースから流れる水に24Hzの周波数を聴かせると形が変わる」という動画引用している。以前ネットでバズって、私もどこかで見たことがある動画だ。「周波数不思議な力」をアピールする狙いだろう。しかし残念ながらこれはストロボ効果を利用したトリック映像だ。トリック原理ここ で読めるが、 こっちの動画の方がわかりやすいかもしれない。つまり原理的には車のCMホイールの回転が止まって見えるのと同じで、ホース振動カメラフレームレートが同期していれば周波数自体は何ヘルツでも良いし、肉眼では単に震えるホースから水がビチャビチャ放たれているようにしか見えないのだ。

        調べるとこの吉野なる人物波動療法を標榜する「誠敬会クリニック銀座」の院長であることは確からしいが、同HP掲載プロフィールによれば医大も出ておらず、歯科医師免許しかないようだ。講演内で自分の専門は再生医療で年間200症例のオペと紹介していたが、それは嘘らしい。

        参政

        さらに、どうやら吉野敏明は「参政党」なる政治団体の共同代表を務めているという。初めて聞く団体名だ。参政党は「神谷宗幣」「吉野敏明」「赤尾由美」「武田邦彦」「松田学」ら”ゴレンジャー”と呼ばれる中核メンバーからなる政治団体らしい。ホームページやその他周辺の主張を見ると、若者向けを装ってはいるが「日本人のための」「天皇を中心とした」「歴史認識」を訴えており、思想的には極右に近い。

        赤尾由美は大日本愛国党党首の姪で、先程のセミナー動画配信していた「株式会社Amour」のYouTubeチャンネルに頻繁に出演している。この会社は『日本の文化「和」の心の継承をめざす』と銘打ち、Webデザイン映像制作とともに和の心系スピイベントの開催や祈祷済みの塩などグッズの販売ビジネスを展開しているようだ。他にも放射能デマワクチンデマで有名な武田邦彦が参画している。なるほど、どうやら参政党はスピリチュアル愛国陰謀論を基盤に国政政党を目指す政治団体らしい。吉野敏明は支持者からよしりん」と呼ばれ親しまれているらしい。よしりん…。

        吉野敏明周辺をもう少し掘ったところ、吉野は「メタトロン」の他にも新型コロナに効くという「シオンテクノロジー」という水を、「新型コロナウイルス対策はこれだ! シオンテクノロジー不活性化」と題して「世界日報」web誌上およびYouTubeViewpoint公式チャンネル「国益ネット放送局パトリオットTV」上で宣伝していた。こちらも内容はめちゃくちゃで、ノイズキャンセリングで使われる逆位相原理医学に応用して、コロナウイルスに量子力学的に「シグナル」を与えて不活性化するのだそうだ。

        この動画の中でも、司会者から今日も手術をされたんですか?」と問われた吉野は「さっきまでしてました」などと答えている。お前ただの歯医者だろ。ちなみにこの司会者は元・自由民主党政務調査会調査役の田村重信である

        ところで世界日報の発行母体統一教会で、Viewpoint世界日報社が運営している。とすれば吉野統一教会と繋がっているのだろうか?それはわからない。出演も一度きりのようだ。しかし「メタトロン」とはユダヤ教キリスト教イスラム教における天使の名であるシオンテクノロジーシオンとは、いうまでもなくキリスト教における神の御国という意味だ。朝鮮キリスト教起源とする統一教会との関連性が強く想起される。

        では、その吉野が共同代表を務める参政党は統一教会フロントなのだろうか?その点もはっきりはしない。参政事務局長である神谷宗幣は彼自身についての統一教会森友学園ネットワークビジネスへの関与の疑惑についていずれも否定するブログ記事公表している。ちなみにその記事ので神谷は「参政党の党員の中には信仰を持った者がいるかもしれないが、個人自由から特に問題はないと考えている」と、党員と教団の繋がりについては事実上認めている。これらについての判断は読者に委ねたい。

        ともかく、母には他にもっと信頼できる医師を探した方がよいと忠告した。

        参院選

        それから数ヶ月経ち、参議院選挙が始まった。気掛かりなことがある。実家に帰ると、母がスマホで熱心に「神谷さん(神谷宗幣)」の動画を見ているのだ。一度目と二度目のコロナワクチンはなんとか厚労省データで説得して受けさせたが、三度目のワクチンはなんだかんだと理由をつけて拒否している。やたらと食品添加物を気にし始めた。今回の参院選では、参政党は全国全ての選挙区候補者を配置して国政政党を狙っているようだ。アンケートではNHK党に迫る支持を集めている。彼女参政党に票を投じるのではないか。もちろんそれは自由だし結構なのだが…スピリチュアル愛国が融合した国政政党が登場し、私の周囲でじわり浸透してきているという事実に、私は暗澹たる気持ちになった。

        そもそも母が吉野を知ったのは他の女性親族からLINEで勧められたことがきっかけだ。恥ずかしながら二人とも以前から、いわゆる「スマホYouTubeネトウヨになってしまった親」というやつだ。似たような中高年はここ数年急増していると聞く。さらに母はお察しの通り頭も悪いが、むかしかストレス耐性が低い。ここ数年は不景気煽りで父の稼ぎも芳しくなく、経済的不安感情コントロールできなくなることもしばしばだ。

        おそらく、そのような中高年はありふれているだろう。私が心配しているのはそこだ。失われた30年でこの国は緩やかにしかし確実に没落に向かってきた。一億総中流社会はとっくに崩壊し、自己責任の名の下に社会保障は切り崩され、蓄えのない親世代不安はかつてなく高まっている。

        そんな彼らの目に、YouTube供給される、ありのまま自分存在肯定してくれる「愛国」と「スピリチュアル」という癒しや、心地よい陰謀論はどう映るだろうか。魅了され、その幻想に取り込まれしまうのではないか。「愛国」の暴走はすでに相次ぐヘイトクライムという形で現実のものとなりつつある。人口でも投票率でも優位に立つ中高年がその幻想に取り憑かれたら…。そのときこの国はどうなってしまうのだろうか。

        …それでは聞いてください。『参政マーチ』(作詞作曲吉田敏明

        https://www.youtube.com/watch?v=8Cj_9tTnipY

        イチ、ニ、参政党!

        イチ、ニ、参政党!

        イチ、ニ、参政党!

        参政党!DIY!(繰り返し)

        ぼーくらは うまれてきた

        みーんな何かをするために

        この世にいらない人なんていない

        みーんな 必要な 人なんだ

        生きるって すばらしい

        心って すばらしい

        しーあわせを しらないまま 終わるなんていやだよ

        ゆーたかさを しらないまま 終わるなんていやだー

        なかったら 諦めずにつくるんだー

        さあ、Do it yourself!サーンセイトー

        俺が考えたフラッシュモブ

        清水寺舞台

        欄干に川鵜が一羽、とまっている。

        司会者安住紳一郎希望)が、川鵜に近づいて、マイクを前に差し出して、「カワウ?」と聞くと、川鵜はそれには答えず、舞台の下からたくさんの「ソー!」という叫び声とともに数百匹のカワウソが飛び出てきて、舞台に飛び乗り、ミュージックスタート! 川鵜もいつの間にか大群となり空を舞い踊り、カワウソの群舞とともにヒートアップ

        恐れおののく安住アナを尻目に、一曲踊り終えると、もはや川鵜もカワウソも去り、舞台には気配もない。

        以上。

        2022-06-22

        芸能人のウケ狙い食レポが嫌い

        バラエティ番組で、農家漁業企業、家庭などの素人が協力して

        食事商品提供してくれてるのに、

        『ではスタジオの○○さん、お召し上がり下さ〜い』

        って言われてから感想言う7〜20秒くらいの間に

        感想わずにウケ狙う流れが大っ嫌い。

        美味しいの一言が言えないのか?

        ていうかそれ提供してくれた人目の前に居てもそんな失礼な事できんの?

        テレビなんて結局は視聴者一般人へのインタビューとかアンケートで成り立ってるのに

        業界人向けの反応が多すぎて不快。PやD、司会者のの喜ぶ反応狙ってるのはわかるけど。

        2022-06-18

        立花孝志さんサイレントインベージョンについて語ってたな

        司会者中国人女性が焦ってた

        なかなか本筋に突っ込んでいくゲリラスタイルでいいと思った

        2022-04-29

        モンティホール問題

        3億個の扉のうち、当たりの扉は一つだけ。残りの299999999個の扉は外れです。

        あなたはある扉を選択したところ、司会者のそれ以外の299999999個の扉のうち299999998個の扉を開き、それらが外れであることを示しました。

        ここで「最初選択した扉」と「残っている開けられていない扉」、どちらが当たりの扉である確率が高いでしょうか?

        2022-04-09

        結局ウィル選択肢は何がベストだったのか

        1. あのとき大人対応で笑ってすませて、あとから訴訟

        2. あのときFワード司会者糾弾しつつ、あとでも訴訟

        3. TVを巻き込んで後から司会者奥さん謝罪させる場を設ける

        3.あたりじゃねーかなー

        2022-04-04

        anond:20220331222547

        まさにこの理屈で「男(の性欲、性犯罪)と戦う女は男化する」んだけどそれはもう日本どころか文明先進国全部の病だとおもう

        ウィル・スミスの件も欧米人曰く「なんで奥さんがくだらない性差別ジョークをいう司会者自分で殴らなかったんだ」だって

        全員ゴリラ

        2022-03-30

        いじめっこを殴るウィル・スミスは称賛されるか

        いじめられっこを(言葉暴力で)殴るいじめっこは称賛されるか

        女性おちょくる司会者は称賛されるか

        ログイン ユーザー登録
        ようこそ ゲスト さん